JPH0697489A - 電子機器結合システム - Google Patents

電子機器結合システム

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JPH0697489A
JPH0697489A JP24169292A JP24169292A JPH0697489A JP H0697489 A JPH0697489 A JP H0697489A JP 24169292 A JP24169292 A JP 24169292A JP 24169292 A JP24169292 A JP 24169292A JP H0697489 A JPH0697489 A JP H0697489A
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JP
Japan
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unit
light
expansion
basic unit
light emitting
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JP24169292A
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English (en)
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Toyotaro Nishihara
豊太郎 西原
Yoshihiro Yamada
善弘 山田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基本ユニットの底部にそれぞれの拡張ユニット
と対応した複数組の発光素子と受光素子を設け、それぞ
れの拡張ユニットの上面には1組の受光素子と発光素子
を設けるとともに他の組に対応する位置には光を透過せ
しめる穴を設けた。 【効果】各ユニットを積み重ねるだけの状態で基本ユニ
ットと任意の拡張ユニットの間でデータの授受が可能と
なるため、ユニットの接続、切離しの作業が非常に簡単
にでき電子機器結合システムの使い勝手をよくすること
ができる。またコネクタが接触不良になる心配がないた
め電子機器結合システムの信頼性を向上させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムな
どの電子機器結合システムに関するものであり、更に詳
しくは基本ユニットと複数の拡張ユニットに分かれた構
成をとる電子機器結合システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】システムが本体部分の基本ユニットと外
部記憶装置、プリンタなどの複数の拡張ユニットに分け
て構成されるタイプの電子機器結合システムでは、それ
ぞれのユニットはケーブルで接続されてケーブルを介し
てデータの授受が行われる。このタイプの場合ケーブル
を紛失してしまうとユニット間の接続ができなくなって
しまうため、ユニット間をケーブルを用いずに接続でき
るシステムとして特開平3−109798号公報に記載
のようなシステムが提案されている。このシステムは基
本ユニットと拡張ユニットの上面あるいは底面にコネク
タを設けてユニットを重ねて設置すればケーブルを用い
なくてもコネクタどうしが直接接続するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このケーブルを用いな
いで各ユニットを接続するタイプの電子機器結合システ
ムが据置き型の場合はユニットの積み重ねの作業は据置
き時に一度だけ行えばよい。しかしながらその電子機器
結合システムが可搬型の場合は通常基本ユニットはいろ
いろな場所に持ち運んで使用して、事務所などに持ち帰
って外部記憶装置などの拡張ユニットと接続して使用す
るものである。従ってこの場合基本ユニットを外に持ち
出す度ごとに基本ユニットと拡張ユニットを切り離した
り接続したりする必要があり、この切離し、接続の作業
においては切離し時に上部のユニットを斜めに持ち上げ
てしまうとコネクタのピンがまがってしまうことがあ
る。また接続の作業においても両方のコネクタが少しで
もずれたまま両方のユニットが積み重ねられるとコネク
タのピンがまがってしまったりあるいは破損したりする
ことがある。そのため切離し、接続の作業は非常に注意
して行わねばならず非常に手間がかかるという問題点が
あった。更にまたユニットの切離し、接続を繰り返すこ
とによりコネクタ自体も接点が接触不良になりやすいと
いう問題点もあった。
【0004】本発明の目的は、各ユニットの切離し、接
続の作業が非常に簡単に行うことができ、また各ユニッ
トの切離し、接続を何度繰り返してもコネクタの接触不
良等が起らない電子機器結合システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では基本ユニットとその基本ユニットに接続
して使用する1個または複数個の拡張ユニットからなる
電子機器結合システムにおいて、基本ユニットと任意の
拡張ユニットの間を光でデータの授受を行うようにし
た。更にそれぞれの拡張ユニットに他の拡張ユニットと
基本ユニットの間の光によるデータの授受を妨げない手
段を設けた。
【0006】具体的な第1の構成としては、基本ユニッ
トに、拡張ユニットに向けて、発光素子と受光素子の複
数の組を設けるとともに、それぞれの拡張ユニットにお
いて、基本ユニットと拡張ユニットを積み重ねた場合の
基本ユニットの複数組の発光素子と受光素子に対応する
位置のうちそれぞれの拡張ユニットで異なる1組の位置
に、基本ユニットに向けて、1組の受光素子と発光素子
を設けるとともに、それぞれの拡張ユニットにおいて、
基本ユニットの複数組の発光素子と受光素子に対応する
位置のうち上記の1組の位置を除いた残りの位置に光を
透過せしめる穴を設けた。
【0007】具体的な第2の構成としては、基本ユニッ
トに、拡張ユニットに向けて、1組の発光素子と受光素
子を設けるとともに、この位置に対応してそれぞれの拡
張ユニットに光を透過せしめる穴を設け、それぞれの穴
にハーフミラーを設けるとともに、それぞれの拡張ユニ
ットにおいて、このハーフミラーに向けて、1組の受光
素子と発光素子を設けた。
【0008】
【作用】上記の第1の構成では、基本ユニットに設けた
発光素子と受光素子と、拡張ユニットに設けた受光素子
と発光素子及び穴は、基本ユニットと拡張ユニットをそ
ろえて積み重ねた場合に同じ位置になる。また拡張ユニ
ットに設けた受光素子と発光素子はそれぞれの拡張ユニ
ットで異なる位置にある。従って基本ユニットと拡張ユ
ニットをそろえて積み重ねれば基本ユニットの複数組の
発光素子と受光素子とそれぞれの拡張ユニットの受光素
子と発光素子はお互いに向い会って位置することにな
り、更に拡張ユニットが複数個積み重ねられた場合でも
拡張ユニットにおいて受光素子と発光素子が配置された
以外の基本ユニットにおける発光素子と受光素子がある
位置には光を透過させるべく穴が設けられている。その
ため基本ユニットと複数の拡張ユニットは単に積み重ね
て置くだけでお互いにデータの授受を行うことが可能に
なる。
【0009】上記の第2の構成では、基本ユニットの発
光素子と受光素子とそれぞれの拡張ユニットの穴は、基
本ユニットと拡張ユニットをそろえて積み重ねた場合に
同じ位置になる。従って基本ユニットの発光素子から発
せられた光は同時に全ての拡張ユニットの穴を通過す
る。しかるにそれぞれの拡張ユニットの穴にはハーフミ
ラーが光路と概略45度の角度で置かれているため、そ
れぞれの拡張ユニットにおいて光の一部が概略90度進
路を変えられることになり、この90度の向きの位置に
それぞれの拡張ユニットにおいて受光素子と発光素子が
置かれているため、基本ユニットの発光素子から発せら
れた光は同時に全ての拡張ユニットの受光素子に達す
る。また同様にそれぞれの拡張ユニットの発光素子から
発せられた光はハーフミラーにより概略90度進路が変
えられ基本ユニットの受光素子に達する。従ってこの場
合はそれぞれの拡張ユニットに固有の識別番号をそれぞ
れ割り当てておき、基本ユニットと拡張ユニットの間で
データの授受を行うに当たっては、まず基本ユニットか
ら対象とする拡張ユニットの識別番号を送り、以降のデ
ータの授受はこの識別番号を持った拡張ユニットとの間
でだけ行うようにすれば、この場合も基本ユニットと複
数の拡張ユニットを単に積み重ねて置くだけで、基本ユ
ニットと任意の拡張ユニットの間でデータの授受を行う
ことができる。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例の電子機器結合システムの外観図
である。図1において、1は基本ユニット、2は第1の
拡張ユニット、3は第2の拡張ユニット、4は第3の拡
張ユニット、101は基本ユニット1の底部に設けた発
光素子104、受光素子105を収めるための凹み、1
02は発光素子106、受光素子107を収めるための
凹み、103は発光素子108、受光素子109を収め
るための凹み、201は第1の拡張ユニット2の上面に
設けた受光素子204、発光素子205を収めるための
凹み、202及び203は第1の拡張ユニット2の上面
から底面に貫通した穴、301及び303は第2の拡張
ユニット3の上面から底面に貫通した穴、302は受光
素子304、発光素子305を収めるための凹み、40
1及び402は第3の拡張ユニット4の上面から底面に
貫通した穴、403は受光素子404、発光素子405
を収めるための凹みである。なお図1において、発光素
子104他と受光素子105他は本来は破線で表記すべ
きところであるが、図面を分かり易くするために実線で
表してている。
【0011】図2は図1に示した基本ユニット1、第1
の拡張ユニット2、第2の拡張ユニット3、第3の拡張
ユニット4をそろえて積み重ねた状態を側面からみた図
であり、図1に対応して同じ符号を付けている。また図
1と同じく発光素子と受光素子は実線で表している。図
2に示すように基本ユニット1と第1の拡張ユニット2
は、基本ユニット1の底部の凹み101に設けた発光素
子104と受光素子105が第1の拡張ユニット2の上
面の凹み201に設けた受光素子204と発光素子20
5と直接向い合うことになるため、相互にデータの授受
を行うことができる。また基本ユニット1と第2の拡張
ユニット3は、基本ユニット1の底部の凹み102に設
けた発光素子106と受光素子107が第2の拡張ユニ
ット3の上面の凹み302に設けた受光素子304と発
光素子305と第1の拡張ユニット2の穴202を介し
て向い合うことになるため、相互にデータの授受を行う
ことができる。また基本ユニット1と第3の拡張ユニッ
ト4は、基本ユニット1の底部の凹み103に設けた発
光素子108と受光素子109が第3の拡張ユニット4
の上面の凹み403に設けた受光素子404と発光素子
405と第1の拡張ユニット2の穴203と第2の拡張
ユニット3の穴303を介して向い合うことになり、相
互にデータの授受を行うことができ、従って基本ユニッ
ト1は3つの拡張ユニット2、3、4のいずれともデー
タの授受を行うことができる。
【0012】なお図2では拡張ユニットは上から順に第
1の拡張ユニット2、第2の拡張ユニット3そして第3
の拡張ユニット3の順に積み重ねているが、各拡張ユニ
ットでは受光素子と発光素子が設けられた凹みの他は穴
があけられており他の拡張ユニットと基本ユニット1の
間でのデータの授受を妨げないようしてあるため、これ
ら3つの拡張ユニットを任意の順番に重ねても基本ユニ
ット1とそれぞれの拡張ユニットの間でデータの授受を
行うことができるのは明らかである。
【0013】なお図1あるいは図2における穴202他
は中を鏡面にすると光の損失を少なくすることができデ
ータの信頼性を高めることができるのは明らかである。
【0014】また図1あるいは図2における穴202他
は完全な穴の形状である必要はなく、穴に当たる位置の
一方の面から他方の面を光ファイバで結ぶことによって
も同様に他の拡張ユニットと基本ユニット1の間のデー
タの授受を妨げないようにすることができることができ
るのは明らかである。光ファイバを使用すると拡張ユニ
ットの内部の部品の配置において穴の部分を完全に避け
る必要はなくなり、部品配置の自由度が増すという利点
がある。
【0015】また図1あるいは図2では基本ユニット1
と3つの拡張ユニット2、3、4は単に向きをそろえて
積み重ねるだけとしたが、例えば基本ユニット1の底部
と各拡張ユニットの底部に突起部をそして各拡張ユニッ
トの上面にその突起部に対する受けを設けるようにする
と、各ユニットを積み重ねて置いたとき簡単に位置決め
ができそれぞれのユニットの穴と凹みの位置を完全に一
致させることができる。またこの場合となりあうユニッ
トのうち一方をまちがえて180度ずれた方向のまま置
いた場合には一方の辺では突起部とその受けが正確に結
合し他方の辺では突起部に対する受けがないようにして
おくと、ユニットをまちがえて180度ずれたまま積み
重ねるとユニットが傾いてしまい利用者にユニットの向
きが誤っていることを知らしめることができる。また同
様なことはユニットの形状がほぼ正方形の場合に90度
ずれた方向に対しても適用できる。なお凹み101、1
02、201他及び穴202、301他をこの突起部と
それに対する受けと同じ位置に設けるようにしてもよ
い。
【0016】なお図1あるいは図2においてそれぞれの
拡張ユニットの穴202、203、301等の上面と凹
み201、302、403の上面に透明なプラスチック
等光を透過せしめる材質によるふたを設けてもよい。そ
うすれば穴あるいは凹みにゴミやほこりがたまるのを防
ぐことができる。この透明なふたは拡張ユニットの穴の
底面あるいは基本ユニット1の凹み101、102、1
03の底面にも設けると更に完全にゴミやほこりを防ぐ
ことができる。
【0017】また図1あるいは図2においては発光素子
と受光素子は2つで1組として基本ユニット1あるいは
拡張ユニット2、3、4に設けた凹みに配置するように
したが、発光素子と受光素子をそれぞれ別々の凹みに配
置するようにしてもよい。またこの場合拡張ユニット
2、3、4における光を透過せしめる穴も送信光と受信
光で別々の穴としてもよい。
【0018】また図1あるいは図2の拡張ユニットにお
ける穴は側面における切りかけの形状としてもよく、ま
た基本ユニット1あるいは拡張ユニットにおける凹みも
同様に側面における切りかけの形状としてもよい。
【0019】なお図1あるいは図2においては、データ
の授受は光によるとしたが、超音波等データが空間を直
接伝播する他の方法に対しても本発明を同様に適用でき
るのは明らかである。
【0020】なお図1あるいは図2においては、基本ユ
ニット1と拡張ユニット2、3、4は縦に積み重ねると
したが、これらを横に並べるようにしても本発明を同様
に適用できるのは明らかである。
【0021】また図1あるいは図2における穴202他
と凹み101他に、積み重ねた場合にじゃまにならない
ように光ファイバ用のコネクタを設けておくと、故障修
理等の際にそれぞれのユニットを積み重ねずに離して置
いてお互いを光ファイバで接続して動作チェック等の作
業ができるため便利である。
【0022】図3は本発明の他の実施例の電子機器結合
システムの側面図である。この場合図1に相当する外観
図は図面が複雑になるため、また図3だけで動作の説明
は充分可能であるため省略する。図3は先の実施例と同
じく基本ユニット1、第1の拡張ユニット2、第2の拡
張ユニット3及び第3の拡張ユニット4を積み重ねた場
合を側面から見た図である。図3において110は基本
ユニット1の底部に発光素子111と受光素子112を
収めるための凹み、210は第1の拡張ユニット2の上
面から底面に貫通した穴、211は穴210の側面に発
光素子212と受光素子213を収めるための凹み、2
14はハーフミラー、310は第2の拡張ユニット3の
上面から底面に貫通した穴、311は穴310の側面に
発光素子312と受光素子313を収めるための凹み、
314はハーフミラー、410は第3の拡張ユニット4
の上面から底面に貫通した穴、411は穴410の側面
に発光素子412と受光素子413を収めるための凹
み、414はハーフミラーである。なお図2の場合と同
じく発光素子111他、受光素子112他、ハーフミラ
ー214他は本来は破線で表すべきところであるが、図
面を分かり易くするために実線で表している。
【0023】この図3の電子機器結合システムでは、基
本ユニット1の発光素子と受光素子は1組だけであり、
また拡張ユニット2、3、4における穴もそれぞれ1個
だけであり、しかもこれらは図3に示すように、基本ユ
ニット1と拡張ユニット2、3、4を積み重ねた場合同
一の位置となる。従って基本ユニット1の発光素子11
1から発せられた光はそのまま第1の拡張ユニット2の
穴210、第2の拡張ユニット3の穴310、第3の拡
張ユニット4の穴410を通過するものであるが、それ
ぞれの穴210、310、410には中間にハーフミラ
ー214、314、414が設けられており、この発光
素子111から発せられた光はハーフミラー214によ
り90度進路が変えられ受光素子213にも到達する。
同様にこの発光素子111から発せられた光はハーフミ
ラー314により受光素子313に、またハーフミラー
414により受光素子413にも到達する。従って基本
ユニット1の発光素子111から発せられた光は同時に
3つの拡張ユニットの受光素子213、313、413
に達することになる。また逆に第1の拡張ユニット2の
発光素子212から発せられた光はハーフミラー214
により90度進路が変えられ基本ユニット1の受光素子
112に達する。また同様に第2の拡張ユニット3の発
光素子312からの光はハーフミラー314により、第
3の拡張ユニット4の発光素子412からの光はハーフ
ミラー414により、いずれも基本ユニット1の受光素
子112に達する。そのためこの図3の電子機器結合シ
ステムでは、それぞれの拡張ユニット毎に異なる固有の
識別番号を決めておき、データの授受を行うに先立ち基
本ユニット1から先ず対象とすべき拡張ユニットの識別
番号を送り、以降のデータの授受はその識別番号の拡張
ユニットと基本ユニット1の間でだけ行うようにすれ
ば、この場合も基本ユニット1と任意の拡張ユニットの
間で光によりデータの授受を行うことができる。また図
より明らかなように拡張ユニットは任意の順番に積み重
ねてよい。また、先の第1の実施例の場合は基本ユニッ
ト1に接続できる拡張ユニットの数はたかだか基本ユニ
ット1に設けられた発光素子と受光素子の組の数に限ら
れるが、この図3の実施例の場合は、基本ユニット1に
接続できる拡張ユニットの数に制限はない。
【0024】なおこの図3において基本ユニット1の発
光素子111として複数の種類の波長の光を選択的に出
力することが可能なものを用いて、それぞれの拡張ユニ
ットではそれぞれ異なる特定の波長の光のみを受光可能
な受光素子を用いるようにすれば上記のような識別番号
の割当ては特に必要ない。またこの場合拡張ユニットに
おいてはフィルタを用いて特定の波長の光だけを受光す
るようにしてもよい。また基本ユニット1において発光
素子111はある幅の波長もつ光を出力するものとし
て、この発光素子111の出力部にフィルタを設けて、
所望の拡張ユニットに対応した特定の波長の光だけを出
力するようにしてもよい。
【0025】またこの図3において、基本ユニット1の
発光素子111から出力される光の任意の偏光面の光だ
けをを出力できる偏光フィルタを発光素子111の出力
部に設け、それぞれの拡張ユニット毎にそれぞれ異なる
偏光角度を定めておき、それぞれの拡張ユニットにおい
てはその拡張ユニットに固有の偏光角度の光のみを透過
せしめる偏光フィルタを設けることにより、単に基本ユ
ニット1の偏光フィルタの偏光角度を所望の拡張ユニッ
トの角度に設定するだけで、同様に識別番号を用いず
に、基本ユニット1と任意の拡張ユニットの間でデータ
の授受を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
本ユニットと各拡張ユニットの間は光でデータの授受を
行うため、各ユニット間をケーブルあるいはコネクタ等
で接続する必要がない。従って各ユニットの接続あるい
は切離しの作業が非常に簡単に行うことができ電子機器
結合システムの使い勝手を向上させることができる。ま
た各ユニットの接続あるいは切離しを何度繰り返しても
コネクタの接触不良などの心配がないので電子機器結合
システムの信頼性を高めることができる。また拡張ユニ
ットは任意の順番に積み重ねることもでき、この点から
も電子機器結合システムの使い勝手を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子機器結合システムの外観
図である。
【図2】図1に示した電子機器結合システムの側面図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例の電子機器結合システムの
側面図である。
【符号の説明】
1…基本ユニット、 2、3、4…拡張ユニット、 104、106、108…発光素子、 105、107、109…受光素子、 204、304、404…受光素子、 205、305、405…発光素子、 111、212、312、412…発光素子、 112、213、313、413…受光素子、 214、314、414…ハーフミラー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本ユニットと、該基本ユニットに接続し
    て使用する1個または複数個の拡張ユニットからなる電
    子機器結合システムにおいて、該基本ユニットと任意の
    順序で積み重ねられた該拡張ユニットとの間で光による
    データの授受が可能なデータ伝達手段を備えたことを特
    徴とする電子機器結合システム。
  2. 【請求項2】前記データ伝達手段は、前記基本ユニット
    と個々の前記拡張ユニットとの間の光によるデータ送受
    信手段と、個々の前記拡張ユニットにおいて他の拡張ユ
    ニットと前記基本ユニットとの間の光によるデータの授
    受を妨げないデータ通過手段とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子機器結合システム。
  3. 【請求項3】前記データ送受信手段は前記基本ユニット
    における、それぞれが異なる前記拡張ユニットに1体1
    に対応する、複数組の発光素子と受光素子と、個々の前
    記拡張ユニットにおける1組の受光素子と発光素子とか
    らなり、前記データ通過手段は個々の前記拡張ユニット
    において他の拡張ユニットと前記基本ユニットとの間の
    データの授受のための光を透過せしめる複数個の光透過
    手段からなることを特徴とする請求項2に記載の電子機
    器結合システム。
  4. 【請求項4】前記データ通過手段は個々の前記拡張ユニ
    ットにおいて同じ位置にあり前記基本ユニットからのあ
    るいは前記基本ユニットへの光を透過せしめる1個の光
    透過手段からなり、前記データ送受信手段は前記基本ユ
    ニットにおける1組の発光素子と受光素子と、個々の前
    記拡張ユニットにおける1組の受光素子と発光素子と、
    個々の前記拡張ユニットの該光透過手段に設けた前記基
    本ユニットからの光の一部を前記拡張ユニットの該受光
    素子に導きまた前記拡張ユニットの該発光素子からの光
    を前記基本ユニットに送る手段からなることを特徴とす
    る請求項2に記載の電子機器結合システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014813A1 (fr) * 1998-09-04 2000-03-16 Seiko Epson Corporation Dispositif dote de moyens de communication optiques

Cited By (3)

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WO2000014813A1 (fr) * 1998-09-04 2000-03-16 Seiko Epson Corporation Dispositif dote de moyens de communication optiques
US6430325B1 (en) 1998-09-04 2002-08-06 Seiko Epson Corporation Device having a light transmission device
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