JP2000210876A - ピンセット - Google Patents

ピンセット

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Publication number
JP2000210876A
JP2000210876A JP11051315A JP5131599A JP2000210876A JP 2000210876 A JP2000210876 A JP 2000210876A JP 11051315 A JP11051315 A JP 11051315A JP 5131599 A JP5131599 A JP 5131599A JP 2000210876 A JP2000210876 A JP 2000210876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
parts
pinching
tweezers
gripping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11051315A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Koreeda
雄一 是枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP11051315A priority Critical patent/JP2000210876A/ja
Publication of JP2000210876A publication Critical patent/JP2000210876A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 球状、円柱状の小型部品の把持が容易である
とともに、容易に製造が可能なピンセットを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 弾性部、前記弾性部に接続した一対の把
持部を有し、把持部の片方のみに溝が形成されているピ
ンセットを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微少なものを取り
扱うピンセットに関し、特に電子部品、光部品等微少部
品の取り扱いに使用するピンセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピンセットを図3A、図3Bに示
す。一対の板状体が一端で連結固定されて弾性部10が
形成されている。板状体の自由端はものを鋏むための一
対の把持部21、把持部22であり、この間にものが挟
まれる。また、弾性部10と把持部21、把持部22の
中間はそれぞれ握り部31、握り部32であり、この一
対の握り部31、握り部32を例えば人の親指と人差し
指で握ることで弾性部10が撓み、握りの強さを加減す
ることで一対の把持部21、把持部22の間隔を調整
し、物を把持部21と把持部22の間に把持することが
可能となる。ここで、円柱状部品50を把持した状態を
図3Bとして示す。この従来例においては把持部21、
把持部22の形状が単なる平板状であったため、図3B
に示すように物を把持しても外れ易く特に球状、円柱状
の微少部品の把持がし難かった。
【0003】図4Aに他の従来例を示す。この例では把
持部21、把持部22のそれぞれに対向して一対の溝4
1、溝42が形成されている。把持部21、把持部22
に溝41、溝42を有することで球状、円柱状の部品を
把持するのが容易となっている。ここで、溝41、溝4
2は部品の寸法に合わせて形成しなければならず、従い
形状、寸法の異なる部品ごとに異なった溝のピンセット
を用意する必要がある。しかし、部品が微少になれば、
微細な溝を形成しなければならず溝の加工が困難とな
る。これを以下に示す。図4Bは図4Aの把持部を拡大
し円柱状部品50を把持した状態を示したものである
が、円柱の直径にほぼ対応する幅の溝を形成する必要が
あることが判る。例えば、円柱状部品50の直径が2m
mで溝の底の角度θが60°とすれば、溝の幅dは2.
2mmとなる。そして、把持する部品が微少になればな
るほどこれに対応して微少な幅の溝を精密に形成しなけ
ればならず、ピンセットの製造が困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような状況に鑑
み、本発明は、球状、円柱状の小型部品の把持が容易で
あるとともに、容易に製造が可能なピンセットを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性部に接続
した一対の把持部を有し、把持部の片方のみに溝が形成
されているピンセットを構成する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1により説明
する。図1は把持部を閉じた状態を示している。一対の
板状体が一端で連結固定されて弾性部10が形成されて
いる。板状体の自由端はものを鋏むための把持部21、
把持部22であり、一対の把持部21、把持部22の間
に物が挟まれる。また、弾性部10と把持部21、把持
部22の中間はそれぞれ握り部31、握り部32であ
る。ここで、片方の把持部21のみにV字状の溝41が
形成され、他方の把持部22は平板のままである。溝4
1は把持部21の端面に対しほぼ平行になるように形成
している。握り部31、握り部32を握りその握る力を
変えることでことで一対の把持部21、把持部22の間
隔を調整し、溝を形成した把持部21と他方の平板上の
把持部22の間に物を鋏むことが出来る。
【0007】微少な部品を把持する場合には微少な溝を
形成しなければならないが、片方の把持部21のみに溝
を形成することで微少な物を挟む場合であっても溝加工
の困難性が軽減される。これを示すため、図2に把持部
21、把持部22の間に直径2mmの円柱状の部品50
を鋏んだ状態を拡大して示す。図2Aは溝41の断面形
状がV字状で、V字の角度が60°の場合を示し、図2
Bは溝41の断面形状が半円状の場合を示し、何れも溝
幅dは3.4mmである。溝の形状、寸法を以上のよう
にすることで、溝付きの把持部と溝無しの把持部の間に
外形2mmの円柱状部品50を把持することが可能とな
る。図4Bに示す従来例では、把持部21の溝幅dが
2.2mmであるのと比べ、図2A、図2Bでは溝幅d
が3.4mmとなっており、溝幅が大きくなっている。
従って、把持する円柱状部品50の寸法が小さくなれば
なるほど微少な溝を精度良く作成する上で、加工の困難
性が軽減されることが判る。しかも溝の加工は片側のみ
であり、この点からも作成が容易である。溝の加工は例
えば図2Aの断面V字状では切削加工で、図2Bの断面
半円状では放電加工を用いることで容易に行なえる。
【0008】以上は部品として円柱状部品50を例にと
って説明したが、その他の形状例えば球状の部品を取り
扱う際も本発明に係るピンセットを利用できるのはもち
論である。その際に例えば球状の部品を鋏むには、把持
部21に設けた溝41の両端部を開放することなく閉じ
た状態とした方が部品が外れにくくなるのでより好適で
ある。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明は、ピンセットの把
持部の片側のみに溝を形成することによって、溝の加工
寸法のゆとりをもたらし溝加工を容易とし、球状、円柱
状の微少な部品を確実に把持するピンセットを低コスト
で製造することを可能とする効果を奏する。この際、従
来の両側に溝を設けた場合と比較して部品を鋏む上での
作業性が低下することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるピンセットを示す側面図
である。
【図2】図1の実施例においてピンセットの把持部を拡
大した側面図である。図2Aは把持部の片側に形成した
溝がV字状であるものを、図2Bは溝が円弧状のものを
示す。
【図3】従来のピンセットの例を示す側面図である。
【図4】従来のピンセットの他の例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 弾性部 21、22 把持部 31、32 握り部 41、42 溝 50 円柱状部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性部、前記弾性部に接続した一対の把持
    部を有するピンセットにおいて、 把持部の片方のみに溝が形成されていることを特徴とす
    るピンセット。
  2. 【請求項2】請求項1において、溝の形状がV字状であ
    ることを特徴とするピンセット。
  3. 【請求項3】請求項1において、溝の形状が円弧状であ
    ることを特徴とするピンセット。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3において溝の両端部
    が閉じられていることを特徴とするピンセット。
JP11051315A 1999-01-20 1999-01-20 ピンセット Pending JP2000210876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018204997A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 株式会社島津製作所 Pesi探針用ハンドリング装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106