JP2014161832A - グリーンタイヤの内面塗装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、グリーンタイヤのサイズに合わせてスプレーガンの塗装位置を調整してグリーンタイヤの必要な範囲に剥離剤を噴射して塗装できるグリーンタイヤの内面塗装装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】グリーンタイヤの内面塗装装置1は、グリーンタイヤG1の内面に離型剤を噴射して塗装するスプレーガン7と、スプレーガン7を中心軸Oを中心に回動させる回転機構4と、スプレーガン7を取り付けたアーム部材6を中心軸Oと直交する方向に移動させるスライド機構5とを備え、スライド機構5をスライド軸24により作動させてスプレーガン7と中心軸Oとの間の距離を調整する。そのため、小径サイズのグリーンタイヤの場合には、グリーンタイヤの内面にスプレーガン7を接近させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】グリーンタイヤの内面塗装装置1は、グリーンタイヤG1の内面に離型剤を噴射して塗装するスプレーガン7と、スプレーガン7を中心軸Oを中心に回動させる回転機構4と、スプレーガン7を取り付けたアーム部材6を中心軸Oと直交する方向に移動させるスライド機構5とを備え、スライド機構5をスライド軸24により作動させてスプレーガン7と中心軸Oとの間の距離を調整する。そのため、小径サイズのグリーンタイヤの場合には、グリーンタイヤの内面にスプレーガン7を接近させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、加硫前のグリーンタイヤの内面に離型剤等の液体を塗装する塗装装置に関する。
タイヤの製造工程において、グリーンタイヤを成形した後加硫工程を経てタイヤが製造されるようになっているが、加硫工程では加硫側ブラダーとグリーンタイヤとが密着してしまうのを防止するために、加硫前にグリーンタイヤの内面に離型剤を塗装するようにしている。離型剤の塗装処理では、グリーンタイヤの内部にスプレーガンを挿入して、グリーンタイヤの内面に向かって液体状の離型剤を吹き付け、スプレーガンを360度回転させることで、グリーンタイヤの内面に満遍なく離型剤を塗装するようにしている。
例えば、特許文献1には、外径を把持されたグリーンタイヤの内部にスプレーガンを挿入してスプレーガンを回転させながら吹き付ける離型剤塗布装置が記載されている。また、特許文献2には、グリーンタイヤを水平方向に回転可能に載置して、グリーンタイヤの内部に配置された塗布ガンよりグリーンタイヤの内面に向けて離型剤を塗布する離型剤塗布装置が記載されている。また、特許文献3には、支柱に昇降シリンダを介して昇降可能に支持されたアームの先端にスプレーガンを取り付け、スプレーガンをグリーンタイヤの内部に挿入してグリーンタイヤの内面に離型剤を塗布する離型剤塗布装置が記載されている。
図5は、こうした従来の離型剤塗装装置の塗装処理に関する説明図である。図5(a)は、大径サイズのグリーンタイヤG1に対して塗装処理を行う場合を示しており、スプレーガンSを先端に取り付けたアームMを移動させて、グリーンタイヤG1の内部にスプレーガンSを挿入する。そして、スプレーガンSから離型剤を噴射させながらアームMを、その中心軸を中心に回転させることで、離型剤をグリーンタイヤG1の内面に塗装する。スプレーガンSの噴射方向は、アームMの中心軸と直交する方向に設定されており、アームMを360度回転することで、グリーンタイヤG1の内面の全周にわたって離型剤を塗布することができる。また、スプレーガンSの噴射角度θをグリーンタイヤG1の内面の幅方向の長さに合わせて設定することで、内面全体を満遍なく塗装することができる。
図5(b)は、小径サイズのグリーンタイヤG2に対して塗装処理を行う場合を示している。小径サイズのグリーンタイヤG2を大径サイズのグリーンタイヤG1と同様に処理した場合、小径サイズのグリーンタイヤG2は内面の幅が大径サイズのグリーンタイヤG1の幅よりも狭いため、スプレーガンSから噴射角度θで噴射される離型剤がグリーンタイヤG2の幅よりも拡がって外部に噴出するようになる。外部に噴出した離型剤は、グリーンタイヤG2の外面に付着したり、塗装ブースを汚すことになる。
そこで、本発明は、グリーンタイヤのサイズに合わせてスプレーガンの塗装位置を調整してグリーンタイヤの必要な範囲に剥離剤を噴射して塗装できるグリーンタイヤの内面塗装装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るグリーンタイヤの内面塗装装置は、グリーンタイヤの内面に離型剤を噴射して塗装するスプレーガンと、前記スプレーガンを所定の中心軸を中心に回動させる回転機構と、前記スプレーガンを前記中心軸と直交する方向に移動させて前記スプレーガンと前記中心軸との間の距離を調整する移動機構とを備えている。
本発明は、上記の構成を有することで、グリーンタイヤのサイズに合わせてスプレーガンの塗装位置を調整してグリーンタイヤの必要な範囲に剥離剤を噴射して塗装できる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る実施形態に関する概略構成図である。グリーンタイヤの内面塗布装置1は、搬送機構2の上部に昇降機構3が設けられており、昇降機構3の上部に回転機構4が設けられている。回転機構4の回転軸の先端部にはスライド機構5が設けられており、スライド機構5に取り付けたアーム部材6の先端部にスプレーガン7が取り付けられている。
搬送機構2には、設置された基台10に水平方向に搬送動作を行う搬送コンベヤ11が設けられており、搬送コンベヤ11は、基台10に取り付けられた駆動モータ12により搬送制御されるようになっている。昇降機構3は、搬送コンベヤ11の上面に取り付けられた載置台13の中央部分に昇降ロッド14及び駆動モータ15が設けられており、載置台13の周辺部に複数の支持ロッド16が立設している。そして、昇降ロッド14及び支持ロッド16の上端には昇降台17が取り付けられており、昇降ロッド14を駆動モータ15により上下動させることで、昇降台17が上下動するようになっている。
回転機構4は、昇降台17の上面に取り付けられた一対の軸受18に回転軸19が回転可能に軸支されている。回転軸19の一方の端部には駆動モータ20が取り付けられており、駆動モータ20の回転駆動により回転軸19が中心軸Oを中心に回転するようになる。スライド機構5は、回転軸19の他方の端部に取り付けられる矩形状の枠体21を備えている。枠体21の対向する辺部には、一対のスライドバー22が平行に取り付けられており、一対のスライドバー22は、中心軸Oと直交する方向に沿って移動可能に設けられている。枠体21の内側には、スライドバー22に隣接してリンク機構23が配設されており、リンク機構23の回転軸19側の連結部には、回転軸19内に中心軸Oに沿って挿入されたスライド軸24の端部が連結されている。
スライドバー22の枠体21から突き出た両端部には、アーム部材6の支持部25が取付固定されている。アーム部材6の支持部25とは反対側には、中心軸Oと平行となるように取付部26が延設されており、取付部26の先端部にスプレーガン7が取り付けられている。スプレーガン7は、噴射方向が中心軸Oと直交する方向に設定されており、噴射角度は、塗装する最も大径のグリーンタイヤの内面に合わせて設定しておく。スプレーガン7には、液体状の離型剤及び圧縮空気を供給する供給管(図示せず)が接続されており、図示せぬ供給装置より離型剤及び圧縮空気が供給されてスプレーガン7のノズルから霧状の離型剤が噴射されるようになっている。
この実施形態では、グリーンタイヤG1は、立設された状態で搬送装置50により搬送される。そして、所定の塗装位置にグリーンタイヤG1が搬送されたとき、グリーンタイヤG1の内部に横方向からスプレーガン7を挿入するために、スプレーガン7の高さを昇降機構3により調整して搬送機構2によりスプレーガン7をグリーンタイヤG1に向かって移動させ、グリーンタイヤG1の内部の所定の噴射位置にスプレーガン7を位置決めする。その際に、スライド機構5によりアーム部材6を中心軸Oと直交する方向に移動させてスプレーガン7の中心軸Oからの距離を調整する。
図2は、スライド機構5に関する一部拡大図である。スライド機構5の枠体21の内側に設けられたリンク機構23は、4つのリンク部材を連結部23a〜23dにより矩形状に連結して構成されている。連結部23aは、スライド軸24の端部にも連結されており、連結部23aに対向する連結部23cは、枠体21の内側に形成された軸支部21aに軸支されている。連結部23a及び23cは、中心軸Oに沿うように配列されており、連結部23aがスライド軸24により連結部23cから離間するように移動した場合には、連結部23aと23cとの間に配置されている連結部23b及び23dが互いに接近するように中心軸Oと直交する方向に移動する。
また、連結部23aがスライド軸24により連結部23cに接近するように移動した場合には、連結部23b及び23dは互いに離間するように中心軸Oと直交する方向に移動するようになる。連結部23aと23cとの間の連結部23bは、一対のスライドバー22の間に架設された取付部22aに連結されている。そのため、連結部23aがスライド軸24により中心軸Oに沿って移動すると、それに連動して連結部23bとともにスライドバー22が中心軸Oと直交する方向に移動するようになる。
図2では、連結部23bを実線で示した位置から点線で示した位置に移動することで、スライドバー22が移動してスライドバー22に支持されたアーム部材6が中心軸Oと直交する方向に移動するようになり、アーム部材6の先端部に取り付けられたスプレーガン7が中心軸Oと直交する方向に移動して中心軸Oからの距離が調整される。
スライド軸24を中心軸Oに沿うように移動させるために、スライド軸24の回転軸19内の端部には、回転バー24aが設けられている。回転バー24aは、回転軸19に形成されたスライド溝19aから両端部が突出しており、その両端部に回動部材24bが取り付けられている。回転軸19の外周面には、回動部材24bに嵌合するスライドリング27が回動自在に設けられており、スライドリング27には駆動シリンダ28の駆動ロッドが取り付けられている。
そして、駆動シリンダ28は、中心軸Oに沿う方向に駆動ロッドを進退動作させるようになっており、駆動シリンダ28の駆動動作によりスライドリング27は回転軸19上を中心軸Oに沿う方向に往復動する。そのため、スライドリング27の移動に連動してスライド軸24が中心軸Oに沿って往復動するようになる。この例では、スプレーガン7を中心軸Oと直交する方向に移動させる移動機構として、駆動シリンダ28、スライドリング27、スライド軸24及びスライド機構5が用いられている。
回転軸19が回転動作する場合には、スライドリング27の内面に形成された回動溝を回動部材24bが摺動するようになるので、スライドリング27が回動することはない。そして、回転軸19の回転動作によりスライド機構5及びアーム部材6が回動し、スプレ
ーガン7がグリーンタイヤG1の内部で360度回動して塗装動作を行うようになる。
ーガン7がグリーンタイヤG1の内部で360度回動して塗装動作を行うようになる。
図3は、大径サイズのグリーンタイヤG1及び小径サイズのグリーンタイヤG2を塗装する場合の説明図である。図3(a)では、大径サイズのグリーンタイヤG1の内面を塗装するために、スライド機構5を動作させてスプレーガン7を中心軸Oと直交する方向の位置を中心軸Oに近い位置に設定し、スプレーガン7から噴射角度θで離型剤をグリーンタイヤG1の内面に向かって噴射して塗装を行う。この場合、グリーンタイヤG1の中心軸にスプレーガン7の回動の中心軸Oを一致するように設定しておけば、スプレーガン7は、グリーンタイヤの中心軸付近で回動するようになる。そのため、グリーンタイヤG1の内面との間の間隔をほぼ一定の距離に保持しながら塗装動作を行うようになり、グリーンタイヤG1の内面に均一な塗装を行うことができる。
図3(b)では、小径サイズのグリーンタイヤG2に合わせてスプレーガン7の中心軸Oと直交する方向の位置を中心軸Oから離間させた位置に設定し、グリーンタイヤG2の内面に接近させた状態で回動させて塗装を行う。この場合、グリーンタイヤG2の中心軸にスプレーガン7の回動の中心軸Oを一致するように設定しておけば、スプレーガン7は、グリーンタイヤG2の中心軸から所定距離離間した円周上を回動するようになる。そのため、グリーンタイヤG2の内面に接近させた状態を保持しながら塗装動作を行うようになる。
したがって、グリーンタイヤG1の場合と同じ噴射角度θに設定した場合でも、グリーンタイヤG2から外部に離型剤が噴出することがなくなり、小径サイズのグリーンタイヤG2でも大径サイズのグリーンタイヤG1と同様に必要な範囲の塗装を行うことができる。
したがって、グリーンタイヤG1の場合と同じ噴射角度θに設定した場合でも、グリーンタイヤG2から外部に離型剤が噴出することがなくなり、小径サイズのグリーンタイヤG2でも大径サイズのグリーンタイヤG1と同様に必要な範囲の塗装を行うことができる。
スプレーガン7を中心軸Oと直交する方向に移動させる場合に、スプレーガン7にアクチュエータを取り付けて移動させるようにすることもできるが、スプレーガン7に移動機構を取り付けると、スプレーガン7の回動動作を行う際の重量が重くなって高速化や位置精度の面で問題があり、好ましくない。また、スプレーガン7をグリーンタイヤ内に進入又は退出させる際に移動機構が障害となる可能性があり、塗装作業により移動機構が離型剤で汚れるため、塗装作業を行う上でスプレーガン7に移動機構を設けることは避けることが望ましい。
そのため、本実施形態では、スライド機構5をグリーンタイヤ内に進入しない外部の位置において回転軸19に取り付け、回転機構とは別体で駆動シリンダ28等の動作機構を設けているため、スプレーガン7による回動動作を安定して行うことができる。
図4は、本発明に係る別の実施形態に関する概略構成図である。この例では、縦方向にスプレーガンが配列された縦型の塗装装置であり、グリーンタイヤを水平方向に載置した状態で、上方からグリーンタイヤの内部にスプレーガンを挿入して内面の塗装を行うことができる。
塗装装置100は、支持台101に駆動モータ102が取り付けられており、駆動モータ102から下方に回転軸103が垂設されている。回転軸103には、回転体104が取り付けられており、回転軸103及び回転体104は、上下方向に設定された中心軸Oを中心に回転するようになっている。回転体104には、中心軸Oと直交する方向にスライドレール105が形成されており、スライドレール105に摺動可能にスプレーガン106が取り付けられている。そのため、スプレーガン106は、中心軸Oと直交する方向に移動可能となっている。
塗装装置100は、支持台101に駆動モータ102が取り付けられており、駆動モータ102から下方に回転軸103が垂設されている。回転軸103には、回転体104が取り付けられており、回転軸103及び回転体104は、上下方向に設定された中心軸Oを中心に回転するようになっている。回転体104には、中心軸Oと直交する方向にスライドレール105が形成されており、スライドレール105に摺動可能にスプレーガン106が取り付けられている。そのため、スプレーガン106は、中心軸Oと直交する方向に移動可能となっている。
スプレーガン106には、液体状の離型剤及び圧縮空気を供給する供給管(図示せず)が接続されており、図示せぬ供給装置より離型剤及び圧縮空気が供給されてスプレーガン106のノズルから霧状の離型剤が噴射されるようになっている。
回転体104には、中心軸Oに沿ってスライドバー108が移動可能に軸支されており、スライドバー108には、複数のリンク107の一方の端部が回動可能に連結されている。そして、各リンク107の他方の端部は、スプレーガン106に回動可能に連結されており、スライドバー108を中心軸Oに沿って移動させることで、リンク107を介してスプレーガン106が連動して中心軸Oと直交する方向(矢印の方向)に移動するようになる。
回転体104には、中心軸Oに沿ってスライドバー108が移動可能に軸支されており、スライドバー108には、複数のリンク107の一方の端部が回動可能に連結されている。そして、各リンク107の他方の端部は、スプレーガン106に回動可能に連結されており、スライドバー108を中心軸Oに沿って移動させることで、リンク107を介してスプレーガン106が連動して中心軸Oと直交する方向(矢印の方向)に移動するようになる。
支持台101と回転体104との間には、回転軸103にスライドリング109が摺動可能に取り付けられており、スライドリング109には、スライドバー108の端部が固定されている。スライドリング109の外周面には、軸受110が回動可能に取り付けられており、軸受110には外方に向かって連結部材111が立設されている。連結部材111の先端部は、支持台101に固定された駆動モータ112により回転駆動されるボールネジ113に螺合している。そのため、駆動モータ112を回転駆動すると、ボールネジ113の回転により連結部材111が中心軸Oに沿う方向に移動するようになり、連結部材111の移動に連動してスライドリング109とともにスライドバー108が中心軸Oに沿って移動するようになる。
この実施形態では、スプレーガン106を中心軸Oと直交する方向に移動させる移動機構として、駆動モータ112、ボールネジ113、スライドリング109、スライドバー108及びリンク107が用いられている。
この実施形態においても塗装するタイヤのサイズに応じてスプレーガン106を回転中心軸に直交する方向に移動させて最適位置で塗装を行うように設定することができる。そのため、幅の狭い小径サイズのタイヤの場合には、回転中心となる中心軸Oからスプレーガン106を離間させてタイヤに接近した位置で塗装を行うことで、外部に噴出することなく必要な範囲にスプレーガン106で塗装することができる。また、スプレーガン106から離れた位置にスライドバー108を動作させる駆動モータ112を回転機構とは別体で設けているので、スプレーガン106の回動動作を安定して行うことができる。
この実施形態においても塗装するタイヤのサイズに応じてスプレーガン106を回転中心軸に直交する方向に移動させて最適位置で塗装を行うように設定することができる。そのため、幅の狭い小径サイズのタイヤの場合には、回転中心となる中心軸Oからスプレーガン106を離間させてタイヤに接近した位置で塗装を行うことで、外部に噴出することなく必要な範囲にスプレーガン106で塗装することができる。また、スプレーガン106から離れた位置にスライドバー108を動作させる駆動モータ112を回転機構とは別体で設けているので、スプレーガン106の回動動作を安定して行うことができる。
1・・・グリーンタイヤの内面塗装装置、2・・・搬送機構、3・・・昇降機構、4・・・回転機構、5・・・スライド機構、6・・・アーム部材、7・・・スプレーガン、15、20、102・・・駆動モータ、19、103・・・回転軸、24・・・スライド軸、27・・・スライドリング、28・・・駆動シリンダ、100・・・塗装装置、101・・・支持台、104・・・回転体、105・・・スライドレール、106・・・スプレーガン、107・・・リンク、108・・・スライドバー、109・・・スライドリング、110・・・軸受、111・・・連結部材、112・・・駆動モータ、113・・・ボールネジ。
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- グリーンタイヤの内面に離型剤を噴射して塗装するスプレーガンと、前記スプレーガンを所定の中心軸を中心に回動させる回転機構と、前記スプレーガンを前記中心軸と直交する方向に移動させて前記スプレーガンと前記中心軸との間の距離を調整する移動機構とを備えているグリーンタイヤの内面塗装装置。
- 前記移動機構は、前記回転機構に連結して設けられるとともに駆動装置を前記回転機構とは別体に取り付けている請求項1に記載のグリーンタイヤの内面塗装装置。
- 前記移動機構は、前記スプレーガンを取り付けたアーム部材を前記中心軸と直交する方向に移動させる請求項1又は2に記載のグリーンタイヤの内面塗装装置。
- 前記移動機構は、前記回転機構の回転体に前記中心軸と直交する方向に移動可能に取り付けられた前記スプレーガンを移動させるリンクと、前記中心軸に沿う方向に移動して前記リンクを揺動させるスライドバーを備えている請求項1から3のいずれかに記載のグリーンタイヤの内面塗装装置。
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