JP2000217125A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2000217125A
JP2000217125A JP1233799A JP1233799A JP2000217125A JP 2000217125 A JP2000217125 A JP 2000217125A JP 1233799 A JP1233799 A JP 1233799A JP 1233799 A JP1233799 A JP 1233799A JP 2000217125 A JP2000217125 A JP 2000217125A
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JP1233799A
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English (en)
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Kohei Inamura
浩平 稲村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度の低い画素による縦縞が見立たないよう
にする。 【解決手段】 三原色要素を配置してカラー画像を表示
する画像表示装置であって、RGBの三原色要素の内、
各表示画素において緑色を表示する要素の面積に対して
赤色及び青色を表示する要素の面積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各色に対応する色
要素を備えてカラー画像を表示する画像表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マトリクス状に配設された複数の
電子放出素子を有する電子源と、この電子源から送出さ
れる電子により発光する画素(蛍光体)を有する画像表
示装置が知られている。このような画像表示装置では、
そのフェースプレート上に図4に示すように同じ大きさ
の赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色要素(蛍光
体)をストライプ状に配置するストライプ配列がよく用
いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし例えばNTSC
方式のテレビジョン等の場合、白色を表示する場合の赤
色の要素の輝度Yr,緑色の要素の輝度Yg,青色の要
素の輝度Ybの比は、 Yr:Yg:Yb=0.30:0.59:0.11 となっている。このため、Gの輝度に比べR,B、特に
Bの輝度が低くなり、輝度の低い青色(B)の縦縞が目
立つという問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、緑色を表示する要素の面積に対して赤色、青色を表
示する要素の面積を小さくした画像表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】また本発明の目的は、緑色を表示する要素
の面積に対して赤色、青色を表示する要素の面積を小さ
くし、白色を表示させた際に各色要素の輝度をほぼ同じ
にすることにより輝度の低い画素による縦縞が見立たな
いようにした画像表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像表示装置は以下のような構成を備える。
即ち、三原色要素を配置してカラー画像を表示する画像
表示装置であって、前記三原色要素の内、各表示画素に
おいて緑色を表示する要素の面積に対して赤色及び青色
を表示する要素の面積を小さくしたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0008】図3は、本発明の実施の形態の画像表示装
置で使用される表示パネル1000の構成を示す外観斜
視図で、その内部構造を示すために表示パネル1000
の一部を切り欠いて示している。
【0009】図中、1005はリアプレート、1006
は側壁、1007はフェースプレートであり、1005
〜1007により表示パネルの内部を真空に維持するた
めの気密容器を形成している。気密容器を組み立てるに
あたっては、各部材の接合部に十分な強度と気密性を保
持させるため封着する必要があるが、例えばフリットガ
ラスを接合部に塗布し、大気中或は窒素雰囲気中で、4
00〜500℃で10分以上焼成することにより封着を
達成した。
【0010】リアプレート1005には、基板1001
が固定されているが、この基板1001上には表面伝導
型放出素子1002がn×m個形成されている。ここで
n,mは2以上の正の整数であり、目的とする表示画素
数に応じて適宜設定される。例えば、高品位テレビジョ
ンの表示を目的とした表示装置においては、n=300
0,m=1000以上の数を設定することが望ましい。
本実施の形態においては、n=3072,m=1024
とした。これらn×m個の表面伝導型放出素子1002
は、m本の行配線1003とn本の列配線1004によ
り単純マトリクス配線されている。これら1001〜1
004によって構成される部分をマルチ電子源と呼ぶ。
【0011】尚、本実施の形態においては、気密容器の
リアプレート1005にマルチ電子源の基板1001を
固定する構成としたが、マルチ電子源の基板1001が
十分な強度を有するものである場合には、気密容器のリ
アプレートとしてマルチ電子源の基板1001自体を用
いてもよい。
【0012】また、フェースプレート1007の下面に
は、蛍光膜1008が形成されている。本実施の形態は
カラー表示装置であるため、蛍光膜1008の部分には
CRTの分野で用いられる赤、緑、青、の3原色の蛍光
体が塗り分けられている。各色の蛍光体は、例えば図1
に示すようにストライプ状に塗り分けられ、蛍光体のス
トライプの間には黒色の導電体が設けてある。黒色の導
電体を設ける目的は、電子ビームの照射位置に多少のず
れがあっても表示色にずれが生じないようにするため
や、外光の反射を防止して表示コントラストの低下を防
ぐため、電子ビームによる蛍光膜のチャージアップを防
止するためなどである。黒色の導電体1010には、黒
鉛を主成分として用いたが、上記の目的に適するもので
あればこれ以外の材料を用いても良い。
【0013】尚、モノクロームの表示パネルを作成する
場合には、単色の蛍光体材料を蛍光膜に用いればよく、
また黒色導電材料は必ずしも用いなくともよい。
【0014】また蛍光膜1008のリアプレート側の面
には、CRTの分野では公知のメタルバック1009を
設けてある。メタルバック1009を設けた目的は、蛍
光膜1008が発する光の一部を鏡面反射して光利用率
を向上させるためや、負イオンの衝突から蛍光膜100
8を保護するためや、電子の加速電圧を印加するための
電極として作用させるためや、蛍光膜1008を励起し
た電子の導電路として作用させるためなどである。メタ
ルバック1009は、蛍光膜1008をフェースプレー
ト基板1007上に形成した後、蛍光膜表面を平滑化処
理し、その上にAl(アルミニウム)を真空蒸着する方
法により形成した。尚、蛍光膜1008に低電圧用の蛍
光体材料を用いた場合にはメタルバック1009は用い
ない。
【0015】また、本実施の形態では用いなかったが、
加速電圧の印加用や蛍光膜の導電性向上を目的として、
フェースプレート基板1007と蛍光膜1008との間
に、例えばITOを材料とする透明電極を設けてもよ
い。
【0016】また、行端子Dx1〜Dxm及び列端子Dy1〜
Dyn及び加速電極用端子Hvは、当該表示パネル100
0と不図示の電気回路とを電気的に接続するために設け
た気密構造の電気接続用端子である。そして行端子Dx1
〜Dxmはマルチ電子源の行配線1003と、列端子Dy1
〜Dynはマルチ電子源の列配線1004と、端子Hvは
フェースプレートのメタルバック1009とそれぞれ電
気的に接続されている。
【0017】また、この気密容器内部を真空に排気する
には、この気密容器を組み立てた後、不図示の排気管と
真空ポンプとを接続し、気密容器内を10の-7乗[tor
r]程度の真空度まで排気する。その後、排気管を封止
するが、気密容器内の真空度を維持するために、封止の
直前或は封止後に気密容器内の所定の位置にゲッター膜
(不図示)を形成する。ゲッター膜とは、例えばBaを
主成分とするゲッター材料をヒータもしくは高周波加熱
により加熱し蒸着して形成した膜であり、該ゲッター膜
の吸着作用により気密容器内は1×10の-5乗〜1×1
0-7乗[torr]の真空度に維持される。
【0018】以上、本発明の実施の形態の表示パネルの
基本構成と製法を説明した。
【0019】本実施の形態の画像表示装置に用いるマル
チ電子源は、表面伝導型放出素子を単純マトリクス配線
した電子源であれば、表面伝導型放出素子の材料や形状
或は製法に制限はない。しかしながら本願発明者らは、
表面伝導型放出素子の中では、電子放出部もしくはその
周辺部を微粒子膜から形成したものが電子放出特性に優
れ、しかも製造が容易に行えることを見出している。従
って、高輝度で大画面の画像表示装置のマルチ電子源に
用いるには最も好適であると言える。そこで、本実施の
形態の表示パネルにおいては、電子放出部もしくはその
周辺部を微粒子膜から形成した表面伝導型放出素子を用
いた。
【0020】本実施の形態では、例えばNTSC方式の
テレビジョン用の表示装置を構成する場合、図2に示す
ようにRの表示要素の面積をSr、Gの表示要素の面積
をSg、Bの表示要素の面積をSbとし、これらRGB
3つの要素を一纏めにした面積をSwとする。この場
合、白色を表示する時のRの表示要素の輝度をYr、G
の表示要素の輝度Yg、Bの表示要素の輝度Ybの比
は、 Yr×Sr/Sw:Yg×Sg/Sw:Yb×Sb/Sw =0.30:0.59:0.11 という関係を満たすように構成される。一例としてRの
表示要素の面積Sr及びBの表示要素の面積Sbのそれ
ぞれを、Gの表示要素の面積Sgの1/2とした場合、 Yr:Yg:Yb=0.60:0.59:0.22 となる。これにより従来例(Yr:Yg:Yb=0.3
0:0.59:0.11)よりも、白色を表示した際の
R及びBの表示要素のそれぞれ輝度と、Gの輝度との差
が小さくなる。このため、輝度の低い画素による縦縞が
目立ちにくくなることを示している。
【0021】また他の例としてSr,Sg,Sbの比
を、例えば Sr:Sg:Sb=0.30:0.59:0.11 となるように構成すると、 Yr:Yg:Yb=1:1:1 となるため、R,G,Bの各色の表示要素の輝度差がな
くなり、輝度の低い画素による縦縞の出現が抑制され
る。
【0022】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、縦縞の出現を低減して画質を向上できるという効果
がある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、緑
色を表示する要素の面積に対して赤色、青色を表示する
要素の面積を小さくし、輝度の低い画素による縦縞が見
立たないようにできるという効果がある。
【0024】また本発明によれば、緑色を表示する要素
の面積に対して赤色、青色を表示する要素の面積を小さ
くし、白色を表示させた際に各色要素の輝度をほぼ同じ
にすることにより輝度の低い画素による縦縞が見立たな
いようにできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蛍光体の配列を示す
図である。
【図2】本実施の形態に係る原色要素の面積の関係を説
明する図である。
【図3】本発明の実施の形態の画像表示装置で使用され
る表示パネルの構成を示す外観斜視図である。
【図4】従来の蛍光体の配列を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三原色要素を配置してカラー画像を表示
    する画像表示装置であって、 前記三原色要素の内、各表示画素において緑色を表示す
    る要素の面積に対して赤色及び青色を表示する要素の面
    積を小さくしたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記三原色要素のそれぞれはストライプ
    状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記三原色要素は、白色画素を表示した
    際に各色要素の輝度がほぼ同じになることを特徴とする
    請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記緑色を表示する要素の面積に対し
    て、前記赤色及び青色を表示する要素の面積を略半分に
    したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記緑色を表示する要素の面積Sgと、
    前記赤色及び青色を表示する要素の面積Sr,Sbとの
    比を、 Sr:Sg:Sb=0.30:0.59:0.11 としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の画像表示装置。
JP1233799A 1999-01-20 1999-01-20 画像表示装置 Withdrawn JP2000217125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166666A (ja) * 2003-11-29 2005-06-23 Samsung Sdi Co Ltd 電子放出素子及びその製造方法
US9449543B2 (en) 2005-07-04 2016-09-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and driving method of display device

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Effective date: 20060404