JP2000219970A - シリカ膜の形成方法、電子部品の製造方法及び光学部品の製造方法 - Google Patents

シリカ膜の形成方法、電子部品の製造方法及び光学部品の製造方法

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JP2000219970A
JP2000219970A JP11022595A JP2259599A JP2000219970A JP 2000219970 A JP2000219970 A JP 2000219970A JP 11022595 A JP11022595 A JP 11022595A JP 2259599 A JP2259599 A JP 2259599A JP 2000219970 A JP2000219970 A JP 2000219970A
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silica film
omcts
forming
gas
octamethylcyclotetrasiloxane
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Satoshi Nakagawa
敏 中川
Kazuhisa Onozawa
和久 小野沢
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Adeka Corp
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、高純度で不純物の少ないオク
タメチルシクロテトラシロキサン(OMCTS)を供給
することにより信頼性の高い絶縁膜等を得ることのでき
るシリカ膜の形成方法、これを用いた電子部品の製造方
法並びに光学部品の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 本発明のシリカ膜の形成方法は、OMC
TS供給装置からOMCTSを気化室に充填する工程;
キャリアガスを気化室に導入し、気化室からキャリアガ
ス・OMCTS混合ガスを反応器に導入する工程;酸化
剤ガス供給装置から酸化剤ガスを反応器に導入する工
程;反応器内のシリカ膜被形成基体を所望温度に加熱し
てシリカ膜被形成基体上にシリカ膜を形成する工程;反
応器から排気ガスを排出する工程を有するシリカ膜の形
成方法において、OMCTS供給装置が、OMCTSの
液量監視手段として少なくとも1つの光学的液面センサ
を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学気相成長(C
VD)法によるシリカ膜の形成方法、これを用いた電子
部品の製造方法並びに光学部品の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品における半導体デバイス
等の絶縁保護膜としてシリカ膜を形成する場合には、化
学気相成長(CVD)法が使用されており、原料として
モノシラン(SiH4)が用いられてきた。しかし、デ
バイスの高集積化が進むにつれて配線のアスペクト比が
大きくなり、上層絶縁膜のステップカバレッジ(段差被
覆性)が悪くなって配線間にボイドが生ずる結果となっ
た。
【0003】こうした問題点を受けて、現在ではオゾン
等を酸化剤に用い、有機珪素化合物であるオクタメチル
シクロテトラシロキサン[OMCTS:[(CH32
iO]4]を原料としたCVD法の採用が試みられてい
る。
【0004】また、リン原子あるいはホウ素原子をドー
プしたシリカ膜はLSI製造プロセスに不可欠であり、
表面安定化膜、層間絶縁膜、Al配線保護膜などに用い
られている。このようなリンあるいはホウ素をドープし
たシリカ膜においても、半導体デバイス等の配線微細
化、高集積化が進むにつれて配線アスペクト比が大きく
なり、絶縁膜層のステップカバレッジ(段差被覆性)が
悪くなって配線間にボイドが生ずる結果となった。こう
した問題点を受けて、現在ではオゾン等を酸化剤に用
い、SiソースとしてOMCTSを用いたCVD法の採
用が試みられている。
【0005】また、レンズやミラーなどの光学部品の表
面処理としてシリカの光学薄膜を設けることが行われて
おり、従来、半導体デバイスの製造に使用されるCVD
法が用いられているが、半導体ウエハなどの平面と異な
り、レンズなどにおけるシリカ膜被形成面は曲面である
ため、一様なシリカ薄膜の形成が困難なものであった。
【0006】こうした問題点を受けて、現在ではオゾン
等を酸化剤に用い、SiソースとしてOMCTSを原料
としてCVD法の採用が試みられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体デバイ
スはさらに微細化とともに多層配線化が進んでいる状況
にあり、例えば絶縁膜においては、より信頼性の高い絶
縁膜が求められており、このためには、より高純度で不
純物の少ないOMCTSの供給が求められている。
【0008】また、光学部品においても、僅かな不純物
の混入によって膜の性質が大きく左右され、特に人工衛
星用カメラ、宇宙空間に曝される装置に組み込まれる光
学部品の場合、その使用環境が大きく変化するため、こ
の影響が大きく、より高純度で不純物の少ないOMCT
Sの供給が求められている。
【0009】従って、本発明の目的は、上記の問題点を
解決するべく、高純度で不純物の少ないOMCTSを供
給することにより信頼性の高い絶縁膜等を得ることので
きるシリカ膜の形成方法、これを用いた電子部品の製造
方法並びに光学部品の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン供給装置からオクタメチ
ルシクロテトラシロキサンを気化室に充填する工程;キ
ャリアガスを気化室に導入し、気化室からキャリアガス
・オクタメチルシクロテトラシロキサン混合ガスを反応
器に導入する工程;酸化剤ガス供給装置から酸化剤ガス
を反応器に導入する工程;反応器内のシリカ膜被形成基
体を所望温度に加熱してシリカ膜被形成基体上にシリカ
膜を形成する工程;反応器から排気ガスを排出する工程
を有するシリカ膜の形成方法において、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン供給装置が、オクタメチルシクロ
テトラシロキサンの液量監視手段として少なくとも1つ
の光学的液面センサを備えてなることを特徴とするシリ
カ膜の形成方法に係る。
【0011】また、本発明は、シリカ膜を構成要素とす
る電子部品の製造における、シリカ膜の形成にあたり、
上記シリカ膜の形成方法を採用することを特徴とする電
子部品の製造方法に係る。
【0012】更に、本発明は、シリカ膜を構成要素とす
る光学部品の製造における、シリカ膜の形成にあたり、
上記シリカ膜の形成方法を採用することを特徴とする光
学部品の製造方法に係る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のシリカ膜の形成方法は、
慣用のCDV装置を使用するものであるが、CDV装置
へOMCTSを供給するためのOMCTS供給装置とし
て、OMCTSの液量監視手段として少なくとも1つの
光学的液面センサを備えてなるものを使用するところに
特徴がある。更に詳細には、該OMCTS供給装置は、
内部表面が電解研磨されたステンレス鋼製の容器本体部
及び該容器本体部に接合可能な形状の蓋部から構成さ
れ、該容器本体部及び/または蓋部が、該容器本体部へ
OMCTSを注入するためのOMCTS注入口、該容器
本体部からOMCTSを取り出すためのOMCTS供給
口、及び少なくとも1つの光学的液面センサを備えてな
る構成のものである。
【0014】まず、OMCTS供給装置について詳述す
る。本発明に使用するOMCTS供給装置の特徴は、内
部表面が電解研磨されたステンレス鋼製の容器本体部及
び該容器本体部に接合可能な形状の蓋部から構成される
OMCTS供給装置の容器本体部内のOMCTSの残量
を検出するために、光学的液面センサを使用していると
ころにある。
【0015】OMCTS供給装置に使用可能な光学的液
面センサは、投光用光ファイバー及び受光用光ファイバ
ーを併設し、両光ファイバーの先端部前方に投光用光フ
ァイバーから出射された光を受光用光ファイバーへ入射
させるための複数の内反射面を有するプリズム部を設置
した光検出プローブを用いたものである。
【0016】この光学的液面センサの光検出プローブを
図3に記載する。図3において、平行に設置されている
投光用光ファイバー(26)及び受光用光ファイバー
(27)の先端部には、内反射面を有する直角プリズム
(28)が設置されている。また、投光用光ファイバー
(26)及び受光用光ファイバー(27)を保護するた
めの保護チューブ(29)は、直角プリズム(28)と
一体成形されており、フッ素樹脂等からなることができ
る。
【0017】このような光検出プローブを備えてなる光
学的液面センサは、下記のように動作する。まず、光検
出プローブの直角プリズム(28)がOMCTS中に浸
漬していない場合またはある一定のレベルまでしか浸漬
していない場合には、投光用光ファイバー(26)から
出射光は直角プリズム(28)の内反射面で反射して受
光用光ファイバー(27)に入射し、直角プリズム(2
8)を介して外部へ光が散乱しないような構成となって
おり、出射光と入射光の強さを測定した時に出射光と入
射光の強さの差は小さい。
【0018】これに対して、直角プリズム(28)があ
る一定のレベル以上にOMCTS中に浸漬している場合
には、投光用光ファイバー(26)からの出射光のほと
んどが直角プリズム(28)の内反射面を透過し、従っ
て、直角プリズム(28)の内反射面で反射して受光用
光ファイバー(27)に入射する入射光はほとんどなく
なる。この場合、出射光は、直角プリズム(28)を介
してOMCTS中を進行し、散乱する。従って、直角プ
リズム(28)を介して入射する入射光は非常に弱く、
出射光と入射光の強さを検出した時に出射光と入射光の
強さの差が大きくなり、OMCTSの液面が直角プリズ
ム(28)のある一定のレベル以上にあることを検出す
ることができる構成となっている。
【0019】ところで、上記図3に示すような構成を有
する光検出プローブを有する光学的液面センサを容器本
体部の底部付近に設置した場合には、直角プリズム(2
8)を透過してOMCTS中を進行する出射光が容器本
体部の底部に反射して直角プリズム(28)を介して入
射光となる場合がある。このような場合には、出射光と
入射光の強さの差が小さくなり、OMCTSの液面レベ
ルを検知し難くなることがある。このような場合には、
光検出プローブ部として図4に示すような構成のものを
使用することにより、出射光と入射光の差を大きくする
ことができる。即ち、図4に示すように、投光用光ファ
イバー(26)及び受光用光ファイバー(27)の先端
部が、前方に向かって互いに拡開している構成とするこ
とにより、投光用光ファイバー(26)の光出射軸及び
受光用光ファイバー(27)の光入射軸に一定の角度を
設ける構成とする。このような構成を有する光検出プロ
ーブは容器本体部の底部近くに設置した場合、円錐プリ
ズム(30)を透過する出射光がたとえ底部表面に反射
しても、円錐プリズム(30)からの入射光として入射
することを防止することができ、従って、入射光の強さ
をより弱くすることができ、よって、出射光と入射光の
強さを検出した時に出射光と入射光の強さの差をより大
きくすることができる。即ち、OMCTSの液面が円錐
プリズム(30)のある一定のレベル以上にあることを
より明確に判定することができる。
【0020】図3及び図4に示すような光検出プローブ
を備えてなる光学的液面センサは、先端部のプリズムと
共に一体成形された保護チューブ(例えばフッ素樹脂
製)内に投光用光ファイバー(26)及び受光用光ファ
イバー(27)が収容された構成となっており、このよ
うな構成の光学的液面センサは構成部材間での機械的接
触がなく、よって、新たなパーティクルを発生すること
はない。従って、OMCTS供給装置の容器本体部の少
なくとも1カ所に、上述のような構成を有する光学的液
面センサを設置してOMCTSの残量を監視することに
より、OMCTSを汚染することなく、供給することが
できる。
【0021】また、光学的液面センサの光検出プローブ
部を容器本体部の底部付近の所定の位置に精度良く設置
するために、保護チューブ(29)中に投光用光ファイ
バー(26)及び受光用光ファイバー(27)と共に支
持棒(例えば金属棒)を挿入して光学的液面センサの形
状を保持できるような構成とすることもできる。
【0022】また、2個以上の光学的液面センサをそれ
らの光検出プローブが段差を有するように設置して、O
MCTS残量が下段の光検出プローブのOMCTS液面
検出位置となる前に、その上方に設けられたもう一方の
光検出プローブのOMCTS液面検出位置で予告警報等
を発する構成とすることもできる。
【0023】上記のような構成を有するOMCTS供給
装置を用いることにより、本発明のシリカ膜の形成方法
においては、不純物の極めて少ない高純度のOMCTS
原料を使用することができる。また、OMCTS供給装
置のOMCTS残量を精度良く管理することができるた
め、OMCTS供給装置のOMCTSを効率的に使用で
きると共に、OMCTS供給装置のOMCTS残量が少
なくなった時に、次のOMCTS供給装置への取り替え
作業等を極めて円滑に行うことができる。
【0024】次に、本発明のシリカ膜の形成方法におい
て、OMCTSは、上記OMCTS供給装置からOMC
TS気化室に充填される。OMCTS気化室に充填され
たOMCTSは一定の蒸気圧を確保するために一定温度
に保温される。ここで、OMCTSは、好ましくは55
℃〜110℃、より好ましくは70℃〜95℃とするの
がよい。ここで、OMCTS気化室にキャリアガス(例
えばN2、Arなどの不活性ガス)を導入することによ
りキャリアガス・OMCTS混合ガスを発生させ、更
に、該混合ガスを反応器に導入する。OMCTSの温度
を調整することによりOMCTS濃度を制御することが
でき、また、キャリアガスを調整することにより後述の
ドーピング原料(リン化合物やホウ素化合物)に対する
OMCTSの割合を制御することができる。
【0025】本発明のシリカ膜の形成方法においては、
上記OMCTS含有ガスの反応器への導入と並行して酸
化剤ガスを反応器に導入する。酸化剤ガスとしては、例
えばオゾン含有ガスなどを好ましいものとして挙げるこ
とができる。酸化剤ガス供給装置としては、例えばこの
ようなオゾン含有ガスの場合、O2ガスをオゾナイザに
通すことでオゾン含有ガスを供給する装置などを挙げる
ことができる。酸化剤ガスとしてのオゾン含有ガスは、
例えばO2に対して1.5〜7%、好ましくは3〜6%
のオゾン濃度であることが良い。
【0026】また、本発明のシリカ膜の形成方法におい
て、反応室に希釈用ガス(例えばN 2、Arなどの不活
性ガス)を導入することができる。希釈用ガスを導入す
ることにより原料ガス全体の濃度を調整することがで
き、成膜性や成膜速度を制御することができる。なお、
希釈用ガスは直接反応室に導入しても良いし、何れかの
原料ガスに混合しても良い。
【0027】反応室内に上記ガスを導入した状態で、シ
リカ膜被形成基体を所望温度に加熱することにより、基
体上にシリカ膜が形成(堆積)される。このときの基体
温度は、好ましくは300℃〜500℃、より好ましく
は350℃〜450℃であることがよい。尚、膜成長時
間(シリカ堆積時間)の増減により、任意に膜厚を制御
することができる。
【0028】また、本発明のシリカ膜の形成方法は、シ
リカ膜がリンをドープしたシリカ膜の場合にも使用する
ことができる。リンをドープするには、反応器にリン化
合物ガスを更に導入すればよい。リン化合物ガスとして
は、リンドープ用として公知のものであれば全て使用す
ることができ、例えばホスフィン、トリメチルホスフェ
ート(TMOP)、トリメチルホスファイト(TM
P)、トリエチルホスフェート(TEOP)等を使用で
きるが、これらに限定されるものではない。
【0029】使用するリン化合物が常温で気体であれば
そのまま、リン化合物が常温で液体もしくは溶液の場合
には、所望とするリン含量となるような蒸気圧となる温
度に保温し、キャリアガスを導入することにより使用で
きる。なお、キャリアガス及び希釈ガスとしては上記同
様のものが使用でき、酸化剤ガスも上記同様のものを、
上記同様に使用できる。
【0030】更に、本発明のシリカ膜の形成方法は、シ
リカ膜がホウ素をドープしたシリカ膜の場合にも使用す
ることができる。ホウ素をドープするには、反応器にホ
ウ素化合物ガスを更に導入すればよい。ホウ素化合物ガ
スとしては、ホウ素ドープ用として公知のものであれば
全て使用することができ、例えばトリメチルボレート
(TMB)、トリエチルボレート(TEB)等を使用で
きるが、これらに限定されるものではない。
【0031】使用するホウ素化合物が常温で気体であれ
ばそのまま、ホウ素化合物が常温で液体もしくは溶液の
場合には、所望とするホウ素含量となるような蒸気圧と
なる温度に保温し、キャリアガスを導入することにより
使用できる。なお、キャリアガス及び希釈ガスとしては
上記同様のものが使用でき、酸化剤ガスも上記同様のも
のを、上記同様に使用できる。
【0032】
【実施例】次に、実施例を示し、本発明のシリカ膜の形
成方法を具体的に説明する。 [実施例1]図1は、本発明のシリカ膜の形成方法に用
いるCVD装置の模式的構造図である。図1において、
シリカ膜を形成するための反応器(チャンバ)(5)
は、ディスパージョンヘッド(6)、ヒ−タ(7)、シ
リカ膜被形成基体としてのSiウエハ基板(8)及び排
気口(9)から構成されている。また、反応器(5)中
で反応に供されるオゾン含有ガスは、流量計(1a)、
バルブ(2a)、オゾナイザー(3)、バルブ(2d)
を介して反応器(チャンバ)(5)に導入できる構成と
なっている。更に、希釈用ガスは、流量計(1b)、バ
ルブ(2b)を介して供給できる構成となっている。ま
た、キャリアガスは、流量計(1c)、バルブ(2c)
を介してOMCTS気化室(4)に供給できる構成とな
っている。
【0033】次に、図1に示されるOMCTS供給装置
(18)を図2により詳述する。図2に示されるOMC
TS供給装置(18)は、内部表面が電解研磨されたス
テンレス鋼製のOMCTS供給装置容器本体(10)及
び該OMCTS供給装置容器本体(10)に接合可能な
形状の蓋部(20)から構成されている。ここで、OM
CTS供給装置容器本体(10)と蓋部(20)は例え
ばフランジ部をボルト及びナット(19)のような接合
手段により気密状態に接合されている。また、蓋部(2
0)には、OMCTS供給装置容器本体(10)へOM
CTSを注入するためのOMCTS注入口(12)、O
MCTS供給装置容器本体(10)からOMCTSを取
り出すためのOMCTS供給口(11)、及び光学的液
面センサ(13)が備えられている。なお、OMCTS
注入口(12)には、OMCTSの注入を制御するため
のバルブ(2g)が、OMCTS供給口(11)には、
OMCTSの供給を制御するためのバルブ(2f)がそ
れぞれ設置されている。また、光学的液面センサ(1
3)の先端部の光検出プローブ(14)は、OMCTS
供給装置本体(10)の底部周辺の所定の位置に設置さ
れている。また、光学的液面センサ(13)には、投受
光器(15)及び検出回路(16)が接続されており、
検出回路(16)から出力された信号によりOMCTS
の残量の検出及び残量が所定量以下となった時にOMC
TSの供給停止や、CVD装置の運転を停止するような
様々な制御を行うことができる構成となっている。
【0034】まず、原料の高純度OMCTSをバルブ
(2g)の操作によりOMCTS注入口(12)を介し
てOMCTS供給装置容器本体(10)に充填した。次
に、OMCTS供給装置容器本体(10)からOMCT
S気化室(4)へバルブ(2f)の操作によりOMCT
S供給口(11)を介してOMCTSを充填した。この
とき、OMCTS供給装置容器本体(10)内に設置さ
れた光検出プローブ(14)を有する光学的液面センサ
(13)を用いてOMCTS供給量の終点を監視した。
【0035】OMCTS気化室(4)に充填したOMC
TSを85℃に保温して蒸気圧を一定にし、また、反応
室(5)内のSiウエハ基板(8)をヒータ(7)で4
00℃に加熱した。次に、キャリアガスとしてN2をO
MCTS気化室(4)へ3リットル/分で吹き込み、反
応器(5)内にOMCTSを含むガスを導入した。同時
に、希釈用ガスとしてN2を18リットル/分で導入
し、さらにO2ガスをオゾナイザ(3)に通し、オゾン
濃度をO2に対して5%に設定して導入することによ
り、Siウエハ基板(8)上に1.2μmのシリカ(S
iO2)膜を得た。
【0036】同様の操作を行なったときのOMCTS供
給装置からOMCTS気化室に充填された高純度OMC
TS中の不純物量を、0.2μm以上のパーティクル数
を測定することにより測定した。結果は16.8(個/
ミリリットル)であった。また、得られたシリカ膜の絶
縁性を調べるために誘電率を測定したところ、4.3
と、大容量(64MB)半導体メモリの製造に適したも
のであり、これから製造された大容量半導体メモリは良
好なものであった。
【0037】[実施例2]図5は、本実施例に用いたC
VD装置の模式的構造図である。即ち、図1に示すCV
D装置に、シリカ膜をリンでドープするために、リン原
料化合物であるトリメチルホスフェート(TMOP)を
反応器(5)へ導入するための手段を設けたものであ
る。気化器(17)で気化されたTMOPは流量計(1
e)、バルブ(2j)を介して導入されるキャリアガス
によりバルブ(2k)を介して反応器(5)へ導入され
る構成となっている。
【0038】まず、原料の高純度OMCTSをバルブ
(2g)の操作によりOMCTS注入口(12)を介し
てOMCTS供給装置容器本体(10)に充填した。次
に、OMCTS供給装置容器本体(10)からOMCT
S気化室(4)へバルブ(2f)の操作によりOMCT
S供給口(11)を介してOMCTSを充填した。この
とき、OMCTS供給装置容器本体(10)内に設置さ
れた光検出プローブ(14)を有する光学的液面センサ
(13)を用いてOMCTS供給量の終点を監視した。
【0039】OMCTS気化室(4)に充填したOMC
TSを90℃に、又、気化室(17)のTMOPを60
℃に保温してそれぞれ蒸気圧を一定にし、また、反応室
(5)内のSiウエハ基板(8)をヒータ(7)で40
0℃に加熱した。次に、キャリアガスとしてN2をOM
CTS気化室(4)へ3リットル/分で吹き込み、反応
器(5)内にOMCTSを含むガスを導入した。また、
キャリアガスとしてN2を気化室(17)へ1.5リッ
トル/分で吹き込み、反応器(5)内にTMOPを含む
ガスを導入した。同時に、希釈用ガスとしてN2を18
リットル/分で導入し、さらにO2ガスをオゾナイザ
(3)に通し、オゾン濃度をO2に対して5%に設定し
て導入することにより、Siウエハ基板(8)上に1.
2μmのリンドープシリカ膜を得た。
【0040】同様の操作を行なったときのOMCTS供
給装置からOMCTS気化室に充填された高純度OMC
TS中の不純物量を、0.2μm以上のパーティクル数
を測定することにより測定した。結果は17.0(個/
ミリリットル)であった。また、得られたリンドープシ
リカ膜の絶縁性を調べるために誘電率を測定したとこ
ろ、4.4と、大容量(64MB)半導体メモリの製造
に適したものであり、これから製造された大容量半導体
メモリは良好なものであった。
【0041】[実施例3]図5は、本実施例に用いたC
VD装置の模式的構造図である。即ち、図1に示すCV
D装置において、シリカ膜をホウ素でドープするため
に、ホウ素原料化合物であるトリエチルボレート(TE
B)を反応器(5)へ導入するための手段を設けたもの
である。気化器(17)で気化されたTEBは流量計
(1e)、バルブ(2j)を介して導入されるキャリア
ガスによりバルブ(2k)を介して反応器(5)へ導入
される構成となっている。
【0042】まず、原料の高純度OMCTSをバルブ
(2g)の操作によりOMCTS注入口(12)を介し
てOMCTS供給装置容器本体(10)に充填した。次
に、OMCTS供給装置容器本体(10)からOMCT
S気化室(4)へバルブ(2f)の操作によりOMCT
S供給口(11)を介してOMCTSを充填した。この
とき、OMCTS供給装置容器本体(10)内に設置さ
れた光検出プローブ(14)を有する光学的液面センサ
(13)を用いてOMCTS供給量の終点を監視した。
【0043】OMCTS気化室(4)に充填したOMC
TSを90℃に、又、気化室(17)のTEBを15℃
に保温してそれぞれ蒸気圧を一定にし、また、反応室
(5)内のSiウエハ基板(8)をヒータ(7)で40
0℃に加熱した。次に、キャリアガスとしてN2をOM
CTS気化室(4)へ3リットル/分で吹き込み、反応
器(5)内にOMCTSを含むガスを導入した。また、
キャリアガスとしてN2を気化室(17)へ1.5リッ
トル/分で吹き込み、反応器(5)内にTEBを含むガ
スを導入した。同時に、希釈用ガスとしてN2を18リ
ットル/分で導入し、さらにO2ガスをオゾナイザ
(3)に通し、オゾン濃度をO2に対して5%に設定し
て導入することにより、Siウエハ基板(8)上に1.
2μmのホウ素ドープシリカ膜を得た。
【0044】同様の操作を行なったときのOMCTS供
給装置からOMCTS気化室に充填された高純度OMC
TS中の不純物量を、0.2μm以上のパーティクル数
を測定することにより測定した。結果は15.8(個/
ミリリットル)であった。また、得られたホウ素ドープ
シリカ膜の絶縁性を調べるために誘電率を測定したとこ
ろ、4.3と、大容量(64MB)半導体メモリの製造
に適したものであり、これから製造された大容量半導体
メモリは良好なものであった。
【0045】[実施例4]シリカ膜被形成基体として上
面が凸面で、下面が凹面のガラス製レンズを使用し、ヒ
ータと該レンズの凹面との間には、レンズの部位間での
温度差を実質的に解消できるように、レンズの凹面形状
に近似した伝熱部材を介在させてある他は実施例1と同
様にしてシリカ膜を形成した。OMCTS中の不純物量
は15.6(個/ミリリットル)であり、得られたシリ
カ膜コートレンズは、苛酷な環境下でも安定した性能を
維持する高品質のレンズであった。
【0046】[比較例]実施例1と同様にして、但し、
OMCTS供給装置として光学的液面センサの替わりに
従来使用されているフロート式液面センサを有するOM
CTS供給装置を使用して1.0μmのホウ素ドープシ
リカ膜の形成を行なった。同様の操作を行なったときの
OMCTS供給装置からOMCTS気化室に充填された
高純度OMCTS中の不純物量を、0.2μm以上のパ
ーティクル数を測定することにより測定した。結果は1
007(個/ミリリットル)であった。また、得られた
ホウ素ドープシリカ膜の絶縁性を調べるために誘電率を
測定したところ、5.6と、大容量(64MB)半導体
メモリの製造には実用性に欠けるものであり、これから
製造された大容量半導体メモリは不良品であった。
【0047】
【発明の効果】本発明のシリカ膜の形成方法において
は、光学的液面センサを備えてなるOMCTS供給装置
を用いることにより、不純物の極めて少ない高純度のO
MCTS原料を使用することができ、誘電率の極めて低
い、良好な絶縁性を有するシリカ膜や、苛酷な環境下で
も安定した性能を維持できるシリカ膜を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に用いるCVD装置の模式的
構造図である。
【図2】実施例において使用したOMCTS供給装置の
該略図である。
【図3】本発明のシリカ膜の形成方法に使用するOMC
TS供給装置の光学的液面センサの光検出プローブの構
成を示す図である。
【図4】光学的液面センサの光検出プローブの他の構成
を示す図である。
【図5】本発明の実施例2及び3に用いるCVD装置の
模式的構造図である。
【符号の説明】
1a〜1e:流量計 2a〜2k:バルブ 3 :オゾナイザ 4 :OMCTS気化室 5 :反応器(チャンバ) 6 :ディスパーションヘッド 7 :ヒ−タ 8 :Siウエハ基板 9 :排気口 10 :OMCTS供給装置容器本体 11 :OMCTS供給口 12 :OMCTS注入口 13 :光学的液面センサ 14 :光検出プローブ 15 :投受光器 16 :検出回路 17 :気化室 18 :OMCTS供給装置 19 :ボルト及びナット 20 :蓋部 26 :投光用光ファイバー 27 :受光用光ファイバー 28 :直角プリズム 29 :保護チューブ 30 :円錐プリズム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月15日(1999.10.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H038 AA09 4K030 AA01 AA06 BA44 KA39 5F045 AA03 AB32 AB35 AB36 AC07 AC08 AC09 AC11 AC15 AC16 AD07 AD08 AD09 AE29 AF01 AF03 AF07 AF11 BB14 BB15 BB19 DP01 DP02 DP03 DQ10 EE01 EE02 EE03 EF05 EF13 5F058 BA09 BA20 BB07 BB10 BC01 BC02 BC05 BF01 BF02 BF03 BF21 BF22 BF27 BF29 BF31 BF32 BF33 BG02 BJ01 BJ10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オクタメチルシクロテトラシロキサン供
    給装置からオクタメチルシクロテトラシロキサンを気化
    室に充填する工程;キャリアガスを気化室に導入し、気
    化室からキャリアガス・オクタメチルシクロテトラシロ
    キサン混合ガスを反応器に導入する工程;酸化剤ガス供
    給装置から酸化剤ガスを反応器に導入する工程;反応器
    内のシリカ膜被形成基体を所望温度に加熱してシリカ膜
    被形成基体上にシリカ膜を形成する工程;反応器から排
    気ガスを排出する工程を有するシリカ膜の形成方法にお
    いて、オクタメチルシクロテトラシロキサン供給装置
    が、オクタメチルシクロテトラシロキサンの液量監視手
    段として少なくとも1つの光学的液面センサを備えてな
    ることを特徴とするシリカ膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 反応室に希釈用ガスを導入して原料ガス
    濃度を調節する工程を更に有するものである、請求項1
    に記載のシリカ膜の形成方法。
  3. 【請求項3】 シリカ膜が、リンドープシリカ膜であ
    り、リン化合物ガス導入工程を更に有するものである、
    請求項1または2記載のシリカ膜の形成方法。
  4. 【請求項4】 シリカ膜が、ホウ素ドープシリカ膜であ
    り、ホウ素化合物ガス導入工程を更に有するものであ
    る、請求項1または2記載のシリカ膜の形成方法。
  5. 【請求項5】 オクタメチルシクロテトラシロキサン供
    給装置は、内部表面が電解研磨されたステンレス鋼製の
    容器本体部及び該容器本体部に接合可能な形状の蓋部か
    ら構成され、該容器本体部及び/または蓋部が、該容器
    本体部へオクタメチルシクロテトラシロキサンを注入す
    るためのオクタメチルシクロテトラシロキサン注入口、
    該容器本体部からオクタメチルシクロテトラシロキサン
    を取り出すためのオクタメチルシクロテトラシロキサン
    供給口、及び少なくとも1つの光学的液面センサを備え
    てなる構成のものである、請求項1ないし4のいずれか
    1項に記載のシリカ膜の形成方法。
  6. 【請求項6】 光学的液面センサが、投光用光ファイバ
    ー及び受光用光ファイバーを併設し、両光ファイバーの
    先端部前方に投光用光ファイバーから出射された光を受
    光用光ファイバーへ入射させるための複数の内反射面を
    有するプリズム部を設置した光検出プローブを用いたも
    のである、請求項5記載のシリカ膜の形成方法。
  7. 【請求項7】 光検出プローブにおける投光用光ファイ
    バー及び受光用光ファイバーの先端部が、前方に向かっ
    て互いに拡開している、請求項6記載のシリカ膜の形成
    方法。
  8. 【請求項8】 内部電解研磨ステンレス容器が、内部洗
    浄可能な程度に広口の蓋部を備えてなる、請求項5ない
    し7のいずれか1項に記載のシリカ膜の形成方法。
  9. 【請求項9】 シリカ膜を構成要素とする電子部品の製
    造における、シリカ膜の形成にあたり、請求項1ないし
    8の何れか1項に記載のシリカ膜の形成方法を採用する
    ことを特徴とする電子部品の製造方法。
  10. 【請求項10】 シリカ膜を構成要素とする光学部品の
    製造における、シリカ膜の形成にあたり、請求項1、請
    求項2、請求項5ないし8のいずれか1項記載のシリカ
    膜の形成方法を採用することを特徴とする光学部品の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6780476B2 (en) 2001-09-10 2004-08-24 Renesas Technology Corp. Method of forming a film using chemical vapor deposition
US8020315B2 (en) * 2006-09-07 2011-09-20 Tokyo Electron Limited Substrate processing method, substrate processing apparatus, and program storage medium

Cited By (3)

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US8266820B2 (en) 2006-09-07 2012-09-18 Tokyo Electron Limited Substrate processing method, and program storage medium therefor

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