JP2000224763A - 多灯ランプ負荷監視装置 - Google Patents

多灯ランプ負荷監視装置

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JP2000224763A
JP2000224763A JP2214399A JP2214399A JP2000224763A JP 2000224763 A JP2000224763 A JP 2000224763A JP 2214399 A JP2214399 A JP 2214399A JP 2214399 A JP2214399 A JP 2214399A JP 2000224763 A JP2000224763 A JP 2000224763A
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lamp
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Akira Baba
晃 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センス抵抗のばらつきを補正するための調整
を必要としない多灯ランプ負荷監視装置を提供する。 【解決手段】 断芯検出手段9が、車載バッテリ1から
の電源を半導体スイッチ手段7のオン抵抗と多灯ランプ
負荷3の並列合成抵抗とで分圧した電圧であるオンして
いるときの半導体スイッチ手段7と多灯ランプ負荷3と
の接続点の電圧が第1の所定値を超えたとき所定数のラ
ンプ負荷が断芯していることを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多灯ランプ負荷監視
装置に係わり、特に、半導体スイッチ手段のオンにより
車載バッテリから電源供給されて点灯される並列に接続
された多灯ランプ負荷の断芯を検出する断芯検出手段を
有する多灯ランプ負荷監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多灯ランプ負荷監視装置
の一例として、図5に示されるようなものが知られてい
る。同図において、並列に接続された4つのランプ負荷
3a、3b、3c及び3dを有する多灯ランプ負荷部3
には、MOSFET2とセンス抵抗Rsとを介して車載
バッテリ1からの電源が供給される。このMOSFET
2のオンオフは、ランプ点灯スイッチ(図示せず)から
の制御信号S1により制御されるドライバ4によって行
われる。
【0003】また、断芯検出部5は、上述したランプ負
荷3a〜3dの内、所定数のランプ負荷の断芯を検出す
るためのものであり、基準電圧発生部5a−1と、コン
パレータ5a−2と、トランジスタ5a−3及び5a−
5と、インバータ5a−4とを有す。基準電圧発生部5
a−1は、車載バッテリ1からの電源に基づき基準電圧
Vrefを発生し、該基準電圧refをコンパレータ5
a−2の−入力端に入力する。コンパレータ5a−2の
+入力端には、センス抵抗Rsを介して多灯ランプ負荷
部3に流れる電流による電圧降下に応じたセンス抵抗R
sの両端に得られる電圧を抵抗R1及び調整抵抗R2で
分圧した電圧V1が入力されている。
【0004】そしてこのコンパレータ5a−2は、電圧
V1が基準電圧Vref以下になったときHレベルの制
御信号S2をコレクタ端子が車載バッテリ1にエミッタ
端子が出力端子Voutにそれぞれ接続されているトラ
ンジスタ5a−3のベース端子に出力する。また、制御
信号S2は、エミッタ端子が接地され、コレクタ端子が
出力端子Voutと接続されているトランジスタ5a−
5のベース端子にインバータ5a−4を介して出力され
る。
【0005】上述した構成の多灯ランプ負荷監視装置に
おいては、ランプ点灯スイッチ(図示せず)からHレベ
ルの制御信号S1が出力されると、ドライバ4はMOS
FET2をオンする。MOSFET2がオンすると、オ
ンしたMOSFET2を通じて多灯ランプ負荷部3に車
載バッテリ1からの電源が供給されると共に、ランプ負
荷3a〜3dは点灯する。MOSFET2がオンする
と、コンパレータ5a−2の+入力端には、センス抵抗
Rsを介して多灯ランプ負荷部3に流れる電流による電
圧降下に応じたセンス抵抗Rsの両端に得られる電圧を
抵抗R1と調整抵抗R2とで分圧した電圧V1が入力さ
れる。
【0006】MOSFET2がオン状態のままで、次に
4つのランプ負荷3a〜3dの内、所定数のランプ負荷
が断芯すると、多灯ランプ負荷部3の合成負荷抵抗が増
加するので、センス抵抗Rsを介して多灯ランプ負荷部
3に流れる電流は減少する。センス抵抗Rsを介して多
灯ランプ負荷部3に流れる電流が減少すると、センス抵
抗Rsの両端の電圧が減少するので、センス抵抗Rsの
両端電圧を抵抗R1と調整抵抗R2とで分圧した電圧V
1も減少する。
【0007】このため、基準電圧発生部5a−1から発
生する基準電圧Vrefの値を、断芯していないときの
電圧V1より小さく、かつ、所定数のランプ負荷の断芯
したときの電圧V1より大きくなるように設定すれば、
断芯が生じていないとき電圧V1は、基準電圧Vref
以上になっているので、コンパレータ5a−2の出力は
Lレベルとなる。コンパレータ5a−2の出力がLレベ
ルになると、トランジスタ5a−3はオフになると共
に、インバータ5a−4がHレベルの反転信号S3を出
力してトランジスタ5a−5をオンにするので、出力端
子Voutは接地され0Vを示す。
【0008】また、所定数のランプ負荷が断芯すると上
述したように電圧V1は減少し、基準電圧Vref以下
になるので、コンパレータ5a−2からHレベルの制御
信号S2が出力される。コンパレータ5a−2からHレ
ベルの制御信号S2が出力されると、トランジスタ5a
−3はオンになると共に、インバータ5a−4の出力が
Lレベルとなりトランジスタ5a−5がオフとなるの
で、出力端子Voutは車載バッテリ1と接続されバッ
テリ電圧を示す。
【0009】従って、上述した多灯ランプ負荷監視装置
において、出力端子Voutが0Vのときは多灯ランプ
負荷部3に断芯がないと判断することができ、出力端子
Voutがバッテリ電圧のときは所定数のランプ負荷に
断芯が生じていると判断することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来回
路では、車載バッテリ1と多灯ランプ負荷部3との間に
センス抵抗Rsが挿入されているので、センス抵抗Rs
には多灯ランプ負荷部3に流す大きな電流を流す必要が
あり、外付けの抵抗を使用しなければならない。このた
め、ロット間においてわずかに抵抗値のばらつきが生じ
てしまう。例えば、センス抵抗Rsの抵抗値が基準値よ
り大きい方向にばらついた場合、センス抵抗Rsの両端
に得られる電圧が増加し、所定数のランプ負荷に断芯が
生じても電圧V1が基準電圧Vrefを超えずに断芯を
検出できない。また、センス抵抗Rsの抵抗値が基準値
より小さい方向にばらついた場合、センス抵抗Rsの両
端に得られる電圧が減少し、所定数以下のランプ負荷の
断芯であっても電圧V1が基準電圧Vrefを超えて断
芯を検出してしまう。いづれの場合にしても、センス抵
抗Rsの抵抗値がばらつくと正確に所定数のランプ負荷
の断芯を検出することができない。そこで、従来では調
整抵抗R2によって電圧V1を調整し、センス抵抗Rs
のロット間のバラツキを補正することによって、所定数
のランプ負荷の断芯を正確に検出できるようにしてい
た。
【0011】しかし、この調整抵抗R2は量産性を考え
た場合、ハイブリッド実装のトリミング技術を用いなけ
ればならず、実装部品の構成としてMOSFET、ハイ
ブリッド基板、その他の周辺回路構成部品となり、大き
な実装面積を必要とするという問題があった。また、調
整抵抗R2の調整に手間がかかるという問題もあった。
【0012】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、センス抵抗のばらつきを補正するための調整を
必要としない多灯ランプ負荷監視装置を提供することを
課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、半導体スイッチ手段
のオンにより車載バッテリから電源供給されて点灯され
る並列に接続された多灯ランプ負荷の断芯を検出する断
芯検出手段を有する多灯ランプ負荷監視装置において、
前記断芯検出手段が、オンしているときの半導体スイッ
チ手段と前記多灯ランプ負荷との接続点の電圧と、第1
の所定電圧とを比較し前記接続点の電圧が第1の所定電
圧を超えたとき所定数のランプ負荷が断芯していること
を検出することを特徴とする多灯ランプ負荷監視装置に
存する。
【0014】請求項1記載の発明によれば、断芯検出手
段が、車載バッテリからの電源を半導体スイッチ手段の
オン抵抗と多灯ランプ負荷の並列合成抵抗とで分圧した
電圧であるオンしているときの半導体スイッチ手段とラ
ンプ負荷との接続点の電圧と、第1の所定電圧とを比較
し接続点の電圧が第1の所定電圧を超えたとき所定数の
ランプ負荷が断芯していることを検出するので、所定数
のランプ負荷の断芯による多灯ランプ負荷の並列合成抵
抗の増加に応じた半導体スイッチ手段とランプ負荷との
接続点の電圧に基づいて断芯を検出することによって、
ロット間において抵抗値のバラツキを生じる外付けのセ
ンス抵抗を必要としない。
【0015】請求項2記載の発明は、前記断芯検出手段
は、前記所定数に応じ、前記第1の所定電圧を設定する
断芯数設定手段を有することを特徴とする請求項1記載
の多灯ランプ負荷監視装置に存する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、断芯検出手
段の有する断芯数設定手段が所定数に応じ、第1の所定
電圧を設定するので、断芯数設定手段により所定数を自
由に設定することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、前記半導体スイッ
チ手段は、並列に接続され同時にオンオフ制御される複
数の半導体スイッチからなることを特徴とする請求項1
又は2記載の多灯ランプ負荷監視装置に存する。
【0018】請求項3記載の発明によれば、半導体スイ
ッチ手段が、並列に接続され同時にオンオフ制御される
複数の半導体スイッチからなることので、複数の半導体
スイッチを並列に接続することにより、半導体スイッチ
手段のオン抵抗を小さくすることができる。
【0019】請求項4記載の発明は、前記半導体スイッ
チ手段は、第1のソース端子と、該第1のソース端子に
流れる電流に応じた小電流が流れる第2のソース端子と
を有するMOSトランジスタスイッチからなり、前記第
2のソース端子に流れる小電流を流すセンス抵抗と、前
記センス抵抗の両端に得られる電圧が第2の所定電圧を
超えたとき前記MOSトランジスタスイッチに過電流が
流れていることを検出する過電流検出手段とをさらに備
えたことを特徴とする請求項1又は2記載の多灯ランプ
負荷監視装置に存する。
【0020】請求項4記載の発明によれば、半導体スイ
ッチ手段が第1のソース端子と、第1のソース端子に流
れる電流に応じた小電流が流れる第2のソース端子を有
するMOSトランジスタスイッチからなり、過電流検出
手段が半導体スイッチ手段であるMOSトランジスタス
イッチの第2のソース端子に流れる小電流を流すセンス
抵抗の両端に得られる電圧が第2の所定電圧を超えたと
きトランジスタスイッチに過電流が流れていることを検
出するので、MOSトランジスタスイッチの第2のソー
ス端子に流れる小電流を流すセンス抵抗の両端の電圧に
基づいて過電流を検出することにより、車載バッテリと
多灯ランプ負荷との間に電流を検出するためのセンス抵
抗を挿入することなく過電流を検出することができる。
また、センス抵抗には第2のソース端子に流れる小電流
が流れるので、センス抵抗に流す電流を小さくすること
ができる。
【0021】請求項5記載の発明は、前記半導体スイッ
チ手段は、第1のソース端子と、該第1のソース端子に
流れる電流に応じた小電流が流れる第2のソース端子と
を有する複数のMOSトランジスタスイッチからなり、
前記複数のMOSトランジスタスイッチは、前記第1の
ソース端子、前記第2のソース端子、ドレイン端子及び
ゲート端子同士が相互接続され、前記複数のMOSトラ
ンジスタスイッチの相互接続された前記第2のソース端
子に流れる小電流を流すセンス抵抗と、前記センス抵抗
の両端に得られる電圧が第2の所定電圧を超えたとき前
記複数のMOSトランジスタスイッチに過電流が流れて
いることを検出する過電流検出手段とをさらに備えたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の多灯ランプ負荷監
視装置に存する。
【0022】請求項5記載の発明によれば、半導体スイ
ッチ手段である第1のソース端子と、該第1のソース端
子に流れる電流に応じた小電流が流れる第2のソース端
子とを有する複数のMOSトランジスタスイッチの第1
のソース端子、第2のソース端子、ドレイン端子及びゲ
ート端子同士が相互接続され、過電流検出手段が相互接
続された複数のMOSトランジスタスイッチの第2のソ
ース端子に流れる小電流を流すセンス抵抗の両端に得ら
れる電圧が第2の所定電圧を超えたとき複数のMOSト
ランジスタスイッチに過電流が流れていることを検出す
るので、相互接続されたMOSトランジスタスイッチの
第2のソース端子に流れる小電流を流すセンス抵抗の両
端の電圧に基づいて過電流を検出することにより、車載
バッテリと多灯ランプ負荷との間に電流を検出するため
のセンス抵抗を挿入することなく過電流を検出すること
ができる。また、複数のMOSトランジスタスイッチの
第1のソース端子、ドレイン端子及びゲート端子同士を
相互接続して、並列に接続することにより、半導体スイ
ッチ手段のオン抵抗を小さくすることができる。さら
に、センス抵抗には相互接続したMOSトランジスタス
イッチの第2のソース端子に流れる小電流が流れるの
で、センス抵抗に流す電流を小さくすることができる。
【0023】請求項6記載の発明は、前記過電流検出手
段は、前記第2の所定電圧を変更する過電流変更手段を
有することを特徴とする請求項4又は5記載の多灯ラン
プ負荷監視装置に存する。
【0024】請求項6記載の発明によれば、過電流検出
手段が有する過電流変更手段が第2の所定値を変更する
ので、過電流変更手段により第2の所定電圧に変更する
ことにより、MOSトランジスタの定格電流に応じた過
電流を検出することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による多灯ランプ
負荷監視装置を組み込んだ監視保護装置を示す回路図で
ある。同図において、図5について上述した従来の多灯
ランプ負荷監視装置と同等の部分には同一符号を付して
その詳細な説明を省略する。車載バッテリ1から印加さ
れた電源電圧VBは、半導体スイッチ手段としてのMO
SFET部7を介して多灯ランプ負荷部3の各ランプ負
荷3a〜3dに供給される。このMOSFET部7は、
第1のソース端子と、該第1のソース端子に流れる電流
に応じた小電流が流れる第2のソース端子とを有する半
導体スイッチ及びMOSトランジスタスイッチとしての
MOSFET7a、7b、7c及び7dからなる。MO
SFET7a、7b、7c及び7dは、各々の第1のソ
ース端子、第2のソース端子、ドレイン端子及びゲート
端子同士が相互接続されている。
【0026】上述したMOSFET7a〜7dの相互接
続された第1のソース端子の電圧Vtは断芯検出手段と
しての断芯検出部9に入力される。断芯検出部9は、入
力された電圧Vtに基づき各々のMOSFET7a〜7
dの第1のソース端子とランプ負荷3a〜3dの間に設
けられたスイッチ(図示せず)がオフ状態とされるなど
の理由による所定数のランプ負荷の断芯を検出して、H
レベルの断芯検出信号S6を断芯検出端子Aに出力す
る。また、MOSFET7a〜7dの相互接続された第
2のソース端子に流れる小電流I0は過電流検出手段と
しての過電流検出部10に入力され、過電流検出部10
は、小電流I0に基づきMOSFET7a〜7dに流れ
る過電流を検出して過電流検出信号S7を過電流検出端
子B及びゲートドライブ部14に出力する。
【0027】また、MOSFET部7の近傍にはMOS
FET7a〜7dの雰囲気温度に応じて抵抗値が変化す
る縦続接続されたダイオードからなる温度検出素子11
aが設けられ、温度検出素子11aの抵抗値に応じた両
端電圧は過熱検出部11に出力される。過熱検出部11
は、温度検出素子11aの両端電圧に基づいてMOSF
ET7a〜7dの過熱を検出してHレベルの過熱検出信
号S8をラッチ部12に出力する。ラッチ部12は、過
熱検出部11がHレベルの過熱検出信号S8を検出する
と多灯ランプ負荷部3のランプ点灯スイッチ(図示せ
ず)からの制御信号S5が一旦オフになって再び出力さ
れるまでHレベルの出力を保持する過熱遮断信号S9を
ゲートドライブ部14に出力する。
【0028】また、ゲートドライブ部14には、方形波
パルスを発振する発振部13a及びこの方形波パルスを
用いて電源電圧VBの電圧を昇圧する昇圧部13bを有
するチャージポンプ13が形成した駆動電圧Vgが入力
される。このゲートドライブ部14は、過電流検出部1
0の過電流検出信号S7、制御信号S5及びラッチ部1
2からの過熱遮断信号S9に基づきMOSFET7a〜
7dの相互接続されたゲート端子に駆動電圧Vgを供給
することによりMOSFET7a〜7dを同時にオンオ
フ制御する。
【0029】以上概略で説明した断芯検出部9、過電流
検出部10及び過熱検出部11の構成の詳細を図2の回
路図を参照して以下説明する。断芯検出部9を示す図2
(a)において、コンパレータ9aは+入力端に基準電
圧発生部9bにより発生した基準電圧Vref1が入力
され、−入力端にMOSFET7a〜7dの相互接続し
た第1のソース端子の電圧、つまり、MOSFET部7
と多灯ランプ負荷部3との接続点の電圧Vtが入力され
る。従ってコンパレータ9aは、電圧Vtが基準電圧V
ref1を超えるとHレベルの断芯検出信号S6を断芯
検出端子Aに出力し、断芯を検出する。
【0030】上述した構成の断芯検出部9において、M
OSFET7a〜7dがオンすると、コンパレータ9a
の−入力端には、車載バッテリ1からの電源電圧VBを
MOSFET7a〜7dのオン抵抗の並列合成抵抗と多
灯ランプ負荷部3の並列合成抵抗とで分圧した電圧であ
るMOSFET部7と多灯ランプ負荷部3の接続点の電
圧Vtが入力される。
【0031】MOSFET7a〜7dがオンのままで、
次に4つのランプ負荷3a〜3dの内、所定数のランプ
負荷が断芯すると、多灯ランプ負荷部3の合成負荷抵抗
が増加するので、MOSFET7a〜7dと多灯ランプ
負荷部3との接続点の電圧Vtは増加する。このため、
基準電圧発生部9bから発生する基準電圧Vref1の
値を断芯していないときの電圧Vtより大きく、かつ、
所定数のランプ負荷の断芯したときの電圧Vtより小さ
くなるように設定すれば、断芯が生じていないとき電圧
V1は基準電圧Vref1以下になるので、コンパレー
タ9aの出力はLレベルとなる。また、所定数のランプ
負荷が断芯すると上述したように電圧Vtは増加し、基
準電圧Vref1以上になるので、コンパレータ9aか
らはHレベルの断芯検出信号S6が出力される。
【0032】上述したように所定数のランプ負荷の断芯
による多灯ランプ負荷部3の並列合成抵抗の増加に応じ
たMOSFET部7と多灯ランプ負荷部3との接続点の
電圧Vtに基づいて断芯を検出することによって、ロッ
ト間において抵抗値のばらつきを生じる外付けのセンス
抵抗を必要としないので、センス抵抗のばらつきを補正
するための調整を必要としない。
【0033】また、上記した基準電圧発生部9bは、車
載バッテリ1からの電源電圧VBを抵抗R5と抵抗R6
とで分圧することにより、基準電圧Vref1を発生す
る。この抵抗R5には、トランジスタTr1を介して抵
抗R7が、トランジスタTr2を介して抵抗R8がそれ
ぞれ並列に接続されている。このトランジスタTr1及
びTr2は、断芯数設定手段としての断芯数設定端子9
b−1、9b−2から得られる所定数に応じた基準電圧
Vref1を設定するための操作スイッチ(図示せず)
によりオンオフされる。例えば、操作スイッチを断芯数
設定端子9b−1、9b−2を両方ともHレベルになる
よう操作すれば、トランジスタTr1及びTr2がオン
して基準電圧Vref1は、電源電圧VBを抵抗R5、
R7及びR8の並列合成抵抗と抵抗R6とで分圧した値
となる。つまり、基準電圧発生部9bは、トランジスタ
Tr1及びTr2のオンオフにより基準電圧Vref1
の値を切り替える。
【0034】電圧Vtは、断芯数の増加に応じて増加す
るので、所定数を増やしたい場合は基準電圧Vref1
を増加させ、所定数を減らしたい場合は基準電圧Vre
f1を減少させればよい。このため、R5とR7とR8
の並列合成抵抗<R5とR7の並列合成抵抗<R5とR
8の並列合成抵抗のとき、上述した操作スイッチの操作
は、図3に示すように4つのランプ負荷3a〜3dの
内、1灯のランプ負荷の断芯を検出したい場合、断芯数
設定端子9b−1、9b−2を両方ともHレベルに、2
灯のランプ負荷の断芯を検出したい場合は断芯数設定端
子9b−1をLレベル、断芯数設定端子9b−2をHレ
ベルに、3灯のランプ負荷の断芯を検出したい場合は断
芯数設定端子9b−1をHレベル、断芯数設定端子9b
−2をLレベルになるよう行えばよい。従って、断芯検
出部9は、操作スイッチにより設定した所定数のランプ
負荷が断芯状態になったとき断芯を検出する。上述した
ように断芯数設定端子9b−1、9b−2により所定数
を自由に設定することができるので、汎用性の広くする
ことができる。
【0035】過電流検出部10を示す図2(b)におい
て、相互接続されたMOSFET7a〜7dの第2のソ
ース端子からの小電流I0はセンス抵抗Rsに流れる。
上述したように小電流I0をセンス抵抗Rsに流すこと
により、センス抵抗Rsの発熱を小さくすることができ
る。また、OPアンプ10aは、−入力端に印加された
センス抵抗Rsの一端の電圧を抵抗R9及びR10で分
圧した電圧と、+入力端に印加された抵抗R11を介し
たセンス抵抗Rsの他端の電圧との差を出力電圧V2と
してコンパレータ10cに出力する。この出力電圧V2
はセンス抵抗Rsに流れる微少電流I0に応じた値、つ
まり、各ランプ負荷3a〜3dに供給されるMOSFE
T7a〜7dの第1のソース電流の合計値に応じた値で
ある。
【0036】この出力電圧V2は、−入力端に基準電圧
発生部10bから発生する基準電圧Vref2が入力さ
れているコンパレータの+入力端に入力される。コンパ
レータ10cは、出力電圧V2が基準電圧Vref2以
上になったときHレベルの信号をインバータ10dに出
力する。コンパレータ10cの信号を反転するインバー
タ10dは、出力電圧V2が基準電圧Vref2以上に
なったときLレベルの過電流検出信号S7をゲートドラ
イブ部14及び過電流検出端子Bに出力する。
【0037】上述したように第2のソース端子を有する
MOSFET7a〜7dを用いるだけで簡単に断芯検出
部9によって断芯検出が行われる多灯ランプ負荷部3に
流れる過電流を検出することができる。
【0038】上述した基準電圧発生部10bは、車載バ
ッテリ1からの電源電圧VBを抵抗R12と抵抗R13
とで分圧することにより、基準電圧Vref2を発生す
る。この抵抗R12には、トランジスタTr3を介して
抵抗R14が並列に接続されている。トランジスタTr
3は、過電流変更手段としての過電流設定端子10b−
1と接続されている操作スイッチ(図示せず)によりオ
ンオフされる。つまり、基準電圧発生部10bは、トラ
ンジスタTr3のオンオフにより2種類の基準電圧Vr
ef2の内、1つを選択することができるので、多灯ラ
ンプ負荷監視装置は、定格電流の異なる2種類のMOS
FET7a〜7dに適用することができる。
【0039】過熱検出部11を示す図2(c)におい
て、複数のダイオードが縦続接続されてなる温度検出素
子11aの一端は、+入力端に基準電圧Vref3が抵
抗を介して入力されているコンパレータ11bの−入力
端に入力されている。コンパレータ11bの出力はイン
バータ11cに出力される。
【0040】上述した構成の過熱検出部11において、
MOSFET7a〜7dの温度が高くなるに伴って温度
検出素子11aを構成する各ダイオードの抵抗値が低く
なることによりコンパレータ11bの−入力端の電位が
下がっていき、やがて−入力端の電位が基準電位Vre
f3よりも低くなったときに、コンパレータ11bから
Hレベルの過熱検出信号S8を出力する。例えばMOS
FET7a〜7dの温度が150〔°〕以上のときにH
レベルの信号を出力するように設定されている。
【0041】また、上述したラッチ回路12及びゲート
ドライブ部14の動作を図4を参照して以下説明する。
つまり、ラッチ回路12は時点t1において制御信号S
5がHレベルになると(図4(a))、過熱遮断信号S
9はリセットされ、Lレベルとなる(図4(c))。
【0042】この状態において、時点t2でMOSFE
T7a〜7dの温度が所定値以上となり、過熱検出部1
1からHレベルの過熱検出信号S8が出力されると(図
4(b))、この結果過熱遮断信号S9がHレベルとな
る(図4(c))。次に時点t3において制御信号S5
がLレベルになったり、時点t4でMOSFET7a〜
7dの温度が所定値以下となり過熱検出部11から出力
される過熱検出信号S8がLレベルになっても過熱遮断
信号S9はHレベルを出力し続ける。やがて時点t5に
おいて、再び制御信号S5がLレベルからHレベルにな
ると、リセットされ過熱遮断信号S9はHレベルからL
レベルに反転する(図4(c))。
【0043】ゲートドライブ部14は、例えば制御信号
S5がHレベルであり、かつ過電流検出部10からの過
電流検出信号S7がHレベル(過電流でないことを表
す)であり、ラッチ部12からの過熱遮断信号S9がL
レベル(過熱でないことを表す)であった場合のみ、M
OSFET7a〜7dをオン動作させるための駆動電圧
Vgを印加する。
【0044】また、上述したように、過熱検出部11か
らの過熱検出信号S8をラッチ部12を介して過熱遮断
信号S9としてゲートドライブ部14に出力するのは次
の理由による。すなわちラッチ部12を介さず過熱検出
部11からの過熱検出信号S8に基づき実時間でMOS
FET7a〜7dのオンオフを制御しようとすると、M
OSFET7a〜7dが所定温度以上になりMOSFE
T7a〜7dをオフ制御すると間もなくMOSFET7
a〜7dの温度が下がるのでMOSFET7a〜7dが
オン制御される。そして再びMOSFET7a〜7dの
温度が上昇するとMOSFET7a〜7dがオフ制御さ
れる。そしてこのようなオンオフが短時間の何度も繰り
返されるようになると負荷に対して不安定な電源が供給
されることになるため、制御信号S5が一旦Lレベルと
され再びHレベルとされたときに初めてMOSFET7
a〜7dをオン状態に復帰させるようになっている。
【0045】かくして過熱検出部11及びラッチ部12
においては、少なくともMOSFET7a〜7dの温度
が所定値以上になっている期間は、MOSFET7a〜
7dをオフ状態とすることにより、過熱による損傷を未
然に回避できる。
【0046】上述した構成の多灯ランプ負荷監視装置を
組み込んだ監視保護装置の動作を以下説明する。Hレベ
ルの制御信号S5が入力されると、過電流検出部10か
らの過電流信号S7がHレベルであり、かつラッチ部1
2からの過熱遮断信号S9がLレベルでありMOSFE
T部7に過電流も過熱も生じていない状態の場合、ゲー
トドライブ部14から駆動電圧Vgを出力され、MOS
FET7a〜7dがオン状態となると共に、車載バッテ
リ1からの電源が多灯ランプ負荷部3に供給され、負荷
が駆動する。
【0047】MOSFET7a〜7dがオンのままで、
例えば断芯数設定端子9b−1、9b−2から得られる
操作スイッチの状態に応じた所定数のランプ負荷が断芯
状態になると、MOSFET部7と多灯ランプ負荷部3
との接続点の電圧Vtが基準電圧Vref1以上とな
り、断芯検出部9からHレベルの断芯検出信号S6が出
力される。従って、断芯検出端子AがLレベルのときは
多灯ランプ負荷部3に断芯がないと判断することがで
き、断芯検出端子AがHレベルのときは所定数のランプ
負荷に断芯が生じていると判断することができる。
【0048】また、例えば多灯ランプ負荷部3に過電流
が流れると、センス抵抗Rsに流れる少電流I0が増加
し、過電流検出部10が有するOPアンプ10aから出
力される少電流I0に応じた出力電圧V2が基準電圧V
ref2以上となり、過電流検出部10からLレベルの
過電流検出信号S7が出力する。過電流検出部10から
Lレベルの過電流検出信号S7が出力すると、ゲートド
ライブ部14は、制御信号S5がHレベルであっても駆
動電圧Vgの出力を停止し、MOSFET7a〜7dを
オフ状態にして、多灯ランプ負荷部3に流れている過電
流を停止する。
【0049】また、例えば、MOSFET7a〜7dの
温度が高くなり、過熱検出部11の温度検出素子11a
を構成する各ダイオードの抵抗値が低くなり、コンパレ
ータ11bの−入力端の電位が基準電位Vref3より
も低くなると、過熱検出部11からHレベルの過熱検出
信号S8が出力される。ラッチ部12は、一旦Hレベル
の過熱検出信号S8が出力されると、制御信号S5が一
旦Lレベルになり、再びHレベルになるまで、その後M
OSFET7a〜7dの温度が低下して過熱検出信号S
8がLレベルになってもHレベルの過熱遮断信号S9の
出力を保持する。Hレベルの過熱遮断信号S9がゲート
ドライブ部14に出力されると、ゲートドライブ部14
は、駆動電圧Vgの出力を停止し、MOSFET7a〜
7dをオフ状態にして、過熱による損傷を未然に回避す
る。
【0050】なお、上述した実施例では4つのMOSF
ET7a〜7dを並列に接続してMOSFET部7の並
列合成抵抗を小さくしていたが、例えば、MOSFET
部7の並列合成抵抗を小さくする必要がなければ、1つ
のMOSFETを車載バッテリ1と多灯ランプ負荷部3
との間に設けるようにしてもよい。この場合、複数のM
OSFET7a〜7dを並列接続する必要がないので、
構成が簡単となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、所定数のランプ負荷の断芯による多灯ラン
プ負荷の並列合成抵抗の増加に応じた半導体スイッチ手
段とランプ負荷との接続点の電圧に基づいて断芯を検出
することによって、ロット間において抵抗値のばらつき
を生じる外付けのセンス抵抗を必要としないので、セン
ス抵抗のばらつきを補正するための調整を必要としない
多灯ランプ負荷監視装置を得ることができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、断芯数設定
手段により所定数を自由に設定することができるので、
汎用性の広い多灯ランプ負荷監視装置を得ることができ
る。
【0053】請求項3記載の発明によれば、複数の半導
体スイッチを並列に接続することにより、半導体スイッ
チ手段のオン抵抗を小さくすることができるので、車載
バッテリから得られる電圧とほぼ等しい電圧を印加する
ことができる負荷監視装置を得ることができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、MOSトラ
ンジスタスイッチの第2のソース端子に流れる小電流を
流すセンス抵抗の両端の電圧に基づいて過電流を検出す
ることにより、車載バッテリと多灯ランプ負荷との間に
電流を検出するためのセンス抵抗を挿入することなく過
電流を検出することができるので、半導体スイッチ手段
として第2のソース端子を有するMOSトランジスタス
イッチを用いるだけで簡単に断芯検出手段によって断芯
検出が行われるランプ負荷に流れる過電流を検出するこ
とができる。また、センス抵抗に流す電流を小さくする
ことができるので、センス抵抗に電流が流れることによ
る発熱を小さくすることができる多灯ランプ負荷監視装
置を得ることができる。
【0055】請求項5記載の発明によれば、MOSトラ
ンジスタスイッチの相互接続された第2のソース端子に
流れる小電流を流すセンス抵抗の両端の電圧に基づいて
過電流を検出することにより、車載バッテリと多灯ラン
プ負荷との間に電流を検出するためのセンス抵抗を挿入
することなく過電流を検出することができるので、半導
体スイッチ手段として第2のソース端子を有するMOS
トランジスタスイッチを用いるだけで簡単に断芯検出手
段によって断芯検出が行われるランプ負荷に流れる過電
流を検出することができる。また、複数のMOSトラン
ジスタスイッチの第1のソース端子、ドレイン端子及び
ゲート端子同士を相互接続して、並列に接続することに
より、半導体スイッチ手段のオン抵抗を小さくすること
ができるので、車載バッテリから得られる電圧とほぼ等
しい電圧を印加することができる。さらにセンス抵抗に
流す電流を小さくすることができるので、センス抵抗に
電流が流れることによる発熱を小さくすることができる
多灯ランプ負荷監視装置を得ることができる。
【0056】請求項6記載の発明によれば、過電流変更
手段により第2の所定電圧に変更することにより、MO
Sトランジスタの定格電流に応じた過電流を検出するこ
とができるので、MOSトランジスタの定格電流によっ
て過電流検出手段の使用が限定されることなく、汎用性
の広い多灯ランプ負荷監視装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多灯ランプ負荷監視装置を組み込
んだ監視保護装置の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】図1の多灯ランプ負荷監視装置を組み込んだ監
視保護装置を構成する断芯検出部、過電流検出部及び過
熱検出部の構成の詳細を示す回路図である。
【図3】図2(a)の断芯検出部を構成する基準電圧発
生部を説明するための説明図である。
【図4】図1の多灯ランプ負荷監視装置を組み込んだ監
視保護装置を構成するラッチ部の動作を説明するための
フローチャート図である。
【図5】従来の多灯ランプ負荷監視装置の一例を示す回
路図である。
【符号の説明】
7 半導体スイッチ手段(MOSFE
T部) 3 多灯ランプ負荷(多灯ランプ負荷
部) 9 断芯検出手段(断芯検出部) 9b−1、9b−2 断芯数設定手段(断芯数設定端
子) 7a〜7d 半導体スイッチ(MOSFET) 10 過電流検出手段(過電流検出部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体スイッチ手段のオンにより車載バ
    ッテリから電源供給されて点灯される並列に接続された
    多灯ランプ負荷の断芯を検出する断芯検出手段を有する
    多灯ランプ負荷監視装置において、 前記断芯検出手段が、オンしているときの半導体スイッ
    チ手段と前記多灯ランプ負荷との接続点の電圧と、第1
    の所定電圧とを比較し前記接続点の電圧が第1の所定電
    圧を超えたとき所定数のランプ負荷が断芯していること
    を検出することを特徴とする多灯ランプ負荷監視装置。
  2. 【請求項2】 前記断芯検出手段は、前記所定数に応
    じ、前記第1の所定電圧を設定する断芯数設定手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の多灯ランプ負荷監
    視装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体スイッチ手段は、並列に接続
    され同時にオンオフ制御される複数の半導体スイッチか
    らなることを特徴とする請求項1又は2記載の多灯ラン
    プ負荷監視装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体スイッチ手段は、第1のソー
    ス端子と、該第1のソース端子に流れる電流に応じた小
    電流が流れる第2のソース端子とを有するMOSトラン
    ジスタスイッチからなり、 前記第2のソース端子に流れる小電流を流すセンス抵抗
    と、 前記センス抵抗の両端に得られる電圧が第2の所定電圧
    を超えたとき前記MOSトランジスタスイッチに過電流
    が流れていることを検出する過電流検出手段とをさらに
    備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の多灯ラン
    プ負荷監視装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体スイッチ手段は、第1のソー
    ス端子と、該第1のソース端子に流れる電流に応じた小
    電流が流れる第2のソース端子とを有する複数のMOS
    トランジスタスイッチからなり、 前記複数のMOSトランジスタスイッチは、前記第1の
    ソース端子、前記第2のソース端子、ドレイン端子及び
    ゲート端子同士が相互接続され、 前記複数のMOSトランジスタスイッチの相互接続され
    た前記第2のソース端子に流れる小電流を流すセンス抵
    抗と、 前記センス抵抗の両端に得られる電圧が第2の所定電圧
    を超えたとき前記複数のMOSトランジスタスイッチに
    過電流が流れていることを検出する過電流検出手段とを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の多
    灯ランプ負荷監視装置。
  6. 【請求項6】 前記過電流検出手段は、前記第2の所定
    電圧を変更する過電流変更手段を有することを特徴とす
    る請求項4又は5記載の多灯ランプ負荷監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007027158A1 (en) * 2005-09-01 2007-03-08 Creative Technology Ltd A load detector for an ac-ac power supply
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