JP2000224549A - データ転送制御方法及びその装置 - Google Patents

データ転送制御方法及びその装置

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JP2000224549A
JP2000224549A JP11019078A JP1907899A JP2000224549A JP 2000224549 A JP2000224549 A JP 2000224549A JP 11019078 A JP11019078 A JP 11019078A JP 1907899 A JP1907899 A JP 1907899A JP 2000224549 A JP2000224549 A JP 2000224549A
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JP11019078A
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Keiji Okamoto
啓二 岡本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオデータのストリーム数が変化した場合
でも、データ記憶装置に対する転送の遅延時間が発生し
ないデータ転送制御方法を提供する。 【解決手段】データ記憶装置70とバッファメモリ50
間のデータ転送を行う記憶装置入出力I/F部60、デー
タ転送要求を保持するデータ転送要求キューメモリ80
を管理するデータ転送要求キュー管理部90、ビデオデ
ータを再生・記録しているストリームを管理するストリ
ーム管理部100、ビデオデータの転送を管理するデー
タ転送制御部30を備えたビデオサーバにおいて、ビデ
オデータのストリーム数に応じて、データ記憶装置70
に対するデータ転送数を増減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオサーバにお
けるデータ転送制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のビデオサーバにおけるデー
タ転送制御装置について図10を参照しつつ説明する。
図10は、従来のビデオサーバ2の構成を示すブロック
図である。図10において、ビデオサーバ2は、外部に
接続された複数の端末装置10、11、12へのビデオ
データの転送を制御するデータ転送制御部30を有し、
外部入出力インターフェース(以下、I/Fと記す)部
40を介してビデオデータを転送する。バッファメモリ
50は、転送するビデオデータを一時的に格納する。ビ
デオデータを格納しているデータ記憶装置70は、記憶
装置入出力I/F部60を介してバッファメモリ50と
の間でビデオデータを読み出したり、書き込んだりす
る。データ転送要求キューメモリ80は、データ記憶装
置70とバッファメモリ50との間のデータ転送要求情
報を格納している。転送要求キュー管理部90は、デー
タ転送要求キューメモリ80を管理する。
【0003】この従来のビデオサーバ2におけるデータ
転送制御方法について図11及び図12を参照しつつ説
明する。図11は、ビデオサーバ2と端末装置10、1
1、12の間で転送されるビデオデータの構成を示す図
である。図11に示すように、転送されるビデオデータ
のストリームは転送単位としてのブロック単位に分割さ
れているものとする。例えば、ストリーム1は、第1の
ブロックのデータA1から順に第2のブロックのデータA
2,第3のブロックのデータA3という順序でブロック単位
でデータ転送が行われる。データ転送制御部30は、転
送要求キュー管理部90に対して送られる各ストリーム
の転送速度に応じて、一定周期毎に必要な転送要求数を
含む転送要求キューをデータ転送要求キューメモリ80
に格納する。一方、転送要求キュー管理部90は、デー
タ転送要求キューメモリ80に格納されている転送要求
数を確認し、所定の転送開始数に達した場合データ転送
制御部30に通知する。通知を受けたデータ転送制御部
30は、データ転送要求キューメモリ80に格納されて
いる転送要求データに基づき、記憶装置入出力I/F部6
0に対してビデオデータをデータ記憶装置70からバッ
ファメモリ50への転送を開始するように指令信号を送
る。
【0004】以下、各ストリーム1、2、3は、1周期
に1ブロックのビデオデータの転送が必要とされる転送
速度の場合を例として図12を参照しつつビデオサーバ
2の動作を説明する。 図12は、データ転送要求キュ
ーメモリ80の転送開始数が3に設定されている場合に
おける、データ転送状態を示すタイムチャートである。
図12の(a)は、ストリーム数が変化せず常に一定
の場合の転送状態を示し、図12の(b)は、ストリー
ム数が変化する場合の転送状態を示している。図12の
(a)に示すように、ストリーム数が常に一定である場
合には、第1周期において、各ストリーム1、2、3の
それぞれ第1ブロックのデータA1、B1、C1の転送要求デ
ータがデータ転送要求キューメモリ80に格納される。
第2周期において、第1周期に発せられたデータ転送要
求数が3となりデータ転送要求キューメモリ80の転送
開始数の3に等しくなるので、第1ブロックのデータA
1、B1、C1は、順次データ記憶装置70からバッファメ
モリ50に転送される。一方、第2ブロックのデータA
2、B2、C2の転送要求データがデータ転送要求キューメ
モリ80に格納される。第3周期において、第2ブロッ
クのデータA2、B2、C2がデータ記憶装置70からバッフ
ァメモリ50に転送される。以下、同様にして各周期で
は、次の周期に転送されるブロックのデータ転送要求キ
ューを発すると共に、1つ前の周期でデータ転送要求キ
ューが発せられたブロックのデータを転送する。このよ
うにして1周期毎に1ブロックの転送が実行される。
【0005】次に、図12の(b)に示すように、第2
周期においてストリーム3の出力が中止される場合につ
いて説明する。第2周期において、ストリーム3の出力
が中止されるため、ストリーム3の第2ブロックのデー
タ転送要求キューが発せられず、ストリーム1及び2の
第2ブロックのデータA2、B2のデータ転送要求キューの
みがデータ転送要求キューメモリ80に格納される。そ
の結果、第3周期において、データ転送要求キュー80
に格納されている転送要求数が2となり、転送開始数の
3に達していないため、第2ブロックのデータA2,B2の
データ転送は実行されない。第4周期においては、既に
データ転送要求キューメモリ80に格納されている第2
ブロックのデータA2,B2のデータ転送要求キューと、第
3周期にデータ転送要求キューが発せらた第3のブロッ
クのデータA3,B3のデータ転送要求キューとがデータ転
送要求キューメモリ80に格納されている。従って、デ
ータ転送要求キューメモリ80に格納されている転送要
求数は4となり、転送開始数の3を超えているので、ス
トリーム1及び2の第2ブロックのデータA2,B2,及びス
トリーム1の第3ブロックのデータA3のデータ転送が実
行される。 第5周期においては、第4周期で転送され
なかったストリーム2の第3ブロックのデータB3のデー
タ転送要求キューと第4のブロックのデータA4,B4のデー
タ転送要求キューとがデータ転送要求キューメモリ80
に格納されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のビデオサーバの
データ転送制御方法では、端末装置に出力されるビデオ
データのストリーム数が変化した場合、ある周期でデー
タ転送が実行されない状態、即ちストリームのデータ転
送が途切れる。その結果、データ記憶装置に対する転送
の遅延時間が増大するという問題があった。本発明は、
ビデオデータのストリーム数が変化した場合においても
データ記憶装置に対する転送の遅延時間が生じないビデ
オサーバのデータ転送制御方法及びその装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送制御
方法は、複数のディスク状記録媒体を有するデータ記憶
装置から記憶装置入出力インターフェース部を介して、
データ転送要求キューに基づいて転送されるビデオデー
タをバッファメモリに一時的に格納すること、転送要求
キュー管理部で前記データ転送要求キューを格納するデ
ータ転送要求キューメモリを管理すること、データ転送
制御部で、前記データ転送要求キューに基づいて、外部
入出力インターフェースを介して、外部の端末装置との
間で前記バッファメモリに格納されている前記ビデオデ
ータを転送すること、前記ビデオデータを再生している
または記録しているストリームを管理するストリーム管
理部で、前記ビデオデータのストリーム数に応じて、前
記転送要求キュー管理部に対して前記データ記憶装置に
対するデータ転送数を増減させるように指令することの
各ステップを具備している。
【0008】このデータ転送制御方法によれば、ビデオ
サーバにおいて、転送するビデオデータのストリーム数
に応じて、データ記憶装置に対するデータ転送数を増減
させることによって、データ転送における転送の途切れ
により発生する遅延時間の増大を防止することができ
る。
【0009】また、上記構成のデータ転送制御方法にお
いて、データ転送速度が異なる複数のストリームに対し
て、データ転送速度が一定となるようにデータ転送速度
をストリーム数に換算するのが好ましい。また、データ
転送要求数がデータ転送要求キューの所定の転送開始数
の上限を超える場合、データ転送要求数を分割してデー
タ転送を行うのが好ましい。また、優先度が異なる複数
ストリームに対して、データ転送要求キューの内容を優
先度の高い順に並べ替えてデータ転送を行うのが好まし
い。また、データ転送要求数の異なる複数ストリームに
対して、待機時間を挿入して各ストリームのデータ転送
要求数を均一にするのが好ましい。
【0010】本発明のデータ転送制御装置は、複数のデ
ィスク状記録媒体を有するデータ記憶装置、ビデオデー
タを一時的に格納するバッファメモリ、前記データ記憶
装置と前記バッファメモリとの間のデータ転送を行う記
憶装置入出力インターフェース部、データ転送要求キュ
ーを格納するデータ転送要求キューメモリ、前記データ
転送要求キューメモリを管理する転送要求キュー管理
部、外部の端末装置との間で前記ビデオデータを転送す
る外部入出力インターフェース部、前記ビデオデータの
転送を前記データ転送要求キューに基づいて管理するデ
ータ転送制御部、及び前記ビデオデータを再生している
または記録しているストリームのストリーム数に応じ
て、前記データ記憶装置に対するデータ転送数を増減さ
せるように、前記転送要求キュー管理部に指令するスト
リーム管理部を有することを特徴とする。このデータ転
送制御装置によれば、ビデオサーバにおいて、転送する
ビデオデータのストリーム数に応じて、データ記憶装置
に対するデータ転送数を増減させることによって、デー
タ転送における転送の途切れにより発生する遅延時間の
増大を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のビデオサーバのデ
ータ転送方法及びその装置の好適な実施例について図面
を参照しつつ説明する。なお、従来例と同一部分には同
一参照符号を付して説明する。
【0012】《実施例1》図1は、本発明の実施例1の
データ転送制御方法に用いられるビデオサーバの構成を
示すブロック図である。図1において、ビデオサーバ2
0は、外部に接続された端末装置10、11、12に対
してビデオデータの転送を制御するデータ転送制御部3
0を有し、外部入出力I/F部を介してビデオデータを
転送する。バッファメモリ50は、転送するビデオデー
タを一時的に格納する。ビデオデータを格納しているデ
ータ記憶装置70は、記憶装置入出力I/F部60を介
してバッファメモリ50との間でビデオデータを読み出
したり、書き込んだりする。転送要求キュー管理部90
は、データ記憶装置70とバッファメモリ50との間の
ビデオデータの転送を要求する情報であるデータ転送要
求キューを格納するデータ転送要求キューメモリ80を
管理する。ストリーム管理部100は、本発明のデータ
転送制御方法の特徴点であるビデオデータのストリーム
数などの情報を管理している。
【0013】以下、実施例1のデータ転送制御方法につ
いて、従来例で問題になった第2周期でストリーム3の
出力が中止される場合について図2を参照しつつ説明す
る。図2は、実施例1のデータ転送制御方法におけるデ
ータ転送状態を示すタイムチャートである。なお、従来
例と同様に、各ストリーム1、2、3は、1周期に1ブ
ロックのビデオデータの転送が必要とされる転送速度の
場合でかつデータ転送要求数が3の場合について説明す
る。図1のストリーム管理部100は、データ転送制御
部30からの情報に基づいて転送されているストリーム
数を常に検出している。そして、ストリーム数が変化し
た場合に、転送要求キュー管理部90に対して転送開始
数をストリーム数に一致させるように指令信号を送る。
図2の第1周期において、ストリーム1、2、3の第1
ブロックのデータA1、B1、C1のデータ転送要求キューが
データ転送要求キューメモリ80に格納される。第2周
期において、第1周期に発せられたデータ転送要求数が
3となり、転送要求キュー管理部90の転送開始数3に
等しくなり、第1のブロックの各データA1、B1、C1は順
次データ記憶装置70からバッファメモリ50に転送さ
れる。
【0014】第2周期において、ストリーム3の出力が
中止されたとき、ストリーム3の第2ブロックはデータ
転送要求キューが発せられず、ストリーム1、2の第2
ブロックのデータA2、B2のデータ転送要求キューのみが
データ転送要求キューメモリ80に格納される。このと
き、転送されているストリーム数は2であり、転送要求
キュー管理部90の転送開始数はストリーム管理部10
0の指令信号により、2に設定されている。したがっ
て、第3周期において、データ転送要求キューメモリ8
0の転送要求数の2は、転送開始数の2に等しくなり、
第2のブロックのデータA2、B2のデータ転送は実行され
る。また第3周期において、第3ブロックのデータA3、
B3のデータ転送要求キューがデータ転送要求キューメモ
リ80に格納され、次の第4周期において転送要求数の
2が転送開始数の2に等しくなるので、第3のブロック
のデータB3,A3のデータ転送が実行される。以下同様に
して、各周期毎に1ストリームあたり1ブロックのデー
タ転送が実行される。このように、実施例1のビデオサ
ーバのデータ転送制御方法によれば、端末装置に転送さ
れるビデオデータのストリーム数が変化した場合でも、
各ストリームの転送速度を一定に保つことが可能とな
る。その結果、ストリームのデータ転送が途切れるとい
う状態は発生しない。
【0015】《実施例2》以下、本発明の実施例2のデ
ータ転送制御方法について図3及び図4を参照して説明
する。この実施例2のデータ転送方法は、データ転送速
度が異なる複数ストリームに対して、データ転送速度が
一定となるようにデータ転送速度をストリーム数に換算
するようにしたデータ転送制御方法である。図3は、ス
トリーム1、2は1周期に1ブロック、ストリーム3は
1周期に2ブロックのビデオデータの転送が必要とされ
る転送速度の場合の転送状態を示すタイムチャートであ
る。図3において、転送開始数をストリーム数と一致さ
せる場合、各周期においてデータ転送要求キューメモリ
80に格納される転送要求数は3であり、転送開始数は
3であるから、各周期で1ストリームあたり1ブロック
のビデオデータしか転送されない。しかし、ストリーム
3は1周期に2ブロック分のデータ転送要求キューが発
せられるため、第2周期では第2ブロックのデータC2が
転送されず、第3周期では第3ブロックのデータC3、C4
が転送されない。このように、転送開始数をストリーム
数に一致させた場合、転送速度の高いストリームのブロ
ックのデータ転送が途切れることがある。
【0016】実施例2のデータ転送制御方法では、転送
速度の高いストリームのブロックにおいてもデータ転送
が途切れないようにする。図4を参照して以下に説明す
る。図4は、実施例2のデータ転送方法におけるデータ
転送状態を示すタイムチャートである。図4において、
ストリーム3の転送速度がストリーム1、2の2倍であ
るから、ストリーム管理部100はストリーム数を2と
して換算する。従って、全ストリーム数は4になり、ス
トリーム数に一致している転送開始数は4となる。従っ
て、各周期で各ストリームに必要なブロック数を転送で
きる。また、途中でストリーム数が変化した場合でも、
常にストリーム管理部100で、ストリーム数を換算し
ているので、転送速度の異なる複数のストリームに対し
ても、所望の転送速度でデータ転送を実行することが可
能となる。
【0017】《実施例3》本発明の実施3のデータ転送
方法について図5及び図6を参照しつつ説明する。実施
例3のデータ転送方法は、データ転送要求数がデータ転
送要求キューメモリ80の転送開始数の上限を超える場
合、データ転送要求数を分割してデータ転送を行うもの
である。図5は、ストリーム1、2、3、4の4ストリ
ームが1周期あたり1ブロックの転送速度で転送されて
おり、データ転送要求キューメモリ80の転送開始数の
上限が3である場合の転送状態を示すタイムチャートで
ある。図5において、各周期において各ストリームに対
して1ブロックの転送要求キューが発せられる。しか
し、データ転送要求キューメモリ80に格納される転送
開始数の上限が3であるため、第2周期においては、デ
ータ転送要求キューメモリ80に格納されているストリ
ーム4に対する第1のブロックのデータD1のデータ転送
要求キューは実行されず、第3周期に遅れることにな
る。第3周期では、ストリーム4の第1ブロックD1のデー
タ転送要求キューが実行され、ストリーム3、4の第2
のブロックのデータC2、D2の転送は第4周期に遅れて実
行される。以下、同様にして各周期において各ストリー
ムのデータ転送要求キューが順次遅れて実行される。従
って、データ転送の途切れが発生する。このように、デ
ータ転送要求数がデータ転送要求キューメモリ80の転
送開始数の上限を超える場合、データ転送の遅延が発生
する。
【0018】実施例3のデータ転送制御方法は、データ
転送要求キューメモリ80の転送開始数の上限を超える
場合、転送要求数を転送開始数の上限+余り転送要求数
として、2回のデータ転送に分割する。この実施例3の
データ転送方法について図6を参照しつつ説明する。図
6は、実施例3のデータ転送制御方法における転送状態
を示すタイムチャートである。図6において、ストリー
ム管理部100は、第1周期で発行される4ブロックの
データ転送要求キューを転送開始数の上限に等しい3ブ
ロック分と余り1ブロックに分割して、2回転送を行う
ように指令信号を送る。ただし、必ず1周期以内で終了
するように2回の転送速度は早められるこのようにし
て、データ転送要求数がデータ転送要求キューメモリ8
0の転送開始数の上限を超える場合でも各周期で各スト
リームに必要なブロック数を転送でき、データ転送の遅
延を防ぐことができる。
【0019】《実施例4》本発明の実施例4のデータ転
送制御方法について図7及び図8を参照しつつ説明す
る。この実施例4のデータ転送方法は、優先度が異なる
複数ストリームに対して、優先度に応じてデータ転送要
求キューの内容を変更するものである。図7は、ストリ
ーム1、2の2ストリームが1周期あたり1ブロックの
転送速度で転送しており、ストリーム3は第1周期、第
2周期で4ブロックのデータ転送を要求し、第3周期以
降は1ブロックのデータ転送を要求する場合の転送状態
を示すタイムチャートである。図7に示すデータ転送制
御方法では、データ転送要求キュー80に格納される転
送要求数の上限が3である場合、第1周期で発行された
ストリーム3の3つのブロックのデータC2,C3,C4が転送
要求キューメモリ80に格納されたままとなり、第2周
期でデータ転送が実行されない。このため第2周期で発
行されたストリーム1、2の第2ブロックのデータA2,B
2は、転送要求キューメモリ80に格納されたままとな
り、第3周期でデータ転送が実行されない。このよう
に、データ転送要求数が一時的にデータ転送要求キュー
メモリ80の転送開始数を越えるような場合、データ転
送の遅延が発生する。
【0020】実施例4のデータ転送制御方法では、スト
リーム管理部100は、データ転送要求キューメモリ8
0に格納されているデータ転送要求キューを優先度にし
たがって並べ替えることにより、優先度の高いストリー
ムのデータ転送要求キューを優先的に実行する。以下、
実施例4のデータ転送制御方法について図8を参照しつ
つ説明する。図8は実施例4のデータ転送制御方法にお
けるデータ転送状態を示すタイムチャートである。 こ
こで、ストリーム1、2の優先度がストリーム3の優先
度より高い場合とする。図8に示すように、第3周期で
はデータ転送要求キューメモリ80の内容から優先度の
高いストリーム1、2の第2ブロックのデータA2,B2を
優先的に転送させる。以後各周期において、ストリーム
1、2の転送要求を優先的に実行する。そして、優先度
の低いストリーム3の第1ブロックのデータC1,C2,C3,C
4は、それぞれ第2から第5周期に渡って分割されて転
送される。このように、優先度が異なる複数ストリーム
に対して優先度に応じてデータ転送要求キューの内容を
変更することによって、各周期で各ストリームに必要な
ブロック数を転送でき、データ転送の遅延を防ぐことが
できる。
【0021】《実施例5》本発明の実施例5のデータ転
送制御方法について図9を参照しつつ説明する。図9
は、実施例5のデータ転送制御方法における転送状態を
示すタイムチャートである。実施例5のデータ転送制御
方法は、データ転送要求数が異なる複数ストリームに対
して、待機時間を挿入して各ストリームのデータ転送要
求数を均一にするものである。実施例4のデータ転送制
御方法で説明したように、図7に示すようなデータ転送
要求数が異なる複数ストリームにおいて、データ転送要
求数が大きいストリームのためにストリームのデータ転
送の遅延が生じる。
【0022】実施例5のデータ転送制御方法では、デー
タ転送要求数が一時的に大きくなるストリームに対し
て、データ転送要求キューを出す時期に待機時間を挿入
し、各ストリームの転送要求数を均一にする方法を用い
る。図9に示すように、ストリーム3はストリーム1、
2に比べて一時的に転送要求数が大きくなるので、スト
リーム管理部100は、第1周期で4ブロックのデータ
転送要求キューを発した後、第2周期では待機時間を挿
入して、データ転送要求キューは発しない。同様に第3
周期で4ブロックのデータ転送要求キューを発し、第4
周期では発しない。ただし、ここではデータ転送要求キ
ューメモリ80に格納される転送要求数の上限を4とし
ている。その結果、第3周期では、ストリーム1、2の
第2ブロックのデータA2,B2及びストリーム3の第3及
び第4ブロックのデータC3,C4のデータ転送が実行され
る。また、第4周期では第3ブロックのデータA3,B3及
びストリーム3の第5及び第6ブロックのデータC5,C6
のデータ転送が実行される。このようにしてデータ転送
要求数が異なる複数ストリームに対して、待機時間を挿
入することによって、各周期で各ストリームに必要な数
のブロックを転送でき、データ転送の遅延を防ぐことが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ転
送制御方法によれば、ビデオデータのストリーム数に応
じて、データ記憶装置に対するデータ転送数を増減させ
ることによって、データ転送における転送の途切れを解
消できる。その結果、どのような形態のデータ転送にお
いても、遅延時間の増大を防止することができ、その実
用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のデータ転送制御方法におけ
るビデオサーバの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1のデータ転送制御方法におけ
るデータ転送状態を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の実施例2のデータ転送方法におけるデ
ータ転送速度が異なるストリームがある場合のデータ転
送状態を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の実施例2のデータ転送制御方法におけ
るデータ転送状態を示すタイムチャートである。
【図5】本発明の実施例3のデータ転送方法におけるデ
ータ転送要求数がデータ転送要求キューの転送開始数の
上限を越える場合のデータ転送状態を示すタイムチャー
トである。
【図6】本発明の実施例3のデータ転送制御方法におけ
るデータ転送状態を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の実施例4のデータ転送方法における優
先度が異なる複数ストリームがある場合のデータ転送状
態を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の実施例4のデータ転送制御方法におけ
るデータ転送状態を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の実施例5のデータ転送制御方法におけ
るデータ転送状態を示すタイムチャートである。
【図10】従来のデータ転送制御方法のビデオサーバの
構成を示すブロック図である。
【図11】ビデオデータのデータ転送単位を示すブロッ
ク図である。
【図12】(a)従来のデータ転送制御方法におけるデ
ータ転送状態を示すタイムチャートである。 (b)従来のデータ転送制御方法におけるストリームの
出力が中止される場合のデータ転送状態を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
10、11、12 端末装置 20 ビデオサーバ 30 転送制御部 40 外部入出力I/F部 50 バッファメモリ 60 データ記憶装置入出力I/F部 70 データ記憶装置 80 データ転送要求キューメモリ 90 転送要求キュー管理部 100 ストリーム管理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスク状記録媒体を有するデー
    タ記憶装置から記憶装置入出力インターフェース部を介
    してデータ転送要求キューに基づいて転送されるビデオ
    データをバッファメモリに一時的に格納すること、 転送要求キュー管理部で前記データ転送要求キューを格
    納するデータ転送要求キューメモリを管理すること、 データ転送制御部で前記データ転送要求キューに基づい
    て、外部入出力インターフェースを介して、外部の端末
    装置との間で前記バッファメモリに格納されている前記
    ビデオデータを転送すること、 前記ビデオデータを再生しているまたは記録しているス
    トリームを管理するストリーム管理部で前記ビデオデー
    タのストリーム数に応じて、前記転送要求キュー管理部
    に対して、前記データ記憶装置に対するデータ転送数を
    増減させるように指令すること、 の各ステップを具備するデータ転送制御方法。
  2. 【請求項2】 データ転送速度が異なる複数のストリー
    ムに対して、前記データ転送速度が一定となるように前
    記データ転送速度をストリーム数に換算することを特徴
    とする請求項1記載のデータ転送制御方法。
  3. 【請求項3】 データ転送要求数がデータ転送要求キュ
    ーの所定の転送開始数の上限を超える場合、前記データ
    転送要求数を分割してデータ転送を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のデータ転送制御方法。
  4. 【請求項4】 優先度が異なる複数のストリームに対し
    て、前記データ転送要求キューの内容を優先度の高い順
    に並べ替えてデータ転送を行うことを特徴とする請求項
    1記載のデータ転送制御方法。
  5. 【請求項5】 データ転送要求数の異なる複数のストリ
    ームに対して、待機時間を挿入して各ストリームのデー
    タ転送要求数を均一にすることを特徴とする請求項1記
    載のデータ転送制御方法
  6. 【請求項6】 複数のディスク状記録媒体を有するデー
    タ記憶装置、 ビデオデータを一時的に格納するバッファメモリ、 前記データ記憶装置と前記バッファメモリとの間のデー
    タ転送を行うデータ記憶装置入出力インターフェース
    部、 データ転送要求キューを格納するデータ転送要求キュー
    メモリ、 前記データ転送要求キューメモリを管理する転送要求キ
    ュー管理部、 外部の端末装置との間で前記ビデオデータを転送する外
    部入出力インターフェース部、 前記ビデオデータの転送を前記データ転送要求キューに
    基づいて管理するデータ転送制御部、及び前記ビデオデ
    ータを再生しているまたは記録しているストリームのス
    トリーム数に応じて、前記データ記憶装置に対するデー
    タ転送数を増減させるように、前記転送要求キュー管理
    部に指令するストリーム管理部、 を有することを特徴とするデータ転送制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002037490A1 (fr) * 2000-10-30 2002-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reproduction et d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle, dispositif d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle, procede de reproduction et d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle et procede d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle

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WO2002037490A1 (fr) * 2000-10-30 2002-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de reproduction et d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle, dispositif d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle, procede de reproduction et d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle et procede d'enregistrement d'une sequence audiovisuelle

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