JP2000209852A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2000209852A
JP2000209852A JP11003544A JP354499A JP2000209852A JP 2000209852 A JP2000209852 A JP 2000209852A JP 11003544 A JP11003544 A JP 11003544A JP 354499 A JP354499 A JP 354499A JP 2000209852 A JP2000209852 A JP 2000209852A
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JP
Japan
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power supply
voltage
capacitor
capacitive element
switching power
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JP11003544A
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Akira Matsumoto
晃 松本
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の変換効率の向上を図り得るスイッチン
グ電源装置を提供する。 【解決手段】 トランス10の一次巻線10aに入力電
圧VDCを入力し、スイッチングオン時に、トランス10
の二次巻線10bから出力されるフォワード電流IS1に
基づくエネルギーを二次巻線10bに直列接続された第
1の容量性素子21を介して出力するフォワード型のス
イッチング電源装置1において、二次巻線10bから出
力されるフライバック電流IS2に基づくエネルギーをス
イッチングオフ時に第1の容量性素子21に蓄積させ、
その蓄積エネルギーをフォワード電流IS1に基づくエネ
ルギーに重畳して出力可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチングによ
って直流電圧を生成するスイッチング電源装置に関し、
詳しくは、高効率で直流電圧を生成するフォワード型の
スイッチング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のフォワード型スイッチング電源
装置として、図6に示す電源装置61が従来から知られ
ている。この電源装置61は、トランス62を備えてお
り、トランス62の一次巻線62a側には、交流電源2
から出力される交流電圧を全波整流するダイオードスタ
ック11と、ダイオードスタック11によって全波整流
された脈流電圧を平滑するコンデンサ12と、スイッチ
ング用のスイッチ13と、スイッチ13に等価的に並列
接続されたコンデンサ14およびダイオード15とが配
設されている。この場合、スイッチ13は、例えば、F
ETで構成され、図外のスイッチング制御回路から出力
されるスイッチング制御信号に従ってオン/オフ制御さ
れる。また、コンデンサ14は、スイッチ13が有する
寄生容量、またはその寄生容量とは別個にスイッチ13
に並列接続したコンデンサによって構成され、ダイオー
ド15は、スイッチ13内のボディダイオードで構成さ
れている。また、トランス62の補助巻線62c側に
は、フライバックエネルギーをコンデンサ12に回生す
るためのダイオード63が一次巻線62aの巻始め側端
子とコンデンサ12のマイナス側端子との間に接続され
ている。
【0003】さらに、電源装置61は、二次巻線62b
側に、整流用のダイオード64と、二次巻線62bおよ
びダイオード64の直列回路に直列接続されたダイオー
ド23と、平滑用のコンデンサ24およびチョークコイ
ル25とを備えている。
【0004】この電源装置61では、起動後、ダイオー
ドスタック11が、交流電源2から出力された交流電圧
を全波整流することにより脈流電圧を生成し、コンデン
サ12が、その脈流電圧を平滑することにより直流電圧
VDCを生成する。スイッチ13のスイッチングオン時に
は、直流電圧VDCに基づく電流IP が、図6に示すよう
に、コンデンサ12のプラス側端子から、トランス62
の一次巻線62aおよびスイッチ13を介してコンデン
サ12のマイナス側端子に至る電流経路を流れる。この
際には、フォワード電流IS が、同図に示すように、ト
ランス62における二次巻線62bの巻始め側端子か
ら、ダイオード64、コンデンサ24およびチョークコ
イル25を介して二次巻線62bの巻終わり側端子に至
る電流経路を流れる。この場合、フォワード電流IS に
よってコンデンサ24が充電されると共に、フォワード
電流IS の一部が出力電流IO として装置外部の負荷に
供給される。同時に、チョークコイル25は、フォワー
ド電流IS が流れることによりエネルギーを蓄積する。
さらに、トランス62には、その励磁インダクタンスに
よって励磁エネルギーが蓄積される。
【0005】次いで、スイッチ13のスイッチングオフ
時には、電流IP が遮断されることにより、トランス6
2における一次巻線62aの巻終わり側端子がプラス極
性に反転し、トランス62に蓄積された励磁エネルギー
が放出される。この際には、スイッチ13がオフ状態の
ため、同図に示すように、補助巻線62cの巻終わり側
端子から、コンデンサ12およびダイオード63を介し
て補助巻線62cの巻始め側端子に至る電流経路をフラ
イバック電流I61が流れることにより、トランス62か
ら励磁エネルギーが放出される。この結果、トランス6
2の励磁エネルギーは、コンデンサ12に回生される。
また、この際には、フリーホイーリング電流IF が、同
図に示すように、チョークコイル25の巻終わり側端子
から、ダイオード23およびコンデンサ24を介してチ
ョークコイル25の巻始め側端子に至る電流経路を流れ
ることにより、チョークコイル25の励磁エネルギーが
放出され、これにより、平滑動作が行われる。この後、
同様にして、スイッチ13のスイッチングオン/オフが
繰り返されることにより、出力電圧VO が生成される。
【0006】一方、図7に示す電源装置71も従来から
知られている。この電源装置71は、電源装置61とは
異なり、一次巻線10aおよび二次巻線10bを有する
トランス10を備えると共に、スイッチ13のスイッチ
ングオン時にトランス10に蓄積された励磁エネルギー
を放出するための構成として、ダイオード72、コンデ
ンサ73および抵抗74を備えている。
【0007】この電源装置71では、スイッチ13のス
イッチングオン時には、電源装置61と同様な動作が行
われてトランス10に励磁エネルギーが蓄積される。一
方、スイッチ13のスイッチングオフ時には、電流IP
が遮断されることにより、トランス10における一次巻
線10aの巻終わり側端子がプラス極性に反転し、トラ
ンス10に蓄積された励磁エネルギーが放出される。こ
の際には、スイッチ13がオフ状態のため、同図に示す
ように、一次巻線10aの巻終わり側端子から、ダイオ
ード72およびコンデンサ73を介して一次巻線10a
の巻始め側端子に至る電流経路をフライバック電流I71
が流れることにより、トランス10から励磁エネルギー
が放出される。この結果、トランス10の励磁エネルギ
ーは、コンデンサ73に蓄積され、この際に、コンデン
サ73は、一次巻線10a側の端子に対してダイオード
72側の端子がプラス電圧に充電される。このコンデン
サ73の蓄積エネルギーは、スイッチ13のスイッチン
グオン期間およびスイッチングオフ期間の全体を通じて
抵抗74によって消費される。この場合、抵抗74は、
充電電圧の極度の上昇によるコンデンサ73の耐圧破壊
を防止可能な抵抗値に規定されている。以上の動作によ
り、この電源装置71でも、スイッチ13のスイッチン
グオン/オフが繰り返されることにより、出力電圧VO
が生成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
電源装置61には、以下の問題点がある。すなわち、電
源装置61では、トランス62の蓄積エネルギーがスイ
ッチ13のスイッチングオフ時においてコンデンサ12
に回生されているが、コンデンサ12に蓄積されたエネ
ルギーは、スイッチ13の次のスイッチングオン時に電
流IP の一部として再度トランス62の一次巻線62a
を流れている。したがって、トランス62の励磁エネル
ギーがトランス62とコンデンサ12との間を循環して
いることになり、このエネルギーの循環の際には、トラ
ンス62の一次巻線62aおよび補助巻線62cの巻線
抵抗による電力損失、スイッチ13およびダイオード6
3の内部損失、コンデンサ12のESR(内部抵抗)に
よる内部損失、並びにプリントパターンの抵抗分による
損失などの電力損失が発生する。このため、従来の電源
装置61には、エネルギーの循環に起因して装置の変換
効率の低下を招いているという問題点がある。
【0009】一方、従来の電源装置71には、以下の問
題点がある。すなわち、電源装置71では、電源装置6
1とは異なり、励磁エネルギー放出用の補助巻線62c
を不要にすることができるものの、トランス10の励磁
エネルギーは、コンデンサ12に回生されることなく、
すべて抵抗74によって消費される。このため、従来の
電源装置71には、簡易に構成できるものの、電源装置
61よりも更に装置の変換効率の低下が問題となってい
る。
【0010】また、電源装置61,71には、ダイオー
ドスタック11の出力側に平滑用のコンデンサ12が配
設されていることに起因して、以下の問題点がある。す
なわち、従来の電源装置61,71では、ダイオードス
タック11から出力される脈流電圧が低電圧のときには
コンデンサ12に殆ど電流が流れ込まず、逆に、高電圧
のときには、コンデンサ12にパルス状に大電流が流れ
込む。このため、装置に入力される入力電圧に多くの高
周波成分が含まれる結果、従来の電源装置61,71に
は、力率の低下を招いているという問題点がある。
【0011】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたものであり、装置の変換効率の向上を図り得るスイ
ッチング電源装置を提供することを主目的とする。ま
た、装置の力率の向上を図り得るスイッチング電源装置
を提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のスイッチング電源装置は、トランスの一次
巻線に入力電圧を入力し、スイッチングオン時に、前記
トランスの二次巻線から出力されるフォワード電流に基
づくエネルギーを当該二次巻線に直列接続された第1の
容量性素子を介して出力するフォワード型のスイッチン
グ電源装置において、前記二次巻線から出力されるフラ
イバック電流に基づくエネルギーをスイッチングオフ時
に前記第1の容量性素子に蓄積させ、その蓄積エネルギ
ーを前記フォワード電流に基づくエネルギーに重畳して
出力可能に構成したことを特徴とする。
【0013】請求項2記載のスイッチング電源装置は、
請求項1記載のスイッチング電源装置において、前記一
次巻線側の一次側回路は、平滑用コンデンサと、当該一
次巻線に直列接続されたスイッチング素子とで構成され
ていることを特徴とする。
【0014】請求項3記載のスイッチング電源装置は、
請求項1記載のスイッチング電源装置において、前記一
次巻線側の一次側回路は、当該一次巻線に直列接続され
たスイッチング素子で構成されていることを特徴とす
る。
【0015】請求項4記載のスイッチング電源装置は、
請求項1から3のいずれかに記載のスイッチング電源装
置において、前記第1の容量性素子よりも大容量を有
し、かつ、前記トランスの補助巻線から出力されるフラ
イバック電流によって前記第1の容量性素子の充電電圧
よりも低電圧に充電されると共に、前記スイッチングオ
フ時における前記第1の容量性素子の充電電圧の低下時
に、当該第1の容量性素子に代えて充電エネルギーを前
記フォワード電流に基づくエネルギーに重畳して出力す
る第2の容量性素子を備えていることを特徴とする。
【0016】請求項5記載のスイッチング電源装置は、
請求項1から3のいずれかに記載のスイッチング電源装
置において、前記第1の容量性素子よりも大容量を有
し、かつ、前記トランスの補助巻線から出力されるフラ
イバック電流によって前記第1の容量性素子の充電電圧
よりも高電圧に充電されると共に、前記入力電圧の低下
時に前記第1の容量性素子を充電する第2の容量性素子
を備えていることを特徴とする。
【0017】なお、請求項4または5記載のスイッチン
グ電源装置として、前記第2の容量性素子は低ESRの
容量性素子で構成するのが好ましく、低ESRの容量性
素子を電気二重層コンデンサで構成するのがより好まし
い。さらに、請求項1から7のいずれかに記載のスイッ
チング電源装置として、第1の容量性素子に並列接続さ
れ前記フォワード電流の流れる向きで電流を導通可能な
一方向性素子を備えることが好ましい。
【0018】また、請求項1から8のいずれかに記載の
スイッチング電源装置として、ギャップが形成された磁
気コア、または低透磁率コアを用いてトランスを構成す
るのが好ましい。さらに、出力電圧に重畳される出力リ
ップル電圧に対する制御応答特性が0Hz以上数Hz以
下となるように構成するのがさらに好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るスイッチング電源装置の好適な実施の形態につ
いて説明する。なお、電源装置61,71と同一の構成
要素については同一の符号を付して重複した説明を省略
する。
【0020】図1に示すように、電源装置1は、例えば
ギャプが形成されたEI型の磁気コアが用いられたトラ
ンス10を備え、トランス10の一次巻線10a側およ
び二次巻線10b側には、相互に絶縁された一次側回路
3および二次側回路4がそれぞれ配設されている。一次
側回路3は、ダイオードスタック11、本発明における
平滑用コンデンサに相当するコンデンサ12、本発明に
おけるスイッチング素子に相当するスイッチ13、コン
デンサ14およびダイオード15で構成されている。こ
の場合、スイッチ13は、図外のスイッチング制御回路
から出力されるスイッチング信号によって制御され、そ
のスイッチングデューティ比および周波数がフィードバ
ック制御されることにより、出力電圧VO を所定電圧に
安定化する。また、スイッチング制御回路は、出力電圧
VO に重畳される出力リップル電圧に対する制御応答特
性が0Hz以上数Hz以下となるように、つまり出力電
圧VO に対する制御応答がある程度遅くなるように制御
する。一方、二次側回路4は、コンデンサ21、本発明
における一方向性素子に相当しコンデンサ21に並列接
続されたダイオード22、ダイオード23、コンデンサ
24およびチョークコイル25で構成されている。この
場合、コンデンサ21は、本発明における第1の容量性
素子に相当し、例えば低ESRで中容量の積層フィルム
コンデンサなどで構成されている。
【0021】この電源装置1では、起動後におけるスイ
ッチ13のスイッチングオン時には、図1に示すよう
に、直流電圧VDCに基づく電流IP が、コンデンサ12
のプラス側端子から、トランス10の一次巻線10aお
よびスイッチ13を介してコンデンサ12のマイナス側
端子に至る電流経路を流れる。この際には、フォワード
電流IS1が、同図に示すように、トランス10における
二次巻線10bの巻始め側端子から、コンデンサ24、
チョークコイル25およびダイオード22を介して二次
巻線10bの巻終わり側端子に至る電流経路を流れる。
この場合、ダイオード22は、コンデンサ21における
チョークコイル25側の端子が二次巻線10b側の端子
に対して正電圧に充電されるのを防止する。また、この
際に、フォワード電流IS1によってコンデンサ24が充
電されると共に、フォワード電流IS1の一部が出力電流
IO として装置外部の負荷に供給される。同時に、チョ
ークコイル25は、フォワード電流IS1が流れることに
よりエネルギーを蓄積する。さらに、トランス10に
は、その励磁インダクタンスによって励磁エネルギーが
蓄積される。
【0022】次いで、スイッチ13のスイッチングオフ
時には、電流IP が遮断されることにより、トランス1
0における一次巻線10aの巻終わり側端子がプラス極
性に反転し、トランス10に蓄積された励磁エネルギー
が放出される。この際には、スイッチ13がオフ状態の
ため、図1に示すように、二次巻線10bの巻終わり側
端子から、コンデンサ21およびダイオード23を介し
て二次巻線10bの巻始め側端子に至る電流経路をフラ
イバック電流IS2が流れることにより、トランス10か
ら励磁エネルギーが放出される。この場合、コンデンサ
21が低ESRのため、フライバック電流IS2がコンデ
ンサ21を流れることに起因する大きな電力損失の発生
が防止される。この結果、トランス10の励磁エネルギ
ーは、電力損失を殆ど招くことなくコンデンサ21に蓄
積される。また、この際には、フリーホイーリング電流
IF が、同図に示すように、チョークコイル25の巻終
わり側端子から、ダイオード23およびコンデンサ24
を介してチョークコイル25の巻始め側端子に至る電流
経路を流れることにより、チョークコイル25の励磁エ
ネルギーが放出され、これにより、コンデンサ24が充
電されると共に、フリーホイーリング電流IF の一部が
出力電流IO として負荷に供給される。
【0023】次いで、スイッチ13の次のスイッチング
オン時には、上記した動作と同様にして、トランス10
における二次巻線10bの巻始め側端子からフォワード
電流IS1が出力される。この際には、スイッチ13のス
イッチングオフ時にコンデンサ21に蓄積された蓄積エ
ネルギーに基づく電圧がフォワードエネルギーに基づく
電圧に重畳されて出力される。この後、同様にして、ス
イッチ13のスイッチングオン/オフが繰り返されるこ
とにより、出力電圧VO が生成される。
【0024】このように、この電源装置1では、スイッ
チ13のスイッチング動作によってトランス10に蓄積
されたエネルギーは、二次側回路4のコンデンサ21に
一旦蓄積された後、スイッチ13のスイッチングオン時
に負荷またはコンデンサ24に直接的に供給される。し
たがって、従来の電源装置61では、スイッチ13のス
イッチング動作によってトランス62に蓄積された励磁
エネルギーがトランス62の一次側回路に回生されるこ
とによって電力損失を招いていたのに対し、この電源装
置1によれば、電力損失を招くエネルギーの循環現象が
防止される結果、装置の変換効率の向上が図られてい
る。
【0025】次に、図2,3を参照して、第2の実施形
態に係る電源装置31の構成および動作について説明す
る。なお、電源装置1と同一の構成要素については同一
の符号を付して重複した説明を省略し、主として電源装
置1とは異なる構成および動作について説明するものと
する。
【0026】図2に示すように、電源装置31は、一次
側回路3aが、ダイオードスタック11と、トランス1
0の一次巻線10aに直列接続されたスイッチ13と、
スイッチ13に並列接続されたコンデンサ14およびダ
イオード15とで構成され、電源装置1とは異なり、平
滑用のコンデンサ12を用いずに構成されている。ま
た、二次側回路4aは、電源装置1とは異なり、コンデ
ンサ21に代えて、コンデンサ21よりも大きな容量の
コンデンサ32が配設されている。この場合、コンデン
サ32は、本発明における第1の容量性素子に相当し、
例えば低ESRで中容量の電気二重層コンデンサで構成
されている。
【0027】この電源装置31では、起動後には、ダイ
オードスタック11から図3(a)に示す脈流電圧VR
が出力され、スイッチ13のスイッチングオン時には、
図2に示すように、脈流電圧VR に基づく電流IP が、
ダイオードスタック11の出力端子から、トランス10
の一次巻線10aおよびスイッチ13を介してダイオー
ドスタック11の帰還端子に至る電流経路を流れる。こ
の際には、フォワード電流IS1が、同図に示すように、
トランス10における二次巻線10bの巻始め側端子か
ら、コンデンサ24、チョークコイル25、およびダイ
オード22を介して二次巻線10bの巻終わり側端子に
至る電流経路を流れる。
【0028】次いで、スイッチ13のスイッチングオフ
時には、トランス10に蓄積された励磁エネルギーが放
出される。この際には、スイッチ13がオフ状態のた
め、図2に示すように、二次巻線10bの巻終わり側端
子から、コンデンサ32、およびダイオード23を介し
て二次巻線10bの巻始め側端子に至る電流経路をフラ
イバック電流IS2が流れることにより、トランス10か
ら励磁エネルギーが放出される。この結果、フライバッ
ク電流IS2によってコンデンサ32が充電される。その
際に、コンデンサ32が低ESRのため、フライバック
電流IS2がコンデンサ32を流れることに起因する大き
な電力損失の発生が防止されている。この結果、トラン
ス10の励磁エネルギーは、電力損失を殆ど招くことな
くコンデンサ32に蓄積される。
【0029】次いで、スイッチ13の次のスイッチング
オン時には、電源装置1と同様にして、トランス10に
おける二次巻線10bの巻始め側端子からフォワード電
流IS1が出力され、コンデンサ32に蓄積された蓄積エ
ネルギーに基づく電圧がフォワードエネルギーに基づく
電圧に重畳されて出力される。この後、同様にして、ス
イッチ13のスイッチングオン/オフが繰り返されるこ
とにより、出力電圧VO が生成される。
【0030】なお、一次側回路3aに平滑用コンデンサ
が配設されていない場合、通常は、図3(a)に示す脈
流電圧VR が安定化保証最低電圧V1 を超えている時間
t1〜t2,t3〜t4の期間では、出力電圧VO の平
均電圧VO1は、同図(b)に示すように、スイッチ13
のスイッチングオン時にトランス10の一次巻線10a
から二次巻線10bに伝達されるエネルギーのみで十分
に所望電圧に安定化される。ところが、脈流電圧VR が
安定化保証最低電圧V1 よりも低下する時間t2〜t3
の期間では、スイッチ13のスイッチングオン時にトラ
ンス10の一次巻線10aから二次巻線10bに伝達さ
れるエネルギーのみでは十分に所望電圧に安定化するの
が困難となる。このため、平均電圧VO1は、同図(b)
に示すように、脈流電圧VR の電圧低下に応じて低下す
る。一方、この電源装置31では、大容量のコンデンサ
32が、同図(c)に示すように、時間t1〜t2の期
間において所定電圧の充電電圧VC32 に充電されてい
る。このため、コンデンサ32に蓄積された蓄積エネル
ギーに基づく電圧がフォワードエネルギーに基づく電圧
に重畳されて出力される時間t2〜t3の期間では、コ
ンデンサ32の容量が大きいために充電電圧VC32 が僅
かに低下するに止まり、これにより、出力電圧VO は、
同図(d)に示すように、ほぼ所望電圧に安定化され
る。なお、スイッチング制御回路の周波数特性が数Hz
以下のため、出力電圧VO が僅かに低下したときであっ
ても、スイッチング制御回路によるフィードバック制御
が瞬時に行われることはない。このため、出力電圧VO
の僅かな低下時に瞬時にフィードバック制御することに
起因して交流電源2からパルス状に入力電流が流れ込む
場合と比較して、確実に力率の改善を図ることができ
る。また、より大容量の電気二重層コンデンサをコンデ
ンサ32として使用することにより、所望電圧に対する
低下分の電圧を十分に小さくすることができる。
【0031】このように、この電源装置31によれば、
装置の変換効率を向上しつつ、出力電圧VO を安定化す
ることができる。また、平滑用コンデンサを配設しない
で一次側回路3aを構成したことにより、交流電源2か
らの出力電流の平滑用コンデンサへのパルス状の流れ込
みが防止されるため、電源装置31に入力される電流波
形が、交流電源2の交流電圧波形とほぼ相似形となる。
これにより、交流電源2の出力電流が交流電圧の一周期
全体に亘って電源装置31に入力される結果、電源装置
31の力率が飛躍的に向上されている。
【0032】次に、図4を参照して、第3の実施形態に
係る電源装置41の構成および動作について説明する。
なお、電源装置1,31と同一の構成要素については同
一の符号を付して重複した説明を省略し、主として電源
装置1,31とは異なる構成および動作について説明す
るものとする。
【0033】この電源装置41は、一次巻線42a、二
次巻線42bおよび補助巻線42cが巻き回されたトラ
ンス42を備えて構成され、二次側回路4bにおける補
助巻線42c側には、整流用のダイオード43、エネル
ギー蓄積放出用のコンデンサ44、およびスイッチ13
のスイッチングオフ時にコンデンサ44から出力される
電流IS3を通過させるためのダイオード45が配設され
て構成されている。この場合、コンデンサ44は、本発
明における第2の容量性素子に相当し、電源装置31に
おけるコンデンサ32とほぼ同一の機能を有している。
【0034】電源装置41では、スイッチ13のスイッ
チングオン時には、フォワード電流IS1が、同図に示す
ように、トランス42における二次巻線42bの巻始め
側端子から、コンデンサ24、チョークコイル25、お
よびダイオード22を介して二次巻線42bの巻終わり
側端子に至る電流経路を流れる。一方、スイッチ13の
スイッチングオフ時には、主として、補助巻線42cの
巻終わり側端子から、ダイオード43およびコンデンサ
44を介して補助巻線42cの巻始め側端子に至る電流
経路をフライバック電流IS4が流れることにより、コン
デンサ44が充電電圧VC44 まで充電される。この場
合、充電電圧VC44 は、コンデンサ21の充電電圧VC2
1 よりも僅かに低電圧になるように規定されている。
【0035】次いで、スイッチ13のスイッチングオン
時には、電源装置1と同様にしてコンデンサ21の蓄積
エネルギーに基づく電圧がフォワードエネルギーに基づ
く電圧に重畳して出力される。次いで、コンデンサ21
の充電電圧VC21 がコンデンサ44の充電電圧VC44 よ
りも低電圧になった時点で、フォワード電流IS1は、二
次巻線42bの巻始め側端子から、コンデンサ24、チ
ョークコイル25、コンデンサ44、ダイオード45、
および二次巻線42bの巻終わり側端子に至る電流経路
を流れる。この結果、フライバック電流IS4によって蓄
積されたコンデンサ44の蓄積エネルギーに基づく電圧
がフォワードエネルギーに基づく電圧に重畳されて出力
される。
【0036】このように、この電源装置41では、脈流
電圧VR が安定化保証電圧範囲内のとき(正確には、コ
ンデンサ44の充電電圧VC44 とダイオード45の順方
向電圧との加算電圧がコンデンサ21の充電電圧VC21
よりも低いとき)には、ダイオード45がカットオフ状
態に自動制御されるため、フォワード電流IS1がコンデ
ンサ44を流れずにコンデンサ21を流れる。この場
合、コンデンサ21がコンデンサ44よりもやや少ない
容量分、低ESRのため、フォワード電流IS1がコンデ
ンサ44を常時流れることに起因する電力損失の僅かな
発生も防止される結果、装置の変換効率のさらなる向上
を図ることができる。
【0037】次に、図5を参照して、第4の実施形態に
係る電源装置51の構成および動作について説明する。
なお、電源装置1,31,41と同一の構成要素につい
ては同一の符号を付して重複した説明を省略し、主とし
て電源装置1,31,41とは異なる構成および動作に
ついて説明するものとする。
【0038】この電源装置51は、一次巻線52a、二
次巻線52bおよび補助巻線52c,52dを有するト
ランス52を備えている。また、一次巻線52a側の一
次側回路3aは、電源装置41の一次側回路3aと同一
に構成されている。一方、二次側回路4cは、ダイオー
ド43およびコンデンサ44を補助巻線52c側に備
え、制御回路53を補助巻線52d側に備えて構成され
ている。この場合、コンデンサ44は、コンデンサ21
の充電電圧VC21 よりも高電圧の充電電圧VC44に充電
されるように規定されている。制御回路53は、コンデ
ンサ44の蓄積エネルギーに基づく電流IS3の導通/非
導通を制御する。具体的には、制御回路53は、補助巻
線52dの誘起電圧Vaを整流すると共にその整流電圧
を監視することにより、脈流電圧VR の電圧値が安定化
保証最低電圧V1 よりも低下したときに内蔵の電子式ス
イッチ(例えばFET)をオン状態に制御して電流IS3
を導通させる。
【0039】この電源装置51では、脈流電圧VR が安
定化保証最低電圧V1 よりも高電圧のときには、制御回
路53が内蔵の電子式スイッチをオフ状態に制御するこ
とにより、フォワード電流IS1は、電源装置1における
フォワード電流IS1と同様の電流経路を流れてコンデン
サ24または負荷に供給される。一方、脈流電圧VRが
安定化保証最低電圧V1 よりも低電圧のときには、制御
回路53が、補助巻線52dに誘起するフォワード電圧
を監視し、脈流電圧VR の電圧低下が生じたときに、内
蔵の電子式スイッチをオン状態に制御する。この際に
は、コンデンサ44に蓄積されたエネルギーに基づく電
流IS3が、コンデンサ44のプラス側端子から、制御回
路53内の電子式スイッチ、ダイオード45およびコン
デンサ21を介してコンデンサ44のマイナス側端子に
至る電流経路を流れる。このため、コンデンサ21は、
フライバック電流IS4によって蓄積されたコンデンサ4
4の蓄積エネルギーに基づく電流IS3によって、ほぼ充
電電圧VC21 に等しい電圧まで瞬時に充電される。この
結果、脈流電圧VR が安定化保証最低電圧V1 よりも低
電圧のときであっても、スイッチ13のスイッチングオ
ン時における出力電圧VO の低下が防止されている。
【0040】このように、この電源装置51によれば、
より高電圧に充電されたコンデンサ44の充電電圧VC4
4 に基づく電流IS3でコンデンサ21を充電させること
により、出力電圧VO の低下を招くことなく、装置の変
換効率および力率の向上を図ることができる。
【0041】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限定されず、その構成を適宜変更することができ
る。具体的には、スイッチ13としてFETを使用した
例について説明したが、本発明は、これに限定されず、
トランジスタなど種々のスイッチング素子を用いること
ができる。また、電源装置31では、平滑用のコンデン
サ12を用いないで構成する例について説明したが、あ
る程度小容量の平滑用のコンデンサ12を配設した場合
であっても、装置の変換効率および力率の向上を図るこ
とができるのは勿論である。さらに、本発明の実施の形
態では、電気二重層コンデンサをコンデンサ32,44
に用いた例について説明したが、これに限らず、大容量
かつ低ESRのコンデンサであればよく、セラミックコ
ンデンサや電解コンデンサなどを用いることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1,2記載のスイ
ッチング電源装置によれば、二次巻線から出力されるフ
ライバック電流に基づくエネルギーをスイッチングオフ
時に第1の容量性素子に蓄積させ、かつ、その蓄積エネ
ルギーをフォワード電流に基づくエネルギーに重畳して
出力することにより、装置の変換効率を向上させること
ができる。
【0043】さらに、請求項3記載のスイッチング電源
装置によれば、平滑用コンデンサを配設することなく一
次側回路を構成したことにより、平滑用コンデンサへの
入力電流のパルス状の流れ込みを防止することができ、
これにより、装置の変換効率の向上および装置の力率の
向上を図ることができる。
【0044】また、請求項4記載のスイッチング電源装
置によれば、第1の容量性素子よりも大容量を有する第
2の容量性素子を備えたことにより、一次側回路に平滑
用コンデンサを用いることなく、装置に対する入力電圧
の低下時においても、装置の出力電圧を所望電圧に安定
化することができる。
【0045】また、請求項5記載のスイッチング電源装
置によれば、第1の容量性素子よりも大容量を有し、か
つ、第1の容量性素子の充電電圧よりも高電圧に充電さ
れる第2の容量性素子を備えたことにより、高変換効率
を維持しつつ、装置に対する入力電圧の低下時におい
て、装置の出力電圧を確実に所望電圧に安定化すること
ができる。
【0046】さらに、請求項6記載のスイッチング電源
装置によれば、第2の容量性素子を低ESRの容量性素
子で構成したことにより、トランスのフライバック電流
が第2の容量性素子に流れ込む際の電力損失の発生を極
限まで抑えることができる結果、装置の変換効率のさら
なる向上を図ることができる。
【0047】また、請求項7記載のスイッチング電源装
置によれば、低ESRの容量性素子を電気二重層コンデ
ンサで構成したことにより、トランスの励磁エネルギー
を蓄積させるための第2の容量性素子を安価に構成する
ことができる。
【0048】また、請求項8記載のスイッチング電源装
置によれば、第1の容量性素子に並列接続された一方向
性素子を備えたことにより、第1の容量性素子の逆向き
での充電を確実に防止できるため、装置の確実な動作を
保証することができる。
【0049】また、請求項9または10記載のスイッチ
ング電源装置によれば、簡易な構成でありながら、スイ
ッチング素子のスイッチングオン時にトランスに励磁エ
ネルギーを確実に蓄積することができるため、スイッチ
ングオフ時において第1の容量性素子または第2の容量
性素子の蓄積エネルギーをフォワード電流に基づくエネ
ルギーに確実に重畳させることができる。
【0050】さらに、請求項11記載のスイッチング電
源装置によれば、制御応答特性を数Hz以下となるよう
に構成したことにより、確実に力率を改善することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電源装置1の回路図
である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電源装置31
の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る電源装置31
の動作を説明するための電圧波形図であって、(a)は
脈流電圧VR の電圧波形図、(b)は出力電圧VO の平
均電圧VO1の電圧波形図、(c)はコンデンサ32の充
電電圧VC32 の電圧波形図、(d)は出力電圧VO の電
圧波形図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る電源装置41
の回路図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る電源装置51
の回路図である。
【図6】従来の電源装置61の回路図である。
【図7】従来の電源装置71の回路図である。
【符号の説明】
1 電源装置 3,3a 一次側回路 4,4a,4b,4c 二次側回路 10 トランス 10a 一次巻線 10b 二次巻線 12 コンデンサ 13 スイッチ 21 コンデンサ 22 ダイオード 31 電源装置 32 コンデンサ 41 電源装置 42 トランス 42a 一次巻線 42b 二次巻線 44 コンデンサ 51 電源装置 52 トランス 52a 一次巻線 52b 二次巻線 52c,52d 補助巻線 53 制御回路 IS1 フォワード電流 IS2,IS4 フライバック電流 VDC 直流電圧 VR 脈流電圧

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの一次巻線に入力電圧を入力
    し、スイッチングオン時に、前記トランスの二次巻線か
    ら出力されるフォワード電流に基づくエネルギーを当該
    二次巻線に直列接続された第1の容量性素子を介して出
    力するフォワード型のスイッチング電源装置において、 前記二次巻線から出力されるフライバック電流に基づく
    エネルギーをスイッチングオフ時に前記第1の容量性素
    子に蓄積させ、その蓄積エネルギーを前記フォワード電
    流に基づくエネルギーに重畳して出力可能に構成したこ
    とを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記一次巻線側の一次側回路は、平滑用
    コンデンサと、当該一次巻線に直列接続されたスイッチ
    ング素子とで構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記一次巻線側の一次側回路は、当該一
    次巻線に直列接続されたスイッチング素子で構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の容量性素子よりも大容量を有
    し、かつ、前記トランスの補助巻線から出力されるフラ
    イバック電流によって前記第1の容量性素子の充電電圧
    よりも低電圧に充電されると共に、前記スイッチングオ
    フ時における前記第1の容量性素子の充電電圧の低下時
    に、当該第1の容量性素子に代えて充電エネルギーを前
    記フォワード電流に基づくエネルギーに重畳して出力す
    る第2の容量性素子を備えていることを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の容量性素子よりも大容量を有
    し、かつ、前記トランスの補助巻線から出力されるフラ
    イバック電流によって前記第1の容量性素子の充電電圧
    よりも高電圧に充電されると共に、前記入力電圧の低下
    時に前記第1の容量性素子を充電する第2の容量性素子
    を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載のスイッチング電源装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の容量性素子は低ESRの容量
    性素子で構成されていることを特徴とする請求項4また
    は5記載のスイッチング電源装置。
  7. 【請求項7】 前記低ESRの容量性素子は、電気二重
    層コンデンサで構成されていることを特徴とする請求項
    6記載のスイッチング電源装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の容量性素子に並列接続され前
    記フォワード電流の流れる向きで電流を導通可能な一方
    向性素子を備えていることを特徴とする請求項1から7
    のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  9. 【請求項9】 前記トランスは、ギャップが形成された
    磁気コアで構成されていることを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  10. 【請求項10】 前記トランスは、低透磁率コアが用い
    られていることを特徴とする請求項1から8のいずれか
    に記載のスイッチング電源装置。
  11. 【請求項11】 出力電圧に重畳される出力リップル電
    圧に対する制御応答特性が0Hz以上数Hz以下となる
    ように構成されたことを特徴とする請求項1から10の
    いずれかに記載のスイッチング電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018216401A1 (ja) * 2017-05-22 2018-11-29 Ntn株式会社 絶縁型スイッチング電源

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KR20180127903A (ko) * 2017-05-22 2018-11-30 엔티엔 가부시키가이샤 절연형 스위칭 전원
KR102482820B1 (ko) 2017-05-22 2022-12-29 엔티엔 가부시키가이샤 절연형 스위칭 전원

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