JP2000215002A - 省電力制御装置および省電力制御方法 - Google Patents

省電力制御装置および省電力制御方法

Info

Publication number
JP2000215002A
JP2000215002A JP11017338A JP1733899A JP2000215002A JP 2000215002 A JP2000215002 A JP 2000215002A JP 11017338 A JP11017338 A JP 11017338A JP 1733899 A JP1733899 A JP 1733899A JP 2000215002 A JP2000215002 A JP 2000215002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power saving
time
magnetic disk
counter
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11017338A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Suzuki
岳史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Hokkaido Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Hokkaido Ltd filed Critical NEC Software Hokkaido Ltd
Priority to JP11017338A priority Critical patent/JP2000215002A/ja
Publication of JP2000215002A publication Critical patent/JP2000215002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセス頻度の異なる時間帯を区別すること
なく、同じ条件で省電力制御を実行しているため、十分
な省電力の効果を得ることができなかった。 【解決手段】 時間設定手段31が現在の時間と切替時
間記憶部41に格納された切替時間とを比較し、該当す
る時間帯に相当する省電力開始時間1〜Nをカウンタ記
憶部43に格納すると、時間監視手段32は、所定時間
ごとにカウンタ記憶部43に格納されたカウンタをデク
リメントしていき、カウンタが0になったときに磁気デ
ィスク装置アクセス手段33を用いて磁気ディスク装置
50に省電力状態を開始させるため、各時間帯に応じて
磁気ディスクにおける省電力状態を開始させるまでの待
機時間を変更することができ、磁気ディスクにおける消
費電力を効率良く低減させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省電力制御装置お
よび省電力制御方法に関し、特に、磁気ディスクに対す
る電力供給を制御することにより、磁気ディスクにおけ
る消費電力を低減させる省電力制御装置及び省電力制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の省電力制御装置として、特開平3
−209679号公報に開示された省電力制御装置が知
られている。この省電力制御装置では、ホストが省電力
指令を出力したときやアイドル状態が所定時間以上継続
したときに、磁気ディスクを省電力状態に切り替えてい
る。
【0003】また、特開平4−291612号公報に開
示された省電力制御装置では、近接センサを備え、オペ
レータがいるか否かを検出し、オペレータが不在となっ
た際、直ちに不要な磁気ディスクへの電力供給を遮断す
ることにより、消費電力の低減を図っている。
【0004】さらに、特開平8−314588号公報に
開示された省電力制御装置では、ネットワークからのア
クセス形態に応じて複数の異なる省電力モードを備えつ
つ消費電力の低減を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の省電力
制御装置においては、いずれの場合にも、アクセス頻度
の異なる時間帯を区別することなく、同じ条件で省電力
制御を実行しているため、十分な省電力の効果を得るこ
とができなかった。
【0006】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、磁気ディスクにおける消費電力を効率良く低減
させることの可能な省電力制御装置および省電力制御方
法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の時間帯に適した待
機時間情報を設定する情報設定手段と、磁気ディスクを
省電力状態で駆動させる省電力駆動手段と、磁気ディス
クに対するアクセスがなくなってから、情報設定手段に
て設定された待機時間情報に基づく現時刻における待機
時間が経過したときに省電力状態を開始させる省電力開
始手段とを具備する構成としてある。
【0008】すなわち、情報設定手段がアクセス頻度な
どに基づいて所定の時間帯に適した待機時間情報を設定
すると、省電力開始手段は、磁気ディスクに対するアク
セスがなくなってから、情報設定手段にて設定された待
機時間情報に基づく現時刻における待機時間が経過した
とき、省電力駆動手段に省電力状態を開始させ、磁気デ
ィスクを省電力状態で駆動させる。
【0009】情報設定手段は、所定の時間帯に適した待
機時間情報を設定するものであれば良く、情報設定手段
における構成の一例として、請求項2にかかる発明は、
上記請求項1に記載の省電力制御装置において、情報設
定手段は、複数の時間帯に適した待機時間情報を設定す
る構成としてある。
【0010】すなわち、情報設定手段が所定の時間帯を
選択すると、この時間帯に適した待機時間情報が設定さ
れる。ここで、時間帯の数に制限はなく、選択された各
時間帯ごとに待機時間情報が設定されることとなる。こ
のように、複数の時間帯に適した待機時間情報を設定す
ることにより、それぞれの時間帯に適した待機時間情報
を設定することができるという点で適例であるが、情報
設定手段は必ずしも複数の時間帯における待機時間情報
をそれぞれに設定するものに限定されず、一つの時間帯
を設定するだけのものであっても良い。
【0011】待機時間情報は、あらかじめ固定されたも
のであっても良いし、逐次変更可能なものであっても良
い。後者における情報設定手段の構成の一例として、請
求項3にかかる発明は、上記請求項1または請求項2の
いずれかに記載の省電力制御装置において、情報設定手
段は、各時間帯に適した待機時間情報を設定する時間設
定手段を備える構成としてある。すなわち、利用者は、
必要に応じて各時間帯に対応する待機時間情報を時間設
定手段にて設定する。
【0012】省電力駆動手段は、磁気ディスクを省電力
状態で駆動させるものであれば良く、省電力開始手段
は、磁気ディスクに対するアクセスがなくなってから情
報設定手段にて設定された待機時間情報が経過したとき
に省電力状態を開始させるものであれば良い。従って、
複数の磁気ディスクについて省電力制御を行うものであ
っても良いし、単数の磁気ディスクについて省電力制御
を行うものであっても良い。
【0013】前者の場合における構成の一例として、請
求項4にかかる発明は、上記請求項1〜請求項3のいず
れかに記載の省電力制御装置において、省電力駆動手段
は、複数の磁気ディスクを省電力状態で駆動させ、省電
力開始手段は、各磁気ディスクにおける省電力状態をそ
れぞれに開始させる構成としてある。
【0014】すなわち、省電力開始手段は、各磁気ディ
スクに対するアクセスがなくなってから、情報設定手段
にて設定された待機時間情報に基づいて現時刻における
待機時間が経過したとき、省電力駆動手段に省電力状態
を開始させ、磁気ディスクを省電力状態で駆動させる。
【0015】また、情報設定手段に時間設定手段が備え
られた場合における省電力開始手段の構成の一例とし
て、請求項5にかかる発明は、上記請求項3に記載の省
電力制御装置において、省電力開始手段は、時間設定手
段にて設定された待機時間情報を記憶するカウンタと、
このカウンタに記憶された待機時間情報を時間経過に従
って減じていき、所定値に達したときに磁気ディスクに
おける省電力状態を開始させる時間監視手段とを備える
構成としてある。
【0016】すなわち、時間設定手段が設定された待機
時間情報をカウンタに記憶させると、時間監視手段は、
カウンタに記憶された待機時間情報を時間経過に従って
減じていき、所定値に達したときに磁気ディスクにおけ
る省電力状態を開始させる。
【0017】このように磁気ディスクにおける省電力状
態の開始時期を制御する手法は、必ずしも実体のある装
置に限られる必要もなく、その一例として、請求項6に
かかる発明は、所定の時間帯に適した待機時間情報を設
定し、磁気ディスクに対するアクセスがなくなってか
ら、設定された待機時間情報に基づく現時刻における待
機時間が経過したときに省電力状態を開始させる構成と
してある。すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態であ
る省電力制御システムの概略構成をブロック図により示
している。
【0019】省電力制御システム10には、入力操作を
行う入力装置20と、プログラム制御により各種処理を
実行するプログラム処理装置30と、各種情報を記憶す
る記憶装置40と、磁気ディスク装置50とが備えられ
ており、磁気ディスク装置50における省電力制御を実
行している。ここで、磁気ディスク装置50は、本発明
にいう磁気ディスクを構成し、磁気ディスク装置50を
駆動させるための図示しない駆動機構は、この意味で、
本発明にいう省電力駆動手段を構成している。
【0020】入力装置20には、キーボードやマウスな
どが備えられ、利用者による入力操作に応じて入力情報
をプログラム処理装置30に供給している。プログラム
処理装置30には、時間設定手段31、時間監視手段3
2および磁気ディスク装置アクセス手段33とが備えら
れており、記憶装置40には、切替時間記憶部41、省
電力開始時間記憶部42およびカウンタ記憶部(カウン
タ)43とが備えられている。
【0021】ここで、切替時間記憶部41に格納される
切替時間1〜Nは、磁気ディスク装置50における省電
力開始時間を時間帯によって変更するために設定される
各時間帯の開始時間であり、省電力開始時間記憶部42
に格納される省電力開始時間1〜Nは、各切替時間にお
いて磁気ディスク装置50に対するアクセスが所定時間
ない場合、磁気ディスク装置50を省電力状態に設定す
るまでの時間である。なお、切替時間記憶部41および
省電力開始時間記憶部42には、1〜N個の異なる数値
を記憶可能な構造となっている。
【0022】このような構成により、時間設定手段31
は、入力装置20から入力情報として供給された切替時
間1〜Nと省電力開始時間1〜Nとを切替時間記憶部4
1と省電力開始時間記憶部42とにそれぞれ格納すると
ともに、現在の時間と切替時間記憶部41に格納された
切替時間1〜Nとを比較し、該当する時間帯に相当する
省電力開始時間1〜Nをカウンタ記憶部43に格納す
る。
【0023】時間監視手段32は、所定時間ごとにカウ
ンタ記憶部43に格納されたカウンタをデクリメントし
ていき、カウンタが0になった場合に磁気ディスク装置
アクセス手段33を用いて磁気ディスク装置50におけ
る省電力状態を開始させる。ここで、カウンタが0であ
った場合にはデクリメントは行わないようになってい
る。
【0024】磁気ディスク装置アクセス手段33は、入
力装置20から供給される命令などの入力情報に基づ
き、磁気ディスク装置50に対してアクセスを行った場
合、現在の時間と切替時間記憶部41に記憶された切替
時間1〜Nとをカウンタ記憶部43に格納する。なお、
磁気ディスク装置50に対するアクセスが省電力状態を
開始させるためのアクセスであった場合には、カウンタ
記憶部43への格納は行わないようになっている。
【0025】従って、所定時間ごとにカウンタ記憶部4
3に格納されたカウンタをデクリメントしていき、カウ
ンタが0になった場合に省電力状態を開始させる時間監
視手段32と、磁気ディスク装置50に対して省電力状
態を開始させるためのアクセスを行う磁気ディスク装置
アクセス手段33とは、この意味で、本発明にいう省電
力開始手段とを構成する。
【0026】また、切替時間1〜Nと省電力開始時間1
〜Nとを切替時間記憶部41と省電力開始時間記憶部4
2とにそれぞれ格納するとともに、現在の時間と切替時
間記憶部41に格納された切替時間1〜Nとを比較し、
該当する時間帯に相当する省電力開始時間1〜Nをカウ
ンタ記憶部43に格納する時間設定手段31は、この意
味で、本発明にいう情報設定手段を構成している。
【0027】次に、時間設定手段31、時間監視手段3
2および磁気ディスク装置アクセス手段33における省
電力制御処理の手順を図2および図3を参照しながら説
明する。利用者が入力装置にて、切替時間として切替時
間1「8:30」と切替時間2「17:30」とを入力
するとともに、省電力開始時間として省電力開始時間1
「1800秒」と省電力開始時間2「60秒」とを入力
すると、これらの切替時間1,2と省電力開始時間1,
2とは、入力情報としてプログラム処理装置30に供給
される。
【0028】すると、時間設定手段31は、切替時間1
「8:30」と切替時間2「17:30」とを切替時間
記憶部41に格納し(ステップS100)、省電力開始
時間1「1800秒」と省電力開始時間2「60秒」と
を省電力開始時間記憶部42に格納する(ステップS1
10)。
【0029】現在の時刻が「8:45」である場合、現
在の時刻「8:45」と切替時間記憶部41に記憶され
た切替時間1「8:30」および切替時間2「17:3
0」とを比較し、現在の時刻が時間帯「8:30〜1
7:30」に含まれることを認識し、省電力開始時間1
「1800秒」をカウンタ記憶部43に格納する(ステ
ップS120)。
【0030】ここで、磁気ディスク装置50へのアクセ
スが「9:00」に発生した場合、磁気ディスク装置ア
クセス手段33は、与えられた命令が省電力開始の設定
に関するものであるか否かを判断する(ステップS20
0)。この命令が省電力開始の設定に関するものでない
とき、命令されたアクセスを磁気ディスク装置50に対
して実行するとともに(ステップS210)、現在の時
刻「9:00」と切替時間記憶部41に記憶された切替
時間1「8:30」および切替時間2「17:30」と
を比較し、現在の時刻が時間帯「8:30〜17:3
0」に含まれることを認識し、省電力開始時間1「18
00秒」をカウンタ記憶部43に格納する(ステップS
220)。
【0031】また、磁気ディスク装置50へのアクセス
が「18:00」に発生した場合、磁気ディスク装置ア
クセス手段33は、与えられた命令が省電力開始の設定
に関するものか否かを判断する(ステップS200)。
この命令が省電力開始の設定に関するものでないとき、
命令されたアクセスを磁気ディスク装置50に対して実
行するとともに(ステップS210)、現在の時刻「1
8:00」と切替時間記憶部41に記憶された切替時間
1「8:30」および切替時間2「17:30」とを比
較し、現在の時刻が時間帯「17:30〜8:30」に
含まれることを認識し、省電力開始時間2「60秒」を
カウンタ記憶部43に格納する(ステップS220)。
【0032】時間監視手段32は、1秒ごとに実行され
る手段であり、カウンタが0か否かを確認し(ステップ
S300)、0である場合には何もせずに終了する。一
方、カウンタが0でない場合には、カウンタをデクリメ
ント(−1)しつつ(ステップS310)、カウンタが
0か否かを再度確認し(ステップS320)、0でない
場合には何もせずに終了する。
【0033】なお、カウンタが0である場合には、磁気
ディスク装置アクセス手段33に対して、省電力開始の
設定に関するを命令を出力するため、磁気ディスク装置
アクセス手段33は、与えられた命令が省電力開始の設
定に関するものと認識し、磁気ディスク装置50に対し
て省電力開始の設定を実行する(ステップS230)。
従って、アクセス頻度に応じて設定される時間帯によ
り、磁気ディスク装置50における省電力状態を開始さ
せるまでの時間設定を変化させることができるため、磁
気ディスク装置50における消費電力を効率良く低減さ
せることが可能となる。
【0034】本実施形態では、1台の磁気ディスク装置
50について省電力制御処理を実行しているが、省電力
制御処理を実行する際、磁気ディスク装置の台数は制限
されないため、複数の磁気ディスク装置を配した場合に
も同様に適用することができる。
【0035】ここで、M台の磁気ディスク装置に関し、
省電力制御処理を実行する場合について、図4を参照し
ながら説明する。この場合、磁気ディスク装置51〜5
Mの台数Mに対応させ、切替時間記憶部41、省電力開
始時間記憶部42およびカウンタ記憶部43をそれぞれ
にM個ずつ配置した構造とする。すなわち、切替時間記
憶部41においては、磁気ディスク装置51に該当する
切替時間を切替時間11〜1Nとして格納するととも
に、磁気ディスク装置52に該当する切替時間を切替時
間21〜2Nとして順番に格納していき、磁気ディスク
装置5Mに該当する切替時間を切替時間M1〜MNとし
て格納する。
【0036】また、省電力開始時間記憶部42において
は、磁気ディスク装置51に該当する省電力開始時間を
省電力開始時間11〜1Nとして格納するとともに、磁
気ディスク装置52に該当する省電力開始時間を省電力
開始時間21〜2Nとして順番に格納していき、磁気デ
ィスク装置5Mに該当する省電力開始時間を省電力開始
時間M1〜MNとして格納する。さらに、カウンタ記憶
部43においては、磁気ディスク装置51に該当するカ
ウンタをカウンタ1として格納するとともに、磁気ディ
スク装置52に該当するカウンタをカウンタ2として順
番に格納していき、磁気ディスク装置5Mに該当するカ
ウンタをカウンタMとして格納する。
【0037】このような構成により、本実施形態の場合
と同様に、図2に示すような各手順を各磁気ディスク装
置51〜5Mについてそれぞれ実行していく。すなわ
ち、時間設定手段31においては、磁気ディスク装置5
1〜5Mにそれぞれ該当する切替時間11〜1N、21
〜2N、・・・、M1〜MNと、省電力開始時間11〜
1N、21〜2N、・・・、M1〜MNとを切替時間記
憶部41と省電力開始時間記憶部42とにそれぞれ格納
するとともに、現在の時間と切替時間記憶部41に記憶
された切替時間11〜1N、21〜2N、・・・、M1
〜MNとを比較し、該当する時間帯に相当する省電力開
始時間11〜1N、21〜2N、・・・、M1〜MNを
カウンタ1〜Mに格納する。
【0038】また、時間監視手段32においては、所定
時間ごとにカウンタ1〜Mをデクリメントしていき、カ
ウンタが0になった場合には、磁気ディスク装置アクセ
ス手段33を用いて、該当する磁気ディスク装置51〜
5Mに省電力状態を開始させる。例えば、カウンタ2が
0になった場合には、磁気ディスク装置2に省電力状態
を開始させる。なお、カウンタ1〜Mが0であった場合
には、デクリメントは行わないようになっている。
【0039】さらに、磁気ディスク装置アクセス手段3
3においては、入力装置20から入力情報として供給さ
れる命令などにより磁気ディスク装置51〜5Mに対し
てアクセスが実行された場合には、現在の時間と切替時
間記憶部41に記憶された切替時間11〜1N、21〜
2N、・・・、M1〜MNとを比較し、該当する時間帯
に相当する省電力開始時間11〜1N、21〜2N、・
・・、M1〜MNをカウンタ1〜Mにそれぞれ格納す
る。
【0040】例えば、磁気ディスク装置52に対してア
クセスを行った場合は、現在の時間と切替時間21〜2
Nを比較し、該当する時間帯に相当する省電力開始時間
21〜2Nをカウンタ2に格納する。なお、磁気ディス
ク装置51〜5Mに対するアクセスが省電力開始の設定
に関するアクセスであった場合には、カウンタ1〜Mへ
の格納は行わないようになっている。
【0041】以上より、磁気ディスク装置をM個に増や
した場合であっても、本実施形態の場合と同様に、省電
力制御処理を実行することにより、各磁気ディスク装置
51〜5Mにおける消費電力を低減させることが可能と
なる。このように、時間設定手段31が現在の時間と切
替時間記憶部41に格納された切替時間とを比較し、該
当する時間帯に相当する省電力開始時間1〜Nをカウン
タ記憶部43に格納すると、時間監視手段32は、所定
時間ごとにカウンタ記憶部43に格納されたカウンタを
デクリメントしていき、カウンタが0になったときに磁
気ディスク装置アクセス手段33を用いて磁気ディスク
装置50に省電力状態を開始させるため、各時間帯に応
じて磁気ディスクにおける省電力状態を開始させるまで
の待機時間を変更することができ、磁気ディスクにおけ
る消費電力を効率良く低減させることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、時間帯に
適した待機時間情報に基づき、磁気ディスクにて省電力
状態を開始させるまでの待機時間を変更することができ
るため、磁気ディスクにおける消費電力を効率良く低減
させることの可能な省電力制御装置を提供することがで
きる。また、請求項2における発明によれば、複数の時
間帯に応じてそれぞれに待機時間を設定することによ
り、磁気ディスクにおける省電力化を効果的に実現する
ことができる。
【0043】さらに、請求項3における発明によれば、
利用者は、各時間帯に対応する所定時間を必要に応じて
設定することができる。さらに、請求項4における発明
によれば、複数の磁気ディスクについて省電力状態を開
始するまでの待機時間をそれぞれに設定することができ
る。
【0044】さらに、請求項5における発明によれば、
カウンタを利用することにより、磁気ディスクにおける
省電力状態の開始時期を監視することができる。さら
に、請求項6における発明によれば、磁気ディスクにお
ける消費電力を効率良く低減させることの可能な省電力
制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における省電力制御システムの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】省電力制御処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】切替時間などの設定例を示す説明図である。
【図4】変形例における省電力制御システムの概略構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 省電力制御システム 20 入力装置 30 プログラム処理装置 31 時間設定手段 32 時間監視手段 33 磁気ディスク装置アクセス手段 40 記憶装置 41 切替時間記憶部 42 省電力開始時間記憶部 43 カウンタ記憶部(カウンタ) 50 磁気ディスク装置 51〜5M 磁気ディスク装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間帯に適した待機時間情報を設
    定する情報設定手段と、 磁気ディスクを省電力状態で駆動させる省電力駆動手段
    と、 上記磁気ディスクに対するアクセスがなくなってから、
    上記情報設定手段にて設定された待機時間情報に基づく
    現時刻における待機時間が経過したときに上記省電力状
    態を開始させる省電力開始手段とを具備することを特徴
    とする省電力制御装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の省電力制御装置に
    おいて、 上記情報設定手段は、複数の時間帯に適した待機時間情
    報を設定することを特徴とする省電力制御装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の省電力制御装置において、 上記情報設定手段は、各時間帯に適した待機時間情報を
    設定する時間設定手段を備えることを特徴とする省電力
    制御装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の省電力制御装置において、 上記省電力駆動手段は、複数の磁気ディスクを省電力状
    態で駆動させ、 上記省電力開始手段は、各磁気ディスクにおける省電力
    状態をそれぞれに開始させることを特徴とする省電力制
    御装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項3に記載の省電力制御装置に
    おいて、 上記省電力開始手段は、上記時間設定手段にて設定され
    た待機時間を記憶するカウンタと、このカウンタに記憶
    された待機時間を時間経過に従って減じていき、所定値
    に達したときに上記磁気ディスクにおける省電力状態を
    開始させる時間監視手段とを備えることを特徴とする省
    電力制御装置。
  6. 【請求項6】 所定の時間帯に適した待機時間情報を設
    定し、磁気ディスクに対するアクセスがなくなってか
    ら、設定された待機時間情報に基づく現時刻における待
    機時間が経過したとき、省電力状態を開始させることを
    特徴とする省電力制御方法。
JP11017338A 1999-01-26 1999-01-26 省電力制御装置および省電力制御方法 Pending JP2000215002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11017338A JP2000215002A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 省電力制御装置および省電力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11017338A JP2000215002A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 省電力制御装置および省電力制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000215002A true JP2000215002A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11941277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11017338A Pending JP2000215002A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 省電力制御装置および省電力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000215002A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185051A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Toshiba Corp 電子機器および同機器の動作モード設定方法
US7222249B2 (en) 2002-11-29 2007-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and method of setting system environment of the electronic apparatus
US7275166B2 (en) 2002-11-25 2007-09-25 Fujitsu Limited Power saving control system and power saving control method
CN112489695A (zh) * 2019-09-11 2021-03-12 株式会社东芝 磁盘装置的制造方法及磁盘装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7275166B2 (en) 2002-11-25 2007-09-25 Fujitsu Limited Power saving control system and power saving control method
JP2004185051A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Toshiba Corp 電子機器および同機器の動作モード設定方法
US7222249B2 (en) 2002-11-29 2007-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and method of setting system environment of the electronic apparatus
US7590871B2 (en) 2002-11-29 2009-09-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and method of setting an operation mode of the same
CN112489695A (zh) * 2019-09-11 2021-03-12 株式会社东芝 磁盘装置的制造方法及磁盘装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1282030A1 (en) Computer system and computer-readable recording medium
JPH11184554A (ja) クロック制御タイプ情報処理装置
WO2006098036A1 (ja) 省電力制御装置、省電力制御方法および省電力制御プログラム
JPH04333119A (ja) 情報処理装置
JPH0776894B2 (ja) プロセッサ用クロック信号の制御方法及び情報処理システム
JP2919872B2 (ja) 軽減された電力状態での活動制御装置を備える自動車のオーディオシステム
JP4404843B2 (ja) インスタントキースタンバイ状態からのマルチメディア再生インスタントプレイの方法
JPH10124199A (ja) コンピュータシステムの周辺装置制御方法
US6282667B1 (en) Method and apparatus for selectively powering circuitry within a sound device to perform selected sound functions
JPH09231194A (ja) 携帯端末
JP2000215002A (ja) 省電力制御装置および省電力制御方法
JPH07302138A (ja) 電子機器及び該機器における電源制御方法
JPH08324071A (ja) 印刷制御装置および印刷制御装置のデータ受信方法並びに印刷制御装置のスリープ解除方法
JP2912349B1 (ja) ディスクアレイの制御方法及びディスクアレイ装置
JP2000222075A (ja) 電源制御装置
JP2000172386A (ja) コンピュータシステムおよびメモリ電源管理方法
JP2004280216A (ja) 情報処理装置およびクロック周波数制御方法
JPH117344A (ja) 省電力パソコン
JPH0887818A (ja) Cd−romドライブ装置
JP2000347640A (ja) 電子機器、表示システム及び方法
US20060195714A1 (en) Clock control device, microprocessor, electronic device, clock control method, and clock control program
JP2002044874A (ja) 携帯型装置
US20040128570A1 (en) Low power residual remaining power indicator
JP2836578B2 (ja) システム電源切断要因監視制御方式
JPH0553680A (ja) 計算機の電力制御装置