JP2000208615A - 集積回路および集積回路内接続方法 - Google Patents

集積回路および集積回路内接続方法

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JP2000208615A
JP2000208615A JP11000885A JP88599A JP2000208615A JP 2000208615 A JP2000208615 A JP 2000208615A JP 11000885 A JP11000885 A JP 11000885A JP 88599 A JP88599 A JP 88599A JP 2000208615 A JP2000208615 A JP 2000208615A
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conductive element
contact
interconnect
width
section
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JP11000885A
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Yoichi Miyai
羊一 宮井
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Texas Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路内の伝導性要素を相互接続する方法
を提供すること。 【解決手段】 本方法は、下側伝導性要素14の隣接区
分22の幅よりも本質的に広くない幅を備える下側コン
タクト区分18を有する下側伝導性要素14を形成する
工程を含む。次に、下側伝導性要素14の外側に向かっ
て絶縁層16が形成される。下側コンタクト区分18の
少なくとも一部分を露出するコンタクトホール24が絶
縁層16中に形成される。コンタクトホール中に、下側
コンタクト区分へつながる相互接続44が形成される。
相互接続44と重なり合って、それへつながる上側コン
タクト区分46を有する上側伝導性要素42が形成され
る。上側コンタクト区分46は、上側伝導性要素42の
隣接区分50の幅よりも本質的に広くない幅を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に半導体デバ
イス分野に関するものであって、更に詳細には集積回路
の伝導性要素を相互接続するシステムおよび方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン、電話、ラジオおよびコン
ピュータのような近代的な電子装置は、固体部品で構成
されることが多い。固体部品は移動しない部分を有する
が、しかしその中を荷電キャリアが運動することに基づ
いて動作する。その結果、固体部品は信頼性が極めて高
く、そして非常に小型であり、かつ比較的廉価である。
固体部品は例えば、トランジスタおよびコンデンサや抵
抗器など、および半導体材料に基づくまたは半導体材料
を用いたこれらと同等の部品である。このような固体部
品は、典型的には、集積回路の一部分として基板材料の
ウエハの上に作成される。集積回路の場合、固体部品は
適切に配置され、そして分離されそして相互に接続され
て、メモリ・アレイおよびその他の形式の有用な回路が
作成される。これらの部品は、従来は、活性領域や導線
および他の導電領域との間に作成された絶縁体層により
分離され、そしてこれらの絶縁体層を貫通する導電体に
よって相互に接続される。このことにより、種々の指定
された位置にある活性領域や導線および他の導電領域が
相互に接続される。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】集積回路の中の種々の
部品を垂直方向に相互接続するために、典型的な場合に
は、活性領域や導線または導電領域が接触する点におい
て拡大部を有し、そして接続される活性領域や導線また
は導電領域の接触点とが水平方向に重なり合うことによ
り、この垂直方向の相互接続が行われる。けれども接触
点におけるこの拡大部は集積回路の寸法を増大させるこ
とになり、そして集積回路の配置設計を困難にする1つ
の原因となる。この拡大部は、DRAMセルおよび繰り
返して複製される部品や配線のアレイを有する他の種類
の回路の場合、特に多くの問題点を有している。このこ
とに加えて、拡大部を有する接触点は活性領域や導線お
よび導電領域の寄生静電容量を増大させ、このために集
積回路の動作速度が低下する。
【0004】これとは異なった方法として、集積回路の
活性領域や導線または導電領域を相互に接続するのに、
中間の配線層または中間のパッドが用いられている。こ
のような構成体の場合、中間のパッドは、相互に接続さ
れるべき活性領域や導線または導電領域の接続点の間に
配置され、そしてそれらと水平方向に重なるように配置
される。第1の垂直導電体が第1の活性領域や導線また
は導電領域を中間パッドの第1側において接続され、お
よび第2の垂直導電体は第2の活性領域や導線または導
電領域を中間パッドの第2側において接続される。けれ
ども、この中間パッドは製造工程において付加的な材料
を必要とし、そして比較的高価なフォトリソグラフィ・
マスキング段階を含む処理工程段階を必要とする。
【0005】従って、当該分野において、集積回路の能
動領域、リード,または導電性領域相互間の進歩した相
互接続に対する需要が生ずる。本発明は、既存のシステ
ムおよび方法に付随する問題を本質的に解消または低減
する、集積回路中の伝導性要素を相互接続する方法およ
びシステムを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、集積回
路の伝導性要素は下側伝導性要素を形成することによっ
て相互接続することができ、その下側伝導性要素は、そ
れの隣接区分の幅よりも本質的に広くない幅を有する下
側コンタクト区分を有する。下側伝導性要素の外側に向
かって絶縁層が形成されよう。絶縁層中に、下側コンタ
クト区分の少なくとも一部分を露出するコンタクトホー
ルが形成されよう。コンタクトホール中に、下側コンタ
クト区分へつながる相互接続が形成されよう。相互接続
へつながり、それと重なり合う上側コンタクト区分を有
する上側伝導性要素が形成されよう。上側コンタクト区
分は、上側伝導性要素の隣接区分の幅よりも本質的に広
くない幅を有するものとされよう。
【0007】更に詳細には、本発明の一実施例に従え
ば、下側コンタクト区分は下側伝導性要素の隣接区分に
対して本質的に均一な幅を有するものとされよう。上側
コンタクト区分は上側伝導性要素の隣接区分に対して本
質的に均一な幅を有するものとされよう。この実施例お
よびその他の実施例において、コンタクト区分は重なり
合いのないものとすることができる。下側コンタクトエ
リアは下側伝導性要素の側壁を本質的に含むことがで
き、また上側コンタクトエリアは上側伝導性要素の底を
本質的に含むことができる。
【0008】本発明の重要な技術的特徴には、進歩した
集積回路を提供することが含まれる。特に、本集積回路
は伝導性要素を含むことができ、その伝導性要素は、伝
導性要素の隣接区分の幅よりも本質的に広くない幅を備
えるコンタクト区分を有する。従って、伝導性要素は、
集積回路の寸法を増やし、特性を劣化させる幅広いコン
タクト区分なしに相互接続することができる。更に、本
集積回路はレイアウトがより容易である。
【0009】本発明の別の重要な技術的特徴には、集積
回路中の伝導性要素を相互接続する進歩した方法および
システムを提供することが含まれる。詳細には、相互接
続は第1伝導性要素と重なり合うことができ、また第2
伝導性要素と接することができる。この相互接続および
第2伝導性要素は、一緒に、あるいは部分的に一緒に形
成されよう。こうすれば、伝導性要素は重なり合う必要
がなく、あるいは別個の中間的な配線層によってつなぐ
必要がない。従って、集積回路の製造コストが削減され
る。
【0010】その他の技術的特徴は、以下の図面、説
明、および特許請求の範囲から当業者には容易に明らか
となろう。
【0011】本発明およびそれの特徴をより完全に理解
するために、添付図面を参照しながら以下に詳細な説明
を行う。各図面において、同様な部品を指すために同じ
参照符号が使用されている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施形態およびそれ
の特徴については、ここに図面の図1ないし図4を詳し
く参照することによって最も良く理解できる。いくつか
の各図面を通して、同様な部分を指すのに同じ参照符号
が使用されている。図1−4は集積回路の伝導性要素を
相互接続する方法およびシステムを示している。以下に
より詳しく説明するように、本集積回路は伝導性要素を
含むことができ、それは伝導性要素の隣接区分の幅より
も本質的に広くない幅を備えるコンタクト区分を有して
いる。相互接続は第1伝導性要素と重なり合い、また第
2伝導性要素と接することができる。この相互接続およ
び第2伝導性要素は、一緒に、あるいは部分的に一緒に
形成することができる。このようにすれば、伝導性要素
は、集積回路の寸法を増やし、特性を劣化させる幅広い
コンタクト区分なしに相互接続することができる。更
に、伝導性要素は重なり合う必要がなく、あるいは別個
に形成された中間的な配線層によって接続する必要がな
い。従って、集積回路はより効率的にレイアウトでき、
また製造もできよう。
【0013】図1A−Dは本発明の一実施例に従う、集
積回路の伝導性要素の相互接続を示している。図1Aを
参照すると、集積回路の初期半導体構造10には、基板
12と、一般に絶縁層16によって分離される下側伝導
性要素14とが含まれよう。基板12は酸化物等の絶縁
性材料を含むことができる。本発明のスコープから外れ
ることなしに、基板12はその他の適当な材料または構
造を含むことができることは理解されよう。例えば、基
板12は、トランジスタ等の能動デバイス、コンデン
サ、抵抗体、および同様な部品を含むことができる。従
って、下側導電線性要素14は、伝導性要素14がその
他のデバイスから正しく絶縁される限り、能動的デバイ
スの真ん中に構築できる。
【0014】下側伝導性要素14は基板12の外側に向
かって形成される。下側伝導性要素14は、デジタル、
アナログ、あるいはその他の電気信号またはパルスを記
憶し、運び、あるいはそれに応答することのできる、集
積回路の能動エリアまたはリードを含むことができる。
ここで、下側伝導性要素14は本質的に四角い断面を有
するものとして説明してきたが、本発明のスコープから
外れることなしに、下側伝導性要素14はその他の形状
のものでも構わない。すなわち、例えば、下側伝導性要
素14は、薄膜、層、あるいはウエルを含むことがで
き、また丸くなった端部またはエッジを有することがで
きる。
【0015】下側伝導性要素14のリード実施例におい
て、下側伝導性要素14は金属ストリップ、トレース、
あるいはその他の電気コネクタを含むことができる。金
属リードは、例えば、金属を下層上へスパッタリングあ
るいは蒸着で堆積して、パターニングおよびエッチング
によってその金属を加工してリードを定義するような従
来の集積回路製造技術を用いて形成することができる。
金属としては、アルミニウム、アルミニウム・銅、金属
合金、あるいは適当な金属導体が含まれよう。
【0016】下側伝導性要素14の能動エリア実施例で
は、下側伝導性要素14は、ソース、ドレイン、ゲー
ト、電極、ワードライン、ビットライン、あるいはその
他能動デバイスの適当な領域または構造を含むことがで
きる。能動エリアは、例えば、多結晶、アモルファス、
部分的に再結晶化された、あるいは全体的に再結晶化さ
れたシリコンをドーピングして導電性とするような従来
の集積回路製造技術に従って形成することができる。ド
ーパントとしては、ホウ素等のp形ドーパント、砒素、
またはアンチモン等のn形ドーパント、その他同等な元
素が含まれよう。本発明のスコープから外れることなし
に、下側伝導性要素14は適当な集積回路製造技術によ
って、これとは異なるように構築できることは理解され
よう。
【0017】図1Aおよび図4Aに示されるように、下
側伝導性要素14は下側コンタクト区分18を含んでお
り、下側コンタクト区分18の幅20は下側伝導性要素
14の隣接区分22の幅よりも本質的に広くない。下側
コンタクト区分18は、下側伝導性要素14が相互接続
に接触する区分である。このように、下側伝導性要素1
4には、集積回路の特性を劣化させたり寄生容量を生み
出したりする幅広いコンタクト区分がない。加えて、本
集積回路はより容易にレイアウトでき、幅広いコンタク
ト区分がないため小型である。
【0018】基板12および下側伝導性要素14の外側
に向かって絶縁層16が形成される。一実施例では、絶
縁層16は、下側伝導性要素14および基板12上へ従
来のやり方で堆積させた酸化物を含むことができる。絶
縁層16は、下側伝導性要素14を電気的に絶縁するこ
とのできるその他の誘電体材料を含むことができること
を理解されよう。更に、本発明のスコープから外れるこ
となしに、絶縁層16は適当な集積回路技術によって、
これとは異なるように形成できることを理解されよう。
【0019】絶縁層16中に、下側伝導性要素14の下
側コンタクト区分18の少なくとも一部分を露出するコ
ンタクトホール24が形成される。下側コンタクト区分
18の露出部分は下側コンタクトエリア26を含むこと
ができる。下側コンタクトエリア26は、下側コンタク
ト区分18の、相互接続によってコンタクトが取られる
エリアである。一実施例では、下側コンタクトエリア2
6は下側伝導性要素14の側壁28および上部30を含
むことができる。本発明のスコープから外れることなし
に、下側コンタクトエリア26は下側伝導性要素14の
その他の適当な部分を含むことができる。
【0020】コンタクトホール24は従来のマスキング
とエッチングのプロセスによって形成されよう。一実施
例では、マスクが絶縁層16を覆ってパターニングされ
て、次に、コンタクトホール24が、下方の下側伝導性
要素14へ向かって絶縁層16中に垂直にエッチされよ
う。この実施例では、このエッチングはCF4 やCHF
3 等のカーボン・フルオレンをベースとするガスを使用
する従来の反応性イオンエッチング(RIE)等の異方
性エッチングでよい。エッチングが異方性を有するた
め、絶縁層16中でコンタクトホール24は垂直にエッ
チされ、絶縁層16が横方向に侵食されることは避けら
れよう。こうして、以下により詳細に説明するように、
コンタクトホール24は本質的に垂直な側壁32を有
し、それが相互接続形成のための鋳型となる。
【0021】コンタクトホール24と、コンタクトホー
ル24によって露出される伝導性要素14エリアの寸法
は、マスクを適切にパターニングすることによって制御
できる。一実施例では、コンタクトホール24は、位置
合わせ誤差を補償するために、下側伝導性要素14と本
質的に重なりを有するような寸法および配置とされよ
う。このことによって、コンタクトホール24が下側コ
ンタクト区分18の下側コンタクトエリア26を正しく
露出することが保証される。本発明のスコープから外れ
ることなしに、コンタクトホール24を適当な集積回路
製造技術によって、これとは異なるように形成すること
も可能であることを理解されよう。
【0022】図1Bを参照すると、絶縁層16の外側に
向かって、またコンタクトホール24中に導電性の層4
0が形成される。以下でより詳細に説明するように、上
側伝導性要素と、下側伝導性要素と上側伝導性要素とを
接続する相互接続とが、この導電性層40から形成され
よう。既に下側伝導性要素14に関連して説明したよう
に、上側伝導性要素は、デジタル、アナログ、あるいは
その他の電気信号またはパルスを記憶し、運び、あるい
はそれに応答することのできる、集積回路のリードまた
は能動エリアを含むことができる。上側伝導性要素のリ
ード実施例において、導電層40は、例えば、金属を絶
縁層16上およびコンタクトホール24中へスパッタリ
ングあるいは蒸着するなど、適当な任意のプロセスによ
って形成することができる。金属としては、アルミニウ
ム、アルミニウム・銅、金属合金、あるいは同等な材料
が含まれよう。上側伝導性要素の能動エリア実施例で
は、導電層40は、例えば、多結晶、アモルファス、部
分的に再結晶化された、あるいは全体的に再結晶化され
たシリコンをドーピングして導電性とするなど任意の適
当なプロセスによって形成した導電性半導体材料を含む
ことができる。ドーパントとしては、ホウ素等のp形ド
ーパント、砒素、またはアンチモン等のn形ドーパント
が含まれ、その場ドープあるいはその他のやり方でドー
プすることができる。本発明のスコープから外れること
なしに、導電層40はその他の適当な材料を含むことが
でき、あるいはその他のやり方で形成できることを理解
されよう。
【0023】図1Cを参照すると、導電層40の過剰部
分が除去されて、上側伝導性要素42および相互接続4
4が形成される。
【0024】導電層40の過剰部分は、適当なエッチン
グプロセスによって絶縁層16およびコンタクトホール
24から除去されよう。エッチャントは、絶縁層16に
対して導電層40を選択エッチすべきである。本発明の
スコープから外れることなしに、導電層40の過剰部分
は絶縁層16およびコンタクトホール24から、適当な
集積回路プロセス技術によって、これとは異なるように
除去することもできることを理解されよう。
【0025】図1Cおよび図4Aに示されるように、上
側伝導性要素42は上側コンタクト区分46を含み、そ
の幅48は上側伝導性要素42の隣接区分50の幅より
も本質的に広くない。上側コンタクト区分46は、相互
接続44と接触する上側伝導性要素42の区分である。
このように、上側伝導性要素42は、集積回路の特性を
劣化させ寄生容量を生み出すような幅広いコンタクト区
分を持たない。更に、本集積回路はより容易にレイアウ
トでき、また幅広いコンタクト区分がないためより小型
となっている。
【0026】一実施例では、下側コンタクト区分18
は、下側伝導性要素14の隣接区分22に対して均一ま
たは本質的に均一な幅20を有している。同様に、上側
コンタクト区分46は、上側伝導性要素42の隣接区分
50に対して均一または本質的に均一な幅48を有して
いる。この実施例およびその他の実施例において、伝導
性要素14および42の下側および上側コンタクト区分
18および46は重なり合わないものとすることができ
る。隣接区分22および50と、伝導性要素14および
42の他の部分もまた、重なり合わないものとすること
ができる。下側および上側コンタクト区分18、46、
隣接区分22、50、および伝導性要素14、42の他
の部分は、その他のやり方で互いに適切に配置できるこ
とを理解されよう。例えば、図4B−Dに示され、後に
より詳細に説明するように、下側コンタクト区分、上側
コンタクト区分、あるいは両者は伝導性要素の隣接区分
から水平方向にずらして配置することによって、互いに
部分的に重なり合うようにすることもできる。更に、本
発明のスコープから外れることなしに、コンタクト区分
18および46は、その他のやり方で、伝導性要素の隣
接区分の幅よりも本質的に広くない幅を有するようにも
できることを理解されよう。例えば、コンタクト区分の
一方または両方は、伝導性要素の隣接区分の幅よりも狭
い幅を有するようにもできる。
【0027】上側伝導性要素42は、相互接続44へつ
ながる上側コンタクトエリア52を含むことができる。
上側コンタクトエリア52は、相互接続44が接触する
コンタクト区分46のエリアである。一実施例では、上
側コンタクトエリア52は上側伝導性要素42の底54
を含むことができる。この実施例では、上側伝導性要素
42の底は、絶縁層16の表面56上に、あるいはそれ
と同じレベルに取り付けられた上側伝導性要素42のそ
の部分を含むことができる。本発明のスコープから外れ
ることなしに、上側コンタクトエリア52は、上側伝導
性要素42のその他の適当な部分を含むことができるこ
とを理解されよう。更に、上側伝導性要素42は本質的
に四角い断面を有するように示されてきたが、本発明の
スコープから外れることなしに、上側伝導性要素42は
その他の形状とすることができることを理解されよう。
すなわち、例えば、上側伝導性要素42は、薄膜、層、
またはウエルを含むことができ、あるいは丸くなった端
部またはエッジを有するようにもできる。
【0028】相互接続44は、下側および上側伝導性要
素14および42のコンタクトエリア26と52との間
に延びて、それらを接続する。既に述べたように、下側
コンタクトエリア26は下側伝導性要素14の側壁28
および上部30を含むことができ、また上側コンタクト
エリア52は上側伝導性要素42の底54を含むことが
できる。このように、相互接続44は下側伝導性要素1
4に重なり、それに接してよく、また上側伝導性要素4
2と重なり合ってよい。更に、相互接続44および上側
伝導性要素42は、一緒に、あるいは部分的に一緒に形
成することができる。従って、伝導性要素14および4
2のコンタクト区分18と46とは、幅広い、重なり合
った、あるいは別々に形成された中間的な配線層なしに
相互接続することができる。この結果、本集積回路は小
型化され、性能も改善される。更に、本集積回路はより
効率的にレイアウトでき、製造できる。
【0029】図1Cに示されるように、上側伝導性要素
42に関連して述べたのと同じようにして、導電層40
から付加的な上側伝導性要素60を形成することができ
る。付加的な上側伝導性要素60は、下側伝導性要素1
4、上側伝導性要素42、および相互接続44から分離
されよう。こうして、1回の、堆積、マスキング、およ
びエッチングプロセスを使用して、複数個の、相互接続
および分離された上側伝導性要素42および60を形成
することができる。このような相互接続および分離され
た伝導性要素42および60は、メモリデバイスの異な
る能動エリアへつながれた並列ビットラインであるかも
知れない。本発明のスコープから外れることなしに、そ
の他のタイプのデバイス用のその他のタイプの伝導性要
素を、本発明の方法およびシステムを使用して形成する
ことができることを理解されよう。
【0030】図1Dを参照すると、絶縁層16、上側伝
導性要素42、60、およびコンタクトホール24中に
取り付けられた相互接続44の外側に向かって、第2絶
縁層62が形成される。一実施例では、第2絶縁層62
は、絶縁層16、上側伝導性要素42、60、および相
互接続44上へ従来の方法で堆積された酸化物を含むこ
とができる。第2絶縁層62は、相互接続44、上側伝
導性要素42および60を電気的に絶縁できるその他の
誘電体材料を含むことができることを理解されよう。更
に、本発明のスコープから外れることなしに、第2絶縁
層62は適当な集積回路プロセス技術によって、これと
は異なるように形成できることを理解されよう。
【0031】図2A−Dは本発明の別の実施例に従う、
集積回路の伝導性要素の相互接続を示している。図2A
を参照すると、集積回路の初期半導体構造110には、
基板12と、一般に絶縁層116によって分離される下
側伝導性要素114とが含まれよう。基板112、下側
伝導性要素114、および絶縁層116は、基板12、
下側伝導性要素14、および絶縁層16に関連して前に
述べたのと同じように構成、作製でき、また同じような
材料を含むことができる。コンタクトホール24に関連
して既に述べたのと同じように、絶縁層116中にコン
タクトホール124が形成されよう。コンタクトホール
124は下側伝導性要素114の下側コンタクト区分1
18の少なくとも一部分を露出する。
【0032】図2Bを参照すると、絶縁層116の外側
に向かって、またコンタクトホール124中に、第1導
電層140が形成される。第1導電層140の外側に向
かって第2導電層141が形成される。第1および第2
導電層140および141は、導電層40に関連して既
に述べたのと同じように形成でき、また同じような材料
を含むことができる。
【0033】図2Cを参照すると、導電層140および
141の過剰部分が除去されて、上側伝導性要素142
および相互接続144が形成される。導電層140およ
び141の過剰部分は、導電層40の過剰部分を除去す
ることに関連して既に述べたのと同じように、適当なエ
ッチングプロセスによって除去されよう。第1導電層を
エッチするために用いられるエッチャントは、絶縁層1
16に対して第1導電層140を選択エッチすべきであ
る。
【0034】上側伝導性要素142の第1部分142a
と相互接続144とが、第1導電層140から形成され
る。上側伝導性要素142の第2部分142bが第2導
電層141から形成される。このように、上側伝導性要
素142と相互接続144とは異種の材料を含み、後続
の導電性層の堆積と、それに続く1回のマスキングおよ
びエッチングプロセスとによって一緒に形成されよう。
【0035】一実施例において、上側伝導性要素142
の第1および第2部分142aおよび142bはそれぞ
れ上側伝導性要素142の厚さの半分ずつを含むことに
なろう。本発明のスコープから外れることなしに、上側
伝導性要素142の第1および第2部分142aおよび
142bの相対的な厚さは適宜変更できることを理解さ
れよう。すなわち、第1および第2部分142aおよび
142bの相対的な厚さは、上側伝導性要素142の望
ましい特性と、第1および第2導電層140および14
1の材料とに依存して調節できる。
【0036】下側伝導性要素114の下側コンタクト区
分118と上側伝導性要素142の上側コンタクト区分
146との間に相互接続144が延びて、それらをつな
いでいる。下側および上側のコンタクト区分18および
46に関連して既に述べたのと同じように、下側および
上側のコンタクト区分118および146は、それぞれ
伝導性要素の隣接区分の幅よりも本質的に広くない幅を
有している。一実施例では、これらのコンタクト区分
は、伝導性要素の隣接区分に対して均一または本質的に
均一な幅を有している。この実施例で、下側コンタクト
区分118の下側コンタクトエリア126は下側伝導性
要素114の側壁128および上部130を含むことが
でき、また上側コンタクト区分146の上側コンタクト
エリア152は上側伝導性要素142の底154を含む
ことができる。このように、相互接続144は下側伝導
性要素114と重なり合い、それに接し、また上側伝導
性要素142と重なり合うことができる。従って、伝導
性要素114および142のコンタクト区分118およ
び146は、幅広い、重なり合った、あるいは別個に形
成された中間的な配線層なしに相互接続されよう。この
結果、集積回路は小型になり、性能は改善される。更
に、本集積回路はより効率よくレイアウトされ、製造さ
れよう。
【0037】図2Cに示されるように、上側伝導性要素
142に関連して既に述べたのと同じようにして、第1
および第2導電層140および141から付加的な上側
伝導性要素160が形成されよう。付加的な上側伝導性
要素60に関連して既に述べたのと同じように、この付
加的な上側伝導性要素160は、下側伝導性要素11
4、上側伝導性要素142、および相互接続144から
分離されよう。
【0038】図2Dを参照すると、絶縁層116、上側
伝導性要素142、160、およびコンタクトホール1
24中に取り付けられた相互接続144の外側に向かっ
て第2絶縁層162が形成される。第2絶縁層162
は、第2絶縁層62に関連して既に述べたのと同じよう
に形成され、同じような材料を含むことができる。
【0039】図3A−Fは本発明の更に別の実施例に従
う、集積回路の伝導性要素の相互接続を示している。図
3Aを参照すると、集積回路の初期半導体構造210に
は、基板212と、一般には絶縁層216によって分離
される下側伝導性要素214とが含まれている。基板2
12、下側伝導性要素214、および絶縁層216は、
基板12、下側伝導性要素14、および絶縁層16に関
して既に述べたのと同じように構成および作製され、同
じような材料を含むことができる。コンタクトホール2
4に関して既に述べたのと同じように、絶縁層216中
にコンタクトホール224が形成される。コンタクトホ
ール224は下側伝導性要素214の下側コンタクト区
分218の少なくとも一部分を露出する。
【0040】図3Bを参照すると、絶縁層216の外側
に向かって、更にコンタクトホール224中に第1導電
層240が形成される。第1導電層240は、導電層4
0に関して既に述べたのと同じように形成され、同じよ
うな材料を含むことができる。
【0041】図3Cを参照すると、第1導電層240の
過剰部分が除去されて、相互接続244の第1部分24
4aが形成される。第1導電層240の過剰部分は、導
電層40の過剰部分の除去に関して既に述べたのと同じ
ような適当なエッチングプロセスによって除去されよ
う。第1導電層240をエッチするために使用されるエ
ッチャントは、絶縁層216に対して第1導電層240
を選択エッチすべきである。
【0042】図3Dを参照すると、絶縁層216と、コ
ンタクトホール224中の相互接続244の第1部分2
44aとの外側に向かって、第2導電層241が形成さ
れる。第2導電層241は、導電層40に関して既に述
べたのと同じように形成され、同じような材料を含むこ
とができる。
【0043】図3Eを参照すると、第2導電層241の
過剰部分が除去されて、上側伝導性要素242と相互接
続244の第2部分244bとが形成される。このよう
に、上側伝導性要素242と相互接続244とは異種の
材料を含み、部分的に一緒に形成できる。第2導電層2
41の過剰部分は、導電層40の過剰部分の除去に関し
て既に述べたのと同じような適当なエッチングプロセス
によって除去されよう。第2導電層241をエッチする
ために使用されるエッチャントは、コンタクトホール2
24中にある相互接続244の第1部分244aに対し
て第2導電層241を選択エッチすべきである。
【0044】相互接続244は、下側伝導性要素214
の下側コンタクト区分218と上側伝導性要素242の
上側コンタクト区分246との間に延びており、それら
をつないでいる。下側および上側コンタクト区分18お
よび46に関して既に述べたのと同じように、下側およ
び上側コンタクト区分218および246は、それぞ
れ、伝導性要素の隣接区分の幅よりも本質的に広くない
幅を有している。一実施例では、これらのコンタクト区
分は伝導性要素の隣接区分に対して均一、または本質的
に均一な幅を有することができる。この実施例で、下側
コンタクト区分218の下側コンタクトエリア226
は、下側伝導性要素214の側壁228および上部23
0を含むことができ、また上側コンタクト区分246の
上側コンタクトエリア252は上側伝導性要素242の
底254を含むことができる。このように、相互接続2
44は下側伝導性要素214と重なり合い、それに接
し、また上側伝導性要素242と重なり合うことができ
る。従って、伝導性要素214および242のコンタク
ト区分218および246は、幅広い、重なり合った、
あるいは別個に形成された中間的な配線層なしに相互接
続することができる。この結果、集積回路は小型とな
り、性能も向上する。更に、本集積回路はより効率的に
レイアウトでき、また製造できる。
【0045】一実施例では、相互接続244の第1部分
244aが下側コンタクト区分218の下側コンタクト
エリア226に接触し、また第2部分244bが上側コ
ンタクト区分246に接触する。こうして、相互接続2
44の第1部分244aが、下側伝導性要素214の側
壁228および上部230を覆う。相互接続244の第
2部分244bは、上側伝導性要素242の底254の
下側と揃っている。本発明のスコープから外れることな
しに、相互接続244の第1および第2部分244aお
よび244bは、相対的に適宜変更できることを理解さ
れよう。すなわち、第1および第2部分244aおよび
244bの相対的な厚さは、相互接続244の望ましい
特性に依存して、また第1および第2導電層240およ
び241の材料に依存して調節されよう。
【0046】図3Eに示されるように、上側伝導性要素
242に関して既に述べたのと同じように、第2導電層
241から付加的な上側伝導性要素260が形成されよ
う。付加的な上側伝導性要素260は、付加的な上側伝
導性要素60に関して既に述べたのと同じように、下側
伝導性要素214、上側伝導性要素242、および相互
接続244から分離されよう。図3Fを参照すると、絶
縁層216、上側伝導性要素242、260、およびコ
ンタクトホール224中の相互接続244の外側に向か
って第2絶縁層262が形成される。第2絶縁層262
は、第2絶縁層62に関して既に述べたのと同じように
形成され、同じような材料を含むことができる。
【0047】図4A−Dは本発明の方法およびシステム
に従って相互接続されるDRAMセル300を示してい
る。DRAMセル300はセル・オーバー・ビットライ
ン(COB)構造を含んでいる。DRAMセルは、ビッ
トラインコンタクトはビットラインへつながなければな
らないが、蓄積ノードはビットラインに接触してはなら
ないという、ビットラインコンタクトおよび蓄積ノード
コンタクトに関して、厳しいレイアウト制約を有してい
る。この制約のため、本発明は、能動領域とビットライ
ンとが本質的に均一な幅で構築できて、中間層なしに相
互接続できるため、DRAMセルに対して特に有利であ
る。従って、能動エリアが広がることによる小さい分離
領域の問題や、ビットラインが幅広くなることによる高
い容量および抵抗の問題は本質的に低減または解消され
る。更に、製造コストも節減できる。本発明の方法およ
びシステムに従って、その他の電子デバイスおよび部品
を相互接続することにより、その他の適切なタイプの電
子デバイスや回路を相互接続したり形成したりできるこ
とを理解されよう。
【0048】図4A−Dを参照すると、DRAMセル3
00は複数の能動エリア302およびビットライン30
4を含んでいる。能動エリア302は、既に下側伝導性
要素14、114、および214に関して述べたよう
に、ドープされたシリコンを含むことができる。下側伝
導性要素14に関して既に述べたように、能動エリア3
02は能動エリア302の隣接区分22に対して本質的
に均一な幅を有するコンタクト区分18を有することが
できる。ビットライン304は、既に上側伝導性要素4
2、142、および242に関して述べたように、リー
ドを含むことができる。上側伝導性要素42に関して述
べたように、ビットライン304はビットライン304
の隣接区分50に対して本質的に均一な幅を有するコン
タクト区分46を有することができる。
【0049】能動エリア302およびビットライン30
4は、既に絶縁層16、116、および216に関して
述べたように、ビットライン306下の絶縁体によって
互いに分離されるのが一般的である。能動エリア302
およびビットライン304は、既に相互接続44、14
4、および244に関して述べたように、ビットライン
308によって相互接続されよう。こうして、ビットラ
インコンタクト308は能動エリア302の一部分と重
なり合い、それに接し、またビットライン304の一部
と重なり合うことができる。更に、ビットラインコンタ
クト308は、能動エリア302とビットライン304
との間で本質的に均一な幅を有する。従って、能動エリ
ア302およびビットライン304は、幅広い、重なり
合った、あるいは別個に形成された中間的な配線層なし
に相互接続される。この結果、DRAMセル300は小
型化し、性能も向上する。更に、DRAMセル300
は、ビットライン304へつながるビットラインコンタ
クト308と、ビットライン304から適宜離された蓄
積ノードコンタクト310とともに、より容易にレイア
ウトできる。
【0050】図4AのDRAMセル実施例に関しては、
能動エリア302およびビットライン304は本質的に
真っ直ぐで、互いに平行になっている。能動エリア30
2およびビットライン304は幅が均一で、互いに重な
ることがない。このように、DRAMセルは本実施例の
中で、非常に容易にレイアウトでき、構築できる。
【0051】図4BのDRAMセル実施例に関しては、
能動エリア302は本質的に真っ直ぐである。ビットラ
イン304はコンタクト区分46を含み、それは、ビッ
トライン304の隣接区分50から水平にずらされて、
能動エリア302のコンタクト区分18と少なくとも部
分的に重なり合うようにされている。このコンタクト区
分の重なりは、DRAMセル製造時の位置合わせ誤差を
補償できる。この実施例で、コンタクト区分は互いに重
なり合うが、ビットラインコンタクト308は能動エリ
ア302上で揃ったままで、それに接しており、ビット
ライン304の下とも揃っている。更に、図4Bに示さ
れるように、ビットライン304の幅は均一なままであ
る。
【0052】図4CのDRAMセル実施例に関しては、
能動エリア302がコンタクト区分18を含み、それが
能動エリア302の隣接区分22から水平にずらされ
て、ビットライン304のコンタクト区分46と少なく
とも部分的に重なり合うようになっている。ビットライ
ン304は本質的に真っ直ぐである。既に述べたよう
に、コンタクト区分の重なりは、DRAMセル製造時の
位置合わせ誤差を補償できる。この実施例で、コンタク
ト区分は互いに重なり合っているが、ビットラインコン
タクト308は能動エリア302上で揃ったままで、そ
れに接しており、またビットライン304の下とも揃っ
ている。更に、図4Cに示されるように、能動エリア3
02の幅は均一なままである。
【0053】図4DのDRAMセル実施例に関しては、
能動エリア302がコンタクト区分18を含み、それが
能動エリア302の隣接区分22から水平にずらされ
て、ビットライン304のコンタクト区分46と少なく
とも部分的に重なり合うようになっている。ビットライ
ン304はコンタクト区分46を含み、それはビットラ
イン304の隣接区分50から水平にずらされて、能動
エリア302のコンタクト区分18と少なくとも部分的
に重なり合うようになっている。既に述べたように、コ
ンタクト区分の重なりは、DRAMセル製造時の位置合
わせ誤差を補償することができる。この実施例で、コン
タクト区分は互いに重なり合っているが、ビットライン
コンタクト308は能動エリア302上で揃ったまま
で、それに接しており、またビットライン304の下と
も揃っている。更に、図4Dに示されるように、能動エ
リア302およびビットライン304の幅は均一なまま
である。
【0054】本発明はいくつかの実施例に関して説明し
てきたが、当業者には各種の変更および修正が示唆され
よう。本発明は、そのような変更および修正が本発明の
範囲に包含されることを意図している。
【0055】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1)集積回路の伝導性要素を相互接続する方法であっ
て、下側伝導性要素であって、それの隣接区分の幅より
も本質的に広くない幅を備える下側コンタクト区分を有
する下側伝導性要素を形成する工程、前記下側伝導性要
素の外側に向かって絶縁層を形成する工程、前記下側コ
ンタクト区分の少なくとも一部分を露出するコンタクト
ホールを、前記絶縁層中に形成する工程、前記コンタク
トホール中に、前記下側伝導性要素の前記下側コンタク
ト区分へつながる相互接続を形成する工程、および前記
相互接続と重なり合って、それへつながれた上側コンタ
クト区分を有する上側伝導性要素であって、前記上側コ
ンタクト区分の幅が前記上側伝導性要素の隣接区分の幅
よりも本質的に広くないような上側伝導性要素を形成す
る工程、を含む方法。
【0056】(2)第1項記載の方法であって、ここに
おいて、前記コンタクトホールが本質的に垂直な側壁を
有している方法。
【0057】(3)第1項記載の方法であって、ここに
おいて、前記上側伝導性要素が前記絶縁層の外側に向か
って形成される方法。
【0058】(4)第1項記載の方法であって、ここに
おいて、前記相互接続が、前記下側コンタクト区分の下
側コンタクトエリアと、前記上側コンタクト区分の上側
コンタクトエリアとに接触している方法。
【0059】(5)第4項記載の方法であって、ここに
おいて、前記下側コンタクトエリアが前記下側コンタク
ト要素の側壁を含んでいる方法。
【0060】(6)第4項記載の方法であって、ここに
おいて、前記下側コンタクトエリアが前記下側コンタク
ト要素の側壁および上部を含んでいる方法。
【0061】(7)第4項記載の方法であって、ここに
おいて、前記上側コンタクトエリアが前記上側コンタク
ト要素の底を含んでいる方法。
【0062】(8)第4項記載の方法であって、ここに
おいて、前記下側コンタクトエリアが前記下側コンタク
ト要素の側壁および上部を含んでおり、また前記上側コ
ンタクトエリアが前記上側コンタクト要素の底を含んで
いる方法。
【0063】(9)第1項記載の方法であって、ここに
おいて、前記相互接続および前記上側伝導性要素が導電
性材料の単一層から形成される方法。
【0064】(10)第1項記載の方法であって、前記
相互接続および前記上側伝導性要素を形成する前記工程
が、前記コンタクトホール中、および前記絶縁層の外側
に向かって、導電層を堆積させる工程、および前記導電
層の過剰部分を除去して、前記コンタクトホール中に取
り付けられた相互接続と、前記相互接続の外側に向かっ
て取り付けられた上側伝導性要素とを残す工程、を含ん
でいる方法。
【0065】(11)第1項記載の方法であって、ここ
において、前記相互接続および前記上側伝導性要素が導
電性材料の複数層から形成される方法。
【0066】(12)第1項記載の方法であって、前記
相互接続および前記上側伝導性要素を形成する前記工程
が、前記コンタクトホール中および前記絶縁層の外側に
向かって、第1導電層を堆積させる工程、前記第1導電
層の過剰部分を除去して、前記コンタクトホールの第1
部分中に取り付けられた相互接続の第1部分を残す工
程、前記コンタクトホールの第2部分中および前記絶縁
層の外側に向かって、第2導電層を堆積させる工程、お
よび前記第2導電層の過剰部分を除去して、前記コンタ
クトホールの前記第2部分中に取り付けられた相互接続
の第2部分と、前記相互接続の前記第2部分の外側に向
かって取り付けられた前記上側伝導性要素とを残す工
程、を含んでいる方法。
【0067】(13)第1項記載の方法であって、前記
相互接続および前記上側伝導性要素を形成する前記工程
が、前記コンタクトホール中および前記絶縁層の外側に
向かって、第1導電層を堆積させる工程、前記第1導電
層の外側に向かって第2導電層を堆積させる工程、前記
第1導電層の過剰部分を除去して、前記コンタクトホー
ル中に取り付けられた相互接続と、前記相互接続の外側
に向かって取り付けられた上側伝導性要素の第1部分と
を残す工程、および前記第2導電層の過剰部分を除去し
て、前記上側伝導性要素の前記第1部分の外側に向かっ
て取り付けられた前記上側伝導性要素の第2部分を残す
工程、を含んでいる方法。
【0068】(14)第1項記載の方法であって、ここ
において、前記下側コンタクト区分が前記下側伝導性要
素の前記隣接区分に対して均一な幅を有しており、前記
上側コンタクト区分が前記上側伝導性要素の前記隣接区
分に対して均一な幅を有している方法。
【0069】(15)第1項記載の方法であって、ここ
において、前記上側および下側伝導性要素のコンタクト
区分が重なり合っていない方法。
【0070】(16)第1項記載の方法であって、ここ
において、前記伝導性要素の少なくとも一方の前記コン
タクト区分が前記伝導性要素の前記隣接区分から水平に
ずらされて、前記他方の伝導性要素の前記コンタクト区
分と少なくとも部分的に重なり合っている方法。
【0071】(17)メモリデバイスを製造する方法で
あって、基板上へ、第1能動領域であって、前記第1能
動領域の隣接区分の幅よりも本質的に広くない幅を備え
る第1コンタクト区分を有する第1能動領域を形成する
工程、前記基板上へ、第2能動領域であって、前記第2
能動領域の隣接区分の幅よりも本質的に広くない幅を備
える第2コンタクト区分を有する第2能動領域を形成す
る工程、前記第1および第2能動領域と、前記基板との
外側に向かって第1絶縁層を形成する工程、前記絶縁層
中に、前記第1コンタクト区分の少なくとも一部分を露
出する第1コンタクトホールと、前記第2コンタクト区
分の少なくとも一部分を露出する第2コンタクトホール
とを形成する工程、前記第1コンタクトホール中に、前
記第1能動領域の前記第1コンタクト区分へつながる第
1相互接続を形成する工程、前記第2コンタクトホール
中に、前記第2能動領域の前記第2コンタクト区分へつ
ながる第2相互接続を形成する工程、および前記第1相
互接続と重なり合って、それにつながる第1の上側コン
タクト区分と、前記第2相互接続と重なり合って、それ
につながる第2の上側コンタクト区分とを有する上側伝
導性要素であって、前記第1および第2の上側コンタク
ト区分がそれぞれ前記上側伝導性要素の隣接区分の幅よ
りも本質的に広くない幅を有している上側伝導性要素を
形成する工程、を含む方法。
【0072】(18)第17項記載の方法であって、こ
こにおいて、前記能動領域がDRAMセルの能動エリア
を含んでおり、前記伝導性要素がDRAMセルのビット
ラインを含んでいる方法。
【0073】(19)第17項記載の方法であって、前
記相互接続および上側伝導性要素を形成する前記工程
が、前記コンタクトホール中および前記絶縁層の外側に
向かって導電層を堆積させる工程、および前記導電層の
過剰部分を除去して、前記第1コンタクトホール中に取
り付けられた前記第1相互接続、前記第2コンタクトホ
ール中に取り付けられた前記第2相互接続、および前記
相互接続の外側に向かって取り付けられた前記上側伝導
性要素を残す工程、を含んでいる方法。
【0074】(20)第17項記載の方法であって、前
記相互接続および前記上側伝導性要素を形成する前記工
程が、前記コンタクトホール中および前記絶縁層の外側
に向かって第1導電層を堆積させる工程、前記第1導電
層を過剰部分を除去して、前記第1コンタクトホールの
第1部分中に取り付けられた前記第1相互接続の第1部
分と、前記第2コンタクトホールの第1部分中に取り付
けられた前記第2相互接続の第1部分とを残す工程、前
記第1コンタクトホールの第1部分中、前記第2コンタ
クトホールの第2部分中、および前記絶縁層の外側に向
かって第2導電層を堆積させる工程、および前記第2導
電層の過剰部分を除去して、前記第1コンタクトホール
の前記第2部分中に取り付けられた第1相互接続の第2
部分、前記第2コンタクトホールの前記第2部分中に取
り付けられた前記第2相互接続の第2部分、および前記
第1および第2相互接続の前記第2部分の外側に向かっ
て取り付けられた前記上側伝導性要素を残す工程、を含
んでいる方法。
【0075】(21)第17項記載の方法であって、前
記相互接続および前記上側伝導性要素を形成する前記工
程が、前記コンタクトホール中および前記絶縁層の外側
に向かって、第1導電層を堆積させる工程、前記第1導
電層の外側に向かって第2導電層を堆積させる工程、前
記第1導電層の過剰部分を除去して、前記第1コンタク
トホール中に取り付けられた前記第1相互接続、前記第
2コンタクトホール中に取り付けられた前記第2相互接
続、および前記相互接続の外側に向かって取り付けられ
た前記上側伝導性要素の第1部分を残す工程、および前
記第2導電層の過剰部分を除去して、前記上側伝導性要
素の前記第1部分の外側に向かって取り付けられた前記
上側伝導性要素の第2部分を残す工程、を含んでいる方
法。
【0076】(22)集積回路であって、下側伝導性要
素であって、前記下側伝導性要素の隣接区分の幅よりも
本質的に広くない幅を備える下側コンタクト区分を有す
る下側伝導性要素、上側伝導性要素であって、前記上側
伝導性要素の隣接区分の幅よりも本質的に広くない幅を
備える上側コンタクト区分を有する上側伝導性要素、前
記下側および上側の伝導性要素間に取り付けられた絶縁
層、および前記下側および上側の伝導性要素のコンタク
ト区分間をつなぐ相互接続であって、前記下側伝導性要
素の側壁と、前記上側伝導性要素の底とに接触する相互
接続、を含む集積回路。
【0077】(23)伝導性要素を相互接続する方法お
よびシステムは、下側伝導性要素(14,114,21
4)の隣接区分(22)の幅よりも本質的に広くない幅
を備える下側コンタクト区分(18,118,218)
を有する下側伝導性要素(14,114,214)を形
成する工程を含む。下側伝導性要素(14,114,2
14)の外側に向かって絶縁層(16,116,21
6)が形成される。下側コンタクト区分(18,11
8,218)の少なくとも一部分を露出するコンタクト
ホール(24,124,224)が絶縁層(16,11
6,216)中に形成される。コンタクトホール中に、
下側コンタクト区分へつながる相互接続(44,14
4,244)が形成される。相互接続(44,144,
244)と重なり合って、それへつながる上側コンタク
ト区分(46,146,246)を有する上側伝導性要
素(42,142,242)が形成される。上側コンタ
クト区分(46,146,246)は、上側伝導性要素
(42,142,242)の隣接区分(50)の幅より
も本質的に広くない幅を有する。
【関連出願へのクロスリファレンス】本出願は、”集積
回路中の伝導性要素を相互接続する方法およびシステ
ム”(TI−22195)と題する同時係属出願の米国
特許出願第60/070,436号に関連する。
【図面の簡単な説明】
【図1】AないしDは、本発明の一実施形態に従う、集
積回路の伝導性要素を相互接続する方法およびシステム
を示す一連の模式的断面図。
【図2】AないしDは、本発明の別の実施形態に従う、
集積回路の伝導性要素を相互接続する方法およびシステ
ムを示す一連の模式的断面図。
【図3】AないしFは、本発明の更に別の実施形態に従
う、集積回路の伝導性要素を相互接続する方法およびシ
ステムを示す一連の模式的断面図。
【図4】AないしDは、本発明のDRAMセル実施形態
用の伝導性要素の構成を示す一連の平面図。
【符号の説明】
10,110,210 初期半導体構造 12,112,212 基板 14,114,214 下側伝導性要素 16,116,216 絶縁層 18,118,218 下側コンタクト区分 20 幅 22 隣接区分 24,124,224 コンタクトホール 26,126,226 下側コンタクトエリア 28,128,228 下側伝導性要素の側壁 30,130,230 下側伝導性要素の上部 32 コンタクトホールの側壁 40 導電層 140,240 第2導電層 141,241 第2導電層 42,142 上側伝導性要素 142a 上側伝導性要素の第1部分 142b 上側伝導性要素の第2部分 44,144,244 相互接続 244a 相互接続の第1部分 244b 相互接続の第2部分 46,146,246 上側コンタクト区分 48 幅 50 隣接区分 52,152,252 上側コンタクトエリア 54,154,254 上側伝導性要素の底 60,160,260 付加的上側伝導性要素 62,162,262 第2絶縁層 300 DRAMセル 302 能動エリア 304 ビットライン 306 ビットライン 308 ビットラインコンタクト 310 蓄積ノードコンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH04 HH05 HH08 HH09 JJ01 JJ04 JJ05 JJ08 JJ09 KK01 KK04 KK05 KK08 KK09 LL04 MM05 NN01 NN12 NN34 PP15 PP19 QQ09 QQ13 QQ16 QQ37 VV16 XX03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路の伝導性要素を相互接続する方
    法であって、 下側伝導性要素であって、それの隣接区分の幅よりも本
    質的に広くない幅を備える下側コンタクト区分を有する
    下側伝導性要素を形成する工程、 前記下側伝導性要素の外側に向かって絶縁層を形成する
    工程、 前記下側コンタクト区分の少なくとも一部分を露出する
    コンタクトホールを、前記絶縁層中に形成する工程、 前記コンタクトホール中に、前記下側伝導性要素の前記
    下側コンタクト区分へつながる相互接続を形成する工
    程、および前記相互接続と重なり合って、それへつなが
    れた上側コンタクト区分を有する上側伝導性要素であっ
    て、前記上側コンタクト区分の幅が前記上側伝導性要素
    の隣接区分の幅よりも本質的に広くないような上側伝導
    性要素を形成する工程、を含む方法。
  2. 【請求項2】 集積回路であって、 下側伝導性要素であって、前記下側伝導性要素の隣接区
    分の幅よりも本質的に広くない幅を備える下側コンタク
    ト区分を有する下側伝導性要素、 上側伝導性要素であって、前記上側伝導性要素の隣接区
    分の幅よりも本質的に広くない幅を備える上側コンタク
    ト区分を有する上側伝導性要素、 前記下側および上側の伝導性要素間に取り付けられた絶
    縁層、および前記下側および上側の伝導性要素のコンタ
    クト区分間をつなぐ相互接続であって、前記下側伝導性
    要素の側壁と、前記上側伝導性要素の底とに接触する相
    互接続、を含む集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7268069B2 (en) 2003-11-17 2007-09-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of fabricating semiconductor device having multilayer wiring structure
US11837548B2 (en) 2021-02-17 2023-12-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same

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