JP2000209862A - コンデンサドロップ電源回路 - Google Patents

コンデンサドロップ電源回路

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JP2000209862A
JP2000209862A JP11001729A JP172999A JP2000209862A JP 2000209862 A JP2000209862 A JP 2000209862A JP 11001729 A JP11001729 A JP 11001729A JP 172999 A JP172999 A JP 172999A JP 2000209862 A JP2000209862 A JP 2000209862A
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JP
Japan
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capacitor
circuit
power supply
current
voltage
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Application number
JP11001729A
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English (en)
Inventor
Akihisa Nakano
昭久 仲野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明による電源回路は、主にコンデンサ2
によって電流を制限し、ダイオード5によって整流する
ことにより、同じ電流を取り出すにも簡単な構成で実効
消費電力が少なくして発熱を少なくすることを目的とす
る。 【解決手段】 交流電源に第1のコンデンサ2と、抵抗
3とツェナーダイオード4との直列回路を接続し、ツェ
ナーダイオード4に並列に第2のコンデンサ6と、ダイ
オード5の直列回路を接続し、第2のコンデンサ6の両
端を直流電源の出力とするように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交流電源から比較的
小さな容量の直流電源を供給する電源回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の電源回路では、トランスを用いた
ものや、スイッチング電源が一般的であるが、トランス
はコストが高く、スイッチング電源はコストが高い上に
回路が複雑であるため、必要な出力電流が少ない場合は
交流電源から抵抗により電流を制限する抵抗ドロップに
よる電源回路が用いられていた。
【0003】図4に従来例の抵抗ドロップによる電源回
路を示す。図4に於いて、20は交流電源、21は整流
用ダイオードブリッジ、22は電流制限用抵抗、23は
電圧制限用ツェナーダイオード、24は整流用の電解コ
ンデンサ、25はレギュレーター、26は制御回路部で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような電源回路で
は抵抗の発熱により制御基板の温度が上がったり、制御
基板の温度変化が大きく、温度に影響を受ける電子部品
によって回路全体の温度特性が変化する等の問題があっ
た。
【0005】また、抵抗の発熱によるエネルギー損失も
大きく、取り出せる出力電流に対して消費する電力が大
きく、変換効率の悪いものであった。
【0006】そこで、本発明は必要な回路電流が100
mA以下の比較的電流容量の少ない制御回路に於いて、
簡単な構成により、消費電力が少なく、発熱の少ない直
流電源回路を提供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為に
するために本発明によるコンデンサドロップ電源回路
は、主にコンデンサによって電流を制限し、ダイオード
によって整流することにより、同じ電流を取り出すにも
簡単な構成で実効消費電力が少なく発熱の少ない電源回
路を構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、交流電源に第1のコンデンサと抵抗とツェナーダイ
オードとの直列回路を接続し、前記ツェナーダイオード
に並列に第2のコンデンサとダイオードの直列回路を接
続し前記第2のコンデンサの両端を出力とすることによ
り、耐圧の低い整流用ダイオードを使用した簡単な構成
で、実効消費電力が少なく発熱量の少ない直流電源回路
を提供することができる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、ツェナ
ーダイオードのカソードと第2のコンデンサの正極とト
ライアックのT1極を交流電源の一端に接続することに
より、交流電源の一端を制御回路の一端と共通にするこ
とにより交流回路と直流回路の片側の電位が共通になり
トライアックの制御が直流回路から簡単な構成でできる
という作用を有する。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の実施例の電源回路であ
り1は交流電源、2は主電流を制限する第1のコンデン
サ、3はサージ電流を制限するための抵抗、4は一定の
直流電圧の脈流を発生するツェナーダイオード、5はツ
ェナーダイオード4の両端に発生した脈流を整流するダ
イオード、6はダイオード5によって整流された電流を
蓄えてその端子間より直流を供給する第2のコンデンサ
であり、7は電源を遮断した時に第1のコンデンサの電
荷を早く放電させるための抵抗である。8は第2のコン
デンサ6の出力を安定化するレギュレータ、9はマイコ
ン等を含む制御回路である。
【0011】次に、この回路の動作を説明する。100
Vの交流電源1が第1のコンデンサ2(1.5μF)と
抵抗3(100Ω)とツェナーダイオード4(24V)
との直列回路に印加されると、ツェナーダイオード4の
両端には図2に示すようなツェナー電圧でピークカット
された半波の電圧が発生する。
【0012】この電圧をダイオード5によって第2のコ
ンデンサ6(電解コンデンサ)に充電し、この第2のコ
ンデンサ6の両端から直流を取り出し、レギュレーター
8によって電圧を更に安定化してマイコン等の制御回路
9に供給する。
【0013】この回路構成であれば、半波整流であるの
で取り出せる電流は少ないが、極めて部品点数が少ない
簡単な構成であり、整流用のダイオード5も交流電圧に
関係なく耐圧の低い安価なもので良く、主電流が主に第
1のコンデンサのインピーダンスで決定するため、容量
性の進み電流が流れるので、実際に取り出せる出力電流
に対して回路が消費する実効消費電力を少なくすること
ができ、ヒーターやモーターを駆動しない待機時の消費
電力を1W以下に抑えることができる。
【0014】この電源回路はホームベーカリー等の家庭
用の電気製品で比較的消費電力の小さな機器に使用され
うるものである。
【0015】図3は請求項2の実施例の回路図であり、
ホームベーカリーに使用されたものである。各部品は図
1と同じ構成であり、ツェナーダイオード4のカソード
と第2のコンデンサ6の正極が交流電源の一端に接続さ
れ、第2のコンデンサ6からの24Vの電圧をレギュレ
ーター8によって5Vに降圧したうえで定電圧化してマ
イコン等の他の制御回路9に定電圧を供給する。
【0016】10はホームベーカリーの練り羽根を回転
させるモーター、11はモーター10を制御するトライ
アック、12はトライアック11を駆動するためのゲー
ト回路であり、13はパンの焼成のためのヒーター、1
4はヒーター13を制御するリレーである。
【0017】このような回路構成にしたことにより、交
流電源1の一端がトライアック11のT1端子、ゲート
回路12の電源、マイコン等の制御回路9の正電源(V
dd)と共通になり、交流回路にあるトライアック11
のゲートを低圧の直流回路から駆動するために絶縁回路
や電圧変換のためホトカプラーやトランスが不要とな
り、制御回路全体の回路構成が極めて簡単になる。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の発明により、必要な回
路電流が100mA以下の比較的消費電流の少ない制御
回路に於いて、トランスやスイッチング電源を使用せず
に極めて簡単な構成で、発熱が少なく待機時の消費電力
の少ない直流電源回路を提供することができるという効
果が得られる。
【0019】請求項2に記載の発明により、交流電源の
一端が直流回路と共通であるために、上記の効果に加え
て交流回路のトライアック等の制御が直流回路から簡単
な構成でできるいう効果が得られ、待機電力等の消費電
力が小さくコストも最小に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図
【図2】本発明の実施例の電圧波形図
【図3】本発明の第2の実施例の回路図
【図4】従来例の回路図
【符号の説明】
1 交流電源 2 第1のコンデンサ 3 抵抗 4 ツェナーダイオード 5 ダイオード 6 第2のコンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に第1のコンデンサと抵抗とツ
    ェナーダイオードとの直列回路を接続し、前記ツェナー
    ダイオードに並列に第2のコンデンサとダイオードの直
    列回路を接続し、前記第2のコンデンサの両端より直流
    を出力するコンデンサドロップ電源回路。
  2. 【請求項2】 ツェナーダイオードのカソードと第2の
    コンデンサの正極とトライアックのT1極が交流電源の
    一端に接続され、直流回路より前記トライアックを駆動
    する請求項1記載のコンデンサドロップ電源回路。
JP11001729A 1999-01-07 1999-01-07 コンデンサドロップ電源回路 Pending JP2000209862A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369531A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Sony Corp 電力回生装置
CN102904468A (zh) * 2011-07-29 2013-01-30 兄弟工业株式会社 电源系统、具有该电源系统的图像形成设备、以及低容量电源电路

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