JP2000218547A - 鋼管等の内面ブラスト装置 - Google Patents

鋼管等の内面ブラスト装置

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JP2000218547A
JP2000218547A JP11027538A JP2753899A JP2000218547A JP 2000218547 A JP2000218547 A JP 2000218547A JP 11027538 A JP11027538 A JP 11027538A JP 2753899 A JP2753899 A JP 2753899A JP 2000218547 A JP2000218547 A JP 2000218547A
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JP
Japan
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blast
support
steel pipe
nozzle
tube
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JP11027538A
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English (en)
Inventor
Akinori Nakayama
明典 中山
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NISSANKI KK
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NISSANKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はブラストが投射されるノズルを回転
させ、鋼管等を支持する支持台をスライド移動だけさせ
ることにより、鋼管等の内面をブラスト処理できるよう
にした、構造が簡単で、製造が容易であるとともに、楽
に使用することができる鋼管等の内面ブラスト装置を得
るにある。 【解決手段】 支持体に横置き状態で固定されたガイド
筒、ガイド筒内に両端部が外方へ突出するように回転可
能に挿入されたブラスト管、ブラスト管の後端部を回転
可能に支持体に支持させる軸受部、ブラスト管内と連通
するように支持体に固定された投射材を圧送状態で供給
する投射材供給装置に接続された投射材供給管、ブラス
ト管の先端部に取付けられたスライド移動してくる鋼管
等の内面に投射材を投射することができる少なくとも1
個以上のノズル、および支持体に取付けられたブラスト
管を回転駆動させる回転装置とからなるブラストノズル
装置と、ブラストノズル装置のノズルが内部に入り込む
ように鋼管等を支持して移動する鋼管等の支持台とで鋼
管等の内面ブラスト装置を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼管等の内面ブラス
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管の内面の付着物を除去するた
めの鋼管の内面ブラスト装置は、ブラストが投射される
ノズルを固定状態にし、鋼管を回転させながらスライド
移動させる鋼管支持台を用いて行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋼管の内面ブラ
スト装置は鋼管を回転させながらスライド移動する鋼管
支持台の構造が複雑で、コスト高になるという欠点があ
った。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
ブラストが投射されるノズルを回転させ、鋼管等を支持
する支持台をスライド移動だけさせることにより、鋼管
等の内面をブラスト処理できるようにした、構造が簡単
で、製造が容易であるとともに、楽に使用することがで
きる鋼管等の内面ブラスト装置を提供することを目的と
している。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は支持体、この支持体に横置き状態で固定さ
れたガイド筒、このガイド筒内に両端部が外方へ突出す
るように回転可能に挿入されたブラスト管、このブラス
ト管の後端部を回転可能に前記支持体に支持させる軸受
部、前記ブラスト管内と連通するように前記支持体に固
定された投射材を圧送状態で供給する投射材供給装置に
接続された投射材供給管、前記ブラスト管の先端部に取
付けられた、スライド移動してくる鋼管等の内面に投射
材を投射することができる少なくとも1個以上のノズ
ル、および前記支持体に取付けられた前記ブラスト管を
回転駆動させる回転装置とからなるブラストノズル装置
と、このブラストノズル装置の前記ノズルが内部に入り
込むように鋼管等を支持して移動する鋼管等の支持台と
で鋼管等の内面ブラスト装置を構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図5に示す本発明の第1の実施
の形態において、1は本発明の鋼管等の内面ブラスト装
置で、この鋼管等の内面ブラスト装置1は投射材を圧送
状態で供給する投射材供給装置2に接続されたブラスト
ノズル装置3と、このブラストノズル装置3より投射さ
れる投射材が鋼管等の内面に投射できるように鋼管等を
支持して移動する鋼管等の支持台4とで構成されてい
る。
【0009】前記投射材供給装置2はエアーコンプレッ
サー5と、このエアーコンプレッサー5からのエアー
を、前記ブラストノズル装置3へ供給するエアー供給ホ
ース6と、このエアー供給ホース6に介装された該エア
ー供給ホース6を通過するエアーによって投射材7を吸
引させることができるエジェクタ8と、このエジェクタ
8に投射材7を投射材供給パイプ9を介して供給する投
射材7が収納された投射材収納タンク10とで構成され
ている。
【0010】前記ブラストノズル装置3は図3ないし図
5に示すように、床面に固定的に設置された支持台1
1、この支持台11の上面に固定されたメインベース板
12、このメインベース板12の後端部より外方へ突出
する一対の支持バー13、13、この一対の支持バー1
3、13の先端部に固定された、ほぼ中央部に透孔14
を有する接続板15および前記メインベース板12上に
溶接あるいは複数本のボルト16によって固定された上
部にガイド筒支持部17、17が形成されたチャンネル
状のガイド筒支持体18とからなる支持体19と、この
支持体19のガイド筒支持体18に横置き状態で溶接等
によって後端部が固定され、先端部が外方へ突出するガ
イド筒20と、このガイド筒20内に両端部が外方に突
出するように回転可能に挿入されたブラスト管21と、
このブラスト管21の後端部を前記支持体19の接続板
15の透孔14と一致するように該接続板15に回転可
能に支持されるように取付ける軸受部22と、前記支持
体19の接続板15の透孔14と一致するように該接続
板15に固定金具23を用いて固定された、前記投射材
供給装置2のエアー供給ホース6に接続された投射材供
給管24と、前記ブラスト管21の先端部に前記ガイド
筒20の先端部に固定された支持筒25にベアリング2
6を介して回転可能に支持されたノズル支持体27に取
付けられたノズル28と、前記軸受部22側のブラスト
管21の外周部に取付けられたスプロケット29、この
スプロケット29と対応する上部部位に駆動軸30に取
付けられた駆動側スプロケット31が位置するように前
記支持体19に支持台32を介して取付けられたモータ
ー33、前記駆動側スプロケット31と前記スプロケッ
ト29とに掛け渡されたローラーチェーン34とからな
る前記ブラスト管21を回転駆動させる回転装置35と
で構成されている。
【0011】前記鋼管等の支持台4は前記ブラスト管2
1の軸心方向の床面に設けられたレール36、36と、
このレール36、36上を走行する走行装置37が設け
られた鉄管、鋼管38等を支持する支持部39が形成さ
れた台車40とで構成されている。
【0012】上記構成の鋼管等の内面ブラスト装置1
は、鋼管等の支持台4の支持部39に鋼管38を支持さ
せるとともに、該鋼管38の一端部にブラストノズル装
置3のノズル28が入り込むように位置させる。この状
態で回転装置35を駆動させてブラスト管21を回転さ
せるとともに、投射材供給装置2を作動させて投射材7
をエアー供給ホース6、投射材供給管24、ブラスト管
21を通過させ、先端部のノズル28より投射する。こ
のノズル28から投射材7が投射されると、鋼管等の支
持台4の台車40を移動させ、支持された鋼管38の全
内面に、投射材が投射できるように移動させる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】次に、図6ないし図13に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0014】図6ないし図8に示す本発明の第2の実施
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、ブラスト管21の先端部に取付けられたノ
ズル支持体27Aに3個のノズル28、28、28を取
付けたブラストノズル装置3Aを用いた点で、このよう
に構成されたブラストノズル装置3Aを用いた鋼管等の
内面ブラスト装置1Aにしても、前記本発明の第1の実
施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、3個の
ノズル28、28、28によってブラスト管21の回転
速度を低く設定しても同様にブラスト処理を行なうこと
ができる。
【0015】図9ないし図11に示す本発明の第3の実
施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主
に異なる点は、投射材収納タンク10Aの下部にエアー
供給ホース6内に所定量の投射材7を落下投入すること
ができるロータリーバルブ41を用いた投射材供給装置
2Aを使用した点で、このように構成された投射材供給
装置2Aを用いた鋼管等の内面ブラスト装置1Bにして
も、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【0016】図12および図13に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、回転装置35のモーター33を支持体
19の下部に位置させたブラストノズル装置3Bを用い
た点で、このように構成されたブラストノズル装置3B
を使用した鋼管等の内面ブラスト装置1Cにしても、前
記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0017】なお、本発明の各実施の形態では投射材供
給装置2、2Aのエアー供給ホース6をブラストノズル
装置3、3A、3Bの投射材供給管24に接続するもの
について説明したが、本発明はこれに限らず、投射材供
給装置2、2Aのエアー供給ホース6を支持体19の接
続板15に直接取付けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0019】(1)支持体、この支持体に横置き状態で
固定されたガイド筒、このガイド筒内に両端部が外方へ
突出するように回転可能に挿入されたブラスト管、この
ブラスト管の後端部を回転可能に前記支持体に支持させ
る軸受部、前記ブラスト管内と連通するように前記支持
体に固定された投射材を圧送状態で供給する投射材供給
装置に接続された投射材供給管、前記ブラスト管の先端
部に取付けられた、スライド移動してくる鋼管等の内面
に投射材を投射することができる少なくとも1個以上の
ノズル、および前記支持体に取付けられた前記ブラスト
管を回転駆動させる回転装置とからなるブラストノズル
装置と、このブラストノズル装置の前記ノズルが内部に
入り込むように鋼管等を支持して移動する鋼管等の支持
台とで構成されているので、ノズルが先端に取付けられ
たブラスト管を回転させることができる。したがって、
ブラスト処理される鋼管等の支持台をブラスト管の軸心
方向に移動させるだけでよく、構造が簡単で、容易に製
造することができる。
【0020】(2)前記(1)によって、鋼管等の支持
台はブラスト管の軸心方向に移動させるだけであるの
で、従来のように鋼管等を回転させる必要がなく、支持
台に鋼管等を支持させるだけでよく、鋼管等の出し入れ
を容易に行なうことができ、効率よくブラスト処理を行
なうことができる。
【0021】(3)前記(1)によって、ブラスト管を
ガイド筒内に挿入して回転させるので、先端部を外方へ
大きく突出させてもブラスト管が変形したりするのを効
率よく防止することができる。
【0022】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のブラストノズル装
置の側面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態のブラストノズル装
置の断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のブラスト装置の先
端部の説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態のブラストノズル装
置の断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態のブラスト装置の先
端部の説明図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図10】本発明の第3の実施の形態の投射材供給装置
の説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の投射材収納タン
クの説明図。
【図12】本発明の第4の実施の形態の側面図。
【図13】本発明の第4の実施の形態のブラストノズル
装置の側面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C:鋼管等の内面ブラスト装置、
2、2A:投射材供給装置、3、3A、3B:ブラスト
ノズル装置、4:鋼管等の支持台、 5:エアーコン
プレッサー、6:エアー供給ホース、 7:投射材、
8:エジェクタ、 9:投射材供給パイプ、1
0、10A:投射材収納タンク、11:支持台、
12:メインベース板、13:支持バー、
14:透孔、15:接続板、 16:ボルト、
17:ガイド筒支持部、 18:ガイド筒支持体、1
9:支持体、 20:ガイド筒、21:ブラス
ト管、 22:軸受部、23:固定金具、
24:投射材供給管、25:支持筒、 26:
ベアリング、27、27A:ノズル支持体、28:ノズ
ル、 29:スプロケット、30:駆動軸、
31:駆動側スプロケット、32:支持台、
33:モーター、34:ローラーチェーン、3
5:回転装置、36:レール、 37:走行装
置、38:鋼管、 39:支持部、40:台
車、 41:ロータリーバルブ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体、この支持体に横置き状態で固定
    されたガイド筒、このガイド筒内に両端部が外方へ突出
    するように回転可能に挿入されたブラスト管、このブラ
    スト管の後端部を回転可能に前記支持体に支持させる軸
    受部、前記ブラスト管内と連通するように前記支持体に
    固定された投射材を圧送状態で供給する投射材供給装置
    に接続された投射材供給管、前記ブラスト管の先端部に
    取付けられた、スライド移動してくる鋼管等の内面に投
    射材を投射することができる少なくとも1個以上のノズ
    ル、および前記支持体に取付けられた前記ブラスト管を
    回転駆動させる回転装置とからなるブラストノズル装置
    と、このブラストノズル装置の前記ノズルが内部に入り
    込むように鋼管等を支持して移動する鋼管等の支持台と
    からなることを特徴とする鋼管等の内面ブラスト装置。
  2. 【請求項2】 支持体、この支持体に横置き状態で固定
    されたガイド筒、このガイド筒内に両端部が外方へ突出
    するように回転可能に挿入されたブラスト管、このブラ
    スト管の後端部を回転可能に前記支持体に支持させる軸
    受部、前記ブラスト管内と連通するように前記支持体に
    固定された投射材を圧送状態で供給する投射材供給装置
    に接続された投射材供給管、前記ブラスト管の先端部に
    前記ガイド筒の先端部に回転可能に支持されるように取
    付けられた、スライド移動してくる鋼管等の内面に投射
    材を投射することができる少なくとも1個以上のノズ
    ル、および前記支持体に取付けられた前記ブラスト管を
    回転駆動させる回転装置とからなるブラストノズル装置
    と、このブラストノズル装置の前記ノズルが内部に入り
    込むように鋼管等を支持して移動する鋼管等の支持台と
    からなることを特徴とする鋼管等の内面ブラスト装置。
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