JP2000211024A - マイクロエンボスシ―トの製造方法及びその装置 - Google Patents

マイクロエンボスシ―トの製造方法及びその装置

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JP2000211024A
JP2000211024A JP1422799A JP1422799A JP2000211024A JP 2000211024 A JP2000211024 A JP 2000211024A JP 1422799 A JP1422799 A JP 1422799A JP 1422799 A JP1422799 A JP 1422799A JP 2000211024 A JP2000211024 A JP 2000211024A
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micro
roll
sheet
sleeve
transfer
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Junji Fujii
淳司 藤井
Toru Yukimoto
徹 行本
Junichi Teragaki
順一 寺垣
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/44Compression means for making articles of indefinite length
    • B29C43/46Rollers
    • B29C2043/461Rollers the rollers having specific surface features
    • B29C2043/463Rollers the rollers having specific surface features corrugated, patterned or embossed surface

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロエンボスパターンの転写を正確に行
うことができると共に、マイクロエンボスシートのマイ
クロエンボスロールからの引き剥がしを容易に行うこと
ができるマイクロエンボスシートの製造方法及びその装
置を提供する。 【解決手段】 型転写用スリーブ21及び弾性部材22を有
するマイクロエンボスロール13と、加熱手段18及び冷却
手段19と、ロール13と対向して配置され、弾性スリーブ
26が設けられた第1のロール14とを備えている装置を使
用し、マイクロエンボスロール13と第1のロール14との
間に溶融樹脂シート23を挿通して型転写し、この転写の
際、加熱手段18でマイクロエンボスロール13の転写前の
一部分を加熱すると共に、冷却手段19で転写後のマイク
ロエンボスシート31を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロエンボス
シートの製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】熱可塑性
樹脂シートの片面にマイクロエンボスパターンが形成さ
れたシート(又はフィルム)は、フレネルレンズシー
ト、レンチキュラーレンズシート、プリズムレンズシー
ト等のレンズ機能シートとして有用である。例えば、マ
イクロプリズム加工が施された再帰反射性シート(プラ
スチック製反射板)が、反射板分野、ファッション分
野、建築分野等で使用されるようになってきている。
【0003】このような再帰反射性シートとして、ガラ
スビーズ型のものとキューブコーナ(立方体コーナ)型
のものが使用されている。一般に、ガラスビーズ型のも
のと比べて、キューブコーナ型のものは遠距離視認性と
反射輝度に優れている。前記キューブコーナ型の再帰反
射性シートの製造においては、熱可塑性樹脂シートにエ
ンボスパターン形成用の型のエンボスパターンが正確に
転写されなければならない。
【0004】そのためには、特に、熱可塑性樹脂シート
がエンボスパターン形成用の型に対して適当な温度及び
圧力で加圧されることが重要となる。従来、このような
要件に沿う再帰反射性シートの製造方法として、バッチ
式による真空プレス法に代わるものとして、例えば連続
プレス法(特公昭60-56103号公報参照)とベルト法(特
開平5-17023号公報参照)が提案されている。前記連続
プレス法は、ベルトの上に重ね合わされて連続的に供給
される固相のシート材料に対して、エンボスパターン形
成用の型をシート上に重ねた後、加熱又は冷却機能を有
する複数のプレス手段を順に押し当てて型をシートに転
写させる製造方法である。
【0005】前記ベルト法は、エンボスパターンの型を
有するベルトと、熱可塑性樹脂シートとを一対のローラ
同士で挟んでプレスすることにより型をシートに転写さ
せる製造方法である。しかし、前記連続プレス法によれ
ば、生産速度が遅く、また装置が複雑で大型になる。前
記ベルト法によれば、ベルト自体がエンボスパターンを
有するものであるため、型としてのベルトの耐久性に問
題が生じる。
【0006】なお、光情報記録媒体用基板に関する発明
であるが、スタンパーを取り付けた冷却ロール中に複数
のブロックを設け、ヒータでこれらのブロックをブロッ
ク別に加熱することにより、スタンパー表面の温度を部
分的に制御可能とした成形方法及びスタンパーが提案さ
れている(特開平8-1811号公報参照)。しかし、この発
明によれば、ブロックの加熱のみによってスタンパー表
面に温度差を設けようとしているため、スタンパー表面
の温度差を大きくすることは容易ではない。
【0007】そこで、本発明は、マイクロエンボスパタ
ーンの転写を正確に行うことができると共に、マイクロ
エンボスシートのマイクロエンボスロールからの引き剥
がしを容易に行うことができるマイクロエンボスシート
の製造方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
マイクロエンボスシートの製造方法は、最外層として設
けられたマイクロエンボスパターン転写用スリーブ、及
びこの転写用スリーブの裏面側に設けられた弾性部材を
有するマイクロエンボスロールと、前記マイクロエンボ
スロールの外周面に沿って設けられた加熱手段及び冷却
手段と、転写されるシートを介して前記マイクロエンボ
スロールと対向して配置され、外周面に沿って弾性スリ
ーブが設けられた第1のロールとを備えている製造装置
を使用し、前記マイクロエンボスロールと第1のロール
との間に溶融樹脂シートを挿通し、前記弾性部材と弾性
スリーブとによるこの溶融樹脂シートへの弾性的圧接に
より、前記マイクロエンボスロールのマイクロエンボス
パターンを前記溶融樹脂シートに転写し、この転写の
際、前記加熱手段で前記マイクロエンボスロールの転写
前の一部分を加熱すると共に、前記冷却手段で転写後の
マイクロエンボスシートを冷却することを特徴とする。
【0009】前記マイクロエンボスシートは、熱可塑性
樹脂よりなり、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ
オレフィン(PO)、ポリメチルメタクリレート(PM
MA)、ポリカーボネート(PC)等である。前記弾性
部材及び弾性スリーブの材質としては、断熱性及び耐熱
性を有するものが好ましく、例えばシリコーン系ゴム、
フッ素系ゴム、等を挙げることができる。この弾性材質
の硬度(JIS K6301 A型に準拠)は、95度前後が好ま
しい。
【0010】前記弾性材及び弾性スリーブの厚さは、3
mm以上が好ましく、10mmあれば充分である。前記加熱手
段の具体例は任意であり、高周波誘導加熱(IH)、ハ
ロゲンランプ、赤外線ヒータ、等の各種ヒータを使用す
ることができる。前記冷却手段の具体例も任意であり、
水冷式、空冷式、等の手段を採り得る。前記加熱手段又
は冷却手段は、前記マイクロエンボスロールの外周面の
近傍に設けられたり、又はシートと当接するようにして
設けられる。なお、前記シートは、厚さがシートと比べ
て相対的に薄いフィルムの場合を含む。
【0011】本発明によれば、前記弾性部材と弾性スリ
ーブとによるこの溶融樹脂シートへの弾性的圧接によ
り、マイクロエンボスロールのマイクロエンボスパター
ンを溶融樹脂シートに転写しているため、正確な転写が
可能になる。また、マイクロエンボスロールのマイクロ
エンボスパターンを溶融樹脂シートに転写する際、前記
加熱手段でこのロールの転写前の一部分を加熱するよう
にしているため、エンボスパターンの転写性が向上す
る。更に、前記冷却手段で転写後のマイクロエンボスシ
ートを冷却しているため、製造されたマイクロエンボス
シートのマイクロエンボスロールからの引き剥がしが容
易になる。
【0012】本発明の第2発明に係るマイクロエンボス
シートの製造装置は、最外層として設けられたマイクロ
エンボスパターン転写用スリーブ、及びこの転写用スリ
ーブの裏面側に設けられた弾性部材を有するマイクロエ
ンボスロールと、前記マイクロエンボスロールの外周面
に沿って設けられた加熱手段及び冷却手段と、転写され
るシートを介して前記マイクロエンボスロールと対向し
て配置され、外周面に沿って弾性スリーブが設けられた
第1のロールとを備えていることを特徴とする。本発明
は、第1発明に係る製造方法の装置に関するものであ
る。前記加熱手段及び冷却手段の具体例は、第1発明に
おいて説明した通りである。
【0013】本発明の第3発明に係るマイクロエンボス
シートの製造装置は、第2発明において、前記第1のロ
ールを含んで複数のロール間に金属製エンドレスベルト
が巻装され、このエンドレスベルトが前記冷却手段の位
置に沿って前記マイクロエンボスロール側に圧接されて
いることを特徴とする。
【0014】前記エンドレスベルトの材質としては、ス
テンレス鋼、炭素鋼、チタン合金、等を使用できる。エ
ンドレスベルトの厚さは任意であるが、強度的に0.3mm
以上が好ましい。表面粗さは、0.5S以下であることが
好ましい。本発明によれば、前記冷却手段の位置に沿っ
て、シートが前記エンドレスベルトを介してマイクロエ
ンボスロール側に圧接されているため、効果的な冷却が
可能になり、これによりシートのマイクロエンボスロー
ルからの引き剥がしが容易になる。
【0015】本発明の第4発明に係るマイクロエンボス
シートの製造装置は、第2発明において、前記第1のロ
ールの弾性スリーブの外面側に金属製スリーブが設けら
れていることを特徴とする。前記金属製スリーブの材
質、厚さ及び表面粗さは、前記エンドレスベルトの場合
と同じである。本発明によれば、前記金属製スリーブに
より、シートの裏面側を鏡面とすることが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1〜3を参照
して本発明の第1実施形態に係るマイクロエンボスシー
トの製造方法及びその装置を説明する。図1に示すよう
に、本実施形態において使用する製造装置は、押出し機
11と、この押出し機11に取り付けられたダイ12と、マイ
クロエンボスロール13と、3個のロール14〜16間に巻装
された金属製エンドレスベルト17と、前記マイクロエン
ボスロール13の外周面に沿って設けられた加熱手段18及
び冷却手段19とを備えて構成されている。
【0017】前記マイクロエンボスロール13は、最外層
として設けられたマイクロエンボスパターン転写用スリ
ーブ21、及びこの転写用スリーブ21の裏面側に設けられ
た弾性部材22を有している。図2、3に示すように、前
記マイクロエンボスパターン転写用スリーブ21は、溶融
樹脂シート23にマイクロエンボスパターン24(図4、5
参照)を形成するための型25が形成されたものである。
この型25は、再帰反射性シート用の三角錐ダイヤカット
パターンに対応した凹凸形状を有している。
【0018】前記弾性部材22は、断熱性及び耐熱性を有
し、転写用スリーブ21の裏面側に沿って環状に設けられ
ている。前記金属製エンドレスベルト17は、前記マイク
ロエンボスロール13と対向して配置された第1のロール
14、この第1のロール14を含んで三角形の他の2つの頂
点に位置するように配置された第2及び第3のロール1
5,16の合計3個のロール間に巻装されている。そして、
第1のロール14と第2のロール15間のエンドレスベルト
17は、この部分のエンドレスベルト17Aが前記マイクロ
エンボスロール13の外周面の一部を抱き込むようにして
設けられている。即ち、エンドレスベルト17は、前記冷
却手段19の位置に沿ってマイクロエンボスロール13側に
圧接されている。
【0019】この第1のロール14には、その外周面に沿
って断熱性及び耐熱性を有する環状の弾性スリーブ26が
設けられている。前記加熱手段18は、前記マイクロエン
ボスロール13の外周面の一部に沿った側面円弧形状を有
し、その内周面側が加熱面18Aとなっている。この加熱
手段18は、その加熱面18Aが転写前のマイクロエンボス
ロール13の一部を加熱できるように設けられている。前
記冷却手段19は、前記マイクロエンボスロール13の外周
面の一部に沿った側面円弧形状を有し、その内周面側が
冷却面19Aとなっている。この冷却手段19は、マイクロ
エンボスシート31を介してエンドレスベルト17の裏面側
と当接し、このベルト17を介してシート31を間接的に冷
却できるように設けられている。
【0020】この製造装置を使用し、次のようにしてマ
イクロエンボスシート31を製造する。先ず、3個のロー
ル14〜16の回転により前記金属製エンドレスベルト17を
ロール14〜16間に循環走行させておき、一方、マイクロ
エンボスロール13もこのベルト17の移動と同期させて回
転させておく。押出し機11のダイ12より溶融樹脂シート
23を押し出し、この溶融樹脂シート23を前記マイクロエ
ンボスロール13と第1のロール14との間に挿通してマイ
クロエンボスロール13のマイクロエンボスパターン転写
用スリーブ21の型25をこの溶融樹脂シート23に転写す
る。
【0021】この型転写の際、弾性部材22と弾性スリー
ブ26が弾性変形し、溶融樹脂シート23は両ロール13,14
により面状圧接されて溶融樹脂シート23の一方の面側に
マイクロエンボスパターン転写用スリーブ21の型25が転
写される。また、溶融樹脂シート23の他方の面側には、
エンドレスベルト17により鏡面転写がなされる。そし
て、この型転写において、前記マイクロエンボスロール
13の型転写前の一部分に対しては前記加熱手段18で加熱
し、一方、型転写後のマイクロエンボスシート31に対し
ては前記冷却手段19でエンドレスベルト17を介して冷却
する。
【0022】冷却されたマイクロエンボスシート31は、
エンドレスベルト17から剥離して巻取りロール(図示せ
ず)に巻き取る。図4、5に示すように、本実施形態で
得られたマイクロエンボスシート31は、一方の面側にマ
イクロエンボスパターン24が形成されたものである。
【0023】〔第2実施形態〕図6を参照して本発明の
第2実施形態に係るマイクロエンボスシート31の製造方
法及びその装置を説明する。本実施形態に係る製造装置
は、第1実施形態の装置と比べて、金属製エンドレスベ
ルト17がなく、このベルト17の代わりに、第1のロール
14の弾性スリーブ26の外面側に環状の金属製スリーブ27
が設けられた構造を有する。
【0024】その他の構成は、第1実施形態に係る製造
装置と同様であり、冷却手段18は、マイクロエンボスシ
ート31の裏面側と当接し、このシート31を直接的に冷却
できるように設けられている。この製造装置を使用した
マイクロエンボスシート31の製造方法は、第1実施形態
と同様であり、金属製スリーブ27により、溶融樹脂シー
ト23の他方の面側に鏡面転写がなされる。
【0025】
【実施例】上記第1実施形態において、製造の具体的条
件を下記の通りとした。 マイクロエンボスパターン転写用スリーブ…材質:N
i、幅:1400mm、内径:400mm。 転写用スリーブの型…パターン:正三角形プリズムパタ
ーン、1辺の長さ:173μm。 弾性スリーブ…材質:シリコーンゴム、硬度:85度(JI
S K6301 A型)、厚さ:7mm。
【0026】エンドレスベルト…材質:SUS、幅:15
00mm、厚さ:0.8mm、周長:4.5m。 加熱手段…ハロゲンランプ。 冷却手段…水冷式冷却ボックス。 樹脂原料…ポリメチルメタクリレート(PMMA)。 マイクロエンボスパターン転写用スリーブの表面温度…
溶融樹脂の接触点:190℃、シートの剥離点:35℃。 シートの引取り速度:4m/min.。 マイクロエンボスシートの厚さ:120μm。 マイクロエンボスシートの輝度:820cd/lux/m2(JIS Z
8714)。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るマイクロエンボスシートの
製造方法及びその装置によれば、マイクロエンボスパタ
ーンの転写を正確に行うことができると共に、マイクロ
エンボスシートのマイクロエンボスロールからの引き剥
がしを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るマイクロエンボスシートの
製造装置の概略図である。
【図2】マイクロエンボスパターン転写用スリーブの平
面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】マイクロエンボスシートの平面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】第2実施形態に係るマイクロエンボスシートの
製造装置の概略図である。
【符号の説明】
13 マイクロエンボスロール 14 第1のロール 17 エンドレスベルト 18 加熱手段 19 冷却手段 22 弾性部材 23 溶融樹脂シート 24 マイクロエンボスパターン 25 型 26 弾性スリーブ 27 金属製スリーブ
フロントページの続き Fターム(参考) 4F203 AA21 AC03 AF01 AF05 AH75 AH76 AJ02 AJ04 AJ09 DA07 DB02 DC08 DC11 DC15 DC28 DM23 DN02 4F209 AA21 AC03 AF01 AG05 AH75 AH76 AJ02 AJ04 AJ09 PA04 PA06 PB02 PC05 PG12 PJ09 PN03 PN04 PQ01 PW15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外層として設けられたマイクロエンボ
    スパターン転写用スリーブ、及びこの転写用スリーブの
    裏面側に設けられた弾性部材を有するマイクロエンボス
    ロールと、前記マイクロエンボスロールの外周面に沿っ
    て設けられた加熱手段及び冷却手段と、転写されるシー
    トを介して前記マイクロエンボスロールと対向して配置
    され、外周面に沿って弾性スリーブが設けられた第1の
    ロールとを備えている製造装置を使用し、 前記マイクロエンボスロールと第1のロールとの間に溶
    融樹脂シートを挿通し、前記弾性部材と弾性スリーブと
    によるこの溶融樹脂シートへの弾性的圧接により、前記
    マイクロエンボスロールのマイクロエンボスパターンを
    前記溶融樹脂シートに転写し、 この転写の際、前記加熱手段で前記マイクロエンボスロ
    ールの転写前の一部分を加熱すると共に、前記冷却手段
    で転写後のマイクロエンボスシートを冷却することを特
    徴とするマイクロエンボスシートの製造方法。
  2. 【請求項2】 最外層として設けられたマイクロエンボ
    スパターン転写用スリーブ、及びこの転写用スリーブの
    裏面側に設けられた弾性部材を有するマイクロエンボス
    ロールと、 前記マイクロエンボスロールの外周面に沿って設けられ
    た加熱手段及び冷却手段と、 転写されるシートを介して前記マイクロエンボスロール
    と対向して配置され、外周面に沿って弾性スリーブが設
    けられた第1のロールとを備えていることを特徴とする
    マイクロエンボスシートの製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマイクロエンボスシー
    トの製造装置において、 前記第1のロールを含んで複数のロール間に金属製エン
    ドレスベルトが巻装され、このエンドレスベルトが前記
    冷却手段の位置に沿って前記マイクロエンボスロール側
    に圧接されていることを特徴とするマイクロエンボスシ
    ートの製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のマイクロエンボスシー
    トの製造装置において、 前記第1のロールの弾性スリーブの外面側に金属製スリ
    ーブが設けられていることを特徴とするマイクロエンボ
    スシートの製造装置。
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