JP2000221874A - 地図表示装置 - Google Patents
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- JP2000221874A JP2000221874A JP11021842A JP2184299A JP2000221874A JP 2000221874 A JP2000221874 A JP 2000221874A JP 11021842 A JP11021842 A JP 11021842A JP 2184299 A JP2184299 A JP 2184299A JP 2000221874 A JP2000221874 A JP 2000221874A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示地図上に、その拡大や縮小した部分地図
を表示するようにしたい。 【解決手段】 画面上に地図を表示させておく。この画
面内に円形ルーペ画面を重ねて表示する。マウスカーソ
ルの指示により、円形ルーペ画面の中心位置に対応す
る、別縮尺の地図を、元の表示中の部分地図に代わって
表示する。更に、ルーペ画面は画面上を移動可能であっ
て、各移動毎に、同様の表示を可能にする。
を表示するようにしたい。 【解決手段】 画面上に地図を表示させておく。この画
面内に円形ルーペ画面を重ねて表示する。マウスカーソ
ルの指示により、円形ルーペ画面の中心位置に対応す
る、別縮尺の地図を、元の表示中の部分地図に代わって
表示する。更に、ルーペ画面は画面上を移動可能であっ
て、各移動毎に、同様の表示を可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、種別や縮尺の異な
る地図を表示する地図表示装置に関する。
る地図を表示する地図表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】種別や縮尺の異なる地図をレイヤ構造化
して、メモリに格納しておき、それを読み出して表示す
る地図表示装置がある。例えば、種別としては道路地
図、鉄道地図、山岳地図、都道府県別地図、市町村別地
図、住宅地図、地下街地図等があり、縮尺としては、１
００万の分１、５０万分の１、２５万分の１、１０万分
の１、５万分の１、１万分の１、５０００分の１、１０
００分の１等がある。
して、メモリに格納しておき、それを読み出して表示す
る地図表示装置がある。例えば、種別としては道路地
図、鉄道地図、山岳地図、都道府県別地図、市町村別地
図、住宅地図、地下街地図等があり、縮尺としては、１
００万の分１、５０万分の１、２５万分の１、１０万分
の１、５万分の１、１万分の１、５０００分の１、１０
００分の１等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】キーボードやマウスカ
ーソルで、種別や縮尺や場所（目的地）を指示すること
で、必要とするレイヤの地図を読み出し、表示画面上に
表示する。表示画面上には、１つのレイヤのみではな
く、複数のレイヤを重ね合わせて表示する例もある。例
えば、道路地図に市町村別地図を重ねて表示したり住宅
地図に地下街地図を重ねて表示したりする。
ーソルで、種別や縮尺や場所（目的地）を指示すること
で、必要とするレイヤの地図を読み出し、表示画面上に
表示する。表示画面上には、１つのレイヤのみではな
く、複数のレイヤを重ね合わせて表示する例もある。例
えば、道路地図に市町村別地図を重ねて表示したり住宅
地図に地下街地図を重ねて表示したりする。
【０００４】一方、表示中の地図の任意の位置相当の、
別縮尺の地図を、部分的に得たい場合がある。例えば、
道路地図を表示しておき、その中の任意の表示位置周辺
の、詳細な住宅地図を観察したい要求がある。
別縮尺の地図を、部分的に得たい場合がある。例えば、
道路地図を表示しておき、その中の任意の表示位置周辺
の、詳細な住宅地図を観察したい要求がある。
【０００５】本発明の目的は、表示地図上の任意の位置
に異なる縮尺の部分的な地図を表示可能な地図表示装置
を提供するものである。更に本発明の目的は、マウスカ
ーソル等の移動につれて次々に部分地図の位置更新を可
能にする地図表示装置を提供するものである。更に本発
明の目的は、部分地図の表示領域を目視可能で指示しや
すい表示マークによって表示することを可能にする地図
表示装置を提供するものである。
に異なる縮尺の部分的な地図を表示可能な地図表示装置
を提供するものである。更に本発明の目的は、マウスカ
ーソル等の移動につれて次々に部分地図の位置更新を可
能にする地図表示装置を提供するものである。更に本発
明の目的は、部分地図の表示領域を目視可能で指示しや
すい表示マークによって表示することを可能にする地図
表示装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、地図を図面上
に表示させておき、表示中の地図の任意の位置を指定
し、異なる縮尺のこの指定位置対応の部分地図をその指
定位置周辺位置に、表示中の地図の部分に代わって、表
示させるものとした地図表示装置を開示する。
に表示させておき、表示中の地図の任意の位置を指定
し、異なる縮尺のこの指定位置対応の部分地図をその指
定位置周辺位置に、表示中の地図の部分に代わって、表
示させるものとした地図表示装置を開示する。
【０００７】更に本発明は、地図を画面上に表示させて
おき、この画面上に移動可能な小画面としてのルーペ画
面を表示させ、ルーペ画面内に、異なる縮尺のルーペ画
面の中心位置対応の部分地図を、表示中の地図の部分に
代わって、表示させるものとした地図表示装置を開示す
る。
おき、この画面上に移動可能な小画面としてのルーペ画
面を表示させ、ルーペ画面内に、異なる縮尺のルーペ画
面の中心位置対応の部分地図を、表示中の地図の部分に
代わって、表示させるものとした地図表示装置を開示す
る。
【０００８】更に本発明は、ルーペ画面の移動を、マウ
スカーソルの移動によって行うものとした地図表示装置
を開示する。
スカーソルの移動によって行うものとした地図表示装置
を開示する。
【０００９】更に本発明は、種別や縮尺の異なる地図を
レイヤ構造によって格納し、１つ又は複数のレイヤ地図
を重ねて表示可能にした地図表示装置において、１つ又
は複数のレイヤの地図を画面上に表示させておき、この
表示画面中に円形のルーペ画面を表示させ、ルーペ画面
上に表示すべき縮尺の地図の選択を行い、選択した縮尺
上の地図の、このルーペ画面位置対応の部分地図を、ル
ーペ画面内に、表示中の地図の部分に代わって、表示さ
せるものとした地図表示装置を開示する。
レイヤ構造によって格納し、１つ又は複数のレイヤ地図
を重ねて表示可能にした地図表示装置において、１つ又
は複数のレイヤの地図を画面上に表示させておき、この
表示画面中に円形のルーペ画面を表示させ、ルーペ画面
上に表示すべき縮尺の地図の選択を行い、選択した縮尺
上の地図の、このルーペ画面位置対応の部分地図を、ル
ーペ画面内に、表示中の地図の部分に代わって、表示さ
せるものとした地図表示装置を開示する。
【００１０】更に本発明は、ルーペ画面上に表示すべき
縮尺の地図の選択のために、ルーペ画面上に拡大・縮小
のメニューを表示させ、拡大か縮小の選択を行わせるよ
うにした地図表示装置を開示する。
縮尺の地図の選択のために、ルーペ画面上に拡大・縮小
のメニューを表示させ、拡大か縮小の選択を行わせるよ
うにした地図表示装置を開示する。
【００１１】更に本発明は、拡大か縮小かの比率を設定
可能にした機能を持つ地図表示装置を開示する。
可能にした機能を持つ地図表示装置を開示する。
【００１２】更に本発明は、ルーペ画面位置対応とは、
ルーペ内の中心位置、又はルーペの規定位置、又はルー
ペから規定距離離れた位置とする地図表示装置を開示す
る。
ルーペ内の中心位置、又はルーペの規定位置、又はルー
ペから規定距離離れた位置とする地図表示装置を開示す
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１は、部分地図を表示させるた
めの初期画面を得るフローチャートである。部分地図
は、拡大鏡（虫めがね）の如き、円形表示マーク（ルー
ペマーク）内に表示可能にした。そこで、かかる部分地
図の表示処理をルーペ画面表示処理と呼ぶことにする。
ルーペマークと表示画面との関係を図２に示す。表示画
面１中の中心位置にルーペマーク２を表示させたこと
で、そのルーペマーク内に拡大（又は縮小）縮尺の住宅
地図のみを切り出して表示できるようにした。
めの初期画面を得るフローチャートである。部分地図
は、拡大鏡（虫めがね）の如き、円形表示マーク（ルー
ペマーク）内に表示可能にした。そこで、かかる部分地
図の表示処理をルーペ画面表示処理と呼ぶことにする。
ルーペマークと表示画面との関係を図２に示す。表示画
面１中の中心位置にルーペマーク２を表示させたこと
で、そのルーペマーク内に拡大（又は縮小）縮尺の住宅
地図のみを切り出して表示できるようにした。
【００１４】図１で、まずある地図（例えば市町村地
図）を主画面１上に表示させてある。この状態でメニュ
ー表示を行い、「ルーペ表示」を選択すると、図１のＦ
１〜Ｆ４を自動的に実行する。フローＦ１では、主画面
１の表示地図の表示中心座標Ｐ0とその地図の縮尺Ｓ0と
を取り出す。縮尺Ｓ0は定まっているためそれを読み出
すだけでよく、表示中心座標Ｐ0は、表示画面内の中心
座標であるから即座に算出可能である。フローＦ２で
は、ルーペ画面の縮尺Ｓ1をＳ1＝Ｓ0・Ｒで算出する。
ここで、Ｒは事前に設定した、主画面とルーペ画面の縮
尺の比率であり、例えばＲ＝１０に設定する。この場
合、主画面の縮尺Ｓ0が５００００分の１であれば、ル
ーペ画面の縮尺Ｓ1は５０００分の１となる。そして、
５０００分の１の地図（例えば住宅地図のレイヤ）が選
択され、ルーペ画面内に部分的に表示される。ルーペ画
面の径サイズは、例えば固定値とする。フローＦ３で
は、主画面１の中心座標Ｐ0を中心位置として円マーク
であるルーペ画面２を表示する。次に、フローＦ４で
は、ルーペ画面２内に上記算出縮尺Ｓ1の部分地図を表
示する。ここで、ルーペ画面内の縮尺Ｓ1の地図の部分
地図とは、その中心位置が主画面上の地図中心位置に一
致し、且つルーペサイズの大きさの、縮尺Ｓ1の部分地
図を指す。例えば、主画面１の中心座標Ｐ0がＸ駅だと
すると、縮尺Ｓ1の地図が地下街地図だったとすると、
そのＸ駅を中心とする、ルーペサイズ相当の地下街の部
分地図となる。
図）を主画面１上に表示させてある。この状態でメニュ
ー表示を行い、「ルーペ表示」を選択すると、図１のＦ
１〜Ｆ４を自動的に実行する。フローＦ１では、主画面
１の表示地図の表示中心座標Ｐ0とその地図の縮尺Ｓ0と
を取り出す。縮尺Ｓ0は定まっているためそれを読み出
すだけでよく、表示中心座標Ｐ0は、表示画面内の中心
座標であるから即座に算出可能である。フローＦ２で
は、ルーペ画面の縮尺Ｓ1をＳ1＝Ｓ0・Ｒで算出する。
ここで、Ｒは事前に設定した、主画面とルーペ画面の縮
尺の比率であり、例えばＲ＝１０に設定する。この場
合、主画面の縮尺Ｓ0が５００００分の１であれば、ル
ーペ画面の縮尺Ｓ1は５０００分の１となる。そして、
５０００分の１の地図（例えば住宅地図のレイヤ）が選
択され、ルーペ画面内に部分的に表示される。ルーペ画
面の径サイズは、例えば固定値とする。フローＦ３で
は、主画面１の中心座標Ｐ0を中心位置として円マーク
であるルーペ画面２を表示する。次に、フローＦ４で
は、ルーペ画面２内に上記算出縮尺Ｓ1の部分地図を表
示する。ここで、ルーペ画面内の縮尺Ｓ1の地図の部分
地図とは、その中心位置が主画面上の地図中心位置に一
致し、且つルーペサイズの大きさの、縮尺Ｓ1の部分地
図を指す。例えば、主画面１の中心座標Ｐ0がＸ駅だと
すると、縮尺Ｓ1の地図が地下街地図だったとすると、
そのＸ駅を中心とする、ルーペサイズ相当の地下街の部
分地図となる。
【００１５】図３は、図１の初期画面として得たルーペ
画面表示のもとでの、マウスイベント処理フローを示
す。先ず、フローＦ５で、ルーペ画面上のマウスイベン
トを取得する。そしてフローＦ６のマウスイベント処理
に移る。マウスは、左右ボタン及びその中間に回転ホイ
ールを持つものとする。先ず、左ボタン押圧しながらマ
ウスの移動を行い、ルーペ画面移動処理を行う（フロー
Ｆ７）。このルーペ画面移動処理では、移動しながら位
置変更されてゆくルーペ画面毎に、各ルーペ画面の中心
位置を中心とする、その時の算出縮尺Ｓ1の部分地図を
表示する処理を行う。この処理の詳細フローを図４に示
す。図４で、先ず、フローＦ１５でマウス移動量から、
ルーペ画面の中心位置Ｐ1を算出する。次々にマウス移
動がなされれば、移動量も更新され、その都度、その移
動量に伴う中心位置Ｐ1が算出される。フローＦ１８で
主画面１の縮尺Ｓ0を取り出し、フローＦ１９でフロー
Ｆ１５で算出したルーペ中心座標Ｐ1を取り出し、フロ
ーＦ２０で縮尺Ｓ1をＳ1＝Ｓ0・Ｒで算出し（但し、Ｒ
は前述の縮尺比率）、フローＦ２１で座標Ｐ1を中心と
するルーペ画面内に縮尺Ｓ1の部分地図を表示する。
尚、フローＦ１６、Ｆ１７は、マウスの移動によってル
ーペ画面が主画面よりははみ出したか否かをチェックし
ており、はみ出した場合には、主画面の地図をスクロー
ルし、そのスクロール後の表示地図のもとでＦ１５、Ｆ
１８、Ｆ１９、Ｆ２０、Ｆ２１の処理を行う。フローＦ
６で、右ボタン押下をすればポップアップメニューを表
示する。その事例を図７に示す。マウスカーソル４の矢
印指示手前側に、ポップアップメニュー３を表示する。
このメニュー３には、拡大・縮小・閉じる・の３つのメ
ニューがあり、どれか１つを選択できる。ポップアップ
メニュー３上での拡大／縮小でのズーム倍率Ｚは例えば
固定値であり、「拡大」選択ではズーム倍率Ｚ＝２、
「縮小」選択ではＺ＝０．５の如く事前設定されてい
る。一方、ズーム倍率Ｚの設定は、上記ポップアップメ
ニューの他に、マウスのホイールの回転によっても行え
るようにした。例えばマウスのホイールの１回転でのズ
ーム倍率Ｚは、ホイールの回転方向により、手前に回せ
ばＺ＝１．２５、手前と逆に回すとＺ＝０．７５の如く
設定する。フローＦ９での拡大／縮小メニューを選択し
た時は、フローＦ１０のフロー画面ズーム処理に移り、
ホイールの回転により拡大／縮小を選択した時は、フロ
ーＦ１３に移る。フローＦ１０とＦ１３とは同一処理内
容であり、その詳細フローを図５に示す。
画面表示のもとでの、マウスイベント処理フローを示
す。先ず、フローＦ５で、ルーペ画面上のマウスイベン
トを取得する。そしてフローＦ６のマウスイベント処理
に移る。マウスは、左右ボタン及びその中間に回転ホイ
ールを持つものとする。先ず、左ボタン押圧しながらマ
ウスの移動を行い、ルーペ画面移動処理を行う（フロー
Ｆ７）。このルーペ画面移動処理では、移動しながら位
置変更されてゆくルーペ画面毎に、各ルーペ画面の中心
位置を中心とする、その時の算出縮尺Ｓ1の部分地図を
表示する処理を行う。この処理の詳細フローを図４に示
す。図４で、先ず、フローＦ１５でマウス移動量から、
ルーペ画面の中心位置Ｐ1を算出する。次々にマウス移
動がなされれば、移動量も更新され、その都度、その移
動量に伴う中心位置Ｐ1が算出される。フローＦ１８で
主画面１の縮尺Ｓ0を取り出し、フローＦ１９でフロー
Ｆ１５で算出したルーペ中心座標Ｐ1を取り出し、フロ
ーＦ２０で縮尺Ｓ1をＳ1＝Ｓ0・Ｒで算出し（但し、Ｒ
は前述の縮尺比率）、フローＦ２１で座標Ｐ1を中心と
するルーペ画面内に縮尺Ｓ1の部分地図を表示する。
尚、フローＦ１６、Ｆ１７は、マウスの移動によってル
ーペ画面が主画面よりははみ出したか否かをチェックし
ており、はみ出した場合には、主画面の地図をスクロー
ルし、そのスクロール後の表示地図のもとでＦ１５、Ｆ
１８、Ｆ１９、Ｆ２０、Ｆ２１の処理を行う。フローＦ
６で、右ボタン押下をすればポップアップメニューを表
示する。その事例を図７に示す。マウスカーソル４の矢
印指示手前側に、ポップアップメニュー３を表示する。
このメニュー３には、拡大・縮小・閉じる・の３つのメ
ニューがあり、どれか１つを選択できる。ポップアップ
メニュー３上での拡大／縮小でのズーム倍率Ｚは例えば
固定値であり、「拡大」選択ではズーム倍率Ｚ＝２、
「縮小」選択ではＺ＝０．５の如く事前設定されてい
る。一方、ズーム倍率Ｚの設定は、上記ポップアップメ
ニューの他に、マウスのホイールの回転によっても行え
るようにした。例えばマウスのホイールの１回転でのズ
ーム倍率Ｚは、ホイールの回転方向により、手前に回せ
ばＺ＝１．２５、手前と逆に回すとＺ＝０．７５の如く
設定する。フローＦ９での拡大／縮小メニューを選択し
た時は、フローＦ１０のフロー画面ズーム処理に移り、
ホイールの回転により拡大／縮小を選択した時は、フロ
ーＦ１３に移る。フローＦ１０とＦ１３とは同一処理内
容であり、その詳細フローを図５に示す。
【００１６】図５で、フローＦ２２では、上記メニュー
やホイール回転で設定したズーム倍率Ｚを取り出す。フ
ローＦ２３で主画面とルーペ画面の縮尺比率Ｒ1をＲ1＝
Ｚ・Ｒによって算出する。Ｒは設定されている前述の比
率である。フローＦ２４でルーペ画面の中心位置の座標
Ｐ1を取り出し、フローＦ２５で主画面の縮尺Ｓ0を取り
出し、フローＦ２６でルーペ画面の縮尺Ｓ1をＳ1＝Ｓ0
・Ｒ1によって算出する。次にフローＦ２７でルーペ画
面に縮尺Ｓ1の部分地図を表示する。フローＦ９で「閉
じる」のメニューを選択すればルーペ画面が閉じる（フ
ローＦ１１）。
やホイール回転で設定したズーム倍率Ｚを取り出す。フ
ローＦ２３で主画面とルーペ画面の縮尺比率Ｒ1をＲ1＝
Ｚ・Ｒによって算出する。Ｒは設定されている前述の比
率である。フローＦ２４でルーペ画面の中心位置の座標
Ｐ1を取り出し、フローＦ２５で主画面の縮尺Ｓ0を取り
出し、フローＦ２６でルーペ画面の縮尺Ｓ1をＳ1＝Ｓ0
・Ｒ1によって算出する。次にフローＦ２７でルーペ画
面に縮尺Ｓ1の部分地図を表示する。フローＦ９で「閉
じる」のメニューを選択すればルーペ画面が閉じる（フ
ローＦ１１）。
【００１７】一方、左ボタンをダブルクリックすれば、
Ｆ１２のルーペ画面地図切替処理を行う。この処理は、
ルーペ画面中に表示されている部分地図を含む全体地図
を、主画面全体に表示されている縮尺Ｓ0の地図に代わ
って、主画面全体に表示させる処理である。その詳細フ
ローを図６に示す。フローＦ３０、フローＦ３１でルー
ペ画面の中心座標Ｐ1、ルーペ画面の縮尺Ｓ1を取り出
す。ルーペ画面の縮尺Ｓ1は、既に登録又は変更（ズー
ム）登録された値である。フローＦ３２でルーペ画面を
閉じ、フローＦ３３で、主画面の中心を座標Ｐ1として
縮尺Ｓ1の地図（例えば住宅地図）を、表示中の縮尺Ｓ0
の地図に代わって、主画面全体に表示する。
Ｆ１２のルーペ画面地図切替処理を行う。この処理は、
ルーペ画面中に表示されている部分地図を含む全体地図
を、主画面全体に表示されている縮尺Ｓ0の地図に代わ
って、主画面全体に表示させる処理である。その詳細フ
ローを図６に示す。フローＦ３０、フローＦ３１でルー
ペ画面の中心座標Ｐ1、ルーペ画面の縮尺Ｓ1を取り出
す。ルーペ画面の縮尺Ｓ1は、既に登録又は変更（ズー
ム）登録された値である。フローＦ３２でルーペ画面を
閉じ、フローＦ３３で、主画面の中心を座標Ｐ1として
縮尺Ｓ1の地図（例えば住宅地図）を、表示中の縮尺Ｓ0
の地図に代わって、主画面全体に表示する。
【００１８】その地図切替例を図８に示す。図８（ａ）
には、主画面１上に縮尺Ｓ0の地図が表示されており、
更にルーペ画面２の中には縮尺Ｓ1の部分地図が表示さ
れている。この状態に対して、ダブルクリックすれば、
図８（ｂ）に示すようにルーペ画面２内に表示されてい
る縮尺Ｓ1の地図が、主画面１の全体に、縮尺Ｓ0の地図
に代わって、表示される。この場合、例えばルーペ画面
２の内の中心座標Ｐ1が、主画面１の中心位置になるよ
うにして縮尺Ｓ1の地図を選択し表示する。
には、主画面１上に縮尺Ｓ0の地図が表示されており、
更にルーペ画面２の中には縮尺Ｓ1の部分地図が表示さ
れている。この状態に対して、ダブルクリックすれば、
図８（ｂ）に示すようにルーペ画面２内に表示されてい
る縮尺Ｓ1の地図が、主画面１の全体に、縮尺Ｓ0の地図
に代わって、表示される。この場合、例えばルーペ画面
２の内の中心座標Ｐ1が、主画面１の中心位置になるよ
うにして縮尺Ｓ1の地図を選択し表示する。
【００１９】図９には、各種のルーペ画面とその部分地
図との関連例を示す。図９（ａ）は、図２に示した例で
あり、位置Ｐ0の位置の地図が異なる縮尺でルーペ画面
内に表示される。図９（ｂ）は、ルーペ画面に、ルーペ
把手柄絵図１０をつけておく例を示す。この絵図１０の
部分をマウスでつかんで移動するようにする。かくし
て、実際にルーペで地図をみたような感覚で操作がで
き、そのルーペ内には拡大等された別縮尺の部分地図が
表示される。図９（ｃ）は、ルーペ画面に矢印絵図１１
を設け、その矢印絵図の先端位置Ｐ0の拡大等された例
えば別縮尺の部分地図を、ルーペ内に表示する。
図との関連例を示す。図９（ａ）は、図２に示した例で
あり、位置Ｐ0の位置の地図が異なる縮尺でルーペ画面
内に表示される。図９（ｂ）は、ルーペ画面に、ルーペ
把手柄絵図１０をつけておく例を示す。この絵図１０の
部分をマウスでつかんで移動するようにする。かくし
て、実際にルーペで地図をみたような感覚で操作がで
き、そのルーペ内には拡大等された別縮尺の部分地図が
表示される。図９（ｃ）は、ルーペ画面に矢印絵図１１
を設け、その矢印絵図の先端位置Ｐ0の拡大等された例
えば別縮尺の部分地図を、ルーペ内に表示する。
【００２０】図１０には、地図表示装置のラン形式のシ
ステム図を示す。共通バス１１０には、ＣＰＵ１００、
主メモリ１０１、補助メモリ１０２、地図記録媒体１０
３、ＣＲＴ１０４、マウス１０５、キーボード１０６、
フロッピーディスク等の記憶媒体入力部１０７がそれぞ
れ接続されている。入力部１０７から地図表示用のソフ
トを入力する。媒体１０３は、各種地図を格納してお
り、入力部１０７を介してのソフトにより、ＣＰＵ１０
０、ＭＭ１０１、補助メモリ１０２によりキーボード１
０６、マウス１０５の入力操作とＣＲＴ１０４の画面と
対話により、図１〜図７の如き処理フローを実現する。
ステム図を示す。共通バス１１０には、ＣＰＵ１００、
主メモリ１０１、補助メモリ１０２、地図記録媒体１０
３、ＣＲＴ１０４、マウス１０５、キーボード１０６、
フロッピーディスク等の記憶媒体入力部１０７がそれぞ
れ接続されている。入力部１０７から地図表示用のソフ
トを入力する。媒体１０３は、各種地図を格納してお
り、入力部１０７を介してのソフトにより、ＣＰＵ１０
０、ＭＭ１０１、補助メモリ１０２によりキーボード１
０６、マウス１０５の入力操作とＣＲＴ１０４の画面と
対話により、図１〜図７の如き処理フローを実現する。
【００２１】以上は、縮尺の異なる地図はレイヤ構造と
したが、そうでない地図の例もある。こうした地図で
も、縮尺を決定することで、例えばその縮尺対応の地図
を図形処理等で求め、ルーペ画面内に表示できる。ま
た、ルーペ例として、円形としたが、その他の形（四角
や楕円等）の例もありうる。
したが、そうでない地図の例もある。こうした地図で
も、縮尺を決定することで、例えばその縮尺対応の地図
を図形処理等で求め、ルーペ画面内に表示できる。ま
た、ルーペ例として、円形としたが、その他の形（四角
や楕円等）の例もありうる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、表示中の地図に対し
て、その位置を指定することで、この位置対応の別の縮
尺の部分地図をルーペ等の形の中に表示できることにな
り、地図検索の向上をはかれる。
て、その位置を指定することで、この位置対応の別の縮
尺の部分地図をルーペ等の形の中に表示できることにな
り、地図検索の向上をはかれる。
【図１】本発明のルーペ画面処理の初期画面を得るフロ
ーチャート例である。
ーチャート例である。
【図２】本発明のルーペ画面例を示す。
【図３】本発明のマウスイベント処理フローを示す。
【図４】マウスイベント処理の一部のフローを示す。
【図５】マウスイベント処理の他の一部のフローを示
す。
す。
【図６】マウスイベントと処理の他の一部のフローを示
す。
す。
【図７】ルーペポップアップ処理メニュー画面例を示
す。
す。
【図８】ルーペ画面への切替え例を示す。
【図９】ルーペ画面例を示す。
【図１０】本発明の地図表示装置のシステム構成例図で
ある。
ある。
１ 主画面 ２ ルーペ画面 ３ メニュー
Claims (7)
- 【請求項１】 地図を図面上に表示させておき、表示中
の地図の任意の位置を指定し、異なる縮尺のこの指定位
置対応の部分地図をその指定位置周辺位置に、表示中の
地図の部分に代わって、表示させるものとした地図表示
装置。 - 【請求項２】 地図を画面上に表示させておき、この画
面上に移動可能な小画面としてのルーペ画面を表示さ
せ、ルーペ画面内に、異なる縮尺のルーペ画面の中心位
置対応の部分地図を、表示中の地図の部分に代わって、
表示させるものとした地図表示装置。 - 【請求項３】 ルーペ画面の移動を、マウスカーソルの
移動によって行うものとした請求項２の地図表示装置。 - 【請求項４】 種別や縮尺の異なる地図をレイヤ構造に
よって格納し、１つ又は複数のレイヤ地図を重ねて表示
可能にした地図表示装置において、 １つ又は複数のレイヤの地図を画面上に表示させてお
き、この表示画面中に円形のルーペ画面を表示させ、ル
ーペ画面上に表示すべき縮尺の地図の選択を行い、選択
した縮尺上の地図の、このルーペ画面位置対応の部分地
図を、ルーペ画面内に、表示中の地図の部分に代わっ
て、表示させるものとした地図表示装置。 - 【請求項５】 上記ルーペ画面上に表示すべき縮尺の地
図の選択のために、ルーペ画面上に拡大・縮小のメニュ
ーを表示させ、拡大か縮小の選択を行わせるようにした
請求項４の地図表示装置。 - 【請求項６】 拡大か縮小かの比率を設定可能にした機
能を持つ請求項５の地図表示装置。 - 【請求項７】 ルーペ画面位置対応とは、ルーペ内の中
心位置、又はルーペの規定位置、又はルーペから規定距
離離れた位置とする請求項４の地図表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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- 1999-01-29 JP JP11021842A patent/JP2000221874A/ja active Pending
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