JP2000210259A - 角膜の形態測定方法とその装置 - Google Patents

角膜の形態測定方法とその装置

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JP2000210259A
JP2000210259A JP10488A JP2000010488A JP2000210259A JP 2000210259 A JP2000210259 A JP 2000210259A JP 10488 A JP10488 A JP 10488A JP 2000010488 A JP2000010488 A JP 2000010488A JP 2000210259 A JP2000210259 A JP 2000210259A
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cornea
corneal
contact needle
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electromagnet
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JP10488A
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English (en)
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Guenther Grabner
グラブナー ギュンター
Reinhard Eilmsteiner
アイルムスタイナー ラインハルト
Wolgang Husinsky
フシンスキイ ヴォルフガング
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KAMILLLO EISNER STIFTUNG
Original Assignee
KAMILLLO EISNER STIFTUNG
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/107Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining the shape or measuring the curvature of the cornea

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角膜の形態測定データを処理、保存し以後の
診断に際し、視覚及び、あるいは音声データの形式で呼
び出せるようにする角膜形態測定方法及びその装置を提
供すること。 【解決手段】 角膜18に凹みを与える接触針33を用
いて角膜の状態を解析するため、凹みの形態が記録され
像の形で処理されたり、表示されたりするするようにな
っている。解析装置90には表示用モニターの付いたビ
デオ式角膜鏡20も備えられ、得られたデータは計算機
で処理されて再生可能な形で視覚あるいは音声データと
して保存され、手術に先立ってのシミュレーションなど
が再生ができることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は角膜の形態の測定方
法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーストリア特許No.400,664
では角膜前面の曲率の特に生体あるいは実験室的評価用
の角膜形態解析装置を開示している。この解析装置には
黒白交互の同心円を角膜前面に反射させて角膜のひずみ
を検出する伝統的なプラシド法を用いているビデオ式角
膜鏡を備えている。支持アームが電動の送り台に取り付
けられており、接触する部位あるいは接触針を動かすよ
うになっている。この支持アーム付き送り台は角膜の方
向へ角膜が変形しない第一段階(零位置)までリニアモ
ターで前進するようになっており、第二段階で角膜にμ
mオーダーの凹みを生ずるまで接触針が角膜に向かって
動くようになっている。第一段階で角膜の曲率像が撮ら
れ、次いで接触針で凹ませて角膜の一時的変形の写真が
撮られる。これらの像を比較して、写真で得られた形態
の変形から角膜の局部的、病理的変化の推測及び起こり
うる角膜の歪みの測定することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に従来の方法
では写真撮影後、データの測定を行うので、患者に対し
て時宜を得た対応が難しいとの問題があった。
【0004】本発明は叙上の点に着目して成されたもの
で、特に角膜の種々の病気の初期段階の診断において、
手術、移植及び承認の決定を促すデータを得る改良され
た方法及び装置を提供することにある。
【0005】更に本発明では、まず角膜のありのままの
像を形成し、一時的凹みを与える接触針にて角膜の少な
くとも一つの領域を凹ませて角膜前面の二次像を形成し
て形態の変形に相当するデータを測定し角膜の性状を識
別するためにデータを処理、記憶し、診断用にデータを
視覚及び、あるいは音声手段の形式で伝え、更に後日、
データベースとして活用できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段は以下のとおりである。
【0007】角膜の形態データ測定装置には位置決め装
置、電動駆動装置、位置決め装置に一端を固定された取
付具部材、その取付部材の他端に支持され角膜前面が変
形するよう角膜に凹みを与える尖った先端を有する接触
針、凹みの力が所定の値より大きくなった場合、尖った
先端をを角膜前面から引離すように作用する取付部材と
接触針の間に据えられた電磁石、例えば突きだした円錐
及び接触針によって角膜が凹んでいる間の角膜前面の変
形を測定する検出手段を備えた角膜鏡などの検出システ
ムが含まれている。
【0008】本発明の方法及び装置によって手術の手順
に関連する角膜の部分的変形の外に、厚さと弾性値(弾
性係数)に依存する角膜の物理的性状を測定すること
で、眼科医は特に角膜の屈折手術などの手術前に正確な
解析が出来るようになった。
【0009】都合のよいことには、凹み及び形態に依存
するデータは個々の患者の心拍と同期して連続的像が得
られるようにできる。これによって脈拍に基づく目の擬
似的動きは除去される。
【0010】解析結果に基づいてデータ及びデータより
の変動要因によって視力を損なうような角膜の病理的変
化の早期発見の基板が与えられ、角膜の形態の解析によ
り術前及び術後の情報を提供することも可能となる。こ
のように、新規の独創的方法及び装置によって角膜の動
的解析(DCI=Dynamic CornealIm
aging)への応用ができるようになる。
【0011】ここまで、課題解決の手段の概要を述べて
きたが、以下にその手段につきより詳細かつ具体的に述
べる。
【0012】(1)自然な状態の角膜の形態の一次像を
形成し、前記角膜の前面に一時的変形をおよぼすため接
触針にて前記角膜の少なくとも一領域を凹ませ、前記角
膜の前面の変形二次像を形成し、対応する形態に依存す
るデータを生成するため前記変形を測定し、前記角膜の
性状を識別するため前記データを処理及び保存し、診断
評価のため前記データを操作者に信号にて送ることを特
徴とする角膜の形態測定方法。
【0013】(2)前記信号は視覚及び音声手段の中か
ら少なくとも一つの手段にて実現されることを特徴とす
る前記(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0014】(3)前記角膜前面の前記変形二次像は単
一、あるいは連続した隣接するフレームにて生成して形
成されることを特徴とする前記(1)記載の角膜の形態
測定方法。
【0015】(4)前記角膜前面の前記二次像は音声信
号及び特性データの中から選択された少なくとも一つの
要素にて生成して形成されることを特徴とする前記
(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0016】(5)前記音声信号は周期的あるいは断続
的に測定され、変換された数字の列として保存された振
幅を有することを特徴とする前記(4)記載の角膜の形
態測定方法。
【0017】(6)前記音声信号は低音と高音に分離さ
れ以後の診断評価のため計算機によってをシミュレーシ
ョンされることを特徴とする前記(4)記載の角膜の形
態測定方法。
【0018】(7)前記凹みの生成段階には任意に選択
した凹みの領域において前記接触針が深さ及び、あるい
は力に関するデータに基づいて角膜方へ前進させること
も含み、前記測定段階には以後の診断評価のため前記凹
みの領域における前記角膜前面の前記変形二次像を生成
することも含むことを特徴とする前記(1)記載の角膜
の形態測定方法。
【0019】(8)前記凹みの生成段階には任意に選択
した凹みの領域において前記接触針が深さ及び、あるい
は力に関するデータに基づいて角膜方へ前進させること
も含み、前記測定段階には以後の診断評価のため前記凹
みの領域における前記角膜前面の前記変形特性データを
生成することも含むことを特徴とする前記(1)記載の
角膜の形態測定方法。
【0020】(9)前記凹みの生成段階には任意に選択
した凹みの領域において異なった深さ及び、あるいは力
で凹ますため幾つかの領域において前記接触針を前記角
膜の方へ前進させることも含み、前記凹みの位置の周り
の前記の個々の変形は以後の診断評価のため再現可能な
ことを特徴とする前記(1)記載の角膜の形態測定方
法。
【0021】(10)前記データ処理段階には保存され
た個々の凹みのアナログデータと単一フレーム及び、あ
るいは連続説した隣接フレーム、音声信号あるいは特性
データとを組み合わせたデータの形成も含むことを特徴
とする前記(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0022】(11)前記凹みの生成段階には前記接触
針がプログラム制御され予め選択された深さに凹ますた
め前記角膜の方へ前進させることも含むことを特徴とす
る前記(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0023】(12)前記凹みの生成段階には前記接触
針がプログラム制御されて予め選択された力で凹ますた
め前記角膜の方へ前進させることも含むことを特徴とす
る前記(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0024】(13)偏差が生じた場合、前記角膜前面
の凹みに相当する深さ関連及び、あるいは力に関連した
データの自己調整をする段階が更に加わることを特徴と
する前記(7)記載の角膜の形態測定方法。
【0025】(14)前記凹みの生成段階はプログラム
制御及び脈拍に同期するように患者の心拍に応じて実行
され、以後の角膜の診断評価のため、前記信号は視覚及
び、あるいは音声的手段であることを特徴とする前記
(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0026】(15)生成された前記一次及び二次の像
は、前記接触針にて生じた凹みの領域においてプログラ
ム制御及び脈拍に同期するように患者の心拍に応じて、
確認され保存されることを特徴とする前記(1)記載の
角膜の形態測定方法。
【0027】(16)プログラム制御及び脈拍に同期す
るように患者の心拍に対応して前記角膜の前面の幾つか
の位置に前記凹みを生成させることを特徴とする前記
(14)記載の角膜の形態測定方法。
【0028】(17)前記凹みの生成中から終了までの
間、前記接触針から前記角膜前面への力は予め設定され
た力に依存した電気的に監視、制御をされることを特徴
とする前記(1)記載の角膜の形態測定方法。
【0029】(18)前記二次像生成後に前記接触針を
引き離したり、以後前記角膜前面の別の位置に凹みを生
成させるため前記接触針を待機の位置に設定しておくこ
とを更に付け加えたことを特徴とする前記(1)記載の
角膜の形態測定方法。
【0030】(19)前記凹みの操作にはプログラム制
御に従って最初の段階において垂直の経線に平行な90
°から270°の間あるいは垂直な経線に平行な0°か
ら180°の間に前記接触針が前記角膜前面へと前進す
ることを含むことを特徴とする前記(1)記載の角膜の
形態測定方法。
【0031】(20)誤動作の際、前記接触針が動的に
前記電磁石の前記影響域から引き離されるように電気的
に監視された前記電磁石と相互に影響しあいそれにより
少なくとも前記接触針の前記尖った先端が前記角膜前面
から外れることを特徴とする前記(1)記載の角膜の形
態測定方法。
【0032】(21)電動機で駆動される位置決め装
置、一方が前記位置決め装置に固定された台座、前記台
座の他端で支持された角膜前面に変形を生じさせるため
角膜に凹みの力を与えるために尖った先端を有する接触
針、凹みの力が所定の水準を越えた場合前記接触針が電
磁石の影響圏から引き離しそれにより前記尖った先端を
前記角膜前面から外すように前記台座と前記接触針の間
に設置された前記電磁石及び前記角膜の凹みの間、前記
接触針にて生じた前記角膜前面の変形の測定及び測定す
るための検出手段を備えたことを特徴とする角膜解析の
ための形態データ測定装置。
【0033】(22)前記台座は一方に前記電磁石を取
付け他方には前記位置決め装置に固定されたブラケット
を含むことを特徴とする前記(21)記載の角膜解析の
ための形態データ測定装置。
【0034】(23)前記ブラケットがZ状の形態を有
することを特徴とする前記(21)記載の角膜解析のた
めの形態データ測定装置。
【0035】(24)前記台座には一方がプロジェクタ
まで張り出している前記接触針の取付けられ、他方に前
記電磁石へ固定している支持アームを含むことを特徴と
する前記(22)記載の角膜解析のための形態データ測
定装置。
【0036】(25)前記支持アームの他端と前記電磁
石の間に更に強磁性の板を設置したことを特徴とする前
記(24)記載の角膜解析のための形態データ測定装
置。
【0037】(26)前記支持アームの他端を前記ブラ
ケットに結合するためのある間隔に設置された一対の支
持体、前記支持体の一方に設置し前記電磁石と相互に影
響し合う第一のセンサを更に備えたことを特徴とする前
記(24)記載の角膜解析のための形態データ測定装
置。
【0038】(27)第二の感圧センサが前記他方の支
持体に設けられ、前記接触針からの前記凹みの力が所定
の水準を越えると前記支持アームが前記電磁石の方へ移
動するように前記第一及び第二の感圧センサが前記電磁
石と相互に影響し合うようになっていることを特徴とす
る前記(26)記載の角膜解析のための形態データ測定
装置。
【0039】(28)前記支持アーム及び前記接触針が
導電性素材から成ることを特徴とする前記(21)記載
の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0040】(29)前記検出手段に取付けられ前記位
置決め装置を保持している調整可能な台、前記角膜鏡の
前記突き出した円錐と合わせるように患者の頭部を載せ
る少なくとも一つのハンドルを有する支持枠、患者が働
かせる前記ハンドルに付けられた第一のセンサ、前記額
の支持枠に付けられた第二のセンサを更に備えたことを
特徴とする前記(21)記載の角膜解析のための形態デ
ータ測定装置。
【0041】(30)前記台には第一の盤及び前記位置
決め装置を支持するため前記第一の盤からある高さの位
置に取り付けられた第二の盤及び前記第一の盤と前記検
出手段を繋ぐ支持体も含まれることを特徴とする前記
(29)記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0042】(31)前記検出手段の光軸を横断して張
り出している旋回軸の周りを回転するように前記第二の
盤を回転可能なように前記第一の盤に取付け前記光軸に
対する前記接触針の調整を可能にしたことを特徴とする
前記(30)記載角膜解析のための形態データ測定装
置。
【0043】(32)前記検出装置にはビデオ式角膜鏡
が含まれることを特徴とする前記(21)に記載角膜解
析のための形態データ測定装置。
【0044】(33)検出装置、前記検出装置に接続さ
れているインターフェース装置、前記インターフェース
装置に接続されている計算機も含む評価装置を更に備
え、前記検出装置、前記インターフェース装置及び前記
計算機の各々が角膜の形態関連データの測定及び処理す
るための電子的手段に組み込まれていることを特徴とす
る前記(21)記載の角膜解析のための形態データ測定
装置。
【0045】(34)前記検出装置が前記接触針にれ接
続されていることを特徴とする前記(33)記載の角膜
解析のための形態データ測定装置。
【0046】(35)更に前記感圧センサが前記検出装
置と前記接触針の間に設置されていることを特徴とする
前記(34)記載の角膜解析のための形態データ測定装
置。
【0047】(36)前記二つのセンサーが個別に前記
検出装置と前記接触針の間に設置されていることを特徴
とする前記(34)記載の角膜解析のための形態データ
測定装置。
【0048】(37)検出装置、前記検出装置に接続さ
れているインターフェース装置、前記インターフェース
装置に接続されている計算機も含む評価装置を更に備
え、前記検出装置、前記インターフェース装置及び前記
計算機の各々が角膜の形態関連データの測定及び処理す
るための電子的手段に組み込まれ、前記検出装置が前記
第一及び第二のセンサーに接続されていることを特徴と
する前記(29)記載の角膜解析のための形態データ測
定装置。
【0049】(38)前記インターフェース装置が前記
位置決め装置と結合されていることを特徴とする前記
(33)記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0050】(39)単一フレームあるいは連続した隣
接フレームの形式で前記角膜の解析中に測定された形態
データを印刷できるよう処理する計算機に接続されてい
るカラープリンターを更に備えていることを特徴とする
前記(33)記載の角膜解析のための形態データ測定装
置。
【0051】(40)前記角膜の解析中に測定された形
態データのカラー表示のためのカラーモニターを更に備
えていることを特徴とする前記(33)記載の角膜解析
のための形態データ測定装置。
【0052】(41)前記電磁石が前記計算機で調整で
きる電流にて励磁されることを特徴とする前記(33)
記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0053】(42)前記電磁石が予め選択された調整
可能な電流にて励磁されることを特徴とする前記(3
3)記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0054】(43)前記計算機が前記角膜前面に前記
接触針からの前記凹みを与える力を調整するための電子
的手段に組み込まれていることを特徴とする前記(3
3)記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0055】(44)前記電磁石が磁気コイル及び感圧
センサからの出力を読込みそれによって前記磁気コイル
に流す電流を調整する電子的手段の組込まれれた制御部
を含んだ前記計算機を有することを特徴とする前記(3
5)記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態では、全
図面にわたって同じ部位は同一の数字(または符号)で
示している。
【0057】図1には本発明による角膜前面の凹み前後
の形態の確認およびそれに基づく角膜の状態の判断をす
ることによって主として角膜18(図8)の生体解析を
する90で示されている解析装置の前方斜視図が示して
ある。この技術の熟練者は実験室的解析、すなわち提供
された角膜の解析も出来ることを納得するであろう。こ
の場合解析する提供角膜を出来れば移植前に凹み操作に
適した容器に入れておくことが好ましい。
【0058】解析装置90には床に設置するための台座
5に支持されている台10も含まれている。図では詳し
く示されていないが、台座5は上下の矢印3で示された
垂直方向に動くように油圧あるい圧空の昇降装置を組み
込むこともできるようになっている。勿論、台10は手
動で動かすことも可能である。
【0059】台10の端近くに15で示される頭部指示
枠15が台座11により台10に固定されている。枠1
5には下部を台座11で固定された二本の平行に設置さ
れた直立柱14も含まれている。各々の直立柱14の下
端付近にはセンサ112を組み込んだハンドル12が取
り付けられている。枠15の直立柱14のほぼ中央に張
り出しているのは患者の顎を載せる支持体13である。
支持体13には患者の顎を適切に配置するための端板1
3’が付いている。最適の位置に設定するため上下の矢
印3の方向に顎支持体13をモータ(不図示)あるいは
手動で動かせる。直立柱14の上部に張り出しているの
は患者の額の支持体16である。額支持体16は額に合
うように円弧状あるい凸状になっていることが好ましく
これにもセンサ116が組み込まれている。
【0060】頭部支持枠15からやや離れたところにあ
るのは角膜の輪郭あるいは形態を検出するための例えば
ビデオ式の角膜鏡など従来の角膜鏡であり20で示され
ている。ビデオ式角膜鏡は登録商標名「KERATRO
N」とか商品名「Optikon/Rom」が市販され
ている。このような角膜鏡では交互に白黒になっている
リングを角膜前面に射影するための光源が接続されたプ
ラシド盤を用いており角膜の歪が検出できるようになっ
ている。本発明ではこれ以外にも例えばラスターステレ
オ写真測量法とか干渉法を用いることも可能である。
【0061】図1の例に限らず、ビデオ角膜鏡20は透
明なプラシド盤と共に操作し、図8ないし図10に示す
ように、角膜18の前面上へと不透過性の幾つかの輪を
射影する光源に接続している円錐状のプロジェクタ28
(測定ヘッド)も含んでいる。
【0062】プロジェクタ28は同心円状で軸から等距
離のリングを伴った光軸28’によって規定され、対象
となる角膜の形態に応じて角膜18に写るリングの輪郭
が変化するようになっている。
【0063】ビデオ式角膜鏡20にはそれに必要な配線
類を通す開口部7が形成されている台10上の台座26
に据えられているモニター27も含まれている。台座2
6には上下の矢印3で示される方向の位置調整のため伸
縮可能な支持体26’も含まれている。台座26には両
側に張り出してその両端にラック21に沿って動くロー
ラー24(図1では一つしか示されていない。)が備え
られたシャフト23が収められている。安全のためラッ
ク21に結合している各々のローラー24は台10上の
箱22に収められている。シャフト23は台座26に組
み込まれたモータ(不図示)にて操作され台座26から
突き出てているジョイスティック25(図2参照)にて
矢印3と同じように角膜鏡20を頭部支持枠15あるい
は患者に対して焦点を合わせるため前後の矢印2の方向
とか左右の矢印1の方向に動かし、これにより、顎支持
台13を上下3の方向に動かして患者の目に対してプロ
ジェクタ28の理論的光軸28’を正確に合わせられる
ようになる。プロジェクタ28の中央部にあり、検査中
患者が目の焦点を合わせる固定点にて各々の目の光学と
プロジェクタ28の光軸28’の軸合わせが行われる。
ジョイスティック25にて患者の角膜に対しプロジェク
タ28の軸合わせ及び前進させるようにビデオ式角膜鏡
を三次元に動かすことができる。
【0064】ここに図示されていない多数の機構部が角
膜鏡に含まれていれば熟練者の評価が高くなるであろ
う。しかし、それらは、本発明の構成要素ではなく、単
純化のため図からは省いた。
【0065】85で示される角膜鏡20に固定された位
置決め装置はプロジェクタ内にある接触針33(図3)
の位置を正確に制御するためのものである。図3の矢印
IVの方向から見た位置決め装置85を示している図4
に示したように、接触針33は開口部29を通ってプロ
ジェクタ28の光路28”へと突き出ている。開口部2
9は接触針33がプロジェクタ28の光軸28’の縦方
向に水平に所定の範囲にあるよう調整されており、接触
針33が凹みを生じさせるため任意に選んだ位置へと角
膜18に向かって前進するようになっている。
【0066】位置決め装置85には例えばマイクロモー
ターなど電動駆動装置62,63,64が含まれてお
り、調整部材55,56,57(図3 )を介して接触針3
3をX、Y,Z方向へ調整するように三次元座標系の軸
に沿って配置されている。接触針33は好ましくは長方
形断面で剛性があるように設計された型材から成る支持
アーム34の一端に固定されている。アングル38に取
りつけられ、プロジェクタ28の光軸28’に対して矢
印3の垂直方向に手動で位置調整するための長円形の穴
37’を通して固定ネジ37にてZ型のブラケット39
に固定された電磁石36の凹み36’(図3)に入れ込
むための強磁性材料でできたノブ35が支持ア−ム34
のもう一方の端付近に固定されている。ブラケット39
は図3に示すように調整部材57の対面している端に例
えば固定ネジ(不図示)にて取り外せるように取りつけ
られている。
【0067】支持アーム34及び接触針33は導電性素
材で形成され角膜18に凹みを与えるための電磁力によ
り所定の位置に保持されることが好ましい。比較的細い
線材で出来ている接触針33は使用後殺菌洗浄ができる
ように、例えば、不蝕性の鋼が好ましい。支持アーム3
4は電磁石36から簡単に取り外せるので接触針の洗浄
は補助具を用いることなく簡単にできる。
【0068】凹みを与えるための力が所定の値を越える
と電磁石36に要する電流は図3の破線で示すように支
持アーム34が接触針33を伴って自動的に電磁石36
の影響圏外に出るように調整されており、従って接触針
33の尖った先端32(図4参照)が角膜18より離れ
るようになっている。このように、解析装置90の誤動
作が患者に損傷を及ぼさないようになっている。接触針
33の尖った先端32は角膜18の損傷を防ぐため完全
に滑らかな面例えば平滑、丸いあるいは半球状の形態が
適当である。本発明において接触針33の異なった形態
の尖った先端32とか(直径など)断面形態が異なって
いる接触針を用いることも可能である。
【0069】位置決め装置85は、固定ネジ43にて角
膜鏡20の反対側に第一の様式の支持体41と第二の様
式の支持体45が取りつけられている基盤40まで含ん
だ80で示される台によって角膜鏡20取りつけられて
いる。基盤40の後端付近に所定の間隔で設けられた好
ましくは二本の調整ネジ47によってモニター27に対
して基盤40が旋回状の動きができるように支持体45
には長円形のスロット44が形成されている。調整ネジ
47は基盤40のネジ穴で受けられ、モニター27にて
支えられている。調整ネジ47を動かすと基盤40が変
位し、支持体45のスロット44に嵌めてあるネジ46
で基盤40を所定の位置に固定するようになっている。
【0070】基盤40から少し離れて前端が取りつけ部
51にて基盤40に旋回状の動きが出来るように取りつ
けられ、軸52’(図4)の周りを回転するためのボル
ト52に回転するように天板50が取りつけられてい
る。天板50の後端付近に軸52’周りをある範囲で基
盤40に対し天板50が旋回できるように複数の調整ネ
ジ53を受けるネジ穴が距離を置いて開けられている。
互いに平行に延びていて基盤40と天板50が調整ネジ
53にて所定の位置に保たれている二つの板40と50
の端近くの間にあるバネ弾性状ののスペーサ48によっ
て所定の位置に保持されることが好ましい。
【0071】図3及び4に示すように、天板50には位
置決め装置85の電動駆動装置62の軸部62’を受け
る軸受部66を支える台座54が載っており電動駆動装
置62は結合部材65を介して調整部材55に接続され
ている。調整部材55はネジ結合(不図示)にて台座5
4に取り外し可能なように取りつけられている。なお、
66’は軸受部66に付属する盤で調整部材55に接続
されている。調整部材55の台座末端側には三角状のブ
ラケット60の水平部が取りつけられている。調整部材
56は三角状のブラケット60の垂直部には結合部材7
1を介して接続されている電動駆動装置63の軸部6
3’を受ける軸受部70を介して位置決め装置85の電
動駆動装置63と接続されている。同様に、図4に示す
ように調整部材57は結合部材72を介して接続されて
いる電動駆動装置64の軸部64’を受ける軸受け部7
5を介して電動駆動装置64に接続されている。なお、
57’は正面から見た調整部材57の一部を示してい
る。
【0072】電動駆動装置62、63、64は天板50
の構造の一部として配置することが適しており、調整部
材55,56、57、それに連動している接触針33、
支持アーム34、電磁石36及びブラケット39の変位
をX,Y,Z方向にμm範囲の精度で実現できる。以
下、図6及び7で詳述するように、プロジェクタ28の
光軸28’に対して接触針33の位置を決めたり角膜1
8に凹みを生成するため天板50の上に配置された位置
決め装置85は基盤40に対してボルト52の軸52’
の回りをある範囲で動かしたり旋回することができる。
【0073】図4に示すように、電動駆動装置64は対
称軸Sに関して接続している調整部材57の側に配置さ
れているが、対称軸の反対側に配置しても良い。同様
に、電動駆動装置64の反対側に第四の電動駆動装置を
組み込むことも可能である。
【0074】図5には図1の接触針33を中心とした実
施例と異り、改造した解析装置90の拡大部分側面図が
示してある。接触針33は図1の実施例に比べて緩やか
に延びた支持アーム34の一端に固定され、そのアーム
はもう一方の端へ向かって台80に近づくように湾曲し
ている。支持アーム34の湾曲した端より外側に張り出
すように長く延びている中間部を有するZ状のブラケッ
ト39の一端が支持アーム34と平行して配置されてい
る。ブラケット39の他端部は部分的に図示されている
調整部材57に固定されている。ブラケット39とそれ
に面している支持アーム34の間には固定ネジ143で
ブラケット39に固定された例えば円柱状のボルトなど
2本の支持体142が取りつけられている。各ボルト1
42の他端には支持アーム34を支えるための外側に向
かってピン141が設けられており支持アーム34の穴
で受けられている。好ましくは取り外し可能な固定手段
で図では模式的に示されている感圧センサ140がボル
ト142に固定されている。
【0075】電磁石36はその一端が固定ネジ37でブ
ラケット39の二本のボルト142の間に取りつけられ
ている。電磁石36の他端は対面している支持アーム3
4との間に空隙136’が出来るように配置されてい
る。好ましくは支持アーム34及び接触針33は導電性
素材で形成され、角膜18に凹みを与える調整可能な力
にによって電磁石36に保持されている。与えられた力
は感圧センサー140にて監視できるようになってい
る。過剰な力を検出すると図5の破線で示すように支持
アーム34はピン141に沿って電磁石36の影響域外
へ移動し、それにより接触針33の尖った先端32が角
膜18から外れるようになっている。尖った先端32の
移動距離は0. 2mmから0. 5mmの範囲である。
【0076】図6及び図7には接触針33の光軸28’
との位置関係が示されている。図6では角膜18の最初
の像を撮るため、支持アーム34及びそれに取りつけら
れた接触針33は視野外に置かれている。図7では支持
アーム34が位置決め装置85にてプロジェクタ28内
部へと移動し接触針33はプロジェクタ28の光路2
8”に突き出て任意の位置で患者の目の光軸28’に合
わせられる。図では模式的に示されている光センサ1
7、好ましくは赤外線センサをプロジェクタ28に組み
込むこともできる。
【0077】図8ないし図11には理論的中心Cに関し
て同心円状のプラシドの輪19が角膜前面に写っている
人間の目について接触針33が三つの異なった位置にあ
る場合を示している。図8には人間の目の強膜31、縁
31a、角膜18及び瞳孔31b及び停止状態の接触針
33が図示されている。図9では接触針33が凹みを与
えるため停止状態から最初の任意の位置に移動してい
る。次いで図10及び図11に示されているように接触
針33は他の任意の位置へ設定できる。接触針33は角
膜18と十分な距離を保ちつつ、90°から270°の
第一の垂直な経線Mに平行な位置あるいは0°から18
0°の第二の水平な経線M' に平行な位置へと変位でき
る。
【0078】角膜18から一定の距離を保って図9ない
し図11で説明した何ヶ所かに接触針33の位置を変え
た後プロジェクタ28の光路28”に突き出ている接触
針33は角膜端の位置から理論的光軸28’の方へと第
二段階に移り、実際の凹みを与えるため角膜18の頂点
へと進んでいく。眼科医の選択に従って局部に限られた
凹みによて角膜18に凹状の変形が生じる。角膜18の
状態及び、あるいは例えば100、200、300、4
00、500、及び800μ(ミクロン)のように増え
ていく移動距離に応じて予め設定されている力N(ニュ
ートン)は眼科医が選択し、補助手段無しで、電動駆動
装置62、63、64にてプログラム制御されて自動的
に凹みを生じさせることができる。
【0079】上述したように矢印X、Y、Z方向への支
持アーム34及び接触針33の前進は後退と同様に位置
決め装置85にて行われ、電動駆動装置63は90°か
ら270°の経線Mに平行な第一段階の動きを、電動駆
動装置64は0°から180°の経線M’に平行な接触
針33の動きを支配する(図9)。電動駆動装置62の
みが角膜18に凹みを与えるため接触針33のプロジェ
クター28の光軸28’方向の動きを支配する。
【0080】電動駆動装置62、63、64は個々に制
御及び駆動し、実行状況に応じて駆動することが好まし
い。凹みの生成後、接触針33は電動駆動装置62にて
角膜18から引き離される。更に凹みを与えるには接触
針33の位置を新しく設定し接触針33を角膜18の方
へ前進させる。接触針33が所定の位置で角膜18に接
触している際には接触針33の横断的動きが無いように
電動駆動装置62、63、64が制御されている。
【0081】更に解析装置90には接触針33が連続的
に角膜18の異なった位置にへの接触に対応した信号を
受けて評価装置あるいはデータ処理する装置95が備え
られている。図12にはデータ処理装置95の構成図が
示されており、検出器110、電動駆動装置62、6
3、64に結合さている制御あるいはインターフェイス
125及び位置決め装置85に結合している計算機15
0も含まれている。更に、計算機150には(不図示
の)カメラで好ましくは単一あるいは連続像(単一像の
集合、フィルム、実際の写真、擬似カラー写真など)の
形で撮られた角膜18の形態を印刷するための(好まし
くはカラーの)プリンター154及び(好ましくはカラ
ー表示用の)カラーモニター155が接続されており、
計算機150にて制御されている。ハンドルのセンサ1
12及び頭部支持部センサ116は検出器110に接続
されている。
【0082】検出器110は接触針33の尖った先端3
2の角膜18への接触を記録するために制御手段145
を介して接触針33及び電磁石36と繋がっている。図
5の実施例に示すように、場合によっては感圧センサー
140が備えられ、そのセンサー140に記録された情
報も破線で図示すように検出器110へ入力される。制
御手段145は信号に応じて単独あるいはデータ処理装
置に基づいて、電磁石36を通じての電流の調整を行
う。
【0083】検出器110は個々機能を達成するに必要
な構成要素であり少なくとも一つの発信器101、少な
くとも一つの増幅器102、少なくとも一つの整流器1
03、少なくとも一つの周波数フィルター104とコン
パレーター105から成る電気的に接続された多数の構
成要素から成っている。患者を認識するため例えば12
ボルトで約4500Hz音声信号などの信号が生成さ
れ、ハンドル12に伝えられるか、あるいは代わりにイ
アー・クリップあるいは心電図計を通して患者と接続さ
れる。イアー・クリップあるいは心電図計による結合は
手足の無い患者用いるのに適している。
【0084】計算機150は検出器110と連係して1
00,200,300,400,500あるいは800
μの凹みを与えた結果としての脈拍と同期した角膜の形
態を記録、保存する。連続的な角膜の形態データは心拍
による誤ったデータを除くため患者の心臓の鼓動と同期
させて記録することが好ましい。患者が二つのまたは一
方のセンサー112及びセンサー116あるいは一方の
センサー112及び接触針33に触れている時は、それ
に相応した信号が検出器で記録され、雑音を除いて二つ
以上の値と比較される。比較結果は「活性」、「不活
性」あるいは「誤り」として記述され信号として処理さ
れ計算機150に送られる。これら自己診断記述は解析
装置90に必要な安全性を更に高めている。誤りが生じ
た場合、制御プログラムは実施中の試験を中止するよう
に働くか、直ちに手動で保留するようになっている。装
置の誤動作が生じたり、力の測定値、脈拍などが高すぎ
るか低すぎる場合には電磁石は働かなくなり直ちに実施
中の試験は中断される。
【0085】自己診断のため検出器110は角膜18へ
の接触針33の接触及び起こりうる誤操作が記録される
ように構成されている。例えば角膜18への過剰な力、
角膜18への接触不良あるいは接触針33の傾きなどの
誤操作は各信号を通じて計算機150に送られ、更に眼
科医に見える情報としてモニター27に表示させること
もできる。制御装置125は位置決め装置85の電動駆
動装置62、63、64及び計算機150接続されてお
り制御器120及び位置決め装置85からの信号を処理
及び更に計算機150へ信号を送るためのいわゆるドラ
イバ121を含んでいる。
【0086】データ処理装置150にはフレームグラバ
ー151、制御器あるいは変換器152及び制御装置1
53が含まれている。フレームグラバー151には個々
の凹み操作の角膜の形態の像の記録と例えば更に加工す
るよう像を保存するために光電センサーが組み込まれて
いることが好ましい。変換器152はフレームグラバー
151のセンサーにて送られた信号を評価し電磁石36
を通って供給される所要の電流を調整するようになって
いる。制御装置153は電動駆動装置62、63、64
の操作の制御と検出器110のデータの記録を行ってい
る。
【0087】角膜の形態を測定するための解析装置90
の操作は下記のように行う。
【0088】先ず最初に、眼科医によって検査する患者
の目の理論的中心Cを角膜鏡20のモニター27に刻ま
れているクロスヘアFに一致するようにプロジェクタ2
8が付きの角膜鏡20が設定される。検査する角膜18
に応じて凹みの位置及び深さ及び、あるいはそのための
力が例えば逐次連続的に増すように決められ、例えば図
9ないし11に示すように接触針33はプログラム制御
された電動駆動装置62、63、64にて所定の位置へ
動かされる。
【0089】角膜18を前記、動的解析(DCI=Dy
namic corneal imaging)をする
には少なくとも一方の手でセンサ112を、額でセンサ
116を働かすよう患者を正確に配置することが必要で
ある。眼科医はプロジェクタ28付きの角膜鏡20をい
わゆる焦点位置へと動かし、プロジェクタ28内部の光
センサ17にて生じた光ビーム(不図示)の半分までが
患者の角膜18が入るようにする。これによって角膜1
8の凹み操作前後の像(写真)の大きさと鮮明さが保た
れる。
【0090】凹みを与えて解析される18の最初の像は
プロジェクター28へと張り出している接触針33を外
すかあるいは入れて撮ることができる。第一の場合に
は、図6及び8に示すように接触針33は角膜18から
離れた初期位置でプロジェクタ28の光軸28’に対し
て上方で角膜鏡20の不図示のカメラの視野外にあり、
角膜の自然な形態の最初の像が撮られ保存される。第二
の場合にはセンサ112あるいはセンサ116は既に働
いており接触針33は初期位置から光軸28’の方向へ
と角膜18あるいは涙の膜に触れるまで動かされる。こ
れにより角膜18の自然な像を撮り保存するよう信号が
発せられる。
【0091】所望の位置に達すると直ちに接触針33は
電動駆動装置62にて単独で局部的に所定の凹みを与え
るよう角膜18の方へ動き、更に設定された凹みの深さ
及び、あるいは凹みを与える力に達するまで前進する。
接触針33が角膜18に局部的凹み及び、あるいは力を
及ぼした後、ビデオカメラが働き局部的に凹んだ一時の
輪郭(形態像)の像が撮られる。更に予め選定した位置
の角膜18の凹みをそれぞれ好ましくは写真にて、記録
される。接触針33にて生じた凹みの深さ及び、あるい
は凹みを与える力は駆動装置で接触針33制御した動き
あるいは調整可能で観測できる力によっても与えられ
る。与えられた力は接触針33あるいは感圧センサー1
40(図5)にて監視できるようになっており各々が検
出器110に結合している。
【0092】プログラムに従って眼科医が予め設定した
通りに接触針33に角膜18の全ての位置に凹みが与え
られ、それに対応したデータが得られるたら接触針33
は元の位置に戻る。接触針33を角膜18から戻す際、
視覚情報をカラーモニター155に表示するか及び、あ
るいは一つ以上の音声信号を発することもできる。電動
駆動装置62のみが矢印Xに沿った光軸28’方向へ動
くこと角膜18に凹みが生ずるという点が重要である。
凹み操作の段階では角膜18に接している接触針33が
横断的動きをしないように他の電動駆動装置63、64
は待機状態になっている。
【0093】凹みが生じている間の接触針33による変
形すなわちその時点の角膜18の形態が記録され、数学
的に処理できるデータは個々の形態測定値から抽出され
角膜18の解析の再現できるように視覚及び、あるいは
音声的方手段として保存される。
【0094】凹んだ角膜18の個々の形態測定値から抽
出された音声信号データは計算機150にて連続した数
値へと変換でき、例えば信号の強度を周期的あるいは断
続的に測定し、数値として保存できる。更に、得られた
信号の波形を種々の大きさに切り分け、低音及び高音の
解析も可能性である。角膜18のある半径に沿った情報
(高さ、曲率など)から生成された音声信号は計算機1
50にてシミュレーションしたり再生できることが好ま
しい。
【0095】角膜18の形態解析のための解析装置90
にて実行される200から222までのステップについ
て、本発明に基づく主要な処理の流れを示したフローチ
ャート図13を用いて説明する。
【0096】ステップ200:角膜の解析のため解析装
置90の角膜鏡20を準備する。
【0097】ステップ201:形態データを記録するた
め角膜鏡20のスイッチを操作に切り替える。
【0098】ステップ202:プロジェクター28付き
角膜鏡20と患者を所定の位置関係を保つように配置す
る。
【0099】ステップ203:検査する角膜18の自然
な形態からの像(写真など)を図7のように接触針33
を入れるか、あるいは図6のように外すか評価および測
定を下す。
【0100】 YES:接触針33を入れない。ステップ204へ NO :接触針33を入れる。ステップ205へ ステップ204:接触針33を矢印Y及び、あるいはZ
方向の所定位置へと動くように電動駆動装置63、64
を操作できる状態にする。
【0101】ステップ205:角膜18の形態の像を撮
るのに適した位置に設定するため接触針の現時点のYお
よびZの位置を確認する。
【0102】 YES:接触針33は所定位置にある。ステップ209
へ NO :接触針33は所定位置にはない。ステップ20
6へ ステップ206:接触針33と角膜18が接触している
か否か確認する。
【0103】 YES:接触している。ステップ207へ NO :接触していない。ステップ208へ ステップ207:接触針33を矢印X方向に動かし角膜
18から引き離すため電動駆動装置62を操作できる状
態にする。
【0104】ステップ208:接触針33の矢印Y及び
Z方向の位置調整をするため電動駆動装置63、64を
操作できる状態にする。
【0105】ステップ209:接触針33が角膜18上
にあり、接触しているか否か確認する。
【0106】 YES:接触している。ステップ211へ NO :接触していない。ステップ210へ ステップ210:角膜鏡の焦点合わせが終了するまで待
機する。
【0107】ステップ211:形態の像(写真など)を
接触針33無しで撮るか否か測定する。
【0108】 YES:ステップ215へ NO :ステップ212へ ステップ212:接触針33が角膜18に設定されてい
るか否か測定する。
【0109】 YES:ステップ214へ NO :ステップ213へ ステップ213:接触針33を角膜18の前面に接触す
るように設定する。
【0110】ステップ214:予め設定された力及び、
あるいは凹みの深さになるよう角膜18の所定の位置に
凹みを生じさせる。
【0111】ステップ215:凹みを与えられた時点の
角膜18の変形を考慮した個々の位置の形態の像を撮
る。
【0112】ステップ216:角膜18の形態解析のた
め所定の凹みが得られたか否か確認する。
【0113】 YES:ステップ217へ NO :ステップ203へ戻りステップ203から21
5を再度実行する。
【0114】ステップ217:接触針33がまだ角膜1
8と接触しているか否か確認する。
【0115】 YES:ステップ218へ NO :ステップ219へ ステップ218:電動駆動装置62にて接触針33を角
膜18から引き離す ステップ219:角膜18の形態に依存する単一あるい
は連続の像(写真、フィルムなど)、音声信号あるいは
それらの組合わせで与えられる個々の凹みの評価及び保
存を行う。
【0116】ステップ220:角膜鏡のスイッチを切
り、元の位置に戻す。
【0117】ステップ221:角膜18の形態は十分に
記録され終了したか否か評価測定する。あるいは次の解
析のため角膜鏡を操作できる状態にするか否かの測定を
する。
【0118】 YES:ステップ203から220を実行できるように
ステップ201に従って角膜鏡20を操作状態に復帰さ
せる。
【0119】 NO :ステップ222へ ステップ222:解析装置90のスイッチを切る。
【0120】本発明で角膜の形態を測定する方法及び装
置の実施例を図示及び説明してきたが、本発明の主旨か
ら外れることなく種々の改造及び構造の変更が可能なの
で、本発明はここで述べた範囲に限定されるものではな
い。
【0121】
【発明の効果】角膜に凹みを与える接触針を用いて角膜
の状態を解析する方法で、各々の凹みの形態が記録され
像の形で処理されたりモニターに表示されたりする。こ
の方法を実行する解析装置には接触針を動かすための電
動駆動装置及び調整装置を備えた位置決め装置が取付け
られたビデオ式角膜鏡が含まれている。更に得られたデ
ータは計算機で処理されて再生可能な形で視覚あるいは
音声データとして保存され、手術に先立ってのシミュレ
ーションなどが再生ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による角膜前面の形態測定装置の前方
斜視図
【図2】 図1の装置の後方斜視図
【図3】 図1の装置の接触針の位置決め装置を示した
部分側面拡大図
【図4】 図3の矢印IVの方向から見た位置決め装置
の正面図
【図5】 図1のプロジェクタ内へ接触針を動かす改良
支持具を示す部分拡大図
【図6】 角膜鏡からの光線外に接触針が位置する場合
のプロジェクタ内部部分拡大図
【図7】 角膜鏡からの光線内に接触針が位置する場合
のプロジェクタ内部部分拡大図
【図8】 人間の目と接触針の一部を示した模式図
【図9】 プラシドの輪が角膜の前面に反射した状態と
接触針が第一段階にあ模式図である。
【図10】 プラシドの輪の写った目と接触針が第二段
階にある模式図
【図11】 プラシドの輪の写った目と接触針が第三段
階にある模式図
【図12】 角膜前面の形態測定装置の構成図
【図13】 角膜前面の形態の測定を実行するためのフ
ローチャート
【符号の説明】
13 (顎)支持体 16 (額)支持体 18 角膜 20 ビデオ式角膜鏡 27 モニター 28 プロジェクタ 33 接触針 34 支持アーム 35 電磁石 62、63、64 電動駆動装置 85 位置決め装置 90 角膜形態解析装置 95 データ処理装置 150 計算機 154 プリンター 155 カラーモニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング フシンスキイ オーストリア国 A−1030 ウィーン ト ゥラウンガッセ 1/5/2/54

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然な状態の角膜の形態の一次像を形成
    し、前記角膜の前面に一時的変形をおよぼすため接触針
    にて前記角膜の少なくとも一領域を凹ませ、前記角膜の
    前面の変形二次像を形成し、対応する形態に依存するデ
    ータを生成するため前記変形を測定し、前記角膜の性状
    を識別するため前記データを処理及び保存し、診断評価
    のため前記データを操作者に信号にて送ることを特徴と
    する角膜の形態測定方法。
  2. 【請求項2】 前記信号は視覚及び音声手段の中から少
    なくとも一つの手段にて実現されることを特徴とする請
    求項1記載の角膜の形態測定方法。
  3. 【請求項3】 前記角膜前面の前記変形二次像は単一、
    あるいは連続した隣接するフレームにて生成して形成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の角膜の形態測定方
    法。
  4. 【請求項4】 前記角膜前面の前記二次像は音声信号及
    び特性データの中から選択された少なくとも一つの要素
    にて生成して形成されることを特徴とする請求項1記載
    の角膜の形態測定方法。
  5. 【請求項5】 前記音声信号は周期的あるいは断続的に
    測定され、変換された数字の列として保存された振幅を
    有することを特徴とする請求項4記載の角膜の形態測定
    方法。
  6. 【請求項6】 前記音声信号は低音と高音に分離され以
    後の診断評価のため計算機によってをシミュレーション
    されることを特徴とする請求項4記載の角膜の形態測定
    方法。
  7. 【請求項7】 前記凹みの生成段階には任意に選択した
    凹みの領域において前記接触針が深さ及び、あるいは力
    に関するデータに基づいて角膜方へ前進させることも含
    み、前記測定段階には以後の診断評価のため前記凹みの
    領域における前記角膜前面の前記変形二次像を生成する
    ことも含むことを特徴とする請求項1記載の角膜の形態
    測定方法。
  8. 【請求項8】 前記凹みの生成段階には任意に選択した
    凹みの領域において前記接触針が深さ及び、あるいは力
    に関するデータに基づいて角膜方へ前進させることも含
    み、前記測定段階には以後の診断評価のため前記凹みの
    領域における前記角膜前面の前記変形特性データを生成
    することも含むことを特徴とする請求項1記載の角膜の
    形態測定方法。
  9. 【請求項9】 前記凹みの生成段階には任意に選択した
    凹みの領域において異なった深さ及び、あるいは力で凹
    ますため幾つかの領域において前記接触針を前記角膜の
    方へ前進させることも含み、前記凹みの位置の周りの前
    記の個々の変形は以後の診断評価のため再現可能なこと
    を特徴とする請求項1記載の角膜の形態測定方法。
  10. 【請求項10】 前記データ処理段階には保存された個
    々の凹みのアナログデータと単一フレーム及び、あるい
    は連続説した隣接フレーム、音声信号あるいは特性デー
    タとを組み合わせたデータの形成も含むことを特徴とす
    る請求項1記載の角膜の形態測定方法。
  11. 【請求項11】 前記凹みの生成段階には前記接触針が
    プログラム制御され予め選択された深さに凹ますため前
    記角膜の方へ前進させることも含むことを特徴とする請
    求項1記載の角膜の形態測定方法。
  12. 【請求項12】 前記凹みの生成段階には前記接触針が
    プログラム制御されて予め選択された力で凹ますため前
    記角膜の方へ前進させることも含むことを特徴とする請
    求項1記載の角膜の形態測定方法。
  13. 【請求項13】 偏差が生じた場合、前記角膜前面の凹
    みに相当する深さ関連及び、あるいは力に関連したデー
    タの自己調整をする段階が更に加わることを特徴とする
    請求項7記載の角膜の形態測定方法。
  14. 【請求項14】 前記凹みの生成段階はプログラム制御
    及び脈拍に同期するように患者の心拍に応じて実行さ
    れ、以後の角膜の診断評価のため、前記信号は視覚及
    び、あるいは音声的手段であることを特徴とする請求項
    1記載の角膜の形態測定方法。
  15. 【請求項15】 生成された前記一次及び二次の像は、
    前記接触針にて生じた凹みの領域においてプログラム制
    御及び脈拍に同期するように患者の心拍に応じて、確認
    され保存されることを特徴とする請求項1記載の角膜の
    形態測定方法。
  16. 【請求項16】 プログラム制御及び脈拍に同期するよ
    うに患者の心拍に対応して前記角膜の前面の幾つかの位
    置に前記凹みを生成させることを特徴とする請求項14
    記載の角膜の形態測定方法。
  17. 【請求項17】 前記凹みの生成中から終了までの間、
    前記接触針から前記角膜前面への力は予め設定された力
    に依存した電気的に監視、制御をされることを特徴とす
    る請求項1記載の角膜の形態測定方法。
  18. 【請求項18】 前記二次像生成後に前記接触針を引き
    離したり、以後前記角膜前面の別の位置に凹みを生成さ
    せるため前記接触針を待機の位置に設定しておくことを
    更に付け加えたことを特徴とする請求項1記載の角膜の
    形態測定方法。
  19. 【請求項19】 前記凹みの操作にはプログラム制御に
    従って最初の段階において垂直の経線に平行な90°か
    ら270°の間あるいは垂直な経線に平行な0°から1
    80°の間に前記接触針が前記角膜前面へと前進するこ
    とを含むことを特徴とする請求項1記載の角膜の形態測
    定方法。
  20. 【請求項20】 誤動作の際、前記接触針が動的に前記
    電磁石の前記影響域から引き離されるように電気的に監
    視された前記電磁石と相互に影響しあいそれにより少な
    くとも前記接触針の前記尖った先端が前記角膜前面から
    外れることを特徴とする請求項1記載の角膜の形態測定
    方法。
  21. 【請求項21】 電動機で駆動される位置決め装置、一
    方が前記位置決め装置に固定された台座、前記台座の他
    端で支持された角膜前面に変形を生じさせるため角膜に
    凹みの力を与えるために尖った先端を有する接触針、凹
    みの力が所定の水準を越えた場合前記接触針が電磁石の
    影響圏から引き離しそれにより前記尖った先端を前記角
    膜前面から外すように前記台座と前記接触針の間に設置
    された前記電磁石及び前記角膜の凹みの間、前記接触針
    にて生じた前記角膜前面の変形の測定及び測定するため
    の検出手段を備えたことを特徴とする角膜解析のための
    形態データ測定装置。
  22. 【請求項22】 前記台座は一方に前記電磁石を取付け
    他方には前記位置決め装置に固定されたブラケットを含
    むことを特徴とする請求項21記載の角膜解析のための
    形態データ測定装置。
  23. 【請求項23】 前記ブラケットがZ状の形態を有する
    ことを特徴とする請求項21記載の角膜解析のための形
    態データ測定装置。
  24. 【請求項24】 前記台座には一方がプロジェクタまで
    張り出している前記接触針の取付けられ、他方に前記電
    磁石へ固定している支持アームを含むことを特徴とする
    請求項22記載の角膜解析のための形態データ測定装
    置。
  25. 【請求項25】 前記支持アームの他端と前記電磁石の
    間に更に強磁性の板を設置したことを特徴とする請求項
    24記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  26. 【請求項26】 前記支持アームの他端を前記ブラケッ
    トに結合するためのある間隔に設置された一対の支持
    体、前記支持体の一方に設置し前記電磁石と相互に影響
    し合う第一のセンサを更に備えたことを特徴とする請求
    項24記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  27. 【請求項27】 第二の感圧センサが前記他方の支持体
    に設けられ、前記接触針からの前記凹みの力が所定の水
    準を越えると前記支持アームが前記電磁石の方へ移動す
    るように前記第一及び第二の感圧センサが前記電磁石と
    相互に影響し合うようになっていることを特徴とする請
    求項26記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  28. 【請求項28】 前記支持アーム及び前記接触針が導電
    性素材から成ることを特徴とする請求項21記載の角膜
    解析のための形態データ測定装置。
  29. 【請求項29】 前記検出手段に取付けられ前記位置決
    め装置を保持している調整可能な台、前記角膜鏡の前記
    突き出した円錐と合わせるように患者の頭部を載せる少
    なくとも一つのハンドルを有する支持枠、患者が働かせ
    る前記ハンドルに付けられた第一のセンサ、前記額の支
    持枠に付けられた第二のセンサを更に備えたことを特徴
    とする請求項21記載の角膜解析のための形態データ測
    定装置。
  30. 【請求項30】 前記台には第一の盤及び前記位置決め
    装置を支持するため前記第一の盤からある高さの位置に
    取り付けられた第二の盤及び前記第一の盤と前記検出手
    段を繋ぐ支持体も含まれることを特徴とする請求項29
    記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  31. 【請求項31】 前記検出手段の光軸を横断して張り出
    している旋回軸の周りを回転するように前記第二の盤を
    回転可能なように前記第一の盤に取付け前記光軸に対す
    る前記接触針の調整を可能にしたことを特徴とする請求
    項30記載角膜解析のための形態データ測定装置。
  32. 【請求項32】 前記検出装置にはビデオ式角膜鏡が含
    まれることを特徴とする請求項21に記載角膜解析のた
    めの形態データ測定装置。
  33. 【請求項33】 検出装置、前記検出装置に接続されて
    いるインターフェース装置、前記インターフェース装置
    に接続されている計算機も含む評価装置を更に備え、前
    記検出装置、前記インターフェース装置及び前記計算機
    の各々が角膜の形態関連データの測定及び処理するため
    の電子的手段に組み込まれていることを特徴とする請求
    項21記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  34. 【請求項34】 前記検出装置が前記接触針にれ接続さ
    れていることを特徴とする請求項33記載の角膜解析の
    ための形態データ測定装置。
  35. 【請求項35】 更に前記感圧センサが前記検出装置と
    前記接触針の間に設置されていることを特徴とする請求
    項34記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  36. 【請求項36】 前記二つのセンサーが個別に前記検出
    装置と前記接触針の間に設置されていることを特徴とす
    る請求項34記載の角膜解析のための形態データ測定装
    置。
  37. 【請求項37】 検出装置、前記検出装置に接続されて
    いるインターフェース装置、前記インターフェース装置
    に接続されている計算機も含む評価装置を更に備え、前
    記検出装置、前記インターフェース装置及び前記計算機
    の各々が角膜の形態関連データの測定及び処理するため
    の電子的手段に組み込まれ、前記検出装置が前記第一及
    び第二のセンサーに接続されていることを特徴とする請
    求項29記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  38. 【請求項38】 前記インターフェース装置が前記位置
    決め装置と結合されていることを特徴とする請求項33
    記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  39. 【請求項39】 単一フレームあるいは連続した隣接フ
    レームの形式で前記角膜の解析中に測定された形態デー
    タを印刷できるよう処理する計算機に接続されているカ
    ラープリンターを更に備えていることを特徴とする請求
    項33記載の角膜解析のための形態データ測定装置。
  40. 【請求項40】 前記角膜の解析中に測定された形態デ
    ータのカラー表示のためのカラーモニターを更に備えて
    いることを特徴とする請求項33記載の角膜解析のため
    の形態データ測定装置。
  41. 【請求項41】 前記電磁石が前記計算機で調整できる
    電流にて励磁されることを特徴とする請求項33記載の
    角膜解析のための形態データ測定装置。
  42. 【請求項42】 前記電磁石が予め選択された調整可能
    な電流にて励磁されることを特徴とする請求項33記載
    の角膜解析のための形態データ測定装置。
  43. 【請求項43】 前記計算機が前記角膜前面に前記接触
    針からの前記凹みを与える力を調整するための電子的手
    段に組み込まれていることを特徴とする請求項33記載
    の角膜解析のための形態データ測定装置。
  44. 【請求項44】 前記電磁石が磁気コイル及び感圧セン
    サからの出力を読込みそれによって前記磁気コイルに流
    す電流を調整する電子的手段の組込まれれた制御部を含
    んだ前記計算機を有することを特徴とする請求項35記
    載の角膜解析のための形態データ測定装置。
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