JP2000220190A - 排水栓装置 - Google Patents

排水栓装置

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JP2000220190A
JP2000220190A JP11022345A JP2234599A JP2000220190A JP 2000220190 A JP2000220190 A JP 2000220190A JP 11022345 A JP11022345 A JP 11022345A JP 2234599 A JP2234599 A JP 2234599A JP 2000220190 A JP2000220190 A JP 2000220190A
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Hiroshi Koyama
広志 小山
Yoshiharu Aida
義治 合田
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔操作式の排水栓装置においてワイヤレリー
ズを浴槽の内面側に沿って配置して一端部を排水栓の栓
体に接続した場合において、ワイヤレリーズに無理な曲
げ力が働いて損傷し或いは耐久寿命が低下する問題を解
決する。 【解決手段】排水栓18と操作部36とをワイヤレリー
ズ44で連絡し、操作部36からの操作力をワイヤレリ
ーズ44にて排水栓18に伝達し、これを開閉動作させ
る排水栓装置において、ワイヤレリーズ44が斜め上方
に延び出す向きにこれを栓体28に接続する。また併せ
て栓体28にはワイヤレリーズ44に当接して急激な曲
げを阻止するガイド部を設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴槽等水槽の遠隔
操作式排水栓装置に関し、詳しくは線状の操作力伝達部
材を水槽内面に沿って配設して成る排水栓装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】浴槽等の排水口を開閉する排水栓装置と
して、排水口部分に設けられた排水栓に対し操作部を離
隔して設け、そしてそられ排水栓と操作部とを線状の操
作力伝達部材で結んで、操作部で加えられた操作力をそ
の操作力伝達部材により排水栓に伝達し、これを開閉す
るように成した排水栓装置が従来広く用いられている。
【0003】ここで操作力伝達部材としては所謂ワイヤ
レリーズ(又はケーブルレリーズ)と称するもの、即ち
非伸縮性且つ可撓性のアウターチューブの内部に非伸縮
性且つ可撓性のインナーワイヤを摺動可能に挿通し、そ
のアウターチューブをガイドとしてインナーワイヤを摺
動させることによって操作力を伝達する形式のものが一
般的に用いられている。
【0004】従来、この種排水栓装置にあってはワイヤ
レリーズを水槽の外側に配線しているが、この場合ワイ
ヤレリーズの配線作業に困難を伴う問題があり、そこで
例えば浴槽において図4に示しているように浴槽200
の内面上部に押ボタン202を備えた操作部204を取
付固定するとともに、線状の操作力伝達部材としてのワ
イヤレリーズ208を浴槽200の内面に沿わせるよう
にして配線し、そしてそのワイヤレリーズ208の一端
部(上端部)を操作部204に接続固定する一方、他端
部(下端部)を排水栓206に接続固定して、それらを
ワイヤレリーズ208にて連絡した形態のものが提案さ
れている(特開平9−324451)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記図4に示
す排水栓装置の場合、ワイヤレリーズ208が排水栓2
06の栓体210に対して真横向きに接続部材212に
て接続固定されており、また栓体210は操作部204
にて開閉操作することを予定しているため特別のつまみ
といったものは設けてなく、このことから以下のような
不都合を内包していた。
【0006】即ちこの排水栓装置では、栓体210から
真横向きに延び出たワイヤレリーズ208は、浴槽20
0の内面に沿わせるために急角度で上向きに曲げられる
必要がある。一方でこのワイヤレリーズ208は、可撓
性を有しているとは言っても操作部204からの操作力
を栓体206に伝達する必要性のあることから相当な剛
性を有している。
【0007】従って排水口が浴槽底部の比較的端の方に
ある場合、栓体206から真横向きで延び出したワイヤ
レリーズ208を浴槽内面に沿って急角度で上向きに曲
げると、ワイヤレリーズ208の剛性によって栓体21
0が閉栓状態の下でも浮き上がり気味になる可能性があ
る外、ワイヤレリーズ208の栓体210に対する接続
固定部に負荷がかかってしまう。
【0008】更にワイヤレリーズ208において、アウ
ターチューブ214内部に摺動可能に挿通されたインナ
ーワイヤ216は栓体210内部に水平方向に入った
後、直後で下向きに急角度で折れ曲がっており、このこ
ともまたワイヤレリーズ208の接続固定部に負荷がか
かる要因となる。そしてこのような負荷がかかった状態
でワイヤレリーズ208が繰返し使用されることでワイ
ヤレリーズ208が破損し易く、耐久寿命が短くなると
いった問題を生じていた。
【0009】また上記のようにワイヤレリーズ208が
浴槽200の内面に沿って配設してある場合、入浴の際
や浴槽200を掃除する際にワイヤレリーズ208に触
れてワイヤレリーズ208に力が加わることも多い。こ
の場合ワイヤレリーズ208が栓体210に対して真横
向きに接続されていることから、そのワイヤレリーズ2
08の栓体210に対する接続固定部に局部的に大きな
負荷がかかってしまい、このこともまたワイヤレリーズ
の損傷や耐久寿命を低下させる要因となる。
【0010】その他排水栓装置に異常が生じた場合等に
おいて栓体210を強制的に外す必要が生じたとき、図
4に示す装置では接続部材212を掴んだり或いはワイ
ヤレリーズ208自体を手に持ってこれを引っ張り、栓
体210を外すこととなるが、この場合には特に栓体2
10に対するワイヤレリーズ208の接続固定部に無理
な曲げの力が加わって、ワイヤレリーズ208の同部分
の故障を招いてしまう。特に浴槽200内部に浴水が入
っていて、栓体210に対し大きな水圧がかかっている
状態の下でこれを行うと、ワイヤレリーズ208に対し
てより強い曲げ力が加わることとなる。
【0011】一方栓体210を直接手で掴んでこれを外
すといったことも考えられるが、図4に示す装置の場
合、栓体210にはつまみのようなものが設けられてい
ないので、栓体210を直接手で掴んで脱着するといっ
たことも行い辛い。
【0012】以上線状の操作力伝達部材としてワイヤレ
リーズを用いた場合について説明したが、操作力伝達部
材として他の形態の線状の操作力伝達部材を用いること
も可能であり、この場合においても同様の問題が生じ得
る。また上記の問題は特に浴槽において大きな問題とな
るが、浴槽以外の水槽においても大なり小なり同様の問
題が生じ得る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の排水栓装置は、水槽の排水口を開閉する排水栓
と、該排水栓から離隔して設けられた操作部と、それら
排水栓と操作部とを連絡するように該水槽の内面に沿っ
て配設され、一端部が該操作部に、他端部が該排水栓の
栓体にそれぞれ接続固定された線状の操作力伝達部材と
を有し、該操作部において加えられた操作力を該操作力
伝達部材により該排水栓に伝達して該排水栓を開閉動作
させる排水栓装置において、前記操作力伝達部材の前記
他端部を、前記排水栓の栓体に対し該操作力伝達部材が
該栓体から斜め上方に延び出す向きに接続したことを特
徴とする。
【0014】請求項2の排水栓装置は、水槽の排水口を
開閉する排水栓と、該排水栓から離隔して設けられた操
作部と、それら排水栓と操作部とを連絡するように該水
槽の内面に沿って配設され、一端部が該操作部に、他端
部が該排水栓の栓体にそれぞれ接続固定された線状の操
作力伝達部材とを有し、該操作部において加えられた操
作力を該操作力伝達部材により該排水栓に伝達して該排
水栓を開閉動作させる排水栓装置において、前記操作力
伝達部材の前記栓体への接続固定部より該操作力伝達部
材の延出し方向に延出し、該接続固定部から所定長さに
亘って該操作力伝達部材に当接することで該操作力伝達
部材の急激な曲げを阻止するガイド部を該栓体に設けた
ことを特徴とする。
【0015】請求項3の排水栓装置は、請求項2に記載
の排水栓装置において、前記ガイド部は、前記操作力伝
達部材への当接面が該操作力伝達部材に対して凸となる
凸面となしてあることを特徴とする。
【0016】請求項4の排水栓装置は、水槽の排水口を
開閉する排水栓と、該排水栓から離隔して設けられた操
作部と、それら排水栓と操作部とを連絡するように該水
槽の内面に沿って配設され、一端部が該操作部に、他端
部が該排水栓の栓体にそれぞれ接続固定された線状の操
作力伝達部材とを有し、該操作部において加えられた操
作力を該操作力伝達部材により該排水栓に伝達して該排
水栓を開閉動作させる排水栓装置において、前記栓体に
は操作つまみを設けたことを特徴とする。
【0017】請求項5の排水栓装置は、請求項4に記載
の排水栓装置において、前記操作つまみにより、前記操
作力伝達部材の前記栓体への接続固定部より該操作力伝
達部材の延出し方向に延出し、該接続固定部から所定長
さに亘って該操作力伝達部材に当接して該操作力伝達部
材の急激な曲げを阻止するガイド部を兼用させたことを
特徴とする。
【0018】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の排水栓
装置は、排水栓の栓体に対し操作力伝達部材が栓体から
斜め上方に延び出す向きにこれを接続したもので、この
排水栓装置の場合、栓体から延び出した線状の操作力伝
達部材が水槽の内面に沿って上向きに曲げられても、操
作力伝達部材が栓体に対し斜め上向きとなるように栓体
に接続されているため、その栓体に対する操作力伝達部
材の接続部に大きな負荷がかかったり無理な曲げ力が働
いたりするのを防止できる。
【0019】或いはまた、浴槽への入浴の際や掃除の際
に操作力伝達部材に触れて操作力伝達部材が引っ張られ
るようなことがあっても、操作力伝達部材の栓体への接
続部にかかる曲げ力や負荷を効果的に緩和することがで
きる。これにより同部分において操作力伝達部材が故障
したり耐久寿命が短くなるのを防ぐことができる。
【0020】更には、栓体を排水口から外すために操作
力伝達部材が引っ張られることがあっても、その際に操
作力伝達部材の栓体への接続部にかかる負荷を軽減で
き、操作力伝達部材が栓体に対し真横向きに接続されて
いるものに対してその耐久寿命を延長せしめることがで
きる。
【0021】ここで上記線状の操作力伝達部材はいわゆ
るワイヤレリーズ、即ち非伸縮性且つ可撓性のアウター
チューブの内部に非伸縮性且つ可撓性のインナーワイヤ
を摺動可能に挿通した形態のものとなすことができる。
【0022】請求項2のものは、操作力伝達部材の栓体
への接続固定部から所定長さに亘って操作力伝達部材に
当接するガイド部を栓体に設けたもので、この排水栓装
置の場合、ガイド部の保護作用によって操作力伝達部材
が栓体への接続固定部で急激に曲げられるのを阻止する
ことがことができる。従ってこの請求項2の排水栓装置
によれば、栓体への接続固定部における無理な曲げによ
って操作力伝達部材が故障したり或いは寿命低下したり
するのを防ぐことができる。
【0023】この場合において上記ガイド部は操作力伝
達部材への当接面がこれに対して凸となる凸面となして
おくことができる(請求項3)。このようにすれば、操
作力伝達部材の急激な曲げ変形をより良好に防止するこ
とができる。
【0024】更にこの場合において、その当接面を、接
続固定部から操作力伝達部材に沿って長手方向に進むに
つれ、その操作力伝達部材から長手方向と直角方向に離
れるような面となしておくことができる。
【0025】請求項4のものは上記栓体に操作つまみを
設けたもので、このようにしておけば、排水栓装置の操
作部の操作により排水栓を開くことができなくなったよ
うな場合において、その栓体を直接手で掴んで外す操作
を行う際にその操作つまみをつまむことによって容易に
これを行うことができる。ここで操作つまみは、栓体の
本体から延出する形態で設けておくことができる。
【0026】請求項5のものは、上記栓体に設けた操作
つまみにより操作力伝達部材の栓体への接続固定部近傍
を保護するガイド部を兼用させたもので、この請求項5
の排水栓装置においては、排水栓の良好な脱着操作性と
操作力伝達部材の保護とを併せて確保することができ
る。
【0027】
【実施例】次に本発明を浴槽の排水栓装置に適用した場
合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1にお
いて10は浴槽で、12はその周壁部,14は底部,1
6は上縁の手摺部である。
【0028】底部14には排水栓18が設けられてい
る。この排水栓18は、底部14に形成された排水口2
0にパッキン22を介してナット24により取り付けら
れたフランジ付且つ円筒形状の排水口金具26と、上昇
及び下降運動して排水口20を開閉する栓体28とを有
している。この栓体28には、これを開閉駆動する駆動
部30が備えられている。
【0029】駆動部30は、栓体28の本体29に固定
された円筒形状のメカボックス32と、その内部に突出
し・引込可能に収容されたピン34と、ピン34を突出
位置にロックし又はロック解除するスラストロック機構
(図示せず)を備えている。
【0030】この駆動部30は、ピン34を突き出すこ
とによってその反作用でメカボックス32及び栓体28
を上昇動作、即ち開栓動作させ、そしてスラストロック
機構によりその開位置に保持する一方、ピン34の引込
動作により栓体28を自重で下降動作、即ち閉栓動作さ
せる。
【0031】36は排水栓18とは離隔して設けられた
操作部であって操作部本体38を有しており、その操作
部本体38が浴槽10の周壁部12の上部内面に固定状
態とされている。40はその操作部36における入力部
としての押ボタンであって、この押ボタン40からは軸
42が下向きに延び出している。
【0032】44は操作部36において加えられた操作
力を排水栓18の駆動部30に伝達する線状の操作力伝
達部材としてのワイヤレリーズであって、浴槽10の内
面に沿って配線されており、その両端部が操作部36と
排水栓18とにそれぞれ接続されている。即ちワイヤレ
リーズ44が、浴槽10の内面側において操作部36と
排水栓18とを結んでいる。
【0033】このワイヤレリーズ44は、非伸縮性且つ
可撓性のアウターチューブ46の内部に芯材としての非
伸縮性且つ可撓性のインナーワイヤ48を摺動可能に挿
通した形態のもので、上端においてそのアウターチュー
ブ46が接続部材50により操作部本体38に、またイ
ンナーワイヤ48が押ボタン40から延び出した軸42
に接続固定されている。
【0034】一方他端においてはアウターチューブ46
が接続部材52により栓体28に接続固定され、またイ
ンナーワイヤ48が栓体28に形成された挿通孔56を
挿通して上記駆動部30におけるピン34に接続固定さ
れている。ここで上記接続部材52は栓体28に形成さ
れた凹所54内に埋込固定されている。
【0035】この排水栓装置の場合、押ボタン40を下
向きに押込み操作すると、その操作力がワイヤレリーズ
44を介して排水栓18の駆動部30に伝えられる。詳
しくはワイヤレリーズ44におけるインナーワイヤ48
が、位置固定のアウターチューブ46の内部を摺動して
駆動部30のピン34を下向きに突出し運動させる。そ
の反作用力で栓体28が浮き上がって排水口20を開放
する。
【0036】そして押ボタン40に加えていた操作力を
除くと、この時点で駆動部30におけるスラストロック
機構によりピン34が突出位置にロックされ、ここにお
いて栓体28が開位置に保持される。更に再び押ボタン
40を下向きに押込操作すると、上記スラストロック機
構によるロックが解除されて栓体28が閉栓動作する。
【0037】同図に示しているように、本例においては
ワイヤレリーズ44が栓体28から斜め上方に延び出す
向きで栓体28に接続固定されている。
【0038】本例の排水栓装置の場合、栓体28から延
び出したワイヤレリーズ44が、浴槽10の周壁部12
に沿って上向きに曲げられても、ワイヤレリーズ44が
栓体28に対し斜め上向きとなるように栓体28に接続
されているため、その栓体28に対するワイヤレリーズ
44の接続部に大きな負荷がかかったり無理な曲げ力が
働いたりしない。
【0039】また浴槽10への入浴の際や掃除の際にワ
イヤレリーズ44に触れてワイヤレリーズ44が引っ張
られるようなことがあっても、栓体28に対するワイヤ
レリーズ44の接続部52にかかる曲げ力や負荷を効果
的に緩和することができる。これにより同部分において
ワイヤレリーズ44が故障したり耐久寿命が短くなるの
を防止できる。
【0040】図2は本発明の他の実施例を示している。
図示のようにこの例では、栓体28の本体29から一対
のガイド部58がワイヤレリーズ46の延出し方向に延
出している。ここで一対のガイド部58は、ワイヤレリ
ーズ46に対し栓体28への接続固定部から所定長さに
亘って当接することでワイヤレリーズ46の急激な曲げ
を阻止するもので、そのワイヤレリーズ46に対する内
側の当接面が、ワイヤレリーズ46に対して凸となる且
つ接続固定部、詳しくは接続部材52からワイヤレリー
ズ46の長手方向に離れるに従ってこれと直角方向に離
隔する形態の凸曲面60とされている。
【0041】尚ここではワイヤレリーズ46の上側と下
側とに一対のガイド部58を設けているが、これをワイ
ヤレリーズ46周りに筒状且つラッパ状をなす形態で設
けておくこともできる。尚この例において、ワイヤレリ
ーズ46が栓体28に対し斜め上方に延び出す向きで接
続されている点で上記第一の実施例と同様である。
【0042】本例の排水栓装置においても、栓体28へ
の接続固定部における無理な曲げによってワイヤレリー
ズ44が故障したり或いは寿命低下したりするのを防ぐ
ことができる。
【0043】図3は本発明の更に他の実施例を示してい
る。図示のようにこの例では、栓体28にその本体29
から上向きに突出する形態の操作つまみ62を設けてい
る。本例においてこの操作つまみ62は、ワイヤレリー
ズ44に当接してその急激な曲げを阻止するガイド部を
兼用しており、その付根部分には幅広部63が一体に形
成されている。尚この幅広部63はこれを筒状且つラッ
パ状に形成するといったことも可能である。
【0044】本例においては、操作部36の操作によっ
て排水栓18を開くことができなくなったような場合に
おいて、その栓体28を直接手で掴んで外す操作を行う
際、その操作つまみ62をつまむことによって容易にこ
れを行うことができる。また併せてワイヤレリーズ44
を保護することができる。
【0045】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば線状の操作力伝達部材は上
記のようなワイヤレリーズに限定されるものではなく、
空気圧を操作部から駆動部へ伝達して栓体を開閉させる
形式のもの、即ち空気管から成る形態のものであっても
良いし、また本発明は浴槽以外の水槽にも適用可能であ
るなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種
々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である排水栓装置を示す図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例における排水栓の栓体と周
辺部を示す図である。
【図3】本発明の更に他の実施例における排水栓の栓体
と周辺部を示す図である。
【図4】従来の排水栓装置の例を示す図である。
【符号の説明】
10 浴槽 12 周壁部 18 排水栓 36 操作部 44 ワイヤレリーズ 46 アウターチューブ 48 インナーワイヤ 58 ガイド部 60 湾曲面 62 操作つまみ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽の排水口を開閉する排水栓と、該排
    水栓から離隔して設けられた操作部と、それら排水栓と
    操作部とを連絡するように該水槽の内面に沿って配設さ
    れ、一端部が該操作部に、他端部が該排水栓の栓体にそ
    れぞれ接続固定された線状の操作力伝達部材とを有し、
    該操作部において加えられた操作力を該操作力伝達部材
    により該排水栓に伝達して該排水栓を開閉動作させる排
    水栓装置において、 前記操作力伝達部材の前記他端部を、前記排水栓の栓体
    に対し該操作力伝達部材が該栓体から斜め上方に延び出
    す向きに接続したことを特徴とする排水栓装置。
  2. 【請求項2】 水槽の排水口を開閉する排水栓と、該排
    水栓から離隔して設けられた操作部と、それら排水栓と
    操作部とを連絡するように該水槽の内面に沿って配設さ
    れ、一端部が該操作部に、他端部が該排水栓の栓体にそ
    れぞれ接続固定された線状の操作力伝達部材とを有し、
    該操作部において加えられた操作力を該操作力伝達部材
    により該排水栓に伝達して該排水栓を開閉動作させる排
    水栓装置において、 前記操作力伝達部材の前記栓体への接続固定部より該操
    作力伝達部材の延出し方向に延出し、該接続固定部から
    所定長さに亘って該操作力伝達部材に当接することで該
    操作力伝達部材の急激な曲げを阻止するガイド部を該栓
    体に設けたことを特徴とする排水栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の排水栓装置において、
    前記ガイド部は、前記操作力伝達部材への当接面が該操
    作力伝達部材に対して凸となる凸面となしてあることを
    特徴とする排水栓装置。
  4. 【請求項4】 水槽の排水口を開閉する排水栓と、該排
    水栓から離隔して設けられた操作部と、それら排水栓と
    操作部とを連絡するように該水槽の内面に沿って配設さ
    れ、一端部が該操作部に、他端部が該排水栓の栓体にそ
    れぞれ接続固定された線状の操作力伝達部材とを有し、
    該操作部において加えられた操作力を該操作力伝達部材
    により該排水栓に伝達して該排水栓を開閉動作させる排
    水栓装置において、 前記栓体には操作つまみを設けたことを特徴とする排水
    栓装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の排水栓装置において、
    前記操作つまみにより、前記操作力伝達部材の前記栓体
    への接続固定部より該操作力伝達部材の延出し方向に延
    出し、該接続固定部から所定長さに亘って該操作力伝達
    部材に当接して該操作力伝達部材の急激な曲げを阻止す
    るガイド部を兼用させたことを特徴とする排水栓装置。
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Cited By (5)

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