JP2000222557A - 画像処理装置と画像データの処理方法 - Google Patents

画像処理装置と画像データの処理方法

Info

Publication number
JP2000222557A
JP2000222557A JP11019750A JP1975099A JP2000222557A JP 2000222557 A JP2000222557 A JP 2000222557A JP 11019750 A JP11019750 A JP 11019750A JP 1975099 A JP1975099 A JP 1975099A JP 2000222557 A JP2000222557 A JP 2000222557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
rotation
thumbnail
image data
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11019750A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Matsuno
卓也 松野
Nobuhiro Saito
暢宏 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11019750A priority Critical patent/JP2000222557A/ja
Publication of JP2000222557A publication Critical patent/JP2000222557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの操作上の負担を軽減して使い勝手の
向上を図り、効率良く画像処理を行うことができるよう
にした。 【解決手段】 ユーザの指示うにより回転処理された写
真本画像に対応するサムネール画像のフラグFLG
(n)を「1」に設定しておいて写真本画像の一覧表示
を行う。そしてその後、S11、S12を経てステップ
S13に進み、回転すべきサムネール画像を作成してバ
ッファメモリに格納すると共にサムネール画像ポインタ
SNP(n)のアドレス値を更新し、サムネール画像の
回転処理を行う。そして、フラグFLG(n)を「0」
にリセットした後、回転したサムネール画像を表示す
る。尚、ユーザの指示によりサムネール画像を回転させ
た場合も、略同様の手順により、フラグOFLG(n)
を介して回転処理されたサムネール画像に対応する写真
本画像を自動的に回転処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置と画
像データの処理方法に関し、より詳しくは一覧表示機能
と画像回転機能とを備えた電子アルバム装置等の画像処
理装置と画像データの処理方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、通常の表示
画像を表示する前にプレビューとしてサムネール画像の
表示を可能とする電子アルバム装置が知られているが、
この種の電子アルバム装置においては、アルバムに表示
される写真画像データ(以下、「写真本画像」という)
を回転させてもサムネール画像を自動的に回転する機能
を有しておらず、また、サムネール画像を回転しても本
画像を自動的に回転する機能を有していなかった。
【0003】したがって、従来の電子アルバム装置で
は、写真本画像を回転させた後に一覧表示を行う場合、
該写真本画像に対応するサムネール画像は回転処理され
ていないため、サムネール画像をも回転表示したい場合
はユーザが一覧表示画面で再度所望のサムネール画像を
選択して回転処理を実行をしなければならないという問
題点があった。
【0004】同様に、サムネール画像を回転させた後に
一覧表示を行う場合、該サムネール画像に対応する写真
本画像は回転処理されていないため、写真本画像をも回
転表示したい場合はユーザが一覧表示画面で再度該所望
の写真本画像を選択して回転処理を実行しなければなら
ないという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、写真本画像が回転表示されたときは該写
真本画像に対応するサムネール画像も自動的に回転さ
せ、またサムネール画像が回転表示されたときは該サム
ネール画像に対応する写真本画像も自動的に回転させる
ことにより、ユーザの操作上の負担を軽減して使い勝手
の向上を図り、効率良く画像処理を行うことができる画
像処理装置と画像データの処理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本画像に係る画像処理装
置は、複数の画像データを一覧表示する画像一覧表示手
段と、該画像データのサムネール画像を一覧表示するサ
ムネール画像一覧表示手段と、前記画像データ及び前記
サムネール画像を回転処理する回転処理手段とを備えた
画像処理装置において、前記回転処理手段が、前記画像
データを回転処理したときは該画像データに対応したサ
ムネール画像を前記画像データの回転処理に連動して回
転処理する第1の連動回転手段、及び前記サムネール画
像を回転処理したときは該サムネール画像に対応した画
像データを前記サムネール画像の回転処理に連動して回
転処理する第2の連動回転手段を有していることを特徴
としている。
【0007】また、本発明に係る画像データの処理方法
は、複数の画像データを一覧表示する画像一覧表示ステ
ップと、該画像データのサムネール画像を一覧表示する
サムネール画像一覧表示ステップと、前記画像データ及
び前記サムネール画像を回転処理する回転処理ステップ
とを含む画像データの処理方法において、前記回転処理
ステップが、前記画像データを回転処理したときは該画
像データに対応したサムネール画像を前記画像データの
回転処理に連動して回転処理する第1の連動回転ステッ
プ、及び前記サムネール画像を回転処理したときは該サ
ムネール画像に対応した画像データを前記サムネール画
像の回転処理に連動して回転処理する第2の連動回転ス
テップを有していることを特徴としている。
【0008】尚、本発明の他の特徴は下記の発明の実施
の形態の記載から明らかとなろう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態を示す画像処
理装置としての電子アルバム装置のブロック構成図であ
って、該電子アルバム装置は、文字入力用のキーボード
1と、該キーボード1からの入力記号に対するキーコー
ド変換処理(内部コードヘの変換)を実行するキーボー
ドコントローラ2と、操作対象位置を示すボインティン
グデバイスとしてのマウス3と、マウスのカーソル(操
作指示位置)座標の制御やボタンの押下制御等を行うマ
ウスコントローラ4と、コンパクトフラッシュカードや
スマートメディアカード等のPCカードが挿着されるP
Cカード装置5と、該PCカード装置5に装着されたP
Cカードの情報の取込制御をPCカードコントローラ6
と、アルバム作成データや編集用データ、例えば写真等
を表示するための表示用画像データ報やサムネール表示
用画像データが一時的に記憶されるバッファメモリ7
と、CRTやLCD、発光ダイオード等からなり、PC
カード装置5から取り込まれた写真イメージやピンマー
ク等を表示する表示部8と、カーソル位置に表示したい
文字列の画面上への位置決め制御や内部のキャラクタジ
エネレータを参照しドットパターンデータに変換して文
字あるいはイメージ情報の表示制御を行なう表示部コン
トローラ9と、画面上で作成されたアルバムを印刷する
プリンタ10と、イメージデータ、文字データ、制御デ
ータ等を解析してプリンタに出力指令を発するプリンタ
コントローラ11と、写真取込処理、写真表示処理、編
集加工処理等の各種処理の制御プログラム等が格納され
たROM12と、所定の演算結果や変数フラグ等が書き
込まれると共にワークエリアとして使用されるRAM1
3と、バス14を介してこれら各構成要素に接続され、
装置全体の制度を行うCPU15とを備えている。
【0011】キーボード1は、図2に示すように、文字
や数字或いは記号等を入力する文字キー群16と、カー
ソルの移動や種々の機能実行を指示する機能キー群50
とを有している。
【0012】機能キー群50は、具体的には図3に示す
ように、対象写真位置の上下左右への移動操作を行なう
カーソル移動キー17a〜17dと、移動操作の確定指
示を行なう実行キ―18と、移動操作の取消指示を行な
う取消キー19と、PCカードに記憶されている写真デ
ータ等に対して取込処理を起動する写真取込キー20
と、表示の1枚表示を指示する1枚表示キー21と、ア
ルバム表示を指示するアルバム表示キー22と、一覧表
示を指示する一覧表示キー23と、写真画像の回転を指
示する画像回転キー24と、写真取込操作により取り込
まれた写真の印刷を行う印刷キー25とを備えている。
【0013】図4はバッファメモリ7に格納される写真
画像管理テーブル図であって、n枚分の写真画像の管理
が可能とされ、画像管理要素として、所望の写真本画像
を指示する本画像ポインタ(ORP)、所望のサムネー
ル画像を指示するサムネール画像ポインタ(SNP)、
写真本画像に対応するサムネール画像の回転を指示する
サムネール回転要フラグ(FLG)及びサムネール画像
に対応する写真本画像の回転を指示する写真本画像回転
要フラグ(OFLG)を備え、各写真画像毎にこれら画
像管理要素が割り当てられている。
【0014】そして、該電子アルバム装置では、写真本
画像の画像回転処理が実行されると、まず写真本画像が
回転し、次いで該回転した写真本画像をバッファメモリ
7に一時的に記憶し、さらに回転後の所定アドレス値を
本画像ポインタORP(1)に書込み、さらにサムネー
ル回転要フラグFLG(1)を「1」にセットし、本画
像の回転処理を終了する。
【0015】このようにして本画像の回転処理がなされ
た後、一覧表示キー23が押下されて一覧表示が起動し
た場合は、以下のように動作する。
【0016】すなわち、例えば、サムネール回転要フラ
グFLG(n)が「0」であってサムネール画像ポイン
タSNP(n)が「0」でないときは、図4(b)に示
すように、サムネール画像ポインタSNP(n)に対応
するサムネール画像を表示部8に表示する。
【0017】また、サムネール回転要フラグFLG
(n)及びサムネール画像ポインタSNP(n)が共に
「0」の場合は、写真本画像からサムネール画像を作成
してメモリバッファ7に一時的に記憶すると共に、その
アドレスをサムネール画像ポインタSNP(n)に格納
し、該サムネール画像ポインタSNP(n)に対応する
第nのサムネール画像を表示部8に表示する。
【0018】サムネール画像ポインタSNP(n)が
「0」であってサムネール回転要フラグFLG(n)が
「1」の場合は、写真本画像からサムネール画像を作成
して回転させた後に該サムネール画像をメモリバッファ
7に一時的に記憶すると共に、そのアドレスをサムネー
ル画像ポインタSNP(n)に格納し、回転済みの第n
のサムネール画像を表示部8に表示する。
【0019】図5は写真画像の画面遷移の状態を示す図
である。
【0020】図5(a)では3枚の写真本画像(第1〜
第3の写真本画像31〜33)が表示されている状態を
示しており、図5(b)は第1の写真本画像31のみが
右方向に90°回転した状態を示している。
【0021】また、図5(c)は、図5(a)の状態か
ら一覧表示キー23を操作してサムネール画像を一覧表
示させた状態を示し、第1〜第3の写真本画像31〜3
3に対応する第1〜第8のサムネール画像41〜48は
いずれも非回転状態で表示される。
【0022】さらに、図5(d)は図5(b)の状態か
ら一覧表示キー23を操作してサムネール画像を一覧表
示させた状態を示し、第1の写真本画像31に対応する
第1のサムネール画像41のみが右方向に90°回転し
ている。
【0023】図6は、前記画面遷移の状態と写真画像管
理テーブルとの関係を示す図である。
【0024】図6(a)は図5(a)に対応する管理テ
ーブル図であって、回転前の一覧表示状態の写真本画像
の所定アドレス値が本画像ポインタORP(n)に各々
書き込まれている(ORP(1)=AAAA、ORP
(2)=BBBB、ORP(3)=CCCC)。また、
サムネール画像は未だ表示されていないため、サムネー
ル画像ポインタSNP(n)は「0」に設定され、さら
にサムネール回転要フラグFLG(n)及び本画像回転
要フラグOFLG(n)はいずれも「0」に初期化され
ている。
【0025】図6(b)は図5(b)に対応する管理テ
ーブル図であって、第1の写真本画像31のみが回転し
ているため、該第1の写真本画像31に対応する本画像
ポインタORP(1)は回転後の所定アドレス値(OR
P(1)=XXXX)に更新され、また、該第1の写真
本画像31に対応する第1のサムネール画像41の回転
を指示すべくサムネール回転要フラグFLG(1)のみ
が「1」に設定されている。
【0026】図6(c)は図5(c)に対応する管理テ
ーブル図であって、サムネール画像は回転することなく
そのまま一覧表示されており、サムネール画像ポインタ
(SNP(n)には非回転状態の所定アドレス値が書き
込まれている(SNP(1)=aaaa、SNP(2)
=bbbb、SNP(3)=cccc)。
【0027】図6(d)は図5(d)に対応する管理テ
―ブル図であって、第1の写真本画像31のみが回転さ
れた後に一覧表示が行われており、第1の写真本画像3
1に対応する第1のサムネール画像41のサムネール画
像ポインタSNP(1)が回転後の所定アドレス値(S
NP(1)=xxxx)に更新され、第1のサムネール
画像41は回転済みであるので、サムネール回転要フラ
グFLG(1)は「0」にリセットされている。
【0028】次に、写真本画像の回転処理に連動してサ
ムネール画像の回転処理を実行する場合について、図7
及び図8のフローチャートに基づき説明する。
【0029】図7は写真本画像の回転処理を実行する本
画像回転処理ルーチンのフローチャートであって、本プ
ログラムはアルバム表示状態で画像回転キ―24の押下
により起動し、CPU15で処理される。
【0030】ステップS1ではユーザがカーソル移動キ
ー17a〜17dを操作して回転させたい所望の写真本
画像を選択する。
【0031】次に、ステップS2では実行キー18が押
下されたか否かを判断する。そして実行キー18が押下
されなかったと判断された場合は取消キー19が押下さ
れたと判断して処理を中止する。
【0032】一方、ステップS2で実行キー18が押下
されたと判断されたときはステップS3に進み、ユーザ
により選択された写真本画像を回転し、該回転した写真
本画像をバッファメモリ7に格納すると共に、本画像ポ
インタORP(n)の更新を行なう。
【0033】そして、続くステップS4では前記選択さ
れた写真本画像に対応するサムネール画像のサムネール
回転要フラグFLG(n)を「1」に設定し、続くステ
ップS5ではアルバムの再表示処理を実行し、回転済み
の写真本画像を含む写真本画像の一覧表示を行なって
(図5(b)参照)処理を終了する。
【0034】図8は回転した写真本画像に対応するサム
ネール画像に対し回転処理を施すサムネール画像回転処
理ルーチンのフローチャートであって、本プログラムは
一覧表示キー23の押下により起動し、CPU15で処
理される。
【0035】まず、ステップS11では表示部8の表示
画面上での空領域がなくなるような枚数(例えば、8
枚)のサムネール画像表示が完了したか、又は表示する
サムネール画像がなくなったか否かを判断する。
【0036】そして、その答が肯定(Yes)の場合は
処理を中止する一方、その答が否定(No)のときはス
テップS12に進み、表示対象の写真本画像(例えば、
第1の写真本画像31)に対応するサムネール画像回転
要フラグFLG(n)が「1」か否かを判断し、前記写
真本画像に対応するサムネール画像を回転させるべきか
否かを判定する。
【0037】そして、サムネール画像回転要フラグFL
G(n)が「1」の場合は、ステップS13に進み、回
転すべきサムネール画像を作成してバッファメモリ7に
格納すると共にサムネール画像ポインタSNP(n)の
アドレス値を更新し、サムネール画像の回転処理を行
う。そして、ステップS14ではサムネール画像が回転
したためサムネール画像回転要フラグFLG(n)を
「0」にリセットし、ステップS15で回転したサムネ
ール画像を表示した後ステップS11に戻り、ステップ
S11の答が肯定(Yes)となるまで上述の処理を繰
り返す。
【0038】また、ステップS12の答が否定(N
o)、すなわちサムネール画像回転要フラグFLG
(n)が「0」の場合はステップS16に進み、サムネ
ール画像ポインタSNP(n)が「0」か否か、すなわ
ちサムネール画像が未だ作成されていないか否かを判断
する。そして、その答が肯定(Yes)、すなわち、サ
ムネール画像ポインタSNP(n)が「0」の場合はサ
ムネール画像が未作成と判断してステップS17に進
み、写真本画像からサムネール画像を作成してバッファ
メモリ7に該画像データを格納すると共にサムネール画
像ポインタSNPのアドレスを更新し、ステップS15
で作成されたサムネール画像を表示し、ステップS11
に戻る。
【0039】一方、ステップS16の答が否定(N
o)、すなわちサムネール画像ポインタSNP(n)が
「0」でない場合はサムネール画像が既に作成されてい
ると判断し、ステップS15に進んで作成されたサムネ
ール画像を表示し、ステップS11に戻る。
【0040】このように上記実施の形態によれば、写真
本画像が回転処理されたか否かを判断し、写真本画像が
回転処理されていない場合はサムネール画像をそのまま
非回転状態で表示する一方、写真本画像が回転処理され
ている場合はサムネール画像を自動的に回転させて表示
部8に表示させることができるので、ユーザの操作上の
負担を軽減することができ、所望の画像処理を迅速に遂
行することができる。
【0041】次に、サムネール画像の回転処理に連動し
て写真本画像の回転処理を実行する場合について説明す
る。
【0042】図9は写真画像の画面遷移の状態を示す図
である。
【0043】図9(a)では8枚のサムネール画像(第
1〜第8のサムネール画像51〜58が表示されてお
り、図9(b)は第1のサムネ―ル画像51のみが右方
向に90°回転した状態を示している。
【0044】また、図9(c)は、図9(a)の状態か
ら一覧表示キー23を操作して写真本画像一覧を表示さ
せた状態を示し、第1〜第8のサムネール画像51〜5
8に対応する第1〜第3の写真本画像61〜63はいず
れも非回転状態で表示される。
【0045】さらに、図9(d)は図9(b)の状態か
ら一覧表示キー23を操作して写真本画像を一覧表示さ
せた状態を示し、第1のサムネール画像51に対応する
第1の写真本画像61のみが右方向に90°回転した状
態を示している。
【0046】図10は、前記画面遷移の状態と写真画像
管理テーブルとの関係を示す図である。
【0047】図10(a)は図9(a)に対応する管理
テーブル図であって、回転前の写真本画像の所定アドレ
ス値が本画像ポインタORP(n)に各々書き込まれて
いる(ORP(1)=AAAA、ORP(2)=BBB
B、ORP(3)=CCCC)。また、これら写真本画
像に対応するサムネール画像の所定アドレス値がサムネ
ール画像ポインタSNP(n)に各々書き込まれている
(SNP(1)=BBBB、SNP(2)=DDDD、
SNP(3)=FFFF)。さらに、サムネール回転要
フラグFLG(n)及び本画像回転要フラグOFLG
(n)はいずれも「0」に初期化されている。
【0048】図10(b)は図9(b)に対応する管理
テーブル図であって、第1のサムネール画像51のみが
回転しているため、該第1のサムネール画像51に対応
するサムネール画像ポインタSNP(1)は回転後の所
定アドレス値(SNP(1)=bbbb)に更新され、
また、該第1のサムネール画像51に対応する第1の写
真本画像61の回転を指示すべく本画像回転要フラグO
FLG(1)のみが「1」に設定されている。
【0049】図10(c)は図9(c)に対応する管理
テーブル図であって、非回転状態のサムネール画像を表
示した後写真本画像を非回転状態で表示している場合で
あり、本画像ポインタORP(n)及びサムネール画像
ポインタSNP(n)には図10(a)と同様のアドレ
ス値が書き込まれており、またサムネール回転要フラグ
FLG(n)及び本画像回転要フラグOFLG(n)は
全て「0」にセットされている。
【0050】図10(d)は図9(d)に対応する管理
テ―ブル図であって、第1のサムネール画像51のみが
回転された後に一覧表示が行われており、第1のサムネ
ール画像51に対応する第1の写真本画像61の本画像
ポインタORP(1)が回転後の所定アドレス値(OR
P(1)=aaaa)に更新され、第1の本画像61は
回転済みとなったので、本画像回転要フラグOFLG
(1)は「0」にリセットされている。
【0051】図11はサムネール画像の回転処理を実行
するサムネール画像回転一覧表示処理ルーチンのフロー
チャートであって、本プログラムはアルバム表示状態で
画像回転キ―24が押下されると起動し、CPU15で
処理される。
【0052】ステップS21ではユーザがカーソル移動
キー17a〜17dを操作し、回転させたい所望のサム
ネール画像を指定する。
【0053】次に、ステップS22では実行キー18が
押下されたか否かを判断する。そして実行キー18が押
下されなかったと判断された場合は取消キー19が押下
されたと判断して処理を中止する。
【0054】一方、ステップS22で実行キー18が押
下されたと判断されたときは選択されたサムネール画像
を回転させ、該回転したサムネール画像をバッファメモ
リ7に格納すると共に、該サムネール画像ポインタSN
P(n)の更新を行なう。
【0055】そして、続くステップS24では前記選択
されたサムネール画像に対応する写真本画像の本画像回
転要フラグOFLG(n)を「1」にセットし、次にス
テップS25では表示部8上でサムネール画像の一覧表
示を行い(図9(b)参照)処理を終了する。
【0056】図12は回転したサムネール画像に対応す
る写真本画像に対し回転処理を施す本画像回転処理ルー
チンのフローチャートであって、本プログラムは一覧表
示キー23が押下されると起動し、CPU15で実行さ
れる。
【0057】まず、ステップS31では表示部8の表示
画面上での空領域がなくなるような枚数(例えば、3
枚)のサムネール画像表示が完了したか、又は表示する
サムネール画像がなくなったか否かを判断する。
【0058】そして、その答が肯定(Yes)の場合は
処理を中止する一方、その答が否定(No)のときはス
テップS32に進み、表示されているサムネール画像に
対応する本画像回転要フラグOFLG(n)が「1」か
否かを判断し、前記サムネール画像に対応する写真本画
像を回転させる必要があるか否かを判定する。
【0059】そして、本画像要フラグOFLG(n)が
「0」の場合はステップS35に進む一方、本画像要フ
ラグOFLG(n)が「1」の場合は、ステップS33
に進み、回転すべき写真本画像を作成してバッファメモ
リ7に格納すると共に写真本画像ポインタORP(n)
のアドレス値を更新する。そして、ステップS34では
写真本画像が回転済みとなったため本画像回転要フラグ
OFLG(n)を「0」にリセットし、ステップS35
で回転した当該写真本画像を表示しステップS31に戻
り、ステップS31の答が肯定(Yes)となるまで上
述の処理を繰り返す。
【0060】このように上記実施の形態によれば、サム
ネール画像が回転処理された場合においてもユーザが一
々回転処理のための操作を行うことなく写真本画像を自
動的に回転させて表示部8に表示させることができ、写
真本画像の回転処理の処理時間に影響を与えることな
く、所望の画像処理を迅速に遂行することができる。
【0061】このように本実施の形態においては、ユー
ザの指示により写真本画像を回転させたときは該本画像
に対応するサムネール画像も自動的に回転し、またサム
ネール画像を回転させたときは該サムネール画像に対応
する本画像も自動的に回転するので、ユーザの操作上の
負担が軽減されて使い勝手が向上し、効率良く画像処理
を行うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、本
画像を回転した後に、一覧画像表示画面切替えた場合、
ユーザはサムネール画像の回転操作をすることなく回転
した一覧表示結果を自動的に得ることができ、またサム
ネール画像を回転した後に、一覧画像表示画面切替えた
場合、ユーザは写真本画像の回転操作をすることなく回
転した一覧表示結果を自動的に得ることができ、これに
より、ユーザの操作上の負担が軽減されて使い勝手が向
上し、効率良く画像処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置としての電子アルバ
ム装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】キーボードの概略構成図である。
【図3】キーボードの機能キー群の構成を示す図であ
る。
【図4】写真画像管理テーブル図である。
【図5】写真画像の画面遷移の状態を示す図である。
【図6】写真画像の画面遷移に対応した場合の写真画像
管理テーブル図である。
【図7】本画像回転一覧表示処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【図8】サムネール画像回転処理ルーチンのフローチャ
ートである。
【図9】写真画像の画面遷移の状態を示す図である。
【図10】写真画像の画面遷移に対応した場合の写真画
像管理テーブル図である。
【図11】サムネール画像回転一覧表示処理ルーチンの
フローチャートである。
【図12】本画像回転処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
8 表示部(画像一覧表示手段、サムネール一覧表示
手段) 15 CPU(回転処理手段、第1及び第2の連動回転
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 AA10 BA06 BA10 BA15 CA07 EA12 EA19 FA02 FA13 5B057 AA20 BA24 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CD03 CE08 CE09 DA07 DA08 DB02 DB09 5B075 ND06 PQ02 PQ46 PQ48 5C076 AA02 AA13 AA17 AA24 AA36 BA03 BA04 CA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データを一覧表示する画像一
    覧表示手段と、該画像データのサムネール画像を一覧表
    示するサムネール一覧表示手段と、前記画像データ及び
    前記サムネール画像を回転処理する回転処理手段とを備
    えた画像処理装置において、 前記回転処理手段が、前記画像データを回転処理したと
    きは該画像データに対応したサムネール画像を前記画像
    データの回転処理に連動して回転処理する第1の連動回
    転手段を有していることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の連動回転手段は、前記画像デ
    ータの回転処理がなされたときは該画像データに対応し
    たサムネール画像の回転を指示する回転指示手段と、前
    記サムネール一覧表示手段により複数のサムネール画像
    を一覧表示するときに前記サムネール画像回転指示手段
    により指示されたサムネール画像を回転処理して表示す
    るサムネール回転表示手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記回転処理手段が、前記サムネール画
    像を回転処理したときは該サムネール画像に対応した画
    像データを前記サムネール画像の回転処理に連動して回
    転処理する第2の連動回転手段を有していることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の連動回転手段は、前記サムネ
    ール画像の回転処理がなされたときは該サムネール画像
    に対応した画像データの回転を指示する回転指示手段
    と、前記画像一覧表示手段により複数の画像データを一
    覧表示するときに前記回転指示手段により指示された画
    像データを回転処理して表示する画像データ回転表示手
    段とを備えていることを特徴とする請求項3記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データは、写真画像であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像データを一覧表示する画像一
    覧表示ステップと、該画像データのサムネール画像を一
    覧表示するサムネール一覧表示ステップと、前記画像デ
    ータ及び前記サムネール画像を回転処理する回転処理ス
    テップとを含む画像データの処理方法において、 前記回転処理ステップが、前記画像データを回転処理し
    たときは該画像データに対応したサムネール画像を前記
    画像データの回転処理に連動して回転処理する第1の連
    動回転ステップを有していることを特徴とする画像デー
    タの処理方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の連動回転ステップは、前記画
    像データの回転処理がなされたときは該画像データに対
    応したサムネール画像の回転を指示し、前記サムネール
    画像一覧表示ステップによりサムネール画像を一覧表示
    するときに前記指示されたサムネール画像を回転処理す
    ることを特徴とする請求項6記載の画像データの処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記回転処理ステップが、前記サムネー
    ル画像を回転処理したときは該サムネール画像に対応し
    た画像データを前記サムネール画像の回転処理に連動し
    て回転処理する第2の連動回転ステップを有しているこ
    とを特徴とする請求項6又は請求項7記載の画像データ
    の処理方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の連動回転ステップは、前記サ
    ムネール画像の回転処理がなされたときは該サムネール
    画像に対応した画像データの回転を指示する一方、前記
    画像一覧表示ステップにより画像データを一覧表示する
    ときに前記指示された画像データを回転処理することを
    特徴とする請求項8記載の画像データの処理方法。
  10. 【請求項10】 前記画像データは、写真画像であるこ
    とを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載
    の画像データの処理方法。
JP11019750A 1999-01-28 1999-01-28 画像処理装置と画像データの処理方法 Pending JP2000222557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11019750A JP2000222557A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 画像処理装置と画像データの処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11019750A JP2000222557A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 画像処理装置と画像データの処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000222557A true JP2000222557A (ja) 2000-08-11

Family

ID=12008027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11019750A Pending JP2000222557A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 画像処理装置と画像データの処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000222557A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1335580A2 (en) * 2002-02-07 2003-08-13 Microsoft Corporation Transformation of images
JP2003339009A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Canon Electronics Inc 原稿撮像装置、画像操作方法、プログラムおよび記憶媒体
EP1819142A1 (en) * 2002-02-07 2007-08-15 Microsoft Corporation Transformation of images
JP2009194841A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像形成装置及びプレビュー画像生成方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1335580A2 (en) * 2002-02-07 2003-08-13 Microsoft Corporation Transformation of images
EP1335580A3 (en) * 2002-02-07 2004-06-02 Microsoft Corporation Transformation of images
EP1819142A1 (en) * 2002-02-07 2007-08-15 Microsoft Corporation Transformation of images
JP2003339009A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Canon Electronics Inc 原稿撮像装置、画像操作方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2009194841A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像形成装置及びプレビュー画像生成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7464336B2 (en) Information processing apparatus, image edit apparatus, and control methods thereof, and computer program and computer-readable storage medium
JP2000261649A (ja) 画像処理方法、装置及び記憶媒体
JPH09128391A (ja) 文書処理装置
JP4737766B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法および制御プログラムおよび記録媒体
JP2006268586A (ja) 処理態様指定情報変換プログラム及び処理態様指定情報変換方法
US20030170060A1 (en) Multifunctional printer and control method for display apparatus for multifunctional printer
US20080180433A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2000222557A (ja) 画像処理装置と画像データの処理方法
JP2004282225A (ja) 写真印刷装置およびその表示制御方法
US20060206802A1 (en) File management apparatus
JPH11215455A (ja) 画像表示装置
JP2001118077A (ja) 文書作成装置および文書作成方法
JP2003204510A (ja) 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体
JP4881416B2 (ja) プログラムを格納した記憶媒体及び情報処理装置並びに情報処理方法
JP2000082127A (ja) 画像データ出力装置及び方法
JP2004268550A (ja) 印刷システム、方法及びプログラム
JP2020091697A (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP3595705B2 (ja) 画像編集装置及びその制御方法並びに記憶媒体
US20060203258A1 (en) File management apparatus
US20070027828A1 (en) File management apparatus
JP2002118734A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2000357074A (ja) 文書ファイル印刷システム
JPH10334257A (ja) 画像処理装置
JP2003256183A (ja) プリント注文内容表示方法及び装置
JP4756149B2 (ja) フォトアルバム作成システム及びフォトアルバム作成コンピュータプログラム