JP2001094935A - トランスコーダ及び録画再生システム並びにそれに用いる録画再生方法 - Google Patents

トランスコーダ及び録画再生システム並びにそれに用いる録画再生方法

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JP2001094935A
JP2001094935A JP26793399A JP26793399A JP2001094935A JP 2001094935 A JP2001094935 A JP 2001094935A JP 26793399 A JP26793399 A JP 26793399A JP 26793399 A JP26793399 A JP 26793399A JP 2001094935 A JP2001094935 A JP 2001094935A
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JP26793399A
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Yoshihide Kikuchi
芳秀 菊地
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に記憶装置の空き容量を一定以上確保
することが可能なトランスコーダを提供する。 【解決手段】 記憶装置5の空き容量が開始しきい値以
下になると、トランスコード制御部4からトランスコー
ドの指示がファイル読出し部1及びトランスコード部2
に出される。ファイル読出し部1は記憶装置5からファ
イルを読出してトランスコード部2に送る。トランスコ
ード部2はファイル読出し部1から送られてきたファイ
ルを順次再圧縮してファイル書込み部3に送る。ファイ
ル書込み部3は記憶装置5に再圧縮されたデータを書込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトランスコーダ及び
録画再生システム並びにそれに用いる録画再生方法に関
し、特に符号化された音声・映像情報を再度圧縮し直す
トランスコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一旦符号化圧縮した映像を再度圧
縮し直す映像符号化技術としては、特開平7−1074
61号公報や特開平11−98478号公報に開示され
た技術がある。これらの技術を用いると、一旦ファイル
に格納された映像を再度圧縮し直してファイルに再格納
することによって、記憶装置の空き容量を増やすことが
可能となる。
【0003】図15は従来のトランスコーダを使って記
憶装置の空き容量を増やすシステムの構成を示すブロッ
ク図である。図15において、上記のシステムは記憶装
置14からファイルを読出すためのファイル読出し部1
1と、ファイル読出し部11で読出された符号化情報を
再度圧縮するトランスコード部12と、トランスコード
部12で再符号化されたデータをファイルに書込むファ
イル書込み部13と、ファイルが格納されている記憶装
置14とから構成されている。
【0004】このシステムにおいては、ファイル読出し
部11へのトランスコードすべきファイルの指定と、ト
ランスコード部12へのトランスコードすべきタイミン
グの指定とをユーザが行うことで、トランスコードが行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術ではトランスコードするファイルやタイミングをユ
ーザが指示しなければならないため、わざわざ指定する
ための手間が煩わしいという問題がある。
【0006】また、録画装置とトランスコーダとが共通
のエンコーダを用いる場合、録画する段階になって格納
装置の残り容量が足りないことに気づいても、トランス
コードと録画とを同時に行うことができないため、十分
な録画容量を確保することができないという問題もあ
る。
【0007】さらに、録画予約がある場合、その時間を
避けてトランスコードを行うことができるように、ユー
ザが人手によってタイミングを調整しなければならない
という問題もある。
【0008】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、自動的に記憶装置の空き容量を一定以上確保する
ことができるトランスコーダ及び録画再生システム並び
にそれに用いる録画再生方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるトランスコ
ーダは、一旦符号化圧縮したデータを再度圧縮し直して
記憶装置に格納するトランスコーダであって、前記記憶
装置の空き容量が予め指定した第1のパラメータ以下に
なった時に前記記憶装置のデータに対する符号化圧縮を
行うよう制御する制御手段を備えている。
【0010】本発明に録画再生システムは、一旦符号化
圧縮したデータを再度圧縮し直して記憶装置に格納する
トランスコーダを含む録画再生システムであって、前記
記憶装置の空き容量が予め指定した第1のパラメータ以
下になった時に前記記憶装置のデータに対する符号化圧
縮を行うよう制御する制御手段を前記トランスコーダに
備えている。
【0011】本発明に録画再生方法は、一旦符号化圧縮
したデータを再度圧縮し直して記憶装置に格納するトラ
ンスコーダを含む録画再生システムの録画再生方法であ
って、前記記憶装置の空き容量が予め指定した第1のパ
ラメータ以下になった時に前記記憶装置のデータに対す
る符号化圧縮を行うよう制御するステップを前記トラン
スコーダに備えている。
【0012】すなわち、本発明の第1のトランスコーダ
は、上記の目的を達成するために、格納装置の空き容量
が予め指定した第1のパラメータ以下になった時にファ
イルのトランスコードを行うようにしている。
【0013】上記の第1のトランスコーダによれば、格
納装置の空き容量として残しておきたい値が第1のパラ
メータにセットされる。トランスコーダが格納装置の残
り容量を定期的にチェックしてこの値以下になった時に
トランスコードを開始する。したがって、ユーザがトラ
ンスコードするタイミングをいちいち指定しなくても良
い。
【0014】本発明の第2のトランスコーダにおいて
は、格納装置の空き容量が予め指定した第2のパラメー
タ以上になるまでファイルのトランスコードを繰り返巣
よ卯にしている。これによって、1度のトランスコード
で指定した空き容量が得られない場合に、繰り返しトラ
ンスコードを行って指定した空き容量を得ることが可能
となる。
【0015】本発明の第3のトランスコーダは、指定し
た時刻に格納されたファイルのトランスコードを開始す
るようにしている。上記の第3のトランスコーダによれ
ば、ユーザが指定した時刻を保持し、その時刻になると
トランスコーダを動作させている。このため、夜中等の
トランスコードに必要な資源が使われていない時間帯に
トランスコードを行って空き容量を増やすことが可能と
なる。
【0016】本発明の第4のトランスコーダは、トラン
スコードする対象ファイルを選ぶ基準として、ユーザの
指定する重要度を基準としている。上記の第4のトラン
スコーダによれば、ユーザがファイルに対して重要度を
予め指定することが可能なので、トランスコードするフ
ァイルが複数ある場合、トランスコーダが重要度の低い
ファイルを優先的に選んで再圧縮することが可能とな
る。
【0017】本発明の第5のトランスコーダは、トラン
スコードする対象ファイルを選ぶ基準として、ファイル
の生成された時刻を基準としている。上記の第5のトラ
ンスコーダによれば、予めファイルの付加情報としてフ
ァイルの生成時刻を付けている。このため、トランスコ
ードするファイルが複数ある場合、トランスコーダが生
成時刻の古いファイルを優先的に選んで再圧縮すること
が可能となる。
【0018】本発明の第6のトランスコーダは、トラン
スコードする対象ファイルを選ぶ基準として、ファイル
のサイズを基準としている。上記の第6のトランスコー
ダによれば、予めファイルの付加情報としてファイルの
サイズを付けている。このため、トランスコードするフ
ァイルが複数ある場合、トランスコーダがサイズの大き
いファイルを優先的に選んで再圧縮することが可能とな
る。
【0019】本発明の第7のトランスコーダは、GOP
(Group of Picture)単位にトランス
コードを行い、処理が終了したGOPの位置を保持する
ことによって、GOP単位にトランスコードの中断及び
再開するようにしている。
【0020】上記の第7のトランスコーダによれば、ト
ランスコードの最小処理単位をGOPとし、上位からト
ランスコード中断の指示が来た場合、トランスコード処
理が終了した最後のGOPの位置を保持する。このた
め、上位からトランスコード再開の指示が来た場合、保
持していた最後のGOPの位置を読出し、トランスコー
ド処理を継続することが可能となる。
【0021】本発明の第8のトランスコーダによれば、
録画予約情報を参照して空き時間を調べ、空き時間中に
トランスコードするようにスケジューリングするように
している。このトランスコーダによれば、トランスコー
ドを実行する時間をスケジューリングする際、ユーザが
設定した録画予約情報を参照している。このため、ユー
ザがトランスコーダに必要な資源を使用しない時間帯を
得ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例に
よるトランスコーダの構成を示すブロック図である。図
1において、本発明の第1の実施例によるトランスコー
ダはファイル読出し部1と、トランスコード部2と、書
込むファイル書込み部3と、トランスコード制御部4
と、記憶装置5とから構成されている。
【0023】ファイル読出し部1は記憶装置5からファ
イルを読出し、トランスコード部2はその読出された符
号化情報を再度トランスコード(符号化圧縮)する。フ
ァイル書込み部3はトランスコード部2で再圧縮された
データをファイルに書込む。トランスコード制御部4は
トランスコード部2に対して開始/終了の指示を出す。
記憶装置5には上記のファイルが格納されている。
【0024】トランスコード制御部4からトランスコー
ドの指示がファイル読出し部1及びトランスコード部2
に出されると、ファイル読出し部1は記憶装置5からフ
ァイルを読出してトランスコード部2に送る。
【0025】トランスコード部2ではファイル読出し部
1から送られてきたファイルを順次再圧縮してファイル
書込み部3に送る。ファイル書込み部3では記憶装置5
に再圧縮されたデータを書込む。
【0026】この時、再圧縮されたデータは一旦テンポ
ラリファイルに書出しておき、トランスコード終了後に
元のファイルと置換えても良いが、一度再圧縮されたデ
ータは元のファイルよりも小さくなるので、読出した同
じファイルに上書きしても良い。再圧縮する時の割合
は、トランスコード制御部4から再圧縮率(例えば、
0.8等)をトランスコード部2へ通知しても良いし、
再圧縮率をトランスコード部2に予め格納しておくこと
も考えられる。
【0027】図2は図1のトランスコード制御部4が実
行する制御処理を示すフローチャートである。これら図
1及び図2を参照してトランスコード制御部4が実行す
る制御処理について説明する。尚、図2に示す制御処理
はトランスコード制御部4が図示せぬ制御メモリのプロ
グラムを実行することで実現され、制御メモリとしては
ROM(リードオンリメモリ)やIC(集積回路)メモ
リ等が使用可能である。
【0028】まず、トランスコード制御部4は記憶装置
5の空き容量を取得し(図2ステップS1)、その空き
容量を内部に予め設定してある開始しきい値と比較する
(図2ステップS2)。
【0029】トランスコード制御部4は取得した空き容
量が開始しきい値以下ならば、トランスコード部2へト
ランスコードの開始を指示し、トランスコードを実行し
(図2ステップS3)、トランスコードが終わったら制
御処理を終了する。また、トランスコード制御部4は取
得した空き容量が開始しきい値よりも大きければ、制御
処理を終了する。
【0030】上述した図2の制御処理を適当な間隔(例
えば数秒ごと)で繰り返すことによって、1度のトラン
スコードで開始しきい値以上の空き容量が得られない場
合でも繰り返し再トランスコードすることで、指定した
値まで空き容量を増やすことができる。再トランスコー
ドする対象ファイルは同じファイルであっても良いし、
別のファイルを選んでも構わない。
【0031】図3は本発明の第2の実施例によるトラン
スコーダのトランスコード制御部が実行する制御処理を
示すフローチャートである。図3において、本発明の第
2の実施例によるトランスコーダはトランスコード制御
部4に終了しきい値が予め設定されている以外は上記の
本発明の第1の実施例によるトランスコーダと同様の構
成となっている。以下、図1及び図3を参照して本発明
の第2の実施例によるトランスコーダのトランスコード
制御部4が実行する制御処理について説明する。
【0032】尚、図3に示す制御処理はトランスコード
制御部4が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行する
ことで実現され、制御メモリとしてはROMやICメモ
リ等が使用可能である。
【0033】まず、トランスコード制御部4は記憶装置
5の空き容量を取得し(図3ステップS11)、その空
き容量を内部に予め設定してある開始しきい値と比較す
る(図3ステップS12)。
【0034】トランスコード制御部4は取得した空き容
量が開始しきい値以下ならば、トランスコード部2へト
ランスコードの開始を指示し、トランスコードを実行す
る(図3ステップS13)。
【0035】トランスコード制御部4はトランスコード
が終わったら、トランスコード後の空き容量を予め設定
した終了しきい値と比較する(図3ステップS14)。
トランスコード制御部4はトランスコード後の空き容量
が終了しきい値よりも小さければ、再度ステップS13
へ戻ってトランスコードを実行し、終了しきい値以上で
あれば、制御処理を終了する。
【0036】これによって、トランスコードを実行しな
くてはならないほど記憶装置5の空き容量が減った時、
空き容量に十分余裕ができるまでまとめてトランスコー
ドを実行することができる。上述した図3の制御処理を
定期的に繰り返すことで、記憶装置5の空き容量が開始
しきい値以下になった時にファイルを再圧縮することが
できる。
【0037】図4は本発明の第3の実施例によるトラン
スコーダのトランスコード制御部が実行する制御処理を
示すフローチャートである。図4において、本発明の第
3の実施例によるトランスコーダはトランスコード制御
部にトランスコード実行開始の時間帯が予め設定されて
いる以外は上記の本発明の第1の実施例によるトランス
コーダと同様の構成となっている。以下、図1及び図4
を参照して本発明の第3の実施例によるトランスコーダ
のトランスコード制御部4が実行する制御処理について
説明する。
【0038】尚、図4に示す制御処理はトランスコード
制御部4が図示せぬ制御メモリのプログラムを実行する
ことで実現され、制御メモリとしてはROMやICメモ
リ等が使用可能である。
【0039】トランスコード制御部4は現在の時刻を取
得し(図4ステップS21)、指定した時刻(予め設定
されているトランスコード実行開始の時間帯)になって
いるかどうかをチェックする(図4ステップS22)。
このチェックは、例えば、 指定時刻A≦現在時刻≦指定時刻B ・・・・・・(1) という式にしたがって行うことができる。トランスコー
ド制御部4は現在時刻が(1)式を満たさなければ、制
御処理を終了する。
【0040】トランスコード制御部4は現在時刻が
(1)式を満たしていれば、記憶装置5の空容量を取得
し(図4ステップS23)、その空き容量を内部に予め
設定してある開始しきい値と比較する(図4ステップS
24)。
【0041】トランスコード制御部4は取得した空き容
量が開始しきい値以下ならば、トランスコード部2へト
ランスコードの開始を指示し、トランスコードを実行し
(図4ステップS25)、トランスコードが終わったら
制御処理を終了する。また、トランスコード制御部4は
取得した空き容量が開始しきい値よりも大きければ、制
御処理を終了する。
【0042】上述した図4の制御処理を定期的に(例え
ば、数秒毎)に繰り返すことで、指定した時刻でかつ記
憶装置5の空き容量が指定した値以下になった場合にト
ランスコードを実行することができる。
【0043】尚、(1)式において、指定時刻Aと指定
時刻Bとをほぼ同時刻にすれば、指定した時刻にトラン
スコードを実行させることができるが、 指定時刻A≦現在時刻 ・・・・・・(2) という式を用いても良い。
【0044】これによって、トランスコード制御部4か
らトランスコード部2に出す開始のタイミングとして、
記憶装置5の空き容量が足りなくなった時だけでなく、
指定した時間帯にトランスコードを実行させることがで
きる。尚、上記の本発明の第1及び第2の実施例の組合
せ、本発明の第1及び第3の実施例の組合せ、本発明の
第2及び第3の実施例の組合せもそれぞれ可能である。
【0045】図5は本発明の第4の実施例によるトラン
スコーダの構成を示すブロック図である。図5におい
て、本発明の第4の実施例によるトランスコーダは番組
予約情報に基づいてトランスコードのスケジュールを調
整する録画再生システムに用いられる。すなわち、本発
明の第4の実施例によるトランスコーダは番組予約情報
格納部6を設けた以外は図1に示す本発明の第1の実施
例によるトランスコーダと同様の構成となっており、同
一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成
要素の動作は本発明の第1の実施例と同様である。
【0046】番組予約情報格納部6には予め番組の予約
情報が格納されている。トランスコード制御部4は記憶
装置5の空き容量が指定した値以下になることを検出す
ると、番組予約情報格納部6から番組の予約情報を取得
し、番組予約がなされていない時刻にトランスコードを
実行する。
【0047】図6は図5の番組予約情報格納部6におけ
る番組の予約状況を示す図である。図6においては17
時から18時までと、21時から23時までとに録画予
約されている状況を示している。
【0048】図7は図5のトランスコード制御部4が実
行する制御処理を示すフローチャートである。これら図
5〜図7を参照してトランスコード制御部4が実行する
制御処理について説明する。尚、図7に示す制御処理は
トランスコード制御部4が図示せぬ制御メモリのプログ
ラムを実行することで実現され、制御メモリとしてはR
OMやICメモリ等が使用可能である。
【0049】トランスコード制御部4は記憶装置5の空
き容量を取得し(図7ステップS31)、その空き容量
を内部に予め設定してある開始しきい値と比較する(図
7ステップS32)。
【0050】トランスコード制御部4は取得した空き容
量が開始しきい値以下ならば、番組予約情報格納部6か
らこれらの番組予約情報を取得し(図7ステップS3
3)、番組予約がなされていない時刻を算出してスケジ
ューリングを行う(図7ステップS34)。
【0051】図6に示すように番組予約がなされている
場合、トランスコード制御部4は17:00前と18:
00〜21:00との間、及び23:00以降が空いて
いると判断し、その時間内にトランスコードが終わるよ
うにスケジューリングする。
【0052】例えば、トランスコードにかかる時間がフ
ァイルを再生する時間と同じならば、対象となるファイ
ルの再生時間をチェックし、空いている時間帯と照らし
合わせることで、できる限り早い時間にスケジューリン
グすること等も考えられる。
【0053】トランスコード制御部4は現在の時刻を取
得し(図7ステップS35)、スケジューリングされた
時刻になっているかどうかをチェックする(図7ステッ
プS36)。
【0054】トランスコード制御部4は現在時刻がスケ
ジューリングされた時刻になると、トランスコード部2
へトランスコードの開始を指示し、トランスコードを実
行し(図7ステップS37)、トランスコードが終わっ
たら制御処理を終了する。また、トランスコード制御部
4は取得した空き容量が開始しきい値よりも大きけれ
ば、制御処理を終了する。
【0055】尚、トランスコード制御部4の制御処理に
おいては、上述した本発明の第2の実施例や第3の実施
例の方法を組合せることも可能である。特に、現在時刻
のチェックには本発明の第3の実施例が適用可能であ
る。
【0056】図8は本発明の第5の実施例によるトラン
スコーダの構成を示すブロック図である。図8におい
て、本発明の第5の実施例によるトランスコーダはファ
イル選択を自動的に行うようにした以外は本発明の第1
の実施例の構成と同様である。
【0057】すなわち、本発明の第5の実施例によるト
ランスコーダはファイル選択部7を設けた以外は図1に
示す本発明の第1の実施例によるトランスコーダと同様
の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付し
てある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実
施例と同様である。
【0058】ファイル選択部7はトランスコードすべき
ファイルを選択する回路である。トランスコード制御部
4からはトランスコードの指示がファイル選択部7及び
トランスコード部2に出される。ファイル選択部7では
内部に格納されたファイル選択基準にしたがってファイ
ルを選択し、ファイル読出し部1に読出すべきファイル
を指示する。
【0059】図9は図8のトランスコード制御部4が実
行する制御処理を示すフローチャートである。これら図
8及び図9を参照してトランスコード制御部4が実行す
る制御処理について説明する。尚、図9に示す制御処理
はトランスコード制御部4が図示せぬ制御メモリのプロ
グラムを実行することで実現され、制御メモリとしては
ROMやICメモリ等が使用可能である。
【0060】まず、トランスコード制御部4は記憶装置
5の空き容量を取得し(図9ステップS41)、その空
き容量を内部に予め設定してある開始しきい値と比較す
る(図9ステップS42)。
【0061】トランスコード制御部4は取得した空き容
量が開始しきい値以下ならば、トランスコード部2及び
ファイル選択部7へトランスコードの開始を指示し、フ
ァイルの選択及びトランスコードを実行し(図9ステッ
プS43)、トランスコードが終わったら制御処理を終
了する。また、トランスコード制御部4は取得した空き
容量が開始しきい値よりも大きければ、制御処理を終了
する。
【0062】この場合、ファイル選択部7では内部に格
納されたファイル選択基準にしたがってファイルを選択
し、ファイル読出し部1に読出すべきファイルを指示す
る。トランスコード部2はファイル読出し部1によって
読出されたファイルを順次再圧縮してファイル書込み部
3に送る。ファイル書込み部3では記憶装置5に再圧縮
されたデータを書込む。
【0063】図10は図8のファイル選択部7による選
択処理を示すフローチャートである。図10を参照して
ファイル選択部7による選択処理について説明する。本
発明の第5の実施例ではファイル選択部7においてファ
イルの重要度で選択する方法が用いられる。
【0064】この方法ではファイルを生成する時、ユー
ザがファイルの重要度を一緒に記録しておく。例えば、
A、B、Cのようにランク付けし、Aはトランスコード
の対象外、Bは普通、Cはトランスコードを積極的に行
うと定義付けておく。
【0065】ファイル選択部7はトランスコード制御部
4からトランスコードの指示がきた時、記憶装置5のフ
ァイル一覧をアクセスし(図10ステップS51)、C
ランクに位置付けされているファイル(重要度の低いフ
ァイル)を選択する(図10ステップS52)。
【0066】ファイル選択部7はその選択したファイル
をファイル読出し部1に指示する(図10ステップS5
3)。このようにすれば、重要度の低いファイルからト
ランスコードすることができる。もちろん、ファイルの
重要度は後でユーザが変更しても構わない。
【0067】図11は本発明の第6の実施例のファイル
選択部による選択処理を示すフローチャートである。図
11を参照して本発明の第6の実施例のファイル選択部
による選択処理について説明する。本発明の第6の実施
例ではファイル選択部においてファイルの日付けで選択
する方法が用いられており、それ以外は図8に示す本発
明の第5の実施例と同様である。この方法ではファイル
を生成する時、その生成日時を記憶装置5に一緒に記録
しておく。
【0068】ファイル選択部7はトランスコードの指示
を受けた時、記憶装置5のファイル一覧をアクセスし
(図11ステップS61)、日付けの最も古いファイル
を選択する(図11ステップS62)。
【0069】ファイル選択部7はその選択したファイル
をファイル読出し部1に指示する(図11ステップS6
3)。このようにすれば、ファイル生成の古い順にトラ
ンスコードすることができる。尚、上記のようなファイ
ルの生成日時のほかに、ファイルをアクセスした日時を
記録し、アクセス時刻の古い順にトランスコードするこ
とも可能である。
【0070】図12は本発明の第7の実施例のファイル
選択部による選択処理を示すフローチャートである。図
12を参照して本発明の第7の実施例のファイル選択部
による選択処理について説明する。本発明の第7の実施
例ではファイル選択部においてファイルのサイズで選択
する方法が用いられており、それ以外は図8に示す本発
明の第5の実施例と同様である。この方法ではファイル
を生成する時、そのサイズを一緒に記録しておく。
【0071】ファイル選択部7はトランスコードの指示
を受けた時、記憶装置5のファイル一覧をアクセスし
(図12ステップS71)、ファイルサイズの最も大き
なものを選択する(図12ステップS72)。
【0072】ファイル選択部7はその選択したファイル
をファイル読出し部1に指示する(図12ステップS7
3)。このようにすれば、少ない回数で大きな空き容量
を確保することが可能となる。
【0073】上述した本発明の第5から第7の実施例に
よる方法は組合わせて使用することも可能である。例え
ば、ファイル重要度と日付けとを考慮すると、ファイル
重要度の低いランクの中で、最も古いファイルからトラ
ンスコードすることが可能となる。
【0074】図13は本発明の第8の実施例によるトラ
ンスコーダの構成を示すブロック図である。図13にお
いて、本発明の第8の実施例によるトランスコーダはト
ランスコード処理を中断/再開することが可能なように
した以外は本発明の第1の実施例の構成と同様である。
【0075】すなわち、本発明の第8の実施例によるト
ランスコーダは中断位置格納部8を設けた以外は図1に
示す本発明の第1の実施例によるトランスコーダと同様
の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付し
てある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実
施例と同様である。
【0076】本発明の第8の実施例によるトランスコー
ダではトランスコード制御部4からトランスコード開始
の指示がファイル読出し部1とトランスコード部2とに
対して出される。
【0077】ファイル読出し部1は記憶装置5からファ
イルを読出し、トランスコード部2に送る。トランスコ
ード部2では送られてきたデータをGOP単位に区切
り、その最後の区切りがファイルの何バイト目にあたる
か(これを読出し中断位置と呼ぶ)を記憶しておく。さ
らに、トランスコード部2はGOP毎に区切られたデー
タ単位でトランスコードし、ファイル書込み部3に送
る。
【0078】トランスコード制御部4から中断の指示が
ファイル読出し部1及びトランスコード部2に出される
と、ファイル読出し部1ではファイルの読出しを中止す
る。一方、トランスコード部2では現在行っているGO
P単位のトランスコードを終了させ、内部に格納してい
た読出し中断位置を中断位置格納部8に格納する。
【0079】ファイル書込み部3は最後に受取った再圧
縮後のデータまでをファイルに書込んで終了する。尚、
再圧縮後のデータを読出しファイルに上書きしている場
合には、書込み中断位置も中断位置格納部8に記憶して
おく。
【0080】続いて、上記の処理を再開する場合、トラ
ンスコード制御部4は中断位置格納部8から読出し中断
位置を受取り、ファイル読出し部1に送る。ファイル読
出し部1では中断時のファイルをオープンし、読出し中
断位置までファイルポインタをスキップさせ、読出し中
断位置以降のデータを読出してトランスコード部2に送
る。
【0081】一方、ファイル書込み部3は中断時のファ
イルをオープンし、ファイルポインタを最後まで進め
る。但し、再圧縮後のデータを読出しファイルに上書き
している場合には、中断位置格納部8から読出した書込
み中断位置までファイルポインタを進める。続いて、フ
ァイル書込み部3はトランスコード部2から出力される
データを現在のファイルポインタから書込んでいく。あ
とは上述した定常動作と同様である。
【0082】尚、中断位置格納部8はメモリであっても
良いが、この場合、システムの電源が切れると読出し中
断位置も消えてしまう。電源が切れても読出し中断位置
を保持したい場合、中断位置格納部8として不揮発性の
媒体、例えば不揮発性メモリや電源バックアップされた
メモリ、あるいはディスク装置を用いれば良い。ディス
ク装置を用いる場合、中断位置格納部8と記憶装置5と
は同じディスクを利用することも可能である。
【0083】図14は図13のトランスコード制御部4
が実行する制御処理を示すフローチャートである。これ
ら図13及び図14を参照してトランスコード制御部4
が実行する制御処理について説明する。尚、図14に示
す制御処理はトランスコード制御部4が図示せぬ制御メ
モリのプログラムを実行することで実現され、制御メモ
リとしてはROMやICメモリ等が使用可能である。
【0084】まず、トランスコード制御部4は記憶装置
5の空き容量を取得し(図14ステップS81)、その
空き容量を内部に予め設定してある開始しきい値と比較
する(図14ステップS82)。
【0085】トランスコード制御部4は取得した空き容
量が開始しきい値以下ならば、トランスコード部2へト
ランスコードの開始を指示し、トランスコードを実行す
る(図14ステップS83)。
【0086】この場合、トランスコード制御部4からの
トランスコード開始の指示はファイル読出し部1とトラ
ンスコード部2とに対して出される。ファイル読出し部
1は記憶装置5からファイルを読出し、トランスコード
部2に送る。トランスコード部2では送られてきたデー
タをGOP単位に区切り、その最後の区切りを読出し中
断位置として記憶しておく。さらに、トランスコード部
2はGOP毎に区切られたデータ単位でトランスコード
し、ファイル書込み部3に送る。
【0087】今ここで、トランスコード制御部4から中
断の指示がファイル読出し部1及びトランスコード部2
に出されると(図14ステップS84,S85)、ファ
イル読出し部1ではファイルの読出しを中止する。一
方、トランスコード部2では現在行っているGOP単位
のトランスコードを終了させ、内部に格納していた読出
し中断位置を中断位置格納部8に格納する。
【0088】ファイル書込み部3は最後に受取った再圧
縮後のデータまでをファイルに書込んで終了する。尚、
再圧縮後のデータを読出しファイルに上書きしている場
合には、書込み中断位置も中断位置格納部8に記憶して
おく。
【0089】続いて、上記の処理を再開する場合、トラ
ンスコード制御部4は中断位置格納部8から読出し中断
位置を取得し、ファイル読出し部1に送る(図14ステ
ップS86,S87)。ファイル読出し部1では中断時
のファイルをオープンし、読出し中断位置までファイル
ポインタをスキップさせ、読出し中断位置以降のデータ
を読出してトランスコード部2に送る。
【0090】この場合、トランスコード制御部4からは
トランスコード開始の指示がファイル読出し部1とトラ
ンスコード部2とに対して出される(図14ステップS
88)。ファイル読出し部1は記憶装置5から読出し中
断位置以降のデータを読出し、トランスコード部2に送
る。トランスコード部2では送られてきたデータをGO
P単位に区切り、その最後の区切りを読出し中断位置と
して記憶しておく。さらに、トランスコード部2はGO
P毎に区切られたデータ単位でトランスコードし、ファ
イル書込み部3に送る。
【0091】一方、ファイル書込み部3は中断時のファ
イルをオープンし、ファイルポインタを最後まで進め
る。但し、再圧縮後のデータを読出しファイルに上書き
している場合には、中断位置格納部8から読出した書込
み中断位置までファイルポインタを進める。続いて、フ
ァイル書込み部3はトランスコード部2から出力される
データを現在のファイルポインタから書込んでいく。
【0092】トランスコード制御部4はトランスコード
が終わったら制御処理を終了する。また、トランスコー
ド制御部4は取得した空き容量が開始しきい値よりも大
きければ、制御処理を終了する。
【0093】このように、上記のように制御処理を行う
ことによって、記憶装置5の空き容量が一定以下になっ
た時にトランスコードを行うことができる。また、トラ
ンスコードを実行する時刻を指定することもできるの
で、夜中等のトランスコードに必要な資源が使われない
時にトランスコードを実行させることができる。
【0094】さらに、録画予約されている時間帯以外に
トランスコードを実行することも可能となる。さらにま
た、トランスコードするファイルをユーザの指定した基
準に基づいて自動的に選択することができるので、ユー
ザがその場にいなくとも適切なファイルを選択してトラ
ンスコードすることが可能となり、トランスコード処理
を中断/再開することも可能となる。尚、上述した本発
明の第1〜第8の実施例は相互に適宜組合せて使用する
ことも可能である。
【0095】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次の態様をとりうる。
【0096】(1)一旦符号化圧縮したデータを再度圧
縮し直して記憶装置に格納するトランスコーダを含む録
画再生システムにおいて録画再生を行わせるための録画
再生制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記
録画再生制御プログラムは前記トランスコーダに、前記
記憶装置の空き容量が予め指定した第1のパラメータ以
下になった時に前記記憶装置のデータに対する符号化圧
縮を行うよう制御させることを特徴とする録画再生制御
プログラムを記録した記録媒体。
【0097】(2)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記符号化圧縮を行うよう制御する
際に、前記記憶装置の空き容量が予め指定した第2のパ
ラメータ以上になるまで前記データに対する符号化圧縮
を繰り返し行わせることを特徴とする(1)記載の録画
再生制御プログラムを記録した記録媒体。
【0098】(3)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記符号化圧縮を行うよう制御する
際に、予め指定した時刻に前記データに対する符号化圧
縮を開始させることを特徴とする(1)または(2)記
載の録画再生制御プログラムを記録した記録媒体。
【0099】(4)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記記憶装置から読出して符号化圧
縮すべきデータを予め指定された重要度に応じて選択さ
せることを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載
の録画再生制御プログラムを記録した記録媒体。
【0100】(5)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記記憶装置から読出して符号化圧
縮すべきデータを予め付加された時間情報に応じて選択
させることを特徴とする(1)から(4)のいずれか記
載の録画再生制御プログラムを記録した記録媒体。
【0101】(6)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記記憶装置から読出して符号化圧
縮すべきデータをそのサイズに応じて選択させることを
特徴とする(1)から(5)のいずれか記載の録画再生
制御プログラムを記録した記録媒体。
【0102】(7)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記記憶装置から読出されたデータ
の符号化圧縮が中断した位置を保持させ、その保持され
た位置から前記データの符号化圧縮を再開させることを
特徴とする(1)から(6)のいずれか記載の録画再生
制御プログラムを記録した記録媒体。
【0103】(8)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、前記符号化圧縮が中断した位置を保
持させる際に、GOP(Group of Pictu
re)単位に中断位置を保持させることを特徴とする
(7)記載の録画再生制御プログラムを記録した記録媒
体。
【0104】(9)前記録画再生制御プログラムは前記
トランスコーダに、録画予約情報を格納する格納手段の
格納内容を参照して空き時間を調べ、空き時間中に符号
化圧縮を行うようにスケジューリングさせることを特徴
とする(1)から(8)のいずれか記載の録画再生制御
プログラムを記録した記録媒体。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
旦符号化圧縮したデータを再度圧縮し直して記憶装置に
格納するトランスコーダにおいて、記憶装置の空き容量
が予め指定した第1のパラメータ以下になった時に記憶
装置のデータに対する符号化圧縮を行うよう制御するこ
とによって、自動的に記憶装置の空き容量を一定以上確
保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるトランスコーダの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のトランスコード制御部が実行する制御処
理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例によるトランスコーダの
トランスコード制御部が実行する制御処理を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施例によるトランスコーダの
トランスコード制御部が実行する制御処理を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第4の実施例によるトランスコーダの
構成を示すブロック図である。
【図6】図5の番組予約情報格納部における番組の予約
状況を示す図である。
【図7】図5のトランスコード制御部が実行する制御処
理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第5の実施例によるトランスコーダの
構成を示すブロック図である。
【図9】図8のトランスコード制御部が実行する制御処
理を示すフローチャートである。
【図10】図8のファイル選択部による選択処理を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の第6の実施例のファイル選択部によ
る選択処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第7の実施例のファイル選択部によ
る選択処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第8の実施例によるトランスコーダ
の構成を示すブロック図である。
【図14】図13のトランスコード制御部が実行する制
御処理を示すフローチャートである。
【図15】従来のトランスコーダを使って記憶装置の空
き容量を増やすシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ファイル読出し部 2 トランスコード部 3 ファイル書込み部 4 トランスコード制御部 5 記憶装置 6 番組予約情報格納部 7 ファイル選択部 8 中断位置格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/02 530 H04N 5/92 H H04N 7/24 7/13 Z Fターム(参考) 5B060 AA03 AA07 AA14 AC13 DA08 5B082 AA13 CA02 CA08 GA01 5C053 FA23 GA11 GB21 GB28 HA33 JA30 KA04 KA24 LA05 5C059 KK35 MA27 MA31 PP04 RC12 RC28 SS12 TA16 TB01 TB03 TC15 TC39 TC41 TC43 TC47 TD05 TD14 UA02 UA05

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一旦符号化圧縮したデータを再度圧縮し
    直して記憶装置に格納するトランスコーダであって、前
    記記憶装置の空き容量が予め指定した第1のパラメータ
    以下になった時に前記記憶装置のデータに対する符号化
    圧縮を行うよう制御する制御手段を有することを特徴と
    するトランスコーダ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記憶装置の空き容
    量が予め指定した第2のパラメータ以上になるまで前記
    データに対する符号化圧縮を繰り返し行うよう構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、予め指定した時刻に前
    記データに対する符号化圧縮を開始するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のトランス
    コーダ。
  4. 【請求項4】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮す
    べきデータを予め指定された重要度に応じて選択する手
    段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れか記載のトランスコーダ。
  5. 【請求項5】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮す
    べきデータを予め付加された時間情報に応じて選択する
    手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれか記載のトランスコーダ。
  6. 【請求項6】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮す
    べきデータをそのサイズに応じて選択する手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の
    トランスコーダ。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置から読出されたデータの符
    号化圧縮が中断した位置を保持する保持手段を含み、前
    記保持手段に保持された位置から前記データの符号化圧
    縮を再開するように構成したことを特徴とする請求項1
    から請求項6のいずれか記載のトランスコーダ。
  8. 【請求項8】 前記保持手段は、GOP(Group
    of Picture)単位に中断位置を保持するよう
    構成したことを特徴とする請求項7記載のトランスコー
    ダ。
  9. 【請求項9】 録画予約情報を格納する格納手段を含
    み、前記制御手段は前記格納手段の格納内容を参照して
    空き時間を調べ、空き時間中に符号化圧縮を行うように
    スケジューリングするよう構成したことを特徴とする請
    求項1から請求項8のいずれか記載のトランスコーダ。
  10. 【請求項10】 一旦符号化圧縮したデータを再度圧縮
    し直して記憶装置に格納するトランスコーダを含む録画
    再生システムであって、前記記憶装置の空き容量が予め
    指定した第1のパラメータ以下になった時に前記記憶装
    置のデータに対する符号化圧縮を行うよう制御する制御
    手段を前記トランスコーダに有することを特徴とする録
    画再生システム。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記記憶装置の空き
    容量が予め指定した第2のパラメータ以上になるまで前
    記データに対する符号化圧縮を繰り返し行うよう構成し
    たことを特徴とする請求項10記載の録画再生システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、予め指定した時刻に
    前記データに対する符号化圧縮を開始するよう構成した
    ことを特徴とする請求項10または請求項11記載の録
    画再生システム。
  13. 【請求項13】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮
    すべきデータを予め指定された重要度に応じて選択する
    手段を前記トランスコーダに含むことを特徴とする請求
    項10から請求項12のいずれか記載の録画再生システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮
    すべきデータを予め付加された時間情報に応じて選択す
    る手段を前記トランスコーダに含むことを特徴とする請
    求項10から請求項13のいずれか記載の録画再生シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮
    すべきデータをそのサイズに応じて選択する手段を前記
    トランスコーダに含むことを特徴とする請求項10から
    請求項14のいずれか記載の録画再生システム。
  16. 【請求項16】 前記記憶装置から読出されたデータの
    符号化圧縮が中断した位置を保持する保持手段を前記ト
    ランスコーダに含み、前記保持手段に保持された位置か
    ら前記データの符号化圧縮を再開するように構成したこ
    とを特徴とする請求項10から請求項15のいずれか記
    載の録画再生システム。
  17. 【請求項17】 前記保持手段は、GOP(Group
    of Picture)単位に中断位置を保持するよ
    う構成したことを特徴とする請求項16記載の録画再生
    システム。
  18. 【請求項18】 録画予約情報を格納する格納手段を前
    記トランスコーダに含み、前記制御手段は前記格納手段
    の格納内容を参照して空き時間を調べ、空き時間中に符
    号化圧縮を行うようにスケジューリングするよう構成し
    たことを特徴とする請求項10から請求項17のいずれ
    か記載の録画再生システム。
  19. 【請求項19】 一旦符号化圧縮したデータを再度圧縮
    し直して記憶装置に格納するトランスコーダを含む録画
    再生システムの録画再生方法であって、前記記憶装置の
    空き容量が予め指定した第1のパラメータ以下になった
    時に前記記憶装置のデータに対する符号化圧縮を行うよ
    う制御するステップを前記トランスコーダに有すること
    を特徴とする録画再生方法。
  20. 【請求項20】 前記符号化圧縮を行うよう制御するス
    テップは、前記記憶装置の空き容量が予め指定した第2
    のパラメータ以上になるまで前記データに対する符号化
    圧縮を繰り返し行うようにしたことを特徴とする請求項
    19記載の録画再生方法。
  21. 【請求項21】 前記符号化圧縮を行うよう制御するス
    テップは、予め指定した時刻に前記データに対する符号
    化圧縮を開始するようにしたことを特徴とする請求項1
    9または請求項20記載の録画再生方法。
  22. 【請求項22】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮
    すべきデータを予め指定された重要度に応じて選択する
    ステップを前記トランスコーダに含むことを特徴とする
    請求項19から請求項21のいずれか記載の録画再生方
    法。
  23. 【請求項23】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮
    すべきデータを予め付加された時間情報に応じて選択す
    るステップを前記トランスコーダに含むことを特徴とす
    る請求項19から請求項22のいずれか記載の録画再生
    方法。
  24. 【請求項24】 前記記憶装置から読出して符号化圧縮
    すべきデータをそのサイズに応じて選択するステップを
    前記トランスコーダに含むことを特徴とする請求項19
    から請求項23のいずれか記載の録画再生方法。
  25. 【請求項25】 前記記憶装置から読出されたデータの
    符号化圧縮が中断した位置を保持するステップを前記ト
    ランスコーダに含み、その保持された位置から前記デー
    タの符号化圧縮を再開するようにしたことを特徴とする
    請求項19から請求項24のいずれか記載の録画再生方
    法。
  26. 【請求項26】 前記符号化圧縮が中断した位置を保持
    するステップは、GOP(Group of Pict
    ure)単位に中断位置を保持するようにしたことを特
    徴とする請求項25記載の録画再生方法。
  27. 【請求項27】 前記トランスコーダに設けられかつ録
    画予約情報を格納する格納手段の格納内容を参照して空
    き時間を調べ、空き時間中に符号化圧縮を行うようにス
    ケジューリングするようにしたことを特徴とする請求項
    19から請求項26のいずれか記載の録画再生方法。
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