JP2000223097A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000223097A
JP2000223097A JP11020936A JP2093699A JP2000223097A JP 2000223097 A JP2000223097 A JP 2000223097A JP 11020936 A JP11020936 A JP 11020936A JP 2093699 A JP2093699 A JP 2093699A JP 2000223097 A JP2000223097 A JP 2000223097A
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英樹 岡島
Michinori Ikezoe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスバーと電極端子の腐食や接触抵抗が大き
くなるのを有効に防止して、バスバーや止ネジのショー
トを有効に防止すると共に、安全に取り扱いできるよう
にする。 【解決手段】 電源装置は、複数の電源モジュール1を
平行に保持するホルダーケース2と、このホルダーケー
ス2に収納された電源モジュール1の電極端子5に連結
されて、隣接する電源モジュール1を接続している複数
のバスバー4と、このバスバー4を定位置に保持してい
る絶縁材であるエンドプレート3とを備える。エンドプ
レート3は、バスバー4を電極端子5に連結する部分を
露出させる複数の開口窓20を背面に開口しており、こ
の開口窓20を閉塞するように、エンドプレート3の背
面に防水カバー29を固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、ハイブ
リッド自動車や電気自動車等の自動車を駆動するモータ
ーの電源用に使用される大電流用の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車走行用のモーターを駆動する電源
に使用される大電流用の電源装置は、多数の電池を直列
に接続して出力電圧を高くしている。駆動モーターの出
力を大きくするためである。この種の用途に使用される
電源装置は、極めて大きな電流が流れる。たとえば、ハ
イブリッド自動車等では、スタートするときや加速する
ときに、電池の出力で自動車を加速するので、極めて大
きな電流が流れる。大電流に使用される電源装置は、電
池を連結する部分の電気抵抗を小さくすることが大切で
ある。連結部分の電気抵抗が、電池の出力電力を低下さ
せると共に、電池の電力を無駄に消費するからである。
【0003】連結部分の抵抗を小さくするために、この
種の用途に使用される電源装置は、電池の電極端子に、
厚い金属プレート製のバスバーを止ネジで連結してい
る。止ネジでバスバーを電極端子に連結している電源装
置は、連結部分の電気抵抗を小さくでき、また、電池の
交換に好都合である。多数の電池を連結している電源装
置は、必ずしも、全ての電池の寿命を同じにできない。
この種の電源装置は、一部の電池が劣化すると、全体の
性能が著しく低下する。このため、劣化した電池を交換
できる構造は、この種の電源装置に極めて好都合であ
る。
【0004】バスバーで多数の電池を直列に連結して、
出力電圧を高くする電源装置は、バスバーを絶縁するこ
とが大切である。たとえば、電池にニッケル−水素電池
を使用する電源装置は、ひとつの電池の出力電圧は1.
2Vと低い電圧であるが、これを200個も直列に連結
すると、出力電圧は240Vと極めて高くなる。このよ
うな高い電圧では、接続されたバスバーが剥き出しの状
態だと、作業者が誤って高電圧に触れてしまったり、ま
た、バスバーをネジ止め接続するときに、隣接するバス
バーが接触してショートしたりする危険がある。
【0005】このような問題を解決するために、バスバ
ーの剥き出し部を覆うカバーを設けた電源装置が開発さ
れている。さらに、特開平10−270006号公報に
記載されるように、金属板のバスバーを、プラスチック
製のエンドプレートにインサート成形して埋設した構造
が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この構造の電源装置
は、図1に示すように、エンドプレート3にインサート
して固定しているバスバー4を、電池の電極端子5に連
結する止ネジ30を案内すための開口窓20を背面に開
口している。エンドプレート3の開口窓20に止ネジ3
0を入れて、バスバー4を電極端子5に連結する。この
構造の電源装置は、開口窓20からバスバー4や止ネジ
30が外部に露出している。このため、止ネジ30やバ
スバー4の露出部に水分が付着して、止ネジ30やバス
バー4、あるいは、電池の電極端子5を腐食させる弊害
が発生する。とくに、開口窓20から侵入する水が、バ
スバー4と電極端子5との隙間に侵入すると、水分の乾
燥に非常に時間がかかる。それは、隙間が非常に狭いた
めに、空気がほとんど流通しないからである。この隙間
に侵入した水は、バスバー4と電極端子5との接触面を
腐食させて、接触面の電気抵抗を大きくする原因とな
る。極めて困ることに、自動車等の電源に使用される装
置は、負荷電流が極めて大きいために、接触部分の電気
抵抗が大きいと、この部分の電圧降下が極めて大きくな
って、出力が著しく低下される弊害となる。
【0007】さらに、エンドプレート3の表面に露出す
るバスバー4や止ネジ30は、ここに金属片が接触する
と、極めて大きなショート電流が流れて、電池性能を著
しく低下させる原因となる。さらにまた、止ネジやバス
バーの一部が露出していると、電源装置を自動車に搭載
するときに、誤って人体に触ると、感電するので安全性
が低下する欠点もある。
【0008】本発明は、このような従来の電源装置の欠
点を解決することを目的に開発されたものである。本発
明の重要な目的は、バスバーと電極端子の腐食や接触抵
抗が大きくなるのを有効に防止できると共に、バスバー
や止ネジのショートを有効に防止でき、さらに、安全に
取り扱いできる電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置は、複
数の電源モジュール1を平行に保持するホルダーケース
2と、このホルダーケース2に収納された電源モジュー
ル1の電極端子5に連結されて、隣接する電源モジュー
ル1を接続している複数のバスバー4と、このバスバー
4を定位置に保持している絶縁材であるエンドプレート
3とを備える。エンドプレート3は、バスバー4を電極
端子5に連結する部分を露出させる複数の開口窓20を
背面に開口しており、この開口窓20を閉塞するよう
に、エンドプレート3の背面に防水カバー29を固定し
ている。
【0010】本発明の請求項2の電源装置は、防水カバ
ー29を、脱着できるようにエンドプレート3に固定し
ている。
【0011】本発明の請求項3の電源装置は、エンドプ
レート3が、互いに積層状態で連結されてなる本体部3
Aとカバー部3Bとを備えている。本体部3Aは電源モ
ジュール1に対向する側に、カバー部3Bは本体部3A
の背面に配設して積層されており、本体部3Aとカバー
部3Bが、バスバー4を電極端子5に連結する部分に開
口窓20を開口している。
【0012】本発明の請求項4の電源装置は、エンドプ
レート3が、周縁に沿って設けられた周壁28を有し、
この周壁28の内側に防水カバー29を固定している。
【0013】本発明の請求項5の電源装置は、エンドプ
レート3の本体部3Aが、周縁に沿って周壁28を有す
る。さらに、カバー部3Bと防水カバー29の外形を、
周壁28内側の形状にほぼ等しく形成している。この電
源装置は、本体部3Aの周壁28の内側に、カバー部3
Bと防水カバー29を積層状態で嵌入して、カバー部3
Bと防水カバー29を本体部3Aの定位置に固定してい
る。
【0014】本発明の請求項6の電源装置は、防水カバ
ー29の周縁を、パッキン37を介してエンドプレート
3に固定している。
【0015】本発明の請求項7の電源装置は、ホルダー
ケース2に保持される電源モジュール1を、複数の二次
電池6を直線状に連結したものとしている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための電源装置を例示するもの
であって、本発明は電源装置を以下のものに特定しな
い。
【0017】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0018】電源装置は、図2に示すように、複数の電
源モジュール1を平行に保持するホルダーケース2と、
このホルダーケース2の端部に位置して、ホルダーケー
ス2に収納された電源モジュール1の端部に設けられた
電極端子5にネジ止めして固定されるバスバー4と、こ
のバスバー4を定位置に配設してホルダーケース2の端
部に固定されるエンドプレート3と、エンドプレート3
の背面に固定している防水カバー29を備える。
【0019】電源モジュール1は、複数の二次電池、あ
るいは静電容量の大きなスーパーキャバシタを直線状に
接続したもので、図の電源モジュール1は、6本の二次
電池6を、直線状に直列に連結している。スーパーキャ
バシタを使用する電源モジュールは、複数のスーパーキ
ャバシタを並列に接続している。ただし、電源モジュー
ルは1本の二次電池やスーパーキャバシタで構成するこ
ともできる。図2に示す電源モジュール1は、円筒型の
二次電池6を皿状接続体7で直線状に連結している。電
源モジュール1の両端には、正極端子と負極端子からな
る電極端子5を連結している。
【0020】図2に示す電源装置の回路図を図3に示
す。この図に示す電源装置は8列×2段の電源モジュー
ル1を内蔵しており、各電源モジュール1は直列に接続
している。各電源モジュール1を接続するバスバー4
は、ヒューズ8を介して電源モジュール1の電圧を検出
するためのリード線9を接続している。
【0021】皿状接続体7が電池6を直線状に連結する
構造を、図4と図5に示している。この構造の電源モジ
ュール1は、皿状接続体7の円盤部7Aを、円筒型電池
6の正極に溶接して接続している。皿状接続体7の円盤
部7Aは、円筒型電池6の正極に溶接するプロジェクシ
ョン7aを設けている。皿状接続体7のプロジェクショ
ン7aが正極に溶接されるとき、プロジェクション7a
の上面に溶接用電極棒が押圧される。皿状接続体7と円
筒型電池6とのショートを阻止するために、皿状接続体
7と円筒型電池6との間に、リング状に絶縁体10が挟
着される。
【0022】さらに、皿状接続体7は、フランジ部7B
の内側に円筒型電池6を挿入して、フランジ部7Bを円
筒型電池6の負極である外装缶6Aに溶接する。フラン
ジ部7Bも、円盤部7Aと同じように、内面に設けたプ
ロジェクション7aを外装缶6Aに溶接する。このと
き、フランジ部7Bには、プロジェクション7aの外側
に溶接用電極棒が押圧される。
【0023】直列に連結される電池6は、皿状接続体7
を使用することなく、図6の断面図に示すように、U曲
したリード板11の対向面を互いに溶接して連結するこ
ともできる。この図の電源モジュール1は、電池6を放
電させる方向に、大電流をパルス通電して、U曲したリ
ード板11の対向面を溶着する。リード板11は、たと
えば、1KAの電流を約15ミリ秒間流す大電流パルス
通電で溶着できる。
【0024】さらに、電池6は、図7の断面図に示すよ
うに、電池6の+−の電極の間に金属板12を挟着する
状態で、電池6を放電させる方向に大電流パルス通電処
理をして、金属板12を電池6の電極に溶着することも
できる。
【0025】さらにまた、図8に示すように、電池6の
間に金属板を挟着することなく、電池6の+−の電極を
直接に溶着することもできる。この電池6は、正極端子
である封口板の上部表面に円錐状の突起を設け、この突
起を隣接する電池6の負極端子に大電流パルス通電して
溶接している。
【0026】図6ないし図8に示すように、皿状接続体
7を使用しないで、直接に電池6の+−の電極を溶接し
て連結し、あるいは、+−の電極を金属板の両面に直接
に溶接して連結している電源モジュール1は、電池間の
電気抵抗を極めて小さくできる。また、電池6の連結強
度を強くできる特長もある。
【0027】互いに直列に連結された電源モジュール1
は、図9と図10に示すように、電池6の正極側には正
極端子5Aを接続し、負極側には負極端子5Bを接続す
る。正極端子5Aの中央凸部と、負極端子5Bは、図1
1と図12の斜視図で示すように、四角柱状に成形して
いる。正極端子5Aの中央凸部と、負極端子5Bとを四
角柱状とするのは、エンドプレート3に設けた開口窓2
0に嵌入して、複数の電源モジュール1を位置決めして
接続するためである。正極端子5Aと負極端子5Bであ
る電極端子5は、バスバー4を連結する雌ネジ孔5aを
中心に設けている。
【0028】電源モジュール1の二次電池6は、ニッケ
ル−水素電池である。ただ、電源モジュール1の二次電
池6は、ニッケル−カドミウム電池やリチウムイオン二
次電池等を使用することもできる。
【0029】電源モジュール1は、図2に示すように、
各電池6の表面に温度センサー13を固定している。温
度センサー13は、電池温度を検出できる素子である。
この温度センサー13には、好ましくは、電池温度で電
気抵抗が変化するにPTCが使用される。各電池6の表
面に固定される温度センサー13は、センサーリード1
4を介して直列に、直線状に連結されて、電源モジュー
ル1の表面に縦方向に延長して固定される。温度センサ
ー13とセンサーリード14は、表面を被覆する熱収縮
チューブ等で電池6の表面に固定される。
【0030】ホルダーケース2は、図13の分解斜視図
に示すように、上下の蓋ケース2Aと、上下の蓋ケース
2Aの間に配設される中間ケース2Bとを備える。蓋ケ
ース2Aと中間ケース2Bは、全体をプラスチックで成
形している。蓋ケース2Aと中間ケース2Bは、電源モ
ジュール1を挟着して定位置に保持するために、ホルダ
ーリブ15を一体成形している。図に示す蓋ケース2A
と中間ケース2Bは、両端縁と中間に、複数列のホルダ
ーリブ15を平行に設けている。ホルダーリブ15は、
蓋ケース2Aの内面と、中間ケース2Bの両面に設けら
れる。ホルダーリブ15は、円筒状の電源モジュール1
を定位置に保持するために、電源モジュール1の外形に
沿って湾曲している半円状の保持凹部15Aを設けてい
る。ホルダーリブ15の保持凹部15Aは、電源モジュ
ール1の表面に沿う形状に成形される。したがって、電
源モジュールが多角柱状である場合、保持凹部の形状は
多角柱に沿う形状に成形される。
【0031】電源モジュール1は、保持凹部15Aに嵌
着されて、定位置に挟着状態で保持される。ホルダーリ
ブ15は、保持凹部15Aに沿ってゴム状弾性体の緩衝
パッキン16を連結して、電池6の耐衝撃性を向上でき
る。図13のホルダーケース2は、2列のホルダーリブ
15に緩衝パッキン16を連結している。緩衝パッキン
16は、図14に示すように、ホルダーリブに沿う形状
に成形している。図13に示す緩衝パッキン16は、図
14に示す緩衝パッキン16の凹部を対向させて連結し
た状態を示している。緩衝パッキン16は、互いに対向
する凹部の間に電源モジュール1を介在させて、これに
密着する状態で挟着して保持する。ホルダーリブ15に
緩衝パッキン16を連結しているホルダーケース2は、
緩衝パッキン16に振動を吸収させて、電源モジュール
1を振動から防止できる。
【0032】ホルダーリブ15は、電源モジュール1の
表面に凸条の状態で突出している温度センサー13とセ
ンサーリード14を案内するためのガイド溝17を、保
持凹部15Aの底部に設けている。温度センサー13と
センサーリード14を保持凹部15Aに入れて、ホルダ
ーリブ15は保持凹部15Aで電源モジュール1を挟着
して定位置に保持する。
【0033】以上の構造のホルダーケース2は、以下の
状態で組み立てて、電源モジュール1を平行に保持す
る。 下側の蓋ケース2Aを水平に置いて、ホルダーリブ
15の保持凹部15Aに電源モジュール1を入れて平行
に並べる。図の蓋ケース2Aは、ホルダーリブ15に8
列に電源モジュール1を並べる。電源モジュール1は、
両端面を同一平面とするように、ホルダーリブ15に並
べる。このとき、電源モジュール1の表面に突出してい
る温度センサー13とセンサーリード14を、ホルダー
リブ15のガイド溝17に案内する。 下側の蓋ケース2Aに中間ケース2Bを載せる。中
間ケース2Bは、下面に突出しているホルダーリブ15
の保持凹部15Aに、電源モジュール1を入れて、決め
られた位置に積層される。 中間ケース2Bの上面に突出しているホルダーリブ
15の保持凹部15Aに電源モジュール1を入れて平行
に並べる。このときも、電源モジュール1の両端が同一
平面となるように、電源モジュール1を並べる。 上側の蓋ケース2Aを、電源モジュール1の上に載
せて、蓋ケース2Aを定位置に積層する。この状態で、
蓋ケース2Aの下面に突出しているホルダーリブ15
は、保持凹部15Aに電源モジュール1が案内される。 上下の蓋ケース2Aを連結ネジ(図示せず)で連結
して、上下の蓋ケース2Aと中間ケース2Bとを連結し
て固定する。連結ネジは上下の蓋ケース2Aと中間ケー
ス2Bを貫通して、これ等を連結する。連結ネジは、上
下の蓋ケース2Aの四隅部とその中間を連結する。
【0034】以上の状態で、定位置に電源モジュール1
を保持しているホルダーケース2に、エンドプレート3
が固定される。エンドプレート3は、ホルダーケース2
の電源モジュール1を直列に接続するバスバー4を内蔵
している。バスバー4を定位置に保持するエンドプレー
ト3は、図15と図16の分解斜視図に示すように、互
いに積層状態で連結される本体部3Aとカバー部3Bを
備える。本体部3Aとカバー部3Bは、プラスチックで
別々に一体成形して製造される。本体部3Aは、電源モ
ジュール1と対向する側に配設され、カバー部3Bは本
体部3Aの背面に配設される。
【0035】本体部3Aは、電源モジュール1を直列に
連結するバスバー4を背面に配設している。ここに配設
されるバスバー4は、本体部3Aとカバー部3Bとの間
に挟着されて、エンドプレート3の定位置に保持され
る。
【0036】図の本体部3Aは、バスバー4を定位置に
保持するためのバスバー嵌着凹部18を背面に成形して
いる。バスバー嵌着凹部18は、金属板であるバスバー
4を定位置に嵌着できるように、長方形のバスバー4の
外形にほぼ等しく、正確にはこれよりも多少大きな長方
形である。図15と図16の斜視図、および図17に示
す本体部3Aは、バスバー嵌着凹部18を、横方向に延
長して設けている。本明細書において、バスバー4の縦
横は、バスバー4の長手方向を横方向とし、この方向と
直交する方向を縦方向とする。図18に示す本体部3A
は、バスバー嵌着凹部18を縦方向に延長して設けてい
る。さらに、図19に示す本体部3Aは、縦横にバスバ
ー嵌着凹部18を設けている。バスバー嵌着凹部18
は、ここにバスバー4を嵌着して、バスバー4で電源モ
ジュール1を直列に連結する。
【0037】バスバー嵌着凹部18の開口部には、バス
バー4が出るのを阻止するストッパ爪19を一体成形し
て設けている。ストッパ爪19は、バスバー嵌着凹部1
8の開口部から内側に突出して設けられる。図に示すス
トッパ爪19は、バスバー嵌着凹部18の開口部にあっ
て、長辺のほぼ中央に内側に突出して設けられる。スト
ッパ爪19の突出高さを大きくすると、バスバー4はバ
スバー嵌着凹部18から出難くなる。しかしながら、バ
スバー4をバスバー嵌着凹部18を入れるのが難しくな
る。反対に、ストッパ爪19を低くすると、バスバー4
をバスバー嵌着凹部18に入れやすくなるが、バスバー
4がバスバー嵌着凹部18から出やすくなる。ストッパ
爪19は、バスバー4をスムーズにバスバー嵌着凹部1
8に入れることができて、バスバー嵌着凹部18に入れ
たバスバー4が出るのを効果的に阻止できるように、バ
スバー嵌着凹部18の開口部から内側に突出して設けら
れる。
【0038】図2に示すホルダーケース2は、上下2段
で、各段に8列の電源モジュール1を収納している。こ
の電源モジュール1は、一方のエンドプレート3に横方
向に内蔵されるバスバー4で一端を直列に連結して、他
方のエンドプレート3に縦方向に内蔵されるバスバー4
で直列に連結して、図20の概略図に示すように、全て
の電源モジュール1を直列に連結する。したがって、ホ
ルダーケース2の一方の端部に固定されるエンドプレー
ト3は、図15、図16及び図17に示すように、バス
バー4を横方向に内蔵しており、ホルダーケース2の他
方の端部に固定されるエンドプレート3は、図18に示
すように、バスバー4を縦方向に内蔵している。図19
に示すように、縦横にバスバー嵌着凹部18を設けてい
る本体部3Aは、ホルダーケース2の両端に固定でき
る。
【0039】本体部3Aは、バスバー嵌着凹部18の両
端部に、バスバー4を電源モジュール1の電極端子5に
連結する開口窓20を開口している。開口窓20は、電
池6の電極に固定している電極端子5を回転しない状態
で嵌入できる形状に開口される。図に示す電源モジュー
ル1は、方形状の電極端子5を両端に固定している。こ
の電極端子5を嵌入するために、開口窓20は電極端子
5の外形にほぼ等しく、正確には電極端子5よりも多少
大きな内形に開口されている。この構造の本体部3A
は、電源モジュール1の電極端子5を開口窓20に嵌入
して、電源モジュール1を回転しないように保持して、
バスバー4を連結できる。
【0040】さらに、図に示す本体部3Aは、リード線
を定位置に保持するリード線溝21を設けている。リー
ド線溝21は、ホルダーケース2の長手方向に延長し
て、背面のほぼ中央に設けられる。リード線溝21の開
口部にも、リード線が出るのを阻止するストッパ爪22
を設けている。ストッパ爪22は、リード線溝21の開
口部の対向する位置に配設される。対向するストッパ爪
22の間隔は、リード線の太さにほぼ等しい。このスト
ッパ爪22は、リード線をリード線溝21に入れやす
く、リード線をリード線溝21から出難くできる。
【0041】リード線は、各電源モジュール1の電圧を
検出するために、ヒューズ8を介してバスバー4に接続
される。本体部3Aは、ヒューズ8を定位置に配設する
ために、ヒューズ凹部23を設けている。ヒューズ凹部
23はリード線溝21に連結して設けられる。ヒューズ
凹部23とバスバー嵌着凹部18との間の壁には、ヒュ
ーズ8をバスバー4に連結するリード板を配設する切欠
24を設けている。
【0042】さらに、図15と図16に示す本体部3A
は、センサー連結板25を定位置に保持する連結板嵌着
凹部26を背面に設けている。連結板嵌着凹部26は、
バスバー嵌着凹部18に隣接して、バスバー嵌着凹部1
8よりも外側にあって、バスバー嵌着凹部18と平行に
設けられる。連結板嵌着凹部26に嵌入されるセンサー
連結板25は、電源モジュール1に固定される温度セン
サー13を直列に連結する。電源モジュール1は、図2
に示すように、電極端子5に隣接して、センサーリード
14を突出させている。このセンサーリード14がセン
サー連結板25に連結されて、全ての温度センサー13
は直列に連結される。
【0043】センサーリード14をセンサー連結板25
に連結するために、本体部3Aは、センサーリード14
を通過させる連結孔27を貫通して設けている。連結孔
27は、連結板嵌着凹部26の端部に隣接して、連結板
嵌着凹部26よりも外側に開口されている。電源モジュ
ール1から突出するセンサーリード14は、本体部3A
の連結孔27を通過してセンサー連結板25に連結され
て、全ての温度センサー13を直列に連結する。互いに
直列に接続された温度センサー13は、リード線を介し
て、外部に検出信号を出力する。いずれかの温度センサ
ー13が、電池温度が異常に高くなったことを検出する
と、温度センサー13からの信号を外部に接続している
保護回路等で処理して、たとえば、電池6の充放電電流
を制限し、あるいは、電流を遮断して電池6を保護す
る。
【0044】本体部3Aは、カバー部3Bを定位置に保
持するために、背面に突出して周縁に沿って周壁28を
一体成形して設けている。周壁28のある本体部3A
は、カバー部3Bを正確に位置ずれしないように積層し
て固定できる。さらに、周壁28の内側に、カバー部3
Bと防水カバー29の両方を積層して定位置に連結して
固定できる。
【0045】カバー部3Bは、本体部3Aの背面に積層
して固定されて、バスバー嵌着凹部18と連結板嵌着凹
部26とリード線溝21の開口部を閉塞する。この状態
で、本体部3Aとカバー部3Bは、バスバー4とセンサ
ー連結板25とリード線とを挟着する状態で、定位置に
保持する。本体部3Aにカバー部3Bを連結して固定す
る状態で、バスバー4とセンサー連結板25とリード線
とは、定位置にセットされて外部に出ることはない。カ
バー部3Bは外形を、本体部3Aに設けた周壁28の内
形にほぼ等しくしている。ここに嵌入して、カバー部3
Bを本体部3Aの定位置に積層するためである。
【0046】図15と図16に示すカバー部3Bは、本
体部3Aに設けている開口窓20と同じ位置に開口窓2
0を開口している。このエンドプレート3は、本体部3
Aとカバー部3Bの両方の対向する位置に開口窓20を
開口している。開口窓20は、エンドプレート3に内蔵
しているバスバー4を、電源モジュール1の電極端子5
に止ネジ30で連結するために開口している。
【0047】さらに、カバー部3Bは、電源モジュール
1のセンサーリード14をセンサー連結板25に連結す
るための切欠部31を外周に設けている。切欠部31
は、開口窓20の外側に配設される。そして、カバー部
3Bは、外周と開口窓20の周縁に沿って、凸条36を
一体成形して設けている。凸条36は、カバー部3Bを
補強すると共に、開口窓20や切欠部31からエンドプ
レート3の内部に水等が侵入するのを有効に防止する。
【0048】図15と図16のカバー部3Bは、リード
線を外部にエンドプレート3から引き出すための引出開
口32を両端部に開口している。リード線溝21にセッ
トされたリード線は、引出開口32から外部に引き出さ
れる。
【0049】カバー部3Bを本体部3Aの周壁28に嵌
入して連結できるように、カバー部3Bは、ストッパ凸
部33を外周面に一体成形して設けている。図に示すカ
バー部3Bは、全体の形状を方形状としているカバー部
3Bの各辺に、複数個のストッパ凸部33を突出するよ
うに成形している。このストッパ凸部33を案内するス
トッパ凹部34は、本体部3Aの周壁28の内面に設け
られる。ストッパ凹部34は、図21に示すように、周
壁28に設けた貫通孔とすることもできる。カバー部3
Bは、図21に示すように、ストッパ凸部33をストッ
パ凹部34に案内して、本体部3Aの定位置に連結して
固定される。この図のエンドプレート3は、カバー部3
Bにストッパ凸部33を設けて、本体部3Aにストッパ
凹部34を設けているが、カバー部にストッパ凹部を、
本体部にストッパ凸部を設けて、カバー部を本体部の定
位置に連結することもできる。また、本体部の周壁内面
にのみストッパ凸部を設けて、このストッパ凸部よりも
内側にカバー部を押し込んで、カバー部を本体部に連結
することもできる。
【0050】以上の嵌着構造で、カバー部3Bと本体部
3Aとを連結しているエンドプレート3は、カバー部3
Bを本体部3Aに簡単かつ容易に、しかも迅速に脱着し
て連結できる特長がある。ただ、カバー部は、スポット
溶着、局部的な接着、ネジ止等の構造で本体部に連結す
ることもできる。
【0051】以上の構造のエンドプレート3は、本体部
3Aに、バスバー4とセンサー連結板25とヒューズ8
とを決められた位置に配設して、背面にカバー部3Bを
固定する。この状態で、図22に示すように、電源モジ
ュール1を定位置に保持しているホルダーケース2にエ
ンドプレート3を固定し、図21の断面図に示すよう
に、カバー部3Bの開口窓20に入れる止ネジ30で、
エンドプレート3のバスバー4を電源モジュール1の電
極端子5に連結する。エンドプレート3をホルダーケー
ス2に連結した状態で、バスバー4を電極端子5に簡単
に能率よく連結できる。ただ、エンドプレート3は、バ
スバー4を電源モジュール1の電極端子5に連結した
後、ホルダーケース2に連結して固定することもでき
る。
【0052】防水カバー29は、プラスチック板で、外
周の形状を、本体部3Aの周壁28の内側形状にほぼ等
しく成形しており、カバー部3Bの背面に積層して固定
される。電源装置の電源の取り出し側のエンドプレート
3に積層して固定される防水カバー29を図16に示
す。この図に示す防水カバー29は、リード線の引出穴
29Aと、電源コードの取出穴29Bとを開口してい
る。さらに、電源の取り出し側と反対側のエンドプレー
ト3に積層して固定される防水カバー29を図22に示
す。
【0053】これ等の図に示す防水カバー29は、本体
部3Aの周壁28の内側に嵌着して連結される。本体部
3Aは、周壁28の内面に突出して連結凸部35を設け
ており、この連結凸部35よりも内側に防水カバー29
を押し込んで、防水カバー29をエンドプレート3に連
結される。防水カバー29は、図22に示すように、本
体部3Aにカバー部3Bを連結した状態で、本体部3A
の周壁28の内側に嵌着される。この連結構造は、極め
て簡単に、防水カバー29をエンドプレート3に連結で
きる特長がある。さらに、防水カバー29は、エンドプ
レート3に嵌着させた状態で、図22に示すように、止
ネジ等の連結具38で固定することもできる。この構造
は、防水カバー29をエンドプレート3に、より確実に
固定できる特長がある。
【0054】防水カバー29は、図21に示すように、
エンドプレート3に連結された状態で、エンドプレート
3に開口された開口窓20の全体を閉塞して、この部分
から水等が浸入するのを防止している。ただ、防水カバ
ーは、それぞれの開口窓に密着させて閉塞することもで
きる。この構造は、カバー部の開口窓周縁の凸条を、防
水パッキンの内面に接触する高さに成形して実現でき
る。開口窓の凸条の上端面に防水パッキンを密着させて
開口窓を閉塞する構造は、さらにこの部分から内部に水
等が侵入するのを有効に防止できる。
【0055】さらに、図21と図22に示す防水カバー
29は、周縁にパッキン37を配設している。パッキン
37は、たとえば、ゴム状弾性体で成形される。パッキ
ン37は、防水カバー29に沿う方形の枠状に成形され
ている。パッキン37は、図23の拡大断面図に示すよ
うに、内面に凹部を有し、この凹部に防水カバー29の
周縁を嵌入して、防水カバー29の周縁に装着されてい
る。このように、周縁にパッキン37を備える防水カバ
ー29は、防水効果をより高くできる特長がある。た
だ、パッキン37は、図24に示すように、カバー部3
Bに対向する面の周縁部にのみ配設することもできる。
このパッキン37は、防水カバー29の周縁部に沿う方
形の枠状に成形されている。このパッキン37は、防水
カバー29に接着されて、あるいは接着することなくカ
バー部3Bと防水カバー29の間に挟着されて所定の位
置に配設できる。
【0056】
【発明の効果】本発明の電源装置は、バスバーと電極端
子の腐食や接触抵抗が大きくなるのを有効に防止できる
と共に、バスバーや止ネジのショートを有効に防止で
き、さらに、安全に取り扱いできる特長がある。それ
は、本発明の電源装置が、エンドプレートに、バスバー
を電源モジュールの電極端子に連結する部分を露出させ
る複数の開口窓を背面に開口しており、さらに、この開
口窓を閉塞するように、エンドプレートの背面に防水カ
バーを固定しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源装置の分解斜視図
【図2】本発明の実施例の電源装置の分解斜視図
【図3】本発明の実施例の電源装置の回路図
【図4】図2に示す電源装置に内蔵される電源モジュー
ルの側面図
【図5】図4に示す電源モジュールの電池の連結構造を
示す分解断面図
【図6】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を
示す断面図
【図7】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を
示す断面図
【図8】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を
示す断面図
【図9】図4に示す電源モジュールの正極側の電極端子
の連結構造を示す分解断面図
【図10】図4に示す電源モジュールの負極側の電極端
子の連結構造を示す分解断面図
【図11】図9に示す正極端子の拡大斜視図
【図12】図10に示す負極端子の拡大斜視図
【図13】図2に示す電源装置のホルダーケースの分解
斜視図
【図14】図13に示すホルダーケースのホルダーリブ
に連結される緩衝パッキンの拡大斜視図
【図15】図2に示す電源装置のエンドプレートの分解
斜視図
【図16】図15に示すエンドプレートを組み立てる状
態を示す分解斜視図
【図17】図15に示すエンドプレートの本体部の平面
【図18】エンドプレートの本体部の他の一例を示す平
面図
【図19】エンドプレートの本体部の他の一例を示す平
面図
【図20】複数の電源モジュールをバスバーで直列に連
結する状態を示す概略斜視図
【図21】エンドプレートのバスバーと電源モジュール
との連結構造を示す断面図
【図22】本発明の実施例の電源装置を背面から見た分
解斜視図
【図23】図21に示すエンドプレートの要部拡大断面
【図24】防水カバーのパッキンの他の一例を示す拡大
断面図
【符号の説明】
1…電源モジュール 2…ホルダーケース 2A…蓋ケース
2B…中間ケース 3…エンドプレート 3A…本体部 3
B…カバー部 4…バスバー 5…電極端子 5A…正極端子 5
B…負極端子 5a…雌ネジ孔 6…電池 6A…外装缶 7…皿状接続体 7A…円盤部 7
B…フランジ部 7a…プロジェクション 8…ヒューズ 9…リード線 10…絶縁体 11…リード板 12…金属板 13…温度センサー 14…センサーリード 15…ホルダーリブ 15A…保持凹部 16…緩衝パッキン 17…ガイド溝 18…バスバー嵌着凹部 19…ストッパ爪 20…開口窓 21…リード線溝 22…ストッパ爪 23…ヒューズ凹部 24…切欠 25…センサー連結板 26…連結板嵌着凹部 27…連結孔 28…周壁 29…防水カバー 29A…引出穴 29
B…取出穴 30…止ネジ 31…切欠部 32…引出開口 33…ストッパ凸部 34…ストッパ凹部 35…連結凸部 36…凸条 37…パッキン 38…連結具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池添 通則 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H020 AA01 AS06 AS11 CC14 DD06 DD11 KK11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源モジュール(1)を平行に保持
    するホルダーケース(2)と、このホルダーケース(2)に収
    納された電源モジュール(1)の電極端子(5)に連結され
    て、隣接する電源モジュール(1)を接続している複数の
    バスバー(4)と、このバスバー(4)を定位置に保持してい
    る絶縁材であるエンドプレート(3)とを備える電源装置
    において、 エンドプレート(3)が、バスバー(4)を電極端子(5)に連
    結する部分を露出させる複数の開口窓(20)を背面に開口
    していると共に、このバスバー(4)の開口窓(20)を閉塞
    するように、エンドプレート(3)の背面に防水カバー(2
    9)を固定してなることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 防水カバー(29)が脱着できるようにエン
    ドプレート(3)に固定されてなる請求項1に記載される
    電源装置。
  3. 【請求項3】 エンドプレート(3)が、互いに積層状態
    で連結されてなる本体部(3A)とカバー部(3B)とを備えて
    おり、本体部(3A)は電源モジュール(1)に対向する側
    に、カバー部(3B)は本体部(3A)の背面に配設して積層さ
    れており、本体部(3A)とカバー部(3B)が、バスバー(4)
    を電極端子(5)に連結する部分に開口窓(20)を開口して
    いる請求項1に記載される電源装置。
  4. 【請求項4】 エンドプレート(3)が周縁に沿って設け
    られた周壁(28)を有し、周壁(28)の内側に防水カバー(2
    9)を固定している請求項1に記載される電源装置。
  5. 【請求項5】 エンドプレート(3)の本体部(3A)が周縁
    に沿って周壁(28)を有し、カバー部(3B)と防水カバー(2
    9)の外形を、周壁(28)内側の形状にほぼ等しく形成し
    て、本体部(3A)の周壁(28)の内側に、カバー部(3B)と防
    水カバー(29)を積層状態で嵌入して、カバー部(3B)と防
    水カバー(29)を本体部(3A)の定位置に固定している請求
    項4に記載される電源装置。
  6. 【請求項6】 防水カバー(29)の周縁がパッキン(37)を
    介してエンドプレート(3)に固定されてなる請求項1又
    は4に記載される電源装置。
  7. 【請求項7】 ホルダーケース(2)に保持される電源モ
    ジュール(1)が、複数の二次電池(6)を直線状に連結した
    ものである請求項1に記載される電源装置。
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