JP3557117B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3557117B2
JP3557117B2 JP02232499A JP2232499A JP3557117B2 JP 3557117 B2 JP3557117 B2 JP 3557117B2 JP 02232499 A JP02232499 A JP 02232499A JP 2232499 A JP2232499 A JP 2232499A JP 3557117 B2 JP3557117 B2 JP 3557117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
case
holder
rib
supply module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02232499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000223100A (ja
Inventor
達人 堀内
良治 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP02232499A priority Critical patent/JP3557117B2/ja
Priority to DE10002142A priority patent/DE10002142B4/de
Priority to FR0000978A priority patent/FR2789228B1/fr
Priority to US09/492,184 priority patent/US6410184B1/en
Priority to IT2000TO000077A priority patent/IT1319812B1/it
Publication of JP2000223100A publication Critical patent/JP2000223100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3557117B2 publication Critical patent/JP3557117B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、ハイブリッド自動車や電気自動車等の自動車を駆動するモーターの電源用に使用される大電流用の電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車走行用のモーターを駆動する電源に使用される大電流用の電源装置は、多数の電池を直列に接続して出力電圧を高くしている。駆動モーターの出力を大きくするためである。この種の用途に使用される電源装置は、出力電力を大きくするために、多数の電池を内蔵している。この種の電源装置は、たとえば、特開平10−270006号公報に記載される。この公報に記載される電源装置は、図1の分解斜視図に示すように、電源モジュールを複数列に内蔵するホルダーケース35を備える。ホルダーケース35は、プラスチックでもって、上方を開口する方形状の箱型に成形している。ホルダーケース35は、細長い円柱状の電源モジュールを挿入するために、円形の貫通孔35aを両端壁35Aに開口している。さらに、電源モジュールを安定して保持するために、両端壁35Aと平行に中間壁35Bを設け、この中間壁35Bにも円形の貫通孔35bを開口している。さらに、中間壁35Bの貫通孔35bには、振動を吸収するために、円筒状の防振ゴムリング36Aを挿入している。防振ゴムリング36Aは、中間壁35Bの表面に沿って連結されるゴムシート36に一体成形して設けられる。ゴムシート36が中間壁35Bに連結されて、防振ゴムリング36Aは貫通孔35bに挿入される。防振ゴムリング36Aを入れた貫通孔35bに、電源モジュール1が挿入されて、ホルダーケース35の定位置に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この構造のホルダーケースは、多数の電源モジュールを貫通孔に入れて保持する。この構造のホルダーケースは、製造に著しく手間がかかって、製造コストが高くなる欠点がある。それは、両端壁と中間壁の両方に、電源モジュールを挿入して保持する貫通孔を成形しているからである。両端壁と中間壁に貫通孔を設けているホルダーケースの成形は、複雑な構造の金型で成形する必要がある。両端壁と中間壁の貫通孔を成形する部分を、簡単に脱型できないからである。
【0004】
さらに、この構造のホルダーケースは、両端壁と中間壁に設ける貫通孔の位置と内形を極めて高い精度で成形する必要がある。とくに、防振ゴムリングを入れない貫通孔を、高い精度で成形する必要がある。貫通孔が電源モジュールよりも大きいと、電源モジュールを隙間なく保持できず、貫通孔が電源モジュールよりも小さく、あるいは位置がずれると、電源モジュールを貫通孔に挿入できなくなるからである。困ったことに、電源モジュールは、外径を極めて高い精度で製作するのが難しい。電源モジュールが、円筒電池に温度センサー等を固定して、熱収縮チューブ等で被覆して製造しているからである。多量生産される円筒電池は、外径に多少の誤差がある。さらに、円筒電池の表面に温度センサー等を固定して、熱収縮チューブで被覆しているので、電源モジュールの外径は、さらにばらつきが大きくなっている。したがって、両端壁と中間壁に設ける貫通孔を正確に成形しても、ここに挿入する電源モジュールの外径が異なるので、全ての電源モジュールを隙間なく貫通孔に挿入して、確実に保持するのが難しい。
【0005】
外径にばらつきがある電源モジュールを保持する貫通孔は、最大外径の電源モジュールを挿入できる大きさに成形する必要がある。このため、外径が多少小さい電源モジュールを貫通孔に挿入すると、電源モジュールと貫通孔との間に隙間ができる。ここに隙間ができると、両端壁と中間壁で、電源モジュールを動かないように安定して保持できなくなる欠点がある。
【0006】
さらに、困ったことに、貫通孔を電源モジュールの外径に等しく成形しているホルダーケースは、電源モジュールを挿入してセットするのに極めて手間がかかる。それは、小さい貫通孔に、きっちりと隙間なく電源モジュールを挿入するために、電源モジュールをスムーズに貫通孔に挿入できないからである。とくに、電源モジュールを確実に保持するために、防振ゴムリングの内形を正確に電源モジュールの外形に成形すると、防振ゴムリングに電源モジュールをスムーズに挿入できなくなる。振動を吸収する防振ゴムリングは、ほとんど例外なく表面の摩擦抵抗が大きいからである。
【0007】
さらに、電源モジュールは、必ずしも理想的な円柱ではない。たとえば、表面に温度センサーを固定している電源モジュールは、表面に縦方向に凸条が突出する。さらに、凸条は温度センサーの部分とこれを連結する部分とで高さが変化する。この形状の電源モジュールは、防振ゴムリングに挿入するのにさらに手間がかかかる。たとえ、防振ゴムリングの内面に、凸条を案内する凹部を成形しても、凸条の高さが変化するので、スムーズに挿入できない。とくに、電源モジュールの凸条表面に、防振ゴムリングを弾性的に押圧して保持できる構造にすると、電源モジュールを防振ゴムリングに挿入するのが極めて難しくなる。
【0008】
さらに、図に示すホルダーケースは、多数の防振ゴムリングを一体成形しているゴムシートの成形にも、高い精度が要求される。それは、防振ゴムリングの位置ずれや大きさの誤差が、電源モジュールのスムーズな挿入を阻害するからである。また、この構造では、多数の防振ゴムリングをゴムシートで連結するので、全体の外形が極めて大きくなる。さらに、防振ゴムリングを一体成形しているゴムシートは、ホルダーケースに収納する電源モジュールの個数にあわせて、専用に成形する必要があり、1枚のゴムシートを使用して、電源モジュールの収納個数を変更することができない。
【0009】
したがって、図1に示すホルダーケースは、多数の電源モジュールを挿入して組み立てるのに極めて手間がかかり、組み立てコストが高くなる。このことは、ホルダーケースの製造コストが高くなることと相乗して、電源装置のトータルコストを著しく高くする欠点がある。
【0010】
本発明は、このような従来の電源装置の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、能率よく安価に多量製作できると共に、組み立てを簡単かつ容易に、しかも能率よくして、トータルコストを低減できる電源装置を提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の大切な目的は、電源モジュールを緩衝パッキンに密着させて、理想的な状態で保持でき、さらに、単一構造の緩衝パッキンとホルダーケースで収納する電源モジュールの数を変更できる電源装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の電源装置は、複数の電源モジュール1をホルダーケース2に平行に保持している。ホルダーケース2は、両面に配設される蓋ケース2Aと、蓋ケース2Aの間に配設される中間ケース2Bとを備える。ホルダーケース2は、中間ケース2Bの両面と、蓋ケース2Aの内面に、電源モジュール1を複数列に並べて定位置に挟着して保持するホルダーリブ15を設けている。ホルダーケース2は、両面の蓋ケース2Aと中間ケース2Bとを連結して、蓋ケース2Aと中間ケース2Bに設けているホルダーリブ15で、電源モジュール1を複数列に並べて両側から挟着して定位置に保持している。さらに、ホルダーケース2は、ホルダーリブ15の一部あるいは全体に、緩衝パッキン16を連結しており、このホルダーリブ15が緩衝パッキン16を介して電源モジュール1を挟着して保持している。
【0013】
ケース2Aと中間ケース2Bがプラスチック製で、蓋ケース2Aの内面と、中間ケース2Bの両面に複数列にホルダーリブ15を一体成形して設けている。さらに、複数列のホルダーリブ15に緩衝パッキン16を連結している。
【0014】
ケース2Aと中間ケース2Bが、緩衝パッキン16を連結しているホルダーリブ15と、緩衝パッキン16を連結していないホルダーリブ15を有する。緩衝パッキン16を連結しているホルダーリブ15は、緩衝パッキン16を連結していないホルダーリブ15よりも低く成形している。緩衝パッキン16が電源モジュール1を挟着して保持する状態において、緩衝パッキン16を連結していないホルダーリブ15の先端縁は、電源モジュール1の表面に接触し、あるいは接近している。
【0015】
本発明の請求項の電源装置は、ホルダーリブ15に、複数列の電源モジュール1を嵌入して保持できる保持凹部15Aを設けて、ホルダーリブ15の先端縁を凹凸のある波形に成形している。緩衝パッキン16は、ホルダーリブ15の波形に沿う波形に成形されている。波形の緩衝パッキン16は、波形の保持凹部15Aに沿って連結されている。
【0016】
本発明の請求項の電源装置は、緩衝パッキン16に、ホルダーリブ15の先端縁に沿って嵌入できる嵌着溝16Aを縦に延長して設けている。
【0017】
緩衝パッキン16は、嵌着溝16Aをホルダーリブ15に嵌入して、ホルダーリブ15に連結している。
【0018】
本発明の請求項4の電源装置は、ホルダーリブ15が、電源モジュール1の表面に突出している凸部を案内する段差凹部17を底部に備える。
【0019】
本発明の請求項5の電源装置は、緩衝パッキン16を、段差凹部17に連結される部分を細く成形して、柔軟に変形できる形状としている。
【0020】
本発明の請求項6の電源装置は、緩衝パッキン16の段差凹部17に連結される部分にスリット16Bを設けて細く成形して、柔軟に変形できる形状としている。
【0021】
本発明の請求項7の電源装置は、緩衝パッキン16が、電源モジュール1に接触して押圧する面に、局部的に突出する凸部16Cを有する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電源装置を例示するものであって、本発明は電源装置を以下のものに特定しない。
【0023】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0024】
電源装置は、図2に示すように、複数の電源モジュール1を平行に保持するホルダーケース2と、このホルダーケース2の端部に位置して、ホルダーケース2に収納された電源モジュール1の端部に設けられた電極端子5にネジ止めして固定されるパスバー4と、このパスバー4を定位置に配設してホルダーケース2の端部に固定されるエンドプレート3とを備える。
【0025】
電源モジュール1は、複数の二次電池、あるいは静電容量の大きなスーパーキャバシタを直線状に接続したもので、図の電源モジュール1は、6本の二次電池6を、直線状に直列に連結している。スーパーキャバシタを使用する電源モジュールは、複数のスーパーキャバシタを並列に接続している。ただし、電源モジュールは1本の二次電池やスーパーキャバシタで構成することもできる。図2に示す電源モジュール1は、円筒型の二次電池6を皿状接続体7で直線状に連結している。電源モジュール1の両端には、正極端子と負極端子からなる電極端子5を連結している。
【0026】
図2に示す電源装置の回路図を図3に示す。この図に示す電源装置は8列×2段の電源モジュール1を内蔵しており、各電源モジュール1は直列に接続している。各電源モジュール1を接続するパスバー4は、ヒューズ8を介して電源モジュール1の電圧を検出するためのリード線9を接続している。
【0027】
皿状接続体7が電池6を直線状に連結する構造を、図4と図5に示している。この構造の電源モジュール1は、皿状接続体7の円盤部7Aを、円筒型電池6の正極に溶接して接続している。皿状接続体7の円盤部7Aは、円筒型電池6の正極に溶接するプロジェクション7aを設けている。皿状接続体7のプロジェクション7aが正極に溶接されるとき、プロジェクション7aの上面に溶接用電極棒が押圧される。皿状接続体7と円筒型電池6とのショートを阻止するために、皿状接続体7と円筒型電池6との間に、リング状に絶縁体10が挟着される。
【0028】
さらに、皿状接続体7は、フランジ部7Bの内側に円筒型電池6を挿入して、フランジ部7Bを円筒型電池6の負極である外装缶6Aに溶接する。フランジ部7Bも、円盤部7Aと同じように、内面に設けたプロジェクション7aを外装缶6Aに溶接する。このとき、フランジ部7Bには、プロジェクション7aの外側に溶接用電極棒が押圧される。
【0029】
直列に連結される電池6は、皿状接続体7を使用することなく、図6の断面図に示すように、U曲したリード板11の対向面を互いに溶接して連結することもできる。この図の電源モジュール1は、電池6を放電させる方向に、大電流をパルス通電して、U曲したリード板11の対向面を溶着する。リード板11は、たとえば、1KAの電流を約15ミリ秒間流す大電流パルス通電で溶着できる。
【0030】
さらに、電池6は、図7の断面図に示すように、電池6の+−の電極の間に金属板12を挟着する状態で、電池6を放電させる方向に大電流パルス通電処理をして、金属板12を電池6の電極に溶着することもできる。
【0031】
さらにまた、図8に示すように、電池6の間に金属板を挟着することなく、電池6の+−の電極を直接に溶着することもできる。この電池6は、正極端子である封口板の上部表面に円錐状の突起を設け、この突起を隣接する電池6の負極端子に大電流パルス通電して溶接している。
【0032】
図6ないし図8に示すように、皿状接続体7を使用しないで、直接に電池6の+−の電極を溶接して連結し、あるいは、+−の電極を金属板の両面に直接に溶接して連結している電源モジュール1は、電池間の電気抵抗を極めて小さくできる。また、電池6の連結強度を強くできる特長もある。
【0033】
互いに直列に連結された電源モジュール1は、図9と図10に示すように、電池6の正極側には正極端子5Aを接続し、負極側には負極端子5Bを接続する。正極端子5Aの中央凸部と、負極端子5Bは、図11と図12の斜視図で示すように、四角柱状に成形している。正極端子5Aの中央凸部と、負極端子5Bとを四角柱状とするのは、エンドプレート3に設けた開口窓20に嵌入して、複数の電源モジュール1を位置決めして接続するためである。正極端子5Aと負極端子5Bである電極端子5は、パスバー4を連結する雌ネジ孔5aを中心に設けている。
【0034】
電源モジュール1の二次電池6は、ニッケル−水素電池である。ただ、電源モジュール1の二次電池6は、ニッケル−カドミウム電池やリチウムイオン二次電池等を使用することもできる。
【0035】
電源モジュール1は、図2に示すように、各電池6の表面に温度センサー13を固定している。温度センサー13は、電池温度を検出できる素子である。この温度センサー13には、好ましくは、電池温度で電気抵抗が変化するにPTCが使用される。各電池6の表面に固定される温度センサー13は、センサーリード14を介して直列に、直線状に連結されて、電源モジュール1の表面に縦方向に延長して固定される。温度センサー13とセンサーリード14は、表面を被覆する熱収縮チューブ等で電池6の表面に固定される。
【0036】
ホルダーケース2は、図13の分解斜視図において上下に図示している蓋ケース2Aと、上下の蓋ケース2Aの間に配設される中間ケース2Bとを備える。蓋ケース2Aと中間ケース2Bは、全体をプラスチックで成形している。蓋ケース2Aと中間ケース2Bは、電源モジュール1を挟着して定位置に保持するために、ホルダーリブ15を一体成形している。図に示す蓋ケース2Aと中間ケース2Bは、両端縁と中間に、複数列のホルダーリブ15を平行に設けている。ホルダーリブ15は、蓋ケース2Aの内面と、中間ケース2Bの両面に設けられる。ホルダーリブ15は、円筒状の電源モジュール1を定位置に保持するために、電源モジュール1の外形に沿って湾曲している半円状の保持凹部15Aを設けている。ホルダーリブ15の保持凹部15Aは、電源モジュール1の表面に沿う形状に成形される。したがって、電源モジュールが多角柱状である場合、保持凹部の形状は多角柱に沿う形状に成形される。
【0037】
電源モジュール1は、ホルダーリブ15の保持凹部15Aに嵌着されて、定位置に挟着状態で保持される。ホルダーリブ15は、保持凹部15Aに沿ってゴム状弾性体の緩衝パッキン16を連結して、電池6の耐衝撃性を向上している。図13のホルダーケース2は、中間に設けている2列のホルダーリブ15に緩衝パッキン16を連結して、その他のホルダーリブ15には緩衝パッキン16を連結している。ただし、本発明のホルダーケースは、全てのホルダーリブに緩衝パッキンを連結することもでき、また、1列または3列以上のホルダーリブに緩衝パッキンを連結することもできる。
【0038】
ホルダーリブ15は、緩衝パッキン16を連結しているものと、緩衝パッキン16を連結していないもので、多少形状を変更している。緩衝パッキン16を連結するホルダーリブ15は、緩衝パッキン16を連結しない緩衝パッキン16よりも低く成形している。ホルダーリブ15と電源モジュールとの間に緩衝パッキン16を配設して、緩衝パッキン16を電源モジュールの表面に密着させるためである。緩衝パッキン16を連結しないホルダーリブ15は、緩衝パッキン16が電源モジュール1を挟着して保持する状態において、先端縁を電源モジュール1の表面に接触し、あるいは接近させる形状に成形している。
【0039】
緩衝パッキン16は、図14と図15に示すように、ホルダーリブ15に沿う形状に成形している。ホルダーリブ15は、複数列の電源モジュール1を嵌入して保持できる保持凹部15Aを設けて、先端縁を凹凸のある波形に成形している。このホルダーリブ15に連結するために、緩衝パッキン16は、ホルダーリブ15の波形に沿う波形に成形している。波形の緩衝パッキン16は、波形の保持凹部15Aに沿ってホルダーリブ15に連結される。
【0040】
さらに、緩衝パッキン16は、ホルダーリブ15に簡単かつ容易に、しかも連結した状態で位置ずれしないように、ホルダーリブ15の先端縁に沿って嵌入できる嵌着溝16Aを縦に延長して設けている。緩衝パッキン16は、嵌着溝16Aをホルダーリブ15の先端縁に嵌入して、ホルダーリブ15の定位置に装着される。この状態でホルダーリブ15に連結される緩衝パッキン16は、ホルダーリブ15に接着することなく、定位置に装着することができる。ただ、緩衝パッキンは、局部的にホルダーリブに接着して固定することもできるのは言うまでもない。
【0041】
ホルダーリブ15は、電源モジュール1の表面に凸条の状態で突出している温度センサー13とセンサーリード14を案内するための段差凹部17を、保持凹部15Aの底部に設けている。温度センサー13とセンサーリード14を保持凹部15Aに入れて、ホルダーリブ15は保持凹部15Aで電源モジュール1を挟着して定位置に保持する。
【0042】
緩衝パッキン16は、ホルダーリブ15の段差凹部17に連結される部分を細く成形して、柔軟に変形できる形状としている。段差凹部17に配設される電源モジュール1の凸部に、緩衝パッキン16を押圧する状態で接触させて、安定して保持させるためである。図15に示す緩衝パッキン16は、ホルダーリブ15の段差凹部17に連結される部分にスリット16Bを設けて、この部分を細く成形して、柔軟に変形できる形状としている。スリット16Bは、嵌着溝16Aに連通して設けており、スリット16Bの両側に位置する部分を、段差凹部17に橋をかける状態で配設している。
【0043】
さらに、図15に示す緩衝パッキン16は、電源モジュール1に接触して押圧する面に、局部的に突出する凸部16Cを設けている。凸部16Cは、電源モジュール1と平行に延長された凸条の形状に成形している。この構造の緩衝パッキン16は、凸部16Cを局部的に電源モジュール1に密着させて、電源モジュール1を好ましい弾性で押圧して保持できる特長がある。
【0044】
以上の構造のホルダーケース2は、以下の状態で組み立てて、電源モジュール1を平行に保持する。
▲1▼ 蓋ケース2Aと中間ケース2Bのホルダーリブ15に、緩衝パッキン16を連結する。緩衝パッキン16は、嵌着溝16Aにホルダーリブ15を入れて簡単に連結できる。
▲2▼ 下側の蓋ケース2Aを水平に置いて、ホルダーリブ15の保持凹部15Aに電源モジュール1を入れて平行に並べる。図の蓋ケース2Aは、ホルダーリブ15に、8列に電源モジュール1を並べる。電源モジュール1は、両端面を同一平面とするように、ホルダーリブ15に並べる。このとき、電源モジュール1の表面に突出している温度センサー13とセンサーリード14を、ホルダーリブ15の段差凹部17に案内する。
▲3▼ 下側の蓋ケース2Aに中間ケース2Bを載せる。中間ケース2Bは、下面に突出しているホルダーリブ15の保持凹部15Aに、電源モジュール1を入れて、決められた位置に積層される。
▲4▼ 中間ケース2Bの上面に突出しているホルダーリブ15の保持凹部15Aに電源モジュール1を入れて平行に並べる。このときも、電源モジュール1の両端が同一平面となるように、電源モジュール1を並べる。
▲5▼ 上側の蓋ケース2Aを、電源モジュール1の上に載せて、蓋ケース2Bを定位置に積層する。この状態で、蓋ケース2Aの下面に突出しているホルダーリブ15は、保持凹部15Aに電源モジュール1が案内される。
▲6▼ 上下の蓋ケース2Aを連結ネジ(図示せず)で連結して、上下の蓋ケース2Aと中間ケース2Bとを連結して固定する。連結ネジは上下の蓋ケース2Aと中間ケース2Bを貫通して、これ等を連結する。連結ネジは、上下の蓋ケース2Aの四隅部とその中間を連結する。
【0045】
以上の状態で、定位置に電源モジュール1を保持しているホルダーケース2に、エンドプレート3が固定される。エンドプレート3は、ホルダーケース2の電源モジュール1を直列に接続するパスバー4を内蔵している。パスバー4を定位置に保持するエンドプレート3は、図16と図17の分解斜視図に示すように、互いに積層状態で連結される本体部3Aとカバー部3Bを備える。本体部3Aとカバー部3Bは、プラスチックで別々に一体成形して製造される。本体部3Aは、電源モジュール1と対向する側に配設され、カバー部3Bは本体部3Aの背面に配設される。
【0046】
本体部3Aは、電源モジュール1を直列に連結するパスバー4を背面に配設している。ここに配設されるパスバー4は、本体部3Aとカバー部3Bとの間に挟着されて、エンドプレート3の定位置に保持される。
【0047】
図の本体部3Aは、パスバー4を定位置に保持するためのパスバー嵌着凹部18を背面に成形している。パスバー嵌着凹部18は、金属板であるパスバー4を定位置に嵌着できるように、長方形のパスバー4の外形にほぼ等しく、正確にはこれよりも多少大きな長方形である。図16と図17の斜視図、および図18に示す本体部3Aは、パスバー嵌着凹部18を、横方向に延長して設けている。本明細書において、パスバー4の縦横は、パスバー4の長手方向を横方向とし、この方向と直交する方向を縦方向とする。図19に示す本体部3Aは、パスバー嵌着凹部18を縦方向に延長して設けている。さらに、図20に示す本体部3Aは、縦横にパスバー嵌着凹部18を設けている。パスバー嵌着凹部18は、ここにパスバー4を嵌着して、パスバー4で電源モジュール1を直列に連結する。
【0048】
パスバー嵌着凹部18の開口部には、パスバー4が出るのを阻止するストッパ爪19を一体成形して設けている。ストッパ爪19は、パスバー嵌着凹部18の開口部から内側に突出して設けられる。図に示すストッパ爪19は、パスバー嵌着凹部18の開口部にあって、長辺のほぼ中央に内側に突出して設けられる。ストッパ爪19の突出高さを大きくすると、パスバー4はパスバー嵌着凹部18から出難くなるが、パスバー4をパスバー嵌着凹部18に入れるのが難しくなる。反対に、ストッパ爪19を低くすると、パスバー4をパスバー嵌着凹部18に入れやすくなるが、パスバー4がパスバー嵌着凹部18から出やすくなる。ストッパ爪19は、パスバー4をスムーズにパスバー嵌着凹部18に入れることができて、パスバー嵌着凹部18に入れたパスバー4が出るのを効果的に阻止できるように、パスバー嵌着凹部18の開口部から内側に突出して設けられる。
【0049】
図2に示すホルダーケース2は、上下2段で、各段に8列の電源モジュール1を収納している。この電源モジュール1は、一方のエンドプレート3に横方向に内蔵されるパスバー4で一端を直列に連結して、他方のエンドプレート3に縦方向に内蔵されるパスバー4で直列に連結して、図21に示すように、全ての電源モジュール1を直列に連結する。したがって、ホルダーケース2の一方の端部に固定されるエンドプレート3は、図16、図17及び図18に示すように、パスバー4を横方向に内蔵しており、ホルダーケース2の他方の端部に固定されるエンドプレート3は、図19に示すように、パスバー4を縦方向に内蔵している。図20に示すように、縦横にパスバー嵌着凹部18を設けている本体部3Aは、ホルダーケース2の両端に固定できる。
【0050】
本体部3Aは、パスバー嵌着凹部18の両端部に、パスバー4を電源モジュール1の電極端子5に連結する開口窓20を開口している。開口窓20は、電池6の電極に固定している電極端子5を回転しない状態で嵌入できる形状に開口される。図に示す電源モジュール1は、方形状の電極端子5を両端に固定している。この電極端子5を嵌入するために、開口窓20は電極端子5の外形にほぼ等しく、正確には電極端子5よりも多少大きな内形に開口されている。この構造の本体部3Aは、電源モジュール1の電極端子5を開口窓20に嵌入して、電源モジュール1を回転しないように保持して、パスバー4を連結できる。
【0051】
さらに、図に示す本体部3Aは、リード線を定位置に保持するリード線溝21を設けている。リード線溝21は、パスバー嵌着凹部18と平行に設けられる。リード線溝21の開口部にも、リード線が出るのを阻止するストッパ爪22を設けている。ストッパ爪22は、リード線溝21の開口部の対向する位置に配設される。対向するストッパ爪22の間隔は、リード線の太さにほぼ等しい。このストッパ爪22は、リード線をリード線溝21に入れやすく、リード線をリード線溝21から出難くできる。
【0052】
リード線は、各電源モジュール1の電圧を検出するために、ヒューズ8を介してパスバー4に接続される。本体部3Aは、ヒューズ8を定位置に配設するために、ヒューズ凹部23を設けている。ヒューズ凹部23はリード線溝21に連結して設けられる。ヒューズ凹部23とパスバー嵌着凹部18との間の壁には、ヒューズ8をパスバー4に連結するリード板を配設する切欠24を設けている。
【0053】
さらに、図16と図17に示す本体部3Aは、センサー連結板25を定位置に保持する連結板嵌着凹部26を背面に設けている。連結板嵌着凹部26は、パスバー嵌着凹部18に隣接して、パスバー嵌着凹部18よりも外側にあって、パスバー嵌着凹部18と平行に設けられる。連結板嵌着凹部26に嵌入されるセンサー連結板25は、電源モジュール1に固定される温度センサー13を直列に連結する。電源モジュール1は、図2に示すように、電極端子5に隣接して、センサーリード14を突出させている。このセンサーリード14がセンサー連結板25に連結されて、全ての温度センサー13は直列に連結される。
【0054】
センサーリード14をセンサー連結板25に連結するために、本体部3Aは、センサーリード14を通過させる連結孔27を貫通して設けている。連結孔27は、連結板嵌着凹部26の端部に隣接して、連結板嵌着凹部26よりも外側に開口されている。電源モジュール1から突出するセンサーリード14は、本体部3Aの連結孔27を通過してセンサー連結板25に連結されて、全ての温度センサー13を直列に連結する。互いに直列に接続された温度センサー13は、リード線を介して、外部に検出信号を出力する。いずれかの温度センサー13が、電池温度が異常に高くなったことを検出すると、温度センサー13からの信号を外部に接続している保護回路等で処理して、たとえば、電池6の充放電電流を制限し、あるいは、電流を遮断して電池6を保護する。
【0055】
本体部3Aは、カバー部3Bを定位置に保持するために、背面に突出して周縁に沿って周壁28を一体成形して設けている。周壁28のある本体部3Aは、カバー部3Bを正確に位置ずれしないように積層して固定できる。さらに、周壁28の内側に、カバー部3Bと防水カバー29の両方を積層して定位置に連結して固定できる。また、周壁28の内側に、防水カバー29を固定する連結する構造は、防水カバー29の外周と周壁28の内面とを防水構造として、エンドプレート3を確実に防水構造にできる特長もある。
【0056】
カバー部3Bは、本体部3Aの背面に積層して固定されて、パスバー嵌着凹部18と連結板嵌着凹部26とリード線溝21の開口部を閉塞する。この状態で、本体部3Aとカバー部3Bは、パスバー4とセンサー連結板25とリード線とを挟着する状態で、定位置に保持する。本体部3Aにカバー部3Bを連結して固定する状態で、パスバー4とセンサー連結板25とリード線とは、定位置にセットされて外部にでることはない。カバー部3Bは外形を、本体部3Aに設けた周壁28の内形にほぼ等しくしている。ここに嵌入して、カバー部3Bを本体部3Aの定位置に積層するためである。
【0057】
図16と図17に示すカバー部3Bは、本体部3Aに設けている開口窓20と同じ位置に開口窓20を開口している。このエンドプレート3は、本体部3Aとカバー部3Bの両方の対向する位置に開口窓20を開口して、エンドプレート3に内蔵されるパスバー4を電源モジュール1の電極端子5に止ネジ30で連結できる。
【0058】
さらに、カバー部3Bは、電源モジュール1のセンサーリード14をセンサー連結板25に連結するための切欠部31を外周に設けている。切欠部31は、開口窓20の外側に配設される。そして、カバー部3Bは、外周と開口窓20の周縁に沿って、凸条を一体成形して設けている。凸条は、カバー部3Bを補強すると共に、開口窓20や切欠部31からエンドプレート3の内部に水等が侵入するのを有効に防止する。
【0059】
図16と図17のカバー部3Bは、リード線を外部にエンドプレート3から引き出すための引出開口32を両端部に開口している。リード線溝21にセットされたリード線は、引出開口32から外部に引き出される。
【0060】
カバー部3Bを本体部3Aの周壁28に嵌入して連結できるように、カバー部3Bは、ストッパ凸部33を外周面に一体成形して設けている。図に示すカバー部3Bは、全体の形状を方形状としているカバー部3Bの各辺に、複数個のストッパ凸部33を突出するように成形している。このストッパ凸部33を案内するストッパ凹部34は、本体部3Aの周壁28の内面に設けられる。ストッパ凹部34は、図22に示すように、周壁28に設けた貫通孔とすることもできる。カバー部3Bは、図22に示すように、ストッパ凸部33をストッパ凹部34に案内して、本体部3Aの定位置に連結して固定される。この図のエンドプレート3は、カバー部3Bにストッパ凸部33を設けて、本体部3Aにストッパ凹部34を設けているが、カバー部にストッパ凹部を、本体部にストッパ凸部を設けて、カバー部を本体部の定位置に連結することもできる。また、本体部の周壁内面にのみストッパ凸部を設けて、このストッパ凸部よりも内側にカバー部を押し込んで、カバー部を本体部に連結することもできる。
【0061】
以上の嵌着構造で、カバー部3Bと本体部3Aとを連結しているエンドプレート3は、カバー部3Bを本体部3Aに簡単かつ容易に、しかも迅速に脱着して連結できる特長がある。ただ、カバー部は、スポット溶着、局部的な接着、ネジ止等の構造で本体部に連結することもできる。
【0062】
カバー部3Bの外側面に積層される防水カバー29はプラスチック板で、外周の形状を、本体部3Aの周壁28の内側形状にほぼ等しく成形して、リード線の引出切欠29Aと、電源コードの取出穴29Bとを開口している。
【0063】
以上の構造のエンドプレート3は、本体部3Aに、パスバー4とセンサー連結板25とヒューズ8とを決められた位置に配設して、背面にカバー部3Bを固定する。この状態で、電源モジュール1を定位置に保持しているホルダーケース2にエンドプレート3を固定し、図22の断面図に示すように、カバー部3Bの開口窓20に入れる止ネジ30で、エンドプレート3のパスバー4を電源モジュール1の電極端子5に連結する。エンドプレート3をホルダーケース2に連結した状態で、パスバー4を電極端子5に簡単に能率よく連結できる。ただ、エンドプレート3は、パスバー4を電源モジュール1の電極端子5に連結した後、ホルダーケース2に連結して固定することもできる。
【0064】
【発明の効果】
本発明の電源装置は、能率よく安価に多量生産できると共に、組み立てを簡単かつ容易に、しかも能率よくして、トータルコストを低減できる特長がある。それは、本発明の電源装置が、ホルダーケースを両面の蓋ケースと中間ケースとで構成すると共に、中間ケースの両面と蓋ケースには、その内面に、電源モジュールを複数列に並べて挟着するホルダーリブを設けており、さらに、ホルダーリブに緩衝パッキンを連結して、緩衝パッキンを介して電源モジュールを挟着して定位置に保持しているからである。この構造の電源装置は、蓋ケースと中間ケースのホルダーリブに緩衝パッキンを連結して、蓋ケースと中間ケースのホルダーリブで電源モジュールを両側から挟着して定位置に保持できる。このため、従来の箱形に成形しているホルダーケースのように、貫通孔に電源モジュールを挿入して装着する必要がなく、ホルダーリブに複数の電源モジュールを並べて定位置に装着できるので、極めて能率よく組み立てできる。
【0065】
また、本発明の電源装置は、貫通孔に挿入するのではなくて、蓋ケースと中間ケースに設けたホルダーリブに連結している緩衝パッキンで電源モジュールを挟着して保持するので、電源モジュールに緩衝パッキンを密着させて、理想的な状態で保持できる特長がある。とくに、表面に凹凸のある電源モジュールにも、緩衝パッキンを弾性的に押圧できる特長がある。そして、緩衝パッキンを電源モジュールの表面に押圧する構造としても、多数の電源モジュールを簡単に速やかにホルダーケースにセットして能率よく組み立てできる特長がある。
【0066】
また、本発明の電源装置は、単一構造の緩衝パッキンとホルダーケースを使用して、収納する電源モジュールの数を変更できる特長もある。それは、中間ケースを積層する段数を変更して、電源モジュールの数を変更できるからである。たとえば、図13に示すように、蓋ケースの間に1段の中間ケースを備える構造では、電源モジュールを2段に収納できるが、中間ケースを2層に積層して使用することにより、電源モジュールを3段に収納して、電源モジュールの数を多くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電源装置の分解斜視図
【図2】本発明の実施例の電源装置の分解斜視図
【図3】本発明の実施例の電源装置の回路図
【図4】図2に示す電源装置に内蔵される電源モジュールの側面図
【図5】図4に示す電源モジュールの電池の連結構造を示す分解断面図
【図6】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を示す断面図
【図7】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を示す断面図
【図8】電源モジュールの電池の連結構造の他の一例を示す断面図
【図9】図4に示す電源モジュールの正極側の電極端子の連結構造を示す分解断面図
【図10】図4に示す電源モジュールの負極側の電極端子の連結構造を示す分解断面図
【図11】図9に示す正極端子の拡大斜視図
【図12】図10に示す負極端子の拡大斜視図
【図13】図2に示す電源装置のホルダーケースの分解斜視図
【図14】図2に示すホルダーケースの蓋ケースに緩衝パッキンを装着する状態を示す分解斜視図
【図15】図14に示す緩衝パッキンの拡大斜視図
【図16】図2に示す電源装置のエンドプレートの分解斜視図
【図17】図16に示すエンドプレートを組み立てる状態を示す分解斜視図
【図18】図16に示すエンドプレートの本体部の平面図
【図19】エンドプレートの本体部の他の一例を示す平面図
【図20】エンドプレートの本体部の他の一例を示す平面図
【図21】複数の電源モジュールをパスバーで直列に連結する状態を示す概略斜視図
【図22】エンドプレートのパスバーと電源モジュールとの連結構造を示す断面図
【符号の説明】
1…電源モジュール
2…ホルダーケース 2A…蓋ケース 2B…中間ケース
3…エンドプレート 3A…本体部 3B…カバー部
4…パスバー
5…電極端子 5A…正極端子 5B…負極端子
5a…雌ネジ孔
6…電池 6A…外装缶
7…皿状接続体 7A…円盤部 7B…フランジ部
7a…プロジェクション
8…ヒューズ
9…リード線
10…絶縁体
11…リード板
12…金属板
13…温度センサー
14…センサーリード
15…ホルダーリブ 15A…保持凹部
16…緩衝パッキン 16A…嵌着溝 16B…スリット
16C…凸部
17…段差凹部
18…パスバー嵌着凹部
19…ストッパ爪
20…開口窓
21…リード線溝
22…ストッパ爪
23…ヒューズ凹部
24…切欠
25…センサー連結板
26…連結板嵌着凹部
27…連結孔
28…周壁
29…防水カバー 29A…引出切欠 29B…取出穴
30…止ネジ
31…切欠部
32…引出開口
33…ストッパ凸部
34…ストッパ凹部
35…ホルダーケース 35A…両端壁 35B…中間壁
35a…貫通孔 35b…貫通孔
36…ゴムシート 36A…防振ゴムリング

Claims (7)

  1. 複数の電源モジュール(1)をホルダーケース(2)に平行に保持している電源装置において、ホルダーケース(2)が、両面に配設される蓋ケース(2A)と、蓋ケース(2A)の間に配設される中間ケース(2B)とを備え、中間ケース(2B)の両面と、蓋ケース(2A)の内面に、電源モジュール(1)を複数列に並べて定位置に挟着して保持するホルダーリブ(15)を設けており、両面の蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)とを連結して、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)に設けているホルダーリブ(15)で、電源モジュール(1)を複数列に並べて両側から挟着して定位置に保持すると共に、ホルダーリブ(15)の一部あるいは全体に、緩衝パッキン(16)を連結して、ホルダーリブ(15)が緩衝パッキン(16)を介して電源モジュール(1)を挟着して保持してなり、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)がプラスチック製で、蓋ケース(2A)の内面と、中間ケース(2B)の両面に複数列にホルダーリブ(15)を一体成形して設けており、複数列のホルダーリブ(15)に緩衝パッキン(16)を連結しており、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)が、緩衝パッキン(16)を連結しているホルダーリブ(15)と、緩衝パッキン(16)を連結していないホルダーリブ(15)を有し、緩衝パッキン(16)を連結しているホルダーリブ(15)を、緩衝パッキン(16)を連結していないホルダーリブ(15)よりも低く成形しており、緩衝パッキン(16)が電源モジュール(1)を挟着して保持する状態において、緩衝パッキン(16)を連結していないホルダーリブ(15)の先端縁が、電源モジュール(1)の表面に接触し、あるいは接近してなることを特徴とする電源装置。
  2. 複数の電源モジュール(1)をホルダーケース(2)に平行に保持している電源装置において、ホルダーケース(2)が、両面に配設される蓋ケース(2A)と、蓋ケース(2A)の間に配設される中間ケース(2B)とを備え、中間ケース(2B)の両面と、蓋ケース(2A)の内面に、電源モジュール(1)を複数列に並べて定位置に挟着して保持するホルダーリブ(15)を設けており、両面の蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)とを連結して、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)に設けているホルダーリブ(15)で、電源モジュール(1)を複数列に並べて両側から挟着して定位置に保持すると共に、ホルダーリブ(15)の一部あるいは全体に、緩衝パッキン(16)を連結して、ホルダーリブ(15)が緩衝パッキン(16)を介して電源モジュール(1)を挟着して保持してなり、ホルダーリブ(15)に、複数列の電源モジュール(1)を嵌入して保持できる保持凹部(15A)を設けて、ホルダーリブ(15)の先端縁を凹凸のある波形に成形しており、緩衝パッキン(16)がホルダーリブ(15)の波形に沿う波形に成形されて、波形の緩衝パッキン(16)が、波形の保持凹部(15A)に沿って連結されてなることを特徴とする電源装置。
  3. 複数の電源モジュール(1)をホルダーケース(2)に平行に保持している電源装置において、ホルダーケース(2)が、両面に配設される蓋ケース(2A)と、蓋ケース(2A)の間に配設される中間ケース(2B)とを備え、中間ケース(2B)の両面と、蓋ケース(2A)の内面に、電源モジュール(1)を複数列に並べて定位置に挟着して保持するホルダーリブ(15)を設けており、両面の蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)とを連結して、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)に設けているホルダーリブ(15)で、電源モジュール(1)を複数列に並べて両側から挟着して定位置に保持すると共に、ホルダーリブ(15)の一部あるいは全体に、緩衝パッキン(16)を連結して、ホルダーリブ(15)が緩衝パッキン(16)を介して電源モジュール(1)を挟着して保持してなり、緩衝パッキン(16)が、ホルダーリブ(15)の先端縁に沿って嵌入できる嵌着溝(16A)を縦に延長して設けており、緩衝パッキン(16)の嵌着溝(16A)をホルダーリブ(15)に嵌入して、緩衝パッキン(16)をホルダーリブ(15)に連結していることを特徴とする電源装置。
  4. 複数の電源モジュール(1)をホルダーケース(2)に平行に保持している電源装置において、ホルダーケース(2)が、両面に配設される蓋ケース(2A)と、蓋ケース(2A)の間に配設される中間ケース(2B)とを備え、中間ケース(2B) の両面と、蓋ケース(2A)の内面に、電源モジュール(1)を複数列に並べて定位置に挟着して保持するホルダーリブ(15)を設けており、両面の蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)とを連結して、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)に設けているホルダーリブ(15)で、電源モジュール(1)を複数列に並べて両側から挟着して定位置に保持すると共に、ホルダーリブ(15)の一部あるいは全体に、緩衝パッキン(16)を連結して、ホルダーリブ(15)が緩衝パッキン(16)を介して電源モジュール(1)を挟着して保持してなり、ホルダーリブ(15)が、電源モジュール(1)の表面に突出している凸部を案内する段差凹部(17)を底部に設けていることを特徴とする電源装置。
  5. 緩衝パッキン(16)が、段差凹部(17)に連結される部分を細く成形して、柔軟に変形できる形状としている請求項に記載される電源装置。
  6. 緩衝パッキン(16)が、段差凹部(17)に連結される部分にスリット(16B)を設けて細く成形して、柔軟に変形できる形状としている請求項に記載される電源装置。
  7. 複数の電源モジュール(1)をホルダーケース(2)に平行に保持している電源装置において、ホルダーケース(2)が、両面に配設される蓋ケース(2A)と、蓋ケース(2A)の間に配設される中間ケース(2B)とを備え、中間ケース(2B)の両面と、蓋ケース(2A)の内面に、電源モジュール(1)を複数列に並べて定位置に挟着して保持するホルダーリブ(15)を設けており、両面の蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)とを連結して、蓋ケース(2A)と中間ケース(2B)に設けているホルダーリブ(15)で、電源モジュール(1)を複数列に並べて両側から挟着して定位置に保持すると共に、ホルダーリブ(15)の一部あるいは全体に、緩衝パッキン(16)を連結して、ホルダーリブ(15)が緩衝パッキン(16)を介して電源モジュール(1)を挟着して保持してなり、緩衝パッキン(16)が、電源モジュール(1)に接触して押圧する面に、局部的に突出する凸部(16C)を有することを特徴とする電源装置。
JP02232499A 1999-01-28 1999-01-29 電源装置 Expired - Fee Related JP3557117B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02232499A JP3557117B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 電源装置
DE10002142A DE10002142B4 (de) 1999-01-28 2000-01-19 Stromversorgung enthaltend wiederaufladbare Batterien
FR0000978A FR2789228B1 (fr) 1999-01-28 2000-01-26 Alimentation electrique a plusieurs modules, notamment pour automobiles electriques
US09/492,184 US6410184B1 (en) 1999-01-28 2000-01-27 Power source containing rechargeable batteries
IT2000TO000077A IT1319812B1 (it) 1999-01-28 2000-01-27 Alimentatore elettrico a batterie ricaricabili.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02232499A JP3557117B2 (ja) 1999-01-29 1999-01-29 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000223100A JP2000223100A (ja) 2000-08-11
JP3557117B2 true JP3557117B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=12079544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02232499A Expired - Fee Related JP3557117B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-29 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3557117B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022024895A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 蓄電モジュール
CN112038524A (zh) * 2020-09-01 2020-12-04 湖州快驴科技有限公司 一种方形电芯模组固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000223100A (ja) 2000-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3702149B2 (ja) 電源装置
US6410184B1 (en) Power source containing rechargeable batteries
JP2000340195A (ja) 電源装置
JP3540649B2 (ja) 電源装置
JP6049288B2 (ja) バッテリパック
KR100905393B1 (ko) 이차전지 모듈
JP5465619B2 (ja) バッテリパック
EP3416209B1 (en) Integrated cartridge and battery pack comprising same
JP5449861B2 (ja) パック電池
JP3540651B2 (ja) 電源装置
JP3548033B2 (ja) 電源装置
JP2003229106A (ja) 電源装置
JP4530711B2 (ja) パック電池
JP4568067B2 (ja) パック電池
JP3540650B2 (ja) 電源装置
JP3691273B2 (ja) 電源装置
KR101864482B1 (ko) 컴팩트 이차전지 모듈 및 이를 이용한 이차전지 팩
JP3557117B2 (ja) 電源装置
JP3676106B2 (ja) 電源装置
JP2000223096A (ja) 電源装置
JP4771679B2 (ja) パック電池
JP2002110115A (ja) パック電池
JP3668084B2 (ja) 組電池
JP3296664B2 (ja) バッテリーパック
US10388933B2 (en) Energy storage apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees