JP2000222118A - トラックボール及びこれを用いた情報処理装置 - Google Patents

トラックボール及びこれを用いた情報処理装置

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JP2000222118A
JP2000222118A JP11023549A JP2354999A JP2000222118A JP 2000222118 A JP2000222118 A JP 2000222118A JP 11023549 A JP11023549 A JP 11023549A JP 2354999 A JP2354999 A JP 2354999A JP 2000222118 A JP2000222118 A JP 2000222118A
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JP
Japan
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trackball
information processing
display screen
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processing apparatus
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JP11023549A
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English (en)
Inventor
Tadamasa Takara
忠匡 高良
Katsumi Murai
克己 村井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノート型パソコン等の情報処理装置におい
て、従来、ポインティングデバイスとしてトラックボー
ルを採用した場合、トラックボールの操作性を悪化させ
ることなく、小型薄型化して、携帯性を向上させること
ができない、あるいは、トラックボールを操作できる範
囲が狭く、トラックボールを回転させられる量が小さい
等といった課題があった。 【解決手段】 開閉式である本体部110と表示画面蓋
部120を有する情報処理装置100において、本体部
開閉面140に突出しかつ本体側面部150に突出させ
たトラックボール160を配置し、表示画面上部の保持
枠にくぼみ200を設け、トラックボール160を保護
する保護機構210を表示画面蓋部120に設けるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ、ワ
ークステーション、ワードプロセッサ等の情報処理装置
のポインティング機構に係り、ユーザにとって使い勝手
の良いトラックボール及びこれを用いた情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の情報処理装置、
特に入力が表示される表示画面を一体化してこの表示画
面を伏倒し、携帯に便利なように薄い箱型としたノート
型パーソナルコンピュータのポインティングデバイスと
して、操作性に優れたトラックボールが利用されている
例が多い。トラックボールは、手の平、指等で回転球を
回転させて、その回転に応じて、表示画面上のポインタ
を移動させるものである。
【0003】図12は、従来のトラックボールを用いた
情報処理装置の斜視図であり、情報処理装置300は、
開閉式の本体部310と表示画面蓋部320を有し、本
体部開閉面340にくぼみ400を設け、そのくぼみ4
00にトラックボール360を設置し、本体部開閉面3
40にトラックボール360の上端部が突出しないよう
に構成されている。
【0004】また、特開平4−52819号公報に見ら
れるように、キーボード装置の正面の垂直面にトラック
ボールを設置する方法や、特開平6−75697号公報
に見られるように、情報処理筐体、もしくはキーボード
装置の正面に傾斜面を有し、前記傾斜面にトラックボー
ルを設置する方法があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近来、携帯に便利なよ
うに、極めて小さい薄型の開閉式の情報処理装置が出現
しているが、開閉式の情報処理装置にトラックボールを
搭載しようとすれば、開閉式の情報処理装置筐体本体部
の厚さをトラックボールの径よりも小さくすることがで
きないため、ノートパソコン等の情報処理装置におい
て、トラックボールの径の大きさを大きくして使いやす
くすることができない、あるいは、トラックボールを用
いた情報処理装置を小型薄型化することができないとい
う問題があった。
【0006】また、上記した従来技術においては、トラ
ックボールが1つの面にしか露出ないし突出していない
ため、ユーザがトラックボールを回転させることができ
る量が小さいという問題もあった。
【0007】また、特開平4−52819号公報、特開
平6−75697号公報に示されるように、キーボード
装置の正面の垂直面にトラックボールを設置する方法
や、情報処理筐体、もしくはキーボード装置の正面に傾
斜面を有し、前記傾斜面にトラックボールを設置する方
法で、トラックボールが情報処理筐体から突出している
場合には、携帯して情報処理装置を運ぶ際に、トラック
ボールを保護できないという問題があった。
【0008】本発明は、トラックボールを用いた情報処
理装置の小型薄型化を可能にし、携帯性を向上させ、か
つ、ユーザが容易にポインティング操作ができるような
トラックボール及びこれを用いた情報処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、ノートパソコン等の開閉式の本体部と表
示画面蓋部を有する情報処理装置において、本体部開閉
面に突出しかつ本体側面部に突出させたトラックボール
を配置し、表示画面上部の保持枠部にくぼみを設け、表
示画面蓋部を閉じた時に保持枠部のくぼみにトラックボ
ールの上端部が収まるようにし、表示画面蓋部を閉じた
時に本体側面部に突出させたトラックボールを保護する
保護機構を表示画面蓋部に設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるトラックボールを用いた情報処理装置の斜
視図である。図1において、1は情報処理装置本体、2
は表示画面、3は情報処理装置本体上面部、4は情報処
理装置本体側面部、5は回転球であるトラックボール、
6はトラックボールの上端部を保持する保持枠、7およ
び8は、クリックボタンである。
【0012】図2は、本実施の形態におけるトラックボ
ールを用いた情報処理装置の一部分の断面図である。図
2において、9はトラックボール5の下端部を支持する
支持手段である。回転球であるトラックボール5を情報
処理処理装置本体上面部3かつ情報処理装置本体側面部
4の少なくとも2つの面に突出するように設置し、トラ
ックボール5の下端部を支持する支持手段9上に回転球
であるトラックボール5を載せ、トラックボールの上端
部を保持する保持枠6を回転球であるトラックボール5
の上から情報処理装置本体1にはめ込むように構成して
いる。
【0013】このように回転球であるトラックボール5
を情報処理装置本体上面部3に突出させているので、情
報処理装置本体の厚さよりも径の大きさが大きいトラッ
クボールを設置することができ、トラックボール5の操
作性を向上できる。さらに、回転球であるトラックボー
ル5を情報処理装置本体側面部4にも突出させているの
で、トラックボール5が情報処理装置本体上面部3を占
める面積が小さくなり、トラックボール5の径の大きさ
が同じである時、本実施の形態のように構成されたトラ
ックボール5を採用した場合、従来の1つの面に突出な
いし露出したトラックボールを採用した場合よりも、情
報処理装置本体を小型薄型化することが可能となる。
【0014】図3は、トラックボールを操作できる範囲
を示す側面図である。図3(a)は、情報処理装置本体
上面部3に突出するようにトラックボール5を配置した
場合のトラックボール5を操作できる範囲を示すもので
ある。図3(b)は、情報処理装置本体側面部4の傾斜
面に突出するようにトラックボール5を配置した場合の
トラックボール5を操作できる範囲を示すものである。
いずれの場合も、トラックボール5が突出している面が
1つしかないので、トラックボール5を操作できる範囲
が狭く、トラックボール5を矢印の方向である縦方向に
回転できる量も少ない。これに対して図3(c)は、本
発明である情報処理装置本体上面部3かつ情報処理装置
本体側面部4の2つの面に突出するようにトラックボー
ル5を配置した場合のトラックボール5を操作できる範
囲を示すものである。この場合には、トラックボール5
が情報処理装置本体上面部3かつ情報処理装置本体側面
部4の2つの面に突出していることから、トラックボー
ル5を操作できる範囲が図3(a)、(b)の場合より
も大きく、トラックボール5を矢印の方向である縦方向
に回転できる量も180度以上に広げられるので、ユー
ザがトラックボール5を操作しやすくなる。
【0015】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2を示すトラックボールの構成図であり、図5は、
実施の形態2を示すトラックボール上側からの透視図で
ある。図4、図5において、3は情報処理装置本体上面
部であり、4は情報処理装置本体側面部であり、5は回
転球であるトラックボールであり、6はトラックボール
の上端部を保持する保持枠であり、10、11,12は
トラックボールの下端部を支持する支持部である。
【0016】トラックボール5の下端部を支持する支持
部10,11,12の上方にトラックボール5を置き、
トラックボールの上端部を保持する保持枠6をトラック
ボール5の上から情報処理装置本体1にはめ込む構成で
あり、トラックボール5の下端部を支持する支持部1
0,11を情報処理装置本体側面部4に配置したもので
ある。このような構成にすることで、トラックボール5
が情報処理装置本体側面部4より突出する量が最大にな
り、トラックボール5が情報処理装置本体部に占める体
積を小さくすることができるという利点がある。なお、
図4、図5において、トラックボール5の下端部を支持
する支持部10,11,12は3点しか書いていない
が、これに限るものではなく、支持部は3点以上であれ
ば何点あってもよく、そのうち少なくとも2点を情報処
理装置本体側面部4に配置したものであればよい。
【0017】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3を示すトラックボールを用いた情報処理装置の斜
視図である。図6において、100は情報処理装置であ
り、110は本体部であり、120は表示画面蓋部であ
り、130は表示画面であり、140は本体部開閉面で
あり、150は本体側面部であり、160はトラックボ
ールであり、170は、トラックボールの上端部を保持
する保持枠であり、180、190はクリックボタンで
ある。
【0018】本実施の形態で示される情報処理装置10
0は、表示画面130を有する開閉式の表示画面蓋部1
20と本体部110を有し、本体部開閉面140に突出
し、かつ本体側面部150にも突出させるようにトラッ
クボール160を配置している。本実施の形態の場合に
は、トラックボール160が本体開閉面140から突出
しているため、トラックボールの径を大きくして、操作
性を向上することも可能であり、トラックボール160
の径の大きさを変更しない場合には、情報処理装置本体
部110の厚さを薄くすることが可能である。また、ト
ラックボール160が本体側面部150からも突出して
いるため、トラックボール160が情報処理装置本体部
110に占める体積も減少し、情報処理本体部110の
小型化が可能となる。また、トラックボール160を本
体開閉面140、または本体側面部150でも操作でき
るという利点もある。
【0019】なお、図6では、クリックボタン180,
190を、本体部開閉面140に2つ設置しているが、
設置する位置、個数はこれに限るものではない。
【0020】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4を示すトラックボールを用いた情報処理装置の斜
視図である。図7で示される情報処理装置100は、開
閉式の表示画面130を有する表示画面蓋部120と情
報処理装置の本体部110を有し、本体部開閉面140
に突出しかつ本体側面部150に突出させたトラックボ
ール160を設置し、表示画面蓋部120にある表示画
面130の上部保持枠部にくぼみ200を設けている。
【0021】図8は、開閉式の表示画面蓋部120を閉
じた場合の本実施の形態を示す側面図である。この場
合、開閉式の表示画面蓋部120と本体部110を閉じ
ると、トラックボール160の本体部開閉面140に突
出している上端部は、表示画面蓋部120に設けたくぼ
み200に収納することができるようになり、表示画面
蓋部120を閉じた時にも情報処理装置の厚みを薄くこ
とが可能になり、携帯性が向上するという利点がある。
【0022】(実施の形態5)図9は、本発明の実施の
形態5を示すトラックボールを用いた情報処理装置の斜
視図である。図9で示される情報処理装置100は、開
閉式の表示画面130を有する表示画面蓋部120と情
報処理装置の本体部110を有し、本体部開閉面140
に突出しかつ本体側面部150に突出させたトラックボ
ール160を設置し、表示画面蓋部120にある表示画
面130の上部保持枠部にくぼみ200を設け、表示画
面蓋部120にトラックボール160を保護する保護機
構210を設けている。
【0023】図10は、開閉式の表示画面蓋部120を
閉じた場合の本実施の形態を示す側面図である。この場
合には、開閉式の表示画面蓋部120と本体部110を
閉じると、トラックボール160の本体部開閉面140
に突出している上端部は、表示画面蓋部120に設けた
くぼみ200に収納され、トラックボール160が本体
側面部150に突出している部分は、表示画面蓋部12
0に設けた保護機構210に覆い隠される。従って、情
報処理装置の表示画面蓋部120と本体部110を閉じ
て持ち運ぶ場合に、トラックボール160を守ることが
できるようになる。
【0024】なお、図9、図10において、保護機構2
10は、表示画面蓋部120に固定してあるが、これに
限るわけではなく、蝶番等の可動手段を用いて保護機構
210を可動できるようにしてもよい。
【0025】また、図11に示すように、保護機構21
0と表示画面蓋部120と本体部110とをロックする
ロック機構220とを兼ねるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ト
ラックボールの径を情報処理装置本体部の厚みよりも大
きくして操作性を向上させることが可能となり、また、
トラックボールが情報処理装置本体部に占める体積を小
さくすることができるので、トラックボールの径の大き
さを大きくしない場合には、トラックボールを用いた情
報処理装置本体の小型薄型化が可能になる。さらに、ト
ラックボールが情報処理装置本体部開閉面と本体側面部
の2つの面から突出していることにより、トラックボー
ルを操作できる範囲が増え、縦方向の移動量を大きくす
ることができる。
【0027】また、表示画面蓋部にくぼみと保護機構を
設けることで、開閉式の情報処理装置の表示画面蓋部を
閉じた場合、トラックボールの上端部をくぼみに収納
し、保護機構でトラックボールの側面部も保護できるの
で、携帯性をそこなうことなく、操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示すトラックボールを
用いた情報処理装置の斜視図
【図2】同実施の形態1を示すトラックボールを用いた
情報処理装置の断面図
【図3】トラックボールを操作できる範囲を示す側面図
【図4】本発明の実施の形態2を示すトラックボールの
構成図
【図5】同実施の形態2を示すトラックボール上側から
の透視図
【図6】同実施の形態3を示すトラックボールを用いた
情報処理装置の斜視図
【図7】同実施の形態4を示すトラックボールを用いた
情報処理装置の斜視図
【図8】同実施の形態4を示す開閉式の表示画面蓋部を
閉じた場合の側面図
【図9】同実施の形態5を示すトラックボールを用いた
情報処理装置の斜視図
【図10】同実施の形態5を示す開閉式の表示画面蓋部
を閉じた場合の側面図
【図11】同実施の形態5を示す保護機構とロック機構
を兼ねたトラックボールを用いた情報処理装置の斜視図
【図12】従来のトラックボールとこれを用いた情報処
理装置の斜視図
【符号の説明】
1 情報処理装置本体 2 表示画面 3 情報処理装置本体上面部 4 情報処理装置本体側面部 5 トラックボール 6 トラックボールの上端部を保持する保持枠 7、8 クリックボタン 9 トラックボールの下端部を支持する支持手段 10〜12 トラックボールの下端部を支持する支持部 100 情報処理装置 110 本体部 120 表示画面蓋部 130 表示画面 140 本体部開閉面 150 本体側面部 160 トラックボール 170 トラックボールの上端部を保持する保持枠 180、190 クリックボタン 200 くぼみ 210 保護機構 220 ロック機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置において、前記情報処理装
    置本体上面部かつ本体側面部の少なくとも2つの面に回
    転自在の回転球を突出させたことを特徴とするトラック
    ボール。
  2. 【請求項2】 情報処理装置において、回転自在の回転
    球の下端を支持する少なくとも3点の支持部のうち少な
    くとも2点を前記情報処理装置本体側面部に存在させ、
    前記回転球の上端部を保持する保持手段を設けたことを
    特徴とするトラックボール。
  3. 【請求項3】 開閉式の本体部と表示画面蓋部を有し、
    前記本体部の開閉面に突出しかつ本体側面部に突出させ
    たトラックボールを配置したことを特徴とする情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも表示画面上部の保持枠部にく
    ぼみを有し、表示画面蓋部を閉じた時に前記保持枠部の
    くぼみにトラックボールの上端部が収まるようにしたこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 開閉式の本体部と表示画面蓋部を閉じた
    時に側面部に突出させたトラックボールを保護する保護
    機構を前記表示画面蓋部に設けたことを特徴とする請求
    項3または4記載の情報処理装置。
JP11023549A 1999-02-01 1999-02-01 トラックボール及びこれを用いた情報処理装置 Pending JP2000222118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138198A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Toshiba Corp 電子機器
US8965551B2 (en) 2010-08-20 2015-02-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Defect analyzing method and defect analyzing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138198A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Toshiba Corp 電子機器
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