JP2000223551A - ウエハ搬送ロボット及び半導体製造装置 - Google Patents

ウエハ搬送ロボット及び半導体製造装置

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JP2000223551A
JP2000223551A JP1962299A JP1962299A JP2000223551A JP 2000223551 A JP2000223551 A JP 2000223551A JP 1962299 A JP1962299 A JP 1962299A JP 1962299 A JP1962299 A JP 1962299A JP 2000223551 A JP2000223551 A JP 2000223551A
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wafer
transfer robot
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manufacturing apparatus
cassette
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Kazuhiko Tsuchiya
和彦 土屋
Yuichi Kato
雄一 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト化及び小型化が図れ、更にウエハ方
向の検出が可能な半導体製造装置を得る。 【解決手段】 ウエハ搬送ロボットのウエハハンドリン
グアーム部1の先端にはウエハ3を載置して回転させる
ウエハ回転機構2を設け、さらにウエハハンドリングア
ーム部1の他端には距離センサ4を設けることにより、
ウエハ方向あるいはウエハ中心位置といった情報を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウエハカセット
内のウエハの収納位置や収納方向を所定の位置や方向に
調整するウエハ位置方向調整機能を有し、更にウエハカ
セット内のウエハを取り出して加工処理あるいは検査処
理する半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のウエハカセット内のウエ
ハを取り出して加工する半導体製造装置を示す平面図、
図13は同じく側面図である。図において、従来の半導
体製造装置21に載置されたウエハカセット22には、
この装置で加工または測定されるウエハ23が複数枚収
納されていて、これら未処理のウエハ23はウエハ搬送
ロボット24によって一枚ずつウエハ位置方向調整台2
5を経由して装置内部ウエハ移載場所26に搬送され、
所定の処理がなされた後に再び上記ウエハ搬送ロボット
24によってウエハカセット22の内部に搬送される。
【0003】これら従来の装置のウエハ搬送のうち、ウ
エハカセット22から装置内部ウエハ載置場所26まで
のウエハ搬送に関して以下詳述する。まず、ウエハ搬送
ロボット24がウエハハンドリングアーム部27を介し
て未処理ウエハ23をウエハカセット22から取り出
す。このときウエハ23とウエハハンドリングアーム部
27の相対的な位置関係は、ウエハカセット22の内部
でのウエハ収納位置のウエハカセット22に対する水平
方向の余裕度およびウエハ方向の余裕度のために一定で
ない。そのためウエハ搬送ロボット24は、取り出した
ウエハ23をそのままではウエハ載置位置及びウエハ載
置方向に関して所定の載置精度を必要とする装置内部ウ
エハ載置場所26まで搬送することができないため、一
旦ウエハ位置方向調整台25までウエハ23を搬送す
る。以上が第一の搬送である。
【0004】次にウエハ位置方向調整台25において、
ウエハ23がウエハ搬送ロボット24のウエハハンドリ
ングアーム部27に対して、搬送時に所定の位置、所定
の方向になるように調整され、その後にウエハ搬送ロボ
ット24がウエハ位置方向調整台25から装置内部ウエ
ハ載置場所26までウエハ23を搬送する。これが第二
の搬送である。上記ウエハ位置方向調整台25での作業
と第二の搬送によって、ウエハ23は装置内部ウエハ載
置場所26に所定の位置、所定の方向で載置される。以
降は装置によって加工あるいは測定といった所定の処理
がウエハ23に対してなされる。
【0005】また、図14は別の従来の半導体製造装置
およびウエハ搬送ロボットを示す平面図であり、図にお
いて、ウエハ搬送ロボット28はウエハ搬送中に距離セ
ンサ29及び距離センサ30によってウエハ端面にある
ウエハ外周点31及びウエハ外周点32の位置情報を取
得する。そして、上記ウエハ外周点位置情報とあらかじ
め入力されているウエハ径の値からウエハハンドリング
アーム部33に対するウエハ中心点34の相対的な位置
関係を計算し、装置内部ウエハ載置場所26にウエハ2
3を載置する段階で、装置内部ウエハ載置場所26のウ
エハ載置中心点35とウエハ中心点34が一致するよう
に、ウエハ搬送ロボット28を水平方向に移動させた後
にウエハ23を載置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体製造装置
は以上のように構成されているので、上記図13、図1
4で示される半導体製造装置および製造フローの場合、
未処理ウエハをウエハカセットから処理内部ウエハ移載
場所まで搬送するために、第一の搬送と第二の搬送とい
う複数回の搬送が必要で、搬送に時間がかかり、装置の
スループットが低下するという問題点があった。さら
に、上記第一および第二の搬送時間とは別に、ウエハ位
置方向調整台によるウエハ位置や方向調整の作業のため
にかかる時間によって、上記未処理ウエハの搬送時間が
さらに長期化するという問題点があった。
【0007】また、上記複数回の搬送およびウエハ位置
方向調整の作業による搬送時間の長期化によって、装置
内部ウエハ載置場所への到着までに、ウエハにゴミ異物
が付着する可能性が高くなり、半導体の製品歩留まりお
よび製品の信頼性が低下するという不具合があった。さ
らに、上記ウエハ位置方向調整台を装置に準備する必要
があって、このために装置が大型化するという問題点も
あった。
【0008】更に、上記図15に示された従来の半導体
製造装置およびウエハ搬送ロボットを用いた場合、ウエ
ハハンドリングアーム部とウエハの相対的位置関係の幾
何学的計算のために複数のウエハ外周上の点の位置情報
が必要となり、このためにウエハ搬送ロボット上にウエ
ハ外周点検出のための複数の距離センサが必要であっ
た。さらに、ウエハが完全な円形でなくて、オリフラや
ノッチといわれるようなウエハ端面欠落部が存在する場
合は、上記欠落部を外周点検出点としないために、少な
くとも3つ以上の距離センサを、所定の条件でウエハ搬
送ロボットに搭載することが必要であった。またさら
に、従来のウエハ搬送ロボットでは、上記欠落部の位置
を必ず検出することは不可能で、従ってウエハ方向の検
出も不可能であった。また上記欠落部を所定の方向に移
動させることも不可能であった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、生産性向上、並びに製造コ
スト削減が図られ、更に製品の歩留まり及び信頼性向上
を図ることができる半導体製造装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るウエハ搬送ロボットは、ウエハハンドリングアーム部
の先端にはウエハを載置して回転させるウエハ回転機構
を設けると共に、ウエハハンドリングアーム部のウエハ
対向位置には距離センサを設けたものである。
【0011】この発明の請求項2に係るウエハ搬送ロボ
ットは、2つの連結された関節部からなり、一方の関節
部の先端にはウエハを載置して回転させるウエハ回転機
構を設けると共に、他方の関節部はロボット本体に取付
けられ、更にロボット本体にはウエハ端面を連続的に測
定できる2次元センサを設けたものである。
【0012】この発明の請求項3に係る半導体製造装置
は、ウエハカセットからウエハ搬送ロボットによってウ
エハを取り出し、あらかじめ定められているウエハの方
向及び位置に補正移動させ、装置内部ウエハ載置場所に
ウエハを載置するものである。
【0013】この発明の請求項4に係る半導体製造装置
は、ウエハカセット内のウエハを所定方向及び位置に載
置されるようウエハ回転機構を回転させ、更にウエハ搬
送ロボットを移動させるものである。
【0014】この発明の請求項5に係る半導体製造装置
は、ウエハハンドリングアーム部を複数個設けたもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。図1はこの発明の実
施の形態1による半導体製造装置のウエハ搬送ロボット
を示す平面図、図2は同じく側面図である。図におい
て、ウエハハンドリングアーム部1先端のウエハ回転機
構2を介してハンドリングされた、欠落部3aを有する
ウエハ3は、ウエハ回転機構2によって方向Aあるいは
方向Bに回転する。この回転中に距離センサ4がウエハ
端面測定距離Lとして、ウエハ端面5と距離センサ4間
の距離を連続的に測定する。上記ウエハ回転動作および
ウエハ端面5と距離センサ4間の距離のデータは、ウエ
ハ搬送ロボットを制御するウエハ搬送ロボットコントロ
ーラによって収集され、ウエハ搬送ロボットに対するウ
エハ方向あるいはウエハ中心位置といった物理的な情報
が得られる。
【0016】図示しないウエハカセット内部のウエハ3
を取り出して加工処理または検査処理をする半導体製造
装置において、本実施形態に示されたウエハ搬送ロボッ
トを用いれば、従来必要であった複数の距離センサが1
台だけで済み、ウエハ搬送ロボットの低コスト化、さら
に小型化が図れるという効果がある。またさらに、ウエ
ハ3を回転させることにより、従来のウエハ搬送装置で
は不可能であったウエハ3の方向の検出が可能となると
いう利点がある。
【0017】実施の形態2.図3,図4はこの発明の実
施の形態2によるウエハ搬送ロボットを示す平面図、図
5は同じく側面図であり、図3はウエハ3を載置位置か
らハンドリングする場合、あるいは載置位置へ載置する
場合のウエハ搬送ロボットの位置を表わし、図4はウエ
ハ3をハンドリングしたあとに載置位置近傍までウエハ
搬送ロボットが移動する時のウエハ搬送ロボットの状態
を表わしている。図3で示した状態で関節6の先端部に
あるウエハ回転機構2を介して、ウエハ3を載置位置か
らハンドリングした後に、ウエハ搬送ロボットを制御す
るウエハ搬送ロボットコントローラは関節6および関節
7を制御して、ウエハ3をロボット本体近傍に引き寄
せ、図4および図5で示した状態にする。
【0018】ロボット本体8には、2次元センサ9が、
図5で示されるように、ウエハ端面5を測定できるよう
に、ウエハ平面10とセンサ測定領域平面11が交差で
きるように配置されていて、ウエハ回転機構2によっ
て、ウエハ3が方向Aあるいは方向Bに回転すると、こ
の回転中に2次元センサ9がウエハ平面10とセンサ測
定領域平面11が交差して生じる直線上のウエハ端面5
を連続的に測定する。上記ウエハ回転動作およびウエハ
端面5のデータは、ウエハ搬送ロボットコントローラに
よって収集され、ウエハ搬送ロボットに対するウエハ3
方向あるいはウエハ中心位置といった物理的な情報が得
られ、ウエハ搬送ロボットの低コスト化並びに小型化を
図ることができる。
【0019】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による半導体製造装置を示す平面図、図7は同じく
側面図であり、本実施形態は実施の形態1によるウエハ
搬送ロボットを用いた半導体製造装置である。図におい
て、ウエハカセット12の内部からウエハ回転機構2を
介してウエハ搬送ロボット13によって取り出されたウ
エハ3は、そのまま直接に装置内部ウエハ載置場所14
に搬送される。この搬送作業と平行して、装置内部ウエ
ハ載置場所14にウエハ3が載置されるまでに、ウエハ
搬送ロボット13のウエハハンドリングアーム部1の先
端部に設けられたウエハ回転機構2の回転動作及び距離
センサ4の測定動作から、ウエハ搬送ロボット13を制
御するウエハ搬送ロボットコントローラは、ウエハ端面
欠落部3aでウエハ方向を、またウエハ端面の情報によ
りウエハ中心位置といった物理的な情報を得る。
【0020】次に上記物理的な情報によって、あらかじ
め定められたウエハの方向に現在ハンドリングしている
ウエハ3の方向を一致させるようにウエハ回転機構2を
回転させる。そしてウエハ3を載置する時点で、あらか
じめ定められているウエハの位置、たとえばウエハ中心
位置が所定の位置になるようにロボット本体部15を方
向C,D,E,Fのうちのいずれかの方向に上記物理的
な情報の値を元に補正移動させた後に、装置内部ウエハ
載置場所14にウエハ3を載置する。その後のウエハ3
の加工処理あるいは測定処理の終了の後、ウエハ搬送ロ
ボット13によって装置内部ウエハ載置場所14からウ
エハカセット12の内部まで処理済みウエハ3が搬送さ
れる。
【0021】ウエハカセット12内部のウエハ3を取り
出して加工処理または検査処理をする半導体製造装置に
おいて、本実施形態に示された装置を用いれば、従来の
第一の搬送と第二の搬送という複数回の未処理ウエハの
搬送が1回の搬送だけに減少し、その結果未処理ウエハ
の搬送時間が短縮され、装置のスループットが増加する
という効果がある。さらに、ウエハ位置方向調整の作業
が上記未処理ウエハの搬送作業と同時に行なわれること
で、従来の未処理ウエハの搬送時間がさらに短縮される
という効果もある。加えて、これら未処理ウエハの搬送
時間の短縮によって、ウエハ3にゴミ異物が付着する可
能性が低下し、半導体の製品歩留まり及び製品の信頼性
が高まるという効果が発生する。またさらに、ウエハ位
置方向調整台が不要となり、その結果、装置の小型化が
図れるという利点が生ずる。
【0022】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4による半導体製造装置を示す平面図であり、本実施
形態は実施の形態2によるウエハ搬送ロボットを用いた
半導体製造装置である。図において、ウエハカセット1
2の内部からウエハ回転機構2を介して、伸長された関
節6,7からなるウエハハンドリングアーム部16によ
って取り出されたウエハ3は、ウエハハンドリングアー
ム部16の収縮の後に、装置内部ウエハ載置場所14近
傍で再びウエハハンドリングアーム部16が伸長され
て、装置内部ウエハ載置場所14に載置される。この搬
送作業と平行して、ウエハハンドリングアーム部16が
収縮している時点で、上記ウエハ回転機構2の回転動作
及び2次元センサ9の測定動作から、ウエハ搬送ロボッ
ト13を制御するウエハ搬送ロボットコントローラは、
ウエハ端面欠落部3aでウエハ方向を、またウエハ端面
の情報でウエハ中心位置といった物理的な情報を得て、
次に上記物理的な情報によって、あらかじめ定められた
ウエハ3の方向に現在のウエハ3の方向を一致させるよ
うに、上記ウエハ回転機構2を回転させる。
【0023】そしてウエハ搬送ロボットが装置内部ウエ
ハ載置場所14近傍に到着した後に、ウエハハンドリン
グアーム部16の伸長方向および伸長距離を、上記物理
的な情報の値を元に制御して、装置内部ウエハ載置場所
14に所定の位置および方向でウエハ3を載置する。そ
の後のウエハ加工処理あるいは測定処理の終了の後、再
びウエハ搬送ロボットによって装置内部ウエハ載置場所
14からウエハカセット12の内部まで処理済みウエハ
3が搬送される。ウエハカセット12内部のウエハ3を
取り出して、加工処理または検査処理をする半導体製造
装置において、本実施形態に示された装置を用いれば、
搬送時間の短縮、装置スループットの増加、装置の小型
化および製品の信頼性向上を図ることができることとな
る。
【0024】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5による半導体製造装置を示す平面図、図10は同じ
く側面図であり、本実施形態はウエハカセット12内の
ウエハ3の位置方向を調整する装置に関するもので、ウ
エハカセット12内のすべてのウエハ3のウエハ位置と
方向が、各々のウエハ3の基準位置や基準方向に調整さ
れるまで動作するものである。図において、まずウエハ
搬送ロボット13が、ウエハ回転機構2を介して、ウエ
ハカセット12の内部でウエハ位置方向が未調整のウエ
ハ3をハンドリングする。
【0025】次にウエハ回転機構2及び距離センサ4の
回転動作や測定動作によって、ウエハ搬送ロボットコン
トローラがウエハ3の位置及び方向の情報を得る。そし
て上記ウエハ方向の情報を元にウエハ回転機構2によっ
て、ウエハ3が所定の方向になるように回転させられ
る。更に上記動作と共に、ウエハ位置情報を元にウエハ
3が所定位置に載置されるように、ウエハ搬送ロボット
13が水平方向に移動する。このようにして、ウエハ3
をウエハカセット12内に載置し、ウエハカセット12
の内部にウエハ位置方向が未調整のウエハ3が残ってい
る場合には上記動作を繰り返す。
【0026】本実施形態によれば、ウエハ搬送ロボット
13が、ウエハカセット12の内部にあるウエハ3のウ
エハカセット12に対する位置と方向の調整作業をウエ
ハカセット12の内部にて行なうため、ウエハ位置方向
調整作業の間にウエハ3にゴミ異物が付着する可能性が
低下し、半導体の製品歩留まり及び製品の信頼性が高ま
るという効果が発生する。また、装置はウエハ位置方向
調整台をもつ必要が無く、またウエハ位置方向調整台1
4とウエハカセット12間のウエハ搬送も不用になるた
め、カセット内ウエハ位置方向調整作業の時間短縮、装
置の小型化が図れるという効果が得られる。尚、図9,
図10においては、実施の形態1で示したウエハ搬送ロ
ボットを用いた場合を示したが、実施の形態2で示した
ウエハ搬送ロボットを使用してもよい。
【0027】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6による半導体製造装置を示す側面図であり、本実
施形態においても、ウエハカセット12内のウエハ3の
位置方向を調整する装置に関するものであるが、実施の
形態5で示した装置と比較すると、上段ウエハハンドリ
ングアーム部1aと下段ウエハハンドリングアーム部1
bという複数のウエハハンドリングアーム部からなるウ
エハ位置方向調整機構を持つという点が異なっている。
本実施形態の装置は、ウエハ位置方向調整作業を複数の
ウエハ3に対して同時に並列作業として実行できるた
め、上記実施の形態5と同様の効果に加えて、更に、上
記並列動作によるウエハカセット12内部におけるウエ
ハ位置方向調整作業の時間短縮という効果がさらに発生
する。
【0028】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るウエハ搬送ロ
ボットによれば、ウエハハンドリングアーム部の先端に
はウエハを載置して回転させるウエハ回転機構を設ける
と共に、ウエハハンドリングアーム部のウエハ対向位置
には距離センサを設けたので、距離センサを一台で済ま
すことができ、ウエハ搬送ロボットの低コスト化及び小
型化が図れ、更にウエハ方向の検出が可能となる。
【0029】この発明の請求項2に係るウエハ搬送ロボ
ットによれば、2つの連結された関節部からなり、一方
の関節部の先端にはウエハを載置して回転させるウエハ
回転機構を設けると共に、他方の関節部はロボット本体
に取付けられ、更にロボット本体にはウエハ端面を連続
的に測定できる2次元センサを設けたので、ウエハ搬送
ロボットの低コスト化及び小型化を図ることができる。
【0030】この発明の請求項3に係る半導体製造装置
によれば、ウエハカセットからウエハ搬送ロボットによ
ってウエハを取り出し、あらかじめ定められているウエ
ハの方向及び位置に補正移動させ、装置内部ウエハ載置
場所にウエハを載置するようにしたので、ウエハの搬送
時間が短縮されると共に、ウエハにゴミ異物が付着する
可能性が低下し、半導体の製品歩留まり及び製品の信頼
性を高めることができる。
【0031】この発明の請求項4に係る半導体製造装置
によれば、ウエハカセット内のウエハを所定方向及び位
置に載置されるようウエハ回転機構を回転させ、更にウ
エハ搬送ロボットを移動させるようにしたので、ウエハ
位置方向調整作業の間にウエハにゴミ異物が付着する可
能性が低下し、半導体の製品歩留まり及び製品の信頼性
を高めることができる。
【0032】この発明の請求項5に係る半導体製造装置
によれば、ウエハハンドリングアーム部を複数個設けた
ので、ウエハカセット内部におけるウエハ位置方向調整
作業の時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるウエハ搬送ロ
ボットを示す平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるウエハ搬送ロ
ボットを示す側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるウエハ搬送ロ
ボットを示す平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるウエハ搬送ロ
ボットを示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるウエハ搬送ロ
ボットを示す側面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による半導体製造装
置を示す平面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による半導体製造装
置を示す側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による半導体製造装
置を示す平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による半導体製造装
置を示す平面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による半導体製造
装置を示す側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態6による半導体製造
装置を示す側面図である。
【図12】 従来の半導体製造装置を示す平面図であ
る。
【図13】 従来の半導体製造装置を示す側面図であ
る。
【図14】 従来の半導体製造装置を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ウエハハンドリングアーム部、2 ウエハ回転機
構、3 ウエハ、4 距離センサ、6,7 関節、8
ロボット本体、9 2次元センサ、12 ウエハカセッ
ト、14 装置内部ウエハ載置場所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F061 AA01 BA02 BE05 BE47 DB00 DB04 DB06 DD01 5F031 FA01 FA07 FA11 GA35 GA36 GA41 GA43 GA47 GA50 JA05 JA06 JA15 JA29 JA32 JA35 MA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハハンドリングアーム部の先端には
    ウエハを載置して回転させるウエハ回転機構を設けると
    共に、上記ウエハハンドリングアーム部の上記ウエハ対
    向位置には距離センサを設けたことを特徴とするウエハ
    搬送ロボット。
  2. 【請求項2】 2つの連結された関節部からなり、一方
    の関節部の先端にはウエハを載置して回転させるウエハ
    回転機構を設けると共に、他方の関節部はロボット本体
    に取付けられ、更に上記ロボット本体には上記ウエハ端
    面を連続的に測定できる2次元センサを設けたことを特
    徴とするウエハ搬送ロボット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のウエハ搬送
    ロボットを使用した半導体製造装置であって、ウエハカ
    セットから上記ウエハ搬送ロボットによってウエハを取
    り出し、あらかじめ定められている上記ウエハの方向及
    び位置に補正移動させ、装置内部ウエハ載置場所に上記
    ウエハを載置することを特徴とする半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載のウエハ搬送
    ロボットを使用した半導体製造装置であって、ウエハカ
    セット内のウエハを所定方向及び位置に載置されるよう
    ウエハ回転機構を回転させ、更にウエハ搬送ロボットを
    移動させることを特徴とする半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 ウエハハンドリングアーム部を複数個設
    けたことを特徴とする請求項4記載の半導体製造装置。
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