JPH096474A - 蓋付き入力装置 - Google Patents

蓋付き入力装置

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JPH096474A
JPH096474A JP17814195A JP17814195A JPH096474A JP H096474 A JPH096474 A JP H096474A JP 17814195 A JP17814195 A JP 17814195A JP 17814195 A JP17814195 A JP 17814195A JP H096474 A JPH096474 A JP H096474A
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JP
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input
protective cover
touch panel
lid
pen
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JP17814195A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Haraguchi
和泰 原口
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/16Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
    • G06F2200/163Indexing scheme relating to constructional details of the computer
    • G06F2200/1634Integrated protective display lid, e.g. for touch-sensitive display in handheld computer

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非入力時に入力面を保護できて装置本体の設
置面積を小さくでき、入力時に使用者が長時間に及んで
も疲労を感じないで入力面へのペンによる入力操作を容
易にできるようにして、さらに、利き腕に関係なく使用
者が入力面へのペンによる入力操作を自在にできるよう
にする。 【構成】 ペンによりデータの入力可能なタッチパネル
10を有するキーボード本体2と、このタッチパネル1
0を覆うことが可能であり、キーボード本体2のタッチ
パネル10が露出した状態で手載せ面15を有する保護
カバー3と、キーボード本体2と保護カバー3との間に
介設され、キーボード本体2のタッチパネル10に対し
保護カバー3を開閉可能とする開閉手段(ヒンジ4、開
閉釦11及びフック12等)と、保護カバー3をキーボ
ード本体2に対し側方へスライド移動可能とする移動手
段(スライドレール6及びスライダー7等)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報端末機器等で入
力面から入力しやすくするように手を載せるための手載
せ面を設けた蓋部を備える蓋付き入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子手帳などの情報端末機器にお
いて、例えば、図8に示すようなキーボード本体31を
備えたものがあり、このキーボード本体31の上面に
は、ペンによりデータを入力するタッチパネル32を備
えたキーボード本体31がある。そして従来は、図8
(B)、(C)に示すように、キーボード本体31の厚
みaを小さくし、図8(A)に示すように、キーボード
本体31のタッチパネル32より下方の幅bを小さくし
ていることから、使用者はキーボード本体31を配置し
た机に手を載せたり、空中に手を浮かしたりしてキーボ
ード本体31のタッチパネル32へのペンによる入力操
作を行っていた。
【0003】また、図8(A)において、キーボード本
体31のタッチパネル32より下方の幅bを大きくする
ことで、キーボード本体31のタッチパネル32より下
方部分(斜線範囲c参照)に直接手を載せてタッチパネ
ル32へのペンによる入力操作を可能としたものもあ
る。さらに、例えば、右利きの人のために、図8(A)
に示すようにキーボード本体31のタッチパネル32よ
り右側の幅dを、図9に示すようにペンPの先端と手H
を置く位置(斜線範囲A参照)の距離eよりも大きく設
計して、キーボード本体31のタッチパネル32より右
側の幅dの部分に手を載せて入力操作ができるようにし
たものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キーボ
ード本体31の厚みaは、キーボード本体31の内部に
実装する基板等により、実際には10mm以上になって
しまうので、机(図示省略)に手を置いて入力する場合
には、机とキーボード本体31の段差によりタッチパネ
ル32へのペンによる入力操作を自在に行うことはでき
なかった。また、空中に手を浮かしてタッチパネル32
へのペンによる入力操作をする場合には、疲労が蓄積さ
れて長時間の操作を行うことはできないという問題があ
った。一方、キーボード本体31のタッチパネル32よ
り下方部分(図8(A)の斜線範囲c参照)を非常に大
きく作らなければペンによる入力操作を自在にすること
ができなかった。また、使用者が右利きであることを前
提として作られたキーボード本体31の場合には、左利
きの人には使い辛い設計になってしまうという問題があ
った。
【0005】さらに、キーボード本体31において、タ
ッチパネル32の大きさに比べタッチパネル32を囲む
外装部を手を載せれるために大きく構成していた(図8
(A)の幅b、d参照)ので、キーボード本体31の設
置面積を広く取らなければいけないという問題があっ
た。また、従来の技術で挙げたいずれの装置の場合に
も、データの入力を行う入力面が外部に対しむき出しに
なっていたので、非入力時に、使用者の不注意などから
入力面が傷ついてしまい、データの入力が困難になって
しまうという問題があった。
【0006】本発明の課題は、非入力時に、入力面を保
護できて、装置本体の設置面積を小さくでき、かつ、入
力時に、使用者が、長時間に及んでも疲労を感じない
で、入力面への入力操作を容易にできるようにすること
である。さらに、本発明は、使用者の利き腕に関係な
く、使用者が、入力面への入力操作を自在にすることを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、請求項1記載の発明は、データを入力する入力面を
有する入力部(例えば、キーボード本体2)と、この入
力部に接続され、前記入力面を覆い、前記入力面を露出
した状態で手載せ面(15)を有する蓋部(例えば、保
護カバー3)と、前記入力部と前記蓋部との間に介設さ
れ、前記入力部に対し前記蓋部を開閉可能とする開閉手
段(例えば、ヒンジ4、開閉釦11及びフック12等の
開閉部材)とを備えた構成を特徴としている。
【0008】また、請求項2に示すように、前記入力面
は、ペンによりデータを入力するタッチパネル(10)
を有した構成を特徴としている。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は2記載の手書き入力装置にあって、前記蓋部を前記
入力部に対し側方へスライド移動する移動手段(例え
ば、球状ローラ5、スライドレール6、スライダー7等
の移動部材)を備えた構成を特徴としている。
【0010】また、請求項4に示すように、前記開閉手
段は、前記入力部に対し前記蓋部を回動可能とし、か
つ、前記入力部に対し前記蓋部を側方に平行移動する関
節を設けた関節付きヒンジ(20)を有した構成を特徴
としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、蓋部の手載せ面
に手を載せて、入力部にある入力面への入力操作をした
後、外部からの駆動力を開閉手段に作用させて、蓋部を
閉じて入力面を覆うようにしたので、非入力時におい
て、装置本体上に蓋部を重ねることにより、入力面を保
護できて、装置本体の設置面積を小さくでき、かつ、入
力時において、使用者が、入力操作が長時間に及んでも
疲労を感じさせないで、入力面への入力操作を容易にす
ることができる。
【0012】さらに、タッチパネル等の入力面が保護で
き、また、ペンによる入力操作を容易にすることができ
る。
【0013】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1又は2記載の手書き入力装置にあって、前記蓋部に
手を乗せてペンによる入力操作をする際に、移動手段に
より前記蓋部を左右両側方に向けて移動することが可能
であるので、使用者の利き腕に関係なく、使用者が、入
力面へのペンによる入力操作を自在にすることができ
る。
【0014】また、開節付きヒンジにより入力部に対し
蓋部を回動可能であり、さらに関節付きヒンジに設けら
れた関節により前記入力部に対し前記蓋部を側方に平行
移動可能であるので、使用者が、簡単に蓋部を開閉させ
ることができて、さらに入力時に入力面の端に容易にペ
ン先を届かせることができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る蓋付き手書入力装置の
実施例を図1から図7に基づいて説明する。まず、図1
は本発明の第1実施例を適用した蓋付き手書入力装置で
あり、1は蓋付き手書入力装置、2はキーボード本体、
3は保護カバー、4はヒンジ、5は球状ローラ、6はス
ライドレール、7はスライダーである。
【0016】蓋付き手書入力装置1は、図示のように、
入力部であるキーボード本体2と蓋部である保護カバー
3により構成されている。また、図2は、図1の蓋付き
手書入力装置の詳細を示すもので、(A)は正面図、
(B)は下面図、(C)は側面図であり、10はタッチ
パネル、11は開閉釦である。
【0017】図2により、図1の各部の構成説明を行
う。キーボード本体2は、ペンによる入力操作の可能な
入力部である。タッチパネル10は、図2(A)に示す
ように、キーボード本体2の表面に設けられ、ペンによ
る入力操作の可能な矩形パネルの入力面である。
【0018】保護カバー3は、手を載せることが可能な
手載せ面15を有し、図2(A)に示すように、キーボ
ード本体2のタッチパネル10を全体にわたって覆い、
保護するための開閉可能な蓋部である。この図は、保護
カバー3の閉状態を表すものであり、例えば、図4に示
すように、開状態には、キーボード本体2に設けられた
タッチパネル10が露出すると同時に、保護カバー3に
設けられた手載せ面15が露出するような構造になって
いる。
【0019】球状ローラ5は、図2(A)、(B)に示
すように、保護カバー3の上面の各々の隅にはめ込ま
れ、頭部が保護カバー3から一部が突き出した状態に固
定されている回転自在の球状の移動部材である。スライ
ドレール6は、図2(C)に示すように、キーボード本
体2に形成され、キーボード本体2のタッチパネル10
が露出している保護カバー3の開状態時に、キーボード
本体2を動かさずに保護カバー3を側方にスライド移動
させることを可能にするための移動部材である。
【0020】スライダー7は、図2(C)に示すよう
に、キーボード本体2のスライドレール6に係合するよ
うに接続され、また、保護カバー3に接続されていて、
キーボード本体2のタッチパネル10が露出している保
護カバー3の開状態時に、キーボード本体2を動かさず
に保護カバー3を側方にスライド移動させることを可能
にするための移動部材である。ヒンジ4は、図2
(B)、(C)に示すように、保護カバー3とキーボー
ド本体2の側面のスライドレール6に係合したスライダ
ー7との間に取り付けられ、保護カバー3を回動可能に
するための開閉部材である。
【0021】開閉釦11は、図2(A)に示すように、
保護カバー3の側面に設けられ、キーボード本体2のタ
ッチパネル10全体を覆う保護カバー3を閉状態にロッ
クしたり、外部からの押圧操作により保護カバー3の閉
状態を解除するための開閉部材である。
【0022】図3は、図1及び図2において開閉部材と
して用いられるヒンジの周辺部分の動作を示した拡大図
であり、4a、4bは孔、2a、3aは軸、8は窪み部
である。図3(A)は、保護カバーの閉状態を示すもの
であり、ヒンジ4を介して、保護カバー3がキーボード
本体2に重ねられてキーボード本体2のタッチパネル1
0全体を覆っている。
【0023】保護カバー3とスライダー7には、図示の
ように、各々の側面に共通する窪み部8が形成されてい
て、その窪み部8には、スライダー7に固定された軸2
aと保護カバー3に固定された軸3aが設置されてい
る。一方、ヒンジ4には、両端に孔4a、4bが形成さ
れている。さらに、孔4aにスライダー7に固定された
軸2aが挿入され、孔4bに保護カバー3に固定された
軸3aが挿入された状態で、ヒンジ4が窪み部8に収容
されている。
【0024】これにより、ヒンジ4は、軸2a、3aの
各々を中心として回転自在に支持されている。従って、
開閉釦11を押圧操作して、保護カバー3の閉状態を解
除した後、例えば、使用者が手などを使って、保護カバ
ー3に対しヒンジ4を中心として開く方向に力を加える
と、ヒンジ4が各々の軸2a、3aの廻りに回転して、
保護カバー3が開き始める(図3(B)、(C)の矢印
参照)ようになっている。
【0025】図3(B)は、保護カバーの開閉途中の状
態を示すものであり、キーボード本体2に対し斜角をな
しているヒンジ4により、保護カバー3は傾いた状態に
なっている。図3(C)は、保護カバーの開状態を示す
ものであり、キーボード本体2に対し水平になっている
ヒンジ4により、保護カバー3は手載せ面15を上にし
て設置されている机の上に載せられている。一方、キー
ボード本体2はタッチパネル10を露出した状態になっ
ている。
【0026】図示のように、保護カバー3の厚みa’が
キーボード本体2の厚みaに比べて小さく設計されてい
て、保護カバー3の下面から球状ローラ5の頭部が保護
カバー3から一部が突き出しているので、タッチパネル
10の設けられているキーボード本体2の表面と手載せ
面15のある保護カバー3の上面が同じ高さになるよう
になっている。
【0027】図4は、図1の蓋付き手書入力装置におい
て保護カバーの開状態時に、スライダーを介して保護カ
バーを右手側方に距離s分だけスライドレール上をスラ
イド移動させた状態を示す図であり、12はフック、1
3は開口、14は閉口、15は手載せ面である。
【0028】蓋付き手書入力装置1には、図示のよう
に、キーボード本体2の内側にフック12が掛かる溝の
ある閉口14が形成されていて、一方、保護カバー3の
内側に開口13が形成されてその開口13内にフック1
2が配置されている。また、保護カバー3は、スライダ
ー7と共に、キーボード本体2から右側方に距離s分だ
けスライドレール上をスライド移動するようになってい
る。
【0029】まず、保護カバー3の閉状態において、開
閉釦11を押圧操作するとその押圧操作に連動して開口
13にあるフック12が動作し、閉口14からフック1
2が外れて、保護カバー3の閉状態が解除される。次
に、キーボード本体2のタッチパネル10を覆う保護カ
バー3を開いた後、例えば、使用者が手などによりスラ
イダー7に力を加えると、机(図示省略)等の載置面上
を保護カバー3の下面側の四隅部にある球状ローラ5が
回転して、保護カバー3がスライダー7を介してスライ
ドレール6上をスライド移動するようになっている。
【0030】さらに、保護カバー3の上面にある手載せ
面15に手を載せながら、使用者が、タッチパネル10
に対しペンによる入力操作を行うようになっている。こ
のとき、この図に示すようにスライド移動の幅sは、使
用者が自由に変えることができるので、図9に示すよう
にペンPの先端と手Hを置く位置(斜線範囲A参照)の
距離eに合わせて、スライド移動の幅sを調整するよう
になっている。
【0031】このような構成の蓋付き手書入力装置とし
たので、以下に挙げるような効果が得られる。非入力時
に、保護カバー3によりキーボード本体2のタッチパネ
ル10を覆うことが可能なので、キーボード本体2のタ
ッチパネル10を保護できる。
【0032】また、閉じた状態にある保護カバー3は、
入力操作用の手載せ面15を確保しながらキーボード本
体2のタッチパネル10を覆うことが可能なので、タッ
チパネル10のあるキーボード本体2を予め小さく設計
することができる。また、保護カバー3に対し入力操作
用の手載せ面15を設けて、非入力時には、キーボード
本体2に重ね合わせる構造にしたので、非入力時におけ
る装置1本体の設置面積を小さくすることができる。
【0033】また、保護カバー3は、入力操作用の手載
せ面15を確保ているので、使用者が、入力作業が長時
間に及んでも疲労を感じないで、ペンによる入力操作を
行うことができる。また、保護カバー3の開状態時に、
キーボード本体2にあるタッチパネル10の表面と同じ
高さの手載せ面15に手を載せるようにしたので、使用
者が、机の上で紙に書くのと同じように自然に、タッチ
パネル10へのペンによる入力操作ができる。
【0034】また、保護カバー3の開状態時に、使用者
が、保護カバー3を左右側方にスライド移動した後、ペ
ンによる入力操作をするようにしたので、使用者の利き
腕に関係なく、ペンによる入力操作を自在にすることが
できる。
【0035】なお、この実施例では、キーボード本体2
のタッチパネル10の表面と同じ高さの面に手を置くよ
うにしたが、キーボード本体の裏面に足を設けて、その
足を立たせタッチパネルに傾斜をつけて、使用者が、手
首を使いペンによる入力操作を自在にできるようにして
も良いし、傾斜を数段階にしてその中から選べるように
しても良い。
【0036】図5は、キーボード本体2の裏面に二段階
の傾斜を持つ足25を取り付けた蓋付き手書入力装置の
図である。図5(A)において、タッチパネル10を有
するキーボード本体2の裏面には、足25が設置されて
いて、入力面であるタッチパネル10が装置1の設置さ
れている机に対し傾斜角αをなしている。足25は、非
入力時には、キーボード本体2に折り畳むことができる
ようになっていて、入力時には、使用者が手などにより
簡単に取り出して、立てることにより、キーボード本体
2のタッチパネル10に二段階の傾斜を付けることが可
能なである支持部材である。
【0037】また、図5(B)は、図5(A)に示す足
25を伸ばして、入力面であるタッチパネル10が装置
1の設置されている机に対し傾斜角βをなすようにした
図である。従って、この足25により、使用者が、キー
ボード本体2のタッチパネル10に傾斜をつけて手首を
使いペンによう入力操作を自在にできるのは勿論のこ
と、傾斜を二段階にしてその中から選ぶことができる。
【0038】また、上記実施例では、球状ローラ5とス
ライドレール6により保護カバー3を左右にスライド移
動させるようにして、使用者の利き腕に関係なくペンに
より自在に入力できるようにしたが、次に説明する第2
実施例のようにしても良い。
【0039】図7は、本発明の第2実施例を適用した蓋
付き手書入力装置を示す省略図であり、1は蓋付き手書
入力装置、2はキーボード本体、3は保護カバー、20
は関節付きヒンジである この図では、保護カバー3をスライド移動するための球
状ローラ5、スライドレール6及びスライダー7等の移
動手段を使用しないで、二ヶ所に関節20a、20bを
持った関節付きヒンジ20によりキーボード本体2と保
護カバー3を接続している。
【0040】図6は、二ヶ所に関節を持った関節付きヒ
ンジであり、(A)は側面図、(B)は正面図であり、
20a、20bは関節、20c、20dは孔である。関
節20a、20bは、各々の関節の廻りに左右にそれぞ
れ90度ずつ動く回転部材である。孔20c、20d
は、それぞれ、キーボード本体2に設置された軸2a、
保護カバー3に設置された軸3aが挿入されるための小
穴である。
【0041】次に、このように構成された関節付きヒン
ジを使用した蓋付き手書入力装置の動作を、図7
(A)、(B)、(C)に基づいて説明する。図7
(C)は、保護カバー3の閉状態の図であり、関節付き
ヒンジ20の関節20a、20bを曲げずにキーボード
本体2に収容されている。この状態から、使用者が、保
護カバー3を開き、キーボード本体2表面と同じ高さに
まで動かすと、関節20a、20bが取り出せて、左右
にそれぞれ90度ずつ曲げることができるようになる。
【0042】例えば、使用者が左利きの場合には、図7
(A)に示すように、使用者が、手を置くための保護カ
バー3をキーボード本体2に対し関節20aと関節20
bの間の距離sだけ左側に平行移動することができる。
また、右利きの場合には、図7(B)に示すように、使
用者が、手を載せる手載せ面が設けられた保護カバー3
がキーボード本体2に対し関節20aと関節20bの間
の距離sだけ右側に平行移動することができる。
【0043】従って、この関節付きヒンジ20により、
使用者が、簡単に保護カバー3を開閉させることができ
て、キーボード本体2のタッチパネル10の端に容易に
ペン先を届かせることができる。
【0044】また、以上の各実施例では、ヒンジ等を用
いてキーボード本体に対し保護カバーを回動可能にして
いたが、ヒンジ等を使用しないで、キーボード本体から
保護カバーを取り外せるように開閉手段を構成して、キ
ーボード本体のタッチパネルを覆う保護カバーを取り外
した後、使用者が、その保護カバー上に設けられた手載
せ面に手を載せて、ペンによる入力操作をすることがで
きるようにしても良い。
【0045】また、蓋付き手書入力装置は、入力機能を
備えるだけではなく電卓や電子手帳のように演算記憶、
出力等を行う装置であっても良い。また、入力部は、タ
ッチパネル以外にストロークキーを備えたキーボードで
あっても良い。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る手書き入力装置によれば、非入力時において、装置本
体上に蓋部を重ねることにより、入力面を保護できて、
装置本体の設置面積を小さくでき、かつ、入力時におい
て、使用者が、入力操作が長時間に及んでも疲労を感じ
させないで、入力面への入力操作を容易にすることがで
きる。さらに、入力操作用の手載せ面を確保しながら、
入力面を有する入力部の小型化が可能になる。そして、
請求項2記載の発明に係る手書き入力装置によれば、タ
ッチパネル等の入力面が保護でき、また、ペンによる入
力操作を容易にできる。また、請求項3記載の発明に係
る手書き入力装置によれば、使用者の利き腕に関係な
く、使用者が入力面への入力操作を自在にすることがで
きる。また、請求項4記載の発明に係る手書き入力装置
によれば、使用者が、簡単に蓋部を開閉させることがで
きて、さらに入力時に入力面の端に容易にペン先を届か
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例である蓋付き手書
入力装置において保護カバーを閉じた状態の側視図であ
る。
【図2】図1の蓋付き手書入力装置の詳細を示すもので
あり、(A)は正面図、(B)は下面図、(C)は側面
図である。
【図3】図1、及び図2において開閉部材として用いら
れるヒンジの周辺部分の動作の拡大図であり、(A)は
保護カバーの閉状態を示すものであり、(B)は保護カ
バーの開閉途中の状態を示すものであり、(C)は保護
カバーの開状態を示すものである。
【図4】図1、及び図2の蓋付き手書入力装置におい
て、保護カバーを開いた状態の側視図である。
【図5】図4の蓋付き手書入力装置において、キーボー
ド本体の裏面に足を設けて、その足を立たせタッチパネ
ルに傾斜をつけた場合の側面図であり、(A)はキーボ
ード本体のタッチパネルが角度αだけ傾斜している場合
を示す図であり、(B)は(A)において足を伸ばして
角度αよりも大きな角度βだけキーボード本体のタッチ
パネルが傾斜している場合を示す図である。
【図6】二ヶ所の関節機能を持った関節付きヒンジであ
り、(A)は側面図、(B)は正面図である。
【図7】本発明を適用した第2実施例である蓋付き手書
入力装置において、図6の関節付きヒンジを使用して、
保護カバーを開閉させた状態の省略図であり、(A)は
保護カバーを開いて関節付きヒンジにより左側方に距離
sだけ保護カバーを平行移動した図であり、(B)は
(A)とは逆に右側方に距離sだけ平行移動した図であ
り、(C)は保護カバーを閉じて関節付きヒンジを装置
内部に収容した図である。
【図8】タッチパネルを入力面とした従来のキーボード
本体の図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は底面図である。
【図9】人がペンを持ったときのペン先と手を置く位置
を示した側視図である。
【符号の説明】
1 蓋付き手書入力装置 2 キーボード本体 3 保護カバー 4 ヒンジ 5 球状ローラ 6 スライドレール 7 スライダー 10 タッチパネル 11 開閉釦 12 フック 15 手載せ面 20 関節付きヒンジ 20a、20b 関節

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力する入力面を有する入力部
    と、 この入力部に接続され、前記入力面を覆い、前記入力面
    を露出した状態で手載せ面を有する蓋部と、 前記入力部と前記蓋部との間に介設され、前記入力部に
    対し前記蓋部を開閉可能とする開閉手段と、 を備えたことを特徴とする蓋付き入力装置。
  2. 【請求項2】前記入力面は、ペンによりデータを入力す
    るタッチパネルを有することを特徴とする請求項1記載
    の蓋付き入力装置。
  3. 【請求項3】前記蓋部を前記入力部に対し側方へスライ
    ド移動する移動手段を備えたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の蓋付き入力装置。
  4. 【請求項4】前記開閉手段は、前記入力部に対し前記蓋
    部を回動可能とし、かつ、前記入力部に対し前記蓋部を
    側方に平行移動する関節を設けた関節付きヒンジを有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の蓋付き入力装
    置。
JP17814195A 1995-06-20 1995-06-20 蓋付き入力装置 Pending JPH096474A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17814195A JPH096474A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 蓋付き入力装置

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JP17814195A JPH096474A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 蓋付き入力装置

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JPH096474A true JPH096474A (ja) 1997-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202026A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Mitsubishi Electric Corp アームスタンド
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JP2011043858A (ja) * 2010-11-26 2011-03-03 Necディスプレイソリューションズ株式会社 アームスタンド

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