JP2000215900A - 電極シ―ト乾燥装置 - Google Patents

電極シ―ト乾燥装置

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JP2000215900A
JP2000215900A JP11013511A JP1351199A JP2000215900A JP 2000215900 A JP2000215900 A JP 2000215900A JP 11013511 A JP11013511 A JP 11013511A JP 1351199 A JP1351199 A JP 1351199A JP 2000215900 A JP2000215900 A JP 2000215900A
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JP
Japan
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fluid
electrode sheet
heating
heated
passage
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English (en)
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Kazunari Mogi
一成 茂木
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱盤体の局部的過熱を抑えるのに有利であ
り、電極シートの乾燥に有利な電極シート乾燥装置を提
供する。 【解決手段】電極シート乾燥装置は、電極シート1が接
触しつつ搬送され搬送に伴い電極シート1を乾燥させる
接触表面を備えた加熱装置2をもつものである。加熱装
置2は、熱水や加熱オイル等の加熱流体が移動する流体
移動室32をもつ加熱盤体3と、流体移動室32に連通
するとともに流体移動室32に加熱流体を供給する流体
入口通路35と、流体移動室32に連通するとともに流
体移動室32の加熱流体を室外に排出する流体出口通路
37と、流体入口通路35に加熱流体を供給する加熱流
体供給源39とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池やキャパシタ
などの給電源に使用される電極シートを乾燥処理するた
めの電極シート乾燥装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電池やキャパシタなどの給電
源においては、長尺状の電極シートが使用されている。
この電極シートは活物質材料層を備えている。製造工程
において、電極シートの活物質材料層を乾燥させる必要
がある。そこで、特開平10−308211号公報に
は、電極シートの活物質材料層を乾燥させるための電極
シート乾燥装置が開示されている。
【0003】この公報に係る電極シート乾燥装置は加熱
装置をもつ。この加熱装置は、電極シートが接触しつつ
搬送されるアーチ形状をなす接触表面を備えた金属製の
加熱盤体と、加熱盤体を加熱する複数個の電気ヒータと
を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した公報
技術によれば、複数個の電気ヒータで加熱盤体を直接加
熱することにしている。そのため、加熱盤体のうち電気
ヒータに対面する部分は直接加熱され、局部的に過熱さ
れ易い。そのため電極シートが接触する加熱盤体の接触
表面においても、局部的な過熱部分が発生し易い。よっ
て電極シートの良好な乾燥には不利となる。
【0005】本発明は上記した実情に鑑みなされたもの
であり、加熱盤体の局部的過熱を抑えるのに有利であ
り、電極シートの乾燥に有利な電極シート乾燥装置を提
供することを課題とするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電極シート
乾燥装置は、電極シートが接触しつつ搬送され搬送に伴
い電極シートを乾燥させる接触表面を備えた加熱装置を
もつ電極シート乾燥装置であって、加熱装置は、加熱流
体が移動する流体移動室をもつ加熱盤体と、流体移動室
に連通するとともに流体移動室に加熱流体を供給する流
体入口通路と、流体移動室に連通するとともに流体移動
室の加熱流体を室外に排出する流体出口通路と、流体入
口通路に加熱流体を供給する加熱流体供給源とを有する
ことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る電極シート乾燥装置
は、接触表面を備えた加熱装置をもつ。搬送される電極
シートが加熱装置の接触表面に接触し、これにより熱伝
達を受けて電極シートは乾燥される。この加熱装置は、
高温に加熱された加熱流体が移動する流体移動室をもつ
加熱盤体と、流体移動室に連通するとともに流体移動室
に加熱流体を供給する流体入口通路と、流体移動室に連
通するとともに流体移動室の加熱流体を室外に排出する
流体出口通路と、加熱流体供給源とを有する。
【0008】代表的な加熱流体としては、オイルや水な
どの液状物、あるいは、蒸気や空気などのガス状物、あ
るいは、液状物とガス状物とが混在した混在物がある。
加熱流体の温度としては、電極シートの種類に応じて適
宜選択でき、例えば、上限値としては400℃、350
℃、300℃等を採用でき、下限値としては50℃、7
0℃等を採用できるが、これらに限定されるものではな
い。
【0009】流体移動室は、箱体の空洞部で形成しても
良いし、あるいは、パイプのパイプ孔で形成しても良
い。流体移動室を箱体の空洞部で形成する場合には、流
体移動室を仕切壁で仕切る構造としても良い。仕切壁
は、流体移動室における加熱流体の流れを規制するのに
有利となる。加熱流体供給源は、流体入口通路に加熱流
体を供給する機能をもつものであり、ボイラで加熱した
加熱流体を送給するポンプやコンプレッサなどを採用で
きる。
【0010】本発明によれば、流体移動室において加熱
流体が移動する。そのため、流体移動室内において移動
する加熱流体によって電極シートの加熱乾燥が行われ
る。故に、加熱盤体の温度ムラを低減するのに有利とな
る。本発明によれば、電極シートの搬送方向に沿って加
熱流体を流す方式を採用しても良い。この場合には、電
極シートの搬送方向の上流側が加熱流体の上流側とな
る。
【0011】あるいは本発明によれば、電極シートの搬
送方向と逆方向に沿って加熱流体を流す方式を採用して
も良い。この場合には、電極シートの搬送方向の上流側
が加熱流体の下流側となる。よって、乾燥形態に対応す
る加熱盤体の接触表面の温度分布を、上記した方式の相
違により得ることができる。本発明で用いる代表的な電
極シートとしては、導電材料で形成された集電板と、集
電板に被覆された活物質材料層とで構成できる。活物質
材料層を構成する活物質材料は、通常、活物質と溶媒と
結着剤とを主要成分とする。溶媒としては水系溶媒また
は有機溶媒を適宜採用できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (実施例1)実施例1を図1、図2に示す。本実施例に
係る電極シート乾燥装置は、電池に使用される電極シー
ト1を乾燥させるものである。この電極シート乾燥装置
は、電極シート1を接触させつつ矢印A1方向に搬送す
る接触表面2kを備えた加熱装置2をもつ。
【0013】加熱装置2においては、内部に空洞部をも
つ加熱盤体3が設けられている。加熱盤体3の空洞部に
は複数個の仕切壁3xが設けられている。仕切壁3x
は、電極シート1の搬送方向(矢印A1方向)と交差す
る方向に沿って配置されている。複数個の仕切壁3xに
より、加熱流体が蛇行して移動する流体移動室32が形
成されている。即ち、流体移動室32は、電極シート1
の長さ方向に沿って蛇行状に配置されている。
【0014】流体移動室32に連通する通路35、37
が流体移動室32に連接されている。通路35は、高温
に加熱された加熱流体が供給される流体入口通路として
機能する。通路37は、加熱流体が排出される流体出口
通路として機能する。本実施例においては、通路35、
37は、流体移動室32が延設されている方向に対して
交差する方向に沿って、つまり、搬送方向(矢印A1方
向)に対して交差する方向に沿って、それぞれ配置され
ている。通路35は搬送方向(矢印A1方向)の上流側
に位置している。通路37は搬送方向(矢印A1方向)
の下流側に位置している。
【0015】通路35の側には、加熱流体を供給する機
能をもつ加熱流体供給源39が設けられている。加熱流
体供給源39は、ポンプやコンプレッサなどで形成され
ている。電極シート1は、アルミ系の金属箔で形成され
た集電板10と、集電板10の表面に被覆された活物質
材料層12とで構成されている。活物質材料層12を構
成する活物質材料は、活物質と溶媒と結着剤とを主要成
分とする。活物質としては活性炭などを採用できる。溶
媒としては水系溶媒を採用できる。
【0016】搬送方向(矢印A1方向)の上流には、電
極シート1を搬送する搬送手段として機能する搬送ロー
ラ50、51、塗布器52が設けられている。塗布器5
2は、活物質材料を集電板10に塗布して活物質材料層
12を被覆する塗布手段として機能するものである。搬
送方向(矢印A1方向)の下流には、電極シート1を搬
送する搬送手段として機能する搬送ローラ54が設けら
れている。
【0017】加熱盤体3は、電極シート1の搬送方向に
おける中間領域3mで上向きに突出するようにアーチ形
状をなしている。従って、加熱盤体3の接触表面2kも
アーチ形状をなしており、電極シート1の搬送方向の中
間領域が上向きに突出するようになっている。加熱盤体
3は、熱伝導性を考慮して鋼系、銅系、アルミ系などの
金属で形成されている。
【0018】加熱盤体3を包囲する箱状をなす炉体60
が設けられている。炉体60は保温機能を奏し、加熱盤
体3が収容されている炉室61と、炉室61に連通する
ように前方に形成されたシート装入口62と、炉室61
に連通するように後方に形成されたシート排出口63と
をもつ。シート装入口62は、加熱盤体3のうち搬送方
向の前端部に対面している。シート排出口63は、加熱
盤体3のうち搬送方向の後端部に対面している。
【0019】使用の際には、高温に加熱された熱水や加
熱オイルなどの加熱流体が加熱流体供給源39により通
路35に供給され、通路35を経て流体移動室32に供
給される。加熱流体の温度は、電極シート1の活物質材
料層12に含まれている溶媒の種類に応じて選択でき
る。例えば80〜170℃程度にできる。高温に加熱さ
れた加熱流体は、流体移動室32において仕切壁3xに
沿って移動する。つまり矢印M1〜M13方向に沿って
蛇行状に移動する。これにより加熱盤体3の全域は加熱
され、加熱盤体3の接触表面2kは高温となる。なお、
流体移動室32に供給された加熱流体は、通路37から
室外に排出される。
【0020】このように本実施例においては、高温に加
熱された加熱流体を利用して加熱盤体3を加熱する。故
に、加熱盤体3を電気ヒータで直接加熱する場合に比較
して、加熱盤体3における局部的な過熱、加熱盤体3の
接触表面2kにおける局部的な過熱を抑制するのに有利
となる。一方、塗布器52により活物質材料が集電板1
0に塗布され、これにより電極シート1が形成される。
形成された電極シート1は搬送方向(矢印A1方向)に
搬送される。搬送の際には、電極シート1の集電板10
が加熱盤体3の接触表面2kに接触する。そのため加熱
盤体3の熱が集電板10に伝達され、ひいては集電板1
0上の活物質材料層12に伝達される。これにより活物
質材料層12が加熱乾燥され、活物質材料層12に含ま
れている溶媒が蒸発する。
【0021】ところで、電極シート1の活物質材料層1
2の内部よりも活物質材料層12の表面層から先に加熱
乾燥されると、活物質材料層12の表面に乾燥膜が生じ
る。この場合には、電極シート1の活物質材料層12の
内部に含まれている溶媒が外方に除去されにくくなる。
この場合には、活物質材料層12のひび割れ等の欠陥を
誘発するおそれがある。
【0022】この点本実施例においては、集電板10に
活物質材料層12を被覆して形成した電極シート1のう
ち集電板10が加熱盤体3の接触表面2kに接触してい
る。そのため、電極シート1の活物質材料層12のうち
集電板10の側から加熱乾燥される。つまり、電極シー
ト1の活物質材料層12の表面から加熱乾燥される形態
よりも、活物質材料層12の内部から加熱乾燥される形
態となり易い。故に本実施例においては、活物質材料層
12の表面に乾燥膜が生成される前に、活物質材料層1
2の内部を加熱できる。この結果、活物質材料層12の
内部に含まれている溶媒を効果的に乾燥除去するのに有
利となる。
【0023】更に本実施例では、流体入口通路として機
能する通路35は、搬送方向(矢印A1方向)の上流側
に位置しており、流体出口通路として機能する通路37
は、搬送方向(矢印A1方向)の下流側に位置してい
る。即ち、電極シート1の搬送方向の上流は流体移動室
32の上流となり、電極シート1の搬送方向の下流は、
流体移動室32の下流となる。
【0024】流体入口通路として機能する通路35、流
体移動室32の上流側は、高温の加熱流体が供給される
ため加熱流体の温度が高くなる。一方、流体出口通路と
して機能する通路37、流体移動室32の下流側は、加
熱流体の奪熱が進行しており、加熱流体の温度が低くく
なる。このような本実施例においては、電極シート1の
うち乾燥があまり進行してない部分は、加熱盤体3の搬
送上流側に位置しており、従って、温度が高い加熱流体
で加熱乾燥されることになる。また、電極シート1のう
ち乾燥が進行した部分は、加熱盤体3の搬送下流側に位
置しており、搬送上流側よりも温度が低い加熱流体で加
熱乾燥されることになる。
【0025】この結果、本実施例においては、電極シー
ト1のうち乾燥があまり進行してない部分を、温度が高
い加熱流体で乾燥するとともに、電極シート1のうち乾
燥が進行した部分を、温度が低い加熱流体で乾燥する方
式を採用するのに有利となる。なお本実施例において
は、通路35を流体入口通路として使用するとともに、
通路37を流体出口通路として使用しているが、これに
限らず、通路35を流体出口通路として使用するととも
に通路37を流体入口通路として使用することもでき
る。この場合には、電極シート1の搬送方向と逆方向に
沿って加熱流体を流す方式となる。この場合には、電極
シート1の搬送方向の上流側が加熱流体の下流側とな
り、電極シート1の搬送方向の下流側が加熱流体の上流
側となる。
【0026】(実施例2)実施例2を図3,図4に示
す。実施例2は実施例1と基本的には同様の構成であ
る。よって、実施例1と同一機能を奏する部位には同一
の符号を付する。但し、加熱盤体3の空洞部には複数個
の仕切壁3xが設けられておらず、仕切壁3xをもたな
い流体移動室32Bが形成されている。
【0027】本実施例は前記した実施例と基本的には同
様の作用効果を奏する。即ち、高温に加熱された加熱流
体を利用して加熱盤体3を加熱するため、加熱盤体3を
電気ヒータで直接加熱する場合に比較して、加熱盤体3
の接触表面2kにおける局部的な過熱を抑制するのに有
利となり、電極シート1の乾燥に有利となる。本実施例
においても、通路35を流体入口通路として使用すると
ともに通路37を流体出口通路として使用している。し
かしこれに限らず、通路35を流体出口通路として使用
するとともに、通路37を流体入口通路として使用する
こともできる。即ち、電極シート1の搬送方向と逆方向
に沿って加熱流体を流す方式を採用することもできる。
【0028】(実施例3)実施例3を図5,図6に示
す。実施例3は実施例1と基本的には同様の構成であ
る。よって実施例1と同一機能を奏する部位には同一の
符号を付する。但し、金属製の加熱盤体3の空洞部30
に長尺な搬送パイプ33が内設されており、搬送パイプ
33のパイプ孔が流体移動室32Cを構成している。搬
送パイプ33は、電極シート1の幅方向に沿って多数回
往復しつつ、電極シート1の長さ方向に沿って延設され
ている。この結果、搬送パイプ33つまり流体移動室3
2Cは、過熱盤体3の全域にわたり蛇行状に配置されて
いる。
【0029】本実施例においても、流体入口通路として
機能する通路35が搬送パイプ33に連接されている。
流体出口通路として機能する通路37が搬送パイプ33
に連接されている。図5に示すように、搬送パイプ33
は加熱盤体32の壁体に接するように装備されており、
搬送パイプ33の熱を加熱盤体32に伝達できるように
されている。通路35の側には、高温に加熱された加熱
流体を供給する機能をもつ加熱流体供給源39が設けら
れている。加熱流体供給源39は、ポンプやコンプレッ
サなどで形成されている。
【0030】本実施例においても、使用の際には、高温
に加熱された熱水や加熱オイルなどの加熱流体が加熱流
体供給源39により、通路35を経て搬送パイプ33の
流体移動室32に供給される。加熱流体は、加熱盤体3
に内設された搬送パイプ33の流体移動室32Cに沿っ
て移動する。これにより加熱盤体3は加熱され、加熱盤
体3の接触表面2kは高温となる。
【0031】本実施例においても、実施例1と同様に、
電極シート1は搬送方向(矢印A1方向)に搬送され
る。搬送の際には、電極シート1の集電板10が加熱盤
体3の接触表面2kに接触する。そのため、加熱盤体3
の熱が集電板10に伝達され、ひいては集電板10上の
活物質材料層12に伝達される。これにより活物質材料
層12が加熱乾燥され、活物質材料層12に含まれてい
る溶媒が蒸発する。
【0032】本実施例においても、高温に加熱された加
熱流体を利用して加熱盤体3を加熱するため、加熱盤体
3を電気ヒータで直接加熱する場合に比較して、加熱盤
体3の接触表面2kにおける局部的過熱を抑えるのに有
利となり、電極シート1の乾燥に有利である。本実施例
においては、通路35を流体入口通路として使用すると
ともに、通路37を流体出口通路として使用している
が、これに限らず、通路35を流体出口通路として使用
するとともに、通路37を流体入口通路として使用する
こともできる。即ち、電極シート1の搬送方向と逆方向
に沿って加熱流体を流す方式を採用することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明装置によれ
ば、加熱装置に設けられた流体移動室において加熱流体
が移動するため、電気ヒータを用いる場合に比較して、
加熱盤体における局部的過熱を抑制するのに有利とな
る。故に電極シートの乾燥に有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る断面図である。
【図2】実施例1に係る平面図である。
【図3】実施例1に係る断面図である。
【図4】実施例1に係る平面図である。
【図5】実施例3に係る断面図である。
【図6】実施例3に係る平面図である。
【符号の説明】
図中、1は電極シート、2は加熱装置、3は加熱盤体、
32は流体移動室、35は通路(流体入口通路)、37
は通路(流体出口通路)、39は加熱流体供給源を示
す。
フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA02 AB05 AC01 AC15 AC31 AC45 AC46 AC48 AC49 AC65 AC73 AC90 BA26 CA08 DA11 DA24 5H014 AA04 BB01 BB17 5H016 AA05 BB01 BB19 BB20 5H024 AA00 BB01 BB19 DD14 DD15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極シートが接触しつつ搬送され搬送に伴
    い電極シートを乾燥させる接触表面を備えた加熱装置を
    もつ電極シート乾燥装置であって、 前記加熱装置は、 加熱流体が移動する流体移動室をもつ加熱盤体と、前記
    流体移動室に連通するとともに前記流体移動室に加熱流
    体を供給する流体入口通路と、前記流体移動室に連通す
    るとともに前記流体移動室の加熱流体を室外に排出する
    流体出口通路と、前記流体入口通路に加熱流体を供給す
    る加熱流体供給源とを有することを特徴とする電極シー
    ト乾燥装置。
JP11013511A 1999-01-21 1999-01-21 電極シ―ト乾燥装置 Pending JP2000215900A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492156B1 (ko) * 2001-11-07 2005-06-02 주식회사 동주에이스 수분 고함유 폐기 유기물용 건조장치
JP2013084383A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Toyota Motor Corp 電池用電極の製造方法及び製造装置
JP2014017200A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Toyota Industries Corp 電極の製造方法、及び電極
JP2015046410A (ja) * 2014-12-10 2015-03-12 トヨタ自動車株式会社 電池用電極の製造装置

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