JP2000211507A - 列車の制動装置 - Google Patents

列車の制動装置

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JP2000211507A
JP2000211507A JP11016616A JP1661699A JP2000211507A JP 2000211507 A JP2000211507 A JP 2000211507A JP 11016616 A JP11016616 A JP 11016616A JP 1661699 A JP1661699 A JP 1661699A JP 2000211507 A JP2000211507 A JP 2000211507A
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Masayoshi Ishii
政好 石井
Katsunori Tanaka
克典 田中
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車が進入してから脱出するまでの間、ほぼ
均等な制動力を付与することができる列車の制動装置を
提供する。 【解決手段】 平行に配置された一対の制動板2A,2
Bを備え、列車の車輪に制動力を付与する列車の制動装
置において、一対の制動板2A,2Bの進入側及び脱出
側に設けられ、これらを外方へ付勢する第1及び第2の
ばね13、14と、制動板2A,2Bの中間に回転中心
を有し、一端部が制動板2Aの進入側に連結されるとと
もに他端部が制動板2Bの脱出側に連結され、一端部が
制動板2Aと一体に変位したとき制動板2Bを同量変位
させて第2のばね14を圧縮する第1の反転リンク19
A及び一端部が制動板2Bの進入側に連結されるととも
に他端部が制動板2Aの脱出側に連結された第2の反転
リンク19Bとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、進入する列車の車
輪に制動板を圧接して、列車を制動する列車の制動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の列車の制動装置は、図12〜図1
3に示すように、列車が走行するレール1の内側に、制
動ビーム2aの側面に制動パッド2bを貼り付けた一対
の制動板2を平行に配置して、これらの制動板2間に例
えば4個のばね3,4,5,6を介装し、制動板2を外
側に付勢している。
【0003】次に図14〜図18を参照して制動作用に
ついて説明する。図14は非制動状態を示す。
【0004】列車が進入すると、図15に示すように、
車輪7が制動板2に接触してこれを後退させ、進入側の
ばね3が所定の長さ圧縮される。そして制動板2の進入
側が後退するので、制動板2は傾斜する。
【0005】ばねの圧縮量はばね3が最も大であり、他
のばね4,5,6は制動板2の傾斜に応じて圧縮され、
その圧縮量はばね3に比較して小さい。制動力は各ばね
は圧縮量に応じて決まる。
【0006】そして、列車の進入に応じてばね4,5,
6の圧縮量は図16〜図18のように変化し、車輪7が
制動装置の中央に達したとき4個のばね3,4,5,6
は均等な量だけ圧縮されて制動力は最大となる(図18
参照)。また、脱出時には進入時と対称的な制動力を生
じる。
【0007】車輪の位置と制動力の関係は図19のよう
になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の制動装
置においては、4個のばねが単独に圧縮される。従っ
て、列車の進入時おける制動力は、大部分がばね3の弾
発力に起因しており、ばね4,5,6の影響力は小さ
く、また、脱出時の制動力はばね6の弾発力に起因して
おり、ばね3,4,5の影響は小さい。従って、図19
に示すように、制動力のばらつきが大きく、進入時及び
脱出時における制動力が小さいという問題がある。
【0009】また、制動板2が傾斜して車輪に接触する
ので、車輪との接触面積が小さくなり、摩擦力が有効に
作用しないという問題がある。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、列車が進入してから脱出するまでの
間、ほぼ均等な制動力を付与することができる列車の制
動装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、平行に配置された一
対の制動板2A,2Bを備え、進入する列車の車輪7に
接触して該車輪7に制動力を付与する列車の制動装置に
おいて、前記一対の制動板2A,2Bの進入側及び脱出
側に設けられ、これら制動板2A,2Bを外方へ付勢す
る第1のばね13及び第2のばね14と、前記一対の制
動板2A,2Bの中間に回転中心を有し、一端部が前記
一方の制動板2Aの進入側に連結されるとともに他端部
が前記他方の制動板2Bの脱出側に連結され、一端部が
一方の制動板2Aと一体に内側に変位したとき他方の制
動板2Bを同量変位させて第2のばね14を圧縮する第
1の反転リンク19A及び前記一対の制動板2A,2B
の中間に回転中心を有し、一端部が前記他方の制動板2
Bの進入側に連結されるとともに他端部が前記一方の制
動板2Aの脱出側に連結され、一端部が他方の制動板2
Bと一体に内側に変位したとき一方の制動板2Aを同量
変位させて第2のばね14を圧縮する第2の反転リンク
19Bとを備えたところに特徴を有し、車輪の位置に関
係なく第1のばねと第2のばねの圧縮量を同じにするこ
とができるから所定の安定した制動力を得ることができ
るし、制動板2A,2Bを車輪7に平行に接触すること
ができ、車輪7の偏摩耗を防止できる。
【0012】請求項2の発明は、平行に配置され進入す
る列車の車輪7に接触する一対の制動板2A,2Bと、
この一対の制動板2A,2Bの進入側の内側面に沿って
それぞれ回動可能に設けられ一端部に回動中心を有し中
間部が対向する制動板2A,2Bに連結する第1及び第
2のリンクレバー11A,11B並びに一対の制動板2
A,2Bの脱出側の内側面に沿ってそれぞれ回動可能に
設けられ一端部に回動中心を有し中間部が対向する制動
板2A,2Bに連結する第3及び第4のリンクレバー1
1C,11Dと、前記第1及び第2のリンクレバー11
A,11Bの他端部に連結され該第1及び第2のリンク
レバー11A,11Bを外方に付勢する第1のばね13
並びに第3及び第4のリンクレバー11C,11Dの他
端部に連結され該第3及び第4のリンクレバー11C,
11Dを外方に付勢する第2のばね14と、前記一対の
制動板2A,2Bの中間に回転中心を有し、一端部が前
記第1のリンクレバー11Aの他端部に連結され他端部
が前記第4のリンクレバー11Dの他端部に連結された
第1の反転リンク19A並びに前記一対の制動板2A,
2Bの中間に回転中心を有し、一端部が前記第2のリン
クレバー11Bの他端部に連結され他端部が前記第3の
リンクレバー11Cの他端部に連結された第2の反転リ
ンク19Bとを備えたところに特徴を有し、車輪7の位
置に関係なく第1のばね13と第2のばね14の圧縮量
を同じにすることができるから所定の安定した制動力を
得ることができるし、制動板2A,2Bを車輪7に平行
に接触することができ、車輪7の偏摩耗を防止でき、ば
ねを小型化することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項1,2に係
る第1の実施例につき図1〜9図を参照して説明する。
尚、従来例と同一箇所には同一符号を付す。
【0014】先ず、図1及び図2において、一対のレー
ル1は枕木8の上に平行に配設されており、このレール
1の内側に一対の制動板2が平行に配置されている。こ
の制動板2は制動ビーム2aの側面に制動パッド2bを
貼り付けて構成されており(図13参照)、制動板2の
進入側A(図1に示す左側)及び脱出側B(図1に示す
右側)は車輪7(図6参照)との摩擦を減少させるため
斜面状に形成されている。尚、説明の便宜上、一対の制
動板2の内、一方を制動板2A、他方を制動板2Bと呼
称する。
【0015】一対の第1のリンクレバー11A、第2の
リンクレバー11Bは、制動板2A、制動板2Bの進入
側Aの内側面に沿って配設され、脱出側Bに位置して一
対の第3のリンクレバー11C、第4のリンクレバー1
1Dが対向して配設されている。 これらの第1のリン
クレバー11A、第2のリンクレバー11Bは進入側に
配設された固定ブラケット12に支持されて回動中心1
2a,12bを中心に回動可能に構成され、第3のリン
クレバー11C、第4のリンクレバー11Dは脱出側に
配設された固定ブラケット12に支持されて回動中心1
2c,12dを中心に回動可能に構成されている。
【0016】第1のリンクレバー11A、第2のリンク
レバー11Bの先端部間には第1のばね13が介装され
て第1のリンクレバー11A、第2のリンクレバー11
Bをそれぞれ外側に付勢している。
【0017】また、第3のリンクレバー11C、第4の
リンクレバー11Dの先端部間に第2のばね14が介装
されて第3のリンクレバー11C、第4のリンクレバー
11Dをそれぞれ外側に付勢している。
【0018】また、リンクレバー11Aの中間部には連
結ぴん15が取着されており、連結桿16を介して制動
板2Aの進入側に連結されている。
【0019】同様に、リンクレバー11Bの中間部は連
結ぴん15及び連結桿16を介して制動板2Bの進入側
に連結され、リンクレバー11Cの中間部は連結ぴん1
5及び連結桿16を介して制動板2Aの脱出側に連結さ
れ、リンクレバー11Dの中間部は連結ぴん15及び連
結桿16を介して制動板2Bの脱出側に連結されてい
る。
【0020】これら第1のリンクレバー11A、第2の
リンクレバー11B、第3のリンクレバー11C、第4
のリンクレバー11Dは、制動板2A、制動板2Bの移
動に応じて枕木8の上に取付けられた摺動板17上を移
動する。
【0021】制動板2A,2B間のほぼ中間部には回転
台18が配設されており、この回転台18の上下の2箇
所に第1の反転リンク19A及び第2の反転リンク19
Bの中心部が回転可能に取付けられている。この第1の
反転リンク19A及び第2の反転リンク19Bは両側に
同じ長さのアームが形成されている。
【0022】第1の反転リンク19Aの一方のアームは
連結バー20を介して第1のリンクレバー11Aに連結
され、他方のアームは連結バー20を介して第4のリン
クレバー11Dに連結されている(図3参照)。
【0023】また、第2の反転リンク19Bの一方のア
ームは連結バー20を介して第2のリンクレバー11B
に連結され、他方のアームは連結バー20を介して第3
のリンクレバー11Cに連結されている(図4参照)。
【0024】連結バー20は両端に球状連結部21を有
し中間部には長さを調節できる調節部22が設けられて
いる。
【0025】尚、上記第1の実施例においては、第1の
リンクレバー11A、第2のリンクレバー11B及び第
3のリンクレバー11C、第4のリンクレバー11D間
にそれぞれ1個のばね13,14を介装したが、これに
限らず、枕木8に固定部を設け、これら固定部と第1の
リンクレバー11A及び第2のリンクレバー11B間に
それぞればねを介装するようにしても良い。第3のリン
クレバー11C、第4のリンクレバー11Dに関しても
同じである。
【0026】つぎに上記構成の作用について図5〜図8
を参照して説明する。尚、制動板2A,2B及び第1及
び第2の反転リンク19A及び19B並びに第1のリン
クレバー11A、第2のリンクレバー11B及び第3の
リンクレバー11C、第4のリンクレバー11Dの動作
に関しては同じであるので、第1のリンクレバー11A
及び第4のリンクレバー11Dの場合を例にとって説明
する。
【0027】図5は列車が進入しない通常の場合を示
す。この状態から列車が進入すると、図6に示すよう
に、制動板2A,2Bの進入側即ちA側が矢印C方向に
移動される。制動板2A,2Bの移動量は同じに設定さ
れている。
【0028】これにより第1のリンクレバー11A、第
2のリンクレバー11Bは連結ぴん15及び連結桿16
を介して矢印D方向へ回動される。
【0029】ここで、先ず、第1のリンクレバー11A
の動きに関して説明する。第1のリンクレバー11Aの
回動により第1のばね13は矢印E方向に縮められ、車
輪7に制動力を付与する。
【0030】一方、第1のリンクレバー11Aが矢印E
方向へ移動することにより、第1の反転リンク19Aは
連結バー20を介してが矢印F方向へ回動され、第4の
リンクレバー11Dの他端部が矢印G方向へ移動する。
この第4のリンクレバー11Dの移動量は第1のリンク
レバー11Aの移動量と同じである。
【0031】この第4のリンクレバー11Dの移動によ
り、図7において点線で示すように、第2のばね14が
圧縮されるので、車輪7には第2のばね14の弾発力に
起因する制動力も付与される。
【0032】さらに、第4のリンクレバー11Dの移動
により制動板2Bの脱出側即ちB側が内側に引っ張られ
て制動板2Aと同じ量だけ移動する。
【0033】ところで、車輪7により制動板2A,2B
の進入側が移動する量は、制動板2A,2Bともに同じ
であるので、制動板2Bは図7に点線で示すように最初
の状態と平行な状態となり、車輪7に対して平行に接触
する。
【0034】一方、詳細な説明は省略するが、前述と同
じ経過をたどり、第2のリンクレバー11Bの移動に応
じて第2の反転リンク19Bが回動され、第3のリンク
レバー11Cを回動させることにより第2のばね14を
縮めて、車輪7に対して第2のばね14の弾発力による
制動力を付与する。
【0035】さらに、制動板2Aの脱出側即ちB側を内
側に引っ張って制動板2Bと同じ量だけ移動するので、
制動板2Aは図7に点線で示すように最初の状態と平行
な状態となり、車輪7に対して平行に接触する。
【0036】上記した第1の実施例によれば、次の効果
を奏するものである。
【0037】(1)図8に示すように、車輪7が進入す
る当初から脱出するまでの期間、車輪7の位置に関係な
く第1のばね13と第2のばね14の圧縮量を同じにす
ることができるから所定の安定した制動力を得ることが
できるし、車輪7と制動板2A,2Bとは同じ接触状態
を維持できるので、高い制動力を付与することができる
(図9参照)。
【0038】(2)さらに、従来の制動装置とは異な
り、制動期間中第1、第2のばね13,14の弾発力を
協同して作用させることができるので、所定の安定した
制動力を得ることができる。
【0039】(3)しかも、反転リンク19A,19B
の作用により、制動板2A,2Bを車輪7の摺動面と平
行に維持できるので、制動力が安定する。
【0040】(4)リンクレバーの中間部を制動板2
A,2Bに連結したので、第1、第2のばね13,14
の弾発力を増大して、制動板2A,2Bを車輪7に圧接
させることができるので、第1、第2のばね13,14
を小型化できる。
【0041】図10及び図11は、請求項1に係る第2
の実施例を示すもので、第1の実施例との相異は、リン
クレバーを使用せず、第1のばね13,第2のばね14
及び第1の反転リンク19A及び第2の反転リンク19
Bを直接制動板2A,2Bに連結したものである。尚、
図11においては、ばねを直列に配置した2個のばね1
3,14で構成したものである。
【0042】第2の実施例においても、第1の実施例と
同様の効果を奏するものである。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、平行に配置された一
対の制動板を備え、進入する列車の車輪に接触して該車
輪に制動力を付与する列車の制動装置において、前記一
対の制動板の進入側及び脱出側に設けられ、これら制動
板を外方へ付勢する第1のばね及び第2のばねと、前記
制動板の中間に回転中心を有し、一端部が前記一方の制
動板の進入側に連結されるとともに他端部が前記他方の
制動板の脱出側に連結され、一端部が制動板と一体に内
側に変位したとき他端部を同量変位させて第2のばねを
圧縮する第1の反転リンク及び前記制動板の中央に回転
中心を有し、一端部が前記他方の制動板の進入側に連結
されるとともに他端部が前記一方の制動板の脱出側に連
結され、一端部が制動板と一体に内側に変位したとき他
端部を同量変位させて第2のばねを圧縮する第2の反転
リンクとを備えたので、制動期間中、高い制動力を付与
することができ、しかも、制動力のばらつきを小さくで
きる。
【0044】さらに、反転リンクの作用により、車輪の
位置に関係なく第1のばねと第2のばねの圧縮量を同じ
にすることができるから所定の安定した制動力を得るこ
とができるし、制動板を車輪の摺動面と平行に維持でき
るので、車輪の偏摩耗を防止できるという効果を奏する
ものである。
【0045】請求項2の発明は、平行に配置され進入す
る列車の車輪の内側面に接触する一対の制動板と、この
一対の制動板の進入側の内側面に沿ってそれぞれ回動可
能に設けられ一端部に回動中心を有し中間部が対向する
制動板に連結する第1及び第2のリンクレバー並びに一
対の制動板の脱出側の内側面に沿ってそれぞれ回動可能
に設けられ一端部に回動中心を有し中間部が対向する制
動板に連結する第3及び第4のリンクレバーと、前記第
1及び第2のリンクレバーの他端部に連結され該第1及
び第2のリンクレバーを外方に付勢する第1のばね並び
に第3及び第4のリンクレバーの他端部に連結され該第
3及び第4のリンクレバーを外方に付勢する第2のばね
と、前記一対の制動板の中間に回転中心を有し、一端部
が前記第1のリンクレバーの他端部に連結され他端部が
前記第4のリンクレバーの他端部に連結された第1の反
転リンク並びに前記一対の制動板の中間に回転中心を有
し、一端部が前記第2のリンクレバーの他端部に連結さ
れ他端部が前記第3のリンクレバーの他端部に連結され
た第2の反転リンクとを備えたので、制動期間中、所定
の安定した制動力を付与することができる。しかも、リ
ンクレバーによりばねの弾発力を増加できるのでばねを
小型化できる。
【0046】さらに、反転リンクの作用により、制動板
を車輪の摺動面と平行に維持できるので、車輪の偏摩耗
を防止できるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における平面図であ
る。
【図2】 側面図である。
【図3】 図1において第2の反転リンクを省いた平面
図である。
【図4】 図1において第1の反転リンクを省いた平面
図である。
【図5】 非制動状態における平面図である。
【図6】 作用を説明するための第1の状態を示す平面
図である。
【図7】 作用を説明するための第2の状態を示す平面
図である。
【図8】 制動状態における図である。
【図9】 車輪の位置と制動力の関係を示す図である。
【図10】 本発明の第2の実施例における平面図であ
る。
【図11】 第2の実施例の変形例を示す図である。
【図12】 従来例における平面図である。
【図13】 側面図である。
【図14】 非制動状態における平面図である。
【図15】 作用を説明する第1の工程を示す平面図で
ある。
【図16】 作用を説明する第2の工程を示す平面図で
ある。
【図17】 作用を説明する第3の工程を示す平面図で
ある。
【図18】 作用を説明する第4の工程を示す平面図で
ある。
【図19】 車輪の位置と制動力の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 レール 2A制動板 2B制動板 7 車輪 11A第1のレンクレバー 11B第2のレンクレバー 11C第3のレンクレバー 11D第4のレンクレバー 13 第1のばね 14 第2のばね 15 連結ぴん 16 連結桿 18 回転台 19A第1の反転リンク 19B第2の反転リンク 20 連結バー 21 球状連結部 22 調節部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された一対の制動板を備え、
    進入する列車の車輪に接触して該車輪に制動力を付与す
    る列車の制動装置において、 前記一対の制動板の進入側及び脱出側に設けられ、これ
    ら制動板を外方へ付勢する第1のばね及び第2のばね
    と、 前記一対の制動板の中間に回転中心を有し、一端部が前
    記一方の制動板の進入側に連結されるとともに他端部が
    前記他方の制動板の脱出側に連結され、一端部が一方の
    制動板と一体に内側に変位したとき他方の制動板を同量
    変位させて第一2のばねを圧縮する第1の反転リンク及
    び前記一対の制動板の中間に回転中心を有し、一端部が
    前記他方の制動板の進入側に連結されるとともに他端部
    が前記一方の制動板の脱出側に連結され、一端部が他方
    の制動板と一体に内側に変位したとき一方の制動板を同
    量変位させて第2のばねを圧縮する第2の反転リンクと
    を備えたことを特徴とする列車の制動装置。
  2. 【請求項2】 平行に配置され進入する列車の車輪に接
    触する一対の制動板と、 この一対の制動板の進入側の内側面に沿ってそれぞれ回
    動可能に設けられ一端部に回動中心を有し中間部が対向
    する制動板に連結する第1及び第2のリンクレバー並び
    に一対の制動板の脱出側の内側面に沿ってそれぞれ回動
    可能に設けられ一端部に回動中心を有し中間部が対向す
    る制動板に連結する第3及び第4のリンクレバーと、 前記第1及び第2のリンクレバーの他端部に連結され該
    第1及び第2のリンクレバーを外方に付勢する第1のば
    ね並びに第3及び第4のリンクレバーの他端部に連結さ
    れ該第3及び第4のリンクレバーを外方に付勢する第2
    のばねと、 前記一対の制動板の中間に回転中心を有し、一端部が前
    記第1のリンクレバーの他端部に連結され他端部が前記
    第4のリンクレバーの他端部に連結された第1の反転リ
    ンク並びに前記一対の制動板の中間に回転中心を有し、
    一端部が前記第2のリンクレバーの他端部に連結され他
    端部が前記第3のリンクレバーの他端部に連結された第
    2の反転リンクとを備えたことを特徴とする列車の制動
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100462266C (zh) * 2006-07-20 2009-02-18 张金玉 液压支撑杆及自能源减速器
CN114954560A (zh) * 2022-04-22 2022-08-30 沈阳中铁安全设备有限责任公司 一种升降式停车防溜器

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