JP2000223082A - 反射鏡付き管球 - Google Patents

反射鏡付き管球

Info

Publication number
JP2000223082A
JP2000223082A JP11021850A JP2185099A JP2000223082A JP 2000223082 A JP2000223082 A JP 2000223082A JP 11021850 A JP11021850 A JP 11021850A JP 2185099 A JP2185099 A JP 2185099A JP 2000223082 A JP2000223082 A JP 2000223082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
reflecting mirror
tube
vessel
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11021850A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sugimoto
浩 杉本
Kazuo Maeda
和男 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP11021850A priority Critical patent/JP2000223082A/ja
Publication of JP2000223082A publication Critical patent/JP2000223082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管球の固着箇所の信頼性を高めて、器具設計
の自由度を向上させるとともに、間接照明としての照明
効果を高める。 【解決手段】 反射面部3、フランジ部4、胴部5とが
順次連設された漏斗形状の反射鏡1と、この反射鏡1の
内部に設けられた管球であるハロゲン電球10とからな
る。反射面部3は、反射面に光干渉膜であるダイクロイ
ック膜2が形成されている。フランジ部4はハロゲン電
球10からの光を外部、例えば反射鏡1の後方へ積極的
に透過する。また、フランジ部4の表面には、照射され
た例えば天井面や壁面に模様等を写し出すための凹凸部
4aが設けられている。胴部5には口金11が固着され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射鏡付き管球に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、反射鏡付き管球としては、光干渉
膜が設けられた反射面部を有する漏斗形状の反射鏡と、
この反射鏡内に一体化された管球、例えばハロゲン電球
とからなる反射鏡付きハロゲン電球が知られている。そ
して、この反射鏡付きハロゲン電球は、店舗等で商品照
明等に使用されている。
【0003】このような反射鏡付き管球は、図3に示す
ように、一端部に光干渉膜としてダイクロイック膜19
が設けられた反射鏡面を有する反射部20および反射部
20の他端部に連設された胴部21を有する漏斗形状の
反射鏡22と、光源である管球、例えば内部にタングス
テンフィラメント27を有し、一端に封止部24を有す
る直管状のハロゲン電球23とが反射鏡22の中心軸と
ハロゲン電球23との中心軸とがほぼ一致させられて一
体化されている。封止部24と反射鏡22の胴部21と
が口金25内に挿入され、かつ口金25内に接着剤26
が注入され一体に固着されている。なお、28は前面ガ
ラスを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような反射鏡付き
ハロゲン電球では、ハロゲン電球23からの直接光が、
反射鏡22の胴部21の背面に漏れないよう積極的に構
成されているため、器具内に収納せずに反射鏡付きハロ
ゲン電球を裸点灯した場合、反射鏡付ハロゲン電球の背
面側にある天井面あるいは壁面に光の輪郭が現れない。
したがって、天井面あるいは壁面に映った光を楽しむと
いった間接照明としての照明効果が失われてしまう。
【0005】また、胴部21の内面には、光干渉膜であ
るダイクロイック膜19が全く形成されないため、点灯
した場合、ハロゲン電球23からの直接光が、口金25
を加熱し、一体化された接着剤26を介して反射鏡およ
び口金との固着箇所であるハロゲン電球23の封止部2
4の温度を上昇させ、封止部24の信頼性を低下させる
とともに器具設計の自由度を束縛することにもつなが
る。
【0006】本発明は、管球の固着箇所の信頼性を高め
て、器具設計の自由度を向上させるとともに、間接照明
としての照明効果を高めることのできる反射鏡付き管球
を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の反射鏡付き管球
は、反射面部、フランジ部、胴部とが順次連設された漏
斗形状の反射鏡と、この反射鏡の内部に設けられた管球
とを備え、前記フランジ部の表面に凹凸部が設けられた
構成を有している。
【0008】本発明はフランジ部から外部へ光を積極的
に放出するよう構成されており、このため、管球、例え
ばハロゲン電球からの直接光がフランジ部を透過し、そ
の際、フランジ部表面に形成された凹凸部によって、天
井面あるいは壁面に光の輪郭等の模様を形成することが
でき、間接照明としての照明効果を得ることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の反
射鏡付き管球において、前記反射鏡の前記フランジ部を
被覆しないように前記反射鏡の胴部に口金が設けられた
構成を有している。
【0010】これにより、管球からの直接光がフランジ
部から外部へ透過するため、従来、口金を熱していた光
が低減されることとなり、反射鏡と管球との固着箇所、
例えばハロゲン電球の封止部における温度上昇を防止で
き、封止部の信頼性が向上するとともに器具設計の自由
度を高めることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の反射鏡付き管球において、前記反射鏡の前記反
射面部の背面に凹凸部を設けた構成を有する。
【0012】これにより、フランジ部に形成された凹凸
部との相乗効果にて、天井面あるいは壁面に光の輪郭が
陰影として現れ、間接照明としての照明効果が一層得ら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態である反射鏡
付き管球は、図1に示すように、反射面部3、フランジ
部4、胴部5とが順次連設された漏斗形状の反射鏡1
と、この反射鏡1の内部に設けられた管球であるハロゲ
ン電球10とからなる。
【0014】反射面部3は、反射面に光干渉膜であるダ
イクロイック膜2が形成されている。フランジ部4はハ
ロゲン電球10からの光を外部、例えば反射鏡1の後方
へ積極的に透過する。また、フランジ部4の表面には、
照射された例えば天井面や壁面に模様等を写し出すため
の凹凸部4aが設けられている。胴部5にはジルコンコ
ージライトからなる口金11が、フランジ部4を被覆し
ないように耐熱性の接着剤17、例えばシリカとアルミ
ナを主成分とする無機接着剤によって固着されている。
【0015】ハロゲン電球10は、閉塞部6、直管筒部
7、封止部8が順次連設され、直管筒部7内にコイル状
のタングステンフィラメント9を備えている。ハロゲン
電球10の封止部8は、反射鏡1の胴部5内に挿入さ
れ、この反射鏡1の胴部5と封止部8とは口金11内に
挿入され接着剤17により、反射鏡1とハロゲン電球1
0と口金11とが一体化されている。封止部8には、フ
ィラメント9を保持する内部リード線12の一部と、こ
の内部リード線12が接続された金属箔13と、この金
属箔13に接続された外部リード線14の一部とが封止
されている。外部リード線14の他方は封止部8外に導
出され口金11の電力供給部15a,15bに電気的に
それぞれ接続されている。一方の外部リード線14と口
金11の電力供給部15aとは、リード線16を介して
接続されている。
【0016】本実施形態において、フランジ部4の長さ
を9mmとし、凹凸部4aは幅2mm、高さ1mmの帯
状の突起を、2mmの間隔でフランジ部4の回転円周上
に2本形成した。凹凸部4aの形成は、反射鏡1を製造
する際にフランジ部分の押し形および受け形のうち少な
くとも一方の金型を所定の凹凸となるよう加工すれば、
簡単に形成することができる。なお、本実施形態では凹
凸部4aとして帯状の突起を用いたが、模様や貫通穴を
形成しても同様の効果を得ることができる。
【0017】このような、本実施形態のダイクロイック
反射鏡付きハロゲン電球(以下、本発明品という)は、
反射鏡1の開口径50mm、定格電圧110V、定格電
力75W、中心光度3000cd、ビーム角23度とし
ている。ハロゲン電球10内には所定量のハロゲン化合
物と不活性ガスが封入されている。なお、18は前面ガ
ラスを示す。
【0018】次に、本発明品と、漏斗形状の反射鏡1内
の反射面部3にフランジ部4がなく、胴部5が連設され
ている従来のダイクロイック反射鏡付きハロゲン電球
(以下、従来品という)について、各3本作成し、それ
らの点灯時の封止部温度と口金温度の比較実験を行っ
た。封止部温度の測定には、熱電対K線0.2mmを使
用し、JISC7527の測定方法に準拠とした。その
結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1から明らかなように、本発明品におい
ては、フランジ部4が設けられていることにより、タン
グステンフィラメント9から放出された直接光が、フラ
ンジ部4から外部へ透過することにより、口金11を直
接熱することが少ないため、接着剤を介してハロゲン電
球10の封止部の温度および口金温度に伝わる熱を従来
と比して低下させることができる。
【0021】また、このような本発明品と従来品につい
て、裸点灯にて照射テストを実施した。その結果、従来
品では、天井面あるいは壁面に光の輪郭が現れないた
め、天井面あるいは壁面に映った光を楽しむといった間
接照明としての照明効果が失われていたのに対し、本発
明品では、フランジ部4の凹凸部4aによって、フラン
ジ部4を透過した光を天井面あるいは壁面に光の輪郭と
して照射することができ、天井面あるいは壁面に映った
光を楽しむといった間接照明としての照明効果を十分に
得ることができた。
【0022】また、図2に示す本発明の別の実施形態の
反射鏡付き管球のように、反射面部3の背面の表面にお
いても凹凸部4bを設けてもよく、同様に、天井面ある
いは壁面に光の輪郭の陰影が現れ、間接照明としての照
明効果を更に向上させることができた。
【0023】なお、本実施形態においては、ハロゲン電
球10を用いたが、電球や放電ランプとしても同様の効
果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、管球の
固着箇所の信頼性を高め、器具設計の自由度を高めると
ともに、間接照明としての照明効果を高めることがで
き、ディスプレイ照明に最適な反射鏡付き管球を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である反射鏡付き管球の一
部切欠正面図
【図2】本発明の別の実施形態である反射鏡付き管球の
一部切欠正面図
【図3】従来の反射鏡付き管球の一部切欠正面図
【符号の説明】
1 反射鏡 2 ダイクロイック膜 3 反射面部 4 フランジ部 4a 凹凸部 5 胴部 10 ハロゲン電球 11 口金

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面部、フランジ部、胴部とが順次連
    設された漏斗形状の反射鏡と、この反射鏡の内部に設け
    られた管球とを備え、前記フランジ部の表面に凹凸部が
    設けられていることを特徴とする反射鏡付き管球。
  2. 【請求項2】 前記反射鏡の前記フランジ部を被覆しな
    いように前記反射鏡の胴部に口金が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の反射鏡付き管球。
  3. 【請求項3】 前記反射鏡の前記反射面部の背面に凹凸
    部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の反射鏡付き管球。
JP11021850A 1999-01-29 1999-01-29 反射鏡付き管球 Pending JP2000223082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11021850A JP2000223082A (ja) 1999-01-29 1999-01-29 反射鏡付き管球

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11021850A JP2000223082A (ja) 1999-01-29 1999-01-29 反射鏡付き管球

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000223082A true JP2000223082A (ja) 2000-08-11

Family

ID=12066592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11021850A Pending JP2000223082A (ja) 1999-01-29 1999-01-29 反射鏡付き管球

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000223082A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11297112A (ja) 反射鏡付き管球
JPH08510591A (ja) 反射形電球
JPH03138610A (ja) 焦点型光源及びその方法
JP5010433B2 (ja) 照明器具
US7180229B2 (en) High pressure discharge lamp with a base at one end
JP2000223082A (ja) 反射鏡付き管球
JP2007529860A (ja) 2つのコイルを含む白熱電球及び電球組立体
JP2004523070A (ja) 電気ランプ
JPH06275113A (ja) 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具
KR970003356B1 (ko) 전기 백열 램프 및 그에 사용하기 적합한 취입 유리 전구
JP2632710B2 (ja) 光源装置
JPH11154494A (ja) 反射鏡付き管球
JP4577273B2 (ja) 高輝度放電灯用照明器具
JP5129639B2 (ja) 照明器具
JP2526908B2 (ja) 光照射装置
JP2007073461A (ja) 高輝度放電ランプまたは反射鏡付高輝度放電ランプ
JP2001023403A (ja) 反射鏡付き管球
JP2005005231A (ja) 照明灯及びこれを用いた照明器具
JPH10188920A (ja) 反射鏡付電球および照明器具
JP2005071833A (ja) 高欄照明器具及びその施工方法
JP2005353601A (ja) ランプを製造するための方法及び装置
KR19980059540U (ko) 반사형 할로겐 램프
JPH06243830A (ja) 放電ランプ装置
JP2013051067A (ja) 照明器具
JPH05205706A (ja) リフレクタ付き光源、これに使用する吹込み成形球およびリフレクタ