JP2000209411A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP2000209411A
JP2000209411A JP11011092A JP1109299A JP2000209411A JP 2000209411 A JP2000209411 A JP 2000209411A JP 11011092 A JP11011092 A JP 11011092A JP 1109299 A JP1109299 A JP 1109299A JP 2000209411 A JP2000209411 A JP 2000209411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand scanner
document
flat bed
scanner
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11011092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Shoji
和哉 荘司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP11011092A priority Critical patent/JP2000209411A/ja
Publication of JP2000209411A publication Critical patent/JP2000209411A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大型化することなく、シート原稿及び
ブック原稿の画像を安定して読取り、用途に合わせた画
像読取り方法を選択可能なファクシミリ装置を提供す
る。 【解決手段】 ハンドスキャナ1はフラットベットユニ
ット7内に着脱自在に収納され、単独でも自走自在とな
っている。フラットベットユニット7は装置筐体内に収
納及び引出し自在に設置されている。フラットベットユ
ニット7の上部にはその原稿セットガラスに接するよう
に配置されたプラテンローラ3と、原稿を装置内に繰込
むためのADF9とが配設されている。フラットベット
ユニット7内にはこのプラテンローラ3の直下に原稿セ
ットガラスをはさんでハンドスキャナ1が配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
関し、特にファクシミリ装置や複写機、及びイメージス
キャナ等の画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置のスキャナユ
ニットは本体に固定されており、また送信原稿として用
いることができるのは一枚一枚が分離しているシート原
稿のみである。
【0003】一枚一枚が分離していない本等の画像を送
信する場合には、その画像を直接スキャナユニットに読
取らせて送信することができないので、一旦その画像の
コピーをとり、そのコピー原稿をファクシミリ装置に読
取らせて送信している。
【0004】したがって、このような本等の画像を送信
する際には手間がかかるという不都合があるが、実開昭
61−85955号公報に開示された技術ではスキャナ
ユニットを原稿読取位置に着脱自在に取付けられるよう
にすることで、スキャナユニットを原稿読取位置に取付
けた状態でシート原稿を読取り、スキャナユニットを原
稿読取位置から取外した状態で本等のブック原稿の画像
を読取り可能としている。
【0005】上記のファクシミリ装置の構成を図6に示
す。図において、原稿台51に載置された原稿(図示せ
ず)はその先端を位置決め板52で押えられるととも
に、最下部に位置するものから一枚ずつ分離部53で分
離され、搬送ローラ54に送り出される。原稿は搬送ロ
ーラ4によってスキャナユニット55と白板56との間
に搬送され、その画像が読取られた後に排出ローラ57
によって原稿トレイ58に排出される。
【0006】また、図において、59は記録用紙のロー
ルペーパ、60は記録部、61はロールペーパ59を搬
送する搬送ローラ、62はロールペーパ59を記録画像
の大きさに対応したタイミングで切断するカッタ、63
はカッタ62で切断されたロールペーパ59を記録用紙
として受信トレイ64に排出する排出ローラである。
【0007】さて、このファクシミリ装置ではスキャナ
ユニット55がファクシミリ装置の本体筺体65から矢
印Eの方向に着脱自在となっており、スキャナユニット
55を本体筺体65から取外してハンドスキャナとして
単独で作動させることができる。
【0008】その場合、この取外したスキャナユニット
55をブック原稿の上で移動させることでその画像を読
取ることができる。つまり、ブック原稿上に接触して回
転する車輪の回転量から検出されるタイミングでスキャ
ナユニット55のラインイメージセンサ(図示せず)の
走査が開始される。
【0009】上記のように、従来のファクシミリ装置で
は、本等のブック原稿の上でスキャナユニット55を自
走させることで、安定した走行速度でブック原稿の画像
を読取ることが可能となり、データの安定化を図るもの
である。尚、上記のようなハンドスキャナについては、
特開平04−196746号公報等にも開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ装置では、スキャナユニットを本体筺体から取外
し、ハンドスキャナとして単独で作動させる場合、ハン
ドスキャナの性質上、ハンドスキャナの読取り面が平坦
であり、スキャナ自身を動かして画像を読取るため、原
稿を手で押さえながらスキャナを動かす必要がある。し
たがって、ハンドスキャナが原稿面を自走したとして
も、平滑な原稿以外の厚い本等を読取る際には著しく操
作性が落ちることになる。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、装置を大型化することなく、シート原稿及びブッ
ク原稿の画像を安定して読取ることができ、用途に合わ
せた画像読取り方法を選択することができるファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるファクシミ
リ装置は、着脱自在なハンドスキャナを含むファクシミ
リ装置であって、装置筐体内に収納及び引出し自在な原
稿読取りガラス台と、前記ハンドスキャナに内蔵されか
つ前記原稿読取りガラス台が前記装置筐体内から引出さ
れた時に前記ハンドスキャナを前記原稿読取りガラス台
内において自走させる自走手段とを備えている。
【0013】すなわち、本発明のファクシミリ装置は、
装置筐体内に引出し可能なフラットベットユニットを内
蔵し、フラットベットユニットに着脱自在でかつ本体が
自走自在なハンドスキャナを配設している。
【0014】これによって、ユーザの用途に応じてAD
F(Automatic Document Feed
er)による原稿搬送スキャンと、手動によるハンドス
キャンと、原稿据え置きのフラットベットスキャンとの
3通りの画像読取り方法の中から選択することが可能と
なる。
【0015】また、フラットベットユニットが装置筐体
内に収納可能なため、装置サイズを小型化することが可
能となり、なおかつ装置筐体の設置スペースも少なくて
すみ、装置自体を大型化する必要がない。
【0016】さらに、着脱可能なハンドスキャナを有し
たファクシミリ装置において、原稿読取りガラス台(フ
ラットベットユニット)を装置筐体に内蔵することで、
装置を小型化させ、その原稿読取りガラス台を装置筐体
内から引出し、原稿読取りガラスの下でハンドスキャナ
を自走させることによって、フラットベットスキャナと
して使用可能となり、厚手の本や平滑でない原稿にも対
応することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るファクシミリ装置の構成を示す図である。尚、図1
(a)はスキャナユニットをハンドスキャナとして使用
する場合の状態を示し、図1(b)はスキャナユニット
をフラットベットスキャナとして使用する場合の状態を
示している。
【0018】これらの図において、本発明の一実施例に
よるファクシミリ装置はハンドスキャナ1と、CIS
(密着型イメージセンサ)2と、プラテンローラ3と、
プラテンローラ4と、サーマルヘッド5と、記録紙ロー
ル6と、フラットベットユニット7と、原稿セット台8
と、ADF(Automatic DocumentF
eeder)9と、カールコード10と、ハンドスキャ
ナセンサ(例えば、マイクロスイッチ等)11と、フラ
ットベットセンサ(例えば、マイクロスイッチ等)12
とから構成されている。
【0019】ハンドスキャナ1はフラットベットユニッ
ト7内に着脱自在に収納され、単独でも自走自在となっ
ており、安定した走行速度を得ることができるようにな
っている。このハンドスキャナとしては周知の市販のハ
ンドスキャンが利用可能である。
【0020】本発明の一実施例によるファクシミリ装置
には装置筐体内に収納及び引出し自在にフラットベット
ユニット7が設置されており、このフラットベットユニ
ット7の上部にはその原稿セットガラスに接するように
配置されたプラテンローラ3と、原稿を装置内に繰込む
ためのADF9とが配設されている。また、フラットベ
ットユニット7内にはこのプラテンローラ3の直下に原
稿セットガラスをはさんでハンドスキャナ1が配置され
ている。
【0021】ADF9を使用した原稿搬送スキャンを行
う場合には、原稿セット台8にセットされたシート原稿
(図示せず)がADF9からプラテンローラ3に繰込ま
れ、ハンドスキャナ1内のCIS2によってシート原稿
の画像が読込まれる。
【0022】ハンドスキャナ1を使用し、手動によって
任意の平滑な原稿をスキャンする場合には、ハンドスキ
ャナ1をフラットベットユニット7内から取外し、ハン
ドスキャナ1に対するユーザの手動操作によって平滑な
原稿の画像が読込まれる。その際、ハンドスキャナ1は
自走用ローラ(図示せず)によって一定速で原稿上を自
走するため、安定した画像情報が得られる[図1(a)
参照]。
【0023】フラットベットユニット7を使用し、本や
ノート等のブック原稿をスキャンする場合には、フラッ
トベットユニット7を装置筐体内から矢印Aの方向に引
出し、原稿押えフタとして兼用される原稿セット台8に
よってブック原稿を押さえる。ハンドスキャナ1はフラ
ットベットユニット7の原稿セットガラスの直下を、ブ
ック原稿の画像を読込みながら矢印Dの方向に自走す
る。
【0024】ここで、原稿セット台8は伸縮自在な構造
となっており、原稿押えフタとして使用する際には矢印
Bの方向に伸ばし、矢印Cの方向に回動させることでフ
ラットベットユニット7全体を覆うことができる。
【0025】尚、ハンドスキャナ1のフラットベットユ
ニット7内からの取外しはハンドスキャナセンサ11に
よって検出され、その検出時にはプラテンローラ3及び
ADF9の駆動が抑止される。また、フラットベットユ
ニット7の装置筐体内からの引出しはフラットベットセ
ンサ12によって検出され、その検出時には上記と同様
に、プラテンローラ3及びADF9の駆動が抑止され
る。
【0026】図2は本発明の一実施例によるファクシミ
リ装置の制御系の構成例を示すブロック図である。図に
おいて、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の制
御系は駆動制御部21と、取込み画像制御部22と、プ
ラテンローラ駆動部23と、ハンドスキャナ駆動部24
とから構成されている。
【0027】駆動制御部21はハンドスキャナセンサ1
1及びフラットベットセンサ12の検出情報に基づいて
プラテンローラ駆動部23及びハンドスキャナ駆動部2
4を制御する。すなわち、駆動制御部21はハンドスキ
ャナセンサ11によるハンドスキャナ1のフラットベッ
トユニット7内からの取外し及びフラットベットセンサ
12によるフラットベットユニット7の装置筐体内から
の引出しが検出されない場合にはプラテンローラ駆動部
23を駆動させるとともに、ハンドスキャナ駆動部24
の駆動を抑止する。
【0028】また、駆動制御部21はハンドスキャナセ
ンサ11によるハンドスキャナ1のフラットベットユニ
ット7内からの取外し及びフラットベットセンサ12に
よるフラットベットユニット7の装置筐体内からの引出
しのうちの一方が検出された場合にはプラテンローラ駆
動部23の駆動を抑止させるとともに、ハンドスキャナ
駆動部24を駆動させる。
【0029】取込み画像制御部22は駆動制御部21か
らの駆動情報に応じて、ハンドスキャナ1内のCIS2
が取込んだ原稿の画像をサーマルヘッド5に送出し、サ
ーマルヘッド5によってその画像を記録紙ロール6上に
記録させる。
【0030】プラテンローラ駆動部23はプラテンロー
ラ3及びADF9の駆動またはその駆動の抑止を制御し
ており、ハンドスキャナ駆動部24はハンドスキャナ1
の自走動作またその動作の抑止を制御している。
【0031】図3は図1のフラットベットユニット7の
構成例を示す図である。図3(a)は図1のフラットベ
ットユニット7の上からみた内部構成を示し、図3
(b)は図1のフラットベットユニット7の横からみた
内部構成を示している。
【0032】これらの図において、フラットベットユニ
ット7内にはラック31が敷設されており、そのラック
31に沿ってハンドスキャナ1がフラットベットユニッ
ト7の原稿セットガラスの直下を自走するようになって
いる。
【0033】また、フラットベットユニット7内には原
稿読取り開始位置検出センサ32と、原稿読取り終了位
置検出センサ33とが配置されており、これらのセンサ
の検出結果に応じてハンドスキャナ1の移動量が制御さ
れるようになっている。
【0034】図4は図1のハンドスキャナ1の構成例を
示す図である。図4(a)は図1のハンドスキャナ1の
側面からみた内部構成を示し、図4(b)は図1のハン
ドスキャナ1の正面からみた内部構成を示している。
【0035】これらの図において、ハンドスキャナ1内
には自走ローラ41と、ギヤ42と、モータ43と、ギ
ヤ44と、ハンドスキャナセンサ11と、板バネ45と
が配設されている。
【0036】ハンドスキャナ1内にはその内部にフラッ
トベットユニット7内のラック31に対応してギヤ44
が配置されており、ギヤ44は通常、板バネ45によっ
てラック44に押さえ付けられている。よって、ハンド
スキャナ1は自走用ローラ41によってフラットベット
ユニット7内を自走する際に、ラック31に沿って移動
するようになっている。
【0037】自走ローラ41はギヤ42を介してモータ
43によって駆動される。ギヤ44は上下に動く構造で
あり、フラットベットユニット7内のラック11によっ
て押さえ付けられている場合にはハンドスキャナセンサ
11がオン(ON)され、ハンドスキャナ1がフラット
ベットユニット7内に収納されていることが検出され
る。
【0038】ハンドスキャナ1をフラットベットユニッ
ト7内から取外し、ハンドスキャンする際にはハンドス
キャナ1の上下が入れ替わり、ギヤ44が板バネ45に
よって押し上げられ、ハンドスキャナセンサ11がオフ
(OFF)するため、ハンドスキャナ1がフラットベッ
トユニット7内から取外されていることが検出される。
この場合、ギヤ44側が上となり、ギヤ42側が下とな
る。
【0039】これら図1〜図4を参照して本発明の一実
施例によるファクシミリ装置の構成及び動作について説
明する。装置筐体内に設置された引出し自在なフラット
ベットユニット7の上部にはフラットベットユニット7
の原稿セットガラスに接するように配置されたプラテン
ローラ3と、原稿を繰込むためのADF9とが配置され
ている。プラテンローラ3の直下には原稿セットガラス
をはさんでハンドスキャナ1が配置されている。
【0040】ADF9を使用した原稿搬送スキャンを行
う場合には、原稿セット台8にセットされた原稿がAD
F9からプラテンローラ3に繰込まれ、ハンドスキャナ
1内のCIS2によってADF9で繰込まれた原稿の画
像が読込まれる。
【0041】ハンドスキャナ1を使用し、ユーザが手動
によって任意の平滑な原稿をスキャンする場合には、ハ
ンドスキャナ1をフラットベットユニット7内から取外
し、ハンドスキャナ1を手動で操作することで平滑な原
稿の画像が読込まれる。その際、ハンドスキャナ1は自
走用ローラ41によって一定速で原稿上を自走するた
め、安定した画像情報が得られる。
【0042】フラットベットユニット7を使用し、本や
ノート等のブック原稿をスキャンする場合にはフラット
ベットユニット7を装置筐体内から矢印Aの方向に引出
し、原稿押えフタとして兼用される原稿セット台8によ
ってブック原稿を押さえる。ハンドスキャナ1はフラッ
トベットユニット7の直下をブック原稿の画像を読込み
ながら矢印Dの方向に自走する。
【0043】その際、原稿セット台8は伸縮自在な構造
となっているので、原稿押えフタとして使用する場合に
は矢印Bの方向に伸ばし、矢印Cの方向に回動すること
でフラットベットユニット7全体を覆うことが可能であ
る。
【0044】ハンドスキャナ1は内部にフラットベット
ユニット7のラック31に対応するギヤ44が配置され
ている。ギヤ44は通常、板バネ45によってラック3
1に押さえ付けられており、自走用ローラ41によって
フラットベットユニット7内を自走する際にはラック3
1に沿って動く。自走ローラ41はギヤ42を介してモ
ータ43によって駆動される。
【0045】ギヤ44は上下に動く構造であり、ハンド
スキャナ1がフラットベットユニット7内に収納され、
ラック31によって押さえ付けられている場合にはハン
ドスキャナセンサ11がオンされ、ハンドスキャナ1が
フラットベットユニット7内に収納されていることを検
出する。
【0046】ハンドスキャナ1をフラットベットユニッ
ト7から取外し、ハンドスキャンする場合にはハンドス
キャナ1の上下が入れ替わり、ギヤ44が板バネ45に
よって押し上げられるので、ハンドスキャンセンサ11
がオフするため、ハンドスキャナ1がフラットベットユ
ニット7内から取外されていることを検出する。
【0047】フラットベットユニット7内には原稿読取
り開始位置検出センサ32と、原稿読取り終了位置検出
センサ33とが配置されており、これらのセンサの検出
値に応じてハンドスキャナ1の移動量が制御される。
【0048】フラットベットユニット7の後方にはプラ
テンローラ4と、サーマルヘッド5とが配置され、ハン
ドスキャナ1のCIS2が取込んだ画像の記録紙ロール
6への記録を行う。記録紙ロール6は図のようにフラッ
トベットユニット7内に設置すれば、装置サイズを小型
化することができる。
【0049】尚、CIS2はCCD(Charge C
oupled Device)でも代用可能であり、サ
ーマルヘッド5はインクジェットプリンタ等でも代用可
能である。
【0050】このように、ハンドスキャナ1がフラット
ベットユニット7内を自走してスキャン自在とし、AD
F9による原稿搬送読取り時にもハンドスキャナ1で原
稿の画像を読取ることによって、ユーザが用途に合わせ
た画像読取り方法、つまりADF9による原稿搬送スキ
ャンと、手動によるハンドスキャンと、原稿据え置きの
フラットベットスキャンとの3通りの中から選択するこ
とができる。
【0051】また、単にフラットベット型スキャナとA
DFユニットとを合わせると、装置サイズが大きくなっ
てしまうが、フラットベットユニット7を装置筐体内か
らの引出し式とし、装置筐体内に収容することによっ
て、装置を小型化することができる。
【0052】さらに、ハンドスキャナ1を自走式とし、
常に一定速度で平滑な原稿から画像を読取るようにする
ことによって、ハンドスキャン時の画像読取りを安定化
することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、着
脱自在なハンドスキャナを含むファクシミリ装置におい
て、装置筐体内に収納引出し自在な原稿読取りガラス台
が装置筐体内から引出された時にハンドスキャナを原稿
読取りガラス台内において自走させることによって、装
置を大型化することなく、シート原稿及びブック原稿の
画像を安定して読取ることができ、用途に合わせた画像
読取り方法を選択することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例によるファクシミリ
装置のスキャナユニットをハンドスキャナとして使用す
る場合の状態を示す図、(b)は本発明の一実施例によ
るファクシミリ装置のスキャナユニットをフラットベッ
トスキャナとして使用する場合の状態を示す図である。
【図2】本発明の一実施例によるファクシミリ装置の制
御系の構成例を示すブロック図である。
【図3】(a)は図1のフラットベットユニットの上か
らみた内部構成を示す図、(b)は図1のフラットベッ
トユニットの横からみた内部構成を示す図である。
【図4】(a)は図1のハンドスキャナの側面からみた
内部構成を示す図、(b)は図1のハンドスキャナの正
面からみた内部構成を示す図である。
【図5】従来例によるファクシミリ装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 ハンドスキャナ 2 CIS 3 プラテンローラ 4 プラテンローラ 5 サーマルヘッド 6 記録紙ロール 7 フラットベットユニット 8 原稿セット台 9 ADF 10 カールコード 11 ハンドスキャナセンサ 12 フラットベットセンサ 21 駆動制御部 22 取込み画像制御部 23 プラテンローラ駆動部 24 ハンドスキャナ駆動部 31 ラック 32 原稿読取り開始位置検出センサ 33 原稿読取り終了位置検出センサ 41 自走ローラ 42,44 ギヤ 43 モータ 45 板バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在なハンドスキャナを含むファク
    シミリ装置であって、装置筐体内に収納及び引出し自在
    な原稿読取りガラス台と、前記ハンドスキャナに内蔵さ
    れかつ前記原稿読取りガラス台が前記装置筐体内から引
    出された時に前記ハンドスキャナを前記原稿読取りガラ
    ス台内において自走させる自走手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿を前記ハンドスキャナの取付け位置
    まで繰込む繰込み手段と、前記原稿読取りガラス台が前
    記装置筐体内から引出されることを検出する第1の検出
    手段と、前記ハンドスキャナが前記原稿読取りガラス台
    内から取出されることを検出する第2の検出手段と、前
    記第1及び第2の検出手段各々の検出結果に応じて前記
    繰込み手段の繰込み動作を制御する手段とを含むことを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の検出手段各々の検出
    結果に応じて前記自走手段による前記ハンドスキャナの
    自走動作を制御する手段を含むことを特徴とする請求項
    2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記繰込み手段によって繰込まれる原稿
    を保持しかつ前記原稿読取りガラス台上に載置された原
    稿を押し付ける原稿セット台を含むことを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか記載のファクシミリ装
    置。
JP11011092A 1999-01-19 1999-01-19 ファクシミリ装置 Withdrawn JP2000209411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11011092A JP2000209411A (ja) 1999-01-19 1999-01-19 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11011092A JP2000209411A (ja) 1999-01-19 1999-01-19 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000209411A true JP2000209411A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11768363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11011092A Withdrawn JP2000209411A (ja) 1999-01-19 1999-01-19 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000209411A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3666770B2 (ja) 携帯用プリンタ・ファクシミリ複合装置
US7688482B2 (en) Cut-sheet feeding apparatus, document-sheet feeding apparatus, and document-sheet reading apparatus
JP2763116B2 (ja) 画像形成装置
JP5311542B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP4581711B2 (ja) 画像記録装置
US6321063B1 (en) Document conveyance device having drop-prevention mechanism, and image reproducing apparatus equipped therewith
EP2585305A1 (en) Integrated mobile printer and scanner
JP2008148025A (ja) 画像読取装置
JP2000209411A (ja) ファクシミリ装置
JPH1115211A (ja) 画像形成装置
EP3732874B1 (en) Document feeder using single motor and image reading apparatus including the same
JP2003066668A (ja) 画像形成装置
JP3466819B2 (ja) 画像形成装置
JP2001320526A (ja) 画像処理装置
KR20200112118A (ko) 상부 유닛에 위치된 독취 유닛으로 플랫베드 스캔이 가능한 스캐너
JP2007074614A (ja) 画像読取装置
JP3857198B2 (ja) 画像形成装置
JPH02285764A (ja) フアクシミリ装置
JP3501120B2 (ja) 原稿画像読取装置
JPS62115970A (ja) 複写機
JP2587051Y2 (ja) 読取り/書込み装置
JP6860332B2 (ja) 読取装置
JPH06164834A (ja) 画像読み取り装置
JP2006165636A (ja) 画像読取記録装置
JPH0766932A (ja) 原稿読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060404