JP2000214509A - 顕微鏡写真撮影装置 - Google Patents

顕微鏡写真撮影装置

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JP2000214509A
JP2000214509A JP11012912A JP1291299A JP2000214509A JP 2000214509 A JP2000214509 A JP 2000214509A JP 11012912 A JP11012912 A JP 11012912A JP 1291299 A JP1291299 A JP 1291299A JP 2000214509 A JP2000214509 A JP 2000214509A
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JP
Japan
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filter
color temperature
light
microscope
optical path
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JP11012912A
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English (en)
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Sanenari Kojima
実成 小嶋
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Filters (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、色再現が良好な写真撮影を可能とす
るとともに、構成がシンプルで価格的にも安価にでき
る。 【解決手段】写真撮影像の明るさの測光、及び色温度調
整フィルタを透過した光源7からの照明光αの強度の検
出を兼用した受光素子15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最適な色温度が保
証された観察像又は写真撮影像を得るための機能を備え
た顕微鏡写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、微細な試料を観察したり、その観
察像の写真撮影やビデオ画像を記録することのできる顕
微鏡は、例えば生物分野の研究をはじめとして工業分野
の検査工程まで幅広く利用されている。このような顕微
鏡で写真撮影を行う場合には、元の観察像に対しての色
再現が問題となり、これを如何にして再現性良く記録、
或いは観察するかが重要なポイントとなる。
【0003】このような色再現性は、使用される顕微鏡
光源の色温度の違いにより大きく左右され、写真の色や
濃淡が変わってしまうことが原因である。このような問
題を解決するため、所望の色温度が維持されるように顕
微鏡写真撮影毎に色温度の調整が行われる。
【0004】この色温度調整方法としては、例えばラン
プ等の光源の電圧を可変することにより発光した光の色
温度を調整する方法や色温度調整フィルタを挿入するこ
とによって透過光の色温度を調整する方法が知られてい
る。これらの方法では、光源から写真撮影光路までの光
学系のバラツキを考慮し、写真撮影フィルム面で最適な
色温度となるように調整が行われている。一般的な最適
色温度はデーライトフィルムでは3200°K、タング
ステンフィルムでは5500°Kであり、フィルム毎に
多少のバラツキはあるもののこの基準値に対して調整が
施される。
【0005】又、光源の明るさ記憶機構を内蔵した顕微
鏡システムにおいて、その色温度調整方法は、予め色温
度計等を用いて測定した所定の色温度、実際にはその時
の電圧値を記憶しておき、写真撮影の際にはその記憶さ
れた色温度すなわち電圧値に設定することで色温度補償
を行っている。
【0006】ところが、光源の明るさすなわちランプ等
の電源電圧を固定にしても、電源の経時変化、ランプ等
の光源の劣化や光学レンズの経時的光学特性の変化によ
り色温度が変化する。このため、色温度を一定に維持す
るためには、光源の明るさを再調整しなければならなか
った。その為にシステムの色温度を計測する装置が不可
欠となり、以下に挙げるような様々な提案がなされてい
る。
【0007】例えば、特開平9−152558号公報に
は、常に所望の色温度に自動調整することが可能な色温
度自動調整顕微鏡システムが提案され、色温度を一定に
保つ工夫がなされている。又、色温度計と写真撮影装置
が別体となっている装置では、その互換性確保を行うた
めの提案として例えば特開平8−254657号公報が
開示されている。さらに、その操作性に着目した提案で
ある例えば特開平5−81815号公報には、操作部を
机上面のコントロール部で行うようにして操作性の改善
を図ることが記載されている。又、ビデオカメラなどに
も色温度検出回路(ホワイトバランス調整回路)が内蔵
されているものが幅広く使用されていることは周知の事
実である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般的に知られている
ビデオカメラで使用されている色温度検出機構(ホワイ
トバランス調整機構)として例えば特開平63−284
435号公報には、色温度を検出させるための検出部分
が各受光色毎(色温度検出には、色の3原色の差を検出
して調整する)に設けてあることが記載されており、こ
れでは電気的に複雑で、かつ高価なものとなる。さらに
顕微鏡写真撮影装置では、撮影条件が頻繁に変化するビ
デオカメラなどとは異なり、そのまま適応できないのが
現状である。
【0009】又、上記特開平8−254657号公報の
技術では、色温度計が写真撮影装置と別体となっている
ため構成が複雑となる。すなわち顕微鏡からの観察像
(撮影像)を写真撮影用光路と色温度計側のための光路
に分割、或いは切り換える手段を設けなければならず、
光学的、機械的に複雑となる。
【0010】又、上記従来の技術での光学的或いは電気
的な劣化による色温度の調整は、写真撮影を行う度に毎
回調整が必要とされる機能ではなく、ランプ等の光源電
圧やフィルタなどの条件は一度設定してしまえばそう頻
繁に変更するものではない。又、別体化したことによる
互換性確保を実施しているものの、その為に価格的には
不利となり高価なものになってしまう。
【0011】さらに上記特開平9−152558号公報
では、色温度自動化システムとして顕微鏡本体を含めた
構成となっているため、これもまた高価で複雑なシステ
ムとなってしまっている。そして、このシステムにおい
ても、システムを構成する要素としては、写真撮影を行
うための部位と色温度を測定する部位は別々の構成にな
っている。
【0012】又、上記特開平5−81815号公報に於
いては、色温度測定の操作性に関してのみの提案であ
り、装置自体の操作性そのものは向上しているが、基本
とするシステム構成は、上記特開平8−254657号
公報や上記特開平9−152558号公報と同様であ
り、やはり写真撮影装置と切り離した考え方である。
【0013】このように従来の技術によるところの提案
では、写真撮影に必要な測光部位と色温度計測に必要な
部位が別々な構成として配置されている。すなわち、類
似した機能を果たす構成部位が複数存在していることが
わかる。これにより価格が高価になり、構成も複雑とな
ってしまう問題を有する。
【0014】又、従来の技術に記載されているところ
の、光源から写真撮影光路までの光学系のバラツキを考
慮し、写真撮影フィルム面で最適な色温度となるように
調整が行われている顕微鏡は、一部の高級機種のみであ
り、一般的に普及している低価格帯の汎用顕微鏡に関し
てはその考慮がなされていないので、色温度を補償した
写真撮影を行う場合には、別体化された色温度計を使用
しなくてはならない。
【0015】そこで本発明は、色再現が良好な写真撮影
を可能にするとともに、構成がシンプルで価格的にも安
価な顕微鏡写真撮影装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、顕微
鏡を通して得られる写真撮影像の明るさに基づいて露出
時間を算出してフィルムへの露出動作を行い、かつ顕微
鏡光源から放射される照明光を色温度調整フィルタに透
過させたときの光強度に基づいて顕微鏡光源の色温度を
測定する顕微鏡写真撮影装置において、写真撮影像の明
るさの測光、及び色温度調整フィルタを透過した顕微鏡
光源からの照明光強度の検出を兼用した光検出手段を備
えた顕微鏡写真撮影装置である。
【0017】請求項2によれば、請求項1記載の顕微鏡
写真撮影装置において、複数の色温度調整フィルタのう
ちいずれかの色温度調整フィルタが顕微鏡光源から放射
される照明光の光路上に挿入されているかを検出するフ
ィルタ種別検出手段と、このフィルタ種別検出手段によ
り検出されたフィルタ種別に応じて光検出手段の検出光
強度に基づいて測定される色温度の測定動作を切り替え
る測定動作切替手段とを備えた。
【0018】請求項3によれば、請求項1記載の顕微鏡
写真撮影装置において、複数の色温度調整フィルタのう
ちいずかの温度調整フィルタを照明光の光路上に挿入す
る駆動手段を備えた。
【0019】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0020】図1は顕微鏡写真撮影装置の全体構成図で
ある。
【0021】この顕微鏡写真撮影装置は、大別すると、
標本(試料)1の観察を行うための顕微鏡2と、この顕
微鏡2による観察像を写真撮影するための写真撮影装置
本体3と、この写真撮影装置本体3の操作を行うために
動作指示を与える操作部4とから構成されている。
【0022】このうち顕微鏡2は、顕微鏡本体5に試料
1を保持してピント合わせを行うためのステージ6が設
けられるとともに、このステージ6上に保持された試料
1に照明光αを与える光源7が設けられている。又、顕
微鏡本体5には、光源7から放射された照明光αにより
照明される試料1を拡大するための対物レンズ8、及び
この対物レンズ8からの観察光βを観察用の接眼レンズ
9側と写真撮影装置本体3側に分割或いは切り換え可能
な写真鏡筒10が設けられている。
【0023】一方、図2は上記写真撮影装置本体3の内
部構成図である。
【0024】顕微鏡2から入射する観察光βの光路上に
は、投影レンズ11、光路分割素子12、カメラ14の
露出を行うためのシャッター13及び写真撮影用のカメ
ラ14が配置されている。このうち投影レンズ11は、
顕微鏡2から入射する観察光βをカメラ14に投影して
結像させるためのものであり、光路分割素子12は、投
影レンズ11を通ってきた観察光βを受光素子15及び
カメラ14側の図示しない写真撮影用ビュアー(ファイ
ンダ)に分割するためのもので、例えばハーフミラー或
いはプリズム等が用いられている。なお、シャッター1
3は、シャッター駆動回路16により駆動され、カメラ
14は、カメラ駆動回路17により駆動されるものとな
っている。
【0025】上記受光素子15は、光路分割素子12に
より導かれた観察光βの明るさを測光するためのもの
で、例えばシリコンフォトダイオード等の周知の受光素
子である。又、この受光素子15は、写真撮影像の明る
さの測光、及び色温度調整フィルタを透過した光源7か
らの照明光αの強度の検出を兼用した光検出手段として
の機能を有するものとなっている。
【0026】上記光路分割素子12により導かれた観察
光βの光路上には縮小補正レンズ18が配置されてい
る。この縮小補正レンズ18は、受光素子15に投影さ
れる観察像の投影倍率の補正を行うものとなっている。
【0027】これら受光素子15と縮小補正レンズ18
との間(P点)には、各種フィルタ群19が挿入可能と
なっており、受光素子15に入力される観察光βの波長
等を補正する構成になっている。例えばある特定の波長
だけを抽出したいような場合には、この部分(P点)に
目的の波長を透過できるフィルタ群19が挿入されるも
ので、本実施の形態では、例えば短波長側のみ透過可能
な青フィルタ19aと、長波長側のみ透過する赤フィル
タ19bが用意されている。
【0028】制御回路20は、受光素子15からの出力
に基づき測光演算を行い、シャッター駆動回路16を駆
動してシャッター13を開き、カメラ制御回路17を駆
動してカメラ14の露出動作の制御を行う機能を有して
いる。
【0029】ここで、受光素子15と制御回路20との
間には、増幅器21が接続され、受光素子15の出力が
制御回路20で処理できるように信号増幅をされるよう
になっている。この増幅器21は、増幅率を可変させる
ためのゲイン(Gain)調整回路22により帰還制御
される構成となっており、この帰還率は制御回路20に
よりコントロールされるものとなっている。
【0030】この制御回路20は、具体的に周知のCP
U回路及び周辺装置から成り、CPU、ROM、RA
M、発振器、その他必要な周辺回路を含む回路構成とな
っている。又、この制御回路20は、受光素子15から
出力されて増幅器21により増幅されたアナログ信号を
デジタル信号に変換するためのA/D変換器23や各種
設定値を記憶しておく不揮発性メモリ等も内蔵されてい
る。
【0031】又、上記操作部4は、図3に示すように入
力部としての各種スイッチ(以下、SWと称する)、例
えば露出動作の開始を行うための露出SW24、P点に
挿入されているフィルタ群19の種別を指示するための
フィルタ指定SW25a、25b、及びSW操作の度に
露出時間測定モードと色温度測定モードとを切り換える
トグル動作のモード切換えSW26を備えている。
【0032】又、操作部4は、これらSW24、25
a、25b、26に対する操作により設定された情報や
制御回路20の各種情報を表示するための例えば液晶デ
ィスプレー等の表示部として、例えば光源7の現在の色
温度を表示するための色温度表示部27、受光素子15
により検出された光量を元に増幅、演算して求められた
露出時間を表示する露出時間表示部28、さらに図示し
ないISO感度の設定や相反則不軌特性の補正等の顕微
鏡写真撮影で必須とされる項目の操作SWや表示部位も
指示、表示できるものとなっている。
【0033】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0034】(a) 先ず、観察光βの露出時間を測光して
写真撮影を行う場合の一連の動作について説明する。
【0035】[露出時間の測定]現在の動作モードが露
出時間測定モードになっていない場合、操作部3のモー
ド切換えSW26に対する操作により露出時間測定モー
ドに切り換えられる。
【0036】顕微鏡2において、光源7から放射された
照明光αは、ステージ6上の試料1に照射される。この
ときの試料1からの観察光βは、対物レンズ8から写真
鏡筒10に入射し、ここで接眼レンズ9側と写真撮影装
置本体3側とに分割される。
【0037】このうち写真撮影装置本体3において、顕
微鏡2からの観察光βは、投影レンズ11を通り光路分
割素子12によってカメラ光路側と測光光路側に分割さ
れる。測光光路側へ分割された観察光βは縮小補正レン
ズ18によって受光素子15上で所望の大きさに結像さ
れる。例えばカメラ14のフィルム面積の中心から30
%(顕微鏡の一般観察である明視野観察で使用する染色
標本などでは、30%位の領域を測光することで最適な
測光時間が検出できる)の領域が受光素子15の表面で
集光するようになっている。
【0038】この受光素子15の出力信号は、増幅器2
1により増幅されて制御回路20に入力される。このと
き、制御回路20からゲイン調整回路22への指示は、
露出時間測定モードのゲイン定数になるように設定され
ている。このゲイン調整回路22については後で詳細に
述べるが、測光した場合に最適な増幅率になるようにセ
ットされている。
【0039】制御回路20は、増幅器21からの出力を
読み取り、その値に基づき一般的に周知の測光演算式に
より演算を行う。この演算された露出時間は、操作部4
の露出時間表示部28に直ちに表示され、観察者に露出
時間を知らせる。
【0040】[写真撮影動作]操作部4の露出SW24
が押し操作されると、現在、露出時間表示部28に表示
されている露出時間での露出動作を開始する。先ず、制
御回路20は、シャッター駆動回路16に対して指令を
与えてシャッター13を開放する。このシャッター13
が開放されると、光路分割素子12で分割されたカメラ
光路側の観察光βがカメラ14内のフィルムへ照射され
て露出が開始される。そして、制御回路20は、算出さ
れた規定の時間が経過すると、シャッター駆動回路16
に対して遮蔽指示を与え、シャッター13を閉じる。こ
のシャッター13が閉じると、制御回路20は、カメラ
制御回路17に対してカメラ14のフィルム巻き上げ指
示を送り、かくしてカメラ14のフィルム巻き上げ動作
が完了すると一連の露出動作シーケンスが完了する。
【0041】(b) 次に、色温度測定に関する動作につい
て説明する。
【0042】写真撮影のときと同様に現在の動作モード
を確認し、モード切換えSW26に対する操作により今
度は色温度測定モードに設定する。
【0043】先ず、顕微鏡2のステージ6から試料1を
取り除き、光源7から放射される照明光αのみが観察光
路に入射されるようにする。このときの観察光β(=照
明光α)が投影レンズ11を通り光路分割素子12によ
って測光光路側に分割され、さらに縮小補正レンズ18
によって受光素子15上で所望の大きさに結像される。
【0044】そして、この受光素子15に入射される観
察光βに対してフィルタ処理が行われる。すなわち、あ
る特定の波長のみを透過できるフィルタ群19をP点に
挿入することでこの処理を行う。ここでは先ず、青フィ
ルタ19aが挿入され、この挿入されたフィルタ種別を
操作部4から入力する。この操作部4には、本実施の形
態で使用する青フィルタ19aを指定するフィルタ指定
SW25aと赤フィルタ群19bを指定するフィルタ指
定SW25bが設けられているので、このうちのフィル
タ指定SW25aを押し、制御回路20に青フィルタ1
9aが挿入されたことを知らせる。
【0045】この制御回路20は、操作部4のフィルタ
指定SW25aが操作(ON)されたことを確認する
と、増幅器21のゲインが青フィルタ19a用の定数に
変更するための指令をゲイン調整回路22に与える。
【0046】ここで、ゲイン調整回路22の働きについ
て詳しく説明を行う。
【0047】受光素子15は各波長に対して均一な出力
特性を持っていないのが一般的であり、分光感度特性に
より入力される光の波長により出力の特性が変わる。図
4は受光素子15の波長に対する出力レベルの一例を示
す。この受光素子15が同図に示すような特性をもって
いるものとすると、入射される光の波長が例えばλbの
場合、受光素子15の出力レベルはVbとなる。又、入
射される光の波長λbと同じ強度を持った違った波長λ
rの場合にはVrの出力が得られ、同じ強度の光を与え
てもその波長により出力特性が大きく異なる。ここでは
その差がΔVという差となって現れる。
【0048】このように受光素子15には必ず分光感度
特性が存在し、入力される波長によりその補正を行わな
ければ最適な出力が得られない。そこで、ゲイン調整回
路22が有効な手段となってくる訳である。上記P点で
抽出される波長に応じて、増幅器21のゲインを可変
し、如何なる波長が入力されてもその強度に対して同一
レベルの出力が得られるように調整できる。なお、前回
の露出時間測定モード時には、観察される波長、即ち受
光素子15に入射される波長領域は可視光全域に渡って
いることから、平均的なゲイン調整となるように設定さ
れたことになる。なお、撮影するフィルムを白黒写真に
限定する場合には、顕微鏡本体5の照明光学系に550
nmを強調させるグリーンフィルタを挿入して写真撮影
を行うのが一般的であり、このようなときには、550
nm付近の感度に合わせてゲインが調整される。
【0049】又、フィルタ群19に関する説明も合わせ
て行う。このフィルタ群19には受光素子15と同じく
各波長に対して感度(透過性)を持った材質のものが使
用される。図5に観察光βの特性(図中特性:実線)を
示す。
【0050】観察光β中に青フィルタ19a(図中特
性:1点破線)、又は赤フィルタ19b(図中特性:2
点破線)が挿入されると、それぞれ特性が重なった部分
(図中:×点網掛け)のみが透過され、受光素子15へ
入射される。このようにして特定波長のみを抽出する。
【0051】今、P点に青フィルタ19aが挿入され、
操作部4からの指示によりフィルタ指定も青フィルタの
特性が選択されていると、制御回路20は、図4に示す
ように抽出された光を最大値Vb点となる部分で、増幅
器21が最大値を示すようにゲイン調整回路22に対し
て指示を送る。そして、制御回路20は、その増幅器2
1からの出力を読みとり、青色出力値としてメモリに記
憶する。この増幅器21の出力の読みとりから記憶まで
の動作をフィルタ指定SW25aがオフ(OFF)され
るまで繰り返す。
【0052】このフィルタ指定SW25aが再び押され
てフィルタ指定が解除されると、制御回路20は、その
時点での青色出力値を最終値として保存し、前回検出し
た赤色出力値との差分を求めて色温度を決定するわけだ
が、今回はまだ赤色出力値が取得されていないのでこの
まま先に進む。最後に青フィルタ19aをP点から取り
外して青フィルタ19aの計測動作が完了する。
【0053】続いて、赤色フィルタ19bが挿入された
動作について説明すると、この基本動作としては、青フ
ィルタ19aと同様であり、P点に赤フィルタ19bを
挿入し、操作部4のフィルタ指定SW25bを押し操作
することによってフィルタ種別を制御回路20に指示す
る。
【0054】この制御回路20は、今度は赤色最大値
(Vr)が増幅器21の最大値になるようにゲイン調整
回路22を調整し、赤色出力値として記憶、保存する。
かくして、赤色出力値と青色出力値がそれぞれ獲得でき
たことになる。
【0055】この後、操作部4のフィルタ指定SW25
bがOFFされると、制御回路20は、今回検出した赤
色出力値と、前回検出した青色出力値を使用して色温度
を求める。
【0056】色温度は、赤色出力値と青色出力値の差分
で算出することができる。赤成分が強いと色温度が低く
なり、逆に青成分が強いと色温度が上昇する。制御回路
20は、かかる算出値を色温度表示部27に表示するこ
とにより、観察者に現在観察している光源7の色温度の
告知を行うことができる。
【0057】観察者は前記色温度測定の操作を繰り返し
行いながら、色温度表示部27の色温度を確認して、光
源7のランプ電圧を調光したり、照明光αの光路中に補
正フィルタを挿入するなどして、写真撮影に使用するフ
ィルムに最適な色温度となる条件を見つけることができ
る。
【0058】尚、厚みのある補正フィルタを使用してい
る場合には、光学系の光路長を合わせるためにフィルタ
が必要の無い動作を行う時、即ち露出時間測定モードの
時にはフィルタと同じ厚みの波長に依存されないガラス
などを挿入しておくことを付け加えておく。
【0059】このように上記第1の実施の形態において
は、写真撮影像の明るさの測光、及び色温度調整フィル
タを透過した光源7からの照明光αの強度の検出を兼用
した受光素子15を設けたので、露出時間の測光に使用
するための受光素子と光源の色温度を計測するための受
光素子とを各々別に設ける必要がなく、同一の受光素子
15で共用するることにより色温度測定器と写真撮影装
置とが別体でなくなり、構成がシンプルで価格的にも安
価な顕微鏡写真撮影装置の提供が可能になる。また、写
真撮影装置に色温度測定器を内蔵させたことにより、色
温度補償されていない価格的に安い低級機種の顕微鏡と
組み合わせた場合でも、良好な写真撮影が可能になる。
【0060】(2) 次に本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。なお、図1及び図2と同一部分には同一符
号を付してその詳しい説明は省略する。
【0061】図6は顕微鏡写真撮影装置における写真撮
影装置本体の内部構成図である。
【0062】この装置は、その全体構成を上記第1の実
施形態と同じとするが、縮小補正レンズ18から受光素
子15に到るまでの間(P点)のフィルタ挿入手段に工
夫を凝らしたものである。よって、上記第1の実施の形
態との相違点についてのみ図6をもとに説明する。
【0063】この第2の実施の形態では、青フィルタ1
9a、赤フィルタ19b及びダミーフィルタ19cを同
一の例えばスライダ等のフィルタ群19として用意し
た。このフィルタ群19には、フィルタ切換つまみ30
が設けられており、このフィルタ切換つまみ30の抜き
差しにより装着されているフィルタ19すなわち青フィ
ルタ19a、赤フィルタ19b又はダミーフィルタ19
cの何れかをP点に挿入できる構造となっている。
【0064】又、このフィルタ群19には、P点にどの
フィルタが挿入されているのかを識別できるように、こ
のフィルタ群19の近傍にフィルタ種別検出回路31が
設けられている。すなわち、フィルタ群19には、ホー
ルICで検出できるような磁石や、フォトインタラプタ
で検出可能なスリット板などの周知の位置識別素子が設
けられている。フィルタ種別検出回路31は、この位置
識別素子を確認する機能を有しており、例えば周知のホ
ールICやフォトインタラプタで構成されている。
【0065】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明するが、この作用については、フィルタ種別検
出回路31を用いたフィルタ群19の種別の検出部とそ
れに伴う動作モードの切換えが異なるのみで、測光動作
や色温度の検出動作自体については上記第1の実施の形
態と同様でその詳しい説明は省略する。
【0066】先ず、フィルタ群19に設けられている位
置識別素子とフィルタ種別検出回路31との関係につい
て説明する。
【0067】図7はフィルタ種別検出回路31による検
出信号形態を示す図である。
【0068】このフィルタ種別検出回路31には、2つ
のセンサが設けられており、これら2つのセンサA、B
のON/OFFパターンにより現在のフィルタ群19の
状態を確認するものとなっている。すなわち、センサA
がONでセンサBがOFFのときは青色フィルタ19a
が光路中に挿入されている。逆に、センサAがOFFで
センサBがONのときは赤色フィルタ19bが挿入さ
れ、センサA、Bが共にONの場合はフィルタ19cが
挿入されている。また、センサA、B共にOFFの場合
は、光路中にフィルタが何も挿入されていない状態であ
り、フィルタ群19が中間位置で静止しているか、フィ
ルタ切換え操作中であることを示す。
【0069】このようにフィルタ切換つまみ30を操作
することにより、現在P点に挿入されているフィルタ群
19の状態が確認できる。従って、操作部4にフィルタ
指定SW25a、25b及びモード切換SW26が不要
となり、結果的に操作部4は図8のようにシンプルな構
成となる。
【0070】そして、露出時間測定を行う場合には、フ
ィルタ切換つまみ30でダミーフィルタ10cを挿入す
ることで、図8に示すように露出時間表示部28に予想
露出時間の表示を行い、露出SW24の受付けが許可さ
れて写真撮影が可能となる。又、色温度測定モードの場
合にも、フィルタ切換つまみ30を操作し、青フィルタ
19a若しくは赤フィルタ19bを光路中に挿入するだ
けで、上記第1の実施の形態と同様の作用(フィルタ挿
入作業から操作部3でのフィルタ種別指定操作まで)が
可能になる。色温度の算出法や表示法は上記第1の実施
の形態と同様のため省略する。
【0071】このように上記第2の実施の形態によれ
ば、上記第1の実施の形態によるところの効果に加え、
各種フィルタ群19の挿脱をフィルタ種別検出回路31
により自動確認することで、操作部4からのフィルタ指
定操作が不要になり、操作性の良い顕微鏡写真撮影装置
の提供ができる。又、スイッチ数の削減により、操作部
4の小型化が図れるようになり、机上スペースの有効活
用が可能になる。
【0072】(3) 次に本発明の第3の実施の形態につい
て説明する。なお、図1、図2及び図6と同一部分には
同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0073】図9は顕微鏡写真撮影装置の写真撮影装置
本体の内部構成図であり、図10は操作部の構成図であ
る。
【0074】この装置は、上記第2の実施の形態で行っ
たフィルタ切換つまみ30の操作を更に改良したもので
ある。
【0075】すなわち、フィルタ群19をターレット上
の円盤32に設けたもので、この円盤32の円周に各種
フィルタすなわち青色フィルタ19a、赤色フィルタ1
9b及びダミーフィルタ19cを設ける。
【0076】これらフィルタ群19の中心には、モータ
33が連結されて、円盤32が回転可能な構造となって
いる。このモータ33を駆動するフィルタ駆動回路34
は、制御回路20からの指示により所望のフィルタを観
察光路中のP点に挿入させるものとなっている。
【0077】フィルタ種別検出回路31及び写真撮影装
置本体3のその他の構成については、上記第1及び第2
の実施の形態と同一である。
【0078】操作部3には、図10に示すように露出S
W24、モード切換えSW26、色温度表示部27及び
露出時間表示部28が設けられている。
【0079】このうちモード切換えSW26は、フィル
タ挿入操作が自動化したことで制御回路20にモード指
示を行うための手段が必要になったために設けられてい
る。なお、このモード切換えSW26は、本実施の形態
では便宜上、操作部4上に設けられているが、制御回路
20と接続されていれば何処に配置しても構わない。
【0080】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。
【0081】(a) 露出時間測定モードの説明 先ず、操作部4のモード切換えSW26により露出時間
測定モードが選択された場合について説明する。
【0082】制御回路20は、操作部4のモード切換え
SW26により露出時間測定モードが選択されると、こ
の操作部4からの指示によりその動作モードを露出時間
測定モードに切り換える。この制御回路20は、フィル
タ駆動回路34に対して指示を与え、モータ33を駆動
し、フィルタ群19の中のダミーフィルタ19cを光路
中(P点)に挿入する。このとき制御回路20は、フィ
ルタ種別検出回路31によりダミーフィルタ19cが挿
入されたことを確認すると、これと共に増幅器21の出
力が露出時間測定モード用の増幅率となるようにゲイン
調整回路22を制御する。その後、上記第1及び第2の
実施の形態と同様の露出時間測定の動作が開始され、操
作部4の露出時間表示部28にその露出時間が表示され
る。そして、露出SW24により露出動作が可能にな
る。
【0083】(b) 色温度測定モードの説明 操作部4のモード切換えSW26で動作モードが色温度
測定モードに切り換わった場合、制御回路20は、先ず
青フィルタ19aを光路中に挿入するためにフィルタ駆
動回路34に対して指示を与え、モータ33を駆動させ
てフィルタ群19を回転させる。そして、光路中に青フ
ィルタ19aが挿入されると、その後に制御回路20
は、ゲイン調整回路22に最適な増幅率を設定し、受光
素子15の出力を測定して記憶する。
【0084】次に、制御回路20は、直ぐに赤フィルタ
19bを光路中に挿入し、上記同様にゲイン調整回路2
2を調整して増幅器21での増幅率を調整し、その出力
を測定して記憶する。
【0085】最後に、制御回路20は、前回計測した青
フィルタ19aの出力値と、今回計測した赤フィルタ1
9bの出力値とを用いて色温度を演算し、操作部4の色
温度表示部27に表示する。
【0086】以下、この操作をモード切換えSW26で
動作モードが変更されるまで切り返し、色温度表示部2
7に表示される色温度を確認しながら光源7のランプ電
圧調整やフィルタ群19のフィルタ操作を行い色温度の
調整を行う。
【0087】なお、以上の説明では青フィルタ19a、
赤フィルタ19bの順で動作を行ったが、その逆でも動
作可能である。
【0088】このように上記第3の実施の形態によれ
ば、フィルタ群19の青色フィルタ19a、赤色フィル
タ19b及びダミーフィルタ19cをターレット上の円
盤32に設け、この円盤32にモータ33を連結して回
転可能な構造とし、色温度測定の際のフィルタ挿入操作
を自動化したので、上記第1の実施の形態の効果に加え
て、モード切換えSW26により色温度測定モードに設
定されると、直ちに色温度を測定することが可能にな
る。上記第1及び第2の実施の形態で行っていた色温度
計測の際の煩わしいフィルタ挿脱やフィルタ種別の指定
操作を行わなくても色温度が自動的に計測される。つま
り、光源7のランプ電圧調整により色温度に変化が発生
した場合、色温度表示部27にリアルタイムで色温度が
表示され、操作性の向上が図れる。
【0089】なお、本発明は、上記第1乃至第3の実施
の形態に限定されるものでなく次の通り変形してもよ
い。
【0090】例えば、フィルタ群19に装着、或いはP
点に挿入するフィルタとして、青フィルタ19a、赤フ
ィルタ19b及びダミーフィルタ19cで説明を行った
が、これに限定するものではなく、フィルタ種類を増や
すことで、より正確な色温度の測定が可能になる。
【0091】フィルタ種別検出回路31も同様に、セン
サ2個で説明したが、フィルタ数によりその数を増やせ
ば、何個のフィルタでも検出可能である。
【0092】又、操作部4に関しても、写真撮影装置と
別体で説明したが、これを写真撮影装置に取り込み一体
化することも可能である。
【0093】更に、特定波長の抽出に用いる各種フィル
タの場所も、P点に限定されるものではなく、例えば顕
微鏡2の試料1の替わりにステージ6上(P’点)に挿
入するなど、光源7から受光素子15間の光路中であれ
ば何れの位置でも同様な効果が得られる。
【0094】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、色
再現が良好な写真撮影を可能とするとともに、構成がシ
ンプルで価格的にも安価な顕微鏡写真撮影装置を提供で
きる。
【0095】又、本発明によれば、各種フィルタ群の挿
脱を自動確認することで、操作部からのフィルタ指定操
作が不要になり、操作性の良い顕微鏡写真撮影装置を提
供できる。
【0096】又、本発明によれば、色温度計測の際の煩
わしいフィルタ挿脱やフィルタ種別の指定操作を行わな
くても色温度が自動的に計測できる顕微鏡写真撮影装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる顕微鏡写真撮影装置の第1の実
施の形態を示す全体構成図。
【図2】同装置における写真撮影装置本体の内部構成
図。
【図3】同装置における操作部の構成図。
【図4】受光素子の波長に対する出力レベルの一例を示
す図。
【図5】フィルタの観察光βの特性を示す図。
【図6】本発明に係わる顕微鏡写真撮影装置の第2の実
施の形態を示す写真撮影装置本体の内部構成図。
【図7】フィルタ種別検出回路による検出信号形態を示
す図。
【図8】同装置における操作部の構成図。
【図9】本発明に係わる顕微鏡写真撮影装置の第3の実
施の形態を示す写真撮影装置本体の内部構成図。
【図10】同装置における操作部の構成図。
【符号の説明】 1:試料、 2:顕微鏡、 3:写真撮影装置本体、 4:操作部、 5:顕微鏡本体、 6:ステージ、 7:光源、 8:対物レンズ、 9:接眼レンズ、 10:写真鏡筒、 11:投影レンズ、 12:光路分割素子、 13:シャッター、 14:カメラ、 15:受光素子、 16:シャッター駆動回路、 17:カメラ駆動回路、 18:縮小補正レンズ、 19:フィルタ群、 19a:青フィルタ、 19b:赤フィルタ、 20:制御回路、 21:増幅器、 22:ゲイン(Gain)調整回路、 23:A/D変換器、 24:露出スイッチ、 25a,25b:フィルタ指定SW、 26:モード切換えSW、 27:色温度表示部、 28:露出時間表示部、 30:フィルタ切換つまみ、 31:フィルタ種別検出回路、 32:円盤、 33:モータ、 34:フィルタ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/20 G02B 5/20 2H052 21/36 21/36 Fターム(参考) 2G020 AA04 AA08 DA12 DA52 2G065 AA06 AB04 AB26 BA09 BB10 BB14 BB21 BB26 BC02 BC03 BC10 BC13 BC19 BC28 BC33 BC35 BD01 DA01 DA18 2G066 AA15 BA23 BA24 BA29 BA31 BC07 BC15 CB01 2H002 DB17 FB39 HA04 JA12 2H048 AA19 AA26 2H052 AD34 AF07 AF16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡を通して得られる写真撮影像の明
    るさに基づいて露出時間を算出してフィルムへの露出動
    作を行い、かつ顕微鏡光源から放射される照明光を色温
    度調整フィルタに透過させたときの光強度に基づいて前
    記顕微鏡光源の色温度を測定する顕微鏡写真撮影装置に
    おいて、 前記写真撮影像の明るさの測光、及び前記色温度調整フ
    ィルタを透過した前記顕微鏡光源からの照明光強度の検
    出を兼用した光検出手段、を備えたことを特徴とする顕
    微鏡写真撮影装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記色温度調整フィルタのうちい
    ずれかの前記色温度調整フィルタが前記顕微鏡光源から
    放射される照明光の光路上に挿入されているかを検出す
    るフィルタ種別検出手段と、 このフィルタ種別検出手段により検出されたフィルタ種
    別に応じて前記光検出手段の検出光強度に基づいて測定
    される前記色温度の測定動作を切り替える測定動作切替
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の顕微
    鏡写真撮影装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記色温度調整フィルタのうちい
    ずかの前記色温度調整フィルタを前記照明光の光路上に
    挿入する駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の顕微鏡写真撮影装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221667A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Sumitomo Chem Co Ltd 収束光位相差顕微鏡装置および収束光位相差顕微鏡観察方法
JP2006195076A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Olympus Corp 走査型光学装置
CN102620825A (zh) * 2012-02-22 2012-08-01 江阴极光仪器科技有限公司 共焦拉曼光谱仪的led白光照明装置
JP5991603B1 (ja) * 2015-06-19 2016-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

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