JP2004166480A - モータ電源供給装置及びモータ電源供給方法 - Google Patents
モータ電源供給装置及びモータ電源供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004166480A JP2004166480A JP2003140966A JP2003140966A JP2004166480A JP 2004166480 A JP2004166480 A JP 2004166480A JP 2003140966 A JP2003140966 A JP 2003140966A JP 2003140966 A JP2003140966 A JP 2003140966A JP 2004166480 A JP2004166480 A JP 2004166480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- capacitor
- resistor
- voltage
- rectifier circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 52
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 abstract description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M5/00—Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases
- H02M5/02—Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc
- H02M5/04—Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters
- H02M5/10—Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters using transformers
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P1/00—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/02—Details of starting control
- H02P1/022—Security devices, e.g. correct phase sequencing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Abstract
【課題】抵抗を突入防止及び過電圧保護用として使用することができ、回路の設計時に部品の数及び製造コストを減少させることができる。
【解決手段】ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、を有するモータ電源供給装置において、前記ＡＣ電源供給部と前記直流キャパシターとの間に介され、前記直流キャパシターと接続される抵抗と；前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列及び直列にそれぞれ接続させる第１接点及び第２接点を有するリレーと；前記直流キャパシターの両端電圧を感知する感知部と；初期の電源引加時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を直列に配置されるようにし、前記直流キャパシターの両端電圧を感知して所定のサイズ以上である時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列に配置されるように前記リレーを制御する制御部と；を含むことを特徴とする。
【選択図】 図１
【解決手段】ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、を有するモータ電源供給装置において、前記ＡＣ電源供給部と前記直流キャパシターとの間に介され、前記直流キャパシターと接続される抵抗と；前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列及び直列にそれぞれ接続させる第１接点及び第２接点を有するリレーと；前記直流キャパシターの両端電圧を感知する感知部と；初期の電源引加時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を直列に配置されるようにし、前記直流キャパシターの両端電圧を感知して所定のサイズ以上である時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列に配置されるように前記リレーを制御する制御部と；を含むことを特徴とする。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ電源供給装置に係り、より詳細には、突入電流防止回路を有するモータ電源供給装置及びモータ電源供給方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
３相モータは、三角形状に結線されたコイルを有するモータである。３相モータの電源供給装置は、図５に示すように、モータ１１７の駆動に必要な３相電圧を得るため、常用交流電源（ＡＣ１１０／２２０Ｖ）を供給する電源供給部１０１と、交流電源を整流するダイオード整流部１０３と、初期電源の引加時に突入電流を防止する突入電流防止回路１０２、１１１と、ダイオード整流部１０３で整流された電圧を平滑する直流キャパシター１１５と、直流キャパシター１１５を過電圧から保護するための過電圧保護回路１１２、１１４と、直流電源を多様な周波数を有する交流電圧に変換して３相電圧を出力するインバータ部１１６と、を含む。インバータ部１１６の内には、ＰＷＭ（Ｐｕｌｓｅ Ｗｉｄｔｈ Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）信号を発生させるＰＷＭ部（図示せず）とＰＭＷ部の矩形波信号に従ってオンオフスイッチングされる多くのトランジスタが設けられる。また、モータ電源供給装置は、ＰＷＭ制御信号によりトランジスタをオンオフさせてインバータ部１１６の出力を開閉（ＯＮ／ＯＦＦ）し、モータの回転速度調節のため、その出力周波数を調節する機能をするマイコン（図示せず）を有する。
【０００３】
ところが、従来のモータ電源供給装置の、突入電流防止回路は、システムに電源を最初に引加する時だけ機能をする。即ち、電源が引加され直流キャパシター１１５が充電された以後にはその機能が回路動作上に不要に成る。また、過電圧保護回路は、その動作の特性により直流キャパシター１１５の電圧が安定化（十分に充電）されて、モータを制御する場合だけその機能が必要になる。即ち、最初の電源引加の直後には、その機能が不要になる。しかし、一般的に使用される突入電流防止回路に適用される抵抗（１０２；Ｒｓ）は、初期の過電流の防止のために容量が大きい抵抗やサーミスターを使用することになり、直流キャパシター１１５の容量が大きければ大きいほど抵抗（１０２；Ｒｓ）のサイズが大きくなって、回路の設計時に製品のサイズが大きくなる短所がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前述した問題点を解決するため、抵抗を突入防止及び過電圧保護用として使用し、回路の設計時に部品数及び製造コストをダウンさせることができるモータ電源供給装置及びモータ電源供給方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の主たる観点によれば、ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、を有するモータ電源供給装置において、前記ＡＣ電源供給部と前記直流キャパシターとの間に介され、前記直流キャパシターと接続される抵抗と；前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列及び直列にそれぞれ接続させる第１接点及び第２接点を有するリレーと；前記直流キャパシターの両端電圧を感知する感知部と；初期の電源引加時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を直列に配置されるようにし、前記直流キャパシターの両端電圧を感知して所定のサイズ以上である時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列に配置されるように前記リレーを制御する制御部と；を含むことを特徴とするモータ電源供給装置が提供される。
【０００６】
前記抵抗に接続されて、前記直流キャパシターと並列に配置される過電圧保護スイッチング部と、前記抵抗と前記過電圧保護スイッチング部の接点に接続される陽極と前記ダイオード整流回路に接続される陰極とを有する過電圧保護ダイオードをさらに含むことが好ましい。
【０００７】
前記感知部は、前記直流キャパシターの両端電圧を感知するための比較器を含むことが効果的である。
【０００８】
上記課題を解決するため、本発明の他の観点によれば、ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、前記直流キャパシターに接続される抵抗と、前記ダイオード整流回路の一側端を前記抵抗の両端の中のいずれか一つに交番に接続させる第２接点リレーと、を有するモータ電源供給装置の制御方法において、最初の電源引加時に前記直流キャパシターが充電されるように前記ダイオード整流回路を前記抵抗と直列に接続させる段階と；前記直流キャパシターの両端電圧を感知する段階と；前記感知された電圧が所定のサイズ以上である時に、前記ダイオード整流回路を前記抵抗と並列に接続させる段階と；を含むことを特徴とするモータ電源供給装置の制御方法が提供される。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して、本発明に対して詳細に説明する。
【００１０】
図１は、本発明によるモータ電源供給装置の回路図である。図面に示すように、ＡＣ電源供給部１と接続されるダイオード整流回路３と、ダイオード整流回路３と並列に介される抵抗１２及び過電圧保護スイッチング部１４と、ダイオード整流回路３の一側端を抵抗１２の両側端の中のいずれか一つに順次的に接続させる２接点リレー１１と、ダイオード整流回路３の一側端に陰極が接続され、抵抗１２と過電圧保護スイッチング部１４の連結接点に陽極が接続される過電圧保護ダイオード１３と、抵抗１２と過電圧保護スイッチング部１４に並列に介される直流キャパシター１５と、直流キャパシター１５に並列に介されるインバータ部１６と、２接点リレー１１の連結接点を制御する制御部２０と、を有する。ここで、モータ電源供給装置は、直流キャパシター１５の両端電圧を感知して制御部２０に感知された電圧に対応する信号を提供する感知部（図示せず）をさらに含み、感知部として比較器を利用することができる。
【００１１】
本発明により抵抗１２と２接点リレー１１及び過電圧保護ダイオード１３は、突入電流防止及び過電圧保護回路部１０の機能をする。
【００１２】
以下で、モータ電源供給回路の動作原理を述べると次の通りである。最初の電源引加時にダイオード整流回路３は、リレー１１により抵抗１２の下側端に設けられた第１接点１１ａに連結されて突入電流防止回路として動作する。従って、ダイオード整流回路３の電流は、リレー１１に連結された抵抗１２を通じてゆっくり直流キャパシター１５を充電させる。
【００１３】
充電が完了されて、直流キャパシター１５の電圧が一定の電圧以上になると、制御部２０はリレー１１に制御信号を引加して、ダイオード整流回路３が抵抗１２の上側端に設けられた第２接点１１ｂに連結されることになる。これにより、整流された入力電源は、直流キャパシター１５に直接に入力される。リレー１１に連結された抵抗１２と過電圧保護ダイオード１３及び過電圧保護スイッチング部１４は過電圧保護回路にて動作する。過電圧保護回路の動作原理は次の通りである。制御部２０が比較器（図示せず）により直流キャパシター１５の両端電圧（Ｖｐｎ）を感知して、一定の電圧より大きければ直流キャパシター１５の過電圧による電流を抵抗１２を通じて熱エネルギーとして消耗させる。
【００１４】
図１の構成によるモータ電源供給装置により突入電流防止及び過電圧保護のための制御部の制御順番は次の通りである。図面に示すように、ＡＣ電源供給部から最初に電源が引加されると、ダイオード整流回路３と抵抗１２が直列に配置されるように２接点リレー１１に制御信号を引加すると、抵抗１２を通じて入力される電流により直流キャパシター１５がゆっくり充電される。その後、直流キャパシター１５が完全に充電された後、直流キャパシター１５に一定の過電圧基準値の以上になると、ダイオード整流回路３と抵抗１２が並列に配置されるように２接点リレー１１に制御信号を引加して、抵抗１２を通じて直流キャパシター１５に掛かった過電圧を伝達してエネルギーを消耗させる。
【００１５】
図１と図２に示すように、ＡＣ入力電源は、（＋）と（−）の電圧が交番に反復されるサイン波である（図３のａ参考）。ＡＣ入力電源は、ダイオード整流回路３を通じて整流されて抵抗１２を通じて整流された電源が入力される。整流された電源が入力されることにより、直流キャパシター１５にさらに電荷が充電されてさらに増加する電圧曲線形態を有する。しかし、直流キャパシター１５に充電された電圧が一定の過電圧基準値以上になると、図３に示すように、制御部２０は、ダイオード整流回路３が第２接点１１ｂに連結されるように２接点リレー１１を駆動させ（図３のｃ参照）、過電圧保護スイッチング部１４をオンオフさせる（図３のｄ参照）。これにより、直流キャパシター１５にかかる電圧（Ｖｐｎ）が減少される形態に表示される（図３のｂ参照）。
【００１６】
図４はリレーがオンされる電圧領域と、過電圧保護スイッチング部がターンオンされる電圧領域を示すグラフである。制御部２０は、直流キャパシター１５の電圧が増加してリレー駆動電圧（Ｖ１）になるとリレー１１をオンさせ、モータから伝達されたエネルギーにより過電圧上限値（Ｖｈ２）になると、過電圧保護スイッチング部１４をターンオンさせて抵抗１２を通じて過電圧によるエネルギーを消耗させた後、過電圧下限値（Ｖｈ１）に電圧が下降すると、さらに過電圧保護スイッチング部１４をターンオフさせる。このように、直流キャパシター１５の電圧が過電圧領域（Ｖｈ１〜Ｖｈ２）に進入する毎に、過電圧保護スイッチング部１４をターンオン／ターンオフさせて、直流キャパシター１５の電圧を安定化させることができる。
【００１７】
このような構成により、従来は最初の電源引加時だけ使用される突入電流防止回路と直流キャパシターの充電電圧が一定の電圧以上になる時だけ使用される過電圧保護回路がそれぞれ抵抗を有するように具現されたが、本発明により単一の抵抗を共用する突入電流防止回路及び過電圧保護回路を具現することにより、機能に応じて使用することができるようにして、回路の設計時に部品数、製品のサイズ及び製造コストを減らすことができる。
【００１８】
【発明の効果】
前述したように、本発明によると、抵抗を突入防止及び過電圧保護用として使用することができ、回路の設計時に部品の数及び製造コストを減少させることができるモータの電源供給装置及びモータの電源供給方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるモータ電源供給装置の回路図である。
【図２】初期の電源供給時に図１のモータ電源供給装置の各接点での電圧及び電流波形図である。
【図３】過電圧時図１のモータ電源供給装置の各接点での電圧及び電流波形図である。
【図４】リレーがオンされる電圧領域及びスイッチング部がターンオンされる電圧領域を示すグラフである。
【図５】従来のモータ電源供給装置の回路図である。
【符号の説明】
１ ＡＣ電源供給部
３ ダイオード整流回路
１０ 突入電流防止及び過電圧保護回路
１１ ２接点リレー
１２ 抵抗
１３ 過電圧防止ダイオード
１４ 過電圧保護スイッチング部
１５ 直流キャパシター
１６ インバータ
１７ ＡＣモータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ電源供給装置に係り、より詳細には、突入電流防止回路を有するモータ電源供給装置及びモータ電源供給方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
３相モータは、三角形状に結線されたコイルを有するモータである。３相モータの電源供給装置は、図５に示すように、モータ１１７の駆動に必要な３相電圧を得るため、常用交流電源（ＡＣ１１０／２２０Ｖ）を供給する電源供給部１０１と、交流電源を整流するダイオード整流部１０３と、初期電源の引加時に突入電流を防止する突入電流防止回路１０２、１１１と、ダイオード整流部１０３で整流された電圧を平滑する直流キャパシター１１５と、直流キャパシター１１５を過電圧から保護するための過電圧保護回路１１２、１１４と、直流電源を多様な周波数を有する交流電圧に変換して３相電圧を出力するインバータ部１１６と、を含む。インバータ部１１６の内には、ＰＷＭ（Ｐｕｌｓｅ Ｗｉｄｔｈ Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）信号を発生させるＰＷＭ部（図示せず）とＰＭＷ部の矩形波信号に従ってオンオフスイッチングされる多くのトランジスタが設けられる。また、モータ電源供給装置は、ＰＷＭ制御信号によりトランジスタをオンオフさせてインバータ部１１６の出力を開閉（ＯＮ／ＯＦＦ）し、モータの回転速度調節のため、その出力周波数を調節する機能をするマイコン（図示せず）を有する。
【０００３】
ところが、従来のモータ電源供給装置の、突入電流防止回路は、システムに電源を最初に引加する時だけ機能をする。即ち、電源が引加され直流キャパシター１１５が充電された以後にはその機能が回路動作上に不要に成る。また、過電圧保護回路は、その動作の特性により直流キャパシター１１５の電圧が安定化（十分に充電）されて、モータを制御する場合だけその機能が必要になる。即ち、最初の電源引加の直後には、その機能が不要になる。しかし、一般的に使用される突入電流防止回路に適用される抵抗（１０２；Ｒｓ）は、初期の過電流の防止のために容量が大きい抵抗やサーミスターを使用することになり、直流キャパシター１１５の容量が大きければ大きいほど抵抗（１０２；Ｒｓ）のサイズが大きくなって、回路の設計時に製品のサイズが大きくなる短所がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前述した問題点を解決するため、抵抗を突入防止及び過電圧保護用として使用し、回路の設計時に部品数及び製造コストをダウンさせることができるモータ電源供給装置及びモータ電源供給方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の主たる観点によれば、ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、を有するモータ電源供給装置において、前記ＡＣ電源供給部と前記直流キャパシターとの間に介され、前記直流キャパシターと接続される抵抗と；前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列及び直列にそれぞれ接続させる第１接点及び第２接点を有するリレーと；前記直流キャパシターの両端電圧を感知する感知部と；初期の電源引加時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を直列に配置されるようにし、前記直流キャパシターの両端電圧を感知して所定のサイズ以上である時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列に配置されるように前記リレーを制御する制御部と；を含むことを特徴とするモータ電源供給装置が提供される。
【０００６】
前記抵抗に接続されて、前記直流キャパシターと並列に配置される過電圧保護スイッチング部と、前記抵抗と前記過電圧保護スイッチング部の接点に接続される陽極と前記ダイオード整流回路に接続される陰極とを有する過電圧保護ダイオードをさらに含むことが好ましい。
【０００７】
前記感知部は、前記直流キャパシターの両端電圧を感知するための比較器を含むことが効果的である。
【０００８】
上記課題を解決するため、本発明の他の観点によれば、ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、前記直流キャパシターに接続される抵抗と、前記ダイオード整流回路の一側端を前記抵抗の両端の中のいずれか一つに交番に接続させる第２接点リレーと、を有するモータ電源供給装置の制御方法において、最初の電源引加時に前記直流キャパシターが充電されるように前記ダイオード整流回路を前記抵抗と直列に接続させる段階と；前記直流キャパシターの両端電圧を感知する段階と；前記感知された電圧が所定のサイズ以上である時に、前記ダイオード整流回路を前記抵抗と並列に接続させる段階と；を含むことを特徴とするモータ電源供給装置の制御方法が提供される。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して、本発明に対して詳細に説明する。
【００１０】
図１は、本発明によるモータ電源供給装置の回路図である。図面に示すように、ＡＣ電源供給部１と接続されるダイオード整流回路３と、ダイオード整流回路３と並列に介される抵抗１２及び過電圧保護スイッチング部１４と、ダイオード整流回路３の一側端を抵抗１２の両側端の中のいずれか一つに順次的に接続させる２接点リレー１１と、ダイオード整流回路３の一側端に陰極が接続され、抵抗１２と過電圧保護スイッチング部１４の連結接点に陽極が接続される過電圧保護ダイオード１３と、抵抗１２と過電圧保護スイッチング部１４に並列に介される直流キャパシター１５と、直流キャパシター１５に並列に介されるインバータ部１６と、２接点リレー１１の連結接点を制御する制御部２０と、を有する。ここで、モータ電源供給装置は、直流キャパシター１５の両端電圧を感知して制御部２０に感知された電圧に対応する信号を提供する感知部（図示せず）をさらに含み、感知部として比較器を利用することができる。
【００１１】
本発明により抵抗１２と２接点リレー１１及び過電圧保護ダイオード１３は、突入電流防止及び過電圧保護回路部１０の機能をする。
【００１２】
以下で、モータ電源供給回路の動作原理を述べると次の通りである。最初の電源引加時にダイオード整流回路３は、リレー１１により抵抗１２の下側端に設けられた第１接点１１ａに連結されて突入電流防止回路として動作する。従って、ダイオード整流回路３の電流は、リレー１１に連結された抵抗１２を通じてゆっくり直流キャパシター１５を充電させる。
【００１３】
充電が完了されて、直流キャパシター１５の電圧が一定の電圧以上になると、制御部２０はリレー１１に制御信号を引加して、ダイオード整流回路３が抵抗１２の上側端に設けられた第２接点１１ｂに連結されることになる。これにより、整流された入力電源は、直流キャパシター１５に直接に入力される。リレー１１に連結された抵抗１２と過電圧保護ダイオード１３及び過電圧保護スイッチング部１４は過電圧保護回路にて動作する。過電圧保護回路の動作原理は次の通りである。制御部２０が比較器（図示せず）により直流キャパシター１５の両端電圧（Ｖｐｎ）を感知して、一定の電圧より大きければ直流キャパシター１５の過電圧による電流を抵抗１２を通じて熱エネルギーとして消耗させる。
【００１４】
図１の構成によるモータ電源供給装置により突入電流防止及び過電圧保護のための制御部の制御順番は次の通りである。図面に示すように、ＡＣ電源供給部から最初に電源が引加されると、ダイオード整流回路３と抵抗１２が直列に配置されるように２接点リレー１１に制御信号を引加すると、抵抗１２を通じて入力される電流により直流キャパシター１５がゆっくり充電される。その後、直流キャパシター１５が完全に充電された後、直流キャパシター１５に一定の過電圧基準値の以上になると、ダイオード整流回路３と抵抗１２が並列に配置されるように２接点リレー１１に制御信号を引加して、抵抗１２を通じて直流キャパシター１５に掛かった過電圧を伝達してエネルギーを消耗させる。
【００１５】
図１と図２に示すように、ＡＣ入力電源は、（＋）と（−）の電圧が交番に反復されるサイン波である（図３のａ参考）。ＡＣ入力電源は、ダイオード整流回路３を通じて整流されて抵抗１２を通じて整流された電源が入力される。整流された電源が入力されることにより、直流キャパシター１５にさらに電荷が充電されてさらに増加する電圧曲線形態を有する。しかし、直流キャパシター１５に充電された電圧が一定の過電圧基準値以上になると、図３に示すように、制御部２０は、ダイオード整流回路３が第２接点１１ｂに連結されるように２接点リレー１１を駆動させ（図３のｃ参照）、過電圧保護スイッチング部１４をオンオフさせる（図３のｄ参照）。これにより、直流キャパシター１５にかかる電圧（Ｖｐｎ）が減少される形態に表示される（図３のｂ参照）。
【００１６】
図４はリレーがオンされる電圧領域と、過電圧保護スイッチング部がターンオンされる電圧領域を示すグラフである。制御部２０は、直流キャパシター１５の電圧が増加してリレー駆動電圧（Ｖ１）になるとリレー１１をオンさせ、モータから伝達されたエネルギーにより過電圧上限値（Ｖｈ２）になると、過電圧保護スイッチング部１４をターンオンさせて抵抗１２を通じて過電圧によるエネルギーを消耗させた後、過電圧下限値（Ｖｈ１）に電圧が下降すると、さらに過電圧保護スイッチング部１４をターンオフさせる。このように、直流キャパシター１５の電圧が過電圧領域（Ｖｈ１〜Ｖｈ２）に進入する毎に、過電圧保護スイッチング部１４をターンオン／ターンオフさせて、直流キャパシター１５の電圧を安定化させることができる。
【００１７】
このような構成により、従来は最初の電源引加時だけ使用される突入電流防止回路と直流キャパシターの充電電圧が一定の電圧以上になる時だけ使用される過電圧保護回路がそれぞれ抵抗を有するように具現されたが、本発明により単一の抵抗を共用する突入電流防止回路及び過電圧保護回路を具現することにより、機能に応じて使用することができるようにして、回路の設計時に部品数、製品のサイズ及び製造コストを減らすことができる。
【００１８】
【発明の効果】
前述したように、本発明によると、抵抗を突入防止及び過電圧保護用として使用することができ、回路の設計時に部品の数及び製造コストを減少させることができるモータの電源供給装置及びモータの電源供給方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるモータ電源供給装置の回路図である。
【図２】初期の電源供給時に図１のモータ電源供給装置の各接点での電圧及び電流波形図である。
【図３】過電圧時図１のモータ電源供給装置の各接点での電圧及び電流波形図である。
【図４】リレーがオンされる電圧領域及びスイッチング部がターンオンされる電圧領域を示すグラフである。
【図５】従来のモータ電源供給装置の回路図である。
【符号の説明】
１ ＡＣ電源供給部
３ ダイオード整流回路
１０ 突入電流防止及び過電圧保護回路
１１ ２接点リレー
１２ 抵抗
１３ 過電圧防止ダイオード
１４ 過電圧保護スイッチング部
１５ 直流キャパシター
１６ インバータ
１７ ＡＣモータ
Claims (4)
- ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、を有するモータ電源供給装置において、
前記ＡＣ電源供給部と前記直流キャパシターとの間に介され、前記直流キャパシターと接続される抵抗と；
前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列及び直列にそれぞれ接続させる第１接点及び第２接点を有するリレーと；
前記直流キャパシターの両端電圧を感知する感知部と；
初期の電源引加時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を直列に配置されるようにし、前記直流キャパシターの両端電圧を感知して所定のサイズ以上である時に前記ダイオード整流回路と前記抵抗を並列に配置されるように前記リレーを制御する制御部と；
を含むことを特徴とするモータ電源供給装置。 - 前記抵抗に接続されて、前記直流キャパシターと並列に配置される過電圧保護スイッチング部と、前記抵抗と前記過電圧保護スイッチング部の接点に接続される陽極と前記ダイオード整流回路に接続される陰極とを有する過電圧保護ダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のモータ電源供給装置。
- 前記感知部は、前記直流キャパシターの両端電圧を感知するための比較器を含むことを特徴とする請求項１に記載のモータ電源供給装置。
- ＡＣ電源供給部と、前記ＡＣ電源供給部の電源を整流するダイオード整流回路と、整流された電源を平滑させる直流キャパシターと、前記直流キャパシターに接続される抵抗と、前記ダイオード整流回路の一側端を前記抵抗の両端の中のいずれか一つに交番に接続させる第２接点リレーと、を有するモータ電源供給装置の制御方法において、
最初の電源引加時に前記直流キャパシターが充電されるように前記ダイオード整流回路を前記抵抗と直列に接続させる段階と；
前記直流キャパシターの両端電圧を感知する段階と；
前記感知された電圧が所定のサイズ以上である時に、前記ダイオード整流回路を前記抵抗と並列に接続させる段階と；
を含むことを特徴とするモータ電源供給装置の制御方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR10-2002-0069168A KR100512720B1 (ko) | 2002-11-08 | 2002-11-08 | 모터전원공급장치 및 모터전원공급방법 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004166480A true JP2004166480A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32226264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003140966A Pending JP2004166480A (ja) | 2002-11-08 | 2003-05-19 | モータ電源供給装置及びモータ電源供給方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20040090200A1 (ja) |
| JP (1) | JP2004166480A (ja) |
| KR (1) | KR100512720B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009044884A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 過電圧保護回路 |
| CN103684161A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-03-26 | 南昌康富电机技术有限公司 | 一种高效励磁发电机自动电压调节器 |
| KR101896023B1 (ko) * | 2017-10-27 | 2018-10-18 | 주식회사 만도 | 직류 링크 커패시터의 충방전 제어장치 및 제어방법 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009043373A1 (en) * | 2007-10-02 | 2009-04-09 | Abb Technology Ab | A drive unit for an electric motor |
| CN103560715A (zh) * | 2013-11-05 | 2014-02-05 | 济南诺顿科技有限公司 | 一种防止电机启动冲击电流导致电源保护的电路 |
| CN103616912B (zh) * | 2013-11-23 | 2015-04-15 | 国家电网公司 | 三绕组补偿型交流稳压装置 |
| CN103973091A (zh) * | 2014-05-12 | 2014-08-06 | 江苏新瑞峰信息科技有限公司 | 具有变频器软启动电路和能耗制动电路的电路装置 |
| DE102015107030A1 (de) | 2014-05-15 | 2015-11-19 | Control Techniques Ltd. | Energie-Bypass |
| GB2536269A (en) | 2015-03-12 | 2016-09-14 | Hamilton Sundstrand Corp | Inrush limiter for motor drive AC/AC power converters |
| CN106330002A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-11 | 武汉法利莱切焊系统工程有限公司 | 一种软启动及制动控制电路 |
| WO2019051718A1 (zh) * | 2017-09-14 | 2019-03-21 | 西门子公司 | 变频器、变频器组件及其控制方法 |
| CN110071622A (zh) * | 2018-01-23 | 2019-07-30 | 西门子公司 | 变频器的多功能预充电电路及其控制装置和方法，以及变频器 |
| US11956560B2 (en) | 2020-10-09 | 2024-04-09 | Meta Platforms Technologies, Llc | Digital pixel sensor having reduced quantization operation |
| US12022218B2 (en) * | 2020-12-29 | 2024-06-25 | Meta Platforms Technologies, Llc | Digital image sensor using a single-input comparator based quantizer |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62221897A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機の制御装置 |
| JPH01159586U (ja) * | 1988-04-19 | 1989-11-06 | ||
| IN172421B (ja) * | 1989-03-14 | 1993-07-24 | Kone Elevator Gmbh | |
| JPH02142979U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-12-04 | ||
| JPH06233408A (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-19 | Honda Motor Co Ltd | 電動車用モータ給電装置 |
| KR0120301B1 (ko) * | 1994-12-30 | 1997-10-23 | 석진철 | 인버터의 과전류 보호 장치 |
| US5715155A (en) * | 1996-10-28 | 1998-02-03 | Norax Canada Inc. | Resonant switching power supply circuit |
| KR100319932B1 (ko) * | 1998-10-07 | 2002-04-22 | 장병우 | 전동기의과전압방지장치 |
| KR100399135B1 (ko) * | 2000-07-27 | 2003-09-26 | 삼성전자주식회사 | 전자렌지 및 그 제어방법 |
-
2002
- 2002-11-08 KR KR10-2002-0069168A patent/KR100512720B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2003
- 2003-05-19 JP JP2003140966A patent/JP2004166480A/ja active Pending
- 2003-07-31 US US10/630,837 patent/US20040090200A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009044884A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 過電圧保護回路 |
| CN103684161A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-03-26 | 南昌康富电机技术有限公司 | 一种高效励磁发电机自动电压调节器 |
| KR101896023B1 (ko) * | 2017-10-27 | 2018-10-18 | 주식회사 만도 | 직류 링크 커패시터의 충방전 제어장치 및 제어방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100512720B1 (ko) | 2005-09-07 |
| US20040090200A1 (en) | 2004-05-13 |
| KR20040041201A (ko) | 2004-05-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7113380B2 (en) | Power supply device and control method thereof | |
| JP3773512B2 (ja) | モーター電源供給装置 | |
| JP3759736B2 (ja) | モーター電源供給装置及びモーター電源供給方法 | |
| TWI497275B (zh) | 具有低功率消耗突衝待命操作的電源供應器 | |
| US20060171180A1 (en) | Switching-mode power supply having a synchronous rectifier | |
| JP2004166480A (ja) | モータ電源供給装置及びモータ電源供給方法 | |
| EP3098955B1 (en) | Step-up device and converter device | |
| JPH07101987B2 (ja) | 電源供給装置 | |
| JP6384316B2 (ja) | 電力変換装置及び電力変換装置の制御方法 | |
| JP6449490B2 (ja) | 直流扇風機の制御システム及び直流扇風機 | |
| US20040155623A1 (en) | Motor power supply | |
| JP5322572B2 (ja) | 電源装置 | |
| KR101227374B1 (ko) | 인버터 과전류 검출 회로를 포함하는 모터 회로 및 인버터 과전류 검출 회로 전원 제공 방법 | |
| JPH07175533A (ja) | 突入電流防止回路 | |
| WO2007083649A1 (ja) | 電源装置 | |
| JP2000308338A (ja) | スイッチング電源装置および周辺機器 | |
| JP2004015901A (ja) | 電力変換装置 | |
| JP3614064B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JPH08182187A (ja) | 突入電流抑制電源回路 | |
| KR20190019287A (ko) | 전력 변환 장치와 그 제어방법 및 전력 변환 장치를 포함하는 공기 조화기 | |
| JPH10309078A (ja) | スイッチング型直流電源装置 | |
| JPH051962Y2 (ja) | ||
| JPH11146645A (ja) | 電源装置 | |
| JP2002199713A (ja) | 同期整流型フォワードコンバータ | |
| JPH07170776A (ja) | インバータの主回路電荷放電方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20040831 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040903 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050222 |