JP2000217063A - 番組情報提供システム、番組情報提供装置及び記録再生制御装置 - Google Patents

番組情報提供システム、番組情報提供装置及び記録再生制御装置

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JP2000217063A
JP2000217063A JP11328195A JP32819599A JP2000217063A JP 2000217063 A JP2000217063 A JP 2000217063A JP 11328195 A JP11328195 A JP 11328195A JP 32819599 A JP32819599 A JP 32819599A JP 2000217063 A JP2000217063 A JP 2000217063A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル放送の同一時間帯の複数のコンテンツ
を同時に録画を行う録画予約を行う際、事前に録画を行
うコンテンツのビットレートがわからないために、記録
装置の処理能力を超えた録画予約を設定しているかどう
かがわからず登録されたコンテンツの録画予約が実行で
きない可能性が発生していた。 【解決手段】コンテンツのビットレートを記述する電子
番組ガイド(EPGと呼ぶ)を配信する番組情報提供装
置を提供し、EPGに記述されたコンテンツのビットレ
ートを参照して同一時間帯の複数のコンテンツの同時録
画/再生予約のコンテンツの総ビットレートが、記憶装
置の処理能力のビットレートを超えないように録画予約
を行う記録再生制御装置を提供する。また、記憶装置に
蓄積されているコンテンツデータを再圧縮する手段を有
することで、記憶装置の空き容量を増やし、予約された
コンテンツの録画が一部分も欠けることのない録画を可
能とする記録再生制御装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同時に複数のコン
テンツを録画可能なビデオデッキやビデオサーバなどの
ビデオ記録再生制御装置に関し、特に同一時間帯の複数
コンテンツを録画予約する時の録画予約制御および符号
化されたコンテンツデータの再圧縮処理に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−243303号公報,特開
平7−21619号公報で開示されているように、同一
時間帯の複数コンテンツを同時に録画するために、複数
台のVTRをリモコンにより録画予約制御を行いどのV
TRに録画を行わせるかをスケジュール管理している録
画予約制御装置が提案されている。ここで提案されてい
る各VTRは同一時間帯に1コンテンツの録画しか動作
することができない。このためスケジュール管理では、
同一時間帯の複数コンテンツの最大録画可能数をVTR
の台数として定義しスケジュール管理を行っている。
【0003】また、特開平9−307846号公報では
1本のテープ状の記憶媒体に画像のサイズを縮小/合成
して録画し、再生時には拡大再生を行うことにより同一
時間帯の複数コンテンツの録画を行わせている。この場
合同一時間帯の複数コンテンツの最大録画可能数は、こ
のVTRが画像の圧縮を行うコンテンツのビットレート
とVTRのスループット性能から算出することができる
が、VTR内部では可能となる同時録画可能数は既知と
なっている。
【0004】また、一旦符号化圧縮した映像を再度圧縮
しなおす映像符号化技術が、特開平7−107461や
特開平11−98478に開示されている。これらの技
術を用いると、一旦記憶装置に蓄積された映像を再度圧
縮しなおして記憶装置に再蓄積することにより、記憶装
置の空き容量を増やすことが可能となる。図24は、従
来の再圧縮方法を使って記憶装置の空き容量を増やすブ
ロック図である。901は記憶装置からコンテンツを読
み出すためのコンテンツ読み出し手段、902は読み出
された符号化情報を再度圧縮する再圧縮手段、903は
再符号化されたデータを記憶装置に書き込むコンテンツ
書き込み手段、904はコンテンツが蓄積されている記
憶装置である。従来技術では、ユーザが再圧縮すべきコ
ンテンツとタイミングを指定して、再圧縮していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらデジタル
放送では、HDTVやSDTVに代表されるようにさま
ざまな画像品質を持った符号化方式でビデオ画像が圧縮
されて放送される。この各符号化方式の特性とコンテン
ツの特性があうように各コンテンツが画像圧縮されるた
め、放送されるコンテンツのビットレートはさまざまに
なり、このビットレートの差は4倍以上となる可能性が
ある。
【0006】このようなデジタル放送の録画では、画像
圧縮により記録再生制御装置が持っている処理能力で複
数コンテンツを同時に録画することが可能になるが、コ
ンテンツがさまざまなビットレートで送られてくるデジ
タル放送では、何本分の画像を同時に録画できるかどう
かがわからないため、特開平10-243303や特開平07-0216
19のように各VTRは同時に1コンテンツしか録画予約
をすることができない。またVTRと比較して高いR/
Wのビットレートとランダム特性をもつハードディスク
ドライブでは、更にたくさんのコンテンツを同時に記録
・再生することが可能であるが、コンテンツのビットレ
ートがわからないためコンテンツのビットレートを高ビ
ットレートとして扱う場合、本来ハードディスクドライ
ブの持っている能力より著しく低い同時録画予約数しか
設定することができないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記のような問題を解決
するために、デジタル放送のデジタル録画時における同
時録画予約本数を、記録再生制御装置の再生録画の処理
能力を最大限に活かして設定できる同時録画予約を可能
にする。また録画予約時に適切に予約可能とするよう各
コンテンツのビットレートの総和を記憶装置の処理能力
以下のビットレートにし、かつ記憶装置の空き容量を確
保するため、記憶装置に既に蓄積されているコンテンツ
を再圧縮する記録再生制御装置と、その番組情報を配信
する番組情報提供装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる番組情報提供装置は、
電子番組ガイド(以下EPGと記す)を配信する要求を
受信する配信要求受信手段と、EPGの配信要求管理を
行い配信を制御する配信制御手段と、EPGを配信する
番組情報配信手段と、コンテンツのビットレートをEP
G内に記述する番組情報作成手段とを少なくとも有し、
コンテンツのビットレートを記述したEPGを外部通信
回線、地上放送、もしくは衛星放送を利用して配信する
ことを特徴とする。すなわち、EPGを受信する複数の
コンテンツを同時に録画/再生可能な記録再生制御装置
では事前にコンテンツのビットレートを知ることが可能
となる。このため、コンテンツ放送前の録画予約時にコ
ンテンツの録画が可能かどうかの判断ができるようにな
り、適切な録画予約が可能となる。
【0009】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる番組情報提供システムでは、EPGを配信
する要求を受信する配信要求受信手段と、EPGの配信
要求管理を行い配信を制御する配信制御手段と、EPG
を配信する番組情報配信手段とを少なくとも有する番組
情報提供装置と、コンテンツのビットレートをEPG内
に記述する番組情報作成手段を少なくとも有する番組情
報作成装置と、EPGを番組情報作成装置から番組情報
提供装置へ渡すローカルエリアネットワークから構成さ
れ、コンテンツのビットレートを記述したEPGを外部
通信回線、地上放送もしくは衛星放送により配信するこ
とを特徴とする。すなわち、前記本発明の第1の観点と
同様な作用により、コンテンツ放送前の録画予約時にコ
ンテンツの録画が可能かどうかの判断ができるようにな
り、適切な録画予約が可能となる。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる番組情報提供システムでは、EPGを配信
する要求を受信する配信要求受信手段と、EPGの配信
要求管理を行い配信を制御する配信制御手段と、EPG
を配信する番組情報配信手段とを少なくとも有する番組
情報提供装置と、コンテンツのビットレートをEPG内
に記述する番組情報作成手段を少なくとも有する番組情
報作成装置と、EPGを番組情報作成装置から番組情報
提供装置へ渡す際に記憶媒体から構成され、コンテンツ
のビットレートを記述したEPGを外部通信回線、地上
放送もしくは衛星放送により配信することを特徴とす
る。すなわち、前記発明と同様な作用により、コンテン
ツ放送前の録画予約時にコンテンツの録画が可能かどう
かの判断ができるようになり、適切な録画予約が可能と
なる。
【0011】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる記録再生制御装置は、配信されたEPGの
内部に記述される各コンテンツのビットレートの情報を
抽出し、録画予約時の同時再生・録画予約のコンテンツ
の総ビットレートと記憶装置の処理能力のビットレート
とを比較することにより、録画の可否を判断し、記憶装
置の処理能力のビットレートを超える場合、録画予約時
の同時再生や録画予約の各コンテンツのビットレートの
総和を記憶装置の処理能力以下のビットレートにするこ
とを特徴とする。すなわち、記憶装置の能力を超えた録
画予約をした場合、録画予約時に記憶装置の処理能力以
下のビットレートにすることができる。このため、予約
設定された録画処理を失敗することなく処理することが
可能となる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかる記録再生制御装置は、EPGを入手できな
い場合録画予約を拒否することを特徴としている。すな
わち、EPGが入手できない場合に、無理に録画予約を
行うことにより発生する記憶装置の処理能力を超えた録
画予約を回避することができる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかる記録再生制御装置は、EPGを入手できな
い場合、予め記憶されたコンテンツのビットレートを録
画予約のコンテンツのビットレートとして扱い、録画予
約時の同時再生・録画予約のコンテンツの総ビットレー
トと記憶装置の処理能力のビットレートとを比較するこ
とにより、録画の可否を判断し、記憶装置の処理能力の
ビットレートを超える場合、録画予約時の同時再生・録
画予約の各コンテンツのビットレートの総和を記憶装置
の処理能力以下のビットレートにすることを特徴とす
る。すなわち、記憶装置の能力を超えた録画予約をした
場合、録画予約時の同時再生、録画予約のコンテンツの
総ビットレートを記憶装置の処理能力以下のビットレー
トにすることができる。このため、予約設定された録画
処理を失敗することなく処理することが可能となる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点にかかる記録再生制御装置は、新規録画予約の同一
時間帯においてコンテンツの総ビットレートが最大とな
る時間のコンテンツの総ビットレートを使用して録画予
約の可否判断を行うことを特徴とする。すなわち、複数
のコンテンツの録画時間帯の一部分が重なる場合におい
て最も重なりが多い部分の録画時間帯を録画予約の可否
判断に用いることになる。このため、予約設定されたコ
ンテンツの録画が一部分も欠けることがない設定が可能
となる。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第8の
観点にかかる記録再生制御装置は、新規に録画予約を行
う際に、同一時間帯の既録画予約および再生予約するコ
ンテンツのビットレートと新規録画予約するコンテンツ
のビットレートとの総和が記憶装置の処理能力のビット
レートを超える場合、各コンテンツの音声・映像データ
のビットレートを自動的に調整することにより同一時間
帯の既録画予約および再生予約するコンテンツのビット
レートと新規録画予約するコンテンツのビットレートと
の総和を記憶装置の処理能力以下のビットレートにする
ことを特徴とする。すなわち、記憶装置の能力を超えた
録画予約をした場合、録画予約時に記憶装置の処理能力
以下のビットレートにすることができる。このため、予
約設定されたコンテンツの録画が一部分も欠けることが
ない設定が可能となる。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第9の
観点にかかる記録再生制御装置は、新規に録画予約を行
う際に、同一時間帯の既録画予約及び再生予約するコン
テンツのビットレートと新規録画予約するコンテンツの
ビットレートとの総和が記憶装置の処理能力のビットレ
ートを超える場合、各コンテンツの色差情報を制御する
ことにより同一時間帯の既録画予約および再生予約する
コンテンツのビットレートと新規録画予約するコンテン
ツのビットレートとの総和を記憶装置の処理能力以下の
ビットレートにすることを特徴とする。すなわち、記憶
装置の能力を超えた録画予約をした場合、録画予約時に
記憶装置の処理能力以下のビットレートにすることがで
きる。このため、予約設定されたコンテンツの録画が一
部分も欠けることがない設定が可能となる。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第10
の観点にかかる記録再生制御装置は、新規に録画予約を
行う際に、同一時間帯の既録画予約及び再生予約するコ
ンテンツのビットレートと新規録画予約するコンテンツ
のビットレートとの総和が記憶装置の処理能力のビット
レートを超える場合、各コンテンツの輝度情報を制御す
ることにより同一時間帯の既録画予約及び再生予約する
コンテンツのビットレートと新規録画予約するコンテン
ツのビットレートとの総和を記憶装置の処理能力以下の
ビットレートにすることを特徴とする。すなわち、記憶
装置の能力を超えた録画予約をした場合、録画予約時に
記憶装置の処理能力以下のビットレートにすることがで
きる。このため、予約設定されたコンテンツの録画が一
部分も欠けることがない設定が可能となる。
【0018】上記目的を達成するため、本発明の第11
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規録画予約と既録画予約のコンテ
ンツのデータ量の総和より大きくするため、記憶装置に
既に蓄積されているコンテンツのデータを再圧縮するこ
と特徴とする。すなわち、記憶装置の空き容量を超えた
録画予約をした場合、録画予約時に記憶装置の空き容量
を前記新規録画予約と既録画予約のコンテンツのデータ
量の総和より大きくすることができる。このため、予約
設定されたコンテンツの録画が一部分も欠けることがな
い設定が可能となる。
【0019】上記目的を達成するため、本発明の第12
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規録画予約と既録画予約のコンテ
ンツのデータ量の総和より大きくするため、記憶装置に
蓄積されているコンテンツのデータを読み出し、この読
み出しデータを復号し、この復号したデータを再符号化
し、さらに、この再符号化処理したデータを記憶装置に
書き込みすることを特徴とする。すなわち、記憶装置の
空き容量を超えた録画予約をした場合、録画予約時に記
憶装置の空き容量を新規録画予約のコンテンツと既録画
予約のコンテンツのデータ量の総和より大きくすること
ができる。このため、予約設定されたコンテンツの録画
が一部分も欠けることがない設定が可能となる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第13
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、前記記憶装置の空き
容量が予め指定した第1のパラメータ以下になったとき
にコンテンツを再圧縮することを特徴とする。この記録
再生制御装置よれば、記憶装置の空き容量として残して
おきたい値を第1のパラメータにセットする。この記録
再生制御装置が記憶装置の残り容量を定期的にチェック
してこの値以下になったときに再圧縮を開始する。従っ
てユーザが再圧縮をするタイミングをいちいち指定しな
くても良い。この記録再生制御装置において、記憶装置
の空き容量が予め指定した第2のパラメータ以上になる
までコンテンツの再圧縮を繰り返すようにしても良い。
これにより、1度の再圧縮で指定した空き容量が得られ
ない場合でも繰り返し再圧縮を行なって指定した空き容
量を得ることが出来る。すなわち、録画予約時に記憶装
置の空き容量が前記新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくなっている。このため、予約設
定されたコンテンツの録画が一部分も欠けることがない
設定が可能となる。
【0021】上記目的を達成するため、本発明の第14
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、予め指定した時刻に
記憶装置に蓄積されたコンテンツの再圧縮を開始するこ
とを特徴とする。この記録再生制御装置よれば、ユーザ
が予め指定した時刻を保持し、その時刻になると再圧縮
を動作させる。このため、ユーザが記録再生制御装置の
能力を使用しない夜中などの時間帯に再圧縮を行なって
空き容量を増やすことが可能となる。すなわち、録画予
約時に記憶装置の空き容量を新規録画予約と既録画予約
のコンテンツのデータ量の総和より大きくすることがで
きる。このため、予約設定されたコンテンツの録画が一
部分も欠けることがない設定が可能となる。
【0022】上記目的を達成するため、本発明の第15
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、予め指定した時刻に
記憶装置に蓄積されたコンテンツの再圧縮を開始するこ
とを特徴とする。この記録再生制御装置よれば、ユーザ
が予め指定した時刻を保持し、その時刻になると再圧縮
を動作させる。このため、ユーザが記録再生制御装置の
能力を使用しない夜中などの時間帯に再圧縮を行なって
空き容量を増やすことが可能となる。すなわち、録画予
約時に記憶装置の空き容量を前記新規と既録画予約のコ
ンテンツのデータ量の総和より大きくすることができ
る。このため、予約設定されたコンテンツの録画が一部
分も欠けることがない設定が可能となる。
【0023】上記目的を達成するため、本発明の第16
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、録画予約情報を参照
して空き時間を調べ、空き時間中に記憶装置に蓄積され
ているコンテンツを再圧縮するようにスケジューリング
することを特徴とする。この記録再生制御装置によれ
ば、再圧縮を実行する時間をスケジューリングする際、
ユーザが設定した録画予約情報を参照する。このためユ
ーザが再圧縮に必要な資源を使用しない時間帯を得るこ
とができる。すなわち、録画予約時の記憶装置の空き容
量を前記新規と既録画予約のコンテンツのデータ量の総
和より大きくすることができる。このため、予約設定さ
れたコンテンツの録画が一部分も欠けることがない設定
が可能となる。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の第17
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、記憶装置に蓄積され
ているコンテンツを選択して再圧縮する。この際、再圧
縮するコンテンツを選ぶ基準として、ユーザが指定する
重要度を基準として選択することを特徴とする。この記
録再生制御装置によれば、ユーザがコンテンツに対して
重要度を予め指定することができるので、再圧縮するコ
ンテンツが複数ある場合、再圧縮は重要度の低いコンテ
ンツを優先的に選んで再圧縮することができる。すなわ
ち、本発明によれば記憶装置の空き容量をユーザの希望
を加味して新規と既録画予約のコンテンツのデータ量の
総和より大きくすることができる。
【0025】上記目的を達成するため、本発明の第18
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、記憶装置に蓄積され
ているコンテンツを選択的に再圧縮する。そして、再圧
縮するコンテンツを選ぶ基準として、コンテンツが生成
された時刻を基準に選択することを特徴とする。この記
録再生制御装置よれば、予めコンテンツの付加情報とし
てコンテンツの生成時刻を付けておく。このため、再圧
縮するコンテンツが複数ある場合、再圧縮は生成時刻の
古いコンテンツを優先的に選んで再圧縮することができ
る。これによって、録画予約時に記憶装置の空き容量を
新規と既録画予約のコンテンツのデータ量の総和より大
きくすることができ、予約設定されたコンテンツの録画
が一部分も欠けることがない設定が可能となる。
【0026】上記目的を達成するため、本発明の第19
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、記憶装置に蓄積され
ているコンテンツを選択的に再圧縮する。そして、再圧
縮するコンテンツを選ぶ基準として、コンテンツのサイ
ズを基準に選択することを特徴とする。この記録再生制
御装置によれば、予めコンテンツの付加情報としてコン
テンツのサイズを付けておく。このため、再圧縮するコ
ンテンツが複数ある場合、再圧縮はサイズの大きいコン
テンツを優先的に選んで再圧縮することができる。これ
によって、録画予約時に記憶装置の空き容量が新規と既
録画予約のコンテンツのデータ量の総和より大きくする
ことができ、予約設定されたコンテンツの録画が一部分
も欠けることがない設定が可能となる。
【0027】上記目的を達成するため、本発明の第20
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、GOP(Group of Pi
ctures)単位に再圧縮を行なうことを特徴とする。ま
た、再圧縮の中断を可能とするため、処理を中断したG
OPの位置を保持する手段と、この保持手段で保持した
GOPの位置からデータの圧縮を再開するように構成し
たことを特徴とする。この記録再生制御装置よれば、再
圧縮の最小処理単位をGOPとし、上位から再圧縮中断
の指示が来た場合、再圧縮処理が終了した最後のGOP
の位置を保持する。このため、上位から再圧縮再開の指
示が来た場合、保持していた最後のGOPの位置を読み
出し、再圧縮処理を再開することが可能となる。すなわ
ち、この場合、再圧縮の中断/再開を行うことが可能と
なる。
【0028】上記目的を達成するため、本発明の第21
の観点にかかる記録再生制御装置は、接続されている記
憶装置の空き容量を新規と既録画予約のコンテンツのデ
ータ量の総和より大きくするため、再圧縮時に再圧縮器
を複数使用し、指定した大きさに近いGOPの区切りで
コンテンツを分割し、分割されたデータ単位でGOP単
位に再圧縮を行うことを特徴とする。この記録再生制御
装置によれば、再圧縮時に指定した大きさでコンテンツ
を分割し、分割されたデータごとに独立して動作する複
数の再圧縮器により再圧縮を行う。このため、コンテン
ツの再圧縮を高速で再圧縮することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
す番組情報提供装置の構成図である。本実施形態は、記
録再生制御装置17からの通信回線16を介して図2,
3、もしくは4の電子番組ガイド(EPG)の要求を受
信する配信要求受信手段13と、EPGが配信可能かど
うかを判断する配信制御手段14と、番組毎もしくはチ
ャンネル毎もしくは局毎にビットレートを記述したEP
Gを作成する番組情報作成手段15と、EPGを通信回
線16を介して録画作成制御装置15に配信する番組情
報配信手段12とで構成されている。
【0030】次に、この実施の形態の番組情報提供装置
の動作を説明する。
【0031】図1に示したように、記録再生制御装置1
7から通信回線16を介して図2,3,もしくは4のE
PGの要求を配信要求受信手段13により受信した場
合、配信要求受信手段13はこの要求をこの要求を配信
制御手段14に渡す。配信制御手段14ではこの要求に
対するEPGの配信が可能かどうかを判断し、配信可能
と判断した場合番組情報作成手段15により作成された
EPGを番組情報配信手段12に渡し、番組情報配信手
段12は通信回線16を介して記録再生制御装置17に
配信を行う。また、配信制御手段14において配信不可
能と判断した場合配信できない旨を通信回線16を介し
て記録再生制御装置17に通知する。また、番組情報作
成手段15はEPGの中に図2に示す番組毎もしくは図
3に示すチャンネル毎もしくは図4に示す局毎にビット
レートを記述する。このようにしてビットレートが記述
されたEPGを配信された記録再生制御装置17は、録
画予約の際に録画可能かどうかを判断することが容易と
なる。
【0032】次に、図2、3及び4に示すEPGの説明
を行う。図2では各番組毎に記述されたEPGに放送ビ
ットレート26を記述した様子を示している。このEP
Gでは、少なくとも局名21、放送日22、番組識別子
23、放送開始時間24、放送終了時間25、放送ビッ
トレート26の6つの情報が記述されている。図3では
各チャンネル毎に少なくともチャンネル名31と放送ビ
ットレート32が記述されたEPGを示している。図4
では各局毎に少なくとも局名41と放送ビットレート4
2が記述されたEPGを示している。
【0033】前記では、記録再生制御装置17からの要
求があった場合にEPGを配信するとしたが、インター
ネットで使用されているポイントキャストのようなプッ
シュ型のサービスとして、EPGを一方的に配信した場
合においても、同様の効果を得ることが可能である。
【0034】さらに図5で示すように、番組情報作成手
段54で作成されたコンテンツのビットレートを含むE
PGを配信制御手段53に渡され、配信制御手段53は
配信するタイミングになったときにEPGを番組情報配
信手段52に渡して、EPGを地上放送57や衛星放送
56を介して配信した場合の番組情報提供装置において
も、同様の効果を得ることが可能である。
【0035】また、前記では、番組情報提供装置内にあ
る番組情報作成手段によりEPGを作成するとしたが、
図6に示すように、番組情報作成手段107を有する番
組情報提供装置106により作成されたEPGをイーサ
ネットやATMなどのローカルエリアネットワーク10
5や図示しない記憶媒体を介して番組情報提供装置10
1内の配信制御手段104に提供する番組情報提供シス
テム110においても同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0036】さらに、前記では、通信回線や放送により
コンテンツのビットレートを記述したEPGを配信する
こととしたが、EPGを記憶させた図示しない可換媒体
により配信した場合においても同様の効果を得ることが
可能である。可換媒体としては、フロッピーディスクや
ハードディスク、ミニディスク、コンパクトディスク、
光磁気ディスク、DVD、フラッシュメモリ、磁気テー
プなどが考えられる。
【0037】図7は、本発明の実施の形態を示す記録再
生制御装置の構成図である。記録再生制御装置605
は、録画予約の情報を入力するリモコン604から録画
予約入力情報を受信・解釈する録画予約入力手段607
と、録画予約入力手段607から渡された録画予約情報
が録画予約可能かどうかを判断する録画予約可否判断手
段608と、録画予約の可否状態をモニター603によ
り表示を行う録画予約可否表示手段606と、番組情報
提供装置601から電話回線やISDN回線などの有線
を用いた通信回線602を介してEPGを入手・抽出し
EPGを記憶する番組情報入手抽出手段612と、EP
Gを記憶するメモリやハードディスクなどの記憶装置で
ある番組情報記憶手段613と、録画・再生予約を記憶
しておくメモリやハードディスクなどの記憶媒体である
録画/再生予約記憶手段611と、EPGを番組情報記
憶手段613から読み出しかつ新規録画予約と重なる時
間帯に既に予約されている録画/再生予約を録画/再生
予約記憶手段611から読み出し録画・再生予約されて
いるコンテンツの総ビットレートを算出する録画/再生
予約総ビットレート算出手段610と、録画予約可否判
断手段608において可能であると判断された録画予約
を録画/再生予約記憶手段611に記憶させる録画予約
登録手段609と録画予約可否判断手段608において
不可能であると判断されると録画/再生予約総ビットレ
ート算出手段610にて算出されたデータをもとに録画
・再生予約されているコンテンツのビットレートを記憶
装置のビットレート以下になるように処理し、その結果
を録画/再生予約記憶手段611に登録し、そのデータ
に応答してビットレート制御信号を生成するビットレー
ト制御手段621と、入力コンテンツデータを復号処理
して復号化したコンテンツデータを出力する復号手段6
22と、ビットレート制御信号に基づいて復号化したコ
ンテンツのデータを圧縮符号化して、圧縮符号化したコ
ンテンツデータを出力する符号化手段623で構成され
る。
【0038】次に、この実施の形態の記録再生制御装置
の動作を説明する。図8のステップS101では図7の
番組予約入力手段607においてリモコン604からの
録画予約入力の有無を判断する。ここで録画入力が無い
場合ステップS101に戻る。また録画予約入力が有る
場合番組予約入力手段607は録画予約可否判断手段6
08に録画予約の可否判断を行わせるためにステップS
102に制御を移す。
【0039】録画予約可否判断手段608は録画/再生
予約総ビットレート算出手段610に対して、録画/再
生予約されるすべてのコンテンツのビットレートの総和
をステップS102、S103、S104、S105、
S106、S107において算出させる。
【0040】ステップS102において、録画/再生予
約総ビットレート算出手段610は新規録画予約のコン
テンツのビットレートを読み出すために番組情報記憶手
段613から新規録画予約のEPGを読み出す。番組情
報記憶手段613に新規録画予約対象のEPGが存在し
ている場合はステップS106に制御を移し、EPGが
存在していなければ番組情報入手抽出手段612に対し
て通信回線602を経由して番組情報提供装置601か
らEPGを入手・抽出し番組情報記憶手段613に記憶
させるステップS103を行わせる。
【0041】ステップS103において、番組情報入手
抽出手段612が番組情報提供装置601からEPGが
入手できた場合はステップS106に制御を移し、もし
ステップS103で通信回線602が利用できない場合
や番組情報提供装置601にアクセスできない場合など
のEPGを入手できない場合は、ステップS104で1
回もしくは複数回リトライを行わせリトライオーバとな
る場合は、ステップS105において予め記憶されてい
るコンテンツのビットレートを新規録画予約のコンテン
ツのビットレートとして番組情報記憶手段613に記憶
させてステップS106に制御を移す。
【0042】ステップS106において、録画/再生予
約総ビットレート算出手段610は新規録画予約と同一
時間帯となる既に予約されている録画/再生の予約情報
を録画/再生予約記憶手段611から読み出し、重複し
ている時間帯で最大となるコンテンツの総ビットレート
を算出し録画予約可否判断手段608に渡す。
【0043】ステップS107において、録画予約可否
判断手段608は次式を満たすかどうかを判断する。
【0044】記憶装置のビットレート > 記録・再生
総予約ビットレート+α (1)ここで、記憶装置のビ
ットレートとは、記憶装置のスループットである。ま
た、αとは予め定めてあるマージンである。
【0045】ステップS107において、もし式(1)
を満たさなければ、ステップS108において、記録・
再生総予約のビットレートを記憶装置のビットレート以
下にするようビットレート制御手段621に通知する。
ビットレート制御手段621は、各コンテンツのビット
レートの総和が記憶装置のビットレート以下になるよう
記録・再生の各コンテンツのビットレートを処理し、そ
の結果を録画/再生予約記憶手段611に記録・再生の
各コンテンツのビットレートとして再登録し、ステップ
S111に制御を移す。ステップS111において、録
画予約可否判断手段608は録画予約登録手段609に
録画/再生予約記憶手段611に録画予約の登録を行わ
せ、ステップS112で録画予約可否表示手段606は
記録・再生の各コンテンツのビットレートが再登録さ
れ、録画予約が完了したことをモニター603に表示さ
せユーザに通知させて、ステップS101に制御を移
す。もし式(1)を満たす場合ステップS109に制御
を移す。
【0046】ステップS109において、録画予約可否
判断手段608は録画予約登録手段609に録画/再生
予約記憶手段611に録画予約の登録を行わせ、ステッ
プS110で録画予約可否表示手段606に録画予約が
完了したことをモニター603に表示させユーザに通知
させて、ステップS101に制御を移す。
【0047】このようにして、録画予約時に録画予約の
処理量と録画予約に必要となる記憶装置の処理能力とを
ビットレートで比較することにより、録画時に失敗のな
い適切な録画予約が可能となる。
【0048】前記記録再生制御装置の説明において、ス
テップS104においてEPGが入手できない場合ステ
ップS105へ制御を移し、予め記憶させたコンテンツ
のビットレートを新規録画予約のコンテンツのビットレ
ートとして適用すかどうかを判断し、適用しない場合は
ステップS113、適用する場合はS106へ制御を移
し録画失敗のない適切な録画予約を行うことが可能であ
る。
【0049】また、記録再生制御装置605の番組情報
入手抽出手段612では番組情報入手の要求があった場
合にEPGを入手しているが、インターネットで使用さ
れているポイントキャストのようなプッシュ型のサービ
スとして一方的に配信されるEPGを受信し番組情報記
憶手段613に記憶させた場合においても同様の効果を
得ることができる。録画/再生の動作時刻になるとビッ
トレート制御手段621は録画/再生予約記憶手段61
1より登録されているコンテンツのビットレートを読み
出し、登録されているビットレートによってビットレー
ト制御部621が制御され、ビットレート制御部621
からビットレート制御信号が符号化手段623に出力さ
れる。同時に復号手段622は入力されたコンテンツデ
ータを復号処理する。再生時は復号化されたコンテンツ
データは、モニター603に送りコンテンツを表示す
る。録画時は復号化されたコンテンツデータを符号化手
段623が受取り、前記ビットレート制御信号の制御に
より符号化手段623は復号化されたコンテンツデータ
を圧縮符号化して記憶装置625に蓄積する。ビットレ
ートを制御する方法の例としては、ビットレートの値に
応じて符号を割り当てるビットレートの時間平均値を制
御する方法を採用できる。また、ビットレートを制御す
る方法の別の例としてはビットレートの値に応じて色差
情報を制御する方法を採用できる。また、ビットレート
を制御する方法の別の例としてはビットレートの値に応
じて輝度情報を制御する方法を採用できる。また、記憶
装置625及び番組情報記憶手段613はおのおの別に
設ける必要はなく、当然同一としても良い。
【0050】さらに、図9に示すような通信回線の代わ
りに地上放送703や衛星放送702を介して配信され
る場合においても同様の効果を得ることが可能である。
【0051】図9に示す記録再生制御装置706の構成
は、図7に示す記録再生制御装置605の構成と同じで
あるが、番組情報提供装置と記録再生制御装置間のネッ
トワークが地上放送703や衛星放送702と異なり、
また番組情報入手手段709は、番組情報提供装置70
1から放送により送られているEPGを入手・解釈し、
番組情報記憶手段713に随時記憶することが異なる。
【0052】次に、図9に示す記録再生制御装置706
の動作説明を図9、10を用いて詳細に説明を行う。図
10のステップS201では図9の番組予約入力手段7
08においてリモコン705からの録画予約入力の有無
を判断する。ここで録画入力が無い場合ステップS20
1に戻る。また録画予約入力が有る場合番組予約入力手
段708は録画予約可否判断手段710に録画予約の可
否判断を行わせるためにステップS202に制御を移
す。
【0053】録画予約可否判断手段710は録画/再生
予約総ビットレート算出手段712に対して、録画/再
生予約されるすべてのコンテンツのビットレートの総和
をステップS202、S203、S204、S205に
おいて算出させる。
【0054】ステップS202において、録画/再生予
約総ビットレート算出手段712は新規録画予約のコン
テンツのビットレートを読み出すために番組情報記憶手
段713から新規録画予約のEPGを読み出す。番組情
報記憶手段713に新規録画予約対象のEPGが存在し
ている場合はステップS204に制御を移し、EPGが
存在していなければステップS203に制御を移す。
【0055】ステップS203では、番組情報記憶手段
713に新規録画予約に対応するEPGが存在していな
いため、予め記憶されているコンテンツのビットレート
を新規録画予約のコンテンツのビットレートとして番組
情報記憶手段713に記憶させてステップS204に制
御を移す。
【0056】ステップS204において、録画/再生予
約総ビットレート算出手段712は新規録画予約と同一
時間帯となる既に予約されている録画/再生の予約情報
を録画/再生予約記憶手段714から読み出し、重複し
ている時間帯で最大となるコンテンツの総ビットレート
を算出し録画予約可否判断手段710に渡しステップS
205に制御を移す。
【0057】ステップS205において、録画予約可否
判断手段710はもし式(1)を満たさなければステッ
プS206において、記録・再生総予約のビットレート
を記憶装置のビットレート以下にするようビットレート
制御手段721に通知する。ビットレート制御手段72
1は、各コンテンツのビットレートの総和が記憶装置の
ビットレート以下になるよう記録・再生の各コンテンツ
のビットレート処理し、その結果を録画/再生予約記憶
手段714に記録・再生の各コンテンツのビットレート
として再登録し、ステップS211に制御を移す。ステ
ップS211において、録画予約可否判断手段710は
録画予約登録手段711に録画/再生予約記憶手段71
4に録画予約の登録を行わせ、ステップS212で、録
画予約可否表示手段707で録画予約が完了したことを
モニター704に表示させユーザに通知させて、ステッ
プS201に制御を移す。
【0058】一方、ステップS205において、式
(1)を満たす場合ステップS207に制御を移す。ス
テップS207において、録画予約可否判断手段710
は録画予約登録手段711に録画/再生予約記憶手段7
14に録画予約の登録を行わせ、ステップS208で録
画予約可否表示手段707に録画予約が完了したことを
モニター704に表示することによりユーザに通知させ
て、ステップS201に制御を移す。
【0059】このようにして、録画予約時に録画予約の
処理量と録画予約に必要となる記憶装置の処理能力とを
ビットレートで比較することにより、録画時に失敗のな
い適切な録画予約が可能となる。
【0060】前記の記録再生制御装置の説明において、
ステップS202においてEPGが入手できない場合ス
テップS203へ制御を移し、予め記憶させたコンテン
ツのビットレートを新規録画予約のコンテンツのビット
レートとして適用すかどうかを判断し、適用しない場合
はステップS213、適用する場合はS204へ制御を
移し、録画失敗のない適切な録画予約を行うことが可能
である。録画/再生の動作時刻になるとビットレート制
御手段721は録画/再生予約記憶手段714より登録
されているコンテンツのビットレートを読み出し、登録
されているビットレートによってビットレート制御部7
21が制御され、ビットレート制御部721からビット
レート制御信号が符号化手段723に出力される。同時
に復号手段722は入力されたコンテンツデータを復号
処理する。再生時には復号化されたコンテンツデータは
モニター704に送りコンテンツを表示する。録画時に
は復号化されたコンテンツデータを符号化手段723が
受取り、前記ビットレート制御信号の制御により符号化
手段723は復号化されたコンテンツデータを圧縮符号
化して記憶装置725に蓄積する。
【0061】ビットレートを制御する方法の例として
は、ビットレートの値に応じて符号を割り当てるビット
レートの時間平均値を制御する方法を採用できる。ま
た、ビットレートを制御する方法の別の例としてはビッ
トレートの値に応じて色差情報を制御する方法を採用で
きる。また、ビットレートを制御する方法の別の例とし
てはビットレートの値に応じて輝度情報を制御する方法
を採用できる。
【0062】また、前記記録再生制御装置の説明では、
通信回線や放送によりコンテンツのビットレートを記述
したEPGを入手することとしたが、EPGを記録させ
た図示しない記憶媒体により入手した場合においても同
様の効果を得ることが可能である。
【0063】図11は、この実施の形態に適用される記
録再生制御装置の再圧縮の構成を示すブロック図であ
る。201は記憶装置からコンテンツを呼び出すための
コンテンツ読み出し手段、202は読み出された符号化
情報を再圧縮する再圧縮手段、尚、再圧縮手段202は
図7及び図9における復号手段と符号化手段を直列接続
によって実現される。203は再圧縮されたコンテンツ
データを記憶装置に書き込むためのコンテンツ書き込み
手段。204は再圧縮手段202に対して開始/終了の
指示を出す再圧縮制御手段、205はコンテンツが蓄積
されている記憶装置である。尚記憶装置205は図7及
び図9における記憶装置と同じである。再圧縮制御手段
204から再圧縮の指示がコンテンツ読み出し手段20
1および再圧縮手段202に出される。すると、コンテ
ンツ読み出し手段201は記憶装置205からコンテン
ツを読み出し再圧縮手段202に送る。再圧縮手段20
2では送られてきたコンテンツのデータを順次再圧縮し
てコンテンツ書き込み手段203に送る。コンテンツ書
き込み手段203では記憶装置205に再圧縮されたコ
ンテンツのデータを書き込む。この時、再圧縮されたデ
ータは、一旦デンポラリに書き出しておき、再圧縮終了
後に元のコンテンツと置き換えても良いが、一度再圧縮
されたデータは元のデータより小さくなるので、読み出
した同じコンテンツに上書きしても良い。再圧縮する時
の割合は、再圧縮制御手段204から再圧縮率(例え
ば、0.8など)を再圧縮手段202へ通知しても良い
し、再圧縮率を再圧縮手段202に予め格納しておいて
も良い。
【0064】図12は図11の再圧縮制御手段204が
実行する制御処理を示すフローチャートである。まず、
記憶装置205の空き容量を取得する(ステップS20
1)ここで、再圧縮制御手段204の内部に予め設定し
た開始しきい値と比較する(ステップS202)。この
とき、空き容量が開始しきい値より大きければ、終了す
る。また、空き容量が開始しきい値以下ならステップS
203へ進む。ステップS203では、再圧縮手段20
2へ再圧縮の開始を指示し、再圧縮が終わったら終了す
る。図12の処理を適当な間隔(例えば数秒ごと)で繰
り返すことにより、1度の再圧縮で開始しきい値以上の
空き容量が得られない場合も、繰り返し再圧縮すること
で指定した値まで空き容量を増やすことが可能となる。
再圧縮する対象コンテンツは、同じコンテンツであって
も良いし、別のコンテンツを選んでも構わない。
【0065】図13は再圧縮制御手段204が終了しき
い値を持つ場合のフローチャートである。ステップS2
03迄は同じだがステップS203で再圧縮を終了する
と、空き容量が予め設定した終了しきい値と比較する
(ステップS204)。空き容量が終了しきい値より小さ
ければ、再度ステップS203へ戻って再圧縮を実行
し、終了しきい値以上であれば終了する。これにより、
再圧縮を実行しなくてはならないほど記憶装置の空き容
量が減った時、空き容量に十分余裕ができるまでまとめ
て再圧縮を実行することが可能となる。図13の処理を
定期的に繰り返すことで、記憶装置の空き容量が開始し
きい値以下になった時にコンテンツを再圧縮することが
できる。再圧縮制御手段204から再圧縮手段に出す開
始タイミングとしては、記憶装置205の空き容量が足
りなくなった時だけでなく、指定した時間帯に再圧縮を
実行することもできる。
【0066】図14は、指定した時間帯に再圧縮を実行
する処理を示すフローチャートである。再圧縮制御手段
204で、現在の時刻を取得し(ステップS401)、指
定した時刻になっているかどうかをチェックする(ステ
ップS402)。このチェックには、例えば次のような
数式に従ってチェックすることができる。
【0067】 指定時刻A≦現在時刻≦指定時刻B ………数式1
【0068】もし、数式1を満たさなければ終了する。
満たしていれば、記憶装置205の空き容量を取得し
(ステップS403)、空き容量が開始しきい値以下か比
較する(ステップS404)。しきい値より大きければ終
了し、しきい値以下ならばステップS405へ進む。ス
テップS405では再圧縮手段202へ再圧縮の開始を
指示し、再圧縮を実行する。図14に示した動作を定期
的に(例えば数秒ごと)に繰り返すことで、指定した時刻
でかつ記憶装置の空き容量が指定したしきい値以下にな
った場合に再圧縮を実行することができる。なお、数式
1において、指定時刻Aと指定時刻Bとをほぼ同時刻に
すれば、指定した時刻に再圧縮を実行させることができ
るが、数式2を用いても良い。
【0069】 指定時刻A≦現在時刻 ………数式2
【0070】さらに、再圧縮を実行するタイミングとし
て、番組予約がなされていない時刻にスケジューリング
することも可能である。
【0071】図15は、この実施の形態に適用される番
組予約情報に基づいて再圧縮のスケジュールを調整する
記録再生制御装置の構成を示すブロック図である。再圧
縮制御手段204は、記憶装置205の空き容量が指定
した値以下になることを検出すると、番組予約情報格納
手段206から番組予約情報を取得する。尚番組予約情
報格納手段206は図7及び図9における録画/再生予
約記憶手段を用いても良い。
【0072】図16は、番組予約情報を示した図であ
る。17時から18時までと、21時から23時まで録
画予約されていることを示す。再圧縮制御手段204は
これらの情報を受取ると、17時前と18時から21時
の間、それに23時以降が空いていると判断し、その時
間内に再圧縮するようにスケジューリングすることが可
能となる。例えば再圧縮にかかる時間が、コンテンツを
再生する時間と同じならば、対象となるコンテンツの再
生時間をチェックし、空いている時間帯と照らし合わせ
てできる限り早い時間にスケジューリングすることなど
が考えられる。
【0073】図17は、この実施の形態に適用されるコ
ンテンツ選択を自動的に行い再圧縮をする記録再生制御
装置の構成を示すブロック図である。207は再圧縮す
べきコンテンツを選択するコンテンツ選択手段である。
再圧縮制御手段204からは、再圧縮の指示がコンテン
ツ選択手段207および再圧縮手段202に出される。
コンテンツ選択手段207では、内部に格納されている
コンテンツ選択基準に従ってコンテンツを選択し、コン
テンツ読み出し手段201に読み出すべきコンテンツを
指示する。それ以外は図11の説明と同じなので、ここ
では省略する。
【0074】コンテンツ選択手段207でコンテンツを
選択する方法は、次に述べるような方法が考えられる。
まず、コンテンツの重要度に応じて選択する方法があ
る。コンテンツを記録する時、ユーザーがコンテンツの
重要度を一緒に記録しておく。例えば、A、B、Cのよ
うにランク付けし、Aは再圧縮の対象外、Bは普通、C
は再圧縮を積極的に行なうと定義づける。するとコンテ
ンツ選択手段207では再圧縮制御手段204から再圧
縮の指示が来た時、記憶装置205のコンテンツ一覧を
アクセスし、Cランク位置づけられたコンテンツを選択
し、コンテンツ読み出し手段201に伝える。このよう
にすれば、重要度の低いコンテンツから再圧縮すること
が可能となる。もちろんコンテンツの重要度は後でユー
ザーが変更しても構わない。
【0075】次にコンテンツの日付で選択する方法が考
えられる。コンテンツを記録する時、その記録日時を一
緒に記録しておく。するとコンテンツ選択手段207は
再圧縮の指示を受けた時、記憶装置205のコンテンツ
一覧をアクセスし、日付の最も古いコンテンツを選択
し、コンテンツ読み出し手段201に伝える。このよう
にすれば、各コンテンツを古い順に再圧縮することが可
能となる。コンテンツ記録日時の他にコンテンツをアク
セスした日時を記録し、アクセス時刻の古い順に再圧縮
することも可能である。
【0076】さらに、コンテンツのサイズで選択する方
法も考えられる。コンテンツを記録する時そのサイズを
一緒に記録しておく。するとコンテンツ選択手段207
は再圧縮の指示を受けた時、記憶装置205のコンテン
ツ一覧をアクセスし、コンテンツのサイズの最も大きい
ものを選択し、コンテンツ読み出し手段201に伝え
る。このようにすれば、少ない回数で大きな空き容量を
確保することが可能となる。
【0077】これらの方法は組み合わせて使用すること
が可能である。例えばコンテンツの重要度とコンテンツ
の日付と両方を考慮すると、コンテンツの重要度の低い
ランクの中で最も古いコンテンツから再圧縮することが
可能となる。
【0078】図18は、この実施の形態に適用される再
圧縮処理を中断/再開することが可能な記録再生制御装
置の構成を示すブロック図である。まず、中断迄の処理
を説明する。再圧縮制御手段204から再圧縮開始の指
示がコンテンツ読み出し手段201と再圧縮手段202
に対して出される。コンテンツ読み出し手段201は記
憶装置205からコンテンツを読み出し、再圧縮手段2
02に送る。再圧縮手段202では、送られたデータを
GOP単位に区切り、その最後の区切りがコンテンツの
何バイト目に当たるか(これを読み出し中断位置と呼ぶ)
を記憶しておく。さらにGOPごとに区切られたデータ
単位で再圧縮し、コンテンツ書き込み手段203に送
る。今ここで、再圧縮制御手段204から中断の指示が
コンテンツ読み出し手段201および再圧縮手段202
に出されるとコンテンツ読み出し手段201ではコンテ
ンツの読み出しを中止する。一方再圧縮手段202では
現在行なっているGOP単位の再圧縮を終了させ、内部
に格納していた読み出し中断位置を中断位置格納手段2
08に格納する。コンテンツ書き込み手段203は最後
に受取った再圧縮後データまでを記憶装置205に書き
込んで終了する。なお、再圧縮後のデータは呼び出した
コンテンツに上書きしている場合には、書き込み中断位
置も中断位置格納手段208に記憶しておく。
【0079】続いて、再開の処理について説明する。再
圧縮制御手段204は、中断位置格納手段208から読
み出した中断位置を受取り、コンテンツ読み出し手段2
01に送る。コンテンツ読み出し手段201では、中断
時のコンテンツをオープンし、読み出し中断位置までポ
インタをスキップさせ、読み出し中断位置以降のデータ
を読み出して再圧縮手段202に送る。一方、コンテン
ツ書き込み手段203は中断時のコンテンツをオープン
し、ポインタを最後まで進める。ただし、再圧縮後のデ
ータを読み出さしたコンテンツに上書きしている場合に
は、中断位置格納手段208から読み出した書き込み中
断位置までポインタを進める。続いて、再圧縮手段20
2から出力されるデータを現在のポインタから書き込ん
で行く。あとは定常動作と同様である。なお、中断位置
格納手段208はメモリであっても良いが、この場合、
システムの電源が切れると読み出し中断位置も消えてし
まう。電源が切れても読み出し中断位置を保持したい場
合、中断位置格納手段208として不揮発性の媒体、例
えば、不揮発性メモリや電源バックアップされたメモ
リ、あるいはディスク装置を用いれば良い。ディスク装
置を用いる場合、中断位置格納手段208と記憶装置2
05は同じディスクを利用することも可能である。
【0080】図19はこの実施の形態に適用される再圧
縮処理を高速に行なうことが可能な記録再生制御装置の
構成を示すブロック図である。この実施形態ではコンテ
ンツ301を再圧縮手段311と再圧縮手段312にコ
ンテンツ301を入力する際、分割手段305を通った
1つのコンテンツ1が2個(コンテンツの前半と後半)
に分離されて入力される。そして、出力する際、再圧縮
手段311と再圧縮手段312からの出力が結合手段3
06により再圧縮された1つのコンテンツ303に生成
され格納される。これにより高速に再圧縮することがで
きる。
【0081】次に、1つのコンテンツを分割し同時に再
圧縮する方法について2つの部分に分けて説明する。ま
ず、コンテンツを分割する方法について説明する。図2
1はコンテンツの分割位置検出の構成図である。401
は、仮の分割位置を記憶しておくための仮分割位置指示
手段である。402は、記憶装置403からコンテンツ
を読み出し、仮分割位置指示手段401から受けた位置
までコンテンツをスキップしてその後のデータを出力す
るコンテンツ読み出し手段である。404はコンテンツ
読み出し手段から出力されたデータを解析してGOPの
先頭を検出するGOP検出手段である。405はGOP
検出手段の出力を記録する実分割位置格納手段である。
【0082】図22はコンテンツを分割する処理を示す
フローチャートである。制御変数nに1を代入する(ス
テップS41)。続いてコンテンツ読み出し手段402
が記憶装置403のコンテンツをオープンし、仮分割位
置指示手段401から受取った値にnをかけて1を引い
た値までポインタを進める(ステップS42)。この位置
がコンテンツの終了位置に達しているかチェックする
(ステップS43)。もし達していれば処理を終了す
る。達していなければステップS44へ進む。ステップ
S44では、現在のポインタからGOP検出手段404
へデータを送る。GOPの先頭を検出する(ステップS
45)。検出できたかチェックし(ステップS46)、検
出できなければ処理を終了する。検出できたら、検出さ
れたGOPの先頭のコンテンツ位置を実分割位置格納手
段405へ格納する(ステップS47)。制御変数nにn
+1を代入し(ステップS48)、ステップS42に戻
る。このようにして得られた実分割位置は、長さが仮分
割長に近く、かつ、GOPの切れ目となる位置が格納さ
れる。
【0083】図20は再圧縮処理を高速に行なうことが
可能な記録再生制御装置の変形例を示す構成図である。
この実施形態では、n個の再圧縮手段を持っており、再
圧縮手段321から再圧縮手段32nにコンテンツ30
1を入力する際、分割手段305を通った1つのコンテ
ンツがn個に分離されて入力される。そして出力する
際、再圧縮手段321から再圧縮手段32nまでの出力
が結合手段306により再圧縮された1つのコンテンツ
303が生成され格納される。これにより高速に再圧縮
することができる。
【0084】次に分割された複数のコンテンツを同時に
再圧縮する方法を説明する。図23は、そのブロック図
である。ここでは、再圧縮手段が3つある場合の例であ
る。511、512、513は記憶装置からコンテンツ
を読み出すためのコンテンツ読み出し手段A、B、C。
521、522、523は読み出されたデータを再圧縮
する再圧縮手段A、B、C。531、532、533は
再圧縮されたデータを記憶装置に書き込むコンテンツ書
き込み手段A、B、C。501は再圧縮手段521、5
22、523に対して開始/終了の指示を出す再圧縮制
御手段。503はコンテンツが格納されている記憶装置
である。再圧縮制御手段501から再圧縮の指示がコン
テンツ読み出し手段511および再圧縮制御手段521
に出される。すると、コンテンツ読み出し手段511は
記憶装置503からコンテンツを読み出し再圧縮手段5
21に送る。同様に、再圧縮手段521では送られてき
たデータを順次再圧縮してコンテンツ書き込み手段53
1に送る。コンテンツ書き込み手段531では記憶装置
503に再圧縮されたデータを書き込む。これと同様の
動作をB、Cについても同時に行なう。この時、再圧縮
されたデータは、一旦テンポラリに書き出しておき、再
圧縮終了後に元のコンテンツと置き換えても良いが、一
度再圧縮されたデータは元のデータより小さいので、読
み出した同じコンテンツに上書きしても良い。再圧縮す
る割合は、再圧縮制御手段501から再圧縮率(例えば
0.8など)を再圧縮手段521、522、523へ通
知しても良いし、再圧縮率を再圧縮手段に予め格納して
おくことも考えられる。そして、全て再圧縮が終了した
時点でデータをマージして再圧縮されたコンテンツがで
きる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、電子
番組ガイドの中にコンテンツのビットレートを記述する
ことにより、同時に複数の録画予約が可能な記録再生制
御装置において録画予約を行う際の録画予約段階におい
て適切に録画予約が可能となるような情報を提供するこ
とが可能となること。
【0086】また、録画予約を行う際にEPG内部に記
述されたコンテンツのビットレートを参照し、同一時間
帯の録画・再生予約のコンテンツの総ビットレートと記
録再生制御装置の処理性能のビットレートとを比較し、
コンテンツの総ビットレートが大きい場合は、コンテン
ツのビットレートを記録再生制御装置の処理性能のビッ
トレート以下にし、録画予約段階において録画が失敗す
ることのない適切な録画予約を行うことが可能となる。
【0087】また、コンテンツのビットレートが記述さ
れたEPGが入手できない場合、録画予約を不可能とす
ることにより、録画予約の録画失敗を簡単に防ぐことが
可能となる。
【0088】また、コンテンツのビットレートが記述さ
れたEPGが入手できない場合、予め記憶されたコンテ
ンツのビットレートを新規録画予約のコンテンツのビッ
トレートの代替として使用することにより、EPGが利
用できない場合においても録画予約を適切に行うことが
可能となる。
【0089】また、録画予約の可否判断時に新規録画予
約の同一時間帯においてコンテンツの総ビットレートが
最大となる時間のコンテンツの総ビットレートを使用し
て、録画時間が一部分しか重ならない録画予約の場合に
おいても、録画失敗を発生させることなく適切な録画予
約を可能とさせることが可能となる。
【0090】また、記憶装置の空き容量が一定以下にな
った時に再圧縮を行なうことができ、また、再圧縮を実
行する時刻を指定することもできるので、夜中など、再
圧縮に必要な資源が使われないときに再圧縮を実行させ
ることができる。また、録画予約されている時間帯以外
に再圧縮を実行することも可能となる。また、再圧縮す
るコンテンツをユーザの指定基準に基づいて自動的に選
択することができるので、ユーザがその場にいなくとも
適切なファイルを選択して再圧縮することが可能とな
る。また、再圧縮処理を中断/再開することも可能とな
る。また、コンテンツを分割して再圧縮することによっ
て、コンテンツを再生しながら再圧縮したときよりも高
速に再圧縮をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における外部通信回線を利用
する番組情報提供装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における番組情報を示す電子
番組ガイドである。
【図3】本発明の実施形態におけるチャンネルビットレ
ート情報を示す電子番組ガイドである。
【図4】本発明の実施形態における各局ビットレート情
報情報を示す電子番組ガイドである。
【図5】本発明の実施形態における地上放送または衛星
放送を利用する番組情報提供装置の構成を示すブロック
図である。
【図6】本発明の実施形態における外部通信回線および
ローカルエリアネットワークを利用する番組情報提供シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態における外部通信回線を利用
する記録再生制御装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態における外部通信回線を利用
する記録再生制御装置の処理の流れ図である。
【図9】本発明の実施形態における地上放送または衛星
放送を利用する記録再生制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図10】本発明の実施形態における地上放送または衛
星放送を利用する記録再生制御装置の流れ図である。
【図11】本発明の実施形態における再圧縮の構成を示
すブロック図である。
【図12】本発明の実施形態における再圧縮制御手段2
04が実行する制御処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態における再圧縮制御手段2
04が最終しきい値を持つ場合のフローチャートであ
る。
【図14】本発明の実施形態における指定した時間帯に
再圧縮を実行する処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施形態における番組予約情報に基
づいて再圧縮のスケジュールを調整する構成を示すブロ
ック図である。
【図16】番組の予約状況を示した図である。
【図17】本発明の実施形態におけるコンテンツ選択を
自動的に行ない再圧縮する構成を示すブロック図であ
る。
【図18】本発明の実施形態における再圧縮処理を中断
/再開することが可能な再圧縮する構成を示すブロック
図である。
【図19】本発明の実施形態における高速再圧縮する構
成を示すブロック図である。
【図20】本発明の実施形態における高速再圧縮する構
成の変形例を示すブロック図である。
【図21】本発明の実施形態における高速再圧縮のコン
テンツ分割位置検出の構成図である。
【図22】本発明の実施形態における高速再圧縮のコン
テンツを分割する処理を示すフローチャートである。
【図23】本発明の実施形態における高速再圧縮の分割
された複数のコンテンツを同時に再圧縮するブロック図
である。
【図24】従来技術における再圧縮手段を使って記憶装
置の空き容量を増やすブロック図である。
【符号の説明】
11、51、101、601、701 番組情報提供装
置 12、52、102 番組情報配信手段 13、103 配信要求受信手段 14、53、104 配信制御手段 15、54、107 番組情報作成手段 16、602、108 通信回線 17、55、109、605、706 記録再生制御装
置 105 ローカルエリアネットワーク 106 番組情報作成装置 110 番組情報提供システム 21、41 電子番組ガイド内の局名 22 電子番組ガイド内の放送番組の放送日 23 電子番組ガイド内の放送番組の番組識別子 24 電子番組ガイド内の放送番組の放送開始時間 25 電子番組ガイド内の放送番組の放送終了時間 32,42 電子番組ガイド内の放送ビットレート 31 電子番組ガイド内のチャンネル名 56、702 衛星放送 57、703 地上放送 603、704 モニター 604、705 リモコン 606、707 録画予約可否表示手段 607、708 録画予約入力手段 608、710 録画予約可否判断手段 609、711 録画予約登録手段 610、712 録画/再生予約総ビットレート算出手
段 611、714 録画/再生予約記憶手段 612、709 番組情報入手抽出手段 613、713 番組情報記憶手段 621、721 ビットレート制御手段 622、722 復号手段 623、723 符号化手段 625、725 記憶装置 201 コンテンツ読み出し手段 202 再圧縮手段 203 コンテンツ書き込み手段 204 再圧縮制御手段 205 記憶装置 206 番組予約情報格納手段 207 コンテンツ選択手段 208 中断位置格納手段 301 コンテンツ 311、312、321、322、32n 再圧縮手段 303 再圧縮されたコンテンツ 305 分割手段 306 結合手段 401 仮分割位置指示手段 402 コンテンツ読み出し手段 403 記憶装置 404 GOP検出手段 405 実分割位置格納手段 511、512、513 コンテンツ読み出し手段 521、522、523 再圧縮手段 531、532、533 コンテンツ書き込み手段 501 再圧縮制御手段 503 記憶装置 502 実分割位置格納手段 901 コンテンツ読み出し手段 902 再圧縮手段 903 コンテンツ書き込み手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/782 Z 5/92 5/91 Z 7/173 610 5/92 H (72)発明者 舩矢 幸一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 山本 克昭 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部通信回線を利用して電子番組ガイド
    を配信する番組情報提供装置において、電子番組ガイド
    の配信要求を受信する配信要求受信手段と、電子番組ガ
    イドの配信要求管理を行いかつ配信を制御する配信制御
    手段と、電子番組ガイドを配信する番組情報配信手段
    と、コンテンツのビットレートを電子番組ガイドに記述
    する番組情報作成手段とを少なくとも有し、コンテンツ
    のビットレートが記述されている電子番組ガイドを配信
    することを特徴とする番組情報提供装置。
  2. 【請求項2】 地上放送または衛星放送により電子番組
    ガイドを配信する番組情報提供装置において、電子番組
    ガイドの配信を制御する配信制御手段と、電子番組ガイ
    ドを配信する番組情報配信手段と、コンテンツのビット
    レートを電子番組ガイドに記述する番組情報作成手段と
    を少なくとも有し、コンテンツのビットレートが記述さ
    れている電子番組ガイドを配信することを特徴とする番
    組情報提供装置。
  3. 【請求項3】 外部通信回線を利用して電子番組ガイド
    を配信する番組情報提供システムにおいて、コンテンツ
    のビットレートを電子番組ガイドに記述する番組情報作
    成手段を有する番組情報作成装置と、電子番組ガイドの
    配信を制御する配信制御手段と、電子番組ガイドを配信
    する番組情報配信手段とを有する番組情報提供装置と、
    前記番組情報作成装置において作成された電子番組ガイ
    ドを番組情報提供装置に渡すローカルエリアネットワー
    クとで構成され、コンテンツのビットレートが記述され
    ている電子番組ガイドを配信することを特徴とする番組
    情報提供システム。
  4. 【請求項4】 地上放送または衛星放送により電子番組
    ガイドを配信する番組情報提供システムにおいて、コン
    テンツのビットレートを電子番組ガイドに記述する番組
    情報作成手段を有する番組情報作成装置と、電子番組ガ
    イドの配信を制御する配信制御手段と、電子番組ガイド
    を配信する番組情報配信手段とを有する番組情報提供装
    置と、前記番組情報作成装置において作成された電子番
    組ガイドを番組情報提供装置に渡すローカルエリアネッ
    トワークとで構成され、コンテンツのビットレートが記
    述されている電子番組ガイドを配信することを特徴とす
    る番組情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の番組情報作成装置
    で作成されたコンテンツのビットレートが記述されてい
    る電子番組ガイドを記憶媒体により番組情報配信装置に
    渡し、前記コンテンツのビットレートが記述されている
    電子番組ガイドを配信することを特徴とする請求項3又
    は4のいずれかに記載の番組情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記電子番組ガイドの中に記述されたコ
    ンテンツのビットレートが、各局毎に記述されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の番組
    情報提供装置。
  7. 【請求項7】 前記電子番組ガイドの中に記述されたコ
    ンテンツのビットレートが、各局毎に記述されているこ
    とを特徴とする請求項3,4又は5のいずれかに記載の
    番組情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記電子番組ガイドの中に記述されたコ
    ンテンツのビットレートが、各チャンネル毎に記述され
    ていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
    載の番組情報提供装置。
  9. 【請求項9】 前記電子番組ガイドの中に記述されたコ
    ンテンツのビットレートが、各チャンネル毎に記述され
    ていることを特徴とする請求項3,4又は5のいずれか
    に記載の番組情報提供システム。
  10. 【請求項10】 前記電子番組ガイドの中に記述された
    コンテンツのビットレートが、各番組毎に記述されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の
    番組情報提供装置。
  11. 【請求項11】 前記電子番組ガイドの中に記述された
    コンテンツのビットレートが、各番組毎に記述されてい
    ることを特徴とする請求項3,4又は5のいずれかに記
    載の番組情報提供システム。
  12. 【請求項12】 外部通信回線を利用してコンテンツの
    ビットレートが記述された電子番組ガイドを入手する記
    録再生制御装置において、前記電子番組ガイドを入手・
    抽出する番組情報入手手段と、前記電子番組ガイドを記
    憶する番組情報記憶手段と、録画予約情報を入力する録
    画予約入力手段と、特定時刻の録画/再生予約のコンテ
    ンツの総ビットレートを算出する録画/再生予約総ビッ
    トレート算出手段と、録画/再生予約を記憶する録画/
    再生予約記憶手段と、新規録画予約を登録する録画予約
    登録手段と、録画予約が可能であったかを表示する録画
    予約可否表示手段とを有し、前記電子番組ガイドに記述
    されたコンテンツのビットレートを用いて録画予約の可
    否判断を行う録画予約可否判断手段を有することを特徴
    とする記録再生制御装置。
  13. 【請求項13】 地上放送または衛星放送を利用してコ
    ンテンツのビットレートが記述された電子番組ガイドを
    入手する記録再生制御装置において、前記電子番組ガイ
    ドを入手・抽出する番組情報入手手段と、前記電子番組
    ガイドを記憶する番組情報記憶手段と、録画予約情報を
    入力する録画予約入力手段と、特定時刻の録画/再生予
    約のコンテンツの総ビットレートを算出する録画/再生
    予約総ビットレート算出手段と、録画/再生予約を記憶
    する録画/再生予約記憶手段と、新規録画予約を登録す
    る録画予約登録手段と、録画予約が可能であったかを表
    示する録画予約可否表示手段とを有し、前記電子番組ガ
    イドに記述されたコンテンツのビットレートを用いて録
    画予約の可否判断を行う録画予約可否判断手段を有する
    ことを特徴とする記録再生制御装置。
  14. 【請求項14】 記憶媒体を利用してコンテンツのビッ
    トレートが記述された電子番組ガイドを入手する記録再
    生制御装置において、前記電子番組ガイドを入手・抽出
    する番組情報入手手段と、前記電子番組ガイドを記憶す
    る番組情報記憶手段と、録画予約情報を入力する録画予
    約入力手段と、特定時刻の録画/再生予約のコンテンツ
    の総ビットレートを算出する録画/再生予約総ビットレ
    ート算出手段と、録画/再生予約を記憶する録画/再生
    予約記憶手段と、新規録画予約を登録する録画予約登録
    手段と、録画予約が可能であったかを表示する録画予約
    可否表示手段とを有し、前記電子番組ガイドに記述され
    たコンテンツのビットレートを用いて録画予約の可否判
    断を行う録画予約可否判断手段を有することを特徴とす
    る記録再生制御装置。
  15. 【請求項15】 新規に録画予約を行う際に、同一時間
    帯の既録画予約および再生予約するコンテンツのビット
    レートと新規録画予約するコンテンツのビットレートと
    の総和が記録再生制御装置の処理能力のビットレートを
    超え、前記録画予約可否判断手段が、新規録画予約を不
    可能と判断した場合、前記各コンテンツのビットレート
    の総和を記録再生制御装置の処理能力以下のビットレー
    トにする手段を有することを特徴とする請求項12,1
    3又は14のいずれかに記載の記録再生制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項12,13又は14のいずれか
    に記載の記録再生制御装置において、新規に録画予約を
    行う際に電子番組ガイドを入手できない場合、前記記録
    予約可否判断手段が、新規の録画予約を不可能と判断す
    ることを特徴とする記録再生制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項12,13又は14のいずれか
    に記載の記録再生制御装置において、新規に録画予約を
    行う際に電子番組ガイドを入手できない場合、前記録画
    /再生予約総ビットレート算出手段が、予め記憶されて
    いるコンテンツのビットレートを新規録画予約するコン
    テンツのビットレートとして、同一時間帯の既録画予約
    のコンテンツのビットレートと再生予約のコンテンツの
    ビットレートと新規録画予約のコンテンツのビットレー
    トとの総ビットレートを算出し、この算出結果を元に録
    画予約の可否判断を行い、新規録画予約を不可能と判断
    した場合、前記各コンテンツのビットレートの総和を記
    録再生制御装置の処理能力以下のビットレートにする手
    段を有することを特徴とする記録再生制御装置。
  18. 【請求項18】 前記録画/再生予約総ビットレート算
    出手段において算出された新規録画予約の同一時間帯に
    おいてコンテンツの総ビットレートが最大となる時間の
    コンテンツの総ビットレートを使用して、前記録画予約
    可否判断手段が録画予約の可否判断を行い、新規録画予
    約を不可能と判断した場合、前記各コンテンツのビット
    レートの総和を記録再生制御装置の処理能力以下のビッ
    トレートにする手段を有することを特徴とする請求項1
    2,13又は14のいずれかに記載の記録再生制御装
    置。
  19. 【請求項19】 新規に録画予約を行う際に、同一時間
    帯の既録画予約および再生予約するコンテンツのビット
    レートと新規録画予約するコンテンツのビットレートと
    の総和が記録再生制御装置の処理能力のビットレートを
    超え、前記録画予約可否判断手段が、新規録画予約を不
    可能と判断した場合、前記各コンテンツのビットレート
    の総和を記録再生制御装置の処理能力以下のビットレー
    トにする手段として音声・映像データのビットレートを
    自動的に調整する手段を有することを特徴とする請求項
    15,17又は18のいずれかに記載の記録再生制御装
    置。
  20. 【請求項20】 新規に録画予約を行う際に、同一時間
    帯の既録画予約および再生予約するコンテンツのビット
    レートと新規録画予約するコンテンツのビットレートと
    の総和が記録再生制御装置の処理能力のビットレートを
    超え、前記録画予約可否判断手段が、新規録画予約を不
    可能と判断した場合、前記各コンテンツのビットレート
    の総和を記録再生制御装置の処理能力以下のビットレー
    トにする手段として色差情報を制御する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項15,17又は18のいずれかに
    記載の記録再生制御装置。
  21. 【請求項21】 新規に録画予約を行う際に、同一時間
    帯の既録画予約および再生予約するコンテンツのビット
    レートと新規録画予約するコンテンツのビットレートと
    の総和が記録再生制御装置の処理能力のビットレートを
    超え、前記録画予約可否判断手段が、新規録画予約を不
    可能と判断した場合、前記各コンテンツのビットレート
    の総和を記録再生制御装置の処理能力以下のビットレー
    トにする手段として輝度情報を制御する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項15,17又は18のいずれかに
    記載の記録再生制御装置。
  22. 【請求項22】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、蓄積されているコンテンツのデータを再圧
    縮する手段を有し、前記新規及び既録画予約のコンテン
    ツのデータを前記記憶装置に蓄積できることを特徴とす
    る請求項12乃至21のいずれかに記載の記録再生制御
    装置。
  23. 【請求項23】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    のデータを再圧縮する手段を有し、該再圧縮する手段
    が、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツデータを
    読み出し、該読み出しデータを復号する復号手段と、該
    復号手段により復号処理したデータを再符号化する再符
    号化手段とからなり、再符号化処理したデータを記憶装
    置に蓄積する手段とを更に有することにより、前記新規
    及び既録画予約のコンテンツのデータを前記記憶装置に
    蓄積できることを特徴とする請求項22に記載の記録再
    生制御装置。
  24. 【請求項24】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置の空き容量が予め指定したパ
    ラメータ以下になった時、前記記憶装置に蓄積されてい
    るコンテンツのデータを再圧縮する手段を有し、該再圧
    縮する手段が前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    データを読み出し、前記読み出しデータを復号する復号
    手段と、該復号手段により復号処理したデータを再符号
    化する再符号化手段とからなり、該再符号化処理したデ
    ータを前記記憶装置に蓄積する手段とを更に有すること
    により、前記新規及び既録画予約のコンテンツのデータ
    を前記記憶装置に蓄積できることを特徴とする請求項2
    2に記載の記録再生制御装置。
  25. 【請求項25】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置の空き容量が予め指定したパ
    ラメータ以上になるよう、前記記憶装置に蓄積されてい
    るコンテンツのデータを再圧縮する手段を有し、該再圧
    縮する手段が前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    データを読み出し、前記読み出しデータを復号する復号
    手段と、該復号手段により復号処理したデータを再符号
    化する再符号化手段とからなり、該再符号化処理したデ
    ータを前記記憶装置に蓄積する手段とを更に有すること
    により、前記新規及び既録画予約のコンテンツのデータ
    を前記記憶装置に蓄積できることを特徴とする請求項2
    2に記載の記録再生制御装置。
  26. 【請求項26】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、予め指定した時刻に前記記憶装置に蓄積さ
    れているコンテンツのデータを再圧縮する手段を有し、
    該再圧縮する手段が前記記憶装置に蓄積されているコン
    テンツデータを読み出し、該読み出しデータを復号する
    復号手段と、該復号手段により復号処理したデータを再
    符号化する再符号化手段とからなり、該再符号化処理し
    たデータを前記記憶装置に蓄積する手段とを更に有する
    ことにより、前記新規及び既録画予約のコンテンツのデ
    ータを前記記憶装置に蓄積できることを特徴とする請求
    項22に記載の記録再生制御装置。
  27. 【請求項27】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、録画/再生予約情報を参照して空き時間を
    調べ、空き時間中に前記記憶装置に蓄積されているコン
    テンツのデータを再圧縮する手段を有し、該再圧縮する
    手段が前記記憶装置に蓄積されているコンテンツデータ
    を読み出し、該読み出しデータを復号する復号手段と、
    該復号手段により復号処理したデータを再符号化する再
    符号化手段とからなり、該再符号化処理したデータを前
    記記憶装置に蓄積する手段とを更に有することにより、
    前記新規及び既録画予約のコンテンツのデータを前記記
    憶装置に蓄積できることを特徴とする請求項22に記載
    の記録再生制御装置。
  28. 【請求項28】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    のデータをユーザの指定する重要度を基準として選択的
    に再圧縮する手段を有し、該再圧縮する手段が、前記記
    憶装置に蓄積されているコンテンツデータを読み出し、
    前記読み出しデータを復号する復号手段と、該復号手段
    により復号処理したデータを再符号化する再符号化手段
    とからなり、該再符号化処理したデータを前記記憶装置
    に蓄積する手段とを更に有することにより、前記新規及
    び既録画予約のコンテンツのデータを前記記憶装置に蓄
    積できることを特徴とする請求項22に記載の記録再生
    制御装置。
  29. 【請求項29】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    のデータを前記コンテンツが生成された時刻を基準とし
    て選択的に再圧縮する手段を有し、該再圧縮する手段が
    前記記憶装置に蓄積されているコンテンツデータを読み
    出し、該読み出しデータを復号する復号手段と、該復号
    手段により復号処理したデータを再符号化する再符号化
    手段とからなり、該再符号化処理したデータを前記記憶
    装置に蓄積する手段とを更に有することにより、前記新
    規及び既録画予約のコンテンツのデータを前記記憶装置
    に蓄積できることを特徴とする請求項22に記載の記録
    再生制御装置。
  30. 【請求項30】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    のデータを前記コンテンツのサイズを基準として選択的
    に再圧縮する手段を有し、該再圧縮する手段が前記記憶
    装置からコンテンツデータを読み出し、前記読み出しデ
    ータを復号する復号手段と、該復号手段により復号処理
    したデータを再符号化する再符号化手段とからなり、該
    再符号化処理したデータを前記記憶装置に蓄積する手段
    とを更に有することにより、前記新規及び既録画予約の
    コンテンツのデータを前記記憶装置に蓄積できることを
    特徴とする請求項22に記載の記録再生制御装置。
  31. 【請求項31】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    のデータを再圧縮する手段を有し、前記再圧縮する手段
    が前記記憶装置からGOP(Group of Pic
    tures)単位にコンテンツデータを読み出し、該読
    み出したデータをGOP単位毎に復号する復号手段と、
    該復号手段により復号処理したデータを再符号化する再
    符号化手段とからなり、前記再圧縮の中断及び再開をす
    る手段として、前記再圧縮を中断したGOPの位置を保
    持する保持手段と、前記保持手段に保持されたGOPの
    位置から前記データの再圧縮を再開することでGOP単
    位で再圧縮の中断及び再開をする手段とを有し、さらに
    前記再圧縮したデータを前記記憶装置に蓄積する手段と
    を有することにより、前記新規及び既録画予約のコンテ
    ンツのデータを前記記憶装置に蓄積できることを特徴と
    する請求項22に記載の記録再生制御装置。
  32. 【請求項32】 接続されている記憶装置の空き容量を
    新規及び既録画予約のコンテンツの総データ量より大き
    くするため、前記記憶装置に蓄積されているコンテンツ
    のデータを高速再圧縮する手段を有し、前記高速再圧縮
    する手段が前記記憶装置から読み出されたコンテンツデ
    ータをGOPを区切りとして再符号可能なブロックに分
    割する手段と、前記分割する手段により分割されたコン
    テンツデータを独立して動作する複数の復号手段及び再
    符号化手段により再圧縮する手段とからなり、該再圧縮
    したデータを前記記憶装置に蓄積する手段とを更に有す
    ることにより、前記新規及び既録画予約のコンテンツの
    データを前記記憶装置に蓄積できることを特徴とする請
    求項22に記載の記録再生制御装置。
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