JP2000217982A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000217982A
JP2000217982A JP11020492A JP2049299A JP2000217982A JP 2000217982 A JP2000217982 A JP 2000217982A JP 11020492 A JP11020492 A JP 11020492A JP 2049299 A JP2049299 A JP 2049299A JP 2000217982 A JP2000217982 A JP 2000217982A
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JP11020492A
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Inventor
Isao Kishi
勇夫 岸
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滅多に出現しないスペシャルリーチを印象づ
けるように出現させることと、ノーマルリーチが比較的
当りやすい印象をつけさせて遊技者の興趣を増す遊技機
を提供する。 【解決手段】 始動条件が成立すると図柄が変動する図
柄表示装置を備え、特定の条件が成立する時に当りとな
る可能性がある変動パターンの中で、少なくとも1つ
が、当りになる期待度がおおむねそのままで、出現率の
みが変更されるようにしている。従って、特定の条件時
には、スペシャルリーチがよく出現するし、ノーマルリ
ーチの当り期待度も特定の条件時のみ低くなるものの一
時のことで遊技者には、スペシャルリーチを強く印象づ
けられることができて、ノーマルリーチも比較的当りや
すいという印象も持たせれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、特
にリーチの当りに対する期待度はおおむねそのままでの
リーチ出現率の変更を行なって遊技者の興趣を増すよう
構成したものである。
【0002】
【従来の技術】最近の遊技機では、図柄表示器があっ
て、所定の始動領域を通過することにより、図柄変動が
開始され、予め設定された確率で一定の利益が得られる
ための特定表示(以下「当り」と称する)になる遊技機
が主流になっている。大部分の遊技機では当りになる時
にはリーチ変動が行なわれ、当り図柄で停止して当りに
なるが、それが必ずしも当り図柄で停止するとは限ら
ず、はずれ図柄で停止する場合もある。そして、当りか
はずれになるかのリーチの期待度はそれぞれのリーチに
より異なる。
【0003】また、最近の傾向では、当り期待度の高い
リーチ(以下「スペシャルリーチ」と称する)と当り期
待度の低いリーチ(以下「ノーマルリーチ」と称する)
に別れる傾向が多く、スペシャルリーチにおいては当り
期待度にもよるが、出現率自体は結構低い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在のスペシャルリー
チは当り期待度は高いが、滅多に出てこないものが多
く、かといってスペシャルリーチの比率を上げると、今
度は当りになる期待度が落ちる問題が出てきたり、かと
いって当りのリーチの出現率がスペシャルリーチばかり
だと、ただでさえ当り期待度の低いノーマルリーチの期
待度が更に低くなるということにも成りかねない。
【0005】そこで本発明は特定の条件になると、リー
チの当りになる期待度はおおむねそのままで、リーチの
出現率の変更を行なって遊技者の興趣を増す遊技機を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、始動条件が成立すると図柄が変動する図柄
表示装置を備え、特定の条件が成立する時に当りとなる
可能性がある変動パターンの中で、少なくとも1つが、
当りになる期待度がおおむねそのままで、出現率のみが
変更されることを特徴とする。
【0007】特定の条件時には、スペシャルリーチがよ
く出現するし、ノーマルリーチの当り期待度も特定の条
件時のみ低くなるが、それはごく一時的なことで問題は
なく、遊技者には、スペシャルリーチを印象づけられ
て、ノーマルリーチも比較的当りやすいという印象も持
たせれる。
【0008】また、当りの後に、例えばスペシャルリー
チが出現しやすく、連続して当りに成りやすいのではと
いう期待を有し、当たってすぐやめることもなく、少な
くともスペシャルリーチが来るまで遊技を続行すること
で遊技に対する興趣が増すという効果を奏するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1は、本発明のパチンコ
機の正面構造図であって、外枠3の前面側に内枠1がヒ
ンジ2によって脱着及び開閉可能に取り付けられてい
る。その内枠1の中央開口部には金枠を介して、上受け
皿を組み付けた腰板とガラス扉とがそれぞれ開閉可能に
取り付けられている。
【0010】内枠1の下方には下受け皿5と発射ハンド
ル7が、右側方にはガラス枠開閉用鍵穴8が形成された
鍵飾り9が、上方には枠飾り10が取り付けられている。
【0011】上受け皿に遊技球をいれ、発射ハンドル7
を握り、時計方向に回動操作すると、遊技球発射装置に
よって一分間に約100発の速度で1個ずつ発射され、
発射された遊技球はガイドレールによって遊技盤の遊技
領域4に案内される。
【0012】遊技領域4に案内された遊技球は、盤面上
に設けられた入賞口のいずれかに入賞するかアウト口に
入る。アウト口に入った遊技球はそのまま機外に排出さ
れる。
【0013】遊技球が入賞口に入賞すると、その入賞口
によって予め定められた個数(例えば15個)の遊技球
が内枠裏側に設けられた賞球払出装置(図示せず)から
受け皿に払い出される。
【0014】発射ハンドル7の握り部には、遊技者がハ
ンドルを操作していることを検出するためのタッチセン
サの電極となる導通部が形成されており、タッチセンサ
6が検出時には、前記鍵穴飾り10に設けられたタッチL
EDが点灯する。また、発射ハンドル7の側方に発射停
止ボタンが設けられており、遊技者の操作によって発射
モータを停止させたり、1個ずつ単発発射することがで
きる。
【0015】図2の遊技盤には、盤面中央にセンターケ
ース12、その左右には、普通図柄作動ゲート13、センタ
ーケース12の下方には、第1種始動口スイッチを備えた
第1種始動口14と更にその下には普通電動役物(兼第1
種始動口)15が設けられている。
【0016】さらにその下方には、大入賞口17・右下入
賞口18・左下入賞口19・複数の飾りLEDを備えた変動
入賞装置20が配設される。
【0017】大入賞口17は大入賞口開放ソレノイドによ
って開閉作動されるようになっており、大入賞口に入賞
したすべての遊技球をカウントする9カウントスイッチ
と、大入賞口17の中央に形成された特定領域16を通過し
た遊技球を検出する連続作動スイッチとが配備されてい
る。
【0018】その他、遊技領域にはサイド飾り・風車・
普通入賞口のほか多数の遊技くぎが配設される。
【0019】ガイドレール外側には、入賞ランプ・球切
れランプ・飾りLEDを備えたコーナー飾りが配設され
る。
【0020】遊技球が普通図柄作動ゲート13を通過する
と普通図柄11が作動を開始し、30秒経過すると、図柄
が停止する。この時普通図柄11のLEDランプが全点灯
していると当りで普通電動役物15が0.5秒開放する。
開放後は保留があると変動を開始する。全消灯なら0.
5秒図柄停止後、保留があると変動を開始する。
【0021】当り・はずれの判定は普通図柄作動ゲート
13のゲートスイッチを通過した時に乱数を取り、変動開
始時に当り普通乱数(図21)の値を見て、値が「0」
〜「2」ならはずれ、それ以外だと当りとなる。詳しく
は後述するフローチャートで説明する。
【0022】遊技球が第1種始動口14に入賞すると、そ
れぞれの図柄の0〜9の10種類の図柄の特別図柄A−
B−C(21〜23)が変動を開始する。なお、特別図柄表
示装置は、各種の電気的図柄表示装置で構成することが
できる。
【0023】特別図柄A−B−C(21〜23)の変動開始
後、所定の変動固定時間が経過すると、変動を停止し、
組合せが全て同じ数字なら大当りとなり、変動入賞装置
20が作動して大入賞口17が約30秒間、又は9カウント
されるまで開放する。
【0024】大入賞口17は変動入賞装置20の中央に設け
られ、開閉扉が前後回動することにより開閉される。
【0025】閉口時は開閉扉アームが大入賞口開放ソレ
ノイドのプランジャーの重みによって開閉扉を起立位置
に保つ。大当りが発生すると、大入賞口開放ソレノイド
がON駆動され、プランジャーが引き上げられると開閉
扉は埋め込まれた重錘の重さによって開閉扉が前方に傾
動して大入賞口17が開放される。
【0026】開閉扉の中央位置には開閉扉が前方へ傾動
している場合に大入賞口17内部への案内通路との協同作
用によって遊技球を1個停留する一時停留部が形成され
ている。この一時停留された遊技球は開放後30秒間、
若しくは、9カウントスイツチが9個の遊技球を検出し
て大入賞口17が閉口されるに伴い、大入賞口中央の特定
領域16を通過し、案内通路上を転動して連続作動スイッ
チを通過するようになっている。
【0027】開放した大入賞口17に遊技球が概ね9個入
賞した時は、開放時間内であっても大入賞口17は閉じら
れる。この、1回の大入賞口17が開放されてから閉じる
までの期間を「ラウンド」と呼び、大入賞口17の開放中
又は閉口後の一定時間以内に、入賞した遊技球が大入賞
口内部の特定領域16を通過した時には、大当りが継続さ
れ、次のラウンドに移行し、再び大入賞口17が開放され
る。1回の大当たりにおけるラウンド数は、初回を含め
最高10ラウンドである。
【0028】特別図柄表示装置が作動中又は大当り状態
の時に、遊技球が第1種始動口14に入賞した場合は、最
初の4個までが入賞記憶となり、特別図柄記憶表示LE
Dの点灯数で記憶数が表示される。
【0029】そして、入賞記憶がある場合には、特別図
柄A−B−C(21〜23)が変動可能な状態になると、そ
の入賞記憶に基づいて変動が開始される。
【0030】特別図柄が変動停止した時の図柄は、大当
りの場合は大当り特別図柄乱数(図19)から、はずれ
の場合ははずれ特別図柄乱数A−B−C(図20)によ
って決定される。
【0031】遊技球が第1種始動口14に入賞すると、0
から126の127コマからなる大当り特別乱数(図1
8)より、その時点の乱数値を選出し、記憶する。
【0032】特別図柄A、B、Cが変動を開始すると、
記憶された乱数値と当たり乱数値とを比較し、大当り・
はずれを決定する。
【0033】記憶された乱数値が「7」の場合は大当り
となり、停止時に表示する図柄をその時点における大当
り図柄乱数の値によって決定する。
【0034】乱数値が「7」以外の場合ははずれとな
り、その時点でのはずれ特別図柄A乱数、はずれ特別図
柄B乱数、はずれ特別図柄C乱数の値から得られる図柄
を停止図柄に決定する。但し、得られた図柄が大当り図
柄と一致する場合にはAの停止図柄を+1移動すること
により、必ずはずれ図柄を停止図柄に決定する(詳しく
はフローチャートで後ほど説明する)。
【0035】大当り図柄及び特定のはずれ図柄の場合に
はリーチが行なわれ、図柄内容とリーチ乱数の値とによ
ってリーチパターンが決定される。
【0036】ここで本実施形態の変動及びリーチパター
ンを説明する。 (1) 通常停止・・・A図柄21及びB図柄22及びC図
柄23は1図柄中速変動後高速で変動し、変動開始から5
秒経過すると、停止図柄の2図柄前に差し替えて、中速
2図柄変動後停止する(図14参照)。ちなみに1図柄
あたりの変動時間は、主制御用CPUの割り込み周期
2.5mSより、高速が45mS、中速が450mS、低速
が900mSに設定されている。 (2)通常リーチ・・・A図柄21及びB図柄22の変動は
通常停止と同じで、C図柄23は1図柄中速変動後高速で
変動し、変動開始から5秒経過すると、中速9図柄変動
後低速で1図柄+停止図柄までの図柄合わせで0〜9コ
マ進んで停止する(図15参照)。 (3)ロングリーチ・・・A図柄21及びB図柄22の変動
は通常停止と同じで、C図柄23は1図柄中速変動後高速
で変動し、変動開始から5秒経過すると、中速9図柄変
動後低速で19図柄+停止図柄までの図柄合わせで0〜
2コマ進んで停止する(図16参照)。 (4)スーパーリーチ・・・A図柄21及びB図柄22の変
動は通常停止と同じで、C図柄23は1図柄中速変動後高
速で変動し、変動開始から5秒経過すると、中速9図柄
変動後低速で10図柄変動して、そこから高速200図
柄変動して停止図柄に差替えて停止する(図17参
照)。
【0037】以上のような技術的前提を元に本発明の実
施形態を図3および図4を参照しながら説明する。
【0038】図3は本発明の実施の形態に係る通常時に
おける出現率及び当りに対する期待度の値を示す表であ
る。 (1)通常停止・・・この停止の場合、この実施形態の
設定上は、1/1.1(9/10)とほとんどはこの変
動になる。そして、大当り期待度0%とまったく期待で
きない。 (2)通常リーチ・・・このリーチになると、こちらの
方は1/9.8と上記(1)通常停止と比べると、出現
率は1/10倍だが、ずっと遊技していると比較的多く
出現する。そして大当り期待度のほうは5.9%(約1
7回に1回の割合で大当り)と全くではないが、ほとん
ど期待できない。 (3)ロングリーチ・・・このリーチになると出現率は
1/352と出現率自体がかなり低く、1〜1.5時間
に1回出現すればいいぐらいである。その代わり、当り
に対する期待度は32.8%と(約3回に1回の割合で
大当り)当りに対する期待度は高く、かなり期待のもて
るリーチである。 (4)スーパーリーチ・・・このリーチにおいては出現
率は1/556.4と出現率自体が上記(3)ロングリ
ーチよりも低く、2時間に1回出現すればいいぐらいで
ある。但し、当りに対する期待度は48.3%と(約2
回に1回の割合で大当り)当りに対する期待度は全リー
チの中では最も高く、1番期待のもてるリーチである。
なお上記のもの及びこれ以降で出てくるリーチ出現率及
び大当りに対する期待度の計算式は省略する。
【0039】次に、図4を参照しながら大当り終了時か
ら1回目のロングリーチあるいはスーパーリーチが出現
するまでの出現率及び当りに対する期待度の値を示す表
である。 (1)通常停止・・・この停止は、1/1.1(9/1
0)と上記図3の通常時と同様ほとんどはこの変動にな
る。そして同じく、大当り期待度0%とまったく期待で
きない。 (2)通常リーチ・・・このリーチにおいては、1/1
0.5と上記(1)通常停止と比べると、出現率は1/
10倍だが、ずっと遊技していると比較的多く出現す
る。そして大当り期待度のほうは1.1%(約91回に
1回の割合で大当り)と全くではないが、ほとんど期待
できない。 (3)ロングリーチ・・・このリーチになると出現率は
1/96.6と図3の通常時と比べて出現率自体がかな
り高くなっており、当りに対する期待度も32.9%
(約3回に1回の割合で大当り)と上記した通常時同様
に当りに対する期待度もほとんど同じで高い。 (4)スーパーリーチ・・・このリーチにおいては、出
現率は1/149.1でこちらも通常時同様、出現率が
高くなっており、当りに対する期待度は49.3%(約
2回に1回の割合で大当り)とこちらも当りに対する期
待度は通常時とほとんど同じで、最も期待のもてるリー
チである。
【0040】ちなみに当りに対する期待度の高い、
(3)ロングリーチと(4)スーパーリーチの出現率の
合計を、通常時と大当り終了時から1回目のロングリー
チあるいはスーパーリーチが出現するまでの場合とをそ
れぞれ別にして計算してみると、通常時は、ロングリー
チが1/352.2、スーパーリーチが1/556.4
で合計すると、約1/215.7となる。
【0041】一方、大当り終了時から1回目のロングリ
ーチあるいはスーパーリーチが出現するまでの場合は、
ロングリーチが1/96.6、スーパーリーチが1/1
49.1で合計すると、約1/58.6となる。
【0042】これで比較してみると、大当り終了後から
の当りに対する期待度の高いリーチ(当りに対する期待
度の高いリーチは、この実施形態では、ロングリーチと
スーパーリーチを指す。以下同様)の出現率は通常時と
比べると約4倍もアップしており、普段はあまり出現し
ない当りに対する期待度の高いリーチが大当り終了後、
特別図柄に数10回転で出現すると、「もしや連チャン
では」と遊技者が期待を抱く。またずっと遊技している
と、大当り終了後のみ当りに対する期待度の高いリーチ
が出現しやすくなるということがわかってくるので、大
当りが終了してもすぐやめることもなく、当りに対する
期待度の高いリーチが出現するまでは、上記のように
「連チャン」という期待を抱きながらついつい遊技して
しまう遊技者も出てくる。
【0043】この実施形態ではリーチ比率を変えるとき
の条件が「大当り終了時から1回目のロングリーチ及び
スーパーリーチが出現するまで」となっていたが、この
例に限らず以下のような例も考えられる。
【0044】例えば、開始・終了条件をみると、 (1)大当り終了後・・・大当りが終了してから、比率
が変わるものが該当する。 (2)特定の図柄が停止後・・・大当り図柄(特定図柄
・時短図柄・通常図柄等)、はずれリーチ図柄、はずれ
リーチ図柄以外のはずれ図柄、大当り・はずれ図柄を問
わず、左(中・右)に所定の図柄が停止した場合など色
々あるが、予め定められたものなら何でもよい。 (3)リーチ・変動関係・・・所定のリーチ・変動(全
部のリーチ・変動も含む)がきた時やそれが所定回数き
た時も該当する。また予め定められた条件から所定のリ
ーチ・変動がきた場合も該当する。 (4)図柄変動数関係・・・特別図柄・普通図柄など色
々あるが予め定められた図柄の回転数が所定回数になっ
たら該当する。また予め定められた条件から図柄変動数
が所定回数になった時も該当する。 (5)抽選関係・・・予め定められた条件から抽選し
て、それに当選した時(例として、大当り終了後・所定
の停止図柄・毎回抽選・リーチ(特殊変動)になった時
(毎回抽選のもの以外は、予め定められたリーチ(特殊
変動)・図柄を含む))のものが該当する。 (6)複合条件関係・・・前記(1)〜(5)のものが
複合したものが該当する。例として出すと、前記(2)
の時短図柄で大当り終了後と、前記(4)図柄変動数関
係で100回転との条件を合同すると、時短図柄の大当
り終了後100回転後にリーチ比率の変更が開始(終
了)されるようにする。
【0045】ここまでの実施形態の説明では、特定の条
件になると、当りに対する期待度の高いリーチの出現率
を上げる説明を行なったが、例えば、ある特定のリーチ
の出現率が通常時にもともと高く、そのリーチが多く出
現した場合に遊技者の遊技の興趣を失う場合もあるの
で、特定の条件になるとリーチで当りに対する期待度は
おおむねそのままで出現率を下げ、その分、他のリーチ
・変動の出現率を上げる、ということをしてもよい。
【0046】ここでパチンコ機の一連の動作を、処理内
容を中心に説明する。図5は、処理内容のメインフロー
チャートである。図6は図5のステップ400で実行され
る普通図柄始動処理の内容を示すフローチャートであ
り、図7は、図5のステップ600で実行される普通図柄
・普通電役制御処理の内容を示すフローチャートであ
り、図8は図5のステップ500で実行される特別図柄始
動処理の内容を示すフローチャートであり、図9は図5
のステップ700で実行される特別図柄変動処理の内容を
示すフローチャートである。
【0047】図10は、図9の大当り図柄選択処理の内
容を示すフローチャートであり、図11は図9の大当り
図柄変動態様選択処理の内容を示すフローチャートであ
り、図12ははずれ特別図柄A−B−C選択処理の内容
を示すフローチャートであり、図13ははずれ変動態様
選択処理を示すフローチャートである。
【0048】最初に、パチンコ機の電源を立ち上げる
と、電源投入時と判断され(ステップ100:Yes)、初期
設定を行ない(ステップ102)、最初のルーチンを終了
する。
【0049】遊技者が遊技を始め、遊技球が普通図柄作
動ゲート13を通過し、その通過によって普通図柄作動ゲ
ートスイッチがONし、そのONが発生したことによ
り、普通図柄始動処理が実行される(ステップ400)。
【0050】ここで普通図柄始動処理について、図6を
参照して説明する。まずは普通図柄作動ゲートスイッチ
がONしたと判定され(ステップ402:Yes)、普通図柄
作動記憶数が4個未満であるかどうかを判定する(ステ
ップ404)。
【0051】ここでは、初めて遊技球が普通図柄作動ゲ
ート13を通過しており、普通図柄作動記憶数が0である
ため、ステップ406へ進み(ステップ404:Yes)、普通図
柄作動記憶数に「1」を加算する(ステップ406)。続
いて、ステップ408へ進み、当り普通乱数の値を抽出・
格納し(ステップ408)、処理を終了する。
【0052】もし、普通図柄作動ゲート13のスイッチが
ONになっていない場合(ステップ402:No)、普通図柄
作動ゲートスイッチを通過しても作動記憶が4個未満で
ない場合(ステップ404:No)は処理を終了する。
【0053】次に、普通図柄・普通電役制御処理につい
て、図7のフローチャートを参照して説明する。まず、
普通電役が作動しているかどうかを判定する(ステップ
602)。ここでは普通図柄11すら変動していないので
(ステップ602:No)ステップ610へ進む。
【0054】次に、普通図柄表示装置によって普通図柄
11が作動しているかどうかを判定するが(ステツプ61
0)、ここでは、初めて普通図柄を変動表示するので
(ステップ610:No)ステップ624へ進む。次に普通図柄
作動記憶は1個以上か?で、1個だけ記憶している状態
なので(ステップ624:Yes)ステップ626へ進む。そし
て、作動記憶が1個減少し(ステップ626)、ステップ6
28へ進み、普通図柄が変動を開始させて(ステップ62
8)ステップ630へ進み、変動タイマをスタートさせて
(ステップ630)ステップ632へ進み、当り普通乱数の乱
数値を見て(ステップ632)、それの乱数値が0〜2な
らステップ638へ進み(ステップ632:Yes)、はずれ図柄
をセット(普通図柄LED全消灯)し(ステップ63
8)、処理を終了する。ステップ632の乱数値が0〜2以
外の場合は(ステップ632:No)ステップ634へ進み、当
り図柄をセット(普通図柄LED全点灯)し(ステップ
634)、ステップ636へ進み、当りフラグをONにし(ス
テップ636)、処理を終了する。
【0055】もし、ステップ610の普通図柄11が変動中
の場合はステップ612へ進み(ステッブ610:Yes)、変動
タイマタイムアップ(変動が終了か?ということ)で変
動中なら(ステップ612:No)ステップ622へ進み、図柄
の変動処理を続け(図柄変動の状態を続けること)、も
し変動タイマタイムアップの状態になった時には(ステ
ップ612:Yes)ステップ614へ進み、普通図柄11の変動を
停止させて(ステップ614)、ステップ616へ進み、当り
フラグがONなら(ステップ616:Yes)、ステップ618へ
進み、普通電役の作動を開始させて(ステップ618)、
ステップ620へ進み、普通電役が作動している作動タイ
マをスタートさせて(ステップ620)処理を終了する。
また、当りフラグがONになっていなければそのまま処
理を終了する(ステップ616:No)。
【0056】もし、普通電動役物が作動している場合は
(ステップ602:Yes)、普通電役の作動タイマがタイム
アップしているかどうかを見て(ステップ604)、作動
したばかりなので(ステップ602:No)、普通電役の作動
タイマがタイムアップするまで処理を繰り返し、タイム
アップすれば(ステップ604:Yes)、ステップ606へ進
み、普通電役の作動を終了させ(ステップ606)、ステ
ップ608へ進み、当りフラグをOFFにして(ステップ6
08)処理を終了する。
【0057】次に、特別図柄始動処理について、図8の
フローチャートを参照して説明する。遊技者が遊技を始
め、第1種始動口14に遊技球が入賞し、その入賞によっ
て始動口スイッチのONが発生したことにより、特別図
柄始動処理が実行される(ステップ500)。
【0058】まずは特別図柄の始動口スイッチがONし
たかどうか判定され(ステップ502)、スイッチがON
していない場合は処理を終了し(ステップ502:No)、O
Nしている場合は(ステップ502:Yes)、ステップ504へ
進み、特別図柄始動記憶数が4個未満であるかどうかを
判定する(ステップ504)。
【0059】ここでは、初めて遊技球が第1種始動口14
に入賞しており、特別図柄始動記憶数が0であるため、
ステップ506へ進み(ステップ504:Yes)、特別図柄始動
記憶数に「1」を加算する(ステップ506)。続いて、
ステップ508へ進み、大当り特別乱数の値を抽出・格納
し(ステップ508)、処理を終了する。もし、始動記憶
数が4個以上なら(ステップ504:No)そのまま処理を終
了する。
【0060】次に、特別図柄変動処理について、図9の
フローチャートを参照して説明する。まず、特別図柄(2
1〜23)が変動しているかどうかを判定する(ステップ70
2)。この時点ではまだ変動していないので(ステップ7
02:No)、ステップ704へ進む。次に、特別図柄(21〜23)
の始動記憶数が1個以上かを判定するが(ステップ70
4)、ここでは、1個入賞しているので、ステップ706へ
進む(ステップ704:Yes)。
【0061】次に、始動記憶が1個減少し(ステップ70
6)ステップ708へ進み、特別図柄(21〜23)が変動を開始
して(ステップ708)、ステップ710へ進み、大当り特別
乱数は7かどうかを見て(ステップ710)、7であるな
ら(ステップ710:Yes)ステップ712へ進み、特別図柄大
当りフラグをONにし(ステップ712)、ステップ1100
へ進み、次に大当り図柄選択処理を行ない(選択のさせ
方は後ほど説明する)(ステッブ1100)、ステップ1200
へ進み、大当り図柄変動態様を選択し(選択のさせ方は
後ほど説明する)(ステップ1200)、特別図柄変動タイ
マをスタートさせて(ステップ714)処理を終了する。
【0062】次に大当り特別乱数の乱数値が7以外な
ら、ステップ1300へ進み(ステップ710:No)、はずれ特
別図柄A−B−C図柄選択処理から図柄を選択して(は
ずれ特別図柄A−B−C図柄選択処理でのはずれ図柄の
作成については後ほど説明する)(ステップ1300)、ス
テップ1400へ進み、はずれ変動態様選択処理でどの変動
をさせるかを決定させて(決定のさせ方は後ほど説明す
る)、ステップ714へ進み(ステップ1400)、特別図柄
変動タイマをスタートさせ(ステップ714)、処理を終
了する。
【0063】続いて、特別図柄(21〜23)が変動している
場合は(ステップ702:Yes)、ステップ716へ進み、特別
図柄変動タイマがタイムアップしているかどうかを見る
(ステップ716)。そしてタイムアップしていない場合
は(ステップ716:No)、図柄変動処理を行ない(ステッ
プ718)、特別図柄変動タイマがタイムアップするま
で、ステップ702からの処理を繰り返し、タイムアップ
すると(ステップ716:Yes)、先程決めた特別図柄の変
動を停止させる(ステップ720)。
【0064】そして次に特別図柄大当りフラグはON状
態かどうかを見て(ステップ722)、ONでない場合は
処理を終了する(ステップ722:No)。ON状態の場合は
ステップ724へ進み(ステップ722:Yes)、大入賞口17の
作動を開始させ(ステップ724)、ステッブ726へ進む。
次に大入賞口作動タイマをスタートさせ(ステップ72
6)処理を終了する。
【0065】次に、大当り図柄選択処理について、図1
0のフローチャートを参照して説明する。まず大当り特
別図柄乱数の値を抽出し(ステップ1102)、ステップ11
04へ進み、大当り特別図柄乱数の値は0かどうかを見て
(ステップ1104)、0であれば(ステップ1104:Yes)、
ステップ1106へ進み、大当り図柄は000に決定され
(ステップ1106)、処理を終了する。
【0066】大当り特別図柄乱数が0でなければ(ステ
ップ1104:No)、ステップ1108へ進み、大当り特別図柄
乱数が1かどうかを見て(ステップ1108)、1であれば
(ステップ1108:Yes)、ステップ1110へ進み、大当り図
柄は111に決定され(ステップ1110)、処理を終了す
る。
【0067】大当り特別図柄乱数が1でなければ(ステ
ップ1108:No)、ステップ1112へ進み、大当り特別図柄
乱数が2かどうかを見て(ステップ1112)、2であれば
(ステップ1112:Yes)、ステップ1114へ進み、大当り図
柄は222に決定され(ステップ1114)、処理を終了す
る。
【0068】大当り特別図柄乱数が2でなければ(ステ
ップ1112:No)、ステップ1116へ進み、大当り特別図柄
乱数が3かどうかを見て(ステップ1116)、3であれば
(ステップ1116:Yes)、ステップ1118へ進み、大当り図
柄は333に決定され(ステップ1118)、処理を終了す
る。
【0069】大当り特別図柄乱数が3でなければ(ステ
ップ1116:No)、ステップ1120へ進み、大当り特別図柄
乱数が4かどうかを見て(ステップ1120)、4であれば
(ステップ1120:Yes)、ステップ1122へ進み、大当り図
柄は444に決定され(ステップ1122)、処理を終了す
る。
【0070】大当り特別図柄乱数が4でなければ(ステ
ップ1120:No)、ステップ1124へ進み、大当り特別図柄
乱数が5かどうかを見て(ステップ1124)、5であれば
(ステップ1124:Yes)、ステップ1126へ進み、大当り図
柄は555に決定され(ステップ1126)、処理を終了す
る。
【0071】大当り特別図柄乱数が5でなければ(ステ
ップ1124:No)、ステップ1128へ進み、大当り特別図柄
乱数が6かどうかを見て(ステップ1128)、6であれば
(ステップ1128:Yes)、ステップ1130へ進み、大当り図
柄は666に決定され(ステップ1130)、処理を終了す
る。
【0072】大当り特別図柄乱数が6でなければ(ステ
ップ1128:No)、ステップ1132へ進み、大当り特別図柄
乱数が7かどうかを見て(ステップ1132)、7であれば
(ステップ1132:Yes)、ステップ1134へ進み、大当り図
柄は777に決定され(ステップ1134)、処理を終了す
る。
【0073】大当り特別図柄乱数が7でなければ(ステ
ップ1132:No)、ステップ1134へ進み、大当り特別図柄
乱数が8かどうかを見て(ステップ1136)、8であれば
(ステップ1136:Yes)、ステップ1138へ進み、大当り図
柄は888に決定され(ステップ1138)、処理を終了す
る。
【0074】大当り特別図柄乱数が8でなければ(ステ
ップ1136:No)、ステップ1140へ進み、大当り図柄は9
99に決定され(ステップ1140)、処理を終了する。
【0075】次に、大当り図柄変動態様選択処理につい
て、図11のフローチャートを参照して説明する。まず
電源投入後大当りしているかを見て(ステップ1202)、
そうであるなら(ステップ1202:Yes)、ステップ1204へ
進み、大当り終了後にロングリーチ、スーパーリーチが
出現していないかを見て(ステップ1204)、出現してい
れば(ステップ1204:Yes)、ステップ1206へ進み、大当
り図柄変動態様選択乱数の値は0〜16であるかどうか
を見て(ステップ1206)、0〜16なら(ステップ120
6:Yes)通常リーチがセットされ(ステップ1208)処理
を終了する。
【0076】0〜16でなければ(ステップ1206:No)
ステップ1210へ進み、大当り図柄変動態様選択乱数の値
は17〜71であるかどうかを見て(ステップ1210)、
17〜71なら(ステップ1210:Yes)ロングリーチがセ
ットされ(ステップ1212)処理を終了する。17〜71
でなければ(ステップ1210:No)ステップ1214へ進み、
スーパーリーチがセットされ(ステップ1214)処理を終
了する。
【0077】また、電源投入後大当りしていない場合
(ステップ1202:No)、もしくは大当り終了後にロング
リーチ、スーパーリーチが出現している場合は(ステッ
プ1204:No)、ステップ1216へ進み、大当り図柄変動態
様選択乱数の値は0〜96であるかどうかを見て(ステ
ップ1216)、0〜96なら(ステップ1216:Yes)通常リ
ーチがセットされ(ステップ1208)、処理を終了する。
0〜96でなければステップ1218へ進み(ステップ121
6:No)、次に大当り図柄変動態様選択乱数の値は97〜
111であるかどうかを見て(ステップ1218)、97〜
111なら(ステップ1218:Yes)ロングリーチがセット
され(ステップ1212)処理を終了する。97〜111で
なければステップ1214へ進み(ステップ1218:No)、ス
ーパーリーチがセットされ(ステップ1214)処理を終了
する。
【0078】次に、はずれ図柄選択処理について、図1
2のフローチャートを参照して説明する。はずれ特別図
柄A−B−C図柄選択処理にきた時点(ステップ1300に
きた時点)のはずれ特別図柄A−B−Cを選択(ステッ
プ1302)して、ステップ1304へ進む。次に特別図柄A−
B−Cは大当り図柄かどうかを見て(ステップ1304)、
もし大当り図柄の場合は(ステップ1304:Yes)、特別図
柄Aの図柄を+1コマ移動させ(ステップ1306)、処理
を終了する。特別図柄A−B−Cが大当り図柄でない場
合(ステップ1304:No)は、そのままはずれ図柄が決定
して処理を終了する。
【0079】次に、はずれ図柄変動態様選択処理につい
て、図13のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、はずれ特別図柄AとBは同じものかを見て(ステッ
プ1402)、もし違うなら(ステップ1402:No)ステップ1
404へ進み、通常停止をセットし(ステップ1404)、処
理を終了する。もし同じである場合は(ステップ1402:Y
es)ステップ1406へ進み、はずれ特別図柄のCの値はA
の値の+1もしくは−1かを見て(ステップ1406)、も
し違う場合(ステップ1406:No)は、通常リーチをセッ
トして(ステップ1408)処理を終了する。もし+1もし
くは−1の場合は(ステップ1406:Yes)ステップ1410へ
進み、電源投入後大当りしているかどうかを見て(ステ
ップ1410)、大当りしているなら、(ステップ1410:Ye
s)、ステップ1412へ進み、大当り終了後にロングリー
チ、スーパーリーチが出現していないかを見て(ステッ
プ1412)、出現していれば(ステップ1412:Yes)、ステ
ップ1416へ進み、はずれ図柄変動態様選択乱数の値は0
〜100であるかどうかを見て(ステップ1416)、0〜
100なら(ステップ1416:Yes)通常リーチがセットさ
れ(ステップ1418)、処理を終了する。
【0080】0〜100でなければ(ステップ1416:N
o)ステップ1420へ進み、次にはずれ図柄変動態様選択
乱数の値は101〜122であるかどうかを見て(ステ
ップ1420)、101〜122なら(ステップ1420:Yes)
ロングリーチがセットされ(ステップ1422)、処理を終
了する。101〜122でなければステップ1424へ進み
(ステップ1420:No)、スーパーリーチがセットされ
(ステップ1424)、処理を終了する。
【0081】また、電源投入後大当りしていない場合
(ステップ1410:No)、もしくは大当り終了後にロング
リーチ、スーパーリーチが出現している場合は(ステッ
プ1412:No)、ステップ1426へ進み、はずれ図柄変動態
様選択乱数の値は0〜110であるかどうかを見て(ス
テップ1426)、0〜110なら(ステップ1426:Yes)通
常リーチがセットされ(ステップ1418)、処理を終了す
る。0〜110でなければ(ステップ1426:No)ステッ
プ1428へ進み、次にはずれ図柄変動態様選択乱数の値は
111〜122であるかどうかを見て(ステップ142
8)、111〜122なら(ステップ1428:Yes)ロング
リーチがセットされ(ステップ1422)、処理を終了す
る。111〜122でなければ(ステップ1428:No)ス
テップ1424へ進み、スーパーリーチがセットされ(ステ
ップ1424)、処理を終了する。
【0082】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、始動条件が成立すると図柄が変動する図柄表示装置
を備え、特定の条件が成立する時に当りとなる可能性が
ある変動パターンの中で、少なくとも1つが、当りにな
る期待度がおおむねそのままで、出現率のみが変更され
ることを特徴とする。これにより、特定の条件時には、
スペシャルリーチがよく出現するし、ノーマルリーチの
当り期待度も特定の条件時のみ低くなるが、それはごく
一時的なことで問題はなく、遊技者には、スペシャルリ
ーチを印象づけられて、ノーマルリーチも比較的当りや
すいという印象も持たせれる。
【0083】また、当りの後に、例えばスペシャルリー
チが出現しやすく、連続して当りに成りやすいのではと
いう期待を有し、当たってすぐやめることもなく、少な
くともスペシャルリーチが来るまで遊技を続行すること
で遊技に対する興趣が増すという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の正面構造を示す図、
【図2】本発明に係るパチンコ機の遊技盤の構成を示す
図、
【図3】本発明の実施の形態に係る通常時における出現
率及び当りに対する期待度の値を示す表、
【図4】本発明の実施の形態に係る大当り終了時から1
回目のロングリーチあるいはスーパーリーチが出現する
までの出現率及び当りに対する期待度の値を示す表、
【図5】本発明に係るパチンコ機の一連の動作処理内容
を説明するメインフローチャート、
【図6】図5における普通図柄始動処理の内容を示すフ
ローチャート、
【図7】図5における普通図柄・普通電役制御処理の内
容を示すフローチャート、
【図8】図5における特別図柄始動処理の内容を示すフ
ローチャート、
【図9】図5における特別図柄変動処理の内容を示すフ
ローチャート、
【図10】図9における大当り図柄選択処理の内容を示
すフローチャート、
【図11】図9における大当り図柄変動態様選択処理の
内容を示すフローチャート、
【図12】本発明に係るパチンコ機の一連の動作処理中
のはずれ特別図柄A−B−C選択処理の内容を示すフロ
ーチャート、
【図13】本発明に係るパチンコ機の一連の動作処理中
のはずれ変動態様選択処理を示すフローチャート、
【図14】本発明のパチンコ機に係る通常停止における
変動パターンを説明するための図、
【図15】本発明のパチンコ機に係る通常リーチにおけ
るリーチパターンを説明するための図、
【図16】本発明のパチンコ機に係るロングリーチにお
けるリーチパターンを説明するための図、
【図17】本発明のパチンコ機に係るスーパーリーチに
おけるリーチパターンを説明するための図、
【図18】本発明のパチンコ機に係る大当り特別乱数を
示す図、
【図19】本発明のパチンコ機に係る大当り特別図柄乱
数を示す図、
【図20】本発明のパチンコ機に係るはずれ特別図柄乱
数A−B−Cを示す図、
【図21】本発明のパチンコ機に係る当り普通乱数を示
す図である。
【符号の説明】
1 内枠 2 ヒンジ 3 外枠 4 遊技領域 5 下受け皿 6 タッチセンサ 7 発射ハンドル 8 鍵穴 9 鍵穴飾り 10 枠飾り 11 普通図柄 12 センターケース 13 普通図柄作動ゲート 14 第1種始動口 15 普通電動役物(兼第1種始動口) 16 特定領域 17 大入賞口 18 右下入賞口 19 左下入賞口 20 変動入賞装置 21 特別図柄A 22 特別図柄B 23 特別図柄C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動条件が成立すると図柄が変動する図
    柄表示装置を備え、特定の条件が成立する時に当りとな
    る可能性がある変動パターンの中で、少なくとも1つ
    が、当りになる期待度がおおむねそのままで、出現率の
    みが変更されることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特定の条件として、大当りが終了し
    たことであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特定の条件として、予め定められた
    停止図柄が出たときとすることを特徴とする請求項1記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記特定の条件として、所定のリーチ・
    変動(全部のリーチ・変動も含む)が所定回数きた時と
    することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記特定の条件として、予め定められた
    図柄の回転数が所定回数になったときとすることを特徴
    とする請求項1記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記特定の条件として、予め定められた
    条件から抽選して、それに当選したときとすることを特
    徴とする請求項1記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記特定の条件として、前記請求項2乃
    至請求項6に記載される特定条件が複合したものである
    とすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085703A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2002172231A (ja) * 2000-12-06 2002-06-18 Heiwa Corp 遊技機
JP2010005449A (ja) * 2009-10-13 2010-01-14 Ace Denken Co Ltd 遊技機

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