JP2000218463A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2000218463A
JP2000218463A JP11021726A JP2172699A JP2000218463A JP 2000218463 A JP2000218463 A JP 2000218463A JP 11021726 A JP11021726 A JP 11021726A JP 2172699 A JP2172699 A JP 2172699A JP 2000218463 A JP2000218463 A JP 2000218463A
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JP
Japan
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work
moving
workpiece
machine tool
column
Prior art date
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Pending
Application number
JP11021726A
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English (en)
Inventor
Tadashi Mizuno
正 水野
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに与える衝撃を可及的に小さくして、
ワーク準備位置とワーク加工位置との間でワークをスム
ーズにやり取りする工作機械を提供する。 【解決手段】 移動コラム2に伸縮可能なシリンダ17
aを備え、シリンダ17aに取付けたワーク引掛部材1
7bをワークWに係合させた状態で、移動コラム2を移
動させ、ワーク搬送部3の本体部6上に設定されるワー
ク準備位置Aと治具ベース部4上に設定されるワーク加
工位置Bとの間でワークWをやり取りするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク準備位置と
ワーク加工位置との間でワークをやり取りするワーク移
動手段を備えた工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーク準備位置とワーク加工位置
との間でワークをやり取りするワーク移動手段を備えた
工作機械は、工作機械の固定コラムにワーク移動手段
(油圧シリンダ)を設け、そのワーク移動手段のロッド
先端に設けた爪部をワークが固定されているプレートに
結合し、その状態においてロッドを前後に出し入れする
ことで、ワーク準備位置とワーク加工位置との間でワー
クをやり取りするものが知られている(特開平10−2
63975号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、油圧シリンダのロッド始動時及び停止時の加
減速制御において、ワークに与える衝撃を少なくするた
めの圧流体の微妙な制御がむずかしい問題があった。そ
こで、本発明の課題は、ワークに与える衝撃を可及的に
小さくして、ワーク準備位置とワーク加工位置との間で
ワークをスムーズにやり取りする工作機械を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
願はワーク準備位置とワーク加工位置との間でワークを
やり取りするワーク移動手段を備えた工作機械におい
て、ワーク移動手段を工作機械の移動コラムに設置し、
ワーク移動手段をワークに係合させた後、移動コラムを
移動することでワーク準備位置とワーク加工位置間でワ
ークを移動させる。
【0005】そして、上記移動コラムは、少なくとも前
後方向に移動するものであって、その移動コラムとワー
ク準備位置との間にワーク加工位置が設定してある。ま
た、ワーク移動手段を伸縮可能なシリンダで形成した。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1に示すものは、移動コラム2前方にあ
る、ワーク搬送部3の本体部6上に設定されるワーク準
備位置Aと、治具ベース部4上に設定されるワーク加工
位置Bとの間でワークWのやり取りを行い、ワークWを
治具ベース部4(ワーク加工位置)で保持してワークW
加工を行う工作機械1である。この工作機械1は、移動
コラム2とワーク搬送部3との間が治具ベース部4とな
るように設定されている。前記ワーク搬送部3について
説明する。ワーク搬送部3は、図1〜2に示すように、
上下移動機構5によって上下に移動する本体部6の左右
にガイド部7,8を設けて構成される。そして、左右の
ガイド部7,8には、ワークWを載せたプレートPを移
動させる移動部材9,10が備えてある。移動部材9
は、プレートPをガイド部7から本体部6の決められた
位置に送り込んで停止するように制御され、また、移動
部材10は、本体部6からプレートPをガイド部8へ取
出すように制御される。本体部6,ガイド部7,8は、
プレートPを載置案内する多数のコンベアローラを備え
ている。
【0007】次に、治具ベース部4について説明する。
治具ベース部4は、ベース本体11とベース本体11上
方に設けたクランプ機構12とから形成される。ベース
本体11には、ワークWを位置決め載置する載置部材1
3と、上下移動機構14により上下移動する支持部材1
4aとが設けてある。そして、クランプ機構12は、上
下動によってワークWを載置部材13との間でクラン
プ、アンクランプするように構成されている。次に、移
動コラム2について説明する。移動コラム2の前面に
は、上下に移動できる主軸15が備えてある。左右移動
ベース18は、左右送りネジ機構16aで左右に移動す
る。左右移動ベース18上には、移動コラム2が主軸1
5での加工時に必要とされる送り速度制御機能を備えた
ボールネジ送り機構或いは、リニアモータ等の前後送り
機構16により前後に移動するように設けてある。移動
コラム2の側面には、ワーク搬送部3と治具ベース部4
との間でワークWのやり取りを行う時に用いるワーク移
動手段17を設置してある。そのワーク移動手段17
は、伸縮可能なシリンダ17aのシリンダロッド先端に
ワーク引掛部材17bを取付けて形成されている。ワー
ク引掛部材17bには、プレートPの孔P1に係合でき
るピン部材17cが設けてあり、そのワーク引掛部材1
7bに設けたピン部材17cが、移動コラム2が前進端
(図3)の位置において、ワーク準備位置Aにあるプレ
ートPの孔P1に届くようにシリンダロッド長さは設定
されている。
【0008】次に移動コラム2にワーク移動手段17を
設置し、ワーク準備位置Aとワーク加工位置Bとの間で
ワークWのやり取りを行う工作機械1の動作について説
明する。加工するワークWを載せたプレートPを移動部
材9でワーク搬送部3の本体部6(ワーク準備位置A)
に移動させる。移動コラム2は前進端位置にて、シリン
ダ17aのシリンダロッドを伸ばし、ワーク引掛部材1
7bに設けたピン部材17cをプレートPの孔P1の鉛
直上方に配置させる。その後、ワーク搬送部3の本体部
6を上下移動機構5によって上方に移動させ、ワーク引
掛部材17bのピン部材17cにプレートPの孔P1を
嵌め込む(図3)。その状態で、移動コラム2を前後送
り機構16によって後進端まで移動し、プレートPをベ
ース本体11上に移動させる(図4)。そして、支持部
材14aがプレートPを支持したまま下方に移動する
と、図5に示すように、プレートP内側には矩形の孔P
2が設けてあるので、載置部材13上にワークWが支持
される。その後、クランプ機構12を下降させワークW
をクランプし、ワークWがワーク加工位置Bに固定され
る。プレートPが下方に移動したことで、プレートPと
ワーク引掛部材17bとの係合状態が解除しているの
で、シリンダロッドを没入した後、ワークWの加工を開
始する。
【0009】その後、ワークW加工が終了すると、移動
コラム2を後進端に移動させ、移動コラム2の後進端に
て、シリンダロッドを伸ばし、ワーク引掛部材17bに
設けたピン部材17cをプレートPの孔P1の鉛直上方
に配置する。次にクランプ機構12によるワークWのク
ランプ状態を解除し、支持部材14aを上方に移動させ
ながら、ワーク引掛部材17bのピン部材17cをプレ
ートPの孔P1に嵌め込む(図4)。その状態で、移動
コラム2が前後送り機構16により前進してプレートP
をワーク搬送部3の本体部6上に移動させる。その本体
部6にプレートPが移動させられると、本体部6は上下
移動機構5により下方に移動し、プレートPとワーク引
掛部材17bとの係合状態を解除する。そして、プレー
トPは移動部材10によってガイド部8側に取出され
る。その後、ガイド部7側からは次のワークWを載せた
プレートPが移動部材9によって本体部6に送り出さ
れ、本体部6が上方に移動するとワーク引掛部材17b
とプレートPとが係合し、再び上記したようにワークW
を治具ベース部4に移動させ、ワークWの加工を行うこ
とができる。
【0010】以上のように、移動コラム2にワーク移動
手段17を設置し、加工時に必要とされる速度制御機能
を備えた前後送り機構16で前後する移動コラム2によ
ってワーク搬送部3と治具ベース部4との間でワークW
をやり取りするので、従来の油圧シリンダでワークWを
やり取りする場合より、ワークWに衝撃を与えることを
減少させることが可能になる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、工作機械の移動
コラムにワーク移動手段を備え、ワーク移動手段をワー
クに係合させた状態で移動コラムを移動し、ワーク準備
位置とワーク加工位置との間でワークのやり取りを行う
ようにしたので、ワークをスムーズにやり取りすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク移動手段を備えた工作機械を示
す図である。
【図2】図1に示す工作機械の平面図である。
【図3】ワーク移動手段をプレートに係合させた状態を
示す図である。
【図4】プレートをベース本体上面に移動させた状態を
示す図である。
【図5】ワークを載置部材で支持し、クランプ機構によ
ってクランプした状態を示す図である。
【符号の説明】
1 工作機械 2 移動コラム 17a シリンダ A ワーク準備位置 B ワーク加工位置 W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク準備位置とワーク加工位置との間
    でワークをやり取りするワーク移動手段を備えた工作機
    械において、ワーク移動手段を工作機械の移動コラムに
    設置し、ワーク移動手段をワークに係合させた後、移動
    コラムを移動することでワーク準備位置とワーク加工位
    置間でワークを移動させることを特徴とする工作機械。
  2. 【請求項2】 上記移動コラムは、少なくとも前後方向
    に移動するものであって、その移動コラムとワーク準備
    位置との間にワーク加工位置が設定してあることを特徴
    とする請求項1記載の工作機械。
  3. 【請求項3】 ワーク移動手段を伸縮可能なシリンダで
    形成したことを特徴とする請求項1記載の工作機械。
JP11021726A 1999-01-29 1999-01-29 工作機械 Pending JP2000218463A (ja)

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JP11021726A JP2000218463A (ja) 1999-01-29 1999-01-29 工作機械

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ID=12063093

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JP11021726A Pending JP2000218463A (ja) 1999-01-29 1999-01-29 工作機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199602A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 株式会社ジェイテクト 搬送装置付き工作機械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020199602A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 株式会社ジェイテクト 搬送装置付き工作機械
JP7400221B2 (ja) 2019-06-11 2023-12-19 株式会社ジェイテクト 搬送装置付き工作機械

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