JP2000220533A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JP2000220533A
JP2000220533A JP11024613A JP2461399A JP2000220533A JP 2000220533 A JP2000220533 A JP 2000220533A JP 11024613 A JP11024613 A JP 11024613A JP 2461399 A JP2461399 A JP 2461399A JP 2000220533 A JP2000220533 A JP 2000220533A
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JP
Japan
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fuel
valve
injection
gas
solenoid valve
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JP11024613A
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English (en)
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Hiroyuki Ishida
裕幸 石田
Noriyasu Inanaga
紀康 稲永
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射の制御にとどまることなく、燃料噴
射系と給排気系とを組合せた燃焼制御を行なうことによ
り、燃料の微粒化及び分散を促進して、均一な燃焼をな
さしめ、高い熱効率を維持しつつNOX 及び黒煙の排出
量が大幅に低減されたディーゼル機関を提供する。 【解決手段】 燃料及び他の流体を同時に燃焼室に噴出
する噴射弁を備えた内燃機関において、上記燃料噴射ポ
ンプと上記噴射弁との間の燃料通路に設けられ該噴射弁
の上記燃焼室への燃料の噴射時期と噴射量とを制御する
第1の電磁弁と、EGR制御弁によって開閉されるEG
R通路に設けられて、上記噴射弁に送られるEGRガス
の上記燃焼室への噴出時期と噴出量とを制御する第2の
電磁弁と、上記2つの電磁弁を開閉制御するコントロー
ラとを備え、噴射弁から燃料とEGRガスとを同時に噴
射する。また、2段過給機から抽出した給気をコントロ
ーラにより開閉制御される第3の電磁弁を介して上記噴
射弁に導き、燃料と同時に噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予混合燃焼方式内
燃機関に関し、特にパイロット噴射後の主噴射を、EG
R(排気ガス再循環)ガスあるいは給気を用いて行なう
ことにより、燃料の微粒化、分散を促進させたディーゼ
ル機関に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関においては、NOX (窒
素酸化物)の排出量を現状規制値よりも大幅に低減する
ため、種々の燃焼改善手段が提供されている。その1つ
として、特開平9−155810号の発明がある。
【0003】この発明においては、吸入行程初期から圧
縮行程中期までの間に予備噴射と、上死点近くで主噴射
を行なう噴射装置を設けるとともに、エンジンの運転状
態に応じて上記噴射装置の噴射タイミング、噴射量等を
制御するコントローラを設けて、圧縮行程の終了近傍か
ら膨張行程の初期にかけて主噴射を数回行ない、また、
予備噴射はセタン価の低い燃料、主噴射はセタン価の高
い燃料を使用可能としている。さらに、この発明におい
ては、上記に加えて、エンジンの運転状態に応じて吸気
温度を可変制御する吸気温度調整手段を設けている。
【0004】そしてこの発明においては、1段目の噴射
によって形成した予混合気を2段目の噴射燃料に対する
着火の核として着火させるように構成され、これによっ
てNOX と黒煙の発生を抑制するようになっている。
【0005】また、特開平6−317161号の発明に
おいては、給気行程及び圧縮行程における燃料噴射を
前、後期の2回あるいは3回以上の複数回に分割し、前
期噴射を早期に行なって予混合気の形成に用い、後期に
噴射する燃料を少量点火プラグの近傍に分布させて層状
の混合気を形成し、さらに上死点近傍で第3段階の噴射
を、前記第1,第2段階で形成された混合気中心域に行
なうとともにピストンに燃料衝突部を設けて燃料の拡
散、微粒化を促進している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−155810号及び特開平6−317161号に示
されるような、燃料噴射を複数回に分け、噴射タイミン
グか噴射量、燃焼室内への噴射位置を制御するという、
主として燃料噴射のみによる燃焼制御では、エンジンの
熱効率を高く維持しつつ、今後さらに規制が強化される
NOX 排出量(例えば残02=13%、NOX 濃度<1
00ppm )及び黒煙吐出量(例えば黒煙量<10mg/N
m3)を満足させるのは困難を伴なうのが現状である。
【0007】本発明の目的は、燃料噴射の制御にとどま
ることなく、燃料噴射系と給排気系とを組合せた燃焼制
御を行なうことにより、燃料の微粒化及び分散を促進し
て、均一な燃焼をなさしめ、高い熱効率を維持しつつN
X 及び黒煙の排出量が大幅に低減されたディーゼル機
関を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決するもので、請求項1記載の手段は、燃料噴
射ポンプにより圧送された燃料を燃焼室内に噴射すると
ともに、他の流体を上記燃料と同時に燃焼室内に噴出可
能とした噴射弁を備えた内燃機関において、上記燃料噴
射ポンプと上記噴射弁との間の燃料通路に設けられ、該
噴射弁の上記燃焼室への燃料の噴射時期と噴射量とを制
御する第1の電磁弁と、上記機関の排気通路から分岐さ
れて該排気通路内の排気ガスの一部(EGRガス)を上
記噴射弁に供給するEGR通路と、該EGR通路に設け
られ、上記噴射弁に送られるEGRガスの上記燃焼室へ
の噴出時期と噴出量とを制御する第2の電磁弁とを備え
たことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置にある。
【0009】請求項2記載の手段は、請求項1に加え
て、上記EGR通路に、上記EGRガスを冷却する冷却
器と、該EGRガスを圧縮する圧縮機を設けてなる。
【0010】請求項5記載の手段は、請求項1及び後述
する請求項3及び4の何れかにおいて、上記燃焼室内に
上記噴射弁よりも先行してパイロット燃料を噴射するパ
イロット噴射弁を上記噴射弁と併設してなる。
【0011】請求項6記載の手段は、請求項1または後
述する請求項3の何れかにおいて、上記機関の運転状態
に基づき上記第1の電磁弁並びに、上記第2の電磁弁ま
たは第3の電磁弁の何れか一方の開度を制御するコント
ローラを備えてなる。
【0012】上記手段によれば、燃料噴射ポンプから圧
送された燃料が第1の電磁弁に達する一方、排気通路か
ら抽出されEGR制御弁を通り、冷却器で冷却された後
圧縮機で所定の圧力に加圧されたEGRガスが第2の電
磁弁に達し、パイロット噴射により燃焼室内に着火火焔
が伝播された段階でコントローラは、上記第1の電磁弁
と第2の電磁弁とを同時に開弁させる。上記第1の電磁
弁及び第2の電磁弁の開弁により、コントローラにより
制御された噴射時期(噴出時期)及び噴射量(噴出量)
で以って燃料及びEGRガスが噴射弁から燃焼室内に噴
射される。
【0013】かかる噴射時において、燃料とEGRガス
は噴射弁内で混合され、あるいは噴射弁から噴出される
過程で混合されて燃焼室内に送られるので、燃料の微粒
化、分散が促進されて燃焼室内における混合気の濃度が
均一化され、かかる均一な混合気が上記パイロット噴射
による着火火焔によって着火燃焼せしめられる。これに
より完全燃焼がなされて黒煙の発生が防止されるととも
にNOX の発生量が低減される。
【0014】また、燃料にEGRガスを混合させた状態
で燃焼室内での燃焼に供するので、該EGRガス中のC
2 が燃焼室内にある給気中のO2 を奪うこととなっ
て、燃焼室内の着火が遅れ、上記のような均一濃度の混
合気が遅れ気味に着火する。これにより、燃焼室内の燃
焼が緩やかになされ、燃焼温度の上昇が抑制されて、従
来のものに較べてNOX 量が大幅に低減される。
【0015】また、請求項3記載の手段は、燃料噴射ポ
ンプにより圧送された燃料を燃焼室内に噴射するととも
に、他の流体を上記燃料と同時に燃焼室内に噴出可能と
した噴射弁を備えた内燃機関において、上記燃料噴射ポ
ンプと上記噴射弁との間の燃料通路に設けられ、該噴射
弁の上記燃焼室への燃料の噴射時期と噴射量とを制御す
る第1の電磁弁と、上記機関への給気を加圧する過給機
の給気出口に接続されて、該過給機出口の給気を上記噴
射弁に供給する給気抽出通路と、該給気抽出通路に設け
られ、上記噴射弁に送られる給気の上記燃焼室への噴出
時期と噴出量とを制御する第3の電磁弁とを備えたこと
を特徴とする内燃機関の燃料噴射装置にある。
【0016】請求項4記載の手段は、請求項3におい
て、上記過給機が2段の排気タービン及び2段の圧縮機
を有する2段排気ターボ過給機からなり、2段目の圧縮
機出口から上記噴射弁への給気を抽出するように構成さ
れてなる。
【0017】請求項3〜4及び5〜6記載の手段によれ
ば、2段過給機の2段目の圧縮機から抽出された給気
は、第3の電磁弁に導かれ、コントローラにより第1の
電磁弁と第3の電磁弁とが同時に開弁されると、第1の
電磁弁にて噴射時期及び噴射量を制御された燃料及び第
3の電磁弁にて噴出時期及び噴出量を制御された給気が
噴射弁から燃焼室内に噴射される。
【0018】かかる噴射時において、燃料と給気とは噴
射弁内で混合され、あるいは噴射弁から噴出される過程
で混合されて燃焼室内に送られるので、燃料の微粒化及
び分散が促進されて燃焼室内における混合気の濃度が均
一化されて緩やかに、かつ完全燃焼がなされる。これに
より、燃焼効率を高く維持しつつ、黒煙の発生を防止で
きるとともに、NOX 排出量を大幅に低減できる。この
場合は、2段過給機からの給気の一部を噴射弁に導くの
で、格別な給気供給設備を必要とせずに、上記燃料の微
粒化、分散をなすことができる。
【0019】請求項7ないし9記載の手段は上記噴射弁
の具体的構成に係り、請求項7記載の手段は請求項1ま
たは3の何れかにおいて、上記噴射弁は、上記第1の電
磁弁を経て送られた燃料が収容される燃料溜と、所定の
開弁圧に設定され、上記燃料溜の圧力が上記開弁圧を超
えたとき開弁する針弁と、上記第2の電磁弁あるいは上
記第3の電磁弁を経て送られたEGRガスあるいは給気
が収容されるガス溜と、上記針弁の開弁により上記燃料
溜内の燃料が導入されるとともに、上記ガス溜内のEG
Rガスあるいは給気がガス流入孔を通って導入され、上
記燃料とEGRガスあるいは給気とを混合させて混合体
を生成する混合室と、該混合室内の混合体を燃焼室内に
噴出する噴出孔とを備えてなる。
【0020】請求項7ないし8記載の手段によれば、混
合室内に噴出された燃料中に、水平方向に開口したガス
流入孔及び垂直線に対して一定角度傾斜して開口したガ
ス流入孔の双方からEGRガスあるいは給気が噴出され
て該混合室内において混合された後この混合体を噴出孔
から燃焼室内に噴出することにより燃料の微粒化及び分
散が良好になされる。また上記ガス流入孔の流入方向を
変えることにより、燃料とEGRガスあるいは給気との
最良の混合形態を得ることができる。
【0021】請求項8記載の手段は請求項7において、
上記ガス流入孔は、上記混合室の上部にほぼ水平方向に
開口する第1の流入孔と、上記混合室に該噴射弁の中心
に対して所定角度を存して傾斜して開口する第2の流入
孔とよりなる。
【0022】請求項9記載の手段は、請求項1または3
の何れかにおいて、上記噴射弁は、上記第1の電磁弁を
経て送られた燃料が収容される燃料溜と、所定の開弁圧
に設定され、上記燃料溜の圧力が上記開弁圧を超えたと
き開弁する針弁と、上記第2の電磁弁あるいは上記第3
の電磁弁を経て送られたEGRガスあるいは給気が収容
されるガス溜と、該噴射弁の中心近傍に設けられ、上記
針弁の開弁により上記燃料溜内の燃料を上記燃焼室内に
噴射する燃料噴出孔と、該燃料噴出孔の外側に設けら
れ、上記ガス溜内のEGRガスあるいは給気を上記燃料
噴出孔からの噴射燃料に衝突するように噴出せしめるガ
ス噴出孔とを備えてなる。
【0023】請求項10記載の手段は、請求項9におい
て、上記燃料噴出孔は、噴霧が上記噴射弁の中心に対し
て所定の噴射角(θ)で以って外側に拡がるように穿設
され、上記ガス噴出孔は、全てのガス噴出孔の延長線上
で上記燃料噴出孔からの噴霧と交叉するように上記噴射
弁の中心にほぼ平行に設けられてなる。
【0024】請求項9ないし10記載の手段によれば、
噴射弁の中央部から所定の噴射角で以って噴射される燃
料とガス噴出孔からほぼ垂直方向に噴射されるEGRガ
スあるいは給気とが衝突し、攪拌されることによって、
燃料の微粒化及び分散が促進される。従って、上記手段
によれば、燃料噴出孔の噴射角に対するガス噴出孔の衝
突角度を調整することにより、燃料とEGRガスあるい
は給気との最良の混合形態を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図1〜図4を参照して本発明
の実施形態につき詳細に説明する。図1は本発明の実施
の第1形態に係る予混合燃焼方式ディーゼル機関の燃料
及びEGRガス供給系の系統図である。
【0026】図1において、1はエンジン(ディーゼル
機関)、2は該エンジン1のシリンダヘッド6に装着さ
れた主噴射弁(この例では2個設けられているが、1個
でも3個以上でもよい)。3は該シリンダヘッドの中央
部(必ずしも中央部でなくても可)に装着されたパイロ
ット噴射弁である。4はピストン、5は該ピストン4の
上面が臨む燃焼室、7はクランク軸である。
【0027】8は主燃料ポンプ、9はパイロット燃料ポ
ンプであり、上記両ポンプ8,9は上記クランク軸7か
ら歯車列13を介して回転駆動される主燃料カム10及
びパイロット燃料カム11によって駆動される。上記主
燃料ポンプ8の吐出口は主燃料管22,22を介して上
記主噴射弁2,2に接続され、また上記パイロット燃料
ポンプ9の吐出口はパイロット燃料管23を介して上記
パイロット噴射弁3に接続されている。
【0028】上記2つの燃料カム10,11は、パイロ
ット噴射ポンプ9の方が主噴射ポンプ8よりも早期に燃
料を噴出し、主噴射弁2よりも先にパイロット噴射弁3
からの噴射がなされるように、そのカムフィルが設定さ
れている。
【0029】17は上記エンジンの排気弁17aからの
排気ガスが通流する排気通路、25は煙突である。18
はEGR通路であり、上記排気通路17から分岐され
て、後述する圧縮機14に接続され、排気ガスの一部が
導入されるようになっている。15は該EGR通路18
に設けられてEGRガスを冷却する排気冷却器である。
また、17bは給気弁である。14はEGRガスを加圧
する圧縮機、015は該圧縮機14を駆動するモータで
ある。上記圧縮機14の吐出口はEGR供給路019及
び019a,019bを介して上記2つの主噴射弁2,
2に接続されている。
【0030】16は上記EGR通路18を通るEGRガ
スの流量を制御するEGR制御弁である。19は上記主
燃料ポンプ8からの主燃料管22に設けられて、該主燃
料管22を通る主燃料の噴射時期及び噴射量を制御する
第1電磁弁、20は上記圧縮機14出口のEGR通路に
設けられて、該EGR通路19,19a,19bを通る
EGRの供給タイミング及び供給量を制御する第2電磁
弁である。また、21は上記エンジン1のエンジン出力
(負荷)、回転数、給気圧力、等の運転状態に基づき、
上記第1電磁弁19及び第2電磁弁20を開閉制御する
コントローラである。
【0031】図2は上記主噴射弁2の第1例を示す縦断
面図である。図2において101は本体であり、該本体
101の上部には主燃料用のコネクタ116及びEGR
ガス(あるいは後述する給気)用のコネクタ122がね
じ込まれている。そして、上記コネクタ116の燃料入
口117は上記主燃料管22に接続され、また上記コネ
クタ122のガス入口118は上記EGR供給路019
a、019b(図1参照)、あるいは給気抽出管32
a,32b(図4参照)に接続されている。
【0032】104は上記本体101の下部に溶接によ
って固着されたノズルチップであり、該ノズルチップ1
04の内部には混合室103が形成され、該混合室10
3の周壁103aには複数の噴出孔105が噴射角θ1
で以って穿設されている。102は該ノズルチップ10
4を本体101に固定するための締付ナットである。
【0033】110は上記ノズルチップ104の上部に
形成されたガス環状溝で該ガス環状溝110は、本体1
01内に穿設されたガス通路106及び後述する逆止弁
120を介して上記ガス入口118に連通されている。
そして上記ガス環状溝110と混合室103とは、該混
合室103の周壁であるノズルチップ104の上部に穿
設された複数のガス流入孔111,112によって連通
されている。上記ガス流入孔112の角度αは後述する
手段によって適宜設定する。
【0034】107は針弁であり、本体101の中央部
に縦方向に穿設された針弁穴101aに往復摺動可能
に、かつ流体密に嵌合されている。113は上記本体1
01の上記針弁107の端部が臨むように形成された燃
料溜であり、該燃料溜113は本体101内の燃料通路
109を介して上記燃料入口117に接続されている。
113aは上記燃料溜113と混合室103とを連通す
る連絡孔である。
【0035】108は上記針弁107の開弁圧を制御す
る針弁ばねであり、該針弁ばね108の下端は、針弁1
07の頭部に当接される下部ばね受108aに支承さ
れ、上端は調圧ナット119に支承されている。該調圧
ナット119はその締込量を調整することにより針弁1
07の開弁圧を調整するものである。
【0036】120は上記ガス入口用のコネクタ122
内に設けられた逆止弁であり、ガス入口122からガス
通路106側へ向かう流れのみを許容するようになって
いる。121は該逆止弁120を閉弁方向に付勢するば
ねである。
【0037】図3は上記主噴射弁2の第2例を示す縦断
面図である。この例は、図2に示す第1例に対して、燃
料とガスとの混合部及び燃焼室内への噴出部が異なる。
【0038】即ち図3において、上記本体101の中央
下部にはノズルチップ部101bが形成され、その内部
にはサック部161が形成されている。該サック部16
1は上記針弁107の開閉によって上記燃料溜113と
連通あるいは遮断される。155は上記ノズルチップ部
101bに穿設された複数の燃料噴出孔であり、その噴
射角θ及び噴出孔数、噴出孔径は後述する手段によって
設定される。
【0039】154は環状のガスノズルであり、上記本
体101の下部にノズル固定ナット152によって固着
されている。該ガスノズル154の内周には空間160
が形成されており、該空間160に臨んで上記燃料噴出
孔155が開口されている。また上記ガスノズル154
の上部には、図2の例と同様なガス環状溝110が設け
られるとともに、該ガス環状溝110から燃焼室5に向
かってガスを噴出する複数のガス噴出孔153が該主噴
射弁2の中心01aに平行に(必ずしも平行である必要
はなく、やや傾斜していてもよい)設けられている。
【0040】次にこの実施形態の作用を、図2に示され
る主噴射弁2の第1例を用いた場合について説明する。
【0041】先ず、ピストン4の圧縮行程後期に、パイ
ロット燃料カム11によってパイロット燃料噴射ポンプ
9が作動せしめられ、パイロット燃料管23を通してパ
イロット燃料がパイロット噴射弁3に送られ、該噴射弁
3が開弁することにより、燃焼室5内にパイロット燃料
が噴射されて着火し、燃焼室5内に着火火焔が伝播され
る。
【0042】上記コントローラ21には、公知の検出手
段によって、エンジン1の出力(負荷)、回転数、給気
圧力、排気温度、等のエンジン運転状態の検出信号が常
時入力されている。上記主燃料カム10が主燃料ポンプ
8を作動させると、該主燃料ポンプ8によって所定の噴
射圧(後述する主噴射弁2の開弁圧以上の圧力)に加圧
された主燃料が主燃料管22を経て第1電磁弁19に送
られる。
【0043】また上記コントローラ21はエンジン運転
状態の検出信号に基づき該運転状態に対応して設定され
た時期に制御回線21a1を介して上記EGR制御弁1
6を開弁させる。これにより、排気通路17を通流する
排気ガスの一部即ちEGRガスが、該EGR制御弁16
を通って排気冷却器15に入り、冷却水によって所定の
温度まで冷却された後、圧縮機14に入る。
【0044】上記EGR制御弁16によって制御される
EGRガス量は、その最大値がエンジン1への給気量の
30%程度に設定される。
【0045】上記圧縮機14においては、上記排気冷却
器15から送られた低温のEGRガスを加圧し、所定の
圧力(10kg/cm2f 程度が好適)まで上昇させ、第2電
磁弁20に送る。
【0046】次いでコントローラ21は、上記運転状態
の検出信号に基づき、該運転状態によって設定された時
期に制御回線21aを介して上記第1制御弁19に開弁
信号を送ると同時に、制御回線21bを介して第2制御
弁20に開弁信号を送る。これにより、上記第1電磁弁
19はコントローラ21によって制御された噴射時期及
び噴射量になるような開弁時期及び開弁期間で以って開
弁され、上記主燃料は主燃料管22を通って主噴射弁2
に送られる。また上記第2電磁弁20は上記コントロー
ラ21によって制御された噴出時期及び流量で以って開
弁され、EGRガスはEGR供給路019及び019
a,019bを通って主噴射弁2に送られる。
【0047】この実施形態においては、上記のように、
コントローラ21によって上記第1電磁弁19及び第2
電磁弁20は同時に開弁される。そして、上記コントロ
ーラ21は、上記第1電磁弁19及び第2電磁弁20
を、主噴射燃料の容積をQF EGRガス量をQg とする
と、上記第一、第二電磁弁19,20は、Qg /Qf
1000〜1500(音速υ≧350m/s )になるよう
に燃料噴射量及びEGRガス噴出量を制御する。
【0048】また、上記主噴射弁2の開弁圧、即ち図2
において、針弁107が針弁ばね108のばね力に打ち
勝って開弁される圧力P0 は150〜180kg/cm2f 程
度に設定されており、従って上記主燃料の圧力P1 はこ
の開弁圧P0 以上の圧力となっている。さらに、上記主
噴射弁2に送られるEGRガスは、上記のように圧力P
G が10kg/cm2f 程度、ガス量Qg が最大で給気量の3
0%程度に設定されている。
【0049】図2において、上記のように設定された主
燃料及びEGRガスは、主噴射弁2の燃料入口117及
びガス入口118に夫々導入された後、主燃料は燃料通
路109を通って燃料溜113に入り、EGRガスは逆
止弁120を押し開け、ガス通路106を通ってガス環
状溝110に入る。
【0050】そして、上記針弁107の開弁圧P0 以上
の圧力P1 に加圧された主燃料は針弁107を針弁ばね
108のばね力に抗してこれを押し上げ、連絡孔113
aを通って混合室103内に噴出される。一方、上記ガ
ス環状溝110内に導入されたEGRガスはガス流入孔
111,112から上記混合室103内に噴出される。
【0051】該混合室103内においては、中央部に噴
出される主燃料中に、側部にあるガス流入孔111及び
112からEGRガスが噴出されて主燃料に衝突し、該
混合室103内で攪拌、混合される。そしてかかる主燃
料とEGRガスとの混合体が噴出孔105から燃焼室5
内に噴出せしめられる。この際において、混合室103
内で主燃料とEGRガスが充分に攪拌、混合されて噴出
孔105から燃焼室5内に噴出されるので、燃料の微粒
化及び分散が促進されて、燃焼室5内における混合気の
濃度が均一化される。これによって完全燃焼がなされ、
黒煙の発生が阻止されるとともに、NOX の発生量も抑
制される。
【0052】また、EGRガスを主燃料と混合させて燃
焼室5内に噴射するので、該EGRガス中のCO2 が燃
焼室5内にある給気中のO2 を奪うこととなり、これに
よって燃焼室5内の着火が遅れる。そして上記のよう
に、燃焼室5内には均一な濃度の混合気が充填されてお
り、この混合気が上記のように遅れ気味に着火する。従
って、燃焼室5での燃焼が緩やかになされ、NOX の生
成が抑制され、従来技術に較べてNOX 量が大幅に低減
される。
【0053】上記混合室103に開口するガス流入孔1
11,112のうち、ガス流入孔111は図2に示すよ
うに、混合室103の上部に水平方向にかつ好ましくは
接線方向に開口してEGRガスあるいは後述する給気を
旋回させて流入せしめる。またガス流入孔112は、図
2に示すように、主噴射弁2の中心01に対する下方へ
の傾斜角度αを、上記EGRガス量Qg と主噴射燃料の
容積QF との比Qg /QF に関連させて、該混合室10
3における燃料の微粒化が最大になるような値に、実験
によって設定する。
【0054】また、上記噴出孔105の噴射角θ及び数
及び径は、該噴出孔105から燃焼室5内に噴射される
燃料とEGRガスとの混合体の該燃焼室5内における分
散が最適となるような値を実験により設定する。
【0055】図3は上記主噴射弁2の他の実施例を示す
図2応当図である。この実施例においては、燃料及びE
GRガスの噴出孔の部分が図2に示す実施例とは異なる
構成となっている。
【0056】即ち、図3において、155は燃料噴出孔
であり、本体101の下部中央の周壁101bに複数
個、噴射角θで以っで穿設されている。そして上記燃料
溜113と上記燃料噴出孔155との間には針弁107
の開閉によって該燃料溜113に連通あるいは遮断され
る容積であるサック部161が形成されている。
【0057】154は環状に形成されたガスノズルであ
り、該ガスノズル154の内側に形成された空間160
内に上記燃料噴出孔155が設けられるようになってい
る。上記ガスノズル154はノズル固定ナット152を
本体101の下部のねじに螺合することによって上記本
体101の下部に固定される。110は上記ガスノズル
154内に形成されたガス環状溝であり、該ガス環状溝
110には図2の実施例と同様にガス通路106の出口
端が開口している。
【0058】153は上記ガス環状溝110から燃焼室
5に向けて開口されたガス噴出孔である。該ガス噴出孔
153は、図3に示すように、上記ガス環状溝110か
らほぼ垂直方向(主噴射弁2の中心01に平行な方向)
にかつ、好ましくは接線方向に穿設され、その中心15
3aの延長線と上記燃料噴出孔155の中心155aの
延長線とが交叉可能な位置に、上記燃料噴出孔155と
少なくとも同数かつ円周方向に同位相で設けられてい
る。上記以外の構成は図2と同様であり、これと同一の
部材には同一の符号を付して示す。
【0059】上記実施例において、上記第1電磁弁19
の開弁により主噴射弁2の燃料入口117に導入された
主燃料は燃料通路109を通って燃料溜113に入る。
この主燃料は上記針弁107の開弁圧P0 以上の圧力P
1 に加圧されているため、針弁ばね108のばね力に抗
して針弁107を押し上げ、サック部161を通って燃
料噴出孔155から燃焼室5内に噴出せしめられる。
【0060】一方、上記第2電磁弁20の開弁により上
記主噴射弁2に、上記主燃料と同時に該主噴射弁2のガ
ス入口118に導入されたEGRガスは逆止弁120を
押し開けて本体101内のガス通路106に入り、さら
にガス環状溝110内にて円周方向に流動して円周方向
に分布された後複数のガス噴出孔153から燃焼室5内
にほぼ垂直方向に噴出せしめられる。
【0061】上記のようにして燃料噴出孔155から燃
焼室5内に噴出せしめられた主燃料とガス噴出孔153
から燃焼室5内に噴出せしめられたEGRガスとは、衝
突角度βで以って、燃焼室5内で衝突する。これによっ
て主燃料の微粒化が促進されるとともに、燃焼室5内に
おける分数が拡大される。
【0062】この例による主噴射弁2を備えた燃料噴射
システムにおいては、上記燃料噴出孔155から噴出さ
れる主燃料の噴射角θとガス噴出孔153から噴出され
るEGRガスの噴出方向即ち該ガス噴出孔154の中心
153aとの関係を規定する上記衝突角度βを、上記噴
射角θと関連づけて、実験により燃焼室5内における主
燃料の微粒化、分数が最良となる値に設定する。発明者
らの実験によれば、β≧45°とすれば、主燃料噴霧の
微粒化及び分散について良好な結果が得られている。
【0063】また、上記噴射角θは、上記のように衝突
角度βとの関連から選定されるとともに、燃料噴出孔1
55から噴射される燃料噴射がガスノズル154の内周
に衝突しないような角度に設定する。
【0064】図4は本発明の実施の第2形態に係る予混
合燃焼方式ディーゼル機関の燃料及び給気系の図1に応
当する系統図である。
【0065】この実施形態においては、上記第1形態に
おけるEGRガスに代えて加圧された給気を主噴射弁2
に導入している。即ち、図4において、30は2段排気
ターボ過給機(以下2段過給機という)である。該2段
過給機30は公知のもので、第1段過給機30a及び第
2段過給機30bからなり、第1段過給機30aの圧縮
機で加圧された空気(給気)は、給気管33及び給気弁
17bを経て燃焼室5に導入される。
【0066】本発明の実施形態においては、第2段過給
機30bの圧縮機でさらに5〜6kg/cm2f 程度の高圧に
加圧された給気を給気抽出管32から32a及び32b
を通して主噴射弁2,2に導入している。34は上記給
気抽出管32に設けられた第3電磁であり、コントロー
ラ21から制御回線21cを介して伝送される制御信号
により該第3電磁弁34の開度が制御されるようになっ
ている。
【0067】その他の構成は図1に示す第1形態と同様
であり、これと同一の部材は同一の符号にて示す。尚、
この実施形態における主噴射弁2,2は上記第1形態と
同様に、図2に示す主噴射弁及び図3に示す主噴射弁の
双方が適用される。
【0068】上記第2形態において、図2の主噴射弁2
を用いた場合の作用を説明すると、コントローラ21が
第1電磁弁19に開弁信号を送ると同時に第3制御弁3
4に開弁信号を送る。これにより、主噴射弁2の燃料入
口117には上記第1形態と同様な過程で、針弁107
の開弁圧P0 (P0 =150〜180kg/cm2f 程度)以
上に加圧された主燃料が導かれる。
【0069】また、上記第3電磁弁34の開弁により、
2段過給機30にて高圧P3 (P3=5〜6kg/cm2f 程
度)に加圧された給気が給気抽出管32及び32a,3
2bを経て主噴射弁2のガス入口118に導かれる。上
記抽出される給気の量は、機関の給気量の50%程度が
好適である。
【0070】上記主燃料は上記第1形態と同様に、針弁
107の開弁により連絡孔113aから混合室103内
に噴出される。一方上記ガス入口118に導かれた給気
は逆止弁120を押し開け、ガス通路106を通り、ガ
ス流入孔111及び112から混合室103内に噴出さ
れる。このようにして混合室103内に噴出される主燃
料に給気が衝突し、攪拌されることによって主燃料と空
気との均一な混合体が形成され、この混合体が噴出孔1
05から燃焼室5内に噴出される。これにより、燃焼室
5内における燃料の微粒化及び分散が促進されて混合気
の濃度が均一化され、黒煙の発生が阻止されるととも
に、NOX の発生が抑制される。
【0071】尚この第2形態において、主噴射弁2とし
て、図3に示すものを使用した場合も、上記第1形態と
同様な作用をなす。
【0072】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
本発明によれば、燃料とEGRガスあるいは給気は、噴
射弁内で混合され、あるいは噴射弁から噴出される過程
で混合されて燃焼室内に送られるので、燃料の微粒化、
分散が促進されて燃焼室内における混合気の濃度が均一
化され、緩やかで完全な燃焼がなされる。これにより高
い燃焼効率を維持しつつ、黒煙の発生を阻止するととも
に、NOX 量を低減することができる。
【0073】また特に請求項1及び2のように燃料及び
EGRガスを噴射弁から噴出するように構成すれば、燃
料にEGRガスを混合させた状態で燃焼室内での燃焼に
供するので、該EGRガス中のCO2 が燃焼室内にある
給気中のO2 を奪うこととなって、燃焼室内の着火が遅
れ、上記のような均一濃度の混合気が遅れ気味に着火す
る。これにより、燃焼室内の燃焼が緩やかになされ燃焼
温度の上昇が抑制されて、より大幅にNOX 量を低減す
ることができる。
【0074】また請求項3〜4のように構成すれば、2
段過給式過給機の給気の一部を利用するので、格別な装
置を必要とせず、低コストで以って燃料の微粒化、分散
をなすことができる。
【0075】また請求項7〜8のように構成すれば、混
合室内に開口するガス流入孔の流入方向を調整すること
により、燃料とEGRガスあるいは給気との最良の混合
形態を得ることができる。
【0076】また請求項9〜10のように構成すれば、
燃料噴出孔の噴射角に対するガス噴出孔の衝突角度を調
整することにより、燃料とEGRガスあるいは給気との
最良の混合形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る予混合燃焼方式
ディーゼル機関の燃料及びEGRガス供給系の系統図。
【図2】本発明の実施の第1,第2形態に係る主噴射弁
の第1例を示す縦断面図。
【図3】本発明の実施の第1,第2形態に係る主噴射弁
の第2例を示す縦断面図。
【図4】本発明の実施の第2形態を示す図1応当図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 主噴射弁 3 パイロット噴射弁 5 燃焼室 6 シリンダヘッド 7 クランク軸 8 主燃料ポンプ 9 パイロット燃料ポンプ 10 主燃料カム 11 パイロット燃料カム 12 カム軸 14 圧縮機 15 排気冷却器 015 モータ 16 EGR制御弁 17 排気通路 18 EGR通路 19 第1電磁弁 019,019a,019b EGR供給路 20 第2電磁弁 21 コントローラ 22 主燃料管 23 パイロット燃料管 25 煙突 30 2段過給機 32,32a,32b 給気抽出管 33 給気管 34 第3電磁弁 101 本体 102 締付ナット 103 混合室 104 ノズルチップ 105 噴出孔 106 ガス通路 107 針弁 108 針弁ばね 109 燃料通路 110 ガス環状溝 111,112 ガス流入孔 113 燃料溜 113a 連絡孔 117 燃料入口 118 ガス入口 120 逆止弁 152 ガスノズル固定ナット 153 ガス噴出孔 154 ガスノズル 155 燃料噴出孔 160 空間 161 サック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 23/00 F02D 23/00 J P 23/02 23/02 C 41/02 380 41/02 380D 380E 385 385 41/40 41/40 C 43/00 301 43/00 301N 301J 301H F02M 25/00 F02M 25/00 S K 45/08 45/08 47/00 47/00 E 61/14 310 61/14 310U 67/02 67/02 67/06 67/06 Fターム(参考) 3G062 AA01 BA04 BA05 EA10 ED04 ED06 ED10 GA15 GA23 3G066 AA07 AA11 AA13 AB02 AD08 AD12 BA03 BA17 BA24 BA25 BA61 CA01S CA09 CC06T CC14 CC26 CC45 CC46 CC48 CD23 CD26 CD28 CE02 CE13 CE22 DA01 DA04 DA09 DC01 DC09 DC13 DC21 3G084 AA01 BA13 BA15 BA20 DA10 FA11 FA12 FA18 FA33 3G092 AA02 AA16 AA17 AA18 AB03 AB20 BB01 BB06 BB13 DB03 DB05 DC07 DC09 DE01S DE02S DE18S DE20S DF08 DF10 DG09 FA17 FA18 FA50 HA05Z HA11Z HA15Z HD01Z HD07X HD07Z HE01Z 3G301 HA02 HA11 HA13 JA24 JA25 LA00 LB11 LB13 LC01 MA11 MA18 MA23 PA07Z PD11Z PE01Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射ポンプにより圧送された燃料を
    燃焼室内に噴射するとともに、他の流体を上記燃料と同
    時に燃焼室内に噴出可能とした噴射弁を備えた内燃機関
    において、上記燃料噴射ポンプと上記噴射弁との間の燃
    料通路に設けられ、該噴射弁の上記燃焼室への燃料の噴
    射時期と噴射量とを制御する第1の電磁弁と、上記機関
    の排気通路から分岐されて該排気通路内の排気ガスの一
    部(EGRガス)を上記噴射弁に供給するEGR通路
    と、該EGR通路に設けられ、上記噴射弁に送られるE
    GRガスの上記燃焼室への噴出時期と噴出量とを制御す
    る第2の電磁弁とを備えたことを特徴とする内燃機関の
    燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 上記EGR通路に、上記EGRガスを冷
    却する冷却器と、該EGRガスを圧縮する圧縮機を設け
    てなる請求項1記載の内燃機関の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 燃料噴射ポンプにより圧送された燃料を
    燃焼室内に噴射するとともに、他の流体を上記燃料と同
    時に燃焼室内に噴出可能とした噴射弁を備えた内燃機関
    において、上記燃料噴射ポンプと上記噴射弁との間の燃
    料通路に設けられ、該噴射弁の上記燃焼室への燃料の噴
    射時期と噴射量とを制御する第1の電磁弁と、上記機関
    への給気を加圧する過給機の給気出口に接続されて、該
    過給機出口の給気を上記噴射弁に供給する給気抽出通路
    と、該給気抽出通路に設けられ、上記噴射弁に送られる
    給気の上記燃焼室への噴出時期と噴出量とを制御する第
    3の電磁弁とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料
    噴射装置。
  4. 【請求項4】 上記過給機が2段の排気タービン及び2
    段の圧縮機を有する2段排気ターボ過給機からなり、2
    段目の圧縮機出口から上記噴射弁への給気を抽出するよ
    うに構成されてなる請求項3記載の内燃機関の燃料噴射
    装置。
  5. 【請求項5】 上記燃焼室内に上記噴射弁よりも先行し
    てパイロット燃料を噴射するパイロット噴射弁を上記噴
    射弁と併設してなる請求項1,3,4の何れかに記載の
    内燃機関の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 上記機関の運転状態に基づき上記第1の
    電磁弁並びに、上記第2の電磁弁または第3の電磁弁の
    何れか一方の開度を制御するコントローラを備えてなる
    請求項1または3の何れかに記載の内燃機関の燃料噴射
    装置。
  7. 【請求項7】 上記噴射弁は、上記第1の電磁弁を経て
    送られた燃料が収容される燃料溜と、所定の開弁圧に設
    定され、上記燃料溜の圧力が上記開弁圧を超えたとき開
    弁する針弁と、上記第2の電磁弁あるいは上記第3の電
    磁弁を経て送られたEGRガスあるいは給気が収容され
    るガス溜と、上記針弁の開弁により上記燃料溜内の燃料
    が導入されるとともに、上記ガス溜内のEGRガスある
    いは給気がガス流入孔を通って導入され、上記燃料とE
    GRガスあるいは給気とを混合させて混合体を生成する
    混合室と、該混合室内の混合体を燃焼室内に噴出する噴
    出孔とを備えてなる請求項1または3の何れかに記載の
    内燃機関の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 上記ガス流入孔は、上記混合室の上部に
    ほぼ水平方向に開口する第1の流入孔と、上記混合室に
    該噴射弁の中心に対して所定角度を存して傾斜して開口
    する第2の流入孔とよりなる請求項7記載の内燃機関の
    燃料噴射装置。
  9. 【請求項9】 上記噴射弁は、上記第1の電磁弁を経て
    送られた燃料が収容される燃料溜と、所定の開弁圧に設
    定され、上記燃料溜の圧力が上記開弁圧を超えたとき開
    弁する針弁と、上記第2の電磁弁あるいは上記第3の電
    磁弁を経て送られたEGRガスあるいは給気が収容され
    るガス溜と、該噴射弁の中心近傍に設けられ、上記針弁
    の開弁により上記燃料溜内の燃料を上記燃焼室内に噴射
    する燃料噴出孔と、該燃料噴出孔の外側に設けられ、上
    記ガス溜内のEGRガスあるいは給気を上記燃料噴出孔
    からの噴射燃料に衝突するように噴出せしめるガス噴出
    孔とを備えてなる請求項1または3の何れかに記載の内
    燃機関の燃料噴射装置。
  10. 【請求項10】上記燃料噴出孔は、噴霧が上記噴射弁の
    中心に対して所定の噴射角(θ)で以って外側に拡がる
    ように穿設され、上記ガス噴出孔は、全てのガス噴出孔
    の延長線上で上記燃料噴出孔からの噴霧と交叉するよう
    に上記噴射弁の中心にほぼ平行に設けられてなる請求項
    9記載の内燃機関の燃料噴射装置。
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