JP2000211791A - 後処理装置 - Google Patents

後処理装置

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JP2000211791A
JP2000211791A JP11014716A JP1471699A JP2000211791A JP 2000211791 A JP2000211791 A JP 2000211791A JP 11014716 A JP11014716 A JP 11014716A JP 1471699 A JP1471699 A JP 1471699A JP 2000211791 A JP2000211791 A JP 2000211791A
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sheets
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JP11014716A
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English (en)
Inventor
Shinji Tagami
真治 田上
Nobuyoshi Seki
宣好 関
Hiroyuki Ishizaki
博幸 石崎
Kunihiro Uotani
都浩 魚谷
Atsunori Hirano
篤規 平野
Hiroshi Fujie
博 藤栄
Atsushi Takumi
淳 内匠
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、トレイの積載シートの重量による
トレイのシートスタック品質への影響が懸念されるとい
う課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、シートが排出されるトレイ
と、このトレイをシート排出方向と垂直な方向に移動さ
せるシフト機構と、このシフト機構を駆動するトレイ前
後移動手段16とを有する後処理装置において、トレイ
に排出されるシートを計数する計数手段26と、この計
数手段26で計数したシートの枚数によりトレイの前後
移動開始タイミングを可変する制御手段26とを備えた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置に設置されるフィニッシャ等の後処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シフト機能を有する後処理装置に
おいては、シートが排出されるシフトトレイと、このシ
フトトレイをシート排出方向と垂直な前後方向に移動さ
せるシフト機構と、このシフト機構を駆動するDCモー
タを含むトレイ前後移動手段とを有し、このトレイ前後
移動手段はシフトトレイを移動させる信号を受けてから
実際にDCモータでシフト機構を駆動してシフトトレイ
を移動させている。
【0003】また、特開平2ー66063号公報には、
画像記録済シートを綴じないで排出するための排出トレ
イと、該シートを集めて綴じるステープルトレイおよび
該シートを排出トレイまたはステープルトレイへ切り換
え案内する装置を備え、画像記録済シートを集めて綴じ
るステープルモードにおいては前記切り換え案内装置が
該シートを前記ステープルトレイへ案内する画像形成装
置において、ステープルモードが選択されているときに
前記ステープルトレイ上のシート量が該トレイのシート
収容可能量に達すると後続シートを前記排出トレイへ案
内するように前記切り換え案内装置を制御する手段およ
びステープルトレイ量が該トレイのシート収容可能量に
達し、後続シートが前記排出トレイへ排出されたとき
は、前記ステープルトレイにおいて綴じ操作を行わせな
い手段を備えたことを特徴とする画像形成装置が記載さ
れている。
【0004】特開平6ー107368号公報には、トレ
イ上に排出される記録紙のスタックに要する時間が記録
紙サイズや搬送速度に応じて異なることに着目して仕分
け時のトレイのシフト開始タイミングを記録紙サイズに
応じて異ならせるようにした後処理装置が記載されてい
る。特開平8−76643号公報には、後処理装置の処
理能力に応じて画像形成装置の処理能力(PPM)を可
変制御するようにしたものが記載されている。
【0005】特開平9ー86785号公報には、排紙装
置を着脱自在に構成された記録装置の排紙装置装着検知
方法であって、該排紙装置に所定の動作を行わせるため
の制御信号を送出する制御信号送出過程と、該排紙装置
が該制御信号に基づいて前記所定の動作を行ったときに
入来すべき信号が所定時間内に入力されたかを判定する
信号入力判定過程と、該信号入力判定過程の判定結果に
基づいて前記排紙装置の装着を判断する装着判断過程と
を有することを特徴とする記録装置の排紙装置装着検知
方法が記載されている。
【0006】特開平10ー194556号公報には、収
容トレイ又は搬送中のシートをシート搬送方向とは異な
る方向にシフトさせるシフト機構を備えたシート収容装
置において、荷崩れを防止するために、シート搬送方向
と直交する方向のシート幅のサイズに応じてシフト機構
のシフト量を変更する制御手段を設けたものが記載され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記後処理装置では、
トレイ前後移動手段がシフトトレイを移動させる信号を
受けてからDCモータでシフト機構を駆動してシフトト
レイを移動させるので、シフトトレイの積載シートの重
量が軽ければシフトトレイのシフト移動(シート排出方
向と垂直な前後方向への移動)速度が速くなり、シフト
トレイの積載シートの重量が重ければシフトトレイのシ
フト移動速度が遅くなる。このため、シフトトレイの積
載シートの重量に差がある程シフトトレイのシフト移動
速度に差が生じ、特に生産性が高い装置におけるシフト
トレイのシートスタック品質への影響が懸念される。
【0008】また、トレイ前後移動手段がシフトトレイ
を移動させる信号を受けてからシフトトレイが実際にシ
フト移動を開始するまでの時間(シフト移動の開始タイ
ミング)、またシフト移動の時間がシフトトレイの積載
シートの重量によってずれてしまうので、シフトトレイ
に大量にシートが積載された場合にはシフトトレイのシ
フト移動が完了する前に次のシートがシフトトレイへ排
出されてしまう。
【0009】シフトトレイのシフト移動の開始タイミン
グを早くし過ぎ、また、シフトトレイのシフト移動の速
度を速くし過ぎると、シフトトレイの積載シート落下や
シートスタック不良等の問題が生ずるので、シフトトレ
イの積載シートの重量が軽い時(積載シートの枚数が少
数である時や積載シートのサイズが小さい時)のシフト
移動開始タイミングやシフト移動速度(シフト移動時
間)の下限が制限される。
【0010】また、シフトトレイのシフト移動開始タイ
ミングやシフト移動速度(シフト移動時間)の上限は装
置の1分間に画像形成可能なシートの枚数(複写機の場
合はA4横向きサイズのシートの1分間に複写可能な枚
数CPM、プリンタの場合はA4横向きサイズのシート
の1分間にプリント可能な枚数PPMであり、以下いず
れの画像形成装置の場合もPPMという)により制限さ
れる。従って、これらの条件(制限)を満たし、尚且つ
機械仕様のシフトトレイ最大シート積載可能枚数(重量
換算値)を満たすように、シフトトレイのシフト移動開
始タイミングとシフト移動速度の組合せを検討しなけれ
ばならない。
【0011】機械の構造上、シフトトレイのシフト移動
の開始時及び終了時は、シフトトレイの移動量が少な
く、シフトトレイのシフト移動開始タイミングとシフト
移動速度のシートスタック品質への影響が少ないので、
シフトトレイのシフト移動開始時の速度が遅い程シフト
トレイのシフト移動の駆動タイミングを早くすることが
できることから、シフトトレイの積載シートの重量が重
い時にはシフトトレイの積載シートの重量が軽い時より
もシフトトレイのシフト移動の開始タイミングを早く
し、シフトトレイのシフト移動の終了時間を早くするこ
とにより、トレイのシートスタック品質を保持したまま
生産性を向上させることが可能であるが、シフトトレイ
のシフト移動の開始タイミングは一定しており、シフト
トレイの積載シートの量(枚数やサイズ)によるシフト
トレイのシフト移動の開始タイミング制御は行われてい
ない。
【0012】また、上記特開平2ー66063号公報に
は、画像形成装置が記載されているが、トレイの生産性
やシートスタック品質を向上させる手段については記載
されていない。請求項1に係る発明は、トレイのスタッ
ク品質を変えることなくトレイの生産性を向上させるこ
とができる後処理装置を提供することを目的とする。
【0013】請求項2に係る発明は、トレイの前後移動
開始タイミングを請求項1記載の後処理装置よりも細か
く制御することができ、トレイの生産性を向上させるこ
とができる後処理装置を提供することを目的とする。請
求項3に係る発明は、トレイに排出されて積載されるシ
ートをその積載途中で取り除く時にその積載シートの一
部だけを取り除くことが可能になり、トレイの生産性と
作業効率を向上させることができる後処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0014】請求項4に係る発明は、トレイの積載シー
トの重量によらずトレイのシート排出方向と垂直な方向
の移動速度を遅く設定する(トレイの積載シートの重量
によらずトレイのシート排出方向と垂直な方向の移動時
間を長く設定する)ことで、トレイのシートスタック品
質を向上させることができ、逆にトレイの積載シートの
重量によらずトレイのシート排出方向と垂直な方向の移
動速度を速く設定する(トレイの積載シートの重量によ
らずトレイのシート排出方向と垂直な方向の移動時間を
短く設定する)ことで、トレイの生産性を向上させるこ
とができる後処理装置を提供することを目的とする。
【0015】請求項5に係る発明は、部品を追加するこ
となく実現でき、トレイの前後方向移動時間に応じてト
レイの前後方向移動開始タイミングを可変することで、
トレイのシートスタック品質を保ったままトレイの生産
性を向上させることができる後処理装置を提供すること
を目的とする。請求項6に係る発明は、通常のPPMで
はトレイのシートスタック品質を満足できなくてもトレ
イにメカ的なシート積載能力がある場合にはシートの後
処理を継続できる後処理装置を提供することを目的とす
る。
【0016】請求項7に係る発明は、通常のPPMでは
トレイのシートスタック品質を満足できなくてもトレイ
にメカ的なシート積載能力ある場合にはシートの後処理
を継続できる後処理装置を提供することを目的とする。
請求項8に係る発明は、トレイの前後方向移動時間のバ
ラツキによる制御の変更を行わなくて済み安定した動作
が可能となる後処理装置を提供することを目的とする。
【0017】請求項9に係る発明は、トレイの前後方向
移動時間のバラツキによる制御の変更を行わなくて済み
安定した動作が可能となる後処理装置を提供することを
目的とする。請求項10に係る発明は、トレイの前後方
向移動時間のバラツキによる制御の変更を行わなくて済
み安定した動作が可能となる後処理装置を提供すること
を目的とする。請求項11に係る発明は、トレイのシー
トスタック品質を保持したまま生産性を上げることがで
きる後処理装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、画像形成装置からのシート
が排出されるトレイと、このトレイをシート排出方向と
垂直な前後方向に移動させるシフト機構と、このシフト
機構を駆動するトレイ前後移動手段とを有する後処理装
置において、前記トレイに排出されるシートを計数する
計数手段と、この計数手段で計数したシートの枚数によ
り前記トレイの前後移動開始タイミングを可変する制御
手段とを備えたものである。
【0019】請求項2に係る発明は、画像形成装置から
のシートが排出されるトレイと、このトレイをシート排
出方向と垂直な前後方向に移動させるシフト機構と、こ
のシフト機構を駆動するトレイ前後移動手段とを有する
後処理装置において、前記トレイに排出されるシートを
計数する計数手段と、前記トレイに排出されるシートの
サイズを検知するサイズ検知手段と、前記計数手段で計
数したシートの枚数と、前記サイズ検知手段で検知した
シートのサイズにより前記トレイの前後移動開始タイミ
ングを可変する制御手段とを備えたものである。
【0020】請求項3に係る発明は、画像形成装置から
のシートが排出されて積載され積載シートの高さにより
上下移動するトレイと、このトレイをシート排出方向と
垂直な前後方向に移動させるシフト機構と、このシフト
機構を駆動するトレイ前後移動手段とを有する後処理装
置において、前記トレイの位置を検知する位置検知手段
と、この位置検知手段で検知したトレイの位置により前
記トレイの前後移動開始タイミングを可変する制御手段
とを備えたものである。
【0021】請求項4に係る発明は、画像形成装置から
のシートが排出されるトレイと、このトレイをシート排
出方向と垂直な前後方向に移動させるシフト機構と、こ
のシフト機構を駆動するトレイ前後移動手段とを有する
後処理装置において、前記トレイの前後移動時間を前記
トレイに積載されるシートの枚数及びサイズによらず一
定となるように前記トレイの前後移動速度を制御する制
御手段を備えたものである。
【0022】請求項5に係る発明は、画像形成装置から
のシートが排出されるトレイと、このトレイをシート排
出方向と垂直な前後方向に移動させるシフト機構と、こ
のシフト機構を駆動するトレイ前後移動手段と、前記ト
レイを上下方向に移動させるトレイ上下移動手段と、前
記トレイの前後方向移動時間を検出する検出手段とを有
する後処理装置において、前記検出手段で検出された前
記トレイの前後方向移動時間に応じて前記トレイの前後
方向移動の開始タイミングを可変する制御手段を備えた
ものである。
【0023】請求項6に係る発明は、請求項5記載の後
処理装置において、前記制御手段は前記検出手段で検出
された前記トレイの前後方向移動時間に応じて前記画像
形成装置の1分間に画像形成可能なシートの枚数を可変
させるものである。
【0024】請求項7に係る発明は、請求項6記載の後
処理装置において、前記制御手段は前記検出手段で検出
された前記トレイの前後方向移動時間に応じて前記画像
形成装置の1分間に画像形成可能なシートの枚数を可変
させるための信号を前記画像形成装置に送信するもので
ある。
【0025】請求項8に係る発明は、請求項5記載の後
処理装置において、前記制御手段は、前記検出手段で検
出された前記トレイの前後方向移動時間がその前に前記
検出手段で検出された前記トレイの前後方向移動時間よ
りも短くなった場合には、それらの前後方向移動時間の
差が一定時間以内であればバラツキであるとみて前記ト
レイの前後方向移動の開始タイミングの変更を行わせな
いものである。
【0026】請求項9に係る発明は、請求項6記載の後
処理装置において、前記制御手段は、前記検出手段で検
出された前記トレイの前後方向移動時間がその前に前記
検出手段で検出された前記トレイの前後方向移動時間よ
りも短くなった場合には、それらの前後方向移動時間の
差が一定時間以内であればバラツキであるとみて前記画
像形成装置の1分間に画像形成可能なシートの枚数の変
更を行わせないものである。
【0027】請求項10に係る発明は、請求項7記載の
後処理装置において、前記制御手段は、前記検出手段で
検出された前記トレイの前後方向移動時間がその前に前
記検出手段で検出された前記トレイの前後方向移動時間
よりも短くなった場合には、それらの前後方向移動時間
の差が一定時間以内であればバラツキであるとみて前記
画像形成装置の1分間に画像形成可能なシートの枚数を
可変させるための信号の送信を行わないものである。
【0028】請求項11に係る発明は、画像形成装置か
らのシートが排出されるトレイと、このトレイをシート
排出方向と垂直な前後方向に移動させるシフト機構と、
このシフト機構を駆動するモータからなるトレイ前後移
動手段と、前記トレイを上下方向に移動させる上下移動
手段とを有する後処理装置において、前記トレイの前後
移動時間を検出する検出手段と、この検出手段で検出し
た前後移動時間に応じて前記モータの駆動電圧を可変す
る制御手段とを備えたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】図2は本発明の第1実施形態の概
略を示す。この第1実施形態の後処理装置1において
は、画像形成装置から排出された画像形成済みの転写紙
からなるシートをシフトトレイ2へ搬送する搬送路A上
には入口ローラ3、搬送ローラ4、5、排紙ローラ6が
配置される。画像形成装置から排出されたシートは、入
口ローラ3により受け入れられて搬送ローラ4、5によ
り搬送され、排紙ローラ6によりシフトトレイ2へ排出
される。
【0030】シフトトレイ2はローラ7a,7bに張架
されている上下シフトベルト7に上下方向に移動可能に
支持され、ローラ7aが伝達機構8を介して上下モータ
9に連結され、上下モータ9の正転又は逆転により上下
シフトベルト7が回動してシフトトレイ2が上昇又は下
降する。したがって、上下シフトベルト7、伝達機構
8、上下モータ9はシフトトレイ2を上下方向に移動さ
せるシフトトレイ上下移動手段を構成する。
【0031】図3は後処理装置1のシフトトレイ付近を
示す。積載シート高さ検知用レバー10は、シフトトレ
イ2へシートを排出する排出口の上方付近に設けられ、
図示しない軸により回転可能に支持される。積載シート
高さ検知用レバー10の先端は、シフトトレイ2上のシ
ートの最上面に当接し、シフトトレイ2上に積載された
シート11の高さに応じて図3の実線や破線のように回
動する。
【0032】積載シート高さ検出手段としての透過型セ
ンサからなる紙面センサ12、13は積載シート高さ検
知用レバー10によりオン/オフされてシフトトレイ2
上の積載シート11の高さを検知する。紙面センサ12
はシフトトレイ2を下降させるべき時に信号を発生する
センサとして用いられ、紙面センサ13はシフトトレイ
2を上昇させるべき時に信号を発生するセンサとして用
いられる。
【0033】シフトトレイ2はシフトトレイ上下移動手
段によりシート11のスタック量に対応して上下に移動
させられ、シフトトレイ2上のシートの最上面が規定の
高さ以上に達したことが紙面センサ12により検知され
ると(紙面センサ12がオンすると)、シフトトレイ2
がシフトトレイ上下移動手段により駆動されて下降す
る。シフトトレイ2上のシートの最上面が規定の高さに
戻ったことが紙面センサ12により検知されると(紙面
センサ12がオフすると)、シフトトレイ上下移動手段
が停止してシフトトレイ2が停止することによりシフト
トレイ2が規定位置まで下降する。
【0034】シフトトレイ2の上面が上記規定位置より
低い位置まで下降したことが紙面センサ13により検知
されると(紙面センサ13がオンすると)、シフトトレ
イ2がシフトトレイ上下移動手段により駆動されて上昇
する。紙面センサ13がオフすると、シフトトレイ上下
移動手段が停止してシフトトレイ2が停止することによ
り、シフトトレイ2が上記規定位置まで上昇する。ま
た、シート排出検知手段としての反射型センサからなる
シフト排紙センサ14は、シートがシフトトレイ2へ排
出される排紙部に配置され、シフトトレイ2へ排出され
るシートを検知する。積載シート有無検知手段としての
反射型センサからなるシフトトレイ紙有無センサ15は
シフトトレイ2上のシートの有無を検知する。
【0035】図4に示すように、DCモータからなるシ
フトモータ16の付いたシフトトレイ駆動ユニット17
は、シフトトレイ2をシート排出方向と垂直な方向(前
後方向)に移動させるシフト機構と、このシフト機構を
駆動するトレイ前後移動手段からなり、このトレイ前後
移動手段はシフトモータ16により構成される。シフト
トレイ2は、エンドフェンス18に嵌め合わされ、エン
ドフェンス18と同期してシフト移動(前後方向移動)を
する。
【0036】シフトモータ16はタイミングベルト19
を介してウォーム20に連結され、このウォーム20と
噛み合うウォームホイール22にはピン21が接合され
てピン21がエンドフェンス18の上下方向に長い長孔
18aに遊合される。ピン21はウォームホイール22
に偏心して取り付けられている。シフトモータ16はタ
イミングベルト19、ウォーム20を介してウォームホ
イール22を回転させ、ピン21の回転運動によりエン
ドフェンス18がシフト移動を行う。
【0037】シフトトレイ2はエンドフェンス18と同
期してシート排出方向と垂直な方向に移動する。シフト
トレイ2及びエンドフェンス18のシフト移動タイミン
グは上記ウォームホイール22に同軸的に設けられてい
るカムで回転検知センサが駆動されることにより検知さ
れる。上記シフト機構は、タイミングベルト19、ウォ
ーム20、ウォームホイール22、ピン21、エンドフ
ェンス18により構成される。
【0038】図1は後処理装置1の電装系の概略を示
す。後処理装置1内の各スイッチ及び各センサ(紙面セ
ンサ12、13、シフト排紙センサ14、シフトトレイ
紙有無センサ15、上記回転検知センサを含む)23か
らの信号はバッファ24、I/Oインターフェース25
を介して制御手段としてのCPU26に入力される。C
PU26は、入力信号に応じて、上下モータ9、シフト
モータ16をモータドライバ27、28を介して制御
し、排紙モータ29をステッピングモータ制御装置30
を介して制御し、搬送モータ31を制御する。排紙モー
タ29は排紙ローラ6を回転駆動し、搬送モータ31は
搬送ローラ4、5を回転駆動する。
【0039】この後処理装置1においては、CPU26
が入力信号に応じて各負荷を制御することにより、以下
のような動作が行われる。すなわち、CPU26は、紙
面センサ12がオンすると上下モータ9にシフトトレイ
2を下降させ、紙面センサ12がオフすると上下モータ
9を停止させてシフトトレイ2を上記規定位置に停止さ
せる。また、CPU26は、紙面センサ13がオンする
と、上下モータ9にシフトトレイ2を上昇させ、紙面セ
ンサ13がオフすると上下モータ9を停止させてシフト
トレイ2を停止させることによりシフトトレイ2を上記
規定位置に停止させる。
【0040】図8は第1実施形態の動作フローを示す。
CPU26は、シフトモータ16の駆動タイミングを、
初期状態(シートの枚数カウント値が0枚の状態)では
シフト排紙センサ14がオンからオフになってから(シ
ートの後端がシフト排紙センサ14を通過してから)T
0秒が経過した後にシフトモータ16の駆動を開始する
タイミングとする。
【0041】CPU26は、ステップS1でシフト排紙
センサ14からの入力信号により、画像形成装置から排
出されてシフトトレイ2へ排出されるシートの枚数Nを
カウントし、ステップS2でその枚数カウント値Nが所
定の設定枚数Na以上となったか否かを判断する。従っ
て、シフト排紙センサ14及びCPU26は、シフトト
レイ2へ排出されるシートの枚数Nを計数する計数手段
を構成する。
【0042】CPU26は、Na≦Nとなった場合には
ステップS3で次のシフトモータ16の駆動タイミング
を、シフト排紙センサ14がオンからオフになってから
(シートの後端がシフト排紙センサ14を通過してか
ら)シフトモータ16の駆動を開始するまでの時間Tを
0からTaに変更する。ここに、TaはT0>Taであ
る。
【0043】また、CPU26は、ステップS4で、シ
ートがシフトトレイ2へスタックされた後にシフトトレ
イ紙有無センサ15がオフとなった(シフトトレイ2上
のシート11が全て取り除かれた)か否かを判断し、シ
フトトレイ紙有無センサ15がオフとなった場合にはス
テップS9でシフトモータ16の駆動タイミングを、初
期状態に戻して(シフト排紙センサ14がオンからオフ
になってからシフトモータ16の駆動を開始するまでの
時間TをTaからT0に戻して)上記枚数カウント値N
を0にリセットする。
【0044】また、CPU26は、ステップS4でシフ
トトレイ紙有無センサ15がオンである場合にはステッ
プS5で、紙面センサ13がオンである(シフトトレイ
2上のシート11の一部が取り除かれた)か否かを判断
し、紙面センサ13がオンである場合にはステップS6
で、搬送モータ31を制御すると共に画像形成装置にこ
の状態を知らせて後処理装置1および画像形成装置にお
ける作業中以外のシート搬送処理を停止させ、表示手段
としての本体ディスプレイ(画像形成装置のディスプレ
イ)に「シフトトレイから紙(シート)を全て取り除い
て下さい」というメッセージを表示させる。
【0045】そして、CPU26は、ステップS7でシ
フトトレイ紙有無センサ15がオンであるか否かを判断
し、シフトトレイ紙有無センサ15がオンである場合に
はステップS7を繰り返して実行する。CPU26は、
ステップS7でシフトトレイ紙有無センサ15がオフに
なると、ステップS8で本体ディスプレイの表示を元に
戻し、搬送モータ31を制御すると共に画像形成装置に
この状態を知らせて後処理装置1および画像形成装置に
シート搬送処理を再開させた後に、ステップS9で、上
記枚数カウント値Nを0にリセットしてシフトモータ1
6の駆動タイミングを初期状態に戻す(シフト排紙セン
サ14がオンからオフになってからシフトモータ16の
駆動を開始するまでの時間TをT0に設定する)。この
ように、CPU26は、シフトトレイ2に排出されるシ
ートの枚数によりシフトトレイ2の前後移動開始タイミ
ングを可変する制御手段を構成する。
【0046】この第1実施形態は、請求項1に係る発明
の一実施形態であり、画像形成装置シートが排出される
トレイ2と、このトレイ2をシート排出方向と垂直な前
後方向に移動させるタイミングベルト19、ウォーム2
0、ウォームホイール22、ピン21、エンドフェンス
18からなるシフト機構と、このシフト機構を駆動する
シフトモータ16からなるトレイ前後移動手段とを有す
る後処理装置において、前記トレイ2に排出されるシー
トを計数する計数手段(シフト排紙センサ14、CPU
26)と、この計数手段で計数したシートの枚数により
前記トレイ2の前後移動開始タイミングを可変する制御
手段としてのCPU26とを備えたので、トレイのシー
トスタック品質を変えることなくトレイの生産性を向上
させることができる。
【0047】第1実施形態は2種の枚数カウント値(N
a以上とNa未満)によりシフトモータ16の駆動開始
タイミングを制御する場合の一実施形態であるが、3種
以上の枚数カウント値(Na>N、Na≦N<Nb、N
b≦N<Nc・・・Nz≦N)によりシフトモータ16
の駆動開始タイミングを制御する場合には、CPU26
は、Na>Nの時にシフト排紙センサ14がオンからオ
フになってからシフトモータ16の駆動を開始するまで
の時間TをT=T0とし、Na≦N<Nbの時にT=T
aとし、Nb≦N<Ncの時にT=Tbとし、・・・、
Nz≦Nの時にT=Tzとする。ここに、T0>Ta>
Tb>Tc・・・>Tzである。
【0048】図9は本発明の第2実施形態の動作フロー
を示す。この第2実施形態では、上記第1実施形態にお
いて、図8に示す動作フローの代りに図9に示す動作フ
ローを実行する。すなわち、CPU26は、シフトモー
タ16の駆動タイミングを、初期状態(シート枚数カウ
ント値が0枚の状態)ではシフト排紙センサ14がオン
からオフになってから(シートの後端がシフト排紙セン
サ14を通過してから)T0秒が経過した後にシフトモ
ータ16の駆動を開始するタイミングとする。
【0049】CPU26は、ステップS10で、シフト
排紙センサ14からの入力信号により、画像形成装置か
ら排出されてシフトトレイ2へ排出されるシートの枚数
カウントとサイズ検知を行う。従って、シフト排紙セン
サ14及びCPU26は、シフトトレイ2に排出される
シートを計数する計数手段と、シフトトレイ2に排出さ
れるシートのサイズを検知するサイズ検知手段とを構成
する。
【0050】そして、CPU26は、シートの枚数カウ
ント結果とシートのサイズ検知結果より各シートサイズ
j(j=a,b,・・・z)毎のシートのカウント枚数
Njを求め、各シートサイズj毎のシートのカウント量
Sj(シフト排紙センサ14からの入力信号により、各
シートサイズj毎にシートに応じて量としてカウントし
た値)をSj=kj×Njとして、総カウント量S(シ
フトトレイ2のシートスタック量)を S=ka×Na+kb×Nb+・・・+kz×Nz なる計算で求める。
【0051】ここに、kjは、総カウント量Sを計算す
る上で用いる係数であり、例えばA4のシートサイズで
2とするならば、A3のシートサイズでは4、A5のシ
ートサイズでは1とするように量としてシフトトレイ2
のシートスタック量を計算できるように各シートサイズ
jに応じて設定した値である。
【0052】次に、CPU26は、総カウント量Sによ
りシフトモータ16の駆動タイミングを、シフト排紙セ
ンサ14がオンからオフになってから(シートの後端が
シフト排紙センサ14を通過してから)Tj(Ta,T
b,・・・Tz)秒が経過した後にシフトモータ16の
駆動を開始するタイミングとする。Tjは総カウント量
S毎に設定され、例えば総カウント量Sを0≦S<S
a,Sa≦S<Sb,Sb≦Sの3種類に設定した場合
には、ステップS11〜S14で、総カウント量Sが0
≦S<Saならばシフトモータ16の駆動タイミング
を、シフト排紙センサ14がオンからオフになってから
(シートの後端がシフト排紙センサ14を通過してか
ら)シフトモータ16の駆動を開始するまでの時間Tが
0秒になるタイミングとし、総カウント量SがSa≦
S<SbならばT=Taとし、総カウント量SがSb≦
SならばT=Tbとする。なお、TjはT0>Ta>T
bという関係にある。
【0053】このように、CPU26は、第1実施形態
におけるステップS1〜S3の代りにステップS10〜
S14を実行してステップS4に進み、かつ、ステップ
S9の代りにステップS15を実行する。CPU26
は、ステップS15では、上記総カウント量Sを0にリ
セットしてシフトモータ16の駆動タイミングを初期状
態に戻す(シフト排紙センサ14がオンからオフになっ
てからシフトモータ16の駆動を開始するまでの時間T
をT0に設定する)。従って、CPU26は、シフトト
レイ2に排出されるシートの枚数とサイズによりシフト
トレイ2の前後移動開始タイミングを可変する制御手段
を構成する。
【0054】この第2実施形態は、請求項2に係る発明
の一実施形態であり、画像形成装置からのシートが排出
されるトレイ2と、このトレイ2をシート排出方向と垂
直な前後方向に移動させるタイミングベルト19、ウォ
ーム20、ウォームホイール22、ピン21、エンドフ
ェンス18からなるシフト機構と、このシフト機構を駆
動するシフトモータ16からなるトレイ前後移動手段と
を有する後処理装置において、前記トレイ2に排出され
るシートを計数する計数手段としてのシフト排紙センサ
14及びCPU26と、前記トレイ2に排出されるシー
トのサイズを検知するサイズ検知手段としてのシフト排
紙センサ14及びCPU26と、前記計数手段で計数し
たシートの枚数と、前記サイズ検知手段で検知したシー
トのサイズにより前記トレイ2の前後移動開始タイミン
グを可変する制御手段としてのCPU26とを備えたの
で、トレイの前後移動開始タイミングを請求項1記載の
後処理装置よりも細かく制御することができ、トレイの
生産性を向上させることができる。
【0055】図5は本発明の第3実施形態の概略を示
す。この第3実施形態では、上記第1実施形態におい
て、シフトトレイ2が上下方向に移動する上下移動路に
は1個以上の位置検知手段としての透過型センサからな
る位置検知センサ32a,32b・・・が取り付けら
れ、シフトトレイ2を上下リフトベルト7に支持する支
持部にはトレイ位置検知用遮蔽板33が取り付けられ
る。
【0056】トレイ位置検知用遮蔽板33は上下リフト
ベルト7の回動に伴うシフトトレイ2の上下方向移動に
対応して上下方向に移動し、位置検知センサ32a,3
2b・・・はトレイ位置検知用遮蔽板33を光学的に検
知することで、シフトトレイ2を上下方向の各所定位置
で検知する。透過型センサからなる下限センサ34はシ
フトトレイ2を下限位置で検知する。また、図6に示す
ようにシフトトレイ紙有無センサ15が省略される。
【0057】図10は第3実施形態の動作フローを示
す。この第3実施形態では、上記第1実施形態における
図8に示すような動作フローの代りに図10に示す動作
フローを実行する。CPU26は、ステップS16〜S
19で位置検知センサ32a〜32dからの入力信号よ
り位置検知センサ32a,32b・・・がそれぞれオフ
したか否かを判断し、初期状態(位置検知センサ32a
がシフトトレイ2を検知してオンした状態)ではシフト
モータ16の駆動タイミングを、シフト排紙センサ14
がオンからオフになってから(シートの後端がシフト排
紙センサ14を通過してから)Ta秒が経過した後にシ
フトモータ16の駆動を開始するタイミングとする(ス
テップS20)。
【0058】また、CPU26は、上下モータ9を上述
のように制御してシートがシフトトレイ2へ排出されて
いくに従って上下モータ9にシフトトレイ2を下げさせ
るが、位置検知センサ32iがオンするとシフト排紙セ
ンサ14がオンからオフになってからシフトモータ16
の駆動を開始するまでの時間TをTiとする。ここに、
Tiは各位置検知センサ32a,32b・・・毎に設定
されており、Ta>Tb>Tc>Td・・・という関係
にある。
【0059】位置検知センサ32a,32b・・・とし
て4つの位置検知センサ32a〜32dが用いられた場
合の例では、CPU26は、位置検知センサ32bがオ
ンすると、ステップS21でシフト排紙センサ14がオ
ンからオフになってからシフトモータ16の駆動を開始
するまでの時間TをTbとする。
【0060】また、CPU26は、位置検知センサ32
cがオンすると、ステップS22でシフト排紙センサ1
4がオンからオフになってからシフトモータ16の駆動
を開始するまでの時間TをTcとする。さらに、CPU
26は、位置検知センサ32dがオンすると、ステップ
S23でシフト排紙センサ14がオンからオフになって
からシフトモータ16の駆動を開始するまでの時間Tを
Tdとする。このように、CPU26は、位置検知セン
サ32a,32b・・・で検知したシフトトレイ2の位
置によりシフトトレイ2の前後移動開始タイミングを可
変する制御手段を構成する。
【0061】この第3実施形態は、請求項3に係る発明
の一実施形態であり、画像形成装置からのシートが排出
されて積載され積載シートの高さにより上下移動するト
レイ2と、このトレイ2をシート排出方向と垂直な前後
方向に移動させるタイミングベルト19、ウォーム2
0、ウォームホイール22、ピン21、エンドフェンス
18からなるシフト機構と、このシフト機構を駆動する
シフトモータ16からなるトレイ前後移動手段とを有す
る後処理装置において、前記トレイ2の位置を検知する
位置検知手段としての位置検知センサ32a,32b・
・・と、この位置検知手段32a,32b・・・で検知
したトレイ2の位置により前記トレイ2の前後移動開始
タイミングを可変する制御手段としてのCPU26とを
備えたので、トレイに排出されて積載されるシートをそ
の積載途中で取り除く時にその積載シートの一部だけを
取り除くことが可能になり、トレイの生産性と作業効率
を向上させることができる。
【0062】図7は本発明の第4実施形態の一部を示
す。この第4実施形態では、上記第1実施形態におい
て、DCモータからなるシフトモータ16の代りにDC
ブラシレスモータ等の速度制御可能なモータからなるシ
フトモータ35が用いられる。CPU26は、シフトモ
ータ35の駆動タイミングを一定とし、シフト排紙セン
サ14がオンからオフになってから(シートの後端がシ
フト排紙センサ14を通過してから)T秒が経過した後
にシフトモータ35の駆動を開始する。
【0063】Tはシフトモータ35を駆動するシフト駆
動時間との兼ね合いから、その対応PPMを達成するの
に必要な時間に設定される。CPU26は、シフトトレ
イ2の前後移動時間をシフトトレイ2に積載されるシー
トの枚数及びサイズによらず一定となるようにシフトモ
ータ35の速度制御を行ってシフトトレイ2の前後移動
速度を制御する。従って、CPU26は、シフトトレイ
2の前後移動時間をシフトトレイ2に積載されるシート
の枚数及びサイズによらず一定となるようにシフトモー
タ35の速度制御を行ってシフトトレイ2の前後移動速
度を制御する制御手段を構成する。
【0064】シフトモータ35の制御速度の設定値とし
ては、その上限を対応PPMを達成できる速度(シフト
移動時間)、下限をシフトトレイ2のシートスタック品
質を満足する速度として、上限から下限までの範囲内で
一定値とする。なお、シフトモータ35の制御速度の設
定値は、シフトトレイ2のシートスタック品質を重視す
る時には遅い速度に設定し、生産性を重視する時には速
い速度に設定する。
【0065】この第4実施形態は、請求項4に係る発明
の一実施形態であり、画像形成装置からのシートが排出
されるトレイ2と、このトレイ2をシート排出方向と垂
直な前後方向に移動させるタイミングベルト19、ウォ
ーム20、ウォームホイール22、ピン21、エンドフ
ェンス18からなるシフト機構と、このシフト機構を駆
動するシフトモータ35からなるトレイ前後移動手段と
を有する後処理装置において、前記トレイ2の前後移動
時間を前記トレイ2に積載されるシートの枚数及びサイ
ズによらず一定となるように前記トレイ2の前後移動速
度を制御する制御手段としてのCPU26を備えたの
で、トレイの積載シートの重量によらずトレイのシート
排出方向と垂直な方向の移動速度を遅く設定する(トレ
イの積載シートの重量によらずトレイのシート排出方向
と垂直な方向の移動時間を長く設定する)ことで、トレ
イのシートスタック品質を向上させることができ、逆に
トレイの積載シートの重量によらずトレイのシート排出
方向と垂直な方向の移動速度を速く設定する(トレイの
積載シートの重量によらずトレイのシート排出方向と垂
直な方向の移動時間を短く設定する)ことで、トレイの
生産性を向上させることができる。
【0066】ところで、上記第1実施形態乃至第4実施
形態では、シフトトレイ2上のシートを検出するシフト
紙有無センサ15の追加(第1,2実施形態)、シフト
トレイ2の上下方向の位置を検知する位置検知センサ3
2a〜32dの追加(第3実施形態)、シフトモータ1
6からシフトモータ35への変更(第4実施形態)、及
びそれらの電装部品の制御回路への追加によりコストア
ップする。また、この検出手段の検出結果を計数する計
数手段が複雑になる。また、トレイの前後移動の開始タ
イミングを変える条件となるトレイ積載シート量を設定
する必要があり、設計に時間を要する。さらに、トレイ
の前後移動の開始タイミングを早くするのにも限界があ
り、トレイのメカ的なシート積載能力に余裕があって
も、トレイのシートスタック品質の未達成でトレイのシ
ート積載が不可となる。
【0067】そこで、以下に述べる本発明の第5実施形
態及び第6実施携帯は、トレイの前後移動の開始タイミ
ングを変更する条件となる、トレイ上の積載シートの量
を計数する手段を改善して最適化し、さらに通常のPP
Mではトレイのシートスタック品質を満足できなくても
トレイにメカ的なシート積載能力がある場合にはシート
の後処理を継続できるようにしようとするものである。
【0068】図11は本発明の第5実施形態の構成を示
し、図12は第5実施形態のシフトトレイ部の詳細を示
し、図13は第5実施形態のシフトトレイ駆動部を示
す。この第5実施形態の後処理装置1では、上記第1実
施形態において、シフトトレイ2が上下方向に移動する
上下移動路の下部に、シフトトレイ2が下限位置に達し
たことを検知するセンサとしてのシフト下限センサ36
が取り付けられ、シフトトレイ2を上下リフトベルト7
に支持する支持部にはトレイ位置検知用遮蔽板33が取
り付けられる。
【0069】シフトトレイ2が下降してトレイ位置検知
用遮蔽板33がシフト下限センサ36の位置までくる
と、シフト下限センサ36がトレイ位置検知用遮蔽板3
3によりオンされる。CPU26はシフト下限センサ3
6からの検知信号によりシフト下限センサ36がオフか
らオンになるとシフト上下モータ9を停止させてシフト
トレイ2を下限位置で停止させる。
【0070】シフトトレイ駆動ユニット17はシフト移
動用カム37がウォームホイール22と同軸的に一体に
取り付けられ、このシフト移動用カム37はシフトモー
タ16によりタイミングベルト19、ウォーム20、ウ
ォームホイール22を介して回転駆動される。シフトト
レイ2がホーム位置に来てシフト移動用カム37の切り
欠き部37aがシフトホームセンサ38の検知位置に来
ると、シフトホームセンサ38がオフとなる。
【0071】CPU26はシフトホームセンサ38から
の検知信号によりシフトトレイ2がホーム位置に来てシ
フトホームセンサ38がオンからオフになるとシフトモ
ータ16を停止させてシフトトレイ2をホーム位置で停
止させる。また、後処理装置1における印刷配線板39
上のCPU26と画像形成装置40の制御部とはインタ
ーフェースハーネス41を介して情報を送受信する。
【0072】図14は第5実施形態の動作フローを示
す。CPU26は、ステップS31で初期状態であるか
否かを判断し、初期状態であればステップS39でシフ
トトレイ2のシフト移動の開始タイミングTnをシフト
排紙センサ14がオンからオフになって(シートの後端
がシフト排紙センサ14を抜けて)からTa秒後にシフ
トトレイ2のシフト移動が開始されるようにTaに設定
し、比較時間tを0に設定する。シフトトレイ2のシフ
ト移動の開始タイミングTn[n=a,b,c,・・
・,z](Ta>Tb>Tc・・・>Tz:Taは初期
状態、Tzはシフトトレイ2のシフト移動の開始タイミ
ングを遅らせられる下限値)は以下に説明する条件によ
り変更する。
【0073】CPU26は、シフトトレイ2のシフト動
作が行われる時にはシフト時間(CPU26からシフト
モータ16のオン信号が出力されてシフトトレイ2のシ
フト動作が開始されてからシフトモータ16のオフ信号
が出力されてシフトトレイ2のシフト動作が終了するま
での時間)Tをカウントする。CPU26は、ステップ
32でシフトモータ16のオン信号を出力してシフトモ
ータ16を回転させることによりシフトトレイ2のシフ
ト移動を開始させるが、ステップS34〜S36でシフ
ト時間Tとプログラム上設定された時間TMn[n=
a,b,c,・・・,z]との関係を判断し、T<TM
aの場合にはステップS40でシフトトレイ2のシフト
移動の開始タイミングTnをTa(初期状態)に変更す
る。
【0074】また、CPU26は、TMa≦T<TMb
の場合にはシフトトレイ2のシフト移動の開始タイミン
グTnをTbに変更し、TMb≦T<TMcの場合には
シフトトレイ2のシフト移動の開始タイミングTnをT
cに変更し、以下同様にシフトトレイ2のシフト移動の
開始タイミングTnを設定し、TMy≦T<TMzの場
合にはステップS41でシフトトレイ2のシフト移動の
開始タイミングTnをTzに変更する。
【0075】CPU26は、シフトトレイ2のシフト移
動の開始タイミングTnをTn[n=a,b,c,・・
・,z]に変更した場合には、それに対応して比較時間
tにTMm[m=a,b,c,・・・,z](TMa=
0)を記録する。そして、CPU26は、次にシフト時
間Tを検出した際にステップS34でシフト時間Tと比
較時間t、及び(t−β)(βはシフト時間Tのバラツ
キから設定する時間)を比較し、t−β≦T<tとなる
場合にはシフト時間のバラツキが生じたと判断してシフ
トトレイ2のシフト移動の開始タイミングTnの変更及
び比較時間Tの変更を行わない。つまり、CPU26
は、シフト時間がその前に検出されたシフト時間よりも
短くなった場合には、それらのシフト時間の差が一定時
間β以内であればシフト時間のバラツキであるとみてシ
フトトレイ2の前後方向移動の開始タイミングの変更を
行わない。
【0076】また、CPU26は、TMz≦Tの場合に
はステップS37で作業中の処理を終了した後に画像形
成装置40、後処理装置1とも停止させ、ステップS3
8で紙面センサ13からの検知信号をチェックしてシフ
トトレイ2上から積載シート11が取り除かれたか否か
を判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積載
シート11が取り除かれていない場合にはシフトトレイ
2上から積載シート11が取り除かれたか否かを繰り返
して判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積
載シート11が取り除かれた場合にはシフトトレイ2の
シフト移動の開始タイミングTnを初期状態に戻して処
理を再開する。
【0077】なお、CPU26は、ステップS33でシ
フト下限センサ36がオンしたかどうか、シフト時間T
がT≧TMα(TMα:シフトトレイ2上の積載シート
の重さがシフトトレイ2のメカ強度の限界となった時の
シフト時間)となったかどうかを判断し、シフト下限セ
ンサ36がオンした場合、或いはシフト時間TがT≧T
Mαとなった場合にはT<TMzであってもステップS
37に飛んで作業中の処理を終了した後に画像形成装置
40、後処理装置1とも停止させ、ステップS38で紙
面センサ13からの検知信号をチェックしてシフトトレ
イ2上から積載シート11が取り除かれたか否かを判断
する。
【0078】CPU26は、シフトトレイ2上から積載
シート11が取り除かれていない場合にはシフトトレイ
2上から積載シート11が取り除かれたか否かを繰り返
して判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積
載シート11が取り除かれた場合にはシフトトレイ2の
シフト移動の開始タイミングTnを初期状態に戻して処
理を再開する。図14はシフトトレイ2のシフト移動の
開始タイミングTnがTn[n=a,z]で、プログラ
ム上設定された時間TMnがTMn[n=a,z]であ
る場合について示す。
【0079】この第5実施形態は、請求項5に係る発明
の実施形態であり、画像形成装置40からのシートが排
出されるトレイ2と、このトレイ2をシート排出方向と
垂直な前後方向に移動させるタイミングベルト19、ウ
ォーム20、ウォームホイール22、ピン21、エンド
フェンス18からなるシフト機構と、このシフト機構を
駆動するシフトモータ16からなるトレイ前後移動手段
と、前記トレイ2を上下方向に移動させる上下リフトベ
ルト7、伝達機構8、上下モータ9からなるトレイ上下
移動手段と、前記トレイ2の前後方向移動時間を検出す
る検出手段としてのCPU26とを有する後処理装置に
おいて、前記検出手段で検出された前記トレイ2の前後
方向移動時間に応じて前記トレイ2の前後方向移動の開
始タイミングを可変する制御手段としてのCPU26を
備えたので、部品を追加することなく実現でき、トレイ
の前後方向移動時間に応じてトレイの前後方向移動開始
タイミングを可変することで、トレイのシートスタック
品質を保ったままトレイの生産性を向上させることがで
きる。
【0080】また、第5実施形態は、請求項8に係る発
明の実施形態であり、制御手段としてのCPU26は、
前記検出手段で検出された前記トレイ2の前後方向移動
時間がその前に前記検出手段で検出された前記トレイ2
の前後方向移動時間よりも短くなった場合には、それら
の前後方向移動時間の差が一定時間β以内であれば前後
方向移動時間のバラツキであるとみて前記トレイ2の前
後方向移動の開始タイミングの変更を行わせないので、
トレイの前後方向移動時間のバラツキによる制御の変更
を行わなくて済み、トレイの前後方向移動毎にトレイの
前後方向移動時間が変わるようなことがなく安定した動
作が可能となる。
【0081】図15は本発明の第6実施形態の動作フロ
ーを示す。この第6実施形態では、上記第5実施形態に
おいて、図14に示す動作フローの代わりに図15に示
す動作フローを実行する。CPU26は、画像形成装置
40の制御部に信号Sn[n=a,b,c,・・・,
z](Saは通常のPPM(初期状態)となるように画
像形成装置40の各部を制御させ、Sb,Sc,・・
・,Szの順にPPMが遅くなるように画像形成装置4
0の各部を制御させる命令を送る信号とする)をインタ
ーフェースハーネス41内の電線(TXD)を通して送
信するものとする。画像形成装置40の制御部は、画像
形成装置40のPPMがCPU26から受信したSnに
対応したPPMになるように画像形成装置の各部を制御
する。
【0082】CPU26は、ステップS51で初期状態
であるか否かを判断し、初期状態であればステップS5
9で信号SnをSaに設定して比較時間tを0に設定す
る。CPU26は、シフトトレイ2のシフト動作が行わ
れる時にはシフト時間(CPU26からシフトモータ1
6のオン信号が出力されてシフトトレイ2のシフト動作
が開始されてからシフトモータ16のオフ信号が出力さ
れてシフトトレイ2のシフト動作が終了するまでの時
間)Tをカウントする。
【0083】CPU26は、ステップ52でシフトモー
タ16のオン信号を出力してシフトモータ16を回転さ
せることによりシフトトレイ2のシフト移動を開始させ
るが、ステップS54〜S56でシフト時間Tとプログ
ラム上設定された時間TMn[n=a,b,c,・・
・,z]との関係を判断し、T<TMaの場合にはステ
ップS60で信号Saをインターフェースハーネス41
内の電線(TXD)を通して画像形成装置40の制御部
に送信する。このため、画像形成装置40の制御部は、
画像形成装置40のPPMがSaに対応したPPMにな
るように画像形成装置40の各部を制御する。
【0084】また、CPU26は、TMa≦T<TMb
の場合には信号Sbをインターフェースハーネス41内
の電線(TXD)を通して画像形成装置40の制御部に
送信する。このため、画像形成装置40の制御部は、画
像形成装置40のPPMがSbに対応したPPMになる
ように画像形成装置40の各部を制御する。
【0085】以下同様にCPU26は、シフト時間Tと
プログラム上設定された時間TMnとの関係に応じて信
号Sc,・・・Syをインターフェースハーネス41内
の電線(TXD)を通して画像形成装置40の制御部に
送信する。このため、画像形成装置40の制御部は、画
像形成装置40のPPMがSc,・・・Syに対応した
PPMになるように画像形成装置40の各部を制御す
る。また、CPU26は、TMy≦T<TMzの場合に
は信号Szをインターフェースハーネス41内の電線
(TXD)を通して画像形成装置40の制御部に送信す
る。このため、画像形成装置40の制御部は、画像形成
装置40のPPMがSzに対応したPPMになるように
画像形成装置40の各部を制御する。
【0086】CPU26は、信号Snをインターフェー
スハーネス41内の電線(TXD)を通して画像形成装
置40の制御部に送信した場合には、それに対応して比
較時間tにTMm[m=a,b,c,・・・,z](T
Ma=0)を記録する。そして、CPU26は、次にシ
フト時間Tを検出した際にステップS54でシフト時間
Tを比較時間t、及び(t−β)(βはシフト時間Tの
バラツキから設定する時間)と比較し、t−β≦T<t
となる場合にはシフト時間のバラツキが生じたと判断し
て画像形成装置40の制御部への信号Snの送信を行わ
ない。つまり、CPU26は、シフト時間がその前に検
出されたシフト時間よりも短くなった場合には、それら
のシフト時間の差が一定時間β以内であればシフト時間
のバラツキであるとみて画像形成装置40の制御部への
信号Snの送信を行わない。
【0087】また、CPU26は、TMz≦Tの場合に
はステップS57で作業中の処理を終了した後に画像形
成装置40、後処理装置1とも停止させ、ステップS5
8で紙面センサ13からの検知信号をチェックしてシフ
トトレイ2上から積載シート11が取り除かれたか否か
を判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積載
シート11が取り除かれていない場合にはシフトトレイ
2上から積載シート11が取り除かれたか否かを繰り返
して判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積
載シート11が取り除かれた場合にはステップS62で
信号SnをSaに戻して処理を再開する。
【0088】また、CPU26は、画像形成装置40の
制御部への信号Snの送信を行う場合にはステップS6
4で画像形成装置40の制御部へ信号Snを送信してこ
の信号Snの状態を信号sに保存し、また、ステップS
63で信号sと信号Snが一致するか否かを判断して信
号sと信号Snが一致する場合にのみステップS64に
進み画像形成装置40の制御部へ信号Snを送信してこ
の信号Snの状態を信号sに保存する。
【0089】なお、CPU26は、ステップS53でシ
フト下限センサ36がオンしたかどうか、シフト時間T
がT≧TMα(TMα:シフトトレイ2上の積載シート
の重さがシフトトレイ2のメカ強度の限界となった時の
シフト時間)となったかどうかを判断し、シフト下限セ
ンサ36がオンした場合、或いはシフト時間TがT≧T
Mαとなった場合にはT<TMzであってもステップS
57に飛んで作業中の処理を終了した後に画像形成装置
40、後処理装置1とも停止させ、ステップS58で紙
面センサ13からの検知信号をチェックしてシフトトレ
イ2上から積載シート11が取り除かれたか否かを判断
する。
【0090】CPU26は、シフトトレイ2上から積載
シート11が取り除かれていない場合にはシフトトレイ
2上から積載シート11が取り除かれたか否かを繰り返
して判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積
載シート11が取り除かれた場合にはステップS62で
信号SnをSaに戻して処理を再開する。図15は画像
形成装置40のPPM変更に関する信号SnがSn[n
=a,z]で、プログラム上設定された時間TMnがT
Mn[n=a,z]である場合について示す。この第6
実施形態は、請求項6に係る発明の実施形態であり、第
5実施形態において、前記制御手段としてのCPU26
は前記検出手段としてのCPU26で検出された前記ト
レイ2の前後方向移動時間に応じて前記画像形成装置4
0の1分間に画像形成可能なシートの枚数(PPM)を
可変させるので、トレイの積載シート枚数がトレイのシ
ートスタック品質を良好に保てるトレイ最大積載シート
枚数を越えた場合でも(通常のPPMではトレイのシー
トスタック品質を満足できない場合でも)、画像形成装
置のPPMをトレイの前後方向移動時間に応じて遅くさ
せることで、トレイにメカ的なシート積載能力がある場
合に生産性は通常より低くなるが、トレイのシートスタ
ック品質を良く保ったままシートの後処理を継続するこ
とができる。
【0091】また、この第6実施形態は、請求項7に係
る発明の実施形態であり、第5実施形態において、前記
制御手段としてのCPU26は前記検出手段としてのC
PU26で検出された前記トレイ2の前後方向移動時間
に応じて前記画像形成装置40の1分間に画像形成可能
なシートの枚数(PPM)を可変させるための信号を前
記画像形成装置40に送信するので、トレイの積載シー
ト枚数がトレイのシートスタック品質を良好に保てるト
レイ最大積載シート枚数を越えた場合でも(通常のPP
Mではトレイのシートスタック品質を満足できない場合
でも)、画像形成装置のPPMをトレイの前後方向移動
時間に応じて遅くさせることで、トレイにメカ的なシー
ト積載能力がある場合に生産性は通常より低くなるが、
トレイのシートスタック品質を良く保ったままシートの
後処理を継続することができる。また、この第6実施形
態は、請求項9に係る発明の実施形態であり、制御手段
としてのCPU26は、検出手段としてのCPU26で
検出された前記トレイ2の前後方向移動時間がその前に
前記検出手段で検出された前記トレイ2の前後方向移動
時間よりも短くなった場合には、それらの前後方向移動
時間の差が一定時間以内であればバラツキであるとみて
前記画像形成装置40の1分間に画像形成可能なシート
の枚数(PPM)の変更を行わせないので、トレイの前
後方向移動時間のバラツキによる制御の変更を行わなく
て済み、トレイの前後方向移動毎に画像形成装置のPP
Mが変わるようなことがなく安定した動作が可能とな
る。
【0092】また、この第6実施形態は、請求項10に
係る発明の実施形態であり、制御手段としてのCPU2
6は、検出手段としてのCPU26で検出されたトレイ
2の前後方向移動時間がその前に前記検出手段で検出さ
れた前記トレイ2の前後方向移動時間よりも短くなった
場合には、それらの前後方向移動時間の差が一定時間以
内であればバラツキであるとみて画像形成装置40の1
分間に画像形成可能なシートの枚数(PPM)を可変さ
せるための信号の送信を行わないので、トレイの前後方
向移動時間のバラツキによる制御の変更を行わなくて済
み、トレイの前後方向移動毎に画像形成装置のPPMが
変わるようなことがなく安定した動作が可能となる。
【0093】図16は本発明の第7実施形態の動作フロ
ーを示す。この第7実施形態は、上記第5実施形態にお
いて、図14に示す動作フローの代わりに図16に示す
動作フローを実行する。CPU26は、ステップS71
で初期状態であるか否かを判断し、初期状態であればス
テップS72で電圧制御回路をオンにしてその出力電圧
を通常の電圧Vaから所定の電圧Vb(Va>Vb)に
低減させる。
【0094】この電圧制御回路は、CPU26からの入
力信号により出力電圧を通常の電圧Vaから所定の電圧
Vbに低減させる回路であり、電圧Vbを一定値になる
ように制御するもの、或いは電圧Vbを電圧Vaのα倍
(α<1)となるように制御するものが用いられる。D
Cモータからなるシフトモータ16は、上記電圧制御回
路の出力電圧により駆動される。第7実施形態では1つ
の電圧制御回路でシフトモータ16の駆動電圧を制御す
るが、複数の電圧制御回路でシフトモータ16の駆動電
圧を多段制御するようにしてもよい。
【0095】CPU26は、ステップS73でシフトモ
ータ16のオン信号を出力してシフトモータ16をオン
させることにより、シフトトレイ2のシフト動作を開始
させ、その後、所定のタイミングでシフトモータ16の
オフ信号を出力してシフトモータ16をオフさせること
により、シフトトレイ2のシフト動作を終了させる。C
PU26は、シフトトレイ2のシフト動作が行われる時
にシフト時間(CPU26がシフトモータ16のオン信
号を出力してからシフトモータ16のオフ信号を出力す
るまでの時間:シフトトレイ2の前後移動時間)Tをカ
ウントする。したがって、CPU26は、シフト時間
(シフトトレイ2の前後移動時間)Tを検出する検出手
段を構成する。
【0096】CPU26は、ステップS74で電圧制御
回路がオンであるか否かを判断し、電圧制御回路がオン
であればステップS75でシフト時間Tとプログラム上
設定された時間TMb(シフト時間Tの上限となる上限
時間)との関係を調べてT>TMbとなった場合にステ
ップS76で電圧制御回路をオフさせてシフトモータ1
6の駆動電圧をVaにする。
【0097】CPU26は、電圧制御回路がオフになっ
た後にステップS77でシフト下限センサ36がオンし
たかどうかを判断し、シフト下限センサ36がオンした
場合にはステップS78で作業中の処理を終了した後に
画像形成装置40、後処理装置1とも停止させ、ステッ
プS79で紙面センサ13からの検知信号をチェックし
てシフトトレイ2上から積載シート11が取り除かれた
か否かを判断する。CPU26は、シフトトレイ2上か
ら積載シート11が取り除かれていない場合にはシフト
トレイ2上から積載シート11が取り除かれたか否かを
繰り返して判断する。CPU26は、シフトトレイ2上
から積載シート11が取り除かれた場合には初期状態に
戻して処理を再開する。
【0098】また、CPU26は、電圧制御回路がオフ
になった後にステップS80、S82でシフト時間Tと
プログラム上設定された時間TMa(シフト時間Tの下
限となる下限時間)、TMbとの関係を調べてT>TM
bとなった場合にステップS78で作業中の処理を終了
した後に画像形成装置40、後処理装置1とも停止さ
せ、ステップS79で紙面センサ13からの検知信号を
チェックしてシフトトレイ2上から積載シート11が取
り除かれたか否かを判断する。
【0099】CPU26は、シフトトレイ2上から積載
シート11が取り除かれていない場合にはシフトトレイ
2上から積載シート11が取り除かれたか否かを繰り返
して判断する。CPU26は、シフトトレイ2上から積
載シート11が取り除かれた場合には初期状態に戻して
処理を再開する。また、CPU26は、電圧制御回路が
オフした後にT<TMaとなった場合にはステップS8
1で電圧制御回路をオンさせてシフトモータ16の駆動
電圧をVbに低減させる。このように、CPU26及び
電圧制御回路は、シフト時間(シフトトレイ2の前後移
動時間)Tに応じてシフトモータ16の駆動電圧を可変
する制御手段を構成している。
【0100】この第7実施形態は、請求項11に係る発
明の実施形態であり、画像形成装置からのシートが排出
されるトレイ2と、このトレイ2をシート排出方向と垂
直な前後方向に移動させるタイミングベルト19、ウォ
ーム20、ウォームホイール22、ピン21、エンドフ
ェンス18からなるシフト機構と、このシフト機構を駆
動するモータ16からなるトレイ前後移動手段と、前記
トレイ2を上下方向に移動させる上下リフトベルト7、
伝達機構8、上下モータ9からなる上下移動手段とを有
する後処理装置において、前記トレイ2の前後移動時間
を検出する検出手段としてのCPU26と、この検出手
段26で検出した前後移動時間に応じて前記モータ16
の駆動電圧を可変する制御手段としてのCPU26とを
備えたので、トレイのシートスタック品質を保持したま
ま生産性を上げることができる。
【0101】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、トレイのスタック品質を変えるこ
となくトレイの生産性を向上させることができる。
【0102】請求項2に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイの前後移動開始タイミングを請求項1記載
の後処理装置よりも細かく制御することができ、トレイ
の生産性を向上させることができる。
【0103】請求項3に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイに排出されて積載されるシートをその積載
途中で取り除く時にその積載シートの一部だけを取り除
くことが可能になり、トレイの生産性と作業効率を向上
させることができる。
【0104】請求項4に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイの積載シートの重量によらずトレイのシー
ト排出方向と垂直な方向の移動速度を遅く設定する(ト
レイの積載シートの重量によらずトレイのシート排出方
向と垂直な方向の移動時間を長く設定する)ことで、ト
レイのシートスタック品質を向上させることができ、逆
にトレイの積載シートの重量によらずトレイのシート排
出方向と垂直な方向の移動速度を速く設定する(トレイ
の積載シートの重量によらずトレイのシート排出方向と
垂直な方向の移動時間を短く設定する)ことで、トレイ
の生産性を向上させることができる。
【0105】請求項5に係る発明によれば、上記構成に
より、部品を追加することなく実現でき、トレイの前後
方向移動時間に応じてトレイの前後方向移動開始タイミ
ングを可変することで、トレイのシートスタック品質を
保ったままトレイの生産性を向上させることができる。
【0106】請求項6に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイの積載シート枚数がトレイのシートスタッ
ク品質を良好に保てるトレイ最大積載シート枚数を越え
た場合でも(通常のPPMではトレイのシートスタック
品質を満足できない場合でも)、画像形成装置のPPM
をトレイの前後方向移動時間に応じて遅くさせること
で、トレイにメカ的なシート積載能力がある場合に生産
性は通常より低くなるが、トレイのシートスタック品質
を良く保ったままシートの後処理を継続することができ
る。
【0107】請求項7に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイの積載シート枚数がトレイのシートスタッ
ク品質を良好に保てるトレイ最大積載シート枚数を越え
た場合でも(通常のPPMではトレイのシートスタック
品質を満足できない場合でも)、画像形成装置のPPM
をトレイの前後方向移動時間に応じて遅くすることで、
トレイにメカ的なシート積載能力がある場合に生産性は
通常より低くなるが、トレイのシートスタック品質を良
く保ったままシートの後処理を継続することができる。
【0108】請求項8に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイの前後方向移動時間のバラツキによる制御
の変更を行わなくて済み、トレイの前後方向移動毎にト
レイの前後方向移動時間が変わるようなことがなく安定
した動作が可能となる。
【0109】請求項9に係る発明によれば、上記構成に
より、トレイの前後方向移動時間のバラツキによる制御
の変更を行わなくて済み、トレイの前後方向移動毎に画
像形成装置のPPMが変わるようなことがなく安定した
動作が可能となる。
【0110】請求項10に係る発明によれば、上記構成
により、トレイの前後方向移動時間のバラツキによる制
御の変更を行わなくて済み、トレイの前後方向移動毎に
画像形成装置のPPMが変わるようなことがなく安定し
た動作が可能となる。
【0111】請求項11に係る発明によれば、上記構成
により、トレイのシートスタック品質を保持したまま生
産性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における電装系の概略を
示すブロック図である。
【図2】同第1実施形態の概略を示す断面図である。
【図3】同第1実施形態のシフトトレイ付近を示す断面
図である。
【図4】同第1実施形態のシフト機構とトレイ前後移動
手段を示す概略図である。
【図5】本発明の第3実施形態の概略を示す断面図であ
る。
【図6】同第3実施形態のシフトトレイ付近を示す断面
図である。
【図7】本発明の第4実施形態のシフト機構とトレイ前
後移動手段を示す概略図である。
【図8】上記第1実施形態の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第2実施形態の動作フローを示すフロ
ーチャートである。
【図10】上記第3実施形態の動作フローを示すフロー
チャートである。
【図11】本発明の第5実施形態の構成を示す断面図で
ある。
【図12】同第5実施形態のシフトトレイ部を示す概略
図である。
【図13】同第5実施形態のシフトトレイ駆動部を示す
側面図である。
【図14】同第5実施形態の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の第6実施形態の動作フローを示すフ
ローチャートである。
【図16】本発明の第7実施形態の動作フローを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2 トレイ 9 シフト上下モータ 14 シフト排紙センサ 16 シフトモータ 18〜22 シフト機構 26 CPU 32a〜32d 位置検知センサ 36 シフト下限センサ 37 シフト移動用カム 38 シフトホームセンサ38 40 画像形成装置
フロントページの続き (72)発明者 石崎 博幸 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号・リ コーエレメックス株式会社内 (72)発明者 魚谷 都浩 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号・リ コーエレメックス株式会社内 (72)発明者 平野 篤規 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号・リ コーエレメックス株式会社内 (72)発明者 藤栄 博 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号・リ コーエレメックス株式会社内 (72)発明者 内匠 淳 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号・リ コーエレメックス株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AC02 BA02 BD02 CA01 CA06 CA31 DA01 DA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置からのシートが排出されるト
    レイと、このトレイをシート排出方向と垂直な前後方向
    に移動させるシフト機構と、このシフト機構を駆動する
    トレイ前後移動手段とを有する後処理装置において、前
    記トレイに排出されるシートを計数する計数手段と、こ
    の計数手段で計数したシートの枚数により前記トレイの
    前後移動開始タイミングを可変する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする後処理装置。
  2. 【請求項2】画像形成装置からのシートが排出されるト
    レイと、このトレイをシート排出方向と垂直な前後方向
    に移動させるシフト機構と、このシフト機構を駆動する
    トレイ前後移動手段とを有する後処理装置において、前
    記トレイに排出されるシートを計数する計数手段と、前
    記トレイに排出されるシートのサイズを検知するサイズ
    検知手段と、前記計数手段で計数したシートの枚数と、
    前記サイズ検知手段で検知したシートのサイズにより前
    記トレイの前後移動開始タイミングを可変する制御手段
    とを備えたことを特徴とする後処理装置。
  3. 【請求項3】画像形成装置からのシートが排出されて積
    載され積載シートの高さにより上下移動するトレイと、
    このトレイをシート排出方向と垂直な前後方向に移動さ
    せるシフト機構と、このシフト機構を駆動するトレイ前
    後移動手段とを有する後処理装置において、前記トレイ
    の位置を検知する位置検知手段と、この位置検知手段で
    検知したトレイの位置により前記トレイの前後移動開始
    タイミングを可変する制御手段とを備えたことを特徴と
    する後処理装置。
  4. 【請求項4】画像形成装置からのシートが排出されるト
    レイと、このトレイをシート排出方向と垂直な前後方向
    に移動させるシフト機構と、このシフト機構を駆動する
    トレイ前後移動手段とを有する後処理装置において、前
    記トレイの前後移動時間を前記トレイに積載されるシー
    トの枚数及びサイズによらず一定となるように前記トレ
    イの前後移動速度を制御する制御手段を備えたことを特
    徴とする後処理装置。
  5. 【請求項5】画像形成装置からのシートが排出されるト
    レイと、このトレイをシート排出方向と垂直な前後方向
    に移動させるシフト機構と、このシフト機構を駆動する
    トレイ前後移動手段と、前記トレイを上下方向に移動さ
    せるトレイ上下移動手段と、前記トレイの前後方向移動
    時間を検出する検出手段とを有する後処理装置におい
    て、前記検出手段で検出された前記トレイの前後方向移
    動時間に応じて前記トレイの前後方向移動の開始タイミ
    ングを可変する制御手段を備えたことを特徴とする後処
    理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の後処理装置において、前記
    制御手段は前記検出手段で検出された前記トレイの前後
    方向移動時間に応じて前記画像形成装置の1分間に画像
    形成可能なシートの枚数を可変させることを特徴とする
    後処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の後処理装置において、前記
    制御手段は前記検出手段で検出された前記トレイの前後
    方向移動時間に応じて前記画像形成装置の1分間に画像
    形成可能なシートの枚数を可変させるための信号を前記
    画像形成装置に送信することを特徴とする後処理装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載の後処理装置において、前記
    制御手段は、前記検出手段で検出された前記トレイの前
    後方向移動時間がその前に前記検出手段で検出された前
    記トレイの前後方向移動時間よりも短くなった場合に
    は、それらの前後方向移動時間の差が一定時間以内であ
    ればバラツキであるとみて前記トレイの前後方向移動の
    開始タイミングの変更を行わせないことを特徴とする後
    処理装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載の後処理装置において、前記
    制御手段は、前記検出手段で検出された前記トレイの前
    後方向移動時間がその前に前記検出手段で検出された前
    記トレイの前後方向移動時間よりも短くなった場合に
    は、それらの前後方向移動時間の差が一定時間以内であ
    ればバラツキであるとみて前記画像形成装置の1分間に
    画像形成可能なシートの枚数の変更を行わせないことを
    特徴とする後処理装置。
  10. 【請求項10】請求項7記載の後処理装置において、前
    記制御手段は、前記検出手段で検出された前記トレイの
    前後方向移動時間がその前に前記検出手段で検出された
    前記トレイの前後方向移動時間よりも短くなった場合に
    は、それらの前後方向移動時間の差が一定時間以内であ
    ればバラツキであるとみて前記画像形成装置の1分間に
    画像形成可能なシートの枚数を可変させるための信号の
    送信を行わないことを特徴とする後処理装置。
  11. 【請求項11】画像形成装置からのシートが排出される
    トレイと、このトレイをシート排出方向と垂直な前後方
    向に移動させるシフト機構と、このシフト機構を駆動す
    るモータからなるトレイ前後移動手段と、前記トレイを
    上下方向に移動させる上下移動手段とを有する後処理装
    置において、前記トレイの前後移動時間を検出する検出
    手段と、この検出手段で検出した前後移動時間に応じて
    前記モータの駆動電圧を可変する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする後処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006096496A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Ricoh Elemex Corp 用紙積載装置
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