JP2000223925A - アレイアンテナ装置 - Google Patents

アレイアンテナ装置

Info

Publication number
JP2000223925A
JP2000223925A JP11026697A JP2669799A JP2000223925A JP 2000223925 A JP2000223925 A JP 2000223925A JP 11026697 A JP11026697 A JP 11026697A JP 2669799 A JP2669799 A JP 2669799A JP 2000223925 A JP2000223925 A JP 2000223925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
array antenna
array
scanning
azimuth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11026697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3278113B2 (ja
Inventor
Akio Tanaka
昭夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP02669799A priority Critical patent/JP3278113B2/ja
Publication of JP2000223925A publication Critical patent/JP2000223925A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3278113B2 publication Critical patent/JP3278113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近接して配置した2つのアレイアンテナの合
成により狭い総合のビーム形成を行うアレイアンテナに
おいて、アレイアンテナを方位や仰角方向に走査させた
場合に生ずる所要の送信受信総合のアンテナ利得からの
誤差を補正する。 【解決手段】 2つのアレイアンテナ1及び2の放射ビ
ーム形状と走査方位に対応したアンテナ利得のデータ値
に基づいて、2つのアレイアンテナ総合のアンテナ利得
が所要の値となるように補正を加えるために、各アンテ
ナの利得データが記録されているビーム走査時アンテナ
利得データ記録回路10と、各アンテナのビーム形状及
び走査方位情報と、ビーム走査時アンテナ利得データ記
録回路10のデータに基づいて、2つのアンテナの片方
または両方のビーム走査時のアンテナ利得を補正するた
めの、ビーム走査時アレイアンテナ利得補正値算出回路
11とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレイアンテナの
放射ビーム形成手段に関し、特に近接した2つのアレイ
アンテナを用いた合成放射ビームによってビーム走査を
行う際の放射ビーム形成手段に関する。
【0002】
【従来の技術】近接した2つのアレイアンテナを用いて
ビーム走査を行うアレイアンテナ装置は、従来、図7に
示すような構成からなっている。
【0003】図7において、それぞれ送信機12および
13に接続されたアレイアンテナ1および2は互いに近
接して設置され、アレイアンテナ1で形成する放射ビー
ムとアレイアンテナ2で形成する放射ビームで送受信さ
れる信号が合成される。ビーム制御インターフェース回
路3は、アレイアンテナ1および2に対する所要の放射
ビーム形状、放射する方位、仰角の指示データを受け
て、放射ビーム形状および走査方位算出回路14、17
に出力する。
【0004】放射ビーム形状および走査方位算出回路1
4および17は、ビーム制御インターフェース回路3か
ら入力された放射ビームに関する指示データに従ってア
レイアンテナ1および2で形成すべき放射ビームの形状
と走査方位または仰角を算出して、素子アンテナ励振条
件算出回路15および18に出力する素子アンテナ励振
条件算出回路15および18は、放射ビーム形状および
走査方位算出回路14および17で算出されたビーム形
状と放射する方位から、アレイアンテナ1および2の開
口面の励振分布を求めて各素子アンテナの位相と振幅の
励振条件を算出して、素子アンテナ励振位相振幅設定回
路16および19に出力する。
【0005】素子アンテナ励振位相振幅設定回路16お
よび19は、素子アンテナ励振条件算出回路15および
18によって求められた開口面励振条件に従って、アレ
イアンテナ1および2の各素子アンテナ毎に備えられた
開口面の励振分布の位相と振幅を制御するための移相器
や減衰器を所要の値に設定する。
【0006】この従来のアレイアンテナ装置は、アレイ
アンテナ1で形成する放射ビームとアレイアンテナ2で
形成する放射ビームで送受信される信号を合成すること
により、それぞれのアレイアンテナでは得られない高い
方位または仰角の分解能を得ながら放射ビームを方位お
よび仰角方向に走査している。
【0007】今、アレイアンテナ1の放射ビーム形状と
方位で送受信し、その次にアレイアンテナ2のビーム形
状と方位で送受信し、それぞれの受信信号を合成する
と、目標がアレイアンテナ1とアレイアンテナ2の2つ
の放射ビーム内にともにある場合には受信され、両方ま
たは片方の放射ビームの外側に目標がある場合には受信
されないか、受信電力が小さくなる。そのため、等価的
に、2つの放射ビームが重なり合う部分の形状の放射ビ
ームを有するアンテナを使用した場合と同様の効果があ
り、方位や仰角の分解能が向上する。
【0008】まず、走査を行う方位と仰角およびビーム
形状(例えばペンシルビームやcosecθ)が決ま
ると、それに対応してアレイアンテナ1の放射ビーム形
状および走査方位を放射ビーム形状および走査方位算出
回路14により算出し、素子アンテナ励振条件を素子ア
ンテナ励振条件算出回路15により算出し、そのデータ
に基づいて素子アンテナの励振位相と振幅の設定を素子
アンテナ励振条件設定回路16により行う。アレイアン
テナ2についても同様にして放射ビームを形成し走査す
ることにより所要の高い分解能の放射ビームを形成する
と共に走査することができる。
【0009】送信ビーム形状および走査方位の算出や素
子アンテナ励振条件の算出には、算出回路を設ける他、
あらかじめ定められた値を記録しておいてその中から選
択したり、機械的な寸法で決まる方式を用いる場合もあ
る。
【0010】例えば、精測侵入レーダ装置PAR(Prec
ision Approach Radar)の高低アンテナと方位アンテナ
がある。[航空電子装置、岡田實編、日刊工業新聞社p
130]これは、アレイアンテナ1の方位アンテナとし
て仰角方向に広く、方位方向には狭い放射ビームを形成
して方位方向にビーム走査を行い、また、アレイアンテ
ナ2を高低アンテナとして仰角方向に狭く、方位方向に
広い放射ビームを形成して仰角方向にビーム走査を行
い、順次アレイアンテナ1とアレイアンテナ2を切り替
えて送受信することにより、方位と仰角方向に狭いビー
ムを形成したのと同じ高分解能を得ながら方位と仰角方
向に放射ビームを走査させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような、アレイア
ンテナでは、放射ビームを方位または仰角方向に走査さ
せると、アンテナ利得が素子アンテナの指向性により低
下することが知られている。一般に、指向性の相似なア
ンテナを並べたときの合成指向性はアンテナ素子の指向
性と無指向性点放射源の配列の指向性との積で表され
る。[アンテナ・電波伝搬、電子情報通信学会編、コロ
ナ社、P61]従って、放射ビームを走査させた場合、
アンテナ素子の指向性によりその方向θの利得が低下す
ると共に、点放射源の配列による開口長がcosθで減
少するため、アンテナ利得が減少する。
【0012】実際には、アンテナ素子毎の指向性のばら
つきやアンテナ素子間の相互結合によりアンテナ素子の
指向性の相似性が崩れるため、アンテナ利得の減少のし
かたは複雑になる。一方、レーダアンテナには、しばし
ば等高度の目標の受信電力が距離によらず一定となるc
osecθの仰角パターンのようにビーム形状を任意
に整形した放射パターンが使われる。
【0013】もし、2つのアレイアンテナの合成により
放射ビームを形成するアレイアンテナ装置でこのような
整形された放射ビームの形成を行う場合、例えば、アン
テナ1で仰角方向にcosecθの放射ビームを形成
しておいて送信し、アレイアンテナ2の仰角方向に狭い
放射ビームを仰角方向に走査させてかつ、アンテナ利得
がcosecθで変化するように制御して受信するか
cosecθで変化したように受信利得を変化させる
必要がある。その場合、前記のように放射ビームの走査
角度によりアレイアンテナ2のアンテナ利得が変化する
ため、単にcosecθで変化させると誤差が生ずる
という問題がある。
【0014】また、アレイアンテナ1を仰角方向に狭
く、方位方向に広い放射ビームにして仰角方向に走査さ
せると共に、アレイアンテナ2を方位方向に狭く、仰角
方向に広い放射ビームにして方位方向に走査させた場
合、アレイアンテナ1の走査角度とアレイアンテナ2の
走査角度のそれぞれに応じてアンテナ利得が変化し、所
要のアンテナ利得に対して誤差が生ずるという問題があ
る。
【0015】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、アレ
イアンテナ1とアレイアンテナ2の放射ビームを走査さ
せることにより生ずるアンテナ利得の変化のデータを基
に、アレイアンテナ1またはアレイアンテナ2のアンテ
ナ利得や受信利得に補正を加え、合成後のアンテナ利得
が所要の値となるようにする手段を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のアレイアンテナ
装置は、それぞれが複数の素子アンテナにより構成され
る2つの近接したアレイアンテナと、各アレイアンテナ
の所要の放射ビーム形状、放射する方位、仰角の指示デ
ータを受けるビーム制御インターフェース回路と、放射
ビームに関する指示データに従って各アレイアンテナで
形成すべき放射ビームの形状と走査方位または仰角を定
める放射ビーム形状および走査方位算出回路と、算出さ
れたビーム形状と放射する方位から各アレイアンテナの
開口面の励振分布を求めてそれぞれのアレイアンテナを
構成する各素子アンテナの位相と振幅の励振条件を算出
する素子アンテナ励振条件算出回路と、求められた開口
面励振条件に従ってそれぞれのアレイアンテナの各素子
アンテナ毎に備えられた開口面の励振分布の位相と振幅
を制御するための移相器や減衰器を所要の値に設定する
素子アンテナ励振位相振幅設定回路とで構成されるアレ
イアンテナ装置において、各アレイアンテナのそれぞれ
の放射ビームに設定した形状と走査方位または仰角に対
応したアンテナ利得の値を記録するビーム走査時アンテ
ナ利得データ記録回路と、各アレイアンテナのビーム形
状と走査方位およびビーム走査時のアンテナ利得データ
に基づいて、各アレイアンテナの合成のアンテナ利得が
所要の値となるように、2つのアレイアンテナの片方ま
たは両方のビーム走査時のアンテナ利得を補正するため
の、ビーム走査時送受信アンテナ利得補正値算出回路と
を付加したことを特徴とする。
【0017】本発明は、上記構成とすることにより、ア
レイアンテナ総合のアンテナ利得を放射ビームの形状と
走査方位や仰角によらず、精度良く設定することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の全
体構成を示すアレイアンテナ装置のブロック図である。
【0019】本発明のアレイアンテナ装置は、複数の素
子アンテナより構成される2つの近接したアレイアンテ
ナ1および2と、所要の送信受信放射ビーム形状、放射
する方位、仰角の指示データを受けるビーム制御インタ
ーフェース回路3と、放射ビームに関する指示データに
従ってアレイアンテナ1で形成すべき放射ビームの形状
と走査方位を定める送信ビーム形状および走査方位算出
回路4と、算出されたビーム形状と放射する方位からア
レイアンテナ1の開口面の励振分布を求めて各素子アン
テナの位相と振幅の励振条件を算出する送信素子アンテ
ナ励振条件算出回路5と、求められた開口面励振条件に
従ってアレイアンテナ1の各素子アンテナ毎に備えられ
た開口面の励振分布の位相と振幅を制御するための移相
器や減衰器を所要の値に設定する送信素子アンテナ励振
位相振幅設定回路6と、放射ビームに関する指示データ
に従ってアレイアンテナ2で形成すべき受信ビームの形
状と走査方位を定める受信ビーム形状および走査方位算
出回路7と、算出されたビーム形状と放射する方位から
アレイアンテナ2の開口面の励振分布を求めて各素子ア
ンテナの位相と振幅の励振条件を算出する受信素子アン
テナ励振条件算出回路8と、求められた開口面励振条件
に従ってアレイアンテナ2の各素子アンテナ毎に備えら
れた開口面の励振分布の位相と振幅を制御するための移
相器や減衰器を所要の値に設定する受信素子アンテナ励
振位相振幅設定回路9と、アレイアンテナ1および2の
それぞれの放射ビームに設定した形状と走査方位または
仰角に対応したアンテナ利得の値を記録したビーム走査
時アンテナ利得データ記録回路10と、アレイアンテナ
1および2のビーム形状と走査方位およびビーム走査時
のアンテナ利得データに基づいて、アレイアンテナ1お
よび2の合成のアンテナ利得が所要の値となるように、
アレイアンテナ1とアレイアンテナ2の片方または両方
のビーム走査時のアンテナ利得を補正するための、ビー
ム走査時アレイアンテナ利得補正値算出回路11とで構
成される。
【0020】図2は、アンテナ励振条件補正を受信側の
アレイアンテナ2で行うように構成した本発明の実施の
形態を示すブロック図である。
【0021】ビーム走査時アンテナ利得データ記録回路
10は、アレイアンテナ1の走査方位に対するアンテナ
利得データを記録した、送信アレイアンテナ利得vs方
位データ記録回路20、およびアレイアンテナ2の走査
仰角方向に対するアンテナ利得データを記録した受信ア
レイアンテナ利得vs方位データ記録回路24によって
構成されている。
【0022】ビーム走査時アレイアンテナ利得補正値算
出回路11は、送信アレイアンテナ利得vs方位算出回
路21と、受信アレイアンテナ利得vs方位算出回路2
3と、送信受信総合アンテナ利得vs方位の算出回路2
2と、所要送受信総合アンテナ利得算出回路25と、利
得差算出回路26と、受信アレイアンテナビーム形状お
よび利得算出回路27と、受信アンテナ励振条件補正値
算出回路28とで構成される。
【0023】送信アレイアンテナ利得vs方位算出回路
21は、送信ビーム形状および走査方位算出回路4から
入力された送信ビーム形状および走査方位と、送信アレ
イアンテナ利得vs方位データ記録回路20から入力さ
れた走査方位に対するアンテナ利得のデータとから、ア
レイアンテナ1の走査方位に対するアンテナ利得を算出
して送信受信総合アンテナ利得vs方位の算出回路22
へ出力する。
【0024】受信アレイアンテナ利得vs方位算出回路
23は、受信ビーム形状および走査方位算出回路7から
入力された受信ビーム形状および走査方位と、受信アレ
イアンテナ利得vs方位データ記録回路24から入力さ
れた走査方位に対するアンテナ利得のデータとから、ア
レイアンテナ2の走査方位に対するアンテナ利得を算出
して送信受信総合アンテナ利得vs方位の算出回路22
へ出力する。
【0025】送信受信総合アンテナ利得vs方位の算出
回路22は、送信アレイアンテナ利得vs方位算出回路
21で求められたアレイアンテナ1のアンテナ利得と受
信アレイアンテナ利得vs方位算出回路23で求められ
たアレイアンテナ2のアンテナ利得とから、アレイアン
テナ1とアレイアンテナ2の総合のアンテナ利得vs方
位を算出して利得差算出回路26へ出力する。
【0026】所要送受信総合アンテナ利得算出回路25
は、送信ビーム形状および走査方位算出回路4から入力
された送信ビーム形状および走査方位と、受信ビーム形
状および走査方位算出回路7から入力された受信ビーム
形状および走査方位とから、アレイアンテナ1とアレイ
アンテナ2の総合のアンテナ利得の所要の値を算出して
利得差算出回路26へ出力する。
【0027】利得差算出回路26は、所要送受信総合ア
ンテナ利得算出回路25で求められた所要送受信総合の
アンテナ利得に対する送信受信総合アンテナ利得vs方
位の算出回路22で求められた送信受信総合アンテナ利
得vs方位の偏差を求めて受信アレイアンテナビーム形
状および利得算出回路27へ出力する。
【0028】受信アレイアンテナビーム形状および利得
算出回路27は、利得差算出回路26で求められた所要
値からのずれを補正した後のアレイアンテナ2のビーム
形状および利得を算出する。
【0029】受信アンテナ励振条件補正値算出回路28
は、受信アレイアンテナビーム形状および利得算出回路
27によって定められたアレイアンテナ2の補正後のビ
ーム形状および利得を達成するためのアレイアンテナ2
の開口面の励振条件の補正値を算出する。
【0030】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1、図2および図3を参照して説明する。
【0031】アレイアンテナ1は方位方向に複数の素子
アンテナが配列されており、方位方向に狭く仰角方向に
広いビームが形成できるので、電子走査により方位方向
のアンテナ開口面励振分布の位相と振幅を制御すること
ができ、また、方位方向にはその開口面励振分布を任意
に変えることができるので和差ビームのような任意のビ
ーム形状が形成できる。
【0032】一方、アレイアンテナ2は仰角方向に複数
の素子アンテナが配列されており、仰角方向に狭く方位
方向に広いビームが形成できるので、電子走査により仰
角方向のアンテナ開口面励振分布の位相と振幅を制御す
ることができ、また、仰角方向にはその開口面励振分布
を任意に変えることができるのでcosecθのよう
な任意のビーム形状が形成できる。
【0033】いま、アレイアンテナ1とアレイアンテナ
2の送受信総合のビーム形状として、方位と仰角方向に
狭い、ペンシル状のビーム形状となるように、方位と仰
角方向に走査させるべくビーム制御インターフェース回
路3を介してアレイアンテナにそのビーム形状であるペ
ンシルビームのデータと方位および仰角の走査角度範囲
を指示するデータを入力する。
【0034】例えば、最初に方位と仰角が共に0度の正
面方向にペンシル状の放射ビームを形成する場合、アレ
イアンテナ1の放射ビーム形状を配列方向に狭いペンシ
ル状のビームが正面方向に形成されるように送信ビーム
形状および走査算出回路4を働かせる。その結果、送信
素子アンテナ励振条件として、例えば位相分布が等位相
で振幅分布がテイラー分布の励振条件が送信素子アンテ
ナ励振条件算出回路5で発生され、送信素子アンテナ励
振位相振幅設定回路6によりアレイアンテナ1内に組み
込まれた移相器と減衰器の移相量と減衰量が設定され、
アレイアンテナ1の開口面励振分布が等位相、テイラー
分布となり、方位方向に狭く、仰角方向に広い放射ビー
ムの送信パターン(図3(a))が形成され、接続され
た送信機12から発生される電力はこのアレイアンテナ
1から外部に放射される。
【0035】一方、アレイアンテナ2の放射ビーム形状
を配列方向に狭いペンシル状のビームが正面方向に形成
されるように受信ビーム形状および走査算出回路7を働
かせる。その結果、受信素子アンテナ励振条件として、
例えば位相分布が等位相で振幅分布がテイラー分布の励
振条件が受信素子アンテナ励振条件算出回路8で発生さ
れ、受信素子アンテナ励振位相振幅設定回路9によりア
レイアンテナ2内に組み込まれた移相器と減衰器の移相
量と減衰量が設定され、アレイアンテナ2の開口面励振
分布が等位相、テイラー分布となり、仰角方向に狭く、
方位方向に広い放射ビームの受信パターン(図3の
(b))が形成され、アレイアンテナ1で外部に放射さ
れ、目標物で反射して戻ってきた電力は接続された受信
機13により受信される。
【0036】この時、送受信総合の放射ビーム形状は送
信パターン(図3の(a))と受信パターン(図3の
(b))を合成した合成パターン(図3の(c))のよ
うに、方位と仰角に狭いペンシル状のビームを形成した
のと同等のビーム形成が可能となる。また、受信ビーム
のみを仰角方向に走査させると、合成ビームは、方位と
仰角方向に狭いビームを仰角方向に走査させた場合と同
等のビーム走査が可能になる。
【0037】ここで、航空機を捜索するレーダで良く用
いられるようなcosecθで変化する放射ビームの
形成を考える。これは、地表面に対しより低い角度方向
を最大のアンテナ利得とし、仰角方向に高くなるほど、
電力利得がcosecθで減少するようなアンテナビ
ーム形状のアンテナで送信と受信を行うことにより、前
述のように、等高度の目標の受信電力が距離によらず一
定とできる。このような、放射ビームを形成するため
に、例えば、受信ビーム形状としてcosecθを選
び、送信ビーム形状としてcosecθを選んでも効
果は同じである。
【0038】本実施例のように、二つの直交するアレイ
アンテナでこのような放射ビームを形成しようとする場
合に、送信ビームと受信ビームを共にcosecθと
して合成しても、cosecθとcosecθの組み
合わせを選んでも、送信ビームと受信ビームの交点は一
点で固定され、その他の方向は角度に対してcosec
θで合成されないため、所要のビーム形状は得られな
い。そこで、送信ビームと受信ビームの交点が仰角方向
に走査する時にその総合のアンテナ利得がcosec
θで変化するように制御することになる。
【0039】従って、ビーム制御インターフェース回路
3に方位方向が0度で仰角方向にcosecθが入力
された場合には、例えば、アレイアンテナ2で放射ビー
ムを仰角方向に走査させる場合に、cosecθの割
合でアンテナ利得を減少させるように受信ビーム形状お
よび走査方位算出回路7を働かせる。
【0040】その結果、受信素子アンテナ励振条件とし
て、例えば位相分布が等位相で振幅分布がテイラー分布
でかつ仰角方向の角度に応じた減衰量を加えた励振条件
が受信素子アンテナ励振条件算出回路8で発生され、受
信素子アンテナ励振位相振幅設定回路9によりアレイア
ンテナ2内に組み込まれた移相器と減衰器の移相量と減
衰量が設定され、仰角方向に利得がほぼcosecθ
で変化しながら走査する、方位方向に広い放射ビームの
受信パターンが形成される。
【0041】ここで、仰角方向の利得がほぼcosec
θとなるのは、アレイアンテナ2を仰角方向に走査さ
せた場合、アンテナ利得を励振条件で変化させなくて
も、アンテナ素子の指向性によりその方向θの利得が低
下すると共に、点放射源の配列による開口長がcosθ
で減少するため、アンテナ利得が減少し、実際には、ア
ンテナ素子毎の指向性のばらつきやアンテナ素子間の相
互結合によりアンテナ素子の指向性の相似性が崩れ、ア
ンテナ利得の減少のしかたは複雑になり、その結果と励
振条件で設定したcosecθの減衰量が重なるため
である。
【0042】一方、アレイアンテナ1の放射ビーム形状
は、配列方向に狭いペンシル状のビームが正面方向に形
成されるように送信ビーム形状および走査算出回路4を
働かせる。その結果、送信素子アンテナ励振条件とし
て、例えば位相分布が等位相で振幅分布がテイラー分布
の励振条件が送信素子アンテナ励振条件算出回路5で発
生され、送信素子アンテナ励振位相振幅設定回路6によ
りアレイアンテナ1内に組み込まれた移相器と減衰器の
移相量と減衰量が設定され、アレイアンテナ1の開口面
励振分布が等位相、テイラー分布となり、方位方向に狭
く、仰角方向に広い放射ビームの送信パターンが形成さ
れる。
【0043】仰角方向の広いビーム形状も、素子アンテ
ナの放射ビーム形状で決まるため、仰角の角度によりア
ンテナ利得は変化する。そこで、アレイアンテナ1を送
信機、アレイアンテナ2を受信機に接続することにより
方位が0度方向に仰角方向に略cosecθの放射ビ
ームを形成したのと同等な結果が得られるが、仰角方向
のアンテナ利得の変化は所要のcosecθに対して
誤差を持つことになる。
【0044】そこで、アンテナ利得データを記録したビ
ーム走査時アンテナ利得データ記録回路10とビーム走
査時アレイアンテナ利得補正値算出回路11により受信
アンテナ励振条件補正値を算出し、算出した補正値をア
レイアンテナ2の受信素子アンテナ励振条件算出回路8
に入力することにより、受信アンテナ利得制御に補正を
加える。以下、受信アンテナ励振条件補正値算出動作に
ついて、図2を参照して説明する。
【0045】送信アレイアンテナ利得vs方位算出回路
21は、送信ビーム形状および走査方位算出回路4から
送信ビーム形状および走査方位が入力されると、送信ア
レイアンテナ利得vs方位データ記録回路20に記録さ
れているアレイアンテナ1の方位と仰角に対応した送信
アンテナ利得のデータを参照することにより、送信アレ
イアンテナ1の利得vs方位を算出して送受信総合アン
テナ利得vs方位の算出回路22に出力する。
【0046】一方、受信アレイアンテナ利得vs方位算
出回路23は、受信ビーム形状および走査方位算出回路
7から受信ビーム形状および走査方位が入力されると、
受信アレイアンテナ利得vs方位データ記録回路24に
記録されているアレイアンテナ2の方位と仰角に対応し
た受信アンテナ利得のデータを参照することにより、受
信アレイアンテナ2の利得vs方位を算出して送受信総
合アンテナ利得vs方位の算出回路22に出力する。
【0047】送受信総合アンテナ利得vs方位の算出回
路22は、それらのデータを合成して、各仰角に対応し
た送信受信総合のアンテナ利得を求めて利得差算出回路
26へ出力する。
【0048】他方、所要送受信総合アンテナ利得算出回
路25は、送信ビーム形状および走査方位算出回路4と
受信ビーム形状および走査方位算出回路7から送信ビー
ム形状および走査方位と受信ビーム形状および走査方位
が入力されると、所要の送信受信総合のアンテナ利得で
あるcosecθの仰角の利得変化を算出し、算出し
たデータを利得差算出回路26へ出力する。
【0049】利得差算出回路26では、送信受信総合ア
ンテナ利得vs方位の算出回路22より送られてきたデ
ータと所要送受信総合アンテナ利得算出回路25より送
られてきた所要の送信受信総合のアンテナ利得であるc
osecθの仰角の利得データとの差が求められる。
【0050】受信アレイアンテナビーム形状および利得
補正値算出回路27は、その差のデータを用いて、アレ
イアンテナ2のアンテナ利得の補正値を求め、さらに、
受信アンテナ励振条件補正値算出回路28により、アレ
イアンテナ2の励振条件の補正値を求めて受信アンテナ
励振条件算出回路8にフィードバックすることにより精
度のよいcosec4θの仰角の利得変化が得られる。
【0051】図4は、アンテナ励振補正を送信側のアレ
イアンテナ1で行うように変更した本発明の他の実施の
形態を示している。この実施の形態では、利得差算出回
路26の出力を元にして、送信アレイアンテナビーム形
状および利得補正値算出回路29および送信アンテナ励
振条件補正値算出回路30によりアレイアンテナ1の励
振条件の補正値を求めて送信アンテナ励振条件算出回路
5にフィードバックしているが、その基本的動作は図2
記載のものと同様であるので詳細な説明は省略する。ま
た、図1に記載されているように、アレイアンテナ1と
アレイアンテナ2の両方で補正を行っても良い。
【0052】図5および図6は、本発明の更に他の実施
の形態を示すブロック図である。上記の実施の形態にお
いては、アレイアンテナの開口面の励振条件を変化させ
てアンテナ利得の調整を行っているが、図5に示すよう
に送信機12内の送信電力調整器(図5の31)により
送信電力を調整したり、パルスレーダのように目標に照
射するエネルギーが照射するパルスの数で変化する場合
には、図6に示すように送信機12内の送信パルス数調
整器(図6の32)により送信するパルスの数を変化さ
せることにより、アンテナパターンの補正を行うことが
できる。
【0053】
【発明の効果】本発明は、アレイアンテナ1とアレイア
ンテナ2のそれぞれの放射ビームに設定した形状と走査
方位または仰角に対応したアンテナ利得データに基づい
て、アレイアンテナ1とアレイアンテナ2の合成のアン
テナ利得が所要の値となるように、アレイアンテナ1と
アレイアンテナ2の片方または両方のビーム走査時のア
ンテナ利得を補正することができるので、アレイアンテ
ナ総合のアンテナ利得を放射ビームの形状と走査方位や
仰角によらず精度良く設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成を示すブロック
図である。
【図2】アンテナ励振条件補正を受信側のアレイアンテ
ナで行うように構成した本発明の実施の形態を示すブロ
ック図である。
【図3】アンテナパターンの合成を説明するための図で
ある。
【図4】アンテナ励振条件補正を送信側のアレイアンテ
ナで行うように構成した本発明の他の実施の形態を示す
ブロック図である。
【図5】アンテナ励振条件補正を送信機の送信電力調整
器行うように構成した本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図6】アンテナ励振条件補正を送信機の送信パルス数
調整器で行うように構成した本発明の他の実施の形態を
示すブロック図である。
【図7】従来の実施の形態の構成と機能を示す系統図で
ある。
【符号の説明】
1 アレイアンテナ1 2 アレイアンテナ2 3 ビーム制御インターフェース回路 4 送信ビーム形状および走査方位算出回路 5 送信素子アンテナ励振条件算出回路 6 送信素子アンテナ励振位相振幅設定回路 7 受信ビーム形成および走査方位算出回路 8 受信素子アンテナ励振条件算出回路 9 受信素子アンテナ励振位相振幅設定回路 10 ビーム走査時アンテナ利得データ記録回路 11 ビーム走査時アレイアンテナ利得補正値算出回
路 12 送信機 13 受信機 14 放射ビーム形状および走査方位算出回路 15 素子アンテナ励振条件算出回路 16 素子アンテナ励振位相振幅設定回路 17 放射ビーム形状および走査方位算出回路 18 素子アンテナ励振条件算出回路 19 素子アンテナ励振位相振幅設定回路 20 送信アレイアンテナ利得vs方位データ記録回
路 21 送信アレイアンテナ利得vs方位算出回路 22 送信受信総合アンテナ利得vs方位の算出回路 23 受信アレイアンテナ利得vs方位算出回路 24 受信アレイアンテナ利得vs方位データ記録回
路 25 所要送受信総合アンテナ利得算出回路 26 利得差算出回路 27 受信アレイアンテナビーム形状および利得補正
値算出回路 28 受信アンテナ励振条件補正値算出回路 29 送信アレイアンテナビーム形状および利得補正
値算出回路 30 送信アンテナ励振条件補正値算出回路 31 送信電力調整器 32 送信パルス数調整器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが複数の素子アンテナにより構
    成される2つの近接したアレイアンテナと、所要の放射
    ビーム形状および方位や仰角に対応して放射ビームの形
    状および走査方位または仰角を算定するビーム形状およ
    び走査方位算出回路と、そのビームを形成するのに必要
    なアレイアンテナの開口面励振分布を算出する素子アン
    テナ励振条件算出回路と、該素子アンテナ励振条件算出
    回路により算出された各素子アンテナの励振条件に基づ
    いて、前記アレイアンテナの各々の素子アンテナを励振
    するアンテナ励振条件設定回路とを含み、近接した2つ
    のアレイアンテナの放射ビームの形成と走査とを独立し
    て制御できるアレイアンテナ装置において、 2つのそれぞれの放射ビームに設定した形状と走査方位
    または仰角に対応したアンテナ利得の値に基づいて、2
    つのアレイアンテナ総合のアンテナ利得が所要の値とな
    るように、2つのアンテナの片方または両方のビーム走
    査時のアンテナ利得を補正するための、ビーム走査時送
    受信アンテナ利得補正値算出回路とビーム走査時アンテ
    ナ利得データ記録回路とを付加したことを特長とするア
    レイアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの近接したアレイアンテナの一
    方は送信アンテナであり、他方は受信アンテナであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のアレイアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの近接したアレイアンテナの内
    の一方のアレイアンテナは、方位方向に狭く仰角方向に
    広いビームが形成でき、かつ方位方向に電子走査ができ
    るようにアンテナ開口面励振分布の位相と振幅が制御可
    能に構成され、他方のアレイアンテナは、仰角方向に狭
    く方位方向に広いビームが形成でき、かつ仰角方向に電
    子走査ができるようにアンテナ開口面励振分布の位相と
    振幅が制御可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1または2記載のアレイアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記ビーム走査時送受信アンテナ利得補
    正値算出回路の出力を、前記素子アンテナ励振条件算出
    回路に入力して、前記アレイアンテナの開口面励振分布
    を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のアレイアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記ビーム走査時送受信アンテナ利得補
    正値算出回路の出力を、送信機内の送信電力調整器に入
    力して、前記アレイアンテナの各素子アンテナの送信出
    力を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載のアレイアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記ビーム走査時送受信アンテナ利得補
    正値算出回路の出力を、送信機内の送信パルス数調整器
    に入力して、前記アレイアンテナの各素子アンテナの送
    信パルス数を調整することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のアレイアンテナ装置。
JP02669799A 1999-02-03 1999-02-03 アレイアンテナ装置 Expired - Lifetime JP3278113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02669799A JP3278113B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 アレイアンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02669799A JP3278113B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 アレイアンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000223925A true JP2000223925A (ja) 2000-08-11
JP3278113B2 JP3278113B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=12200592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02669799A Expired - Lifetime JP3278113B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 アレイアンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3278113B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204194A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Japan Radio Co Ltd 無線通信システム
JP2006506931A (ja) * 2002-11-13 2006-02-23 レイセオン・カンパニー レーダ複雑度を低減するアンテナ構成
CN114814386A (zh) * 2022-05-17 2022-07-29 中国人民解放军63660部队 一种瞬态电磁脉冲阵列天线波束扫描时域方向图获取方法
CN115470671A (zh) * 2022-09-01 2022-12-13 电子科技大学 一种任意平面阵列端射波束方向性增强的优化设计方法
CN117117521A (zh) * 2023-10-25 2023-11-24 安徽大学 一种空管二次雷达天线

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5961790A (ja) * 1982-10-01 1984-04-09 Nec Corp レ−ダ方式
JPH03170891A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Nec Corp 精測進入レーダー装置
JPH04111502A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Mitsubishi Electric Corp アレーアンテナ
JPH05180923A (ja) * 1992-01-06 1993-07-23 Mitsubishi Electric Corp 方探装置
JPH06216625A (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 Mitsubishi Electric Corp 電子走査アンテナ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5961790A (ja) * 1982-10-01 1984-04-09 Nec Corp レ−ダ方式
JPH03170891A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Nec Corp 精測進入レーダー装置
JPH04111502A (ja) * 1990-08-30 1992-04-13 Mitsubishi Electric Corp アレーアンテナ
JPH05180923A (ja) * 1992-01-06 1993-07-23 Mitsubishi Electric Corp 方探装置
JPH06216625A (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 Mitsubishi Electric Corp 電子走査アンテナ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204194A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Japan Radio Co Ltd 無線通信システム
JP2006506931A (ja) * 2002-11-13 2006-02-23 レイセオン・カンパニー レーダ複雑度を低減するアンテナ構成
CN114814386A (zh) * 2022-05-17 2022-07-29 中国人民解放军63660部队 一种瞬态电磁脉冲阵列天线波束扫描时域方向图获取方法
CN114814386B (zh) * 2022-05-17 2024-04-19 中国人民解放军63660部队 一种瞬态电磁脉冲阵列天线波束扫描时域方向图获取方法
CN115470671A (zh) * 2022-09-01 2022-12-13 电子科技大学 一种任意平面阵列端射波束方向性增强的优化设计方法
CN115470671B (zh) * 2022-09-01 2023-11-24 电子科技大学 一种任意平面阵列端射波束方向性增强的优化设计方法
CN117117521A (zh) * 2023-10-25 2023-11-24 安徽大学 一种空管二次雷达天线
CN117117521B (zh) * 2023-10-25 2023-12-26 安徽大学 一种空管二次雷达天线

Also Published As

Publication number Publication date
JP3278113B2 (ja) 2002-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3352299B1 (en) Wideband beam broadening for phased array antenna systems
US10571503B2 (en) Methods and systems for ESA metrology
US7659849B2 (en) Frequency scanning antenna
US7450068B2 (en) Phased array antenna beam tracking with difference patterns
US20080122683A1 (en) Monopulse antenna tracking and direction finding of multiple sources
CN103558594A (zh) 基于机载设备的相控阵波束合成方法
US20110115665A1 (en) Beam steering system of phased array antenna using frequency
JP2010071889A (ja) 移動体搭載レーダ装置及びキャリブレーション方法
KR101880707B1 (ko) 지향성 안테나의 방향 제어 시스템 및 그것의 방향 제어 방법
JPS62108175A (ja) レ−ダ装置
US5235342A (en) Antenna array with system for locating and adjusting phase centers of elements of the antenna array
EP3779506B1 (en) Radar system and related method of scanning remote objects
US6906665B1 (en) Cluster beam-forming system and method
JP3278113B2 (ja) アレイアンテナ装置
KR102104618B1 (ko) 안테나 장치, 이를 구비하는 능동 위상배열 레이더, 및 이의 오차 보정방법
KR101822955B1 (ko) 송수신부 위상배열 안테나를 이용한 팬 빔 스캐닝 방법
JPH0130112B2 (ja)
Kinsey An edge-slotted waveguide array with dual-plane monopulse
EP1932212B1 (en) Frequency scanning antenna
CN117155486A (zh) 一种桌面与外场相结合的相控阵阵面校准方法
JPH11251821A (ja) アンテナ指向方向制御方法
JP2972668B2 (ja) フェーズドアレイ空中線のモニタ方式
KR102012392B1 (ko) 능동 위상 배열 레이더의 빔을 조향하는 방법 및 이 방법을 이용한 능동 위상 배열 레이더
JPS60119482A (ja) レ−ダ装置
JP2001194401A (ja) アンテナ測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090215

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term