JP2000220714A - ボールネジ送り機構 - Google Patents

ボールネジ送り機構

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JP2000220714A
JP2000220714A JP11022783A JP2278399A JP2000220714A JP 2000220714 A JP2000220714 A JP 2000220714A JP 11022783 A JP11022783 A JP 11022783A JP 2278399 A JP2278399 A JP 2278399A JP 2000220714 A JP2000220714 A JP 2000220714A
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ball
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JP11022783A
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Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺ストロークでも高速送りを実現すると共
に、装置構成が簡便でしかも安価なボールネジ送り機構
を提供する。 【解決手段】 両端が回転自在に支持されて駆動モータ
29により回転駆動される第1のボールネジ31と、こ
の第1のボールネジ31と所定間隔を置いて平行に配置
され、且つ両端が回転自在に支持されて前記第1のボー
ルネジ31と連動して回転する第2のボールネジ47
と、該第1のボールネジ31に螺合するボールナット3
3を介して前記第1のボールネジ31に沿って移動する
サポートブラケット25と、該第2のボールネジ47に
螺合するボールナット59を介し且つ第1のボールネジ
31に対して相対的に空回りするスライド部材59を介
して第1、第2のボールネジ31、47に沿って、上記
サポートブラケット25に追従して移動する中間サポー
トブラケット55とを備えたボールネジ送り機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールネジ送り機
構に関し、詳細にはボールネジの撓みを防止して長尺ス
トロークで高速送りを実現する中間サポートを備えたボ
ールネジ送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タレットパンチプレスには、タ
レットステーションの加工位置にワークを搬送するワー
ク供給装置が設けられている。このワーク供給装置に
は、ワークをクランプするクランパを有したキャリッジ
を、上記加工位置へとボールネジ駆動によって送るボー
ルネジ送り機構が採用されている。
【0003】ところが、キャリッジを含めた搬送重量
は、1000Kgfを越えるものもあり、現在のボール
ネジ駆動では、ストロークが1525mm、軸スピード
が80m/分が限界であり、これ以上の長尺ストローク
の高速加工は困難となっている。しかし、近年のユーザ
ーニーズには対応できず、より高速且つ長尺ストローク
が望まれている。
【0004】そこでさらに、従来においては、ボールネ
ジの高速回転による危険速度を防ぐために、図4に示す
ように、ボールネジを中間で押さえて該ボールネジの撓
みを回避して長尺ストロークでも高速にワークを送るこ
とができるように構成したボールネジ送り機構が提案さ
れている。
【0005】この装置は、図4に示すように、両端を回
転軸受け101、103によって回転自在に支持したボ
ールネジ105に、ボールナット(図示は省略する)を
介してキャリッジベース107を取り付け、駆動用モー
ター109によって該ボールネジ105を回転させるこ
とで、上記キャリッジベース107を移動自在とした構
成とされている。
【0006】このキャリッジベース107には、LMガ
イドレール111、111に沿って移動自在とされるキ
ャリッジ113が設けられている。そして、このキャリ
ッジ113は、ワークをクランプするワーククランパ1
17を有し、ボールネジ115によって紙面に対し垂直
方向に移動自在とされている。
【0007】かかる装置においては、キャリッジベース
107を挟んでその両側に一対のボールネジ支持部材1
19、119を設け、これらボールネジ支持部材11
9、119でボールネジ105を支えることで、当該ボ
ールネジ105の撓みを防止する。キャリッジベース1
07が接近してきたら、ボールネジ支持部材119、1
19による支持を解除して、該キャリッジベース107
とボールネジ支持部材119、119との接触を回避す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のボ
ールネジ支持部材119、119を設けると、ボールネ
ジ105を押さえるための構造や配管回路が複雑とな
り、装置自体がコスト高となる。
【0009】そこで本発明は、上述の目的を達成するた
めに、長尺ストロークでも高速送りを実現すると共に、
装置構成が簡便でしかも安価なボールネジ送り機構を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のボールネジ送り
機構は、モータにより回転駆動されるボールネジに螺合
するボールナットを介して前記ボールネジに沿って移動
する移動体と、前記ボールネジを支持し且つ前記ボール
ネジに対して相対的に空回りするスライド部材と、前記
スライド部材を前記ボールネジに沿って移動するための
スライド部材移動手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】ボールネジを支持するスライド部材を、ス
ライド部材移動手段によってこのボールネジに沿って移
動させると、該ボールネジを支持する支点間距離が移動
体とスライド部材との距離になるため、見かけ上、ボー
ルネジの長さが短くなり当該ボールネジの撓みが抑制さ
れる。
【0012】スライド部材移動手段には、ボールネジを
用いても良いし、或いはベルト駆動やリニアモータ等に
よる各種の機構を採用することができる。
【0013】また、本発明のボールネジ送り機構は、両
端が回転自在に支持されてモータにより回転駆動される
第1のボールネジと、前記第1のボールネジと所定間隔
を置いて平行に配置され、且つ両端が回転自在に支持さ
れて前記第1のボールネジと連動して回転する第2のボ
ールネジと、前記第1のボールネジに螺合するボールナ
ットを介して前記第1のボールネジに沿って移動する第
1の移動体と、前記第2のボールネジに螺合するボール
ナットを介し且つ前記第1のボールネジに対して相対的
に空回りするスライド部材を介して前記第1、第2のボ
ールネジに沿って、前記第1の移動体に追従して移動す
る第2の移動体とを備えた構成である。
【0014】このように、第1の移動体を移動自在とす
る第1のボールネジと連動して回転する第2のボールネ
ジを所定間隔を置いて平行に設け、この第2のボールネ
ジに沿って第2の移動体を上記第1の移動体に追従させ
て移動自在とすると共に、該第2の移動体を第1のボー
ルネジに対して相対的に空回りするスライド部材を介し
て第1のボールネジに沿って移動自在とした構成である
から、第1の移動体が第1のボールネジの一端から他端
へと遠ざかって移動しても、第1のボールネジに連動し
て回転する第2のボールネジによって第2の移動体も第
1の移動体に追従して移動するため、第1のボールネジ
がこの第2の移動体によって支えられることになり、当
該第1のボールネジの撓みが抑制される。このため、重
いワークを長い距離(例えば2000mm以上の長尺ス
トローク)搬送した場合でも高速(例えば80m/分以
上)で送ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、本発明のボールネジ送り機構を、タレッ
トパンチプレスにおけるワーク供給装置に適用したもの
である。
【0016】タレットパンチプレスは、図1に示すよう
に、ワークに所望の打ち抜き加工を行うパンチング加工
部と、ワークを加工位置に移動させ位置決めを行うワー
ク供給部とを有してなる。
【0017】上記パンチング加工部は、枠体構造とされ
たフレーム1の中央に開口する略矩形状をなす空隙部3
に設けられており、パンチPとダイDを着脱自在に配置
させるタレットステーション5と、加工位置に配置され
たパンチPを打撃するラム7とからなっている。
【0018】タレットステーション5は、枠体構造とさ
れるフレーム1の上フレーム9に回転自在に設けられた
上タレット11と、下フレーム13に回転自在に設けら
れた下タレット15とから構成されている。
【0019】上記上タレット11は、円盤形状とされて
おり、形状・寸法の異なる複数種類のパンチPを周方向
に沿って着脱自在に配置させている。上記下タレット1
5も同様に円盤形状とされており、やはり形状・寸法の
異なる複数種類のダイDを周方向に沿って着脱自在に配
置させている。
【0020】上記ラム7は、上フレーム9に上下動自在
に設けられており、上タレット11及び下タレット15
が回転し加工位置へ割り出し位置決めされたパンチPを
打撃するようになっている。これにより、その打撃され
るパンチPとこれと対向するダイDとによって、ワーク
に所望の打ち抜き加工がなされる。
【0021】ワーク供給部は、上記フレーム1の空隙部
9に設けられており、ボールネジ送り機構からなるワー
ク供給装置17によって、ワークをタレットステーショ
ン5へと供給するように構成されている。ワーク供給装
置17は、図1及び図2に示すように、下フレーム1上
に所定間隔を置いて平行に敷設された一対のLMガイド
からなるガイドレール19、19を有している。このガ
イドレール19、19には、ワークテーブル21及びキ
ャリッジ23等を固定する第1の移動体であるサポート
ブラケット25が、上記空隙部9の一端寄りの位置から
タレットステーション5の近傍位置に亘って(図1中Y
で示す方向に)走行するようになされている。
【0022】すなわち、サポートブラケット25には、
図2に示すように、それぞれのガイドレール19、19
に摺動自在とされるスライダー27、27が二つずつ設
けられており、これらスライダー27、27が上記ガイ
ドレール19、19と係合することで、当該ガイドレー
ル19、19に沿って上記サポートブラケット25がス
ライド自在とされる。
【0023】また、このサポートブラケット25は、駆
動モータ29によって回転駆動される第1のボールネジ
31によって、タレットステーション5に接近する方向
と離れる方向に移動自在に走行する。すなわち、サポー
トブラケット25は、図2に示すように、上記第1のボ
ールネジ31に螺合するボールナット33を有し、その
ボールナット33を上記第1のボールネジ31に螺合さ
せることで、上記駆動モータ29による上記第1のボー
ルネジ31の回転で移動自在となっている。
【0024】上記第1のボールネジ31は、図1に示す
ように、上記空隙部9の一端寄りの位置からタレットス
テーション5の近傍位置に亘って設けられており、両端
がベアリング等からなる軸受35、37によって回転自
在に支持されている。本実施形態では、2000mm以
上のストローク(長尺ストローク)とすることから、第
1のボールネジ31の長さを長尺なものとしている。
【0025】そして、上記サポートブラケット25の上
には、図1に示すように、ワークテーブル21が固定さ
れている。また、このサポートブラケット25の上に
は、キャリッジベース39が取り付けられている。キャ
リッジベース39には、図1中Y方向と直交するX方向
(紙面に垂直な方向)に敷設されたLMガイドからなる
ガイドレール41、41が設けられている。このガイド
レール41、41には、ワーククランパ43を備えたキ
ャリッジ23がスライド自在とされている。
【0026】そして、上記キャリッジ23は、図示しな
いキャリッジ駆動用モータによって回転されるボールネ
ジ45の回転により、上記ガイドレール41、41に沿
って移動自在に走行するようになされている。
【0027】そして本実施形態においては、図2に示す
ように、上記第1のボールネジ31と一方のガイドレー
ル19との間であって、該第1のボールネジ31と所定
間隔を置いて平行に、第2のボールネジ47が配置され
ている。かかる第2のボールネジ47は、両端がベアリ
ング等からなる軸受49、51によって回転自在に支持
され、その基端部を上記第1のボールネジ31の基端部
と揃えて配置されている。
【0028】この第2のボールネジ47は、上記第1の
ボールネジ31のリード(全長)の略半分の長さとされ
ていると共に、該第1のボールネジ31とに亘って掛け
られたベルト53によって回転するようになされてい
る。すなわち、上記駆動モータ29によって第1のボー
ルネジ31が回転すると、上記ベルト53によってその
回転力が第2のボールネジ47に伝達され、該第1のボ
ールネジ31と連動して上記第2のボールネジ47が回
転する。なお、第2のボールネジ47のねじピッチは、
第1のボールネジ31のねじピッチの1/2とされてい
る。
【0029】そして、この第2のボールネジ47によっ
て第2の移動体である中間サポートブラケット55が、
上記ガイドレール19、19に沿ってスライド自在に移
動せしめられるようになされている。中間サポートブラ
ケット55は、上記サポートブラケット25と上記駆動
モータ29との間に設けられており、上記第2のボール
ネジ47の一端から他端の間に亘って走行する。
【0030】この中間サポートブラケット55には、そ
れぞれのガイドレール19、19に摺動自在とされるス
ライダー57、57が設けられており、これらスライダ
ー57、57が上記ガイドレール19、19と係合する
ことで、当該ガイドレール19、19に沿って中間サポ
ートブラケット55がスライド自在とされる。
【0031】また、上記中間サポートブラケット55
は、図2に示すように、上記第2のボールネジ47に螺
合するボールナット59を有し、そのボールナット59
を上記第2のボールネジ47に螺合させることで、該第
2のボールネジ47の回転で移動自在となっている。さ
らに、この中間サポートブラケット55には、第1のボ
ールネジ31に対して相対的に空回りするスライド部材
61が設けられている。このスライド部材61は、第1
のボールネジ31に対して相対的に空回りするように構
成された他は、上記ボールナット59とほぼ同様な構成
とされている。
【0032】そして、この中間サポートブラケット55
の移動量は、上記サポートブラケット25の移動量の略
半分とされている。例えば、サポートブラケット25が
2メートル移動すると、中間サポートブラケット55は
その半分である1メートル移動し、常に中間サポートブ
ラケット55の位置がサポートブラケット25と軸受3
5との中間位置に保たれるようになされている。
【0033】以上のように構成されたワーク供給装置1
7では、ワーククランパ43によって把持されたワーク
は、図1に示すように、キャリッジ9の移動方向である
X方向(紙面と直交する方向)及び第1、第2のボール
ネジ31、47の敷設方向であるY方向にそれぞれ移動
自在とされて、ラム7下のパンチPとダイDとの間に位
置決めされる。
【0034】特に、ワークを2000mm以上の長尺ス
トロークとしてラム下の加工位置に移動させると、サポ
ートブラケット25の上に取り付けられるキャリッジ2
3、ワークテーブル21及びワーク等の重さで第1のボ
ールネジ31が撓んで軸スピードを80m/分以上とす
ることができないが、第1のボールネジ31と平行に第
2のボールネジ47を設け、該第2のボールネジ47に
よって中間サポートブラケット55を上記サポートブラ
ケット25に追従させて移動自在とすることで、200
0mm以上の長尺ストロークで80m/分以上の高速加
工を行うことができる。
【0035】すなわち、本実施形態のように、第1のボ
ールネジ31と所定間隔をおいて第2のボールネジ47
を平行に配置し、その第2のボールネジ47を上記第1
のボールネジ31と連動して回転させると共に、この第
2のボールネジ47に螺合するボールナット59を介し
且つ第1のボールネジ31に対して相対的に空回りする
スライド部材61を介して第1、第2のボールネジ3
1、47に沿って中間サポートブラケット55を移動自
在としているため、この中間サポートブラケット55の
設置により第1のボールネジ31の見かけ上の長さが短
くなる。
【0036】つまり、駆動モータ29によって第1のボ
ールネジ31が回転すると、この第1のボールネジ31
と螺合するボールナット33によって上記サポートブラ
ケット25が当該第1のボールネジ31に沿って移動せ
しめられるが、これに追従する形で第2のボールネジ4
7と螺合するボールナット59によって中間サポートブ
ラケット55が、上記第1、第2のボールネジ31、4
7をガイドとして移動する。このため、第2のボールネ
ジ47の支点間距離は、従来は駆動モータ29側の軸受
35とサポートブラケット25に設けたボールナット3
3間の距離であったのが、中間サポートブラケット55
に設けたボールナット59と上記サポートブラケット2
5に設けたボールナット33間の距離となり、大幅にそ
の距離が短縮される。
【0037】例えば、図3に示すように、サポートブラ
ケット25が第1のボールネジ31の最右端に移動する
と、その半分の移動量で移動する中間サポートブラケッ
ト55は第2のボールネジ47の最右端に到達する。こ
のときの第1のボールネジ31の支点間距離は、第2の
ボールネジ47の長さが第1のボールネジ31の長さの
ほぼ半分であることから、当該第1のボールネジ31の
長さのほぼ半分程度の長さとなる。
【0038】従って、第1のボールネジ31の長さを長
くしても、この第2のボールネジ47によって見かけ上
その半分の長さで済むので、2000mm以上の長尺ス
トロークでも充分に80m/分以上の高速加工を実現す
ることができる。また、第1のボールネジ31の支点間
距離が見かけ上短くなるため、当該第1のボールネジ3
1の固有振動数が向上し共振が少なくなる。
【0039】なお、サポートブラケット25が駆動モー
タ29側にあるときは、タレットステーション5寄りに
設けられた軸受37とサポートブラケット25に設けら
れたボールナット33間の距離(ボールネジ支点間隔)
が図3に示す状態のものに比べて長くなるが、この場
合、サポートブラケット25は原点側であり、どちらの
方向に移動する際にも移動開始直後、停止直前では低速
であるので、特に問題は無い。
【0040】以上、本発明を適用した具体的な実施形態
について説明したが、本発明は上述の実施形態に制限さ
れることなく種々の変更が可能である。
【0041】例えば、本発明のボールネジ送り機構をタ
レットパンチプレスにおけるキャリッジを送る駆動機構
に適用したが、これに制限されることはなく、高速で且
つ長尺ストロークで搬送するようなものに本発明を適用
することができる。
【0042】また、上述の実施形態では、第2のボール
ネジ47のねじピッチを第1のボールネジ31のねじピ
ッチの1/2としたが、これら第1、第2のボールネジ
31、47のねじピッチを同一ピッチとし、且つ第1の
ボールネジ31に対して第2のボールネジ47の回転数
をその半分としても同様の効果がある。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】本発明のボールネジ送り機構によれば、第
1のボールネジと平行に所定間隔を置いて配置した第2
のボールネジによって第1の移動体に追従させて第2の
移動体を移動させているため、第1のボールネジの長さ
を見かけ上短くすることができ、その結果、長尺ストロ
ークでも高速送りを実現することができる。
【0045】また、本発明のボールネジ送り機構によれ
ば、第1のボールネジと連動して回転する第2のボール
ネジによって第2の移動体を移動させるように構成して
あるので、装置構成が簡便でしかも安価なものとするこ
とができる。
【0046】また、本発明のボールネジ送り機構によれ
ば、第2のボールネジの長さを第1のボールネジの長さ
の半分とすると共に、第2の移動体の移動量を第1の移
動体の移動量の半分としているので、第1のボールネジ
の長さが長くても実質上半分の長さとなるため、第1の
ボールネジの長さを長くして長尺ストロークとしても当
該第1のボールネジの剛性が高く、高速で移動体を送る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タレットパンチプレスの概略構成図である。
【図2】ボールネジ送り機構の平面図である。
【図3】ボールネジ送り機構の平面図であり、サポート
ブラケットをタレットステーション寄りに移動させた状
態を示す図である。
【図4】従来のボールネジ送り機構の模式図である。
【符号の説明】
17 ワーク供給装置 19 ガイドレール 23 キャリッジ 25 サポートブラケット 29 駆動モータ 31 第1のボールネジ 33、59 ボールナット 47 第2のボールネジ 55 中間サポートブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにより回転駆動されるボールネジ
    に螺合するボールナットを介して前記ボールネジに沿っ
    て移動する移動体と、 前記ボールネジを支持し且つ前記ボールネジに対して相
    対的に空回りするスライド部材と、 前記スライド部材を前記ボールネジに沿って移動するた
    めのスライド部材移動手段とを備えたことを特徴とする
    ボールネジ送り機構。
  2. 【請求項2】 両端が回転自在に支持されてモータによ
    り回転駆動される第1のボールネジと、 前記第1のボールネジと所定間隔を置いて平行に配置さ
    れ、且つ両端が回転自在に支持されて前記第1のボール
    ネジと連動して回転する第2のボールネジと、 前記第1のボールネジに螺合するボールナットを介して
    前記第1のボールネジに沿って移動する第1の移動体
    と、 前記第2のボールネジに螺合するボールナットを介し、
    且つ前記第1のボールネジに対して相対的に空回りする
    と共に前記第1のボールネジを支持するスライド部材を
    介して前記第1、第2のボールネジに沿って、前記第1
    の移動体に追従して移動する第2の移動体とを備えたこ
    とを特徴とするボールネジ送り機構。
  3. 【請求項3】 前記第2のボールネジの長さを前記第1
    のボールネジの長さの略半分とし、且つ前記第2の移動
    体の移動量を前記第1の移動体の移動量の略半分とした
    ことを特徴とする請求項1記載のボールネジ送り機構。
JP11022783A 1999-01-29 1999-01-29 ボールネジ送り機構 Pending JP2000220714A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI422761B (ja) * 2011-12-26 2014-01-11
JP2015055273A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 株式会社アイエイアイ アクチュエータ
CN104704262A (zh) * 2012-07-27 2015-06-10 西门子公司 主轴驱动装置

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