JP2000216095A - 枚葉式熱処理装置 - Google Patents

枚葉式熱処理装置

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JP2000216095A
JP2000216095A JP11011698A JP1169899A JP2000216095A JP 2000216095 A JP2000216095 A JP 2000216095A JP 11011698 A JP11011698 A JP 11011698A JP 1169899 A JP1169899 A JP 1169899A JP 2000216095 A JP2000216095 A JP 2000216095A
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semiconductor wafer
wafer
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treatment apparatus
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Satoshi Goto
聡 後藤
Hironori Yagi
宏憲 八木
Wataru Okase
亘 大加瀬
Takashi Shigeoka
隆 重岡
Takahiro Horiguchi
貴弘 堀口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理体を十分に温度むらのない面内均一に
熱処理することを可能とする。 【解決手段】 側壁2に被処理体wの搬入出口3、排気
口4等の開口部を有する処理室1内に被処理体wを収容
して所定の処理ガス雰囲気下で熱処理する枚葉式熱処理
装置において、前記処理室1内に熱処理時に前記被処理
体wの周囲を前記開口部3,4から遮蔽するための遮蔽
手段13を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枚葉式熱処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造プロセスにおいて
は、被処理体である半導体ウエハに酸化、拡散、成膜、
アニール等の処理を施すために、各種の熱処理装置が使
用されている。この熱処理装置としては、一度に多数枚
の半導体ウエハの熱処理が可能なバッチ式の熱処理装置
と、半導体ウエハを一枚ずつ熱処理する枚葉式の熱処理
装置とが知られている。特に、枚葉式熱処理装置は、半
導体ウエハの面内均一な熱処理および急速な昇降温を要
する熱処理が比較的容易に可能であることから、ウエハ
サイズの大型化及び半導体素子の微細化に伴い多く使用
されるようになってきている。
【0003】この枚葉式熱処理装置は一般的に、処理室
内に面状のヒータ−を設け、このヒータ−の上方に半導
体ウエハを支持し、半導体ウエハに対向するシャワーヘ
ッドから処理ガスを供拾して、所定の処理ガス雰囲気下
で所定の熱処理を施するように構成されている。特に、
枚葉式熱処理装置においては、歩留まりの向上を図るた
めに、半導体ウエハを温度むらのない面内均一に加熱す
ることが要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
枚葉式熱処理装置においては、その構造上、半導体ウエ
ハを面内均一に加熱するのに不十分なものがあった。
【0005】先ず、枚葉式熱処理装置においては、半導
体ウエハを収容してその周囲を取囲む処理室の側壁に、
半導体ウエハの搬出入口や排気口等の開口部が存在して
いるため、これらの開口部の存在により、半導体ウエハ
に対する側壁の熱的パラメータ(反射率、形態係数、温
度)が周方向に等方にならい。そのため、半導体ウエハ
の周方向に温度むらが生じる原因となっている。
【0006】また、処理室がアルミニウムやステンレス
等の金属で構成されているので、全体的には熱の放射率
が小さいが、その側壁の開口部が存在する部分は熱の放
射率が大きい。そのため、開口部のある部分と、開口部
のない部分の実効放射率の違いから、半導体ウエハの開
口部寄りの部分の温度が、他の部分よりも低くなってし
まい、半導体ウエハの周方向に温度分布の不均一が生じ
る原因となっている。具体的には、開口部のある部分の
実放射率は、例えばアスペクト比5(開口部の口径が1
に対し開口部の深さが5の場合)のときに約0.7であ
るのに対し、開口部のない部分のアルミニウムの放射率
(高研磨品)の実放射率は、0.04であり、両者には
相当大きな差が存在している。
【0007】更に、処理室内における半導体ウエハの上
方には半導体ウエハに対向するシャワーヘッドが存在す
るが、成膜やクリーニングによってシャワーヘッドの表
面の反射率が変化する。その影響で半導体ウエハに温度
むらが生じる原因となっている。
【0008】そこで、本発明は、前述した課題を解決す
べくなされたもので、被処理体を十分に温度むらのない
面内均一に熱処理することができる枚葉式熱処理装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために本発明のうち、請求項1の発明は、側壁に被処理
体の搬出入口、排気口等の開口部を有する処理室内に被
処理体を収容して所定の処理ガス雰囲気下で熱処理する
枚葉式熱処理装置において、前記処理室内に熱処理時に
前記被処理体の周囲を前記開口部から遮蔽するための遮
蔽手段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、処理室内に被処理体を
収容し、この被処理体に対向するシャワーヘッドから処
理ガスを供拾して熱処理する枚葉式熱処理装置におい
て、前記シャワーヘッドの被処理体対向面に反射の影響
を抑制するための表面処理を施したことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、側壁に被処理体の搬出
入口、排気口等の開口部を有する処理室内に被処理体を
収容して所定の処理ガス雰囲気下で熱処理する枚葉式熱
処理装置において、前記処理室の内壁面に前記開口部の
放射率との差をなくすための表面処理を施したことを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態である枚
葉式熱処理装置を示す縦断面図である。図1において、
1は枚葉式熱処理装置の処理室で、この処理室1は、耐
食性および耐熱性を有する材料例えばアルミニウム合金
により密閉処理容器として形成されている。前記処理室
1の側壁2には、被処理体例えば半導体ウエハwを出し
入れするための搬入出口(搬送ポート)3と、処理室1
内を減圧排気するための排気口(排気ポート)4とが設
けられている。
【0014】前記搬入出口3には、ゲートバルブ5が設
けられている。前記排気口4には、処理室1内を所定の
圧力例えば700〜10-3Torr程度に減圧制御可能
な図示しない真空ポンプおよび圧力制御機構を有する排
気管6が接続されている。
【0015】処理室1内には、半導体ウエハwを水平に
載置するための石英製の載置台7が処理室1内を上部と
下部に仕切る如く設けられている。載置台7の上面のレ
ベルは、搬入出口3を通して図示しない搬送アームによ
り半導体ウエハwの搬入搬出がスムーズに行えるよう
に、搬入出口3とほぼ同じレベルに設定されている。
【0016】前記載置台7の下方に半導体ウエハwを所
定の温度例えば600〜1000℃程度に加熱制御可能
な面状のヒーター8が設けられている。このヒーター8
は、例えば渦巻き状や同心円状等に面状に配設された発
熱抵抗体(発熱抵抗線)からなっている。ヒーター8
は、断熱材9の上面に載置されている。ヒーター8と載
置台7の間には、例えば炭化珪素等からなる均熱材10
が設けられていることが好ましい。
【0017】また、前記載置台7の上方、すなわち処理
室1内の天井部には、載置台7上の半導体ウエハwの被
処理面(上面)に処理ガスを供給するための多数のガス
噴出孔11を有するシャワーヘッド12が半導体ウエハ
wと対向して設けられている。そして、半導体ウエハw
に対する側壁2の熱的パラメータを等方にするために、
処理室1内には、熱処理時に半導体ウエハwの周囲を前
記開口部である搬入出口3や排気口4から遮蔽するため
の遮蔽手段13が設けられている。
【0018】この遮蔽手段13は、載置台7上の半導体
ウエハwを取り囲むように設けられた円筒状の固定遮蔽
リング13aと、この固定遮蔽リング13aの上方に昇
降可能(上下移動可能)に設けられた円筒状の可動遮蔽
リング13bとから主に構成されている。可動遮蔽リン
グ13bが下降して固定遮蔽リング13aの上縁部にオ
ーバーラップすることにより、これら両遮蔽リング13
a,13bにより半導体ウエハwの周囲全周を側壁2の
開口部である搬入出口3および排気口4から遮蔽するよ
うになっている。また、可動遮蔽リング13bが上昇し
て固定遮蔽リング13aから離れることにより、搬出入
口3が露出し、半導体ウエハwの搬入搬出が可能になる
ようになっている。
【0019】前記可動遮蔽リング13bには、これを外
部から昇降操作するための昇降機構14が連結されてお
り、この昇降機構14によって、可動遮蔽リング13b
が熱処理時には下降され、半導体ウエハwの搬入搬出出
時には上昇されるようになっている。前記両遮蔽リング
13a,13bは、耐食性および耐熱性を有する材料例
えばアルミニウム合金により形成されている。また、遮
蔽リング13a,13bは、高温環境下でも変形しない
ようにするために、冷却水を循環させる冷却構造とされ
ていることが好ましい。
【0020】次に前記枚葉式熱処理装置の作用を述べ
る。先ず、可動遮蔽リング13bを上昇させておき、ゲ
ートバルブ5を開けて搬送アームにより半導体ウエハw
を搬入出口3から処理室1内に搬入し、載置台7上に載
置する。搬送アームが処理室1外に後退してゲートバル
ブ5が閉められたなら、可動遮蔽リング13bが下降し
て固定遮蔽リング13aの上縁部に重なり、載置台7上
の半導体ウエハwを側壁2の開口部である搬入出口3や
排気口4から遮蔽する。
【0021】次いで、シャワヘッド12から不活性ガス
例えば窒素ガスを導入して処理室1内を一旦不活性ガス
で置換した後、ヒーター8を所定の温度に昇温させると
共に、シャワーヘッド12から所定の処理ガスを導入す
ることにより、また、処理室1内を所定の減圧雰囲気に
することにより、半導体ウエハwに対して所定の熱処理
例えば減圧熱CVD処理を開始する。所定の熱処理が終
了したなら、前記とは逆の手順で半導体ウエハwを処理
室外に搬出すればよい。
【0022】このように構成された枚葉式熱処理装置に
よれば、側壁2に半導体ウエハwの搬出入口3、排気口
4等の開口部を有する処理室1内に半導体ウエハwを収
容して所定の処理ガス雰囲気下で熱処理する枚葉式熱処
理装置において、前記処理室1内に熱処理時に前記半導
体ウエハwの周囲を前記開口部3,4から遮蔽するため
の遮蔽手段13を設けているため、遮蔽手段13により
半導体ウエハwに対する側壁2の熱的パラメータを等方
にすることができる。すなわち、遮蔽手段13によっ
て、処理室1の側壁2の開口部3,4から半導体ウエハ
wに及ぼす熱的影響を抑制することができ、半導体ウエ
ハwを十分に温度むらのない面内均一に熱処理すること
ができる。この場合、側壁2の開口部3,4に起因する
半導体ウエハwの周方向の温度むらを防止することがで
きる。
【0023】また、前記遮蔽手段13が固定遮蔽リング
13aと可動遮蔽リング13bとからなるため、簡単な
構造で、処理室1の側壁2の熱的パラメータを等方にす
ることができる。また、可動遮蔽リング13bが上下に
移動可能に設けられているため、半導体ウエハwの搬入
搬出時に邪魔になることがない。更に、遮蔽リング13
a,13bを冷却構造とすることにより、熱変形を防止
し、周方向の熱的パラメータの等方性を維持することが
できる。
【0024】図2は、本発明の第2の実施の形態である
枚葉式熱処理装置を示す概略的縦断面図である。本実施
の形態の枚葉式熱処理装置においては、シャワーヘッド
12の表面状態の変化に伴う半導体ウエハwに対する反
射の影響を抑制するために、シャワーヘッド12の半導
体ウエハ対向面である下面に、ヒーター8からの光熱
(輻射熱)の反射を抑制するための表面処理15が施さ
れている。表面処理15としては、例えば0.01〜1
mmピッチの同心円状または螺旋状の溝(筋)16をシ
ャワーヘッド12の下面全域に設けけることが好まし
い。
【0025】本実施の形態の枚葉式熱処理装置によれ
ば、処理室1内に半導体ウエハwを収容し、この半導体
ウエハwに対向するシャワーヘッド12から処理ガスを
供拾して熱処理する枚葉式熱処理装置において、前記シ
ャワーヘッド12の半導体ウエハ対向面に反射の影響を
抑制するための表面処理15を施しているため、シャワ
ーヘッド12から半導体ウエハwに及ぼす熱的影響を抑
制することができ、半導体ウエハwを十分に温度むらの
ない面内均一に熱処理することができる。本実施の形態
では、表面処理15として、例えば0.01〜1mmピ
ッチの同心円状または螺旋状の溝(筋)16をシャワー
ヘッド12の下面全域に設けているため、ヒーター8か
らの輻射熱を乱反射させることができ、半導体ウエハw
への反射の影響を抑制することができる。
【0026】図3は、図2の枚葉式熱処理装置の変形例
を示す概略的縦断面図である。図3に示すように、シャ
ワヘッド12の直径Dが半導体ウエハwの直径WDより
も大きく、且つ、半導体ウエハwとシャワーヘッド12
の間隔hが小さい場合には、シャワーヘッド12の下面
における半導体ウエハwよりも大きい部分の下面領域
に、反射の影響を抑制するための表面処理15を施すこ
とが好ましい。この場合、d=khであり、k≦5であ
ることが好ましい。前記表面処理15としては、例えば
図4に示すように断面ノコ刃形状の溝16を設けること
が効果的である。なお、表面処理15の他の例として
は、シャワーヘッド12の下面に例えばブラスト処理等
により粗面加工を施したり、あるいは、金属光沢面をな
くすべく灰色または黒色に着色するようにしてもよい。
【0027】図5は、本発明の第3の実施の形態である
枚葉式熱処理装置を示す概略的縦断面図である。前述し
たように、処理室1の側壁2に搬入出口3等の開口部が
あると、内壁面の放射率に差が生じ、これが半導体ウエ
ハwの温度むらの原因となる。そこで、本実施の形態で
は、処理室1の内壁面に、開口部である搬入出口3の放
射率との差をなくすための表面処理16が施されてい
る。この場合の表面処理16としては、例えばアルマイ
ト処理が好適である。
【0028】このアルマイト処理により、処理室1の内
壁面に硬質アルマイトの被膜を例えば40μm程度の厚
さで形成すればよく、被膜の厚さは厚い程よい。本実施
の形態の枚葉式熱処理装置によれば、側壁2に半導体ウ
エハwの搬出入口3、排気口等の開口部を有する処理室
1内に半導体ウエハwを収容して所定の処理ガス雰囲気
下で熱処理する枚葉式熱処理装置において、前記処理室
の内壁面に前記開口部3の放射率との差をなくすための
表面処理16例えばアルマイト処理を施しているため、
処理室1の側壁2の開口部3から半導体ウエハwに及ぼ
す熱的影響を抑制することができ、半導体ウエハwを十
分に温度むらのない面内均一に熱処理することができ
る。
【0029】すなわち、処理室1の内壁面をアルマイト
処理することにより、内壁面が黒色や灰色になり、開口
部3と処理室1内壁面の実効放射率の差が軽減する。つ
まり、放射率の差を縮めることで、ヒーター8から流れ
ていく熱流束を均一にし、半導体ウエハwの温度分布を
一定化させることができる。
【0030】アルマイト処理を施した場合の放射率を調
べてみたところ、次のような結果が得られた。すなわ
ち、搬入出口3の実放射率がアスペクト比5のときに約
0.85(この値は、搬入出口3の内壁にもアルマイト
処理されている場合である。搬入出口3の内壁にアルマ
イト処理されていないときは、約0.7である。)であ
るのに対し、アルマイト処理を施した場合の壁面の放射
率は0.6であった。このように放射率の差が少なくな
ることにより、開口部3の存在による温度むらの発生を
減らすことができる。従って、半導体ウエハwの回転に
より温度むらを減らす場合と比較して、半導体ウエハw
の回転機構が不要になる分だけ、構造が簡単になり、低
コストで温度むらの解消を図ることができる。なお、前
記表面処理16としては、アルマイト処理以外に、例え
ばアルミナ溶射等のセラミック処理が適用可能である。
【0031】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、第1の実施の形態で
は、遮蔽リング13a,13bにより搬入出口3や排気
口4を半導体ウエハwから覆い隠すようにしたが、図6
に示すように、処理室1内の載置台7を熱処理時に下降
位置より上昇させて、側壁2に設けた搬入出口3から半
導体ウエハwをずらすことにより、半導体ウエハwに対
する側壁2の熱的パラメータを周方向に等方にするよう
にしてもよい。なお、この枚葉式熱処理装置の場合、半
導体ウエハwを上昇させた位置で熱処する構造上、ヒー
ター8が処理室1の天井部に設けられている。
【0032】前記実施の形態においては、周方向の温度
むらを一層効果的に減らすために、半導体ウエハwを回
転させたり、シャワーヘッド12を回転させたりしても
よい。被処理体としては、半導体ウエハ以外に、例えば
ガラス基板やLCD基板等が適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0034】(1)請求項1の発明によれば、側壁に被
処理体の搬出入口、排気口等の開口部を有する処理室内
に被処理体を収容して所定の処理ガス雰囲気下で熱処理
する枚葉式熱処理装置において、前記処理室内に熱処理
時に前記被処理体の周囲を前記開口部から遮蔽するため
の遮蔽手段を設けているため、処理室の側壁の開口部か
ら被処理体に及ぼす熱的影響を抑制することができ、被
処理体を十分に温度むらのない面内均一に熱処理するこ
とができる。
【0035】(2)請求項2の発明によれば、処理室内
に被処理体を収容し、この被処理体に対向するシャワー
ヘッドから処理ガスを供拾して熱処理する枚葉式熱処理
装置において、前記シャワーヘッドの被処理体対向面に
反射の影響を抑制するための表面処理を施しているた
め、シャワーヘッドから被処理体に及ぼす熱的影響を抑
制することができ、被処理体を十分に温度むらのない面
内均一に熱処理することができる。
【0036】(3)請求項3の発明によれば、側壁に被
処理体の搬出入口、排気口等の開口部を有する処理室内
に被処理体を収容して所定の処理ガス雰囲気下で熱処理
する枚葉式熱処理装置において、前記処理室の内壁面に
前記開口部の放射率との差をなくすための表面処理を施
しているため、処理室の側壁の開口部から被処理体に及
ぼす熱的影響を抑制することができ、被処理体を十分に
温度むらのない面内均一に熱処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である枚葉式熱処理
装置を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態である枚葉式熱処理
装置の要部を示す概略的縦断面図である。
【図3】図2の枚葉式熱処理装置の変形例を示す概略的
縦断面図である。
【図4】図3のA部拡大図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態である枚葉式熱処理
装置を示す概略的縦断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である枚葉式熱処理装
置を示す概略的縦断面図である。
【符号の説明】
w 半導体ウエハ(被処理体) 1 処理室 2 側壁 3 搬出入口(開口部) 4 排気口(開口部) 12 シャワーヘッド 13 遮蔽手段 15 表面処理 16 表面処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大加瀬 亘 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内 (72)発明者 重岡 隆 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内 (72)発明者 堀口 貴弘 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内 Fターム(参考) 5F045 AA06 EC05 EF11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に被処理体の搬出入口、排気口等の
    開口部を有する処理室内に被処理体を収容して所定の処
    理ガス雰囲気下で熱処理する枚葉式熱処理装置におい
    て、前記処理室内に熱処理時に前記被処理体の周囲を前
    記開口部から遮蔽するための遮蔽手段を設けたことを特
    徴とする枚葉式熱処理装置。
  2. 【請求項2】 処理室内に被処理体を収容し、この被処
    理体に対向するシャワーヘッドから処理ガスを供拾して
    熱処理する枚葉式熱処理装置において、前記シャワーヘ
    ッドの被処理体対向面に反射の影響を抑制するための表
    面処理を施したことを特徴とする枚葉式熱処理装置。
  3. 【請求項3】 側壁に被処理体の搬出入口、排気口等の
    開口部を有する処理室内に被処理体を収容して所定の処
    理ガス雰囲気下で熱処理する枚葉式熱処理装置におい
    て、前記処理室の内壁面に前記開口部の放射率との差を
    なくすための表面処理を施したことを特徴とする枚葉式
    熱処理装置。
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