JP2000224224A - 電子回路 - Google Patents

電子回路

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JP2000224224A
JP2000224224A JP2352999A JP2352999A JP2000224224A JP 2000224224 A JP2000224224 A JP 2000224224A JP 2352999 A JP2352999 A JP 2352999A JP 2352999 A JP2352999 A JP 2352999A JP 2000224224 A JP2000224224 A JP 2000224224A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ITU勧告の「H.223」において規格さ
れている通信種別を満たす電子回路を構成した場合、そ
のままでは回路規模が増大し、消費電力などの面でも不
利である。 【解決手段】 送信すべきデータを一時的にストックす
るファーストイン・ファーストアウト(FIFO)メモ
リ102と、「H.223」規格に規定された送信方式
種別を切り替える種別切り替え手段103と、種別切り
替え手段103を用いて送信種別に応じた送信をする送
信処理回路104と、送信処理回路104において処理
されたデータを一時的に貯えるバッファメモリ105と
を有する電子回路とし、「H.223」規格に規定され
る複数の送信種別のすべてを満足する電子回路を、回路
規模を削減して構成できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はITU(Internatio
nal Telecommunication Union)勧告に規定される
「H.223」を実現する電子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ITU勧告の通信に関する規格「H.2
23」においては、データ通信のエラー耐性に関して規
格されている。
【0003】「H.223」では、通信時のエラー耐性
に柔軟に対応するために複数の種別(level)が用意さ
れており、その種別に応じて処理する方法が異なる。
【0004】実際の「H.223」に規定されている通
信処理は、送信側では相手端末との種別をすりあわせる
ためのネゴシエーション(種別毎に決められたビットパ
ターンのネゴシエーションフラグを出力する)動作、ネ
ゴシエーション成立後に実際のデータを送信するデータ
送信、通信中に一度成立した種別を変更するための種別
変更処理(変更処理フラグを出力する)の3つから成り
立っている。
【0005】一方、受信側では相手端末から送られてく
るネゴシエーションフラグを検査して相手端末の種別を
判別する種別検出、検出後にデータを受信するデータ受
信、相手からの変更処理フラグを検出する変更処理フラ
グ検出の3つから主に成り立っている。
【0006】これらは更に種別毎に動作が異なってお
り、状況に応じてユーザーがその種別を選択することに
なる。
【0007】Level0と呼ばれる種別では、ネゴシエーシ
ョンフラグが「01111110」のビットパターンを持つ8ビ
ットのフラグとなっており、送信側はこれを連続的に送
信し、受信側はこれを受信して相手端末の種別を検出す
る。データ通信時にはハイレベルデータリンク(HDL
C)と呼ばれる方式での通信方式になっている。具体的
には、送信時にはデータをビット順で見た場合に「1」
が5個続いたら「0」を挿入し、受信時にはその挿入され
ている余分な0を削除する。さらにデータをパケットに
分割して、その前後に「01111110」のビットパターンの
フラグで挟むことで、データ通信時におけるビット混入
などに対する耐性を高める方式である。また種別を別の
種別に変更する場合には、ネゴシエーションに用いたフ
ラグをビット反転させた「10000001」のフラグを連続的
に通信する。なお、データを挟むフラグはバイト境界を
守っている。
【0008】Level1と呼ばれる種別では、ネゴシエーシ
ョンフラグが「1110000101001011」のビットパターンを
持つ16ビットのフラグとなっており、送信側、受信側
の動作はLevel0の場合と同じである。データ通信時には
データに対しての特別の加工は行われず、パケットをネ
ゴシエーションフラグと同じフラグにより挟んで出力す
る。受信側もデータ加工せず、受信したデータをそのま
ま取り込む。種別変更時には、ネゴシエーションフラグ
のビット反転を用いてLevel0と同様の処理をする。ただ
し、Level1では、ダブルフラグモードと称して上記フラ
グの2の倍数個のフラグを出力することで、よりエラー
耐性を高めることも行われる。なお、パケットデータを
挟むフラグには、バイト境界を条件として追加すること
が可能である。
【0009】Level2では、ネゴシエーション時には「11
10000101001011000000000000000000000000」のビットパ
ターンでのフラグ出力になっている。送信側、受信側の
動作は他のLevelと同じである。データ通信時にはデー
タ加工はしないが、パケットを挟むフラグと、種別変更
時に出力する変更フラグはLevel1の場合と同じである。
【0010】以上が「H.223」において規定された
内容の説明である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この「H.223」規
格の手順を処理するための電子回路を構築する場合を考
えると、Level0はHDLCの規格に従った0挿入を考慮
して、ビットシフトや0挿入の特別の回路が必要である
のに対し、Level1,2では、その必要は無い。あるいは
「H.223」で規定されているネゴシエーション等で
は、Level毎に出力するビットパターンは全て異なり、
同一の回路をそのまま流用はできない。
【0012】HDLCに関しては多数の公知例でその電
子回路の実現例があるが、それらのハードウェアでは上
記Level1,2は処理できない。Level1やLevel2のみを処理
するハードウェアでもその他のLevelを処理することは
できず、結果的にこれら全てをサポートするシステムを
電子回路で構成する場合には、種別毎に別個の回路をも
ち、これでは回路面積、消費電力、処理手順の面で大き
な無駄が生じてしまう。
【0013】しかしながら、種別に応じて処理が異なる
とはいえ、各Levelは当然のことながら同時に起こるこ
とは無く、時系列的に排他的にしか動作せず、その処理
に必要な資源もデータ蓄積部、パラシリを中心としたデ
ータ処理部であり、個別に回路を持つ必要性は無い。
【0014】前記のことから、本発明はLevel毎に処理
の共通点に共通の回路を適用し、全Levelに対応する回
路を最小構成で作ることを目的とする。また、Levelに
またがった回路の共通化だけでなく、ネゴシエーショ
ン、種別検出、データ通信、種別変更といった規定され
ている動作毎の共通点をも共通の回路で適用することで
最小構成の回路を作ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、送信すべきデータを一時的にストックする
ファーストイン・ファーストアウト(FIFO)メモリ
と、「H.223」規格に規定された送信方式種別を切
り替える送信種別切り替え手段と、前記送信種別切り替
え手段を用いて送信種別に応じた送信処理を行う送信処
理回路と、前記送信処理回路において処理されたデータ
を一時的に貯えるバッファメモリとを持つ電子回路とす
る。
【0016】本発明によれば、「H.223」に規定さ
れる複数の送信種別の全てを満足する電子回路を、回路
規模を削減して構成することを実現する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ITU勧告の「H.223」の規格を満たした送信
を実現する電子回路であって、送信すべきデータを一時
的にストックするFIFOメモリと、「H.223」規
格に規定された送信方式種別を切り替える送信種別切り
替え手段と、前記送信種別切り替え手段を用いて送信種
別に応じた送信処理を行う送信処理回路と、前記送信処
理回路において処理されたデータを一時的に貯えるバッ
ファメモリとを備えた電子回路であり、「H.223」
に規定される複数の送信種別の全てを満足する電子回路
を、回路規模を削減して構成することができるという作
用を有する。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の電子回路において、設定された送信種別に応
じてネゴシエーション動作を切り替える種別設定手段
と、切り替えられた送信種別毎に異なるビット長のネゴ
シエーションフラグを生成する種別ネゴシエーションフ
ラグ生成回路と、異なるビット長の生成を正確に制御す
る異種ビット長制御手段と、ネゴシエーションフラグ生
成回路を種別に関わらず共通化する回路共通化手段とを
備え、「H.223」規格で規定されている相手端末と
のネゴシエーション動作を行うようにしたものであり、
より少ない回路資源で種別毎に異なるネゴシエーション
フラグの生成動作を可能とするという作用を有する。
【0019】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の電子回路において、CPU等を用いてFIF
Oメモリに書き込まれたデータを送信処理回路に取り出
すデータ取り出し手段と、前記取り出したデータを切り
替えられた送信種別に応じてデータ加工を施す種別デー
タ加工回路と、前記データ加工回路を種別に関わらず共
通化する回路共通化手段を備え、「H.223」規格で
規定されている相手端末に対する種別毎に異なるデータ
送信動作を行うようにしたものであり、より少ない回路
資源で種別毎に異なるデータ送信動作を可能とするとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の電子回路において、種別切り替え手段により
設定された送信種別に応じた種別変更動作を行う種別変
更動作回路と、前記種別変更動作回路を種別に関わらず
共通化する回路共通化手段を備え、「H.223」規格
で規定されている相手端末との種別毎に異なる送信種別
変更動作を行うようにしたものであり、より少ない回路
資源で種別毎に異なる種別変更動作を可能にするという
作用を有する。
【0021】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2、3、4のいずれかに記載の電子回路において、ネゴ
シエーションフラグ生成手段、データ加工手段、種別変
更動作手段を実現する回路を共通化し、「H.223」
規格を満足するデータ送信を行うようにしたものであ
り、回路規模を大幅に削減できるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2、3、4のいずれかに記載の電子回路において、ネゴ
シエーション時にはネゴシエーションフラグをパラレル
にバッファメモリに転送し、データ通信時にはシリアル
変換によりビットシフトでバッファメモリに転送するバ
ッファ転送方式の切り替えるようにしたものであり、
「H.223」規格に規定される送信処理時間を短縮す
るという作用を有する。
【0023】本発明の請求項7に記載の発明は、ITU
勧告の「H.223」の規格を満たした受信を実現する
電子回路であって、受信したネゴシエーションフラグの
種別を検出する種別検出手段と、検出した種別に応じて
データ受信方式を切り替える受信方式切り替え手段と、
前記受信方式切り替え手段の結果に応じて受信したデー
タを「H.223」に規定される種別毎の受信方式で処
理するデータ処理回路と、前記処理したデータを一時的
にストックするファーストアウトメモリとを備え、種別
毎に関わらず前記回路を共用したものであり、より少な
い回路資源で「H.223」に規定される電子回路を構
成できるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1から請求項7に記載の発明を統合し、「H.223」
に規定される一連の動作を行うようにした電子回路であ
り、「H.223」に規定される一連の動作をより少な
い回路資源で実現できるという作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の電子回路のブロック図である。
【0027】図において、101はCPUであり、設定
されたプログラムを解析し、種別の切り替え命令の発
行、実際のデータをFIFOメモリに書き込むなどの処
理を行う。図中の106、107は命令制御信号であ
る。
【0028】102は、送信するデータを一時的に貯え
るFIFOメモリであり、その大きさは任意である。な
お、本実施の形態1では、CPU101によりCPU1
01の持つデータバスを通じてデータがFIFOメモリ
102中に書き込まれているが、実際にはDMA転送な
どでDRAMの別のメモリからデータがFIFOメモリ
102に転送されることもありうる。
【0029】103はCPU101からの送信種別の切
り替え命令を受けて種別切り替えを実行する種別切り替
え手段であり、たとえば、内部に制御レジスタを持ち、
CPU101からの命令を受けてどの種別での送信を実
行するかを切り替える。ここで処理された内容は切り替
え信号109として送信処理回路104に伝達され、実
際の送信処理をいずれの種別で実行するかを決定し、そ
の処理を行うこととなる。
【0030】送信処理回路104では「H.223」に
規定されている送信に関わる処理を実行することになる
が、データ通信時にはFIFOメモリ102に貯えられ
たデータがFIFO出力108として転送される。ま
た、送信処理回路104で処理されたデータは送信出力
110としてバッファメモリ105に転送され、バッフ
ァメモリ105に蓄えられたデータが相手端末に対して
出力されることとなる。
【0031】以上の構成をもつことで、「H.223」
に規定される複数の種別の送信処理を満足し、FIFO
メモリ、バッファメモリを共用し、種別切り替え手段1
03により実際の送信処理に必要とされる回路を削減す
ることを可能とする。
【0032】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2の電子回路のブロック図である。なお、実施の形
態1で説明した内容と重複するものの説明は割愛する。
【0033】図において、104は、実施の形態1で説
明した送信処理回路を拡大したものである。
【0034】種別切り替え手段103からの切り替え信
号109は、送信処理回路104内部にあるパターンテ
ーブル201に入力する。パターンテーブル201には
Levelで説明される種別毎に応じたネゴシエーションフ
ラグがテーブルとして存在しており、Level0のときには
8ビットのフラグ「01111110」が、Level1の場合には1
6ビットの「1110000101001011」が、Level2の場合には
40ビットのフラグである「111000010100101100000000
0000000000000000」が定義されており、「H.223」
の規格の変更に対応できるようにテーブルの中身は書き
換え可能な状態となっている。
【0035】パターンテーブル201の各種別毎のフラ
グは、種別切り替え手段103からの切り替え信号10
9に応じてそれぞれ8bitレジスタ203に書き込まれ
る。種別に応じて1バイト、2バイト、4バイト、5バ
イトのフラグを出力する必要があるので、カウンタ20
2が、これらのビット長の異なるフラグの8bitレジス
タへの書き込みを制御している。8bitレジスタ203
は、書き込まれたフラグをバッファメモリ105に出力
205として転送し、「H.223」で規定されるネゴ
シエーション動作を完了する。図中の204はフラグセ
ットである。
【0036】以上の流れを図3のチャートを用いてタイ
ミングの面から説明する。
【0037】チャート上には、上から回路に入力するク
ロックである「CLK」、「種別切り替え信号」、「8
bitレジスタ」、「カウンタ」、および「出力」が表わ
されている。
【0038】ここで、CPU101からの命令により種
別切り替え信号はLevel0,1,2と変化する。この種別
切り替え信号に従ってパターンテーブルからネゴシエー
ションフラグの値が8bitレジスタに設定される。チャ
ートに示すように、Level0のときには8bitレジスタは
「01111110」のビットパターンがネゴシエーションフラ
グとしてセットされる。
【0039】これに対してLevel1の場合には、チャート
に示すように16ビットのフラグがセットされることに
なるが、レジスタのビット長の削減、バッファメモリへ
の転送時に8ビット単位で統一をした方が回路構成が単
純になることを考えて、16ビットのフラグを一度にセ
ットする方式は取らず、8bitレジスタに8ビットずつ
に分割してセットする方式とした。そのため、Level1の
場合には、まず「11100001」を8bitレジスタにセット
して、次いで「01001101」をセットして一個のネゴシエ
ーションフラグの生成を実現している。この場合に、こ
の分割生成方式を制御するためにチャートに示すカウン
タを用いている。すなわちカウンタを「0〜1」で回す
ことにより、カウンタが0のときには前半8ビットを、
1のときには後半8ビットをセットして、かならず16
ビットを一単位としたネゴシエーションフラグの生成を
実現している。また、種別切り替え信号が別のLevelに
変化しても、カウンタ制御によって変化時にフラグが1
6ビット分担保されるようにしてある。
【0040】Level2の場合も同じく、40ビットを一単
位としたネゴシエーションフラグを8ビット単位、5回
に分けてセットしてカウンタを「0〜4」まで動作させ
ることで生成している。この場合も、種別信号の切り替
え時に40ビット単位を守るために、カウンタが4にな
るまでLevel2のネゴシエーションフラグの生成は終了し
ないこととして、ネゴシエーションフラグの生成が40
ビットを一単位として担保されるようにしてある。これ
ら種別の違いに関わりなく、同一の8bitレジスタを用
いてネゴシエーションフラグを生成させ、出力してバッ
ファメモリに書き込む。
【0041】以上の回路構成により、種別毎に別個の回
路を持つことなく、異なるネゴシエーションフラグを生
成することを可能とする。
【0042】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3の電子回路のブロック図、図5は、同電子回路に
おけるタイミングチャートである。なお、実施の形態1
で説明した内容と重複するものの説明は割愛する。
【0043】ここでは送信処理回路104を拡大し、種
別データ加工手段を説明する。
【0044】「H.223」の規格におけるデータ送信
においては、Level0と呼ばれる種別ではいわゆるHDL
Cとよばれる方式でのデータ処理がなされる。すなわ
ち、データのビット並びで1が5個続いたら0を挿入する
方式である。Level1と2においては特別なデータ加工は
無く、そのまま出力する。
【0045】送信に用いるデータはFIFOメモリ10
2中にバイト単位で書き込まれ(システムによってはワ
ード単位となることもある)、これをfifo_out307と
してレジスタ(A)302に取り込む。レジスタ(A)
302はFIFOメモリ102の幅と同じく8ビット幅
となっており、カウンタ(1)304により生成される
FIFO102へのリードイネーブル信号(fifo_rea
d)306によりFIFO10fifo_out307としてレ
ジスタ(A)302にFIFOの出力値が書き込まれ
る。これは図5のチャートで示すところのT201のタイミ
ングである。レジスタ(A)302でのビットシフトが
8ビット分終了した時点で、次のバイトデータを取り込
む必要があるので、カウンタ(1)304においてビッ
トシフトをカウントし、8ビット分のシフトが終了した
時点で、再びFIFO102へのリードイネーブル30
6が出力し、FIFOメモリ102からの値がレジスタ
(A)302に書き込まれる。これは図5のチャートの
T202のタイミングである。
【0046】Level0においては、HDLC手順に従った
0挿入を実行しなくてはならないので、レジスタ(A)
302に取り込んだ8ビットデータは、ビットシフトを
実行して次のレジスタ(B)303へとビット単位で転
送される。このビットシフト309はシリアル転送であ
る。
【0047】Level1、2においてはデータ加工は不要な
ので、ビットシフトも不要なのであるが、「H.22
3」のデータ送信においては、当初Level0で実行してい
たものでも、途中で種別変更が起こってLevel1、2へ変
更されることがあり、その場合にはLevel0状態で0挿入
がされていることもあるので、ビットずれを吸収するた
めに、Level1、2でもレジスタ(A)302からレジス
タ(B)303へのビットシフト動作を実行する。
【0048】このビットシフトが終了し、FIFOメモ
リ102から取り出したデータがレジスタ(B)303
にたまったら、その出力310はバッファメモリ105
へ書き込まれる。
【0049】ビットシフトが終了した時点を確認して、
バッファメモリ105へのライトイネーブルであるwrit
e_en312を出力するのにカウンタ(2)311を使用
する。これは図5のチャートで示すT203のタイミングで
write_en312を生成して、その時点でレジスタ(B)
303の値をバッファメモリに書き込んでいる。
【0050】次に、Level0での0挿入について説明す
る。
【0051】図4の種別切り替え手段103でLevel0に
よる送信を設定された場合には、切り替え認識部301
においてLevel0での送信方式を認識する。
【0052】Level0の場合には0挿入を行わなくてはな
らないので、0挿入回路305で0挿入を実行するため
に、切り替え信号308で0挿入回路305を動作状態
とする。レジスタ(A)302をビットシフトして出力
された値は、この0挿入回路305においてその値がチ
ェックされ、レジスタ(B)303に入力する。このと
き0挿入回路305が動作状態であれば、ビットシフト
309の転送される値を1ビットずつ検査して「1」の個
数を計測する。「1」が5個計測された時点で0を挿入す
る。挿入するのはレジスタB[0]に対してである。この0
が挿入されることに伴い、ビットシフトを停止してビッ
ト落ちが出ないようにする。
【0053】以上の流れを、図6のタイミングチャート
を用いて説明する。
【0054】図6のチャートで表示されている信号は、
上から入力クロック(CLK)、カウンタ(1)、fifo
_read、レジスタ(A)、レジスタA[7]、0挿入回路で
計測するレジスタA[7]の1の個数を示すカウンタco
unt_1、レジスタ(B)[0]、カウンタ(2)、wri
te_en、バッファメモリへの書き込み、である。各々の
信号名は図4と対応している。
【0055】カウンタ(1)の値により生成されるfifo
_readにより、レジスタ(A)にFIFOからの出力が
取り込まれる。T301のタイミングではDATA1=01111101が
取り込まれている(T302)。0挿入回路でレジスタ
(A)[7]が1であるかを計測し、1であるときにはco
unt_1がインクリメントする(T304)。ここで1が
5個続いた所、すなわちcount_1が5となった所
で0挿入を行うのだが、実際にはまずcount_1が5
の時点でレジスタ(A)のビットシフトを停止し(T30
6)、レジスタ(A)のビットシフトを監視するカウン
タであるカウンタ(1)のインクリメントも停止する
(T307)。0挿入が行われる1クロックを担保するため
と、ビットの挿入時にこれらの調整期間を取らないと、
レジスタ(A)[7]にある本来のデータが上書きされて
ビット落ちが発生してしまうからである。ビットシフト
とカウンタ(1)の停止により0挿入に関わらず、レジ
スタ(A)に積まれた8ビット分のデータは全てレジス
タ(B)に転送され、次のバイトデータがレジスタ
(A)に書き込まれる。これはT311のタイミングであ
る。
【0056】一方、レジスタ(B)[0]にはレジスタ
(A)[7]がそのまま入力するのではなく、0が入力する
(T308)。これで0挿入が完了する。レジスタ(B)の
ビットシフトは停止の必要がなく、それを監視してバッ
ファメモリへのライトイネーブルを出力するカウンタ
(2)も停止の必要はない。ビットシフトに必要なデー
タはそろっているからである。このような方式で0挿入
が実行され、当初01111101だったデータは、バッファメ
モリに書き込まれる時点で01111100と変化している。
【0057】Level1,2の場合にも、同じレジスタ
(A)、(B)、カウンタ(1)、(2)を用いてFI
FOから取り出したデータをビットシフトし、0挿入回
路を用いないでバッファメモリに書き込む。
【0058】以上のような回路構成により,方式の異な
る種別毎のデータ加工を、同一の回路を用いて実現する
ことが可能となる。
【0059】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4の電子回路のブロック図、図8は同電子回路にお
けるタイミングを模式化したチャートである。なお、実
施の形態1で説明した内容と重複するものの説明は割愛
する。
【0060】「H.223」の規格では、データ通信中
に相手端末からの要求により一度確定した送信種別を変
更することがある。このときに必要な動作は、各々の種
別毎に決められているフラグを一定期間以上送信するこ
とである。
【0061】図7の401はCPU101からの種別変
更の命令をデコードする変更命令認識回路である。ここ
でデコードされた結果を受け、変更用のフラグをテーブ
ルとして持つパターンテーブル403に変更命令信号4
02を与える。パターンテーブル403には他に種別切
り替えの信号109が入力しており、この切り替え信号
109により設定されている現在の種別に応じて、変更
命令信号402を併せて変更用のフラグセット204を
パターンテーブル403から8bitレジスタ203に設
定する。
【0062】変更用のフラグは各種別で用いたネゴシエ
ーションフラグのビット反転をしたものが基本であり、
Leve10では「10000001」、Level1と2では「00011110101
10010」である。
【0063】Level0では8ビット、Level1と2では16
ビットであるから、ネゴシエーションフラグ生成のとき
と同じくカウンタ202を用い、そのビット長の違いを
制御して8bitレジスタ203にセットする。
【0064】以上の回路構成により、同一の8bitレジ
スタ203とパターンテーブル403で種別毎に異なる
変更動作時のフラグ出力を可能とする。
【0065】(実施の形態5)図9は、本発明の実施の
形態5の電子回路のブロック図である。
【0066】この実施の形態5は、共通化できる回路を
全て共用した結果の回路構成となっている。
【0067】前記の実施の形態2ではネゴシエーション
動作、実施の形態3ではデータ加工動作、実施の形態4
では変更動作と「H.223」に規定される送信に関わ
る個別の動作の中で、種別の違いに関係無く共通する動
作を回路の共用によって回路規模の削減を実現した。さ
らに、3つの動作から成り立つ一連の動作をまたいで共
通する動作を回路の共用によって回路規模を削減できる
ようにしている。
【0068】すなわち、実施の形態2から4までの説明
において、ネゴシエーションフラグの生成に用いたパタ
ーンテーブルと、変更動作時のフラグ生成に用いるパタ
ーンテーブルは共用できる。またフラグをセットするレ
ジスタと、データ加工時に使うレジスタも共用化でき
る。
【0069】ところで、レジスタ(A)とレジスタ
(B)だけでネゴシエーションフラグの設定、変更時の
反転フラグの設定、FIFOからのデータに対するデー
タ加工処理を実行できる。また、パターンテーブルを一
つだけ持つことで、ネゴシエーション時と種別変更時の
フラグ出力の両方に対応が可能である。
【0070】本実施の形態5について、図9における5
01のから515で指し示す部分を説明する。各々の動
作に関しては実施の形態2から4までで説明してあるの
で割愛する。
【0071】501は切り替え認識部であり、502は
パターンテーブル、503はフラグのビット長の違いを
制御するカウンタである。504はレジスタ(A)であ
り、フラグのセット、FIFOメモリ102から取り出
したデータの加工に用いられる。505はレジスタ
(B)で、507はFIFOメモリ102へのリードイ
ネーブルを作るためのカウンタ(1)である。512は
そのリードイネーブル(fifo_read)であり、513が
FIFOメモリ102からの出力(fifo_out)である。
509は0挿入回路であり、切り替え信号510を受け
て0挿入回路509を動作状態にするかを切り替える。
【0072】508はバッファメモリ105へのライト
イネーブルを生成するためのカウンタ(2)であり、生
成されたライトイネーブル(write_en)515をバッフ
ァメモリへ到達させる。514はレジスタ(B)505
からバッファメモリ105へ転送される出力である。
【0073】以上の各構成部をもつ送信処理回路104
は、種別毎だけの回路共用化のみでなく、動作毎の回路
共用化を実現し、「H.223」に規定する送信動作を
満足する回路の回路規模を大幅に削減することを可能と
する。
【0074】(実施の形態6)図10は、本発明の実施
の形態6の電子回路のブロック図である。
【0075】図において、601はネゴシエーションフ
ラグ等のフラグをレジスタ(A)602にセットするた
めのパターンテーブルであり、フラグセット605がレ
ジスタ(A)602に書き込まれる。一方、FIFOか
らのデータ(fifo_out)は、レジスタ(A)602に書
き込まれる。
【0076】ここでFIFOからのデータは、実施の形
態3に説明したとおりデータ加工のためのビットシフト
が必要なのに対し、フラグにはその必要はない。ビット
シフトを行った場合には、レジスタ(A)602に取り
込まれた8ビットのデータがバッファメモリへの出力6
08となるまでには8クロックを要するのに対して、ビ
ットシフトが不要であれば1クロックで終了する。
【0077】そこでフラグ出力時かデータ送信時かの切
り替えでレジスタ(A)602からレジスタ(B)60
3への転送方式を切り替える転送切り替え手段609を
からの設定で、フラグ出力時にはレジスタ(A)602
にセットされた8ビットの値をそのままパラレルにレジ
スタ(B)603へパラレル転送606し、データ出力
時にはビットシフトによりシリアル転送607するよう
に切り替えることで、「H.223」に規定される一連
の動作に関わる処理時間を短縮することを可能とする。
【0078】(実施の形態7)図11は、本発明の実施
の形態7の電子回路のブロック図である。
【0079】「H.223」に規定される受信動作は、
相手端末から送信されてくるネゴシエーションフラグを
検索し、相手端末の送信種別を検出し、検出した種別の
方式に従ったデータ受信を行うことである。
【0080】図において、701は受信データを一時的
にストックする受信FIFOである。702はデータ入
力709から種別検出を行い、種別毎の受信処理を行う
受信処理回路である。704〜708は、その処理を行
うための各々8ビットのレジスタである。
【0081】説明上の便宜を図るために、受信データは
バッファメモリ716に一度蓄えられ、このバッファメ
モリ716に対してリードカウンタ714が生成するリ
ードイネーブル(buffa_read)715が、データ入力7
09としてレジスタ(1)704に転送される(本実施
の形態では便宜上受信は8ビット単位で行われるとして
いる)。次いで、ビットシフト710されてレジスタ
(2)705からレジスタ(5)708へと転送され
る。このレジスタの値を毎クロック検査することで、入
力してくるネゴシエーションフラグを検索し相手端末の
送信種別を検出する。これを検出するのが種別検出部7
03である。
【0082】種別検出が成立すると、レジスタ(5)7
08にためられたデータが受信FIFO701にデータ
転送711され、相手端末から送信されてきた有効なデ
ータとして蓄積する。この種別検出後のデータの受信に
おいては、Level0の場合には送信端末が実行したHDL
Cの方式に従って挿入されている0を削除して受信FI
FO701に蓄積する必要がある。Level1,2の場合には
受信したデータはそのまま受信FIFO701へ蓄積す
る。
【0083】レジスタ(5)708から受信FIFO7
01への転送のために、ライトカウンタ712が受信F
IFO701に対してのライトイネーブル(fifo_writ
e)713を生成して、実際の転送を実現している。
【0084】次に図12を用いて種別検出を説明する。
【0085】図12における801は、Level0の場合の
検出である。図11のレジスタ(1)704に入力して
ビットシフト710によりレジスタ(2)705、
(3)706、(4)707、(5)708にシフトさ
れるので、毎クロック、その時点でのレジスタ(4)7
07の値を検査する。図12の801に示すように、レ
ジスタ(4)707の値が「01111110」である場合に
は、そのネゴシエーションフラグがLevel0のネゴシエー
ションフラグであると判断され、Level0として種別が検
出されたこととする。もちろん、この場合には構成する
システムの要請により更なる条件を追加することが可能
であり、レジスタ(4)707における「01111110」の
フラグの検出を一定数以上カウントして、はじめてLeve
l0としての種別検出が完了であるとすることも考えられ
る。
【0086】図12における802は、Level1の場合の
検出である。前記Level0の場合と同じく、毎クロック、
その時点でのレジスタの値を検査する。レジスタ(4)
707、レジスタ(3)706を連接した状態で、その
値が「1110000101001101」であることがまず第一条件で
ある。Level1とLevel2はこの16ビット部分は同一なの
で、これだけを検査しただけではいずれのLevelである
かは判別できない。そこで第二条件としてレジスタ
(2)705を検査し、レジスタ(4)707、(3)
706の連接が上記フラグであるときに、レジスタ
(2)705が00hで無ければLevel1と判断し、Level1
を検出したこととする。もちろんこの場合にも一定個数
以上の条件を付加することも可能である。
【0087】図12における803は、Level2に関する
方式である。Level2は5バイトを一単位としてネゴシエ
ーションフラグを構成するが、種別検出のためにそれに
見合う大きさのレジスタをもつと回路が冗長となる。そ
こで2段階方式でLevel2のネゴシエーションフラグを検
査する。まずレジスタ(4)707、(3)706、
(2)705の連接状態で16ビットのフラグ+00hの
状態であれば、Level2のフラグの可能性とする。次いで
それから16ビットシフト後に同じレジスタ(4)70
7、(3)706、(2)705の連接状態が00hが3
バイト分ある状態であれば、先の状態と併せてLevel2の
ネゴシエーションフラグ5バイト分を検出したことにな
る。このような2段階の方式でLevel2のネゴシエーショ
ンフラグを検出し、Level2の種別検出を完了する。もち
ろん一定個数以上の条件の付加も考えられる。
【0088】次に、種別検出後のデータ受信について説
明する。
【0089】図11に示すように受信してビットシフト
したデータがレジスタ(5)708にたまったらその値
を受信FIFO701へ転送する。
【0090】ここでLevel0では送信側で挿入されている
0を削除し、Level1,2ではそのまま受信FIFO701
へ転送するという処理の違いがある。
【0091】図11の種別検出部703で種別検出が確
定した後に、受信方式切り替え信号718がの0削除回
路717に入力する。受信方式切り替え信号718によ
りLevel0の場合だけ0削除回路717が動作状態とさ
れ、実際の0削除を実行する。
【0092】ここで、図8のチャートで0削除の方式を
説明する。
【0093】図8のチャートには、信号として上から順
にクロック(CLK)、レジスタ(4)、レジスタ
(4)[7]、レジスタ(4)[7]の値が「1」であるものを
計測するカウンタ(count_1)、レジスタ(5)
[0]、ライトカウンタ、受信FIFOへのライトイネー
ブル(write_en)、受信FIFOが示されている。
【0094】レジスタ(4)に取り込まれた値DATA1が
「01111100」とする(T401)。このとき、送信側では1
が5個続いた後に0が挿入されている。これをビットシ
フトしていきながらレジスタ(4)[7]の値を検査し、
1が連続する個数をcount_1が計測する(T40
2)。1が連続で5個続いたとき(T403)にその次の値
が0であればこれは挿入された「0」であるから、レジ
スタ(5)のビットシフトを停止してレジスタ(4)
[7]の値を書き込まないことで(T404)、次の挿入され
ていた「0」を削除する。ビットシフトを停止したの
で、レジスタ(5)に8ビットのデータがたまったこと
を監視するライトカウンタのインクリメントも停止し
(T405)、その後、ライトカウントが一定の値になった
所で受信FIFOに対するライトイネーブルを出力する
(T406)。このライトイネーブルによって受信FIFO
中に0が削除されたデータが転送される。当初受信した
ときには、「011111001_0101111」だったデータが受信
FIFOには0が削除されることで「011111101」が書き
込まれている(T407)。
【0095】以上の構成をもってすれば、種別検出と種
別毎に異なる受信方法でのデータ受信に関して、回路を
共用化することが可能となる。
【0096】(実施の形態8)本実施の形態8は、前記
実施の形態1から7までをまとめたものであり、「H.
223」に規定されている一連の動作をより少ない回路
資源で実現する。
【0097】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、「H.223」に規定される複数の種別の送
信処理を満足し、FIFOメモリ、バッファメモリを共
用し、実際の送信処理に必要とされる回路を削減するこ
とが可能となる効果を有する。
【0098】また、種別毎に別個の回路を持つこと無
く、異なるネゴシエーションフラグを生成することが可
能であり、方式の異なる種別毎のデータ加工を同一の回
路を用いて実現することも可能であり、同一の8bitレ
ジスタとパターンテーブルで種別毎に異なる変更動作時
のフラグ出力が可能となる効果を有する。
【0099】さらに、種別毎だけの回路共用化のみでな
く、動作毎の回路共用化を実現し、回路規模を大幅に削
減、処理時間の短縮、種別検出と種別毎に異なる受信方
法でのデータ受信に関して回路を共用化、より少ない回
路資源で実現することが可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の電子回路のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2の電子回路のブロック図
【図3】同電子回路におけるタイミングチャート
【図4】本発明の実施の形態3の電子回路のブロック図
【図5】同電子回路におけるタイミングチャート
【図6】同電子回路におけるタイミングチャート
【図7】本発明の実施の形態4の電子回路のブロック図
【図8】同電子回路におけるタイミングチャート
【図9】本発明の実施の形態5の電子回路のブロック図
【図10】本発明の実施の形態6の電子回路のブロック
【図11】本発明の実施の形態7の電子回路のブロック
【図12】同電子回路における種別検出を表わす模式図
【符号の説明】
101 CPU 102 FIFOメモリ 103 種別切り替え手段 104 送信処理回路 105 バッファメモリ 106 命令制御信号 107 命令制御信号 108 FIFO出力 109 切り替え信号 110 送信出力 201 パターンテーブル 202 カウンタ 203 8bitレジスタ 204 フラグセット 205 出力 301 切り替え認識部 302 レジスタ(A) 303 レジスタ(B) 304 カウンタ(1) 305 0挿入回路 306 fifo_read 307 fifo_out 308 切り替え信号 309 ビットシフト 310 出力 311 カウンタ(2) 312 write_en 401 変更命令認識回路 402 変更命令信号 403 パターンテーブル 501 切り替え認識部 502 パターンテーブル 503 カウンタ 504 レジスタ(A) 505 レジスタ(B) 507 カウンタ(1) 508 カウンタ(2) 509 0挿入回路 510 切り替え信号 511 ビットシフト 512 fifo_read 513 fifo_out 514 出力 515 write_en 601 パターンテーブル 602 レジスタ(A) 603 レジスタ(B) 604 fifo_out 605 フラグセット 606 パラレル転送 607 シリアル転送 608 出力 609 転送切り替え手段 701 受信FIFO 702 受信処理回路 703 種別検出部 704 レジスタ(1) 705 レジスタ(2) 706 レジスタ(3) 707 レジスタ(4) 708 レジスタ(5) 709 データ入力 710 ビットシフト 711 データ転送 712 ライトカウンタ 713 fifo_write 714 リードカウンタ 715 buffa_read 716 バッファメモリ 717 0削除回路 718 受信方式切り替え信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ITU勧告の「H.223」の規格を満た
    した送信を実現する電子回路であって、送信すべきデー
    タを一時的にストックするファーストイン・ファースト
    アウトメモリと、「H.223」規格に規定された送信
    方式種別を切り替える送信種別切り替え手段と、前記送
    信種別切り替え手段を用いて送信種別に応じた送信処理
    を行う送信処理回路と、前記送信処理回路において処理
    されたデータを一時的に貯えるバッファメモリとを備え
    たことを特徴とする電子回路。
  2. 【請求項2】設定された送信種別に応じてネゴシエーシ
    ョン動作を切り替える種別設定手段と、切り替えられた
    送信種別毎に異なるビット長のネゴシエーションフラグ
    を生成する種別ネゴシエーションフラグ生成回路と、異
    なるビット長の生成を正確に制御する異種ビット長制御
    手段と、ネゴシエーションフラグ生成回路を種別に関わ
    らず共通化する回路共通化手段とを備え、「H.22
    3」規格で規定されている相手端末とのネゴシエーショ
    ン動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の電子回路。
  3. 【請求項3】CPU等を用いてファーストイン・ファー
    ストアウトメモリに書き込まれたデータを送信処理回路
    に取り出すデータ取り出し手段と、前記取り出したデー
    タを切り替えられた送信種別に応じてデータ加工を施す
    種別データ加工回路と、前記データ加工回路を種別に関
    わらず共通化する回路共通化手段を備え、「H.22
    3」規格で規定されている相手端末に対する種別毎に異
    なるデータ送信動作を行うようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の電子回路。
  4. 【請求項4】種別切り替え手段により設定された送信種
    別に応じた種別変更動作を行う種別変更動作回路と、前
    記種別変更動作回路を種別に関わらず共通化する回路共
    通化手段を備え、「H.223」規格で規定されている
    相手端末との種別毎に異なる送信種別変更動作を行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の電子回路。
  5. 【請求項5】ネゴシエーションフラグ生成手段、データ
    加工手段、種別変更動作手段を実現する回路を共通化
    し、「H.223」規格を満足するデータ送信を行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項2、3、4のいずれか
    に記載の電子回路。
  6. 【請求項6】ネゴシエーション時にはネゴシエーション
    フラグをパラレルにバッファメモリに転送し、データ通
    信時にはシリアル変換によりビットシフトでバッファメ
    モリに転送するバッファ転送方式の切り替えるようにし
    たことを特徴とする請求項2、3、4のいずれかに記載
    の電子回路。
  7. 【請求項7】ITU勧告の「H.223」の規格を満た
    した受信を実現する電子回路であって、受信したネゴシ
    エーションフラグの種別を検出する種別検出手段と、検
    出した種別に応じてデータ受信方式を切り替える受信方
    式切り替え手段と、前記受信方式切り替え手段の結果に
    応じて受信したデータを「H.223」に規定される種
    別毎の受信方式で処理するデータ処理回路と、前記処理
    したデータを一時的にストックするファーストアウトメ
    モリとを備え、種別毎に関わらず前記回路を共用したこ
    とを特徴とする電子回路。
  8. 【請求項8】請求項1から7に記載の発明を統合し、
    「H.223」に規定される一連の動作を行うようにし
    たことを特徴とした電子回路。
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