JP2000220914A - 冷媒分流器およびその製造方法 - Google Patents

冷媒分流器およびその製造方法

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JP2000220914A
JP2000220914A JP11023828A JP2382899A JP2000220914A JP 2000220914 A JP2000220914 A JP 2000220914A JP 11023828 A JP11023828 A JP 11023828A JP 2382899 A JP2382899 A JP 2382899A JP 2000220914 A JP2000220914 A JP 2000220914A
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hole
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Masaru Kunikata
優 国方
Kenji Kimura
健二 木村
Mitsuzo Nakahata
光蔵 仲畑
Hideyuki Honoki
秀行 朴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷媒の分流数の変更に容易の対応することがで
き、しかも、ろう付けの信頼性を向上させることができ
るプレート形の冷媒分流器を提供する。 【解決手段】冷媒が流入する流入穴12、それぞれ一端
が前記穴12の周囲に所定の間隔で配置された複数の冷
媒流路13、これらの冷媒流路13の他端と所定の間隔
で配置された冷媒集合溝14、この冷媒集合溝から冷媒
を流出させる流出穴が形成されたアンダープレート11
と、前記流入穴12に連通し、その中心から放射状に延
びる複数の流路が形成され、流入した冷媒を分流させ前
記冷媒流路に導く冷媒分流部2、前記冷媒集合溝に対応
する冷媒集合溝3が形成されたオーバープレート1と、
前記オーバープレート1の冷媒分流部2を覆う蓋20と
を設け、前記アンダープレート11とオーバープレート
1の間およびオーバープレート1と蓋20との間をろう
付け接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機や冷凍
機の熱交換器に使用されるプレート形の冷媒分流器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍、空調機の冷凍サイクルは、小型軽
量化を目的とした伝熱管の細径化、原価面からの冷媒の
使用量の減少化を目的とした気液2相流の採用、熱交換
効率の向上を目的とした熱交換器に対する冷媒供給の区
分化等が行われている。このような要求に答えるものと
して、たとえば、1台の熱交換器の冷媒流路を複数に区
分し、それぞれの冷媒流路に気液2相の冷媒を適正に供
給することが求められている。
【0003】このよう要求を満たすものとして、たとえ
ば、特開平9−217968号公報に開示されたプレー
ト形の冷媒分流器が提案されている。
【0004】この冷媒分流器は、中央に大径の冷媒接続
口が形成され、この冷媒接続口を中心とする同心円上に
複数の小径の冷媒接続口が形成された第1のプレート
と、前記大径の冷媒接続口に連通する穴が形成され、こ
の穴から前記大径の冷媒接続口と小径の冷媒接続口を接
続する放射状溝が形成された第2のプレートと、中実の
第3のプレートとを設け、これらの各プレートを重ね合
わせろう材で気密接合したものである。
【0005】このような構成とすることにより、各プレ
ートをプレス加工で製作することができ、それらの接合
も熱処理炉で一括して行うことができるので、プレート
形の冷媒分流器を容易に、かつ安価に製造することがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
冷媒分流器では、冷媒の分流数が変更される場合には、
第1のプレートと第2のプレートを作り替えなければな
らない。また、冷媒の分配率を変える場合にも第2のプ
レートを作り替えることが必要になる。このため、冷媒
の分配数、分配率を変更する場合には、その都度プレス
型を製作しなければならず、その費用、製作期間などが
かかり製造コストが高いものになる。
【0007】また、ろう付け時に第1のプレートと第2
のプレートを結合するのが、かしめ用の穴と突起(ダ
ボ)のみであるため、それらの加工精度、熱膨張による
変形などで、結合力が低下してろう付けの信頼性を低下
させることがあった。
【0008】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、冷媒
の分流数の変更に容易の対応することができ、しかも、
ろう付けの信頼性を向上させることができるプレート形
の冷媒分流器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本出願の請求項1に記載の発明は、冷媒が流入する
流入穴、それぞれ一端が前記穴の周囲に所定の間隔で配
置された複数の冷媒流路、これらの冷媒流路の他端と所
定の間隔で配置された冷媒集合溝、この冷媒集合溝から
冷媒を流出させる流出穴が形成されたアンダープレート
と、前記流入穴に連通し、その中心から放射状に延びる
複数の流路が形成され、流入した冷媒を分流させ前記冷
媒流路に導く冷媒分流部、前記冷媒集合溝に対応する冷
媒集合溝が形成されたオーバープレートと、前記オーバ
ープレートの冷媒分流部を覆う蓋とを設け、前記アンダ
ープレートとオーバープレートの間およびオーバープレ
ートと蓋との間をろう付け接合するようにした。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、前記請求
項1に記載の発明において、予め準備された冷媒分流部
の流路の数の異なる複数種のオーバープレートの中か
ら、要求される分岐数に応じて1つを選択して用いるよ
うにした。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、前記請求
項1もしくは請求項2に記載の発明において、前記アン
ダープレートの外周縁に、アンダープレートにろう材お
よびオーバープレートを重ね合わせた後固定するための
複数のフランジを設けた。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、前記請求
項3に記載の発明において、前記フランジの付根部を曲
線で形成した。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、前記請求
項1もしくは請求項4に記載の発明において、前記オー
バープレートとアンダープレートのろう付け時に連続熱
処理炉の出口側に位置する角部を円弧状に切り欠いた。
【0014】さらに、請求項5に記載の発明において
は、冷媒が流入する流入穴、それぞれ一端が前記穴の周
囲に所定の間隔で配置された複数の冷媒流路、これらの
冷媒流路の他端と所定の間隔で配置された冷媒集合溝が
形成され、外周縁に複数のフランジが形成されたアンダ
ープレート上に、このアンダープレートと略同形に形成
されたろう材と、前記流入穴に連通し、その中心から放
射状に延びる複数の流路が形成され、流入した冷媒を分
流させ前記冷媒流路に導く冷媒分流部、前記冷媒集合溝
に対応する冷媒集合溝、前記冷媒流路の他端に連通する
複数の流出穴、前記冷媒集合溝に連通する複数の流入穴
が形成されたオーバープレートとをを重ね合わせ、前記
フランジを折り曲げて前記アンダープレートとろう材お
よびオーバープレートを一体に固定した後、オーバープ
レート上に略同形に形成されたろう材と蓋とを重ね合わ
せて固定し、熱処理炉を通過させて、アンダープレート
とオーバープレートおよび蓋をろう付け接合する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図4は、本発明の第1
の実施の形態を示すもので、図1は、本発明による冷媒
分流器の分解斜視図、図2は、冷媒分流部の形状を示す
拡大図、図3は、図2のA−A線に沿った拡大断面図、
図4は、フランジのかしめ工程を示す工程図である。
【0016】同図において、1はオーバープレートで、
それぞれ所定の位置に、図2に示すような貫通穴で形成
される冷媒分流部2と、冷媒集合溝3と、複数列のバー
リング穴4、5、6と、複数のスリット7と、かしめ用
の複数の穴8が形成されている。
【0017】11はアンダープレートで、それぞれ所定
の位置に、前記冷媒分流部2の中心部と連通する流入穴
12と、一端が前記冷媒分流部2の外周部に連通し、他
端が一列に整列する複数の冷媒流路13と、前記冷媒集
合溝3に対応する冷媒集合溝14と、この冷媒集合溝1
4に連通する流出穴(図示せず)と、前記穴8と対応す
る複数のかしめ用の突起15が形成され、外周縁には、
複数のフランジ16が形成されている。
【0018】20は蓋で、前記アンダープレート11に
形成された突起が嵌合する穴21が形成されている。
【0019】22は薄板状に形成されたろう材で、前記
アンダープレート11の流入穴12、冷媒流路13、冷
媒集合溝14および突起15に対応する複数の穴23が
形成されている。24は薄板状に形成されたろう材で、
前記蓋20と同形に形成されている。
【0020】31は流入管で、前記アンダープレート1
1の流入穴12に接続される。32は流出管で、前記ア
ンダープレート11の流出穴に接続される。33、3
4、35は接続管で、それぞれオーバープレート1のバ
ーリング穴4、5、6に接続される。
【0021】このような構成で、図4(イ)に示すよう
に、フランジ16が略直角に曲げられたアンダープレー
ト11に、ろう材22を重ね、さらにそのろう材22の
上にオーバープレート1を重ねて、オーバープレート1
の穴8をアンダープレート11の突起15に圧入させて
かしめる。
【0022】次いで、図4(ロ)に示すように、フラン
ジ16を所定の角度までアンダープレート11の内側に
向けて曲げる。
【0023】さらに、図4(ハ)、(ニ)に示すよう
に、フランジ16をU字状に曲げてかしめ、アンダープ
レート11とろう材22およびオーバープレート1を一
体に固定する。なお、個々のフランジの幅が狭い場合に
は、図4(ニ)に示すように、フランジ16の付根部に
Rを付けておくと後工程の熱処理における熱応力集中に
よる割れを防止し、保持力を維持し確実な接合を行なう
ことができる。
【0024】次いで、オーバープレート1上に、ろう材
24と蓋20を重ね、蓋20の穴21を突起15に圧入
して固定する。
【0025】この状態で、たとえば、約1040度の熱
処理炉に入れて、ろう材22、24を溶融させ、アンダ
ープレート11とオーバープレート1の間、オーバープ
レート1と蓋20の間の接合を行なう。
【0026】なお、流入管31、流出管32および接続
管33、34、35を同時に接続するようにしてもよ
い。
【0027】このようにして、アンダープレート11と
オーバープレート1および蓋20を接合すると、たとえ
ば図3に示すように、流入管31から冷媒分流部2を通
して複数の流れに分流され、冷媒流路13に流れ込む冷
媒の流路が形成される。
【0028】前記図1に示すように、アンダープレート
11とオーバープレート1の冷媒分流部2側の角部を円
弧状に切欠き、この切欠き側を前にして連続熱処理炉に
入れることにより、加熱あるいは冷却される際に、角部
の急加熱、急冷却等による温度に不均一性を改善し、熱
応力の緩和を図りオーバープレート1やアンダープレー
ト11の変形や割れを防止し、ろう付けの信頼性を向上
させることができる。
【0029】なお、オーバープレート1に形成されたス
リット7は、ろう付け後の漏れなどの確認を正確に行な
うためのものであり省略してもよい。また、フランジに
より前記アンダープレート11とオーバープレート1を
かしめるようにしたので、それぞれのかしめ用の突起1
5とかしめ用の穴8も省略してもよい。
【0030】また、冷媒分流部2の分流数およびそれに
対応するバーリング穴4、5、6の数が異なる複数種の
オーバープレート1を準備しておき、熱交換器等で要求
される分流数に合わせてオーバープレート1を選択する
ことにより分流数の異なる冷媒分流器を形成することが
できる。
【0031】図5は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、本発明による冷媒分流器を熱交換器に適用した
状態を示す分解斜視図である。
【0032】同図において、図1と同じものは同じ符号
を付けて示してある。40は熱交換器で、フィン41と
伝熱管42、43で、複数の冷媒流路が形成されてい
る。そして、それぞれ対応する接続管33と伝熱管4
3、接続管34と伝熱管42が接続されている。
【0033】このような構成で、流入管31から流入し
た液冷媒もしくは気液2相冷媒は、冷媒分流部2で複数
に分流され、それぞれ冷媒流路13から接続配管33、
伝熱管43、伝熱管42を通り接続配管34から冷媒集
合溝14に気相冷媒となって戻り合流する。そして、流
出管32から圧縮機に向けて流出する。
【0034】図6ないし図8は、本発明の第3の実施の
形態を示すもので、図6は、本発明による冷媒分流器を
熱交換器に適用した状態を示す分解斜視図、図7は、冷
媒分流部の形状を示す拡大図、図8は、図7のA−A線
に沿った拡大断面図である。
【0035】この実施の形態は、前記第2の実施の形態
と比較して分流数を半分にしたものである。同図におい
て、図5と同じものは同じ符号を付けて示してある。
【0036】このような構成で、流入管31から流入し
た液冷媒もしくは気液2相冷媒は、冷媒分流部2で複数
に分流され、それぞれ冷媒流路13から接続配管33、
伝熱管43、伝熱管42を通り接続配管34から冷媒集
合溝14に気相冷媒となって戻り合流する。そして、流
出管32から圧縮機に向けて流出する。
【0037】この冷媒分流器においては、アンダープレ
ート11は前記第1および第2の実施の形態に示すもの
と同様に冷媒流路13が8本形成されたものを用いてい
る。一方、オーバープレート1の冷媒分流部2は冷媒を
4分する構成になっている。したがって、アンダープレ
ート11とオーバープレート1を重ね合わせたとき、図
7に示すように、冷媒分流部2とそれに対応する4本の
冷媒流路13が連通する。いっぽう、図8に示すよう
に、冷媒分流部2と連通しない冷媒流路13は、アンダ
ープレート11とオーバープレート1の接合により遮蔽
される。
【0038】図9ないし図11は、本発明の第4の実施
の形態を示すもので、図9は、冷媒分流器の斜視図、図
10は、図9の冷媒分流器を用いた熱交換器の斜視図、
図11は、図10の熱交換器を用いた空気調和機の室内
機の断面図である。
【0039】同図において、図1と同じものは同じ符号
を付けて示してある。50は冷媒分流器で、前記第1の
実施の形態で形成された平な冷媒分流器を所定の位置で
折り曲げたものである。
【0040】51は熱交換器で、一つの角が開口する略
矩形に形成され、その開口部に冷媒分流器50が接続さ
れている。
【0041】52は吊り棒で、一端が天井内の梁などに
固定されている。53は室内機の筐体で、吊り金具54
を介して吊り棒52に固定されている。55はモータ
で、筐体53の中央部に固定されている。56はファン
で、モータ54の回転軸に固定されている。57は水受
けで、熱交換器51の下端部を支持するように配置され
ている。58は天井パネルで、室内空気の吸込口と調和
空気の吹出口が形成されている。
【0042】このような構成で、モータ55によりファ
ン56を回転させると、図11に矢印で示すように、天
井パネル58の吸込口から吸い込まれた室内空気は、熱
交換器51を通り調和空気となって、天井パネル58の
吹出口から室内に吹き出される。
【0043】上記のように、本発明の冷媒分流器は、任
意の位置で任意の角度に折り曲げて使用することもでき
る。
【0044】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、1
種のアンダープレートと分流数の異なる複数種のオーバ
ープレートとを準備しておくことにより、要求される分
流数に応じてオーバープレートを選択することにより必
要な冷媒分流器を形成することができる。
【0045】また、プレス型のポンチを着脱する簡単な
操作で複数種のオーバープレートを形成することができ
る。したがって、プレス用の金型を共用することがで
き、製造コストの低減を図ることができる。
【0046】また、アンダープレートの外周縁に形成し
たフランジでオーバープレートをかしめることにより、
かしめ力を大きくしてろう付けの信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷媒分流器の分解斜視図。
【図2】冷媒分流部の形状を示す拡大図。
【図3】図2のA−A線に沿った拡大断面図。
【図4】フランジのかしめ工程を示す工程図。
【図5】本発明による冷媒分流器を熱交換器に適用した
状態を示す分解斜視図。
【図6】本発明による冷媒分流器を熱交換器に適用した
状態を示す分解斜視図。
【図7】冷媒分流部の形状を示す拡大図。
【図8】図7のA−A線に沿った拡大断面図。
【図9】冷媒分流器の斜視図。
【図10】図9の冷媒分流器を用いた熱交換器の斜視
図。
【図11】図10の熱交換器を用いた空気調和機の室内
機の断面図。
【符号の説明】
1…オーバープレート、2…冷媒分流部、3…冷媒集合
溝、11…アンダープレート、12…流入穴、13…冷
媒流路、14…冷媒集合溝、 16…フランジ、20…
蓋、22、24…ろう材、31…流入管、32…流出
管、33、34、35…接続管、50…冷媒分流器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲畑 光蔵 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 朴木 秀行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒が流入する流入穴、それぞれ一端が前
    記穴の周囲に所定の間隔で配置された複数の冷媒流路、
    これらの冷媒流路の他端と所定の間隔で配置された冷媒
    集合溝、この冷媒集合溝から冷媒を流出させる流出穴が
    形成されたアンダープレートと、前記流入穴に連通し、
    その中心から放射状に延びる複数の流路が形成され、流
    入した冷媒を分流させ前記冷媒流路に導く冷媒分流部、
    前記冷媒集合溝に対応する冷媒集合溝が形成されたオー
    バープレートと、前記オーバープレートの冷媒分流部を
    覆う蓋とを設け、前記アンダープレートとオーバープレ
    ートの間およびオーバープレートと蓋との間をろう付け
    接合したことを特徴とする冷媒分流器。
  2. 【請求項2】予め準備された冷媒分流部の流路の数の異
    なる複数種のオーバープレートの中から、要求される分
    岐数に応じて1つを選択して用いるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の冷媒分流器。
  3. 【請求項3】前記アンダープレートの外周縁に、アンダ
    ープレートにろう材およびオーバープレートを重ね合わ
    せた後固定するための複数のフランジを設けたことを特
    徴とする請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の
    冷媒分流器。
  4. 【請求項4】前記フランジの付根部を曲線で形成したこ
    とを特徴とする請求項3に記載の冷媒分流器。
  5. 【請求項5】前記オーバープレートとアンダープレート
    のろう付け時に連続熱処理炉の出口側に位置する角部を
    円弧状に切り欠いたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載の冷媒分流器。
  6. 【請求項6】冷媒が流入する流入穴、それぞれ一端が前
    記穴の周囲に所定の間隔で配置された複数の冷媒流路、
    これらの冷媒流路の他端と所定の間隔で配置された冷媒
    集合溝が形成され、外周縁に複数のフランジが形成され
    たアンダープレート上に、このアンダープレートと略同
    形に形成されたろう材と、前記流入穴に連通し、その中
    心から放射状に延びる複数の流路が形成され、流入した
    冷媒を分流させ前記冷媒流路に導く冷媒分流部、前記冷
    媒集合溝に対応する冷媒集合溝、前記冷媒流路の他端に
    連通する複数の流出穴、前記冷媒集合溝に連通する複数
    の流入穴が形成されたオーバープレートとをを重ね合わ
    せ、前記フランジを折り曲げて前記アンダープレートと
    ろう材およびオーバープレートを一体に固定した後、オ
    ーバープレート上に略同形に形成されたろう材と蓋とを
    重ね合わせて固定し、熱処理炉を通過させて、アンダー
    プレートとオーバープレートおよび蓋をろう付け接合す
    ることを特徴とする冷媒分流器の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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