JP2000209159A - 赤外線通信補助装置及び赤外線通信システム - Google Patents
赤外線通信補助装置及び赤外線通信システムInfo
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- JP2000209159A JP2000209159A JP11004413A JP441399A JP2000209159A JP 2000209159 A JP2000209159 A JP 2000209159A JP 11004413 A JP11004413 A JP 11004413A JP 441399 A JP441399 A JP 441399A JP 2000209159 A JP2000209159 A JP 2000209159A
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- transmitting
- infrared signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、赤外線通信を行う複数の電気電子機
器が、その通信口が一直線上になるように配置されてい
ない場合でも、赤外線通信を可能にする赤外線通信補助
装置及び赤外線通信システムを提案することを目的とす
る。 【解決手段】制御装置1の送信部4から送信された端末
2を制御するための制御信号となる赤外線信号を赤外線
通信補助装置10aの受信部42aで受信した後、変換
部46で一旦復調した後もとの制御信号となるように変
調して送信部41bから端末2の受信部7に赤外線信号
を送信する。又、送信された赤外線信号によって制御さ
れた端末2よりその応答信号となる赤外線信号が送信部
6より送信され、赤外線通信補助装置10aの受信部4
2bで受信した後、変換部46で一旦復調した後もとの
応答信号となるように変調して送信部41aから制御装
置1の受信部5に送信する。このようにして、送受信部
がお互いに一直線上にないような赤外線通信機能を有す
る電気電子機器間において、赤外線通信を可能にする。
器が、その通信口が一直線上になるように配置されてい
ない場合でも、赤外線通信を可能にする赤外線通信補助
装置及び赤外線通信システムを提案することを目的とす
る。 【解決手段】制御装置1の送信部4から送信された端末
2を制御するための制御信号となる赤外線信号を赤外線
通信補助装置10aの受信部42aで受信した後、変換
部46で一旦復調した後もとの制御信号となるように変
調して送信部41bから端末2の受信部7に赤外線信号
を送信する。又、送信された赤外線信号によって制御さ
れた端末2よりその応答信号となる赤外線信号が送信部
6より送信され、赤外線通信補助装置10aの受信部4
2bで受信した後、変換部46で一旦復調した後もとの
応答信号となるように変調して送信部41aから制御装
置1の受信部5に送信する。このようにして、送受信部
がお互いに一直線上にないような赤外線通信機能を有す
る電気電子機器間において、赤外線通信を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電気電子機
器間で行われる赤外線通信を補助するための赤外線通信
補助装置に関する。
器間で行われる赤外線通信を補助するための赤外線通信
補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されているオーディオ・ビジ
ュアル機器から照明器具に至るまで電気機器の多くが、
赤外線通信を用いたリモートコントロールなどで遠隔操
作されている。又、携帯型電話機、電子手帳やPDA
(Personal Digital Assistants)といった小型の携帯
型情報端末、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン
とする。)などの情報端末、及びプリンタなどの周辺機
器などといったデータをやり取りするための通信機能を
有する電子機器においても、これら電子機器間を接続し
て通信を行うケーブルの代わりに、赤外線通信が使用さ
れるようになっている。更に、近年、パソコンや、パソ
コンとテレビを融合したような情報端末を用いて、家庭
内の電気電子機器全てを制御するといった提案がなされ
ている。
ュアル機器から照明器具に至るまで電気機器の多くが、
赤外線通信を用いたリモートコントロールなどで遠隔操
作されている。又、携帯型電話機、電子手帳やPDA
(Personal Digital Assistants)といった小型の携帯
型情報端末、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン
とする。)などの情報端末、及びプリンタなどの周辺機
器などといったデータをやり取りするための通信機能を
有する電子機器においても、これら電子機器間を接続し
て通信を行うケーブルの代わりに、赤外線通信が使用さ
れるようになっている。更に、近年、パソコンや、パソ
コンとテレビを融合したような情報端末を用いて、家庭
内の電気電子機器全てを制御するといった提案がなされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、パソコ
ン等の情報端末を用いて家庭内の電気電子機器を制御す
るために、情報端末と電気電子機器との間でやり取りす
る制御データを通信する手段として、赤外線通信が挙げ
られている。通信を行うための通信口同士を一直線上に
配置しなければならない赤外線通信を使用する場合、電
気電子機器に設けられる通信口がそれぞれ、これら電気
電子機器を制御する前記情報端末の通信口と一直線上に
なるように、前記電気電子機器を配置する必要がある。
しかしながら、家庭内で使用されるような電気機器の多
くは、大型のものであり、前記情報端末との赤外線通信
に合わせるために配置することは困難である。又、全て
の電気電子機器を前記情報端末の通信口に向かって一直
線上に配置することは不可能である。
ン等の情報端末を用いて家庭内の電気電子機器を制御す
るために、情報端末と電気電子機器との間でやり取りす
る制御データを通信する手段として、赤外線通信が挙げ
られている。通信を行うための通信口同士を一直線上に
配置しなければならない赤外線通信を使用する場合、電
気電子機器に設けられる通信口がそれぞれ、これら電気
電子機器を制御する前記情報端末の通信口と一直線上に
なるように、前記電気電子機器を配置する必要がある。
しかしながら、家庭内で使用されるような電気機器の多
くは、大型のものであり、前記情報端末との赤外線通信
に合わせるために配置することは困難である。又、全て
の電気電子機器を前記情報端末の通信口に向かって一直
線上に配置することは不可能である。
【0004】又、データをやり取りするための通信機能
を有する電子機器において、赤外線通信を行う際につい
ても、赤外線通信を行う相互の電子機器の赤外線信号を
送受信する入出力ポートを対向して配置しなければなら
ないので、上記した前記パソコンなどの情報端末が電気
機器を制御するために赤外線通信を行うときと同様の問
題が生じてくる。
を有する電子機器において、赤外線通信を行う際につい
ても、赤外線通信を行う相互の電子機器の赤外線信号を
送受信する入出力ポートを対向して配置しなければなら
ないので、上記した前記パソコンなどの情報端末が電気
機器を制御するために赤外線通信を行うときと同様の問
題が生じてくる。
【0005】よって、本発明は、赤外線通信を行う複数
の電気電子機器が、その通信口が一直線上になるように
配置されていない場合でも、赤外線通信を可能にする赤
外線通信補助装置及び赤外線通信システムを提案するこ
とを目的とする。
の電気電子機器が、その通信口が一直線上になるように
配置されていない場合でも、赤外線通信を可能にする赤
外線通信補助装置及び赤外線通信システムを提案するこ
とを目的とする。
【0006】又、赤外線通信機能を有する電気電子機器
から送信される赤外線信号を拡散して、複数の赤外線通
信機能を有する電気電子機器に送信することを可能にす
る赤外線通信補助装置及び赤外線通信システムを提案す
ることを目的とする。
から送信される赤外線信号を拡散して、複数の赤外線通
信機能を有する電気電子機器に送信することを可能にす
る赤外線通信補助装置及び赤外線通信システムを提案す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の赤外線
通信補助装置は、赤外線通信機能を有する電気電子機器
間で行われる赤外線通信経路の中継手段として用いられ
る赤外線通信補助装置において、第1の方向から送信さ
れた赤外線信号を受信する受信手段と、該受信手段で受
信した赤外線信号を復調する復調手段と、該復調手段に
よって復調された信号を、元の赤外線信号に変調する変
調手段と、該変調手段によって変調された赤外線信号を
第2の方向へ送信する送信手段と、赤外線通信補助装置
全体を制御する制御手段とを有し、赤外線信号を第1の
方向から第2の方向へ方向転換することを特徴とする。
通信補助装置は、赤外線通信機能を有する電気電子機器
間で行われる赤外線通信経路の中継手段として用いられ
る赤外線通信補助装置において、第1の方向から送信さ
れた赤外線信号を受信する受信手段と、該受信手段で受
信した赤外線信号を復調する復調手段と、該復調手段に
よって復調された信号を、元の赤外線信号に変調する変
調手段と、該変調手段によって変調された赤外線信号を
第2の方向へ送信する送信手段と、赤外線通信補助装置
全体を制御する制御手段とを有し、赤外線信号を第1の
方向から第2の方向へ方向転換することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項1に記載の赤外線通信補助装置において、前記送
信手段から第2の方向に送信される赤外線信号を更に複
数方向に拡散して送信するための拡散手段を有すること
を特徴とする。
請求項1に記載の赤外線通信補助装置において、前記送
信手段から第2の方向に送信される赤外線信号を更に複
数方向に拡散して送信するための拡散手段を有すること
を特徴とする。
【0009】請求項3に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項2に記載の赤外線通信補助装置において、前記拡
散手段が、赤外線信号を反射する複数の基材によって構
成される反射手段であることを特徴とする。
請求項2に記載の赤外線通信補助装置において、前記拡
散手段が、赤外線信号を反射する複数の基材によって構
成される反射手段であることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項2に記載の赤外線通信補助装置において、前記拡
散手段が、前記送信手段から入光された赤外線信号を屈
折するとともに拡散して出光するプリズムで構成された
拡散手段であることを特徴とする。
請求項2に記載の赤外線通信補助装置において、前記拡
散手段が、前記送信手段から入光された赤外線信号を屈
折するとともに拡散して出光するプリズムで構成された
拡散手段であることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線通信補助装置に
おいて、前記制御手段が、前記送信手段より送信される
赤外線信号の電力レベルが、前記受信手段より受信され
る赤外線信号を送信する赤外線通信機能を有した電子機
器が送信するときの赤外線信号の電力レベル以上の電力
レベルになるように、前記受信手段より受信された赤外
線信号の電力レベルを変換することを特徴とする。
請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線通信補助装置に
おいて、前記制御手段が、前記送信手段より送信される
赤外線信号の電力レベルが、前記受信手段より受信され
る赤外線信号を送信する赤外線通信機能を有した電子機
器が送信するときの赤外線信号の電力レベル以上の電力
レベルになるように、前記受信手段より受信された赤外
線信号の電力レベルを変換することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の赤外線通信補助装置は、
赤外線通信機能を有する電気電子機器間で行われる赤外
線通信経路の中継手段として用いられる赤外線通信補助
装置において、複数方向から送信される複数の赤外線信
号を受信するための複数の受信手段と、前記複数の受信
装置が受信する方向と同一の方向へ赤外線信号を送信す
るための複数の送信手段と、前記複数の受信手段が受信
した赤外線信号を、それぞれ復調する複数の復調手段
と、変調した赤外線信号を、前記複数の送信手段に送出
する複数の変調手段と、赤外線通信補助装置全体を制御
する制御手段とを有し、前記複数の受信手段のうち1つ
の受信手段を第1受信手段とし、前記複数の復調手段の
うち前記第1の受信手段が受信した第1の方向から送信
される赤外線信号を復調する復調手段を第1の復調手段
とし、前記複数の送信手段のうち前記第1の方向に送信
する送信手段を第1の送信手段とし、前記複数の変調手
段のうち前記第1の送信手段に変調した赤外線信号を送
出する変調手段を第1の変調手段としたとき、第1の受
信手段で第1の方向から送信される赤外線信号を受信し
たとき、該第1の受信信号で受信した赤外線信号を第1
の復調手段で復調した後、前記複数の変調手段のうち第
1の変調手段以外の複数の変調手段において前記第1の
復調手段で復調した信号を変調するとともに、前記複数
の送信手段のうち第1の送信手段以外の複数の送信手段
より複数の赤外線信号を第1の方向以外の複数方向へ送
信し、又、前記複数の受信手段のうち第1の受信手段以
外の1つの受信手段で赤外線信号を受信したとき、該受
信手段で受信した赤外線信号を前記受信手段と接続され
た復調手段で復調した後、前記第1の変調手段において
前記復調手段で復調した信号を変調するとともに、前記
第1の送信手段より変調した赤外線信号を第1の方向へ
送信することを特徴とする。
赤外線通信機能を有する電気電子機器間で行われる赤外
線通信経路の中継手段として用いられる赤外線通信補助
装置において、複数方向から送信される複数の赤外線信
号を受信するための複数の受信手段と、前記複数の受信
装置が受信する方向と同一の方向へ赤外線信号を送信す
るための複数の送信手段と、前記複数の受信手段が受信
した赤外線信号を、それぞれ復調する複数の復調手段
と、変調した赤外線信号を、前記複数の送信手段に送出
する複数の変調手段と、赤外線通信補助装置全体を制御
する制御手段とを有し、前記複数の受信手段のうち1つ
の受信手段を第1受信手段とし、前記複数の復調手段の
うち前記第1の受信手段が受信した第1の方向から送信
される赤外線信号を復調する復調手段を第1の復調手段
とし、前記複数の送信手段のうち前記第1の方向に送信
する送信手段を第1の送信手段とし、前記複数の変調手
段のうち前記第1の送信手段に変調した赤外線信号を送
出する変調手段を第1の変調手段としたとき、第1の受
信手段で第1の方向から送信される赤外線信号を受信し
たとき、該第1の受信信号で受信した赤外線信号を第1
の復調手段で復調した後、前記複数の変調手段のうち第
1の変調手段以外の複数の変調手段において前記第1の
復調手段で復調した信号を変調するとともに、前記複数
の送信手段のうち第1の送信手段以外の複数の送信手段
より複数の赤外線信号を第1の方向以外の複数方向へ送
信し、又、前記複数の受信手段のうち第1の受信手段以
外の1つの受信手段で赤外線信号を受信したとき、該受
信手段で受信した赤外線信号を前記受信手段と接続され
た復調手段で復調した後、前記第1の変調手段において
前記復調手段で復調した信号を変調するとともに、前記
第1の送信手段より変調した赤外線信号を第1の方向へ
送信することを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項6に記載の赤外線通信補助装置において、第1の
送信手段以外の前記複数の送信手段のうち少なくとも一
つの送信手段から送信される赤外線信号を更に複数方向
に拡散して送信するための拡散手段を有することを特徴
とする。
請求項6に記載の赤外線通信補助装置において、第1の
送信手段以外の前記複数の送信手段のうち少なくとも一
つの送信手段から送信される赤外線信号を更に複数方向
に拡散して送信するための拡散手段を有することを特徴
とする。
【0014】請求項8に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項7に記載の赤外線通信補助装置において、前記拡
散手段が、前記送信手段から入光された赤外線信号を屈
折するとともに拡散して出光するプリズムで構成された
拡散手段であることを特徴とする。
請求項7に記載の赤外線通信補助装置において、前記拡
散手段が、前記送信手段から入光された赤外線信号を屈
折するとともに拡散して出光するプリズムで構成された
拡散手段であることを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の赤外線通信補助装置は、
請求項6に記載の赤外線通信補助装置において、赤外線
信号を反射する複数の基材によって構成され、第1の送
信手段以外の前記複数の送信手段のうち少なくとも一つ
の送信手段から送信される赤外線信号を複数方向に拡散
して送信する第1の反射手段と、赤外線信号を反射する
複数の基材によって構成され、複数方向から送信される
赤外線信号を収束させて第1の受信手段以外の前記複数
の受信手段のうち少なくとも一つの受信手段で受信する
ことを可能にする第2の反射手段と、を有することを特
徴とする。
請求項6に記載の赤外線通信補助装置において、赤外線
信号を反射する複数の基材によって構成され、第1の送
信手段以外の前記複数の送信手段のうち少なくとも一つ
の送信手段から送信される赤外線信号を複数方向に拡散
して送信する第1の反射手段と、赤外線信号を反射する
複数の基材によって構成され、複数方向から送信される
赤外線信号を収束させて第1の受信手段以外の前記複数
の受信手段のうち少なくとも一つの受信手段で受信する
ことを可能にする第2の反射手段と、を有することを特
徴とする。
【0016】請求項10に記載の赤外線通信補助装置
は、請求項6〜9のいずれかに記載の赤外線通信補助装
置において、前記制御手段が、前記第1の送信手段より
送信される赤外線信号の電力レベルが、それぞれ前記第
1の受信手段以外の前記複数の受信手段より受信される
赤外線信号を送信する赤外線通信機能を有した電子機器
が送信するときの赤外線信号の電力レベルと同じ電力レ
ベルになるように、前記第1の受信手段以外の前記複数
の受信手段より受信された赤外線信号の電力レベルを変
換するとともに、前記第1の送信手段以外の前記複数の
送信手段より送信される赤外線信号の電力レベルが、前
記第1の受信手段より受信される赤外線信号を送信する
赤外線通信機能を有した電子機器が送信するときの赤外
線信号の電力レベル以上の電力レベルになるように、前
記第1の受信手段より受信された赤外線信号の電力レベ
ルを変換することを特徴とする。
は、請求項6〜9のいずれかに記載の赤外線通信補助装
置において、前記制御手段が、前記第1の送信手段より
送信される赤外線信号の電力レベルが、それぞれ前記第
1の受信手段以外の前記複数の受信手段より受信される
赤外線信号を送信する赤外線通信機能を有した電子機器
が送信するときの赤外線信号の電力レベルと同じ電力レ
ベルになるように、前記第1の受信手段以外の前記複数
の受信手段より受信された赤外線信号の電力レベルを変
換するとともに、前記第1の送信手段以外の前記複数の
送信手段より送信される赤外線信号の電力レベルが、前
記第1の受信手段より受信される赤外線信号を送信する
赤外線通信機能を有した電子機器が送信するときの赤外
線信号の電力レベル以上の電力レベルになるように、前
記第1の受信手段より受信された赤外線信号の電力レベ
ルを変換することを特徴とする。
【0017】請求項11に記載の赤外線通信補助装置
は、請求項1〜10のいずれかに記載の赤外線通信補助
装置において、赤外線通信補助装置全体を覆うように構
成されるとともに、外部から入力される光のうち赤外線
のみを透過することができる赤外線透過フィルタを有す
ることを特徴とする。
は、請求項1〜10のいずれかに記載の赤外線通信補助
装置において、赤外線通信補助装置全体を覆うように構
成されるとともに、外部から入力される光のうち赤外線
のみを透過することができる赤外線透過フィルタを有す
ることを特徴とする。
【0018】請求項12に記載の赤外線通信システム
は、赤外線通信機能を有する電気電子機器間で行われる
赤外線通信システムにおいて、第1の方向から発光して
送信された赤外線信号を第2の方向に転換するための方
向転換手段が、赤外線通信経路に設けられることを特徴
とする。
は、赤外線通信機能を有する電気電子機器間で行われる
赤外線通信システムにおいて、第1の方向から発光して
送信された赤外線信号を第2の方向に転換するための方
向転換手段が、赤外線通信経路に設けられることを特徴
とする。
【0019】このような赤外線通信システムにおいて、
前記方向転換手段に、赤外線を反射するような反射手段
や請求項1〜10のいずれかに記載の赤外線通信補助装
置を使用することによって、赤外線通信機能を有する電
気電子機器より第1の方向から送信される赤外線信号を
第2の方向へその方向を転換し、他の赤外線通信機能を
有する電気電子機器に赤外線信号を送出することによっ
て、これらの電気電子機器間における赤外線通信を可能
にすることができる。
前記方向転換手段に、赤外線を反射するような反射手段
や請求項1〜10のいずれかに記載の赤外線通信補助装
置を使用することによって、赤外線通信機能を有する電
気電子機器より第1の方向から送信される赤外線信号を
第2の方向へその方向を転換し、他の赤外線通信機能を
有する電気電子機器に赤外線信号を送出することによっ
て、これらの電気電子機器間における赤外線通信を可能
にすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態につい
て、図面を参照にして説明する。図1は、本実施形態で
提案する赤外線通信システムの構成を示す図及び該赤外
線通信システムで使用される反射板の外観斜視図であ
る。図1(a)に示す赤外線通信システムは、赤外線信
号を送信する送信部4及び赤外線信号を受信する受信部
5を有するパソコンなどの情報端末(以下、制御装置と
する。)1と、赤外線信号を送信する送信部6及び赤外
線信号を受信する受信部7を有する家電製品などの電気
電子機器(以下、端末と呼ぶ。)2と、赤外線信号を反
射させてその方向転換を行う図1(b)のような反射板
3とより構成される。
て、図面を参照にして説明する。図1は、本実施形態で
提案する赤外線通信システムの構成を示す図及び該赤外
線通信システムで使用される反射板の外観斜視図であ
る。図1(a)に示す赤外線通信システムは、赤外線信
号を送信する送信部4及び赤外線信号を受信する受信部
5を有するパソコンなどの情報端末(以下、制御装置と
する。)1と、赤外線信号を送信する送信部6及び赤外
線信号を受信する受信部7を有する家電製品などの電気
電子機器(以下、端末と呼ぶ。)2と、赤外線信号を反
射させてその方向転換を行う図1(b)のような反射板
3とより構成される。
【0021】このような赤外線通信システムにおいて、
図1(a)のように、制御装置1の送信部4と端末2の
受信部7及び制御装置1の受信部5と端末2の送信部6
が、それぞれ一直線上に赤外線信号をやり取りするよう
に、制御装置1及び端末2が配置されていない。このと
き、制御装置1がAの方向の赤外線信号を送受信し、端
末2がBの方向の赤外線信号を送受信する。このような
状態において、制御装置1と端末2との間で赤外線通信
を可能とするために、赤外線信号を反射させその方向転
換を行う反射板3を図1(a)のように配置する。
図1(a)のように、制御装置1の送信部4と端末2の
受信部7及び制御装置1の受信部5と端末2の送信部6
が、それぞれ一直線上に赤外線信号をやり取りするよう
に、制御装置1及び端末2が配置されていない。このと
き、制御装置1がAの方向の赤外線信号を送受信し、端
末2がBの方向の赤外線信号を送受信する。このような
状態において、制御装置1と端末2との間で赤外線通信
を可能とするために、赤外線信号を反射させその方向転
換を行う反射板3を図1(a)のように配置する。
【0022】このように反射板3を配置することによっ
て、制御装置1の送信部4から送信される端末2を制御
させるための制御信号を有する赤外線信号が反射板3で
方向転換されて端末2の受信部7で受信され、端末2の
動作が制御されるとともに、端末2の送信部6より送信
される前記制御信号に応答したことを示す応答信号とな
る赤外線信号が反射板3で方向転換されて制御装置1の
受信部5で受信され、制御装置1が端末2の動作状態を
認識することができる。
て、制御装置1の送信部4から送信される端末2を制御
させるための制御信号を有する赤外線信号が反射板3で
方向転換されて端末2の受信部7で受信され、端末2の
動作が制御されるとともに、端末2の送信部6より送信
される前記制御信号に応答したことを示す応答信号とな
る赤外線信号が反射板3で方向転換されて制御装置1の
受信部5で受信され、制御装置1が端末2の動作状態を
認識することができる。
【0023】本発明の第2の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図2は、本実施形態で提案する赤
外線通信システムの構成を示す図及び該赤外線通信シス
テムで使用される赤外線通信補助装置の外観斜視図であ
る。図3は、本実施形態で使用される赤外線通信補助装
置の内部構成を示すブロック図である。
参照にして説明する。図2は、本実施形態で提案する赤
外線通信システムの構成を示す図及び該赤外線通信シス
テムで使用される赤外線通信補助装置の外観斜視図であ
る。図3は、本実施形態で使用される赤外線通信補助装
置の内部構成を示すブロック図である。
【0024】図2(a)に示す赤外線通信システムは、
赤外線信号を送信する送信部4’を有する制御装置1’
と、赤外線信号を受信する受信部7’を有する端末2’
と、赤外線信号を受信する受信部12と赤外線信号を送
信する送信部11と受信部12で受信した赤外線信号を
送信部11で送信するための変換部13とがプリント基
板19上に設けられた図2(b)のような赤外線通信補
助装置10とより構成される。
赤外線信号を送信する送信部4’を有する制御装置1’
と、赤外線信号を受信する受信部7’を有する端末2’
と、赤外線信号を受信する受信部12と赤外線信号を送
信する送信部11と受信部12で受信した赤外線信号を
送信部11で送信するための変換部13とがプリント基
板19上に設けられた図2(b)のような赤外線通信補
助装置10とより構成される。
【0025】このような赤外線通信で使用される赤外線
通信補助装置10は、図3のように、変換部13の内部
に装置全体を制御するCPU(Central Processing Uni
t)14と、赤外線通信における例えば家電製品協会や
IrDA(Infrared Data Association)等で定められ
た規格などのデータ及びCPU14を動作させるための
ソフトウェアを備えたROM(Read Only Memory)15
と、データなどを一時待避させるためのRAM(Random
Access Memory)16と、送信部11と接続した変調部
17と、受信部12と接続した復調部18とを有する。
通信補助装置10は、図3のように、変換部13の内部
に装置全体を制御するCPU(Central Processing Uni
t)14と、赤外線通信における例えば家電製品協会や
IrDA(Infrared Data Association)等で定められ
た規格などのデータ及びCPU14を動作させるための
ソフトウェアを備えたROM(Read Only Memory)15
と、データなどを一時待避させるためのRAM(Random
Access Memory)16と、送信部11と接続した変調部
17と、受信部12と接続した復調部18とを有する。
【0026】上記のような赤外線通信補助装置10を使
用した赤外線通信システムにおいて、制御装置1’より
端末2’を制御するための赤外線信号が送出され、該赤
外線信号が赤外線通信補助装置10の受信部12で受信
されるとともに復調部18で復調される。復調部18で
赤外線信号が復調された後、CPU14がROM15内
のソフトウェアを用いて、復調部18で復調されたデー
タを変調部17で変調するとともに、該変調部17で変
調された信号に従って送信部11より端末2’に赤外線
信号を送信する。
用した赤外線通信システムにおいて、制御装置1’より
端末2’を制御するための赤外線信号が送出され、該赤
外線信号が赤外線通信補助装置10の受信部12で受信
されるとともに復調部18で復調される。復調部18で
赤外線信号が復調された後、CPU14がROM15内
のソフトウェアを用いて、復調部18で復調されたデー
タを変調部17で変調するとともに、該変調部17で変
調された信号に従って送信部11より端末2’に赤外線
信号を送信する。
【0027】このとき、ROM15内のソフトウェアに
は、送信部11より送信される赤外線信号の電力が家電
製品協会やIrDA等で規格された電力となるようにC
PU14が制御を行うためのプログラムが備えられてい
る。
は、送信部11より送信される赤外線信号の電力が家電
製品協会やIrDA等で規格された電力となるようにC
PU14が制御を行うためのプログラムが備えられてい
る。
【0028】本発明の第3の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図4は、本実施形態で提案する赤
外線通信システムの構成を示す図及び該赤外線通信シス
テムで使用される赤外線通信補助装置の外観斜視図であ
る。図5は、本実施形態で使用される赤外線通信補助装
置の内部構成を示すブロック図である。尚、図4(a)
で示す赤外線通信システムにおいて、図1(a)で示す
赤外線通信システムにおける制御装置1及び端末2を使
用しているので、制御装置1及び端末2については図1
と同じ記号を付し、その詳細な説明は省略する。
参照にして説明する。図4は、本実施形態で提案する赤
外線通信システムの構成を示す図及び該赤外線通信シス
テムで使用される赤外線通信補助装置の外観斜視図であ
る。図5は、本実施形態で使用される赤外線通信補助装
置の内部構成を示すブロック図である。尚、図4(a)
で示す赤外線通信システムにおいて、図1(a)で示す
赤外線通信システムにおける制御装置1及び端末2を使
用しているので、制御装置1及び端末2については図1
と同じ記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0029】図4(b)及び図5に示す赤外線通信補助
装置10aは、赤外線信号を送信する送信部41a,4
1bと赤外線信号を受信する受信部42a,42bとを
それぞれ備えた送受信部43a,43bと、変換部46
とがプリント基板47上に設けられ、変換部46内に、
送信部41a,41bとそれぞれ接続された変調部44
a,44bと、受信部42a,42bとそれぞれ接続さ
れた復調部45a,45bと、装置全体を制御するCP
U14aと、赤外線通信における家電製品協会やIrD
A等で定められた規格などのデータ及びCPU14aを
動作させるためのソフトウェアを備えたROM15a
と、データなどを一時待避させるためのRAM16aと
を有する。
装置10aは、赤外線信号を送信する送信部41a,4
1bと赤外線信号を受信する受信部42a,42bとを
それぞれ備えた送受信部43a,43bと、変換部46
とがプリント基板47上に設けられ、変換部46内に、
送信部41a,41bとそれぞれ接続された変調部44
a,44bと、受信部42a,42bとそれぞれ接続さ
れた復調部45a,45bと、装置全体を制御するCP
U14aと、赤外線通信における家電製品協会やIrD
A等で定められた規格などのデータ及びCPU14aを
動作させるためのソフトウェアを備えたROM15a
と、データなどを一時待避させるためのRAM16aと
を有する。
【0030】上記のような赤外線通信補助装置10aを
使用した赤外線通信システムにおいて、制御装置1より
端末2を制御するための赤外線信号が送出され、該赤外
線信号が赤外線通信補助装置10aの受信部42aで受
信されるとともに復調部45aで復調される。復調部4
5aで赤外線信号が復調された後、CPU14aがRO
M15a内のソフトウェアを用いて、復調部45aで復
調されたデータを変調部44bで変調するとともに、該
変調部44bで変調された信号に従って送信部41bよ
り端末2に赤外線信号を送信する。
使用した赤外線通信システムにおいて、制御装置1より
端末2を制御するための赤外線信号が送出され、該赤外
線信号が赤外線通信補助装置10aの受信部42aで受
信されるとともに復調部45aで復調される。復調部4
5aで赤外線信号が復調された後、CPU14aがRO
M15a内のソフトウェアを用いて、復調部45aで復
調されたデータを変調部44bで変調するとともに、該
変調部44bで変調された信号に従って送信部41bよ
り端末2に赤外線信号を送信する。
【0031】又、端末2は赤外線信号を受信した後、該
赤外線信号に即した動作を行い、その応答信号となる赤
外線信号を送信する。このような応答信号となる赤外線
信号が、赤外線通信補助装置10aの受信部42bで受
信されるとともに復調部45bで復調される。復調部4
5bで赤外線信号が復調された後、CPU14aがRO
M15a内のソフトウェアを用いて、復調部45bで復
調されたデータを変調部44aで変調するとともに、該
変調部44aで変調された信号に従って送信部41aよ
り制御装置1に赤外線信号を送信する。
赤外線信号に即した動作を行い、その応答信号となる赤
外線信号を送信する。このような応答信号となる赤外線
信号が、赤外線通信補助装置10aの受信部42bで受
信されるとともに復調部45bで復調される。復調部4
5bで赤外線信号が復調された後、CPU14aがRO
M15a内のソフトウェアを用いて、復調部45bで復
調されたデータを変調部44aで変調するとともに、該
変調部44aで変調された信号に従って送信部41aよ
り制御装置1に赤外線信号を送信する。
【0032】このとき、ROM15a内のソフトウェア
には、送信部41a,41bより送信される赤外線信号
の電力が家電製品協会やIrDA等で規格された電力と
なるようにCPU14aが制御を行うためのプログラム
が備えられている。
には、送信部41a,41bより送信される赤外線信号
の電力が家電製品協会やIrDA等で規格された電力と
なるようにCPU14aが制御を行うためのプログラム
が備えられている。
【0033】本発明の第4の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図6は、本実施形態で提案する赤
外線通信システムの構成を示す図及び該赤外線通信シス
テムで使用される赤外線通信補助装置の外観斜視図であ
る。図7は、本実施形態で使用される赤外線通信補助装
置の内部構成を示すブロック図である。尚、図6(a)
で示す赤外線通信システムにおいて、図1(a)で示す
赤外線通信システムにおける制御装置1と同様の制御装
置を使用しているので、制御装置1については図1と同
じ記号を付し、その詳細な説明は省略する。又、図6
(a)における端末2a,2b,2cも、図1(a)で
示す赤外線通信システムにおける端末2と同様の端末を
使用しており、6a,6b,6cが送信部、7a,7
b,7cが受信部となる。
参照にして説明する。図6は、本実施形態で提案する赤
外線通信システムの構成を示す図及び該赤外線通信シス
テムで使用される赤外線通信補助装置の外観斜視図であ
る。図7は、本実施形態で使用される赤外線通信補助装
置の内部構成を示すブロック図である。尚、図6(a)
で示す赤外線通信システムにおいて、図1(a)で示す
赤外線通信システムにおける制御装置1と同様の制御装
置を使用しているので、制御装置1については図1と同
じ記号を付し、その詳細な説明は省略する。又、図6
(a)における端末2a,2b,2cも、図1(a)で
示す赤外線通信システムにおける端末2と同様の端末を
使用しており、6a,6b,6cが送信部、7a,7
b,7cが受信部となる。
【0034】図6(b)及び図7に示す赤外線通信補助
装置10bは、赤外線信号を送信する送信部41a,4
1b,41c,41dと赤外線信号を受信する受信部4
2a,42b,42c,42dとをそれぞれ備えた送受
信部43a,43b,43c,43dと、変換部46’
とがプリント基板47’上に設けられ、変換部46’内
に、送信部41a,41b,41c,41dとそれぞれ
接続された変調部44a,44b,44c,44dと、
受信部42a,42b,42c,42dとそれぞれ接続
された復調部45a,45b,45c,45dと、装置
全体を制御するCPU14bと、赤外線通信における家
電製品協会やIrDA等で定められた規格などのデータ
及びCPU14bを動作させるためのソフトウェアを備
えたROM15bと、データなどを一時待避させるため
のRAM16bとを有する。
装置10bは、赤外線信号を送信する送信部41a,4
1b,41c,41dと赤外線信号を受信する受信部4
2a,42b,42c,42dとをそれぞれ備えた送受
信部43a,43b,43c,43dと、変換部46’
とがプリント基板47’上に設けられ、変換部46’内
に、送信部41a,41b,41c,41dとそれぞれ
接続された変調部44a,44b,44c,44dと、
受信部42a,42b,42c,42dとそれぞれ接続
された復調部45a,45b,45c,45dと、装置
全体を制御するCPU14bと、赤外線通信における家
電製品協会やIrDA等で定められた規格などのデータ
及びCPU14bを動作させるためのソフトウェアを備
えたROM15bと、データなどを一時待避させるため
のRAM16bとを有する。
【0035】上記のような赤外線通信補助装置10bを
使用した赤外線通信システムにおいて、制御装置1より
端末2a,2b,2cを制御するための赤外線信号が送
出され、該赤外線信号が赤外線通信補助装置10bの受
信部42aで受信されるとともに復調部45aで復調さ
れる。復調部45aで赤外線信号が復調された後、CP
U14bがROM15b内のソフトウェアを用いて、復
調部45aで復調されたデータを変調部44b,44
c,44dそれぞれで変調するとともに、該変調部44
b,44c,44dで変調された信号に従って、それぞ
れ、送信部41b,41c,41dより端末2a,2
b,2cに赤外線信号を送信する。
使用した赤外線通信システムにおいて、制御装置1より
端末2a,2b,2cを制御するための赤外線信号が送
出され、該赤外線信号が赤外線通信補助装置10bの受
信部42aで受信されるとともに復調部45aで復調さ
れる。復調部45aで赤外線信号が復調された後、CP
U14bがROM15b内のソフトウェアを用いて、復
調部45aで復調されたデータを変調部44b,44
c,44dそれぞれで変調するとともに、該変調部44
b,44c,44dで変調された信号に従って、それぞ
れ、送信部41b,41c,41dより端末2a,2
b,2cに赤外線信号を送信する。
【0036】又、端末2a,2b,2cは赤外線信号を
受信した後、それぞれ該赤外線信号に即した動作を行
い、その応答信号となる赤外線信号をそれぞれ送信す
る。このような応答信号となる赤外線信号が、赤外線通
信補助置10bの受信部42b,42c,42dでそれ
ぞれ受信されるとともに復調部45b,45c,45d
で復調される。復調部45b,45c,45dで赤外線
信号がそれぞれ復調された後、CPU14bがROM1
5b内のソフトウェアを用いて、復調部45b,45
c,45dで復調されたデータを変調部44aで変調す
るとともに、該変調部44aで変調された信号に従って
送信部41aより制御装置1に赤外線信号を送信する。
受信した後、それぞれ該赤外線信号に即した動作を行
い、その応答信号となる赤外線信号をそれぞれ送信す
る。このような応答信号となる赤外線信号が、赤外線通
信補助置10bの受信部42b,42c,42dでそれ
ぞれ受信されるとともに復調部45b,45c,45d
で復調される。復調部45b,45c,45dで赤外線
信号がそれぞれ復調された後、CPU14bがROM1
5b内のソフトウェアを用いて、復調部45b,45
c,45dで復調されたデータを変調部44aで変調す
るとともに、該変調部44aで変調された信号に従って
送信部41aより制御装置1に赤外線信号を送信する。
【0037】このとき、ROM15b内のソフトウェア
には、送信部41a,41b,41c,41dより送信
される赤外線信号の電力が家電製品協会やIrDA等で
規格された電力となるようにCPU14bが制御を行う
ためのプログラムが備えられている。このような赤外線
通信システムを用いることによって、1つの制御装置に
より複数方向にある複数の端末を制御することができ
る。又、受信部42b,42c,42dが同時に応答信
号を受信したときには、その応答信号を順番に送信部4
1aから送信するようなプログラムをROM15bに備
えるようにしても良い。
には、送信部41a,41b,41c,41dより送信
される赤外線信号の電力が家電製品協会やIrDA等で
規格された電力となるようにCPU14bが制御を行う
ためのプログラムが備えられている。このような赤外線
通信システムを用いることによって、1つの制御装置に
より複数方向にある複数の端末を制御することができ
る。又、受信部42b,42c,42dが同時に応答信
号を受信したときには、その応答信号を順番に送信部4
1aから送信するようなプログラムをROM15bに備
えるようにしても良い。
【0038】本発明の第5の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図8は、本実施形態で使用される
反射手段の外観斜視図及び赤外線通信補助装置内におけ
る反射手段と送受信部との関係を示す図である。本実施
形態で使用される反射手段81は、赤外線信号を反射す
る反射板82a,82bと、軸83a,83bと、基部
84とから構成され、反射板82a,82bの間を赤外
線信号が通過可能にするために、図8(a)のように間
隙が設けられるように設置される。尚、反射板82a,
82bは、軸83a,83bを中心としてそれぞれ自由
に回動することができる。
参照にして説明する。図8は、本実施形態で使用される
反射手段の外観斜視図及び赤外線通信補助装置内におけ
る反射手段と送受信部との関係を示す図である。本実施
形態で使用される反射手段81は、赤外線信号を反射す
る反射板82a,82bと、軸83a,83bと、基部
84とから構成され、反射板82a,82bの間を赤外
線信号が通過可能にするために、図8(a)のように間
隙が設けられるように設置される。尚、反射板82a,
82bは、軸83a,83bを中心としてそれぞれ自由
に回動することができる。
【0039】このような反射手段81,81’を、それ
ぞれ、図8(b)のように、赤外線通信補助装置10c
の送信部41、受信部42に対向するように配置される
とともに、その反射する赤外線信号を反射手段81,8
1’が相互に干渉し合わないように配置される。
ぞれ、図8(b)のように、赤外線通信補助装置10c
の送信部41、受信部42に対向するように配置される
とともに、その反射する赤外線信号を反射手段81,8
1’が相互に干渉し合わないように配置される。
【0040】このように配置することによって、赤外線
通信補助装置10cの送信部41から送信される赤外線
信号を、反射板82a,82b間を通過するA方向の赤
外線信号と、反射板82aによってB方向に反射される
赤外線信号と、反射板82bによってC方向に反射され
る赤外線信号の3つの方向の赤外線信号に分けられ、そ
れぞれ端末2a,2b,2cの受信部7a,7b,7c
に向かって送信される。
通信補助装置10cの送信部41から送信される赤外線
信号を、反射板82a,82b間を通過するA方向の赤
外線信号と、反射板82aによってB方向に反射される
赤外線信号と、反射板82bによってC方向に反射され
る赤外線信号の3つの方向の赤外線信号に分けられ、そ
れぞれ端末2a,2b,2cの受信部7a,7b,7c
に向かって送信される。
【0041】又、端末2aの送信部6aから送信される
A’方向からの赤外線信号は反射板82a’,82b’
間を通過して赤外線通信補助装置10cの受信部42で
受信される。又、端末2b,2cの送信部6b,6cか
ら送信されるB’方向、C’方向からの赤外線信号は、
それぞれ反射板82a’,82b’で反射されて赤外線
通信補助装置10cの受信部42で受信される。
A’方向からの赤外線信号は反射板82a’,82b’
間を通過して赤外線通信補助装置10cの受信部42で
受信される。又、端末2b,2cの送信部6b,6cか
ら送信されるB’方向、C’方向からの赤外線信号は、
それぞれ反射板82a’,82b’で反射されて赤外線
通信補助装置10cの受信部42で受信される。
【0042】このように反射手段81を、第3又は第4
の実施形態における赤外線通信補助装置10a,10b
の送信部41b,41c,41d及び受信部42b,4
2c,42dのそれぞれに対向するように配置すること
によって、上記のようにそれぞれの送受信部43b,4
3c,43dが複数の端末と赤外線信号をやり取りする
ことができる。よって、第3又は第4の実施形態と比べ
て、前記赤外線通信補助装置10a,10bは、制御装
置が更に多くの端末と赤外線通信を行うことを可能にす
る中継器となる。尚、本実施形態で使用する反射手段8
1を第2の実施形態の赤外線通信補助装置10の送信部
11に対向するように配置することによって、制御装置
からの赤外線信号を更に多くの端末に送信することがで
きる。
の実施形態における赤外線通信補助装置10a,10b
の送信部41b,41c,41d及び受信部42b,4
2c,42dのそれぞれに対向するように配置すること
によって、上記のようにそれぞれの送受信部43b,4
3c,43dが複数の端末と赤外線信号をやり取りする
ことができる。よって、第3又は第4の実施形態と比べ
て、前記赤外線通信補助装置10a,10bは、制御装
置が更に多くの端末と赤外線通信を行うことを可能にす
る中継器となる。尚、本実施形態で使用する反射手段8
1を第2の実施形態の赤外線通信補助装置10の送信部
11に対向するように配置することによって、制御装置
からの赤外線信号を更に多くの端末に送信することがで
きる。
【0043】このとき、前記赤外線通信補助装置10,
10a,10b内に設けられたROM15,15a,1
5bに記憶されたソフトウェアには、制御装置からの赤
外線信号を復調した後に変調して端末に送信する際に、
家電製品協会やIrDA等で規格された出力電力よりも
大きな出力電力の赤外線信号を送信部11,41b,4
1c,41dから送信するようなプログラムが設けられ
ている。よって、送信部11,41b,41c,41d
から送信された赤外線信号がそれぞれの方向に反射する
などして分割された赤外線信号が、制御部から送信され
るときと比較してその電力が減衰されることなく送信さ
れる。
10a,10b内に設けられたROM15,15a,1
5bに記憶されたソフトウェアには、制御装置からの赤
外線信号を復調した後に変調して端末に送信する際に、
家電製品協会やIrDA等で規格された出力電力よりも
大きな出力電力の赤外線信号を送信部11,41b,4
1c,41dから送信するようなプログラムが設けられ
ている。よって、送信部11,41b,41c,41d
から送信された赤外線信号がそれぞれの方向に反射する
などして分割された赤外線信号が、制御部から送信され
るときと比較してその電力が減衰されることなく送信さ
れる。
【0044】尚、本実施形態で使用する反射手段81
は、図8に示された反射手段に限定されることなく、例
えば、ポリゴンミラーのような形状の反射手段を使用し
ても良い。又、反射手段81の基部84に2筋の凹溝を
設け、軸83a,83bをこの凹溝に嵌合させることに
よりこの凹溝に沿って反射板82a,82bが移動でき
るようにすることによって、反射板82a,82bを軸
83a,83bを中心に回動させたとき、該反射板82
a,82bの間にできる間隙の幅を調節できるようにし
ても良い。
は、図8に示された反射手段に限定されることなく、例
えば、ポリゴンミラーのような形状の反射手段を使用し
ても良い。又、反射手段81の基部84に2筋の凹溝を
設け、軸83a,83bをこの凹溝に嵌合させることに
よりこの凹溝に沿って反射板82a,82bが移動でき
るようにすることによって、反射板82a,82bを軸
83a,83bを中心に回動させたとき、該反射板82
a,82bの間にできる間隙の幅を調節できるようにし
ても良い。
【0045】本発明の第6の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図9は、本実施形態で使用される
プリズムの外観斜視図及び赤外線通信補助装置内におけ
るプリズムと送受信部との関係を示す図である。図9
(a)に示すプリズム91は、六角柱の両底面に六角錐
の底面が接合したような形態をしたプリズムである。こ
のようなプリズム91にA方向から赤外線信号が入光し
たとき、プリズム91内部に透過する赤外線信号と、反
射してB方向に進む赤外線信号に分かれ、さらに、プリ
ズム91から出光するときに屈折するとともに分散し、
C,D方向に進む赤外線信号に分かれる。
参照にして説明する。図9は、本実施形態で使用される
プリズムの外観斜視図及び赤外線通信補助装置内におけ
るプリズムと送受信部との関係を示す図である。図9
(a)に示すプリズム91は、六角柱の両底面に六角錐
の底面が接合したような形態をしたプリズムである。こ
のようなプリズム91にA方向から赤外線信号が入光し
たとき、プリズム91内部に透過する赤外線信号と、反
射してB方向に進む赤外線信号に分かれ、さらに、プリ
ズム91から出光するときに屈折するとともに分散し、
C,D方向に進む赤外線信号に分かれる。
【0046】上記のようなプリズム91を、図9(b)
のように赤外線通信補助装置10dに備えられた端末に
赤外線信号を送信する送信部41に対向するように配置
することによって、該送信部41より送信される赤外線
信号がプリズム91によって拡散して複数の端末に赤外
線信号を送信することができる。このとき使用される赤
外線通信補助装置10dは、第2〜第4の実施形態で使
用した赤外線補助装置10,10a,10bの送信部1
1,41b,41c,41dに図9(b)のようにプリ
ズム91が配置された赤外線補助装置である。
のように赤外線通信補助装置10dに備えられた端末に
赤外線信号を送信する送信部41に対向するように配置
することによって、該送信部41より送信される赤外線
信号がプリズム91によって拡散して複数の端末に赤外
線信号を送信することができる。このとき使用される赤
外線通信補助装置10dは、第2〜第4の実施形態で使
用した赤外線補助装置10,10a,10bの送信部1
1,41b,41c,41dに図9(b)のようにプリ
ズム91が配置された赤外線補助装置である。
【0047】又、上記のような赤外線補助装置10dを
使用したとき、第5の実施形態と同様に、赤外線補助装
置10d内に設けられたROMに記憶されたソフトウェ
アには、制御装置からの赤外線信号を復調した後に変調
して端末に送信する際に、家電製品協会やIrDA等で
規格された出力電力よりも大きな出力電力の赤外線信号
を送信部から送信するようなプログラムが設けられてい
る。よって、送信部41から送信された赤外線信号がそ
れぞれの方向に拡散された赤外線信号が、制御部から送
信されるときと比較してその電力が減衰されることなく
送信される。
使用したとき、第5の実施形態と同様に、赤外線補助装
置10d内に設けられたROMに記憶されたソフトウェ
アには、制御装置からの赤外線信号を復調した後に変調
して端末に送信する際に、家電製品協会やIrDA等で
規格された出力電力よりも大きな出力電力の赤外線信号
を送信部から送信するようなプログラムが設けられてい
る。よって、送信部41から送信された赤外線信号がそ
れぞれの方向に拡散された赤外線信号が、制御部から送
信されるときと比較してその電力が減衰されることなく
送信される。
【0048】尚、本実施形態で使用するプリズム91
は、図9に示された形状のプリズムに限定されることな
く、他の多角形の立体形状をしたプリズムを使用しても
良い。
は、図9に示された形状のプリズムに限定されることな
く、他の多角形の立体形状をしたプリズムを使用しても
良い。
【0049】本発明の第7の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図10は、本実施形態で使用され
る拡散手段の外観斜視図及び赤外線通信補助装置内にお
ける拡散手段の外観斜視図である。図10で使用される
拡散手段100は、第6の実施形態で使用したプリズム
91と同様のプリズムが4個、上面から見て2行2列の
状態に配置された拡散手段である。このとき、プリズム
91の数量が増加したため、更に多くの赤外線信号に分
割して送信することができる。
参照にして説明する。図10は、本実施形態で使用され
る拡散手段の外観斜視図及び赤外線通信補助装置内にお
ける拡散手段の外観斜視図である。図10で使用される
拡散手段100は、第6の実施形態で使用したプリズム
91と同様のプリズムが4個、上面から見て2行2列の
状態に配置された拡散手段である。このとき、プリズム
91の数量が増加したため、更に多くの赤外線信号に分
割して送信することができる。
【0050】このような拡散手段は、第6の実施形態と
同様に、第2〜第4の実施形態で使用した赤外線補助装
置10,10a,10bの送信部11,41b,41
c,41dに図9(b)のプリズム91のように対向し
て配置される。更に、第5の実施形態と同様に、赤外線
補助装置10,10a,10b内に設けられたROM1
5,15a,15bに記憶されたソフトウェアには、制
御装置からの赤外線信号を復調した後に変調して端末に
送信する際に、家電製品協会やIrDA等で規格された
出力電力よりも大きな出力電力の赤外線信号を送信部1
1,41b,41c,41dから送信するようなプログ
ラムが設けられている。
同様に、第2〜第4の実施形態で使用した赤外線補助装
置10,10a,10bの送信部11,41b,41
c,41dに図9(b)のプリズム91のように対向し
て配置される。更に、第5の実施形態と同様に、赤外線
補助装置10,10a,10b内に設けられたROM1
5,15a,15bに記憶されたソフトウェアには、制
御装置からの赤外線信号を復調した後に変調して端末に
送信する際に、家電製品協会やIrDA等で規格された
出力電力よりも大きな出力電力の赤外線信号を送信部1
1,41b,41c,41dから送信するようなプログ
ラムが設けられている。
【0051】よって、送信部11,41b,41c,4
1dから送信された赤外線信号がそれぞれの方向に拡散
された赤外線信号が、制御部から送信されるときと比較
してその電力が減衰されることなくより多くの端末に送
信される。
1dから送信された赤外線信号がそれぞれの方向に拡散
された赤外線信号が、制御部から送信されるときと比較
してその電力が減衰されることなくより多くの端末に送
信される。
【0052】尚、本実施形態で使用する拡散手段100
は、図10に示された拡散手段に限定されることなく、
プリズム91以外の形状のプリズムを使用しても良い
し、又、プリズムの数量を変更しても良い。
は、図10に示された拡散手段に限定されることなく、
プリズム91以外の形状のプリズムを使用しても良い
し、又、プリズムの数量を変更しても良い。
【0053】本発明の第8の実施形態について、図面を
参照にして説明する。図11は、本実施形態で使用され
る赤外線通信補助装置を覆う赤外線フィルタを示す外観
斜視図である。赤外線フィルタ101は、第1〜第7の
実施形態で使用されるような赤外線通信補助装置10e
を覆うような形状をしたABS樹脂を用いた赤外線のみ
を透過する光フィルタである。このような赤外線フィル
タ101を使用することによって、赤外線以外の光が透
過されず、赤外線以外の光によって赤外線通信が妨害さ
れることを防ぐことができる。
参照にして説明する。図11は、本実施形態で使用され
る赤外線通信補助装置を覆う赤外線フィルタを示す外観
斜視図である。赤外線フィルタ101は、第1〜第7の
実施形態で使用されるような赤外線通信補助装置10e
を覆うような形状をしたABS樹脂を用いた赤外線のみ
を透過する光フィルタである。このような赤外線フィル
タ101を使用することによって、赤外線以外の光が透
過されず、赤外線以外の光によって赤外線通信が妨害さ
れることを防ぐことができる。
【0054】尚、本実施形態で使用される赤外線フィル
タ101は、図11に示された赤外線フィルタに限定さ
れることなく、例えば、フィルタに入光される赤外線信
号がある一定の方向の光となるようにフィルタを設置し
てその幾何学的な性質により赤外線信号のみを透過させ
るようなフィルタでも良い。
タ101は、図11に示された赤外線フィルタに限定さ
れることなく、例えば、フィルタに入光される赤外線信
号がある一定の方向の光となるようにフィルタを設置し
てその幾何学的な性質により赤外線信号のみを透過させ
るようなフィルタでも良い。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の赤外線通信補助装置に
よると、赤外線通信機能を有する電気電子機器間で赤外
線通信を行うときに、前記赤外線通信補助装置を中継器
として前記電気電子機器間で行う赤外線通信の方向を修
正することができるので、前記電気電子機器をお互いに
その通信口同士が一直線上になるように配置せずに、赤
外線通信を行うことができる。
よると、赤外線通信機能を有する電気電子機器間で赤外
線通信を行うときに、前記赤外線通信補助装置を中継器
として前記電気電子機器間で行う赤外線通信の方向を修
正することができるので、前記電気電子機器をお互いに
その通信口同士が一直線上になるように配置せずに、赤
外線通信を行うことができる。
【0056】請求項2〜4に記載の赤外線通信補助装置
によると、送信手段から送信される赤外線信号を拡散し
て更に複数の方向に向かって複数の赤外線信号を送信す
ることができるので、1つの赤外線通信補助装置を使用
することで多くの赤外線通信機能を有する電気電子機器
間で赤外線通信を行うことができる。又、前記電気電子
機器をそれぞれがお互いにその通信口同士が一直線上に
なるように配置せずに、赤外線通信が行える。
によると、送信手段から送信される赤外線信号を拡散し
て更に複数の方向に向かって複数の赤外線信号を送信す
ることができるので、1つの赤外線通信補助装置を使用
することで多くの赤外線通信機能を有する電気電子機器
間で赤外線通信を行うことができる。又、前記電気電子
機器をそれぞれがお互いにその通信口同士が一直線上に
なるように配置せずに、赤外線通信が行える。
【0057】請求項5に記載の赤外線通信補助装置によ
ると、送信手段から送信される赤外線信号の電力が受信
手段が受信した赤外線信号を送信する赤外線通信機能を
有する電気電子機器が送信する際の電力以上の電力とす
ることができるので、赤外線通信を行う際に赤外線信号
の電力の減衰を防ぐことができるとともに、拡散手段を
用いたときの前記赤外線信号の電力の減衰をも防ぐこと
ができる。
ると、送信手段から送信される赤外線信号の電力が受信
手段が受信した赤外線信号を送信する赤外線通信機能を
有する電気電子機器が送信する際の電力以上の電力とす
ることができるので、赤外線通信を行う際に赤外線信号
の電力の減衰を防ぐことができるとともに、拡散手段を
用いたときの前記赤外線信号の電力の減衰をも防ぐこと
ができる。
【0058】請求項6に記載の赤外線通信補助装置によ
ると、複数の送信手段及び受信手段を有しているので、
1つの制御装置から複数の端末に赤外線信号を送信する
とともに複数の端末からの赤外線信号を1つの制御装置
で受信することができる。又、前記制御装置及び前記端
末をそれぞれがお互いにその通信口同士が一直線上にな
るように配置せずに、赤外線通信が行える。
ると、複数の送信手段及び受信手段を有しているので、
1つの制御装置から複数の端末に赤外線信号を送信する
とともに複数の端末からの赤外線信号を1つの制御装置
で受信することができる。又、前記制御装置及び前記端
末をそれぞれがお互いにその通信口同士が一直線上にな
るように配置せずに、赤外線通信が行える。
【0059】請求項7又は請求項8に記載の赤外線通信
補助装置によると、送信手段から送信される赤外線信号
を拡散して更に複数の方向に向かって複数の赤外線信号
を送信することができるので、1つの赤外線通信補助装
置を使用することで前記制御装置が更に多くの端末と赤
外線通信を行うことができる。又、前記制御装置及び前
記端末をそれぞれがお互いにその通信口同士が一直線上
になるように配置せずに、赤外線通信が行える。
補助装置によると、送信手段から送信される赤外線信号
を拡散して更に複数の方向に向かって複数の赤外線信号
を送信することができるので、1つの赤外線通信補助装
置を使用することで前記制御装置が更に多くの端末と赤
外線通信を行うことができる。又、前記制御装置及び前
記端末をそれぞれがお互いにその通信口同士が一直線上
になるように配置せずに、赤外線通信が行える。
【0060】請求項9に記載の赤外線通信補助装置によ
ると、送信手段から送信される赤外線信号を拡散して更
に複数の方向に向かって複数の赤外線信号を送信するこ
とができるとともに、複数の赤外線信号を収束して1つ
の受信手段に送出することができるので、前記制御装置
が更に多くの端末と赤外線信号の送受信を行うことがで
きる。又、前記制御装置及び前記端末をそれぞれがお互
いにその通信口同士が一直線上になるように配置せず
に、赤外線通信が行える。
ると、送信手段から送信される赤外線信号を拡散して更
に複数の方向に向かって複数の赤外線信号を送信するこ
とができるとともに、複数の赤外線信号を収束して1つ
の受信手段に送出することができるので、前記制御装置
が更に多くの端末と赤外線信号の送受信を行うことがで
きる。又、前記制御装置及び前記端末をそれぞれがお互
いにその通信口同士が一直線上になるように配置せず
に、赤外線通信が行える。
【0061】請求項10に記載の赤外線通信補助装置に
よると、送信手段から送信される赤外線信号の電力が受
信手段が受信した赤外線信号を送信する赤外線通信機能
を有する電気電子機器が送信する際の電力以上の電力と
することができるので、赤外線通信を行う際に赤外線信
号の電力の減衰を防ぐことができるとともに、拡散手段
を用いたときの前記赤外線信号の電力の減衰をも防ぐこ
とができる。
よると、送信手段から送信される赤外線信号の電力が受
信手段が受信した赤外線信号を送信する赤外線通信機能
を有する電気電子機器が送信する際の電力以上の電力と
することができるので、赤外線通信を行う際に赤外線信
号の電力の減衰を防ぐことができるとともに、拡散手段
を用いたときの前記赤外線信号の電力の減衰をも防ぐこ
とができる。
【0062】請求項11に記載の赤外線通信補助装置に
よると、赤外線のみを透過するフィルタで覆われている
ので、赤外線通信における赤外線信号以外の光による妨
害を防ぐことができる。
よると、赤外線のみを透過するフィルタで覆われている
ので、赤外線通信における赤外線信号以外の光による妨
害を防ぐことができる。
【0063】請求項12に記載の赤外線通信システムに
よると、第1の方向から送信される赤外線信号を第2の
方向に方向転換する方向転換手段が赤外線通信経路に設
けられるので、赤外線通信機能を有する電気電子機器を
それぞれがお互いにその通信口同士が一直線上になるよ
うに配置せずに、赤外線通信が行える。
よると、第1の方向から送信される赤外線信号を第2の
方向に方向転換する方向転換手段が赤外線通信経路に設
けられるので、赤外線通信機能を有する電気電子機器を
それぞれがお互いにその通信口同士が一直線上になるよ
うに配置せずに、赤外線通信が行える。
【図1】第1の実施形態で提案する赤外線通信システム
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
反射板の外観斜視図。
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
反射板の外観斜視図。
【図2】第2の実施形態で提案する赤外線通信システム
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
赤外線通信補助装置の外観斜視図。
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
赤外線通信補助装置の外観斜視図。
【図3】第2の実施形態で使用する赤外線通信補助装置
の内部構成を示すブロック図。
の内部構成を示すブロック図。
【図4】第3の実施形態で提案する赤外線通信システム
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
赤外線通信補助装置の外観斜視図。
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
赤外線通信補助装置の外観斜視図。
【図5】第3の実施形態で使用する赤外線通信補助装置
の内部構成を示すブロック図。
の内部構成を示すブロック図。
【図6】第4の実施形態で提案する赤外線通信システム
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
赤外線通信補助装置の外観斜視図。
の構成を示す図及び該赤外線通信システムで使用される
赤外線通信補助装置の外観斜視図。
【図7】第4の実施形態で使用する赤外線通信補助装置
の内部構成を示すブロック図。
の内部構成を示すブロック図。
【図8】第5の実施形態で使用する反射手段の外観斜視
図と、赤外線通信補助装置に該反射手段を使用したとき
の関係を示した図。
図と、赤外線通信補助装置に該反射手段を使用したとき
の関係を示した図。
【図9】第6の実施形態で使用するプリズムの外観斜視
図と、赤外線通信補助装置に該プリズムを使用したとき
の関係を示した図。
図と、赤外線通信補助装置に該プリズムを使用したとき
の関係を示した図。
【図10】第7の実施形態で使用する拡散手段の外観斜
視図。
視図。
【図11】第8の実施形態で使用される赤外線通信補助
装置を覆う赤外線フィルタを示す外観斜視図。
装置を覆う赤外線フィルタを示す外観斜視図。
1,1’ 制御装置 2,2’ 端末 3 反射板 4,4’ 送信部 5 受信部 6 送信部 7,7’ 受信部 10,10a,10b 赤外線通信補助装置 10c,10d,10e 赤外線通信補助装置 11 送信部 12 受信部 13 変換部 14,14a,14b CPU 15,15a,15b ROM 16,16a,16b RAM 17 変調部 18 復調部 19 プリント基板 41a,41b,41c,41d 送信部 42a,42b,42c,42d 受信部 43a,43b,43c,43d 送受信部 44a,44b,44c,44d 変調部 45a,45b,45c,45d 復調部 46,46’ 変換部 47,47’ プリント基板 81,81’ 反射手段 82a,82a’,82b,82b’ 反射板 83a,83b 軸 84 基部 91 プリズム 100 拡散手段 101 赤外線フィルタ
Claims (12)
- 【請求項1】 赤外線通信機能を有する電気電子機器間
で行われる赤外線通信経路の中継手段として用いられる
赤外線通信補助装置において、 第1の方向から送信された赤外線信号を受信する受信手
段と、 該受信手段で受信した赤外線信号を復調する復調手段
と、 該復調手段によって復調された信号を、元の赤外線信号
に変調する変調手段と、 該変調手段によって変調された赤外線信号を第2の方向
へ送信する送信手段と、 赤外線通信補助装置全体を制御する制御手段とを有し、 赤外線信号を第1の方向から第2の方向へ方向転換する
ことを特徴とする赤外線通信補助装置。 - 【請求項2】 前記送信手段から第2の方向に送信され
る赤外線信号を更に複数方向に拡散して送信するための
拡散手段を有することを特徴とする請求項1に記載の赤
外線通信補助装置。 - 【請求項3】 前記拡散手段が、赤外線信号を反射する
複数の基材によって構成される反射手段であることを特
徴とする請求項2に記載の赤外線通信補助装置。 - 【請求項4】 前記拡散手段が、前記送信手段から入光
された赤外線信号を屈折するとともに拡散して出光する
プリズムで構成された拡散手段であることを特徴とする
請求項2に記載の赤外線通信補助装置。 - 【請求項5】 前記制御手段が、前記送信手段より送信
される赤外線信号の電力レベルが、前記受信手段より受
信される赤外線信号を送信する赤外線通信機能を有した
電子機器が送信するときの赤外線信号の電力レベル以上
の電力レベルになるように、前記受信手段より受信され
た赤外線信号の電力レベルを変換することを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線通信補助装置。 - 【請求項6】 赤外線通信機能を有する電気電子機器間
で行われる赤外線通信経路の中継手段として用いられる
赤外線通信補助装置において、 複数方向から送信される複数の赤外線信号を受信するた
めの複数の受信手段と、 前記複数の受信装置が受信する方向と同一の方向へ赤外
線信号を送信するための複数の送信手段と、 前記複数の受信手段が受信した赤外線信号を、それぞれ
復調する複数の復調手段と、 変調した赤外線信号を、前記複数の送信手段に送出する
複数の変調手段と、 赤外線通信補助装置全体を制御する制御手段とを有し、 前記複数の受信手段のうち1つの受信手段を第1受信手
段とし、前記複数の復調手段のうち前記第1の受信手段
が受信した第1の方向から送信される赤外線信号を復調
する復調手段を第1の復調手段とし、前記複数の送信手
段のうち前記第1の方向に送信する送信手段を第1の送
信手段とし、前記複数の変調手段のうち前記第1の送信
手段に変調した赤外線信号を送出する変調手段を第1の
変調手段としたとき、 第1の受信手段で第1の方向から送信される赤外線信号
を受信したとき、該第1の受信信号で受信した赤外線信
号を第1の復調手段で復調した後、前記複数の変調手段
のうち第1の変調手段以外の複数の変調手段において前
記第1の復調手段で復調した信号を変調するとともに、
前記複数の送信手段のうち第1の送信手段以外の複数の
送信手段より複数の赤外線信号を第1の方向以外の複数
方向へ送信し、 又、前記複数の受信手段のうち第1の受信手段以外の1
つの受信手段で赤外線信号を受信したとき、該受信手段
で受信した赤外線信号を前記受信手段と接続された復調
手段で復調した後、前記第1の変調手段において前記復
調手段で復調した信号を変調するとともに、前記第1の
送信手段より変調した赤外線信号を第1の方向へ送信す
ることを特徴とする赤外線通信補助装置。 - 【請求項7】 第1の送信手段以外の前記複数の送信手
段のうち少なくとも一つの送信手段から送信される赤外
線信号を更に複数方向に拡散して送信するための拡散手
段を有することを特徴とする請求項6に記載の赤外線通
信補助装置。 - 【請求項8】 前記拡散手段が、前記送信手段から入光
された赤外線信号を屈折するとともに拡散して出光する
プリズムで構成された拡散手段であることを特徴とする
請求項7に記載の赤外線通信補助装置。 - 【請求項9】 赤外線信号を反射する複数の基材によっ
て構成され、第1の送信手段以外の前記複数の送信手段
のうち少なくとも一つの送信手段から送信される赤外線
信号を複数方向に拡散して送信する第1の反射手段と、 赤外線信号を反射する複数の基材によって構成され、複
数方向から送信される赤外線信号を収束させて第1の受
信手段以外の前記複数の受信手段のうち少なくとも一つ
の受信手段で受信することを可能にする第2の反射手段
と、 を有することを特徴とする請求項6に記載の赤外線通信
補助装置。 - 【請求項10】 前記制御手段が、前記第1の送信手段
より送信される赤外線信号の電力レベルが、それぞれ前
記第1の受信手段以外の前記複数の受信手段より受信さ
れる赤外線信号を送信する赤外線通信機能を有した電子
機器が送信するときの赤外線信号の電力レベルと同じ電
力レベルになるように、前記第1の受信手段以外の前記
複数の受信手段より受信された赤外線信号の電力レベル
を変換するとともに、 前記第1の送信手段以外の前記複数の送信手段より送信
される赤外線信号の電力レベルが、前記第1の受信手段
より受信される赤外線信号を送信する赤外線通信機能を
有した電子機器が送信するときの赤外線信号の電力レベ
ル以上の電力レベルになるように、前記第1の受信手段
より受信された赤外線信号の電力レベルを変換すること
を特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の赤外線通
信補助装置。 - 【請求項11】 赤外線通信補助装置全体を覆うように
構成されるとともに、外部から入力される光のうち赤外
線のみを透過することができる赤外線透過フィルタを有
することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
の赤外線通信補助装置。 - 【請求項12】 赤外線通信機能を有する電気電子機器
間で行われる赤外線通信システムにおいて、 第1の方向から発光して送信された赤外線信号を第2の
方向に転換するための方向転換手段が、赤外線通信経路
に設けられることを特徴とする赤外線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11004413A JP2000209159A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 赤外線通信補助装置及び赤外線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11004413A JP2000209159A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 赤外線通信補助装置及び赤外線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000209159A true JP2000209159A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11583631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11004413A Pending JP2000209159A (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 赤外線通信補助装置及び赤外線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000209159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023084672A1 (ja) * | 2021-11-11 | 2023-05-19 | 日本電気株式会社 | 通信装置および通信システム |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP11004413A patent/JP2000209159A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023084672A1 (ja) * | 2021-11-11 | 2023-05-19 | 日本電気株式会社 | 通信装置および通信システム |
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