JP2000218201A - 簡易縦型塗装機 - Google Patents

簡易縦型塗装機

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JP2000218201A
JP2000218201A JP11020608A JP2060899A JP2000218201A JP 2000218201 A JP2000218201 A JP 2000218201A JP 11020608 A JP11020608 A JP 11020608A JP 2060899 A JP2060899 A JP 2060899A JP 2000218201 A JP2000218201 A JP 2000218201A
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JP
Japan
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coating
gun
jig
supported
jig holder
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Pending
Application number
JP11020608A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takagi
宏明 高木
Rokuro Murata
六郎 村田
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Pentax Corp
Asahi Koki Co Ltd
Original Assignee
Asahi Koki Co Ltd
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状(筒状)塗装ワークを均一に塗装するこ
とができ、設置スペースに多くを要しない簡易縦型塗装
機を得る。 【構成】 移動可能な架台本体上に、垂直支柱を立設す
るとともに、垂直支柱と略平行な軸を中心に回転可能に
治具ホルダを支持し、この垂直支柱に昇降可能に支持し
たガンテーブルに、治具ホルダの回転軸に沿って移動可
能な塗装ガンを支持する。ガンテーブルを垂直支柱に沿
って往復動させながら塗装ワークを支持した治具ホルダ
を回転駆動し、塗装ガンから塗料を吹き付けて塗装す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、簡易型の縦型塗装機に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、少量品の塗装は、作
業者が一方の手に治具を介して塗装ワークを持ち、この
塗装ワークに、他方の手に持った塗装ガンから塗料を吹
き付けて行っていた。このため、塗装むらが発生しやす
い。特にレンズ鏡筒の筒状部品やフード等の環状ワーク
は、塗装中に均等に回転させることが難しく、熟練技術
者を必要とした。
【0003】
【発明の目的】本発明は、特に環状(筒状)塗装ワーク
を熟練技術を要することなく均一に塗装することがで
き、しかも設置スペースに多くを要しない簡易縦型塗装
機を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明の簡易縦型塗装機は、移動可能な
架台本体;この架台本体上に立設固定した垂直支柱;架
台本体に、垂直支柱と略平行な軸を中心に回転可能に支
持した治具ホルダ;垂直支柱に昇降可能に支持したガン
テーブル;このガンテーブルに、上記治具ホルダに保持
した塗装ワークに沿って移動可能に支持した塗装ガン;
ガンテーブルを垂直支柱に沿って往復動させる往復動機
構;及び治具ホルダを回転駆動する回転駆動機構;を備
えたことを特徴としている。
【0005】治具ホルダは、塗装ワークの形状に応じて
適宜形状が設定することができる。また、架台本体上
に、治具ホルダと同軸で該治具ホルダの上部に位置する
逆円錐状の従動回転体を回転自在に支持し、治具ホルダ
に保持した円錐状の塗装治具と、この従動回転体との間
に筒状体を支持して、その外周面に環状の塗装ワークを
嵌合支持することができる。塗装ワークを支持する筒状
体は、復元力を有する板状体を巻いて形成し、この板状
体の復元力で、環状塗装ワークを筒状体の外周面に支持
すれば、簡易な環状ワークの支持筒体を得ることができ
る。
【0006】別の治具ホルダの具体例としては、筒状の
塗装ワークを、その外面一部をマスキングしながら支持
するマスキング塗装治具をあげることができる。塗装ガ
ンは、治具ホルダに対する距離を調節可能に、ガンテー
ブルに位置調節可能に支持することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1、図2は、本発明による簡易
縦型塗装機10の一実施形態を示している。架台本体1
1は、キャスター12を有し、作業者一人での移動が可
能である。架台本体11上には、垂直支柱13が立設固
定され、この垂直支柱13に、ガンテーブル14が昇降
自在に支持されている。
【0008】すなわち、垂直支柱13には、スピコン
(スピードコントローラ)付き駆動モータ15によって
回転駆動される垂直方向の送りねじ16が回転自在に支
持されており、この送りねじ16は、ガンテーブル14
に固定した雌ねじ体17とでボールねじ機構を構成して
いる。駆動モータ15により送りねじ16を正逆に駆動
すると、ガンテーブル14が昇降し、その速度は、駆動
モータ15の回転速度により調節できる。
【0009】ガンテーブル14には、上下2本の水平バ
ー18が突出長を調整可能にして支持されており、この
一対の水平バー18の先端部に、塗装ガン20がそれぞ
れ支持されている。塗装ガン20は、水平バー18の先
端回動中心軸21を中心に回動調節可能であり、その吐
出ノズル22の方向を調節することができる。一対の塗
装ガン20は、共通の塗料タンク23から塗料の供給を
受ける。
【0010】架台本体11上には、水平バー18と略平
行な水平方向に、治具ホルダアーム24が突出固定され
ており、この治具ホルダアーム24の先端部に、治具ホ
ルダ25が回転自在に支持されている。この治具ホルダ
25は、図3、図5に明らかなように、垂直な回転軸2
6の上端部に固定されており、架台本体11にはこの回
転軸26を回転駆動するスピコン付き駆動モータ28が
固定されている。駆動モータ28の出力軸と回転軸26
とは、スプロケット、無端チェーン29、ガイドローラ
を介して、駆動モータ28の回転が回転軸26に伝達さ
れるように結合されている。治具ホルダ25は、異種の
複数の治具を交換保持することができる。
【0011】治具ホルダアーム24の先端部には、上方
延長部31と水平延長部32とを有する補助アーム33
が固定されている。治具ホルダ25の上方に位置する水
平延長部32の先端部には、従動回転体34が支持され
ている。従動回転体34は、回転軸26と同軸で水平延
長部32に昇降可能に支持された昇降軸35の下端部
に、軸受36を介して回転自在に支持されている。スト
ッパ37は、昇降軸35を任意高さに固定するストッパ
であり、ストッパ37を解除した状態では昇降軸35
(従動回転体34)は自重による下降ができる。従動回
転体34は、逆円錐(台)形状をしている。
【0012】図3は、上記構成の簡易縦型塗装機10に
よる第一の塗装形態を示している。治具ホルダ25上に
は、従動回転体34と対をなす円錐(台)形状の第一の
塗装治具40が固定されている。この従動回転体34と
塗装治具40の間には、筒状体41が支持されており、
この筒状体41の外周面に、環状の塗装ワーク42が嵌
合支持されている。筒状体41は、従動回転体34と塗
装治具40のテーパ面により自動センタリングされ、従
って筒状体41に嵌めた塗装ワーク42も回転軸26の
回転軸線にセンタリングされる。
【0013】図4は、筒状体41の好ましい形成例であ
る。塗装ワーク42を支持する筒状体41は、自由状態
では平板状になろうとする復元力を有する板状体41P
を巻いて形成されている。筒状体41に塗装ワーク42
を嵌める際には、筒状体41を巻いて塗装ワーク42の
内径より小径にし、この筒状体41の外側に必要数の塗
装ワーク42を嵌める。嵌めた後、筒状体41を開放す
ると、筒状体41は復元して塗装ワーク42との間に摩
擦力が生じ、塗装ワーク42が筒状体41に保持され
る。
【0014】筒状体41は、このような復元力(弾性)
を有する材料からなるものを使用する。特に、微細なゴ
ミの発生がなく、静電気が生じない金属板を用いること
が好ましい。紙は微細なゴミが発生しやすく、合成樹脂
は静電気が発生するため好ましくない。
【0015】塗装ワーク42の塗装に際しては、図3の
ように塗装ワーク42を嵌めた筒状体41をセットした
後、駆動モータ28を介して治具ホルダ25(回転軸2
6)を回転駆動し、筒状体41と塗装治具40を一体に
回転させる。すると、自重により筒状体41上に下降し
ている従動回転体34も一緒に回転する。同時に、駆動
モータ15により送りねじ16を正逆に回転駆動してガ
ンテーブル14を昇降させながら塗装ガン20の吐出ノ
ズル22から塗装ワーク42(筒状体41)に塗料を吹
き付ける。吐出ノズル22の方向は、塗装ワーク42に
塗装むらが生じないように予め定める。駆動モータ28
により筒状体41の回転速度を調節し、かつ駆動モータ
15によりガンテーブル14(塗装ガン20)の昇降速
度を調節することにより、塗装ワーク42を均一に塗装
することができる。勿論、必要に応じ、ガンテーブル1
4を複数回往復動させてもよい。また、塗装ワーク42
と塗装ガン20(吐出ノズル22)との距離は、ガンテ
ーブル14からの水平バー18の突出長を調節すること
で変化させることができる。
【0016】図5は、簡易縦型塗装機10による別の塗
装形態を示している。図3、図4の塗装形態は複数ワー
クを同時に塗装するのに適していたのに対し、この塗装
形態は、単品の環状塗装ワークを、塗装を要しない部分
にマスキングしながら塗装するのに適している。
【0017】治具ホルダ25上には、筒状の塗装ワーク
44の外面一部をマスキングするマスキング塗装治具4
5が固定されている。塗装ワーク44は、例えば塗装す
べき大径部44aと、塗装しない小径部(ねじ部)小径
部44bとを有するレンズフードである。マスキング塗
装治具45は、この小径部44bの外周を覆いながら、
筒状塗装ワーク44を支持する形状をしている。
【0018】この塗装形態においても、回転軸26、ガ
ンテーブル14、塗装ガン20を、最初の塗装形態と同
様にして駆動することにより、塗装ワーク44の小径部
44bには塗装することなく、大径部44aの外面のみ
に塗装することができる。図示した塗装ワーク44とマ
スキング塗装治具45の形状は一例であり、マスキング
塗装治具45の形状を塗装ワーク44の形状に応じて適
宜変更するのは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、環状(筒状)塗装ワー
クを均一に塗装することができ、設置スペースに多くを
要しない簡易縦型塗装機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による簡易縦型塗装機の一実施形態を示
す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の塗装機による一つの塗装態様を示す正面
図である。
【図4】図3の塗装態様における筒状体に対する塗装ワ
ークの支持態様を示す斜視図である。
【図5】図1の塗装機による別の塗装態様を示す正面図
である。
【符号の説明】
10 簡易縦型塗装機 11 架台本体 13 垂直支柱 14 ガンテーブル 15 28 スピコン付き駆動モータ 16 送りねじ 18 水平バー 20 塗装ガン 24 治具ホルダアーム 25 治具ホルダ 26 回転軸 33 補助アーム 34 従動回転体 35 昇降軸 36 軸受 40 塗装治具 41 44 塗装ワーク 45 マスキング塗装治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 六郎 福島県西白河郡矢吹町大久保48番地 朝日 工機株式会社内 Fターム(参考) 4F035 AA03 CA02 CA05 CB05 CD02 CD18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な架台本体;この架台本体上に
    立設固定した垂直支柱;上記架台本体に、上記垂直支柱
    と略平行な軸を中心に回転可能に支持した治具ホルダ;
    上記垂直支柱に昇降可能に支持したガンテーブル;この
    ガンテーブルに、上記治具ホルダに保持した塗装ワーク
    に沿って移動可能に支持した塗装ガン;、上記ガンテー
    ブルを垂直支柱に沿って往復動させる往復動機構;及び
    上記治具ホルダを回転駆動する回転駆動機構;を備えた
    ことを特徴とする簡易縦型塗装機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗装機において、架台本
    体上には、上記治具ホルダと同軸で該治具ホルダの上部
    に位置する逆円錐状の従動回転体が回転自在に支持され
    ており、治具ホルダに保持した円錐状の塗装治具と、こ
    の従動回転体との間に支持した筒状体の外周面に、環状
    の塗装ワークが嵌合支持される簡易縦型塗装機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の塗装機において、塗装ワ
    ークを支持する筒状体は、復元力を有する板状体を巻い
    て形成され、この板状体の復元力で、環状塗装ワークが
    筒状体の外周面に支持される簡易縦型塗装機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の塗装機において、上記治
    具ホルダには、筒状の塗装ワークを、その外面一部をマ
    スキングしながら支持するマスキング塗装治具が支持さ
    れる簡易縦型塗装機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    塗装機において、塗装ガンは、治具ホルダに対する距離
    を調節可能に、ガンテーブルに位置調節可能に支持され
    ている簡易縦型塗装機。
JP11020608A 1999-01-28 1999-01-28 簡易縦型塗装機 Pending JP2000218201A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100366371B1 (ko) * 2002-03-04 2002-12-31 주식회사 로보텍 도료 분사 시스템
JP2018176137A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 株式会社和田電業社 被曝予防剤塗布装置及び被曝予防剤塗布方法

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