JP2000210917A - 水硬性無機質成形体の製造方法 - Google Patents

水硬性無機質成形体の製造方法

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JP2000210917A
JP2000210917A JP11018804A JP1880499A JP2000210917A JP 2000210917 A JP2000210917 A JP 2000210917A JP 11018804 A JP11018804 A JP 11018804A JP 1880499 A JP1880499 A JP 1880499A JP 2000210917 A JP2000210917 A JP 2000210917A
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water
permeable sheet
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suction
supply device
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JP11018804A
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Hiroshi Maesako
浩 前迫
Takeshi Kawaguchi
猛 川口
Shuji Yamaoka
修司 山岡
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平板状の成形体は勿論のこと、波板状等の凹凸
形状を有する成形体であっても、品質の安定した成形体
を連続的に製造することができる水硬性無機質成形体の
製造方法を提供することを目的としている。 【解決手段】気密板を透水性シート上にスライド自在に
設け、気密板の一端が、移動端で原料供給装置の端面に
受けられるようにするとともに、原料供給装置の透水性
シートの移動方向への移動に伴い、原料供給装置から透
水性シート上に供給された成形原料を展開賦形して得ら
れる展開賦形物の始端部で受けられた状態で、透水性シ
ートの移動に伴って透水性シートの移動方向に移動し
て、透水性シートの脱水限界領域内の成形原料未供給部
を常に覆ってサクション手段の真空度を保つようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性無機質成形
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水硬性無機質成形体を製造する方法とし
て、透水性シートを、成形される成形体の一方の面に沿
う形状を有し、多数のサクション孔が穿設されたサクシ
ョン手段のサクション面に沿わせながら一側から他側に
向かって移動させ、かつ、2つの展開ロールが透水性シ
ートの移動方向に並列して設けられた原料供給装置を、
前記透水性シートの移動方向に往復動させながら、展開
ロールと展開ロールとの間から透水性シート上に成形原
料を供給し、両展開ロールによって、供給された成形原
料を展開ロールと、透水性シートとの隙間形状に展開賦
形するとともに、サクション手段によって透水性シート
越しにサクション孔を介して成形原料中の余剰水分を減
圧脱水して得た賦形物を養生硬化するようになっている
製造方法が、特開平6−297422号公報や特開平9
−48014号公報等において既に提案されている。
【0003】すなわち、上記の製造方法によれば、透水
性シートを連続的に移動させ、この透水性シート上に成
形原料を供給しつつ展開ロールで展開賦形するようにし
たので、平板状の成形体は勿論のこと、特開平9−48
014号公報の製造方法においては、波板状等をした横
断面凹凸形状をした板状の成形体を連続的に製造するこ
とができると言う利点がある。
【0004】しかしながら、上記のような製造方法の場
合、透水性シートが一方向に連続的に移動しているとと
もに、原料供給装置が透水性シートの進行方向に往復動
するようになっているため、原料供給装置が透水性シー
トの進行方向側に移動している時に、減圧脱水領域の始
端部にさしかかった透水性シート上に成形成形原料がま
ったく供給されていない場合が生じる。したがって、こ
の成形原料が供給されていない透水性シート部分から外
気が透水性シート越しに直接サクション手段側に入り込
んで、一時的にサクション手段の真空度が低下してしま
い、部分的に脱水不良を招いたりする恐れがある。
【0005】そこで、原料供給装置が透水性シートの進
行方向側へ移動している間も、減圧脱水領域にさしかか
った透水性シート上に常に成形原料が供給された状態に
するために、原料供給装置の移動範囲を、透水性シート
の進行方向後方側の端部が減圧脱水領域に入る手前側に
なるように拡げる方法が考えられる。
【0006】しかし、この方法では、特に、特開平9−
48014号公報の製造方法のように、波板状等の凹凸
形状の成形体を得ようとする場合、つぎのような問題が
あった。
【0007】すなわち、特開平9−48014号公報の
製造方法の場合、展開ロールが凹凸形状に沿うような断
面形状をしているとともに、成形原料に流動性があるた
め、このように原料供給装置の移動範囲を拡げ、透水性
シートが減圧脱水領域に到る手前で成形原料を透水性シ
ート上に供給すると、減圧脱水領域に入る前に凹凸の谷
部側へ成形原料が流れてしまう。したがって、凹凸の谷
部側に過剰に成形原料が供給された状態で、減圧脱水領
域でそのまま減圧脱水されてしまい、均一な厚みの成形
体を得られなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、平板状の成形体は勿論のこと、波板状等
の凹凸形状を有する成形体であっても、品質の安定した
成形体を連続的に製造することができる水硬性無機質成
形体の製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる水硬性無
機質成形体の製造方法は、このような目的を達成するた
めに、透水性シートを、成形される成形体の一方の面に
沿う形状を有し、多数のサクション孔が穿設されたサク
ション手段のサクション面に沿わせた状態で一側から他
側に向かって移動させつつ、2つの展開ロールが透水性
シートの移動方向に並列して設けられた原料供給装置
を、前記透水性シートの移動方向に往復動させながら、
展開ロールと展開ロールとの間から透水性シート上に成
形原料を供給し、供給された成形原料を両展開ロールに
よって、展開ロールと、透水性シートとの隙間形状に展
開賦形するとともに、サクション手段によって透水性シ
ート越しにサクション孔を介して成形原料中の余剰水分
を減圧脱水するようになっている水硬性無機質成形体の
製造方法において、その一端が、透水性シートの移動方
向と逆方向に移動してきた原料供給装置の透水性シート
の移動方向と逆方向の端面に受けられた状態で、原料供
給装置が移動端に達するまで、原料供給装置に伴って透
水性シート上をスライドするとともに、原料供給装置の
透水性シートの移動方向への移動に伴い、原料供給装置
から透水性シート上に供給された成形原料を展開賦形し
て得られる展開賦形物の始端部で受けられた状態で、透
水性シートの移動に伴って透水性シートの移動方向に移
動し、他端が前記移動時にサクション手段の減圧脱水領
域界面または減圧脱水領域外にくる大きさで、かつ、下
面がサクション面形状をした気密板を、透水性シート上
を覆うようにスライド自在に設けるようにした。
【0010】本発明において、透水性シートは、特に限
定されないが、フェルトや不織布等で形成されていて、
無端ベルト状にすることが好ましい。また、透水性シー
トは、成形原料が供給される部分でサクション手段のサ
クション面に沿う形状になれば、特に問題はないが、あ
らかじめサクション手段のサクション面に沿う形状に成
形されていても構わない。
【0011】サクション手段は、特に限定されないが、
サクション面を備えたサクションボックスをチェーンな
どを介して無端状に接続し、透水性シートと等速度で動
くようにすることが好ましい。
【0012】成形原料は、セメントスラリー等の公知の
水硬性無機質成形体の製造に使用されるものであれば、
特に限定されない。また、得られた成形体は、特に限定
されないが、成形終了後、所定の条件で一定時間養生硬
化させ、そののち、必要に応じて塗装を施すこともでき
る。
【0013】気密板の長さは、特に限定されないが、原
料供給装置が1往復に要する時間に透水性シートが移動
する距離以上の長さとすることが好ましい。気密板の原
料供給装置に受けられる端縁部は、シール性をよくする
ため、ゴム弾性体などで形成されていることが好まし
い。
【0014】また、気密板は、特に限定されないが、た
とえば、気密板本体の透水性シートに受けられる面にテ
フロン(4フッ化エチレン)樹脂シート等を貼るなどし
て透水性シートとの摩擦抵抗を少なくすることが好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は本発明の製造
方法に用いる製造装置の1例をあらわしている。
【0016】図1に示すように、この製造装置1は、透
水性シート2と、原料供給装置3と、サクション手段4
と、気密板9とを備え、図2に示すような波形をした成
形板Fを成形できるようになっている。すなわち、透水
性シート2は、透水性を有し、無端ベルト状になってい
て、駆動ロール21と多数のガイドロール22を介して
図1の矢印X方向に一定速度で回転するようになってい
る。
【0017】なお、駆動ロール21およびガイドロール
22は、図示していないが、山部と谷部とが交互に配置
された略瓢箪形をしている。したがって、透水性シート
2は、成形される成形体Fの一方の面の波形状に形付け
されながら駆動ロール21の駆動力によって矢印X方向
に回転するようになっている。
【0018】サクション手段4は、図1に示すように、
減圧ボックス5と多数のサクションボックス6とを備え
ている。
【0019】多数のサクションボックス6は、環状にな
ったチェーン(図示せず)を介して無端ベルト状に連結
されていて、このチェーンが掛けられたスプロケット6
1,61が回転駆動することによって透水性シート2と
同じ回転方向に等速度で回転するようになっており、透
水性シート2の上側平行部分と平行になった時に、図3
に示すように、各サクションボックス6のサクション面
62が透水性シート2の下面に密着するようになってい
るとともに、サクション面62の両側に立ち上がるよう
に設けられた立上壁66a,66bによって透水性シー
ト2の幅方向のずれを防止するようになっている。
【0020】また、サクション面62は、図3に示すよ
うに、成形される成形体の一方の面の波形状に沿う形状
に形成されていて、多数のサクション孔63が穿設され
ている。さらに、サクションボックス6の底面側には、
後述する減圧ボックス5の減圧孔51に連通する通気孔
64が設けられている。
【0021】一方、減圧ボックス5は、図3に示すよう
に、サクションボックス6を下側から受けるようになっ
ていて、減圧孔51がその上面に設けられているととも
に、図示していないが、真空ポンプやブロアーなどの減
圧手段に接続されている。そして、図1に示すように、
減圧孔51の前後には、サクションボックス6の通気孔
64を塞ぐようにサクションボックス6を受ける前部蓋
状部52および後部蓋状部53が設けられている。
【0022】すなわち、サクション手段4は、サクショ
ンボックス6が、スプロケット61の回転駆動によって
減圧ボックス5上に移動してきて、まず、通気孔64が
前部蓋状部52によって一旦気密状態に減圧ボックス5
に受けられる。そして、サクションボックス6がさらに
移動し、通気孔64と減圧孔51とが連通すると、サク
ションボックス6内が減圧ボックス5からの減圧によっ
て減圧され、サクション面62に設けられたサクション
孔63から透水性シート2越しに成形原料中の余剰水分
を減圧脱水できるようになっている。また、サクション
ボックス6が減圧孔51の後端部分(進行方向側の端
部)を完全に通りすぎるまで、後部蓋状部53に受けら
れるようになっている。そして、減圧脱水領域Vは、前
部蓋状部52の中間位置から、後部蓋状部53の中間位
置までの間になっている。すなわち、サクションボック
ス6の移動方向先端部が前部蓋状部52の終端部から減
圧孔51側に少し入った位置までくると、サクションボ
ックス6内が減圧状態になり、サクションボックス6の
移動方向後端部が減圧孔51の終端部をでるまで減圧状
態が保たれるようになっている。
【0023】原料供給装置3は、図1に示す移動範囲W
内を透水性シート2の進行方向の前後に往復動するよう
になっていて、図1および図3に示すように、原料供給
管31、展開ロール33,33、および側板(原料流出
防止板)36を備えている。両展開ロール33,33
は、図3に示すように、成形しようとする成形体Fの他
方の面の波形状に一致するように略瓢箪形に形成されて
いるとともに、回転速度が変更自在になっていて、原料
供給装置3の往復動に伴って回転しつつ成形原料を展開
するようになっている。
【0024】原料供給管31は、展開ロール33,33
の間を臨むように設けられていて、原料タンク(図示せ
ず)から圧送されてくる成形原料を展開ロール33と展
開ロール33の間を通して透水性シート2に供給できる
ようになっている。側板36は、図3に示すように、展
開ロール33,33の両端に対面するように左右に配置
され、サクションボックス6の立上壁66a,66bに
その下端が受けられるようになっている。
【0025】気密板9は、図4に示すように、原料供給
装置3の透水性シート2の移動方向と逆方向で透水性シ
ート2上を覆うように透水性シート2上にスライド自在
に載置されていて、サクション面62に沿う形状の合成
樹脂製の波板で形成されていた本体と、本体の透水性シ
ート2に受けられる面に貼着されたテフロン樹脂シート
と、原料供給装置3側の端縁に沿って設けられたゴムシ
ール部91とから構成されていて、その長さが、原料供
給装置3の1往復する時間内に透水性シート2が移動す
る距離と略同じか少し長くなっている。
【0026】この製造装置1は、以上のようになってお
り、つぎのようにして所望の成形板Fを製造することが
できる。すなわち、まず、透水性シート2およびサクシ
ョンボックス6を同一方向に同一速度で回転させるとと
もに、減圧ボックス5内を減圧手段で減圧しておく。
【0027】そして、移動範囲W内を往復動する原料供
給装置3によって、透水性シート2上に成形原料8をさ
らに供給し、展開ロール33,33によって展開賦形す
ると同時に成形原料8中の余剰水分を透水性シート2越
しに吸水孔63から脱水し、断面波形の賦形物81を連
続的に製造する。そののち、賦形物81を所定の長さに
切断し養生硬化させて図2のような成形板Fを製造す
る。
【0028】なお、気密板9は、図5(a)に示すよう
に、原料供給装置3が透水性シート2の移動方向と逆方
向の移動端W1にあるとき、その一端であるゴムシール
部91が、原料供給装置3の端面に受けられており、図
5(b)に示すように、原料供給装置3が、透水性シー
ト2の移動方向に移動し、他方の移動端で折り返して再
び、図5(c)に示すように、ゴムシール部91に原料
供給装置3の端面に受けられるようになるまで、ゴムシ
ール部91が展開賦形物81の始端部に受けられ透水性
シート2の上面に密着した状態で透水性シート2の移動
同調して透水性シート2の移動方向に移動するようにな
っている。さらに、原料供給装置3の端面に受けられた
気密板9は、原料供給装置3が移動端W1に達するま
で、原料供給装置3の移動に伴って透水性シート2上を
透水性シート2の移動方向と逆方向にスライドするよう
になっている。
【0029】すなわち、気密板9は、図5(a)〜
(c)に示すように、原料供給装置3と前部蓋状部52
との間の透水性シート2の上面、あるいは、展開賦形物
81の始端部と前部蓋状部52との間の透水性シート2
の上面が気密板9によって覆われた状態を保つように透
水性シート2上をスライドするようになっている。
【0030】この製造方法は、以上のように、気密板9
を設け、減圧脱水領域V内に移動してきて、成形原料8
が未供給状態の透水性シート部分を常に上方から覆うよ
うにしたので、サクション手段4の真空が切れることが
ない。したがって、平板状の成形体は勿論のこと、波板
状等の凹凸形状を有する成形体であっても、品質の安定
した成形体Fを連続的に製造することができる。
【0031】本発明にかかる水硬性無機質成形体の製造
方法は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、
上記の実施の形態では、波板状の成形体を製造するよう
にしてたが、透水性シート側の面が平坦で展開ロール側
が凹凸形状など他の形状でも構わない。また、上記の実
施の形態では、サクションボックス6のサクション面6
2の両側に立上壁66a,66bを設けるようにしてい
たが、立上壁を設けず、原料供給手段3の側壁36の下
端が透水性シート2に摺接させるようにし、この側壁3
6によって成形原料8の幅方向へのはみ出しを防止する
ようにしても構わない。
【0032】さらに、上記の実施の形態では、展開ロー
ル33,33によって展開賦形するだけであったが、減
圧ボックス5の後端部あるいはその後方に押圧ロールを
設け、この押圧ロールによって賦形物をさらに押圧賦形
するようにしても構わない。
【0033】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳しく説明する。
【0034】(実施例1)図1に示す製造装置1を用い
て、減圧ボックス5内の成形時の真空度が400mmHgと
なるように設定して波深さ50mmの賦形物81を連続的
に成形し、減圧ボックス5内の真空度の変化を調べたと
ころ、真空度にばらつきがなく略一定であった。また、
得られた賦形物81の賦形直後の含水率を山部および谷
部でそれぞれ成形方向で6点ずつ調べ、その結果を表1
に示した。
【0035】
【表1】
【0036】(比較例1)ホッパを設けず、予備供給を
行わなかった以外は、実施例1と同様にして賦形物81
を製造し、減圧ボックス5内の真空度の変化を調べたと
ころ、真空度が50〜400mmHgの範囲で変動した。ま
た、得られた賦形物81の賦形直後の含水率を山部およ
び谷部でそれぞれ成形方向で6点ずつ調べ、その結果を
表2に示した。
【0037】
【表2】
【0038】表1および表2から、本発明の製造方法で
製造した賦形物は、成形方向で山部および谷部ともバラ
ツキが少なく、従来の製造方法より品質の安定した成形
体を製造できることがよくわかる。
【0039】
【発明の効果】本発明にかかる水硬性無機質成形体の製
造方法は、以上のように構成されているので、平板状の
成形体は勿論のこと、波板状等の凹凸形状を有する成形
体であっても、品質の安定した成形体を連続的に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる水硬性無機質成形体の製造方法
に用いる製造装置の1例を説明する側面図である。
【図2】図1の製造装置で得られる成形体の斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1の製造装置の気密板の斜視図である。
【図5】図1の製造装置の気密板と原料供給装置の動き
を工程順に説明する説明図である。
【符号の説明】
2 透水性シート 3 原料供給装置 33 展開ロール 4 サクション手段 5 減圧ボックス 6 サクションボックス 62 サクション面 63 サクション孔 8 成形原料 9 気密板 91 ゴムシール部(一端) F 成形体 V 減圧脱水領域 W 原料供給装置移動領域 W1 移動端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G052 DA01 DB02 DC04 4G054 AA01 AB00 AB06 AC00 AC04 BC12 DA06 4G056 AA06 AA07 CC00 CE02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透水性シートを、成形される成形体の一方
    の面に沿う形状を有し、多数のサクション孔が穿設され
    たサクション手段のサクション面に沿わせた状態で一側
    から他側に向かって移動させつつ、2つの展開ロールが
    透水性シートの移動方向に並列して設けられた原料供給
    装置を、前記透水性シートの移動方向に往復動させなが
    ら、展開ロールと展開ロールとの間から透水性シート上
    に成形原料を供給し、供給された成形原料を両展開ロー
    ルによって、展開ロールと、透水性シートとの隙間形状
    に展開賦形するとともに、サクション手段によって透水
    性シート越しにサクション孔を介して成形原料中の余剰
    水分を減圧脱水するようになっている水硬性無機質成形
    体の製造方法において、その一端が、透水性シートの移
    動方向と逆方向に移動してきた原料供給装置の透水性シ
    ートの移動方向と逆方向の端面に受けられた状態で、原
    料供給装置が移動端に達するまで、原料供給装置に伴っ
    て透水性シート上をスライドするとともに、原料供給装
    置の透水性シートの移動方向への移動に伴い、原料供給
    装置から透水性シート上に供給された成形原料を展開賦
    形して得られる展開賦形物の始端部で受けられた状態
    で、透水性シートの移動に伴って透水性シートの移動方
    向に移動し、他端が前記移動時にサクション手段の減圧
    脱水領域界面または減圧脱水領域外にくる大きさで、か
    つ、下面がサクション面形状をした気密板を、透水性シ
    ート上を覆うようにスライド自在に設けることを特徴と
    する水硬性無機質成形体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105216419A (zh) * 2015-10-15 2016-01-06 惠州东方雨虹建筑材料有限责任公司 一种多功能的卷材生产线

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105216419A (zh) * 2015-10-15 2016-01-06 惠州东方雨虹建筑材料有限责任公司 一种多功能的卷材生产线
CN105216419B (zh) * 2015-10-15 2017-07-25 惠州东方雨虹建筑材料有限责任公司 一种多功能的卷材生产线

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