JP2000345598A - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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JP2000345598A
JP2000345598A JP11161885A JP16188599A JP2000345598A JP 2000345598 A JP2000345598 A JP 2000345598A JP 11161885 A JP11161885 A JP 11161885A JP 16188599 A JP16188599 A JP 16188599A JP 2000345598 A JP2000345598 A JP 2000345598A
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JP
Japan
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shaft
plug
body part
cylindrical body
tube body
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JP11161885A
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English (en)
Inventor
Masazo Suzuki
雅三 鈴木
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面器等に設置する排水装置は、筒体部が変
形したときに、栓体部を支える軸部に装着したガイド部
材やヘヤーキャッチャーが円滑に摺動できなくなって栓
体部の昇降動作に支障をきたし、閉栓状態が不良とな
る。 【解決手段】円筒形の筒体部1、栓体部2、軸部3、機
構部4を備え、栓体部2を押し込むことにより起動ロッ
ド4aを昇降させ、栓体部2を上昇位置と下降位置とに
切り換えることができる。軸部3に形成した挿入凹部3
a内へ機構部4の起動ロッド4aを嵌挿し、ヘヤーキャ
ッチャーHの直径を筒体部1内周面と接することのない
寸法に設定し、ガイド部材を省略する。仮に筒体部1に
変形が生じたとしても、筒体部1の内周面と接触する部
材は無いから、軸部3の昇降動作が妨げられない。軸部
3と起動ロッド4aとを嵌合構造で接続したから、ガイ
ド手段を省略しても、起動ロッド4aの昇降動作を軸部
3へ確実に伝達できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面器や浴槽等の
排水口部に配設され、当該排水口部の開閉を一動作で行
うことのできる排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は洗面器底部10の排水口
部11に設けられる従来の排水装置Bの一例を示すもの
であり、図3は開栓状態、図4は閉栓状態をそれぞれ表
している。この排水装置Bは、排水口部11内へ挿入さ
れるほぼ円筒形の筒体部1と、該筒体部1の上端開口部
1aへ装着される栓体部2と、該栓体部2の下面へ一体
的に取着された軸部5と、前記筒体部1の底部に設けら
れる機構部4とを備えている。
【0003】前記筒体部1は、上端が開口し、機構部4
が設けられる底部には通水路1bが設けられ、側周壁に
洗面器のオーバーフロー孔より流出した排水を流入させ
るための開口kが形成されている。この筒体部1を洗面
器の排水口部11へ取り付ける要領は、筒体部1を排水
口部11へ挿入して、上端に形成したフランジ部f
1を、パッキンP1 を挟んで排水口部11の周縁に当接
させ、当該筒体部1における洗面器の下方へ突出した部
分に、パッキンP2 を外嵌したのちフランジ部f2を有
する排水管Dを螺合して締めつける。かかる構造によ
り、筒体部1のフランジ部f1 と、排水管Dのフランジ
部f2 とで、パッキンP1 ,P2 を介し洗面器底部10
を挟持することにより、筒体部1が排水口部11に固定
される。
【0004】栓体部2の下側には、筒体部1の上端開口
部1aを水密的に閉塞するためのパッキンQが備えられ
る。軸部5には、上部側にガイド部材Gが、下部側にガ
イドを兼ねるヘヤーキャッチャーJが装着されている。
これらガイド部材G及びヘヤーキャッチャーJを設けた
ことにより、軸部5が筒体部1内において昇降する際に
軸芯が揺れるのを防止している。前記機構部4は、前記
栓体部2を昇降させると共に上昇位置に保持するための
ものであって、その起動ロッド4aが押圧されることに
より交互に昇降するよう構成されている。従って、前記
軸部5の下端を起動ロッド4aに当接するよう配置し、
栓体部2を押し込むことにより、軸部5を介して機構部
4の起動ロッド4aを押圧して交互に昇降させ、その結
果、栓体部2を上昇位置と下降位置とに切り換えること
ができる。栓体部2が図3のように上昇位置に保持され
ているとき、排水口部11は開栓状態であり、排水は筒
体部1内を通って排水管Dより排出される。この状態に
おいて栓体部2を押し込むと、栓体部2が図4に示す下
降位置に切り替わり、栓体部2の下面に取り付けたパッ
キンQが筒体部1の上端開口部1aを水密的に閉塞して
排水口部11を閉栓状態とする。もう一度、栓体部2を
押し込むと、再び栓体部2が上昇して、排水口部11を
開栓状態とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の排水装置B
にあっては、栓体部2を昇降させる際に軸部5の軸芯が
揺れないようにするため、栓体部2を支える軸部5に装
着したガイド部材G及びヘヤーキャッチャーJが筒体部
1の内周面と摺接する構成を採用している。ところで当
該排水装置Bの設置にあたり、洗面器底部10へ筒体部
1を装着するときに、螺合する排水管Dを強く締めつけ
過ぎると、筒体部1が変形するおそれがある。これは、
筒体部1の側周壁に排水流入用の開口kを切欠形成して
いるため、この部分において軸方向の圧縮強度が弱くな
っているからである。
【0006】筒体部1が変形すると、軸部5に装着した
ガイド部材GやヘヤーキャッチャーJが円滑に摺動する
のが困難となり、栓体部2の昇降動作に支障をきたす。
また栓体部2が筒体部1の上端開口部1aを適正に閉塞
することができなくなって、閉栓状態が不良となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の問題
点を解決できる排水装置を提供するものであって、その
特徴とするところは、排水口部に装着される筒部と、該
筒体の上端開口部へ開閉可能に装着される栓体部と、該
栓体部の下面に取着された軸部と、前記筒部内に配設さ
れ前記栓体部を昇降させると共に上昇位置に保持する機
構部とを備え、前記機構部の起動ロッドと前記軸部とが
嵌合構造によって接続されていることにある。
【0008】なお前記排水装置において、前記軸部に下
端が開口する挿入凹部を形成し、当該挿入凹部内へ、前
記機構部の起動ロッドを嵌挿する構成を採用することが
望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明に係る排水
装置Aの一実施形態を示す。なお、図1は開栓状態、図
2は閉栓状態をそれぞれ表している。図面に例示する排
水装置Aは、前記従来の排水装置B(図3,図4参照)
と共通の構成を有しており、ほぼ円筒形の筒体部1と、
該筒体部1の上端開口部1aへ装着される栓体部2と、
該栓体部2の下面へ一体的に取着された軸部3と、前記
筒体部1の底部に設けられる機構部4とを備えている。
筒体部1は、上端に開口部1aを有し、底部に機構部4
が設けられると共に通水路1bが設けられ、側周壁に洗
面器のオーバーフロー孔より流出した排水を流入させる
ための開口kが形成されている。この筒体部1を排水口
部11へ挿入して、上端に形成したフランジ部f1 をパ
ッキンP1 を挟んで排水口部11の周縁に当接させ、洗
面器の下方へ突出した部分にパッキンP2を外嵌したの
ち排水管Dを螺合して締めつけことにより、筒体部1の
フランジ部f1 と排水管Dのフランジ部f2 とで洗面器
底部10を挟持して、筒体部1を排水口部11に固定す
る。
【0010】栓体部2の下側には、筒体部1の上端開口
部1aを水密的に閉塞するためのパッキンQが備えられ
る。また、筒体部1の底部に設けられる機構部4は、そ
の起動ロッド4aが押圧されることにより交互に昇降す
るよう構成され、栓体部2を押し込むことにより、軸部
3を介して機構部4の起動ロッド4aを押圧して交互に
昇降させ、その結果、栓体部2を上昇位置と下降位置と
に切り換えることができるようになされているのは、前
記従来例と同様である。
【0011】本実施形態の排水装置Aは、軸部3に、下
端側が開口する挿入凹部3aを形成し当該挿入凹部3a
内へ前記機構部4の起動ロッド4aを嵌挿する構成を採
用した点、及び、軸部3の下側部分に装着するヘヤーキ
ャッチャーHの直径を筒体部1の内周面と接することの
ない寸法に設定した点、並びに、前記従来例では設けて
いたガイド部材を省略した点に特色を有している。軸部
3のガイド部材を省略し、ヘヤーキャッチャーHの直径
を小さくしたことにより、仮に筒体部1に変形が生じた
としても、筒体部1の内周面と接触する部材は無いか
ら、軸部3の昇降動作が妨げられるおそれがない。しか
も、軸部3と起動ロッド4aとを嵌合構造で接続したか
ら、ガイド手段を省略しても、起動ロッド4aの昇降動
作を軸部3へ確実に伝達することができる。
【0012】なお軸部3と起動ロッド4aとを嵌合構造
によって接続する構成を採用するにあたり、起動ロッド
4aが軸部3の挿入凹部3a内で容易に進退できるよう
にするため、両者の間にわずかな隙間を設けるが、それ
故、軸部3が昇降する際に軸芯が揺れて栓体部2の位置
がわずかに振れる可能性がある。そこで、両者の嵌合長
さを適当に設定することにより、軸部3の軸芯の揺れを
許容範囲内に抑制することができる。具体的には、例え
ば、栓体部2の上端から軸部3の下端までの長さが67
mm、軸部3の挿入凹部3aの内径が7mm、起動ロッ
ド4aの外径が6mmのとき、両者の嵌合長さを20m
m以上に設定することにより、栓体部2の振れ幅を、上
端開口1aの閉塞動作に支障を来すおそれのない±3m
m以下に抑えることができる。また、軸部3の挿入凹部
3aと起動ロッド4aとの間に隙間を有することによ
り、栓体部2の位置振りが可能となるが、このことは、
筒体部1に甚だしくない変形が生じたときに、栓体部2
で上端開口1aを確実に閉塞できることを意味してい
る。
【0013】ところでヘヤーキャッチャーHを取着する
位置は、筒体部1の開口kよりも下側とするのが望まし
い。その理由は、筒体部1に螺合する排水管Dを過大な
トルクで締めつけたために、筒体部1に変形が生じる場
合、この変形は開口kの近傍で起こると考えられるから
である。ヘヤーキャッチャーHを開口kより下側に配置
しておけば、万一、筒体部1に変形が生じた場合でも、
ヘヤーキャッチャーHが筒体部1の内周面と接触するの
を避けることができ、軸部3の昇降動作に支障をきたす
おそれがない。
【0014】本発明の実施形態は、以上述べたものに限
定されるのではなく、適宜の変更が可能である。例え
ば、図示は省略するが、軸部3と起動ロッド4aとの嵌
合構造を、起動ロッド4a側に挿入凹部を形成し、軸部
3をこの挿入凹部内を嵌挿する構造も採用可能である。
但し、この場合は、起動ロッド4aの挿入凹部の開口が
上方なので、ゴミや水垢等が溜まるおそれがある。これ
に比べると、図1及び図2に例示する嵌合構造は、この
ような心配が解消されているので、より好ましい実施形
態であると言える。その他、本発明は、実施の状況に即
して応用することを妨げない。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る排水装置は、栓体部を支え
る軸部にガイド部材等を設けていないので、筒体部が万
一変形したとしても軸部の昇降動作が不良となることが
なく、それ故、排水口部の開閉操作を円滑に行うことが
でき、且つ、排水口部の閉塞が確実になる。軸部と機構
部の起動ロッドとの接続に嵌合構造を用いたので、嵌合
長さを適当に設定することにより、栓体部の振れ幅を許
容範囲内に抑えることができる。また、嵌合構造により
栓体部及び軸部を容易に取り外せるから、清掃性・メン
テナンス性が良好である。さらに、ガイド部材を省略
し、ヘヤーキャッチャーの直径も小さくできるから、通
水路の流動抵抗が減少し、依って排水能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排水装置の一例を示すものであ
って、開栓状態の正面断面図である。
【図2】 本発明に係る排水装置の一例を示すものであ
って、閉栓状態の正面断面図である。
【図3】 従来の排水装置の一例を示すものであって、
開栓状態の正面断面図である。
【図4】 従来の排水装置の一例を示すものであって、
閉栓状態の正面断面図である。
【符号の説明】
A…排水装置(本発明) 1…筒体部 1a…上端開口
1b…通水路 2…栓体部 3…軸部 3a…挿入凹
部 4…機構部 4a…起動ロッド 10…洗面器底部
11…排水口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口部に装着される筒部と、該筒体の
    上端開口部へ開閉可能に装着される栓体部と、該栓体部
    の下面に取着された軸部と、前記筒部内に配設され前記
    栓体部を昇降させると共に上昇位置に保持する機構部と
    を備え、前記機構部の起動ロッドと前記軸部とが嵌合構
    造によって接続されていることを特徴とする排水装置。
  2. 【請求項2】 前記軸部に下端が開口する挿入凹部を形
    成し、当該挿入凹部内へ前記機構部の起動ロッドを嵌挿
    した請求項1に記載の排水装置。
JP11161885A 1999-06-09 1999-06-09 排水装置 Pending JP2000345598A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105825A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Maruichi Kk 栓蓋部材、及び該栓蓋部材を用いた排水装置
CN102168451A (zh) * 2011-02-28 2011-08-31 何堂光 利用水压水流实现排水器存排水开闭功能的方法及装置
WO2012116524A1 (zh) * 2011-02-28 2012-09-07 佛山市顺德区洛基特五金水暖器材有限公司 利用水压水流实现排水器存排水开闭功能的方法及装置
JP2017002651A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社日本アルファ 排水栓装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040713