JP2000208487A - 局部エッチング装置及び局部エッチング方法 - Google Patents

局部エッチング装置及び局部エッチング方法

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JP2000208487A
JP2000208487A JP11004562A JP456299A JP2000208487A JP 2000208487 A JP2000208487 A JP 2000208487A JP 11004562 A JP11004562 A JP 11004562A JP 456299 A JP456299 A JP 456299A JP 2000208487 A JP2000208487 A JP 2000208487A
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local etching
heating
temperature
discharge
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Chikau Tanaka
誓 田中
Michihiko Yanagisawa
道彦 柳澤
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SpeedFam-IPEC Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ放電の点火前に放電管を予熱してお
くことにより、局部エッチング処置のスループットの向
上を図った局部エッチング装置及び局部エッチング方法
を提供する。 【解決手段】 局部エッチング装置は、プラズマ発生器
1とアルミナ放電管2と加熱器6とを具備している。そ
して、加熱器6を、電熱線60と、電熱線60に電圧を
印加するための電源61と、電源61から電熱線60に
印加する電圧を制御する電圧昇降器62とで構成した。
これにより、プラズマ発生器1によるプラズマ放電直前
まで、加熱器6によってアルミナ放電管2を所望温度迄
加熱しておくことができる。この結果、アルミナ放電管
2がプラズマ放電による熱によって所望温度まで昇温す
るまで局部エッチング処理作業を待つ必要がなく、プラ
ズマ放電後直ちに、局部エッチング処理作業を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウエハ表面の凸
部をラジカルにより局部的にエッチングして平坦化し、
あるいはウエハの相対的に厚い部分を局部的にエッチン
グしてウエハの厚さ分布を均一にするための局部エッチ
ング装置及び局部エッチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の局部エッチング装置の
一例を示す概略断面図である。この局部エッチング装置
は、放電管100とガス供給装置110とプラズマ発生
器120とステージ130とを有している。かかる構成
により、ガス供給装置110から放電管100にガスを
供給すると共に、プラズマ発生器120のマイクロ波発
振器121から導波管122内にマイクロ波Mを発振し
て、放電管100内のガスをプラズマ放電させ、このプ
ラズマ放電で生成されたラジカルGを放電管100のノ
ズル部101からステージ130上のウエハW上に噴射
させることができる。そして、ステージ130を水平方
向に移動させることで、ウエハWの表面のうち規定厚さ
よりも相対的に厚い部分(以下、「相対厚部」という)
Waをノズル101の真下に導き、ラジカルGをノズル
101から相対厚部Waに噴射して、相対厚部Waを局
部的にエッチングする。ウエハW表面全体をこのように
局部エッチングしていくことで、ウエハWの表面厚さ分
布を均一化し、ウエハWの表面全体を平坦化することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の局部エッチング装置では、次のような問題があった。
ラジカルGによるウエハWのエッチング深さは放電管1
00の温度に依存する。図11は、放電管100の表面
温度とエッチング深さとの相関関係図である。図11に
示すように、ラジカルGによるエッチング深さは、放電
管100の表面温度の上昇と共に大きくなり、放電管1
00の表面温度がある値T0に至ると、温度T0以上の温
度におけるエッチング深さはほぼ一定になる。放電管1
00内でのプラズマ放電の点火時には、放電管100は
冷えており、放電管100の温度はプラズマの熱によっ
て時間と共に上昇していく。したがって、放電管100
の表面温度が上記温度T0に至るまでは、ラジカルGに
よるウエハWのエッチング深さが安定しない。このた
め、放電管100の表面温度がT0に達する前にエッチ
ング作業を始めると、ウエハWのエッチングレートが不
安定になって、ウエハWを高精度に平坦化することがで
きない。かかる点から、従来の局部エッチング装置で
は、放電管100の表面温度がT0に達するまでの長い
待機時間を設けなければならず、その間エッチング作業
を始めることができなかった。この結果、ウエハWの平
坦化処理のスループットが低く、量産性に劣っていた。
【0004】この発明は上述した課題を解決するために
なされたもので、プラズマ放電の点火前に放電管を予熱
しておくことにより、局部エッチング処置のスループッ
トの向上を図った局部エッチング装置及び局部エッチン
グ方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る局部エッチング装置は、ノズ
ル部の噴射口を被エッチング物に向ける放電管と、放電
管内の所定のガスをプラズマ放電させて、被エッチング
物の表面に存在する相対厚部を局部エッチングするため
のラジカルを生成するプラズマ発生器と、放電管を所定
温度に加熱する加熱器とを具備する構成とした。かかる
構成により、加熱器によって、放電管を所定温度、具体
的には被エッチング物のエッチング深さがほぼ一定にな
る温度以上に加熱することができる。しかる後、プラズ
マ発生器によって、放電管内の所定のガスをプラズマ放
電させて、被エッチング物の表面に存在する相対厚部を
局部エッチングするためのラジカルを生成する。そし
て、放電管のノズル部を被エッチング物の表面に沿って
相対的に移動させることで、被エッチング物の表面に存
在する相対厚部を、ノズル部から噴射するラジカルによ
って局部的にエッチングすることができる。このよう
に、放電管を被エッチング物のエッチング深さがほぼ一
定になる温度以上に予め加熱することができるので、従
来の局部エッチング装置のように、放電管がプラズマ放
電による熱によって当該温度まで昇温するまで局部エッ
チング処理作業を待つ必要がなく、直ちに、局部エッチ
ング処理作業を行うことで、安定したエッチング深さの
局部エッチング処理を実行することができる。
【0006】放電管を加熱するための加熱器として各種
考えられるが、加熱器の好ましい一例として、請求項2
の発明は、請求項1に記載の局部エッチング装置におい
て、加熱器は、放電管を囲むように配設され且つ印加電
圧に対応して昇温可能な電熱部材と、電熱部材に印加す
る電圧を制御する電圧制御部とを有する構成とした。特
に、請求項3の発明は、請求項2に記載の局部エッチン
グ装置において、加熱器の電熱部材は、放電管に巻き付
けられた電熱線である構成とした。また、加熱器の好ま
しい他の例として、請求項4の発明は、請求項1に記載
の局部エッチング装置において、加熱器は、赤外線又は
レーザ光を放電管に照射して放電管を加熱する光学的加
熱器である構成とした。さらに、他の例として、請求項
5の発明は、請求項1に記載の局部エッチング装置にお
いて、加熱器は、放電管の外側に接触した状態で放電管
を囲むように配設され且つ内部の流体収納部に連通する
流体供給口と流体排出口とを有した加熱ブロックと、流
体を所定温度に加熱して加熱ブロックの流体収納部に供
給する流体供給器とを具備する構成とした。特に、請求
項6の発明は、請求項5に記載の局部エッチング装置に
おいて、加熱器の加熱ブロックは、細管を放電管に巻き
付けたものである構成とした。
【0007】なお、局部エッチング装置用の放電管とし
て、各種の放電管を用いることができる。そこで、請求
項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記
載の局部エッチング装置において、放電管として、アル
ミナ放電管,窒化アルミニウム放電管,サファイア放電
管及び石英放電管のうちのいずれかを用いた構成として
ある。
【0008】ところで、請求項1〜請求項7の発明に係
る局部エッチング装置を実行する方法も発明として成立
する。そこで、請求項8の発明に係る局部エッチング方
法は、放電管内の所定のガスをプラズマ放電させてラジ
カルを生成し、このラジカルを放電管のノズル部から噴
射するプラズマ発生過程と、放電管のノズル部を被エッ
チング物の表面に沿って相対的に移動させながら、被エ
ッチング物の表面に存在する相対厚部を、ノズル部から
噴射するラジカルによって局部的にエッチングする局部
エッチング過程と、局部エッチング過程における被エッ
チング物のエッチング深さがほぼ一定になる温度以上
に、放電管を少なくともプラズマ発生過程のプラズマ放
電開始時まで加熱しておく加熱過程とを具備する構成と
した。
【0009】加熱過程においては、放電管を少なくとも
プラズマ発生過程のプラズマ放電開始時まで加熱してお
けばよく、加熱時間は任意である。そこで、請求項9の
発明は、請求項8に記載の局部エッチング方法におい
て、加熱過程は、放電管を常時上記温度に加熱するもの
である構成とした。また、請求項10の発明は、請求項
8に記載の局部エッチング方法において、加熱過程は、
プラズマ発生過程のプラズマ放電開始時まで放電管を上
記温度に加熱するものである構成とした。
【0010】放電管の加熱部位は任意である。その一例
として、請求項11の発明は、請求項8ないし請求項1
0のいずれかに記載の局部エッチング方法において、加
熱過程は、放電管の部位であって、プラズマ放電部位と
放電管の噴射口との間の部位を上記温度に加熱するもの
である構成とした。
【0011】また、請求項12の発明は、請求項8ない
し請求項11のいずれかに記載の局部エッチング方法に
おいて、加熱過程は、放電管を囲む電熱部材を印加電圧
により昇温させることで、放電管を上記温度に加熱する
ものである構成とした。また、請求項13の発明は、請
求項8ないし請求項11のいずれかに記載の局部エッチ
ング方法において、加熱過程は、放電管に赤外線又はレ
ーザ光をに照射して、放電管を上記温度に加熱するもの
である構成とした。さらに、請求項14の発明は、請求
項8ないし請求項11のいずれかに記載の局部エッチン
グ方法において、加熱過程は、放電管の外側に接触した
状態で放電管を囲むように配設された加熱ブロック内に
加熱流体を供給して、放電管を上記温度に加熱するもの
である構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、この発明の第1の実施形態
に係る局部エッチング装置を一部破断して示す概略構成
図である。図1に示すように、局部エッチング装置は、
プラズマ発生器1と、アルミナ放電管2と、ガス供給装
置3と、X−Y駆動機構4と、Z駆動機構5と、加熱器
6とを具備している。
【0013】プラズマ発生器1は、アルミナ放電管2内
のガスをプラズマ放電させてラジカルGを生成するため
の器機であり、マイクロ波発振器10と導波管11とよ
りなる。マイクロ波発振器10は、マグネトロンであ
り、所定周波数のマイクロ波Mを発振することができ
る。導波管11は、マイクロ波発振器10から発振され
たマイクロ波Mを伝搬するためのもので、アルミナ放電
管2に外挿されている。このような導波管11の左側端
内部には、マイクロ波Mを反射して定在波を形成する反
射板(ショートプランジャ)12が取り付けられてい
る。また、導波管11の中途には、マイクロ波Mの位相
合わせを行う3スタブチューナ13と、マイクロ波発振
器10に向かう反射マイクロ波Mを90゜方向(図1の
表面方向)に曲げて反射波が発振器に戻ることを防ぐア
イソレータ14が取り付けられている。
【0014】アルミナ放電管2は、下端部にノズル部2
0を有した円筒体であり、上端部には、ガス供給装置3
の供給パイプ30が連結されている。ガス供給装置3
は、アルミナ放電管2内にガスを供給するための装置で
あり、SF6(六フッ化硫黄)ガスのボンベ31を有
し、ボンベ31がバルブ32と流量制御器33を介して
供給パイプ30に連結されている。
【0015】プラズマ発生器1がかかる構成を採ること
により、ガス供給装置3からアルミナ放電管2にガスを
供給すると共に、マイクロ波発振器10からマイクロ波
Mを発振すると、アルミナ放電管2内においてプラズマ
放電が行われ、プラズマ放電で生成されたラジカルGが
ノズル部20の噴射口21から噴射される。
【0016】被エッチング物としてのシリコンウエハW
は、チャンバー9内のチャック90上に配置されると、
チャック90の静電気力で吸着されるようになってい
る。チャンバー9には、真空ポンプ91が取り付けられ
ており、この真空ポンプ91によってチャンバー9内を
真空にすることができる。また、チャンバー9の上面中
央部には、孔92が穿設され、この孔92を介してアル
ミナ放電管2のノズル部20がチャンバー9内に挿入さ
れている。孔92とアルミナ放電管2との間にはO−リ
ング93が装着され、孔92とアルミナ放電管2との間
が気密に保持されている。そして、このような孔92に
挿入されたノズル部20の周囲には、ダクト94が設け
られ、真空ポンプ95の駆動によって、エッチング時の
反応生成ガスをチャンバー9外部に排出するようになっ
ている。
【0017】X−Y駆動機構4は、このようなチャンバ
ー9内に配されており、チャック90を下方から支持し
ている。このX−Y駆動機構4は、そのX駆動モータ4
0によってチャック90を図1の左右に移動させ、その
Y駆動モータ41によってチャック90とX駆動モータ
40とを一体に図1の紙面表裏に移動させる。すなわ
ち、このX−Y駆動機構4によって、ノズル部20をシ
リコンウエハWに対して相対的にX−Y方向に移動させ
ることができるZ駆動機構5は、チャンバー9内のX−
Y駆動機構4全体を下方から支持している。このZ駆動
機構5は、そのZ駆動モータ50によって、X−Y駆動
機構4全体を上下に移動させて、シリコンウエハW側を
向くノズル部20の噴射口21とシリコンウエハW表面
との距離を調整することができる。このようなX−Y駆
動機構4のX駆動モータ40,Y駆動モータ41やZ駆
動機構5のZ駆動モータ50の駆動制御は、制御コンピ
ュータ45が所定のプログラムに基づいて行う。
【0018】加熱器6は、アルミナ放電管2を所望の温
度に加熱するためのヒーターであり、電熱部材としての
電熱線60と、電熱線60に電圧を印加するための電源
61と、電源61から電熱線60に印加する電圧を制御
し、電源61と共に電圧制御部を構成する電圧昇降器6
2とを有している。電熱線60は、ニクロム線であり、
図2に示すように、アルミナ放電管2の所定部位を囲む
ようにアルミナ放電管2の外周面に巻き付けられてい
る。具体的には、導波管11とアルミナ放電管2とが交
差する放電部位より下側の部位に電熱線60が巻き付け
られている。そして、この電熱線60の両端は、チャン
バ9外部の電圧昇降器62に電気的に接続され、この電
圧昇降器62が電源61に電気的に接続されている。こ
れにより、電源61をオン状態にすると共に、電圧昇降
器62を調整して、電熱線60に印加される電圧を制御
することにより、電熱線60が印加電圧に対応した温度
迄昇温し、アルミナ放電管2が所望温度まで加熱され
る。
【0019】なお、図1において符号7は、エッチング
領域限定器であり、開口をチャンバー9内部に向けた状
態でチャンバー9に取り付けられたノズル70と、この
ノズル70がバルブ71と流量制御器72とを介して接
続されたN2(窒素)ガス収納ボンベ73とを有してい
る。
【0020】次に、この実施形態の局部エッチング装置
が示す動作について説明する。なお、局部エッチング装
置の動作は、請求項8,請求項10ないし請求項12の
発明に係る局部エッチング方法を具体的に実行するもの
である。
【0021】まず、加熱過程を実行する。すなわち、図
1に示す加熱部6の電源61をオン状態にすると共に、
電圧昇降器62で電熱線60に印加する電圧を制御する
ことにより、アルミナ放電管2に巻き付けられた電熱線
60を加熱し、この熱でアルミナ放電管2の温度を所定
温度T0まで上昇させる。温度T0は、図11に示した温
度であり、アルミナ放電管2では、例えば100゜Cで
ある。アルミナ放電管2がこの温度T0以上に昇温され
ると、後述する局部エッチング過程におけるウエハWの
エッチング深さがほぼ一定になる。加熱過程の実行によ
り、アルミナ放電管2の表面温度が上記T0゜Cになっ
た時点で、電源61をオフにすると共に、プラズマ発生
過程を実行する。
【0022】すなわち、真空ポンプ91を駆動してチャ
ンバー9内を所定の低気圧状態にすると共に、Z駆動機
構5を動されてX−Y駆動機構4全体を上昇し、シリコ
ンウエハWをノズル部20の開口21に近付ける。
【0023】そして、ガス供給装置3のバルブ32を開
き、ボンベ31内のSF6ガスを供給パイプ30を介し
てアルミナ放電管2内に供給する。このとき、バルブ3
2の開度及び流量制御器33を調整して、SF6ガスの
流量を例えば300SCCMに調整する。
【0024】上記SF6ガスの供給作業と並行して、マ
イクロ波発振器10を駆動し、SF6ガスをマイクロ波
Mによりプラズマ放電して、F(フッ素)ラジカルを含
んだラジカルGを生成する。これにより、ラジカルGが
アルミナ放電管2のノズル部20に案内されて、ノズル
部20の噴射口21からシリコンウエハW側に噴射され
る。しかる後、エッチング領域限定器7のバルブ71の
開度及び流量制御器72を調整して、ノズル部20から
のN2ガスの流量を例えば500SCCMに調整し、S
F6ガスのノズル部20内圧力を1.5Torrにすると共
にノズル部20から噴射されるラジカルGの流束径を絞
って、エッチング領域を所望の大きさに限定する。
【0025】この状態で、局部エッチング過程を実行す
る。すなわち、制御コンピュータ45によりX−Y駆動
機構4を駆動し、シリコンウエハWを吸着したチャック
90をX−Y方向にジグザグ状に移動させる。具体的に
は、図3に示すように、ノズル部20をシリコンウエハ
Wに対して相対的にジグザグ状に走査させる。このと
き、ノズル部20のシリコンウエハWに対する相対速度
は、相対厚部の厚さに略反比例するように設定してお
く。これにより、図4に示すように、ノズル部20が非
相対厚部Wbの真上を高速度で移動し、相対厚部Waの
上方にくると相対厚部Waの厚さに応じて速度を下げ
る。この結果、相対厚部Waに対するエッチング時間が
長くなり、相対厚部Waが平坦に削られることとなる。
このようにして、シリコンウエハWの表面全面を順次局
部エッチングする。このとき、プラズマ放電の熱によっ
て、アルミナ放電管2の温度は上記温度T0よりも高く
なっているので、シリコンウエハWの全面に対するエッ
チング深さはほぼ一定となる。この結果、シリコンウエ
ハW表面がほぼ等しいエッチング深さで平坦化されるこ
ととなる。
【0026】このようにして1枚目のウエハWの平坦化
処理を終了した後、図1に示すプラズマ発生器1のマイ
クロ波発振器10をオフにして、プラズマ放電を停止す
ると共に、加熱部6の電源61をオンにして加熱過程を
実行する。これにより、プラズマ放電停止後のアルミナ
放電管2の降下温度の最低値を上記温度T0に維持する
ことができる。この状態で、ロボットなどを用いて、ゲ
ートバルブ96を開けて、チャック90上のシリコンウ
エハWを取り出し、処理済みのシリコンウエハWを所定
場所に搬送すると共に、2枚目のシリコンウエハWをチ
ャック90上にセットする。しかる後、プラズマ発生過
程を実行すると、アルミナ放電管2の温度が、温度T0
を初期値としてこの温度から上昇する。したがって、ア
ルミナ放電管2の温度が温度T0まで上昇するまで待機
することなく、2枚目のシリコンウエハWに対して直ち
に局部エッチング過程を実行することができる。同様
に、3枚目以降のシリコンウエハWに対しても直ちに局
部エッチング過程を実行することができる。
【0027】このように、この実施形態の局部エッチン
グ装置によれば、加熱器6の予熱効果により、アルミナ
放電管2の温度が温度T0まで上昇するまで待機するこ
となく、直ちに局部エッチング過程を実行することがで
きるので、シリコンウエハWの単位時間当たりの処理枚
数即ちスループットを非常に大きくすることができる。
【0028】かかる点を実証すべく発明者等は、上記例
示条件下で対比実験を行った。図5は、アルミナ放電管
2を予熱せずに平坦化処理作業を行った場合の時間とア
ルミナ放電管2の温度との相関関係を示す線図であり、
図6は、アルミナ放電管2を予熱して平坦化処理作業を
行った場合の時間とアルミナ放電管2の温度との相関関
係を示す線図である。図5に示すように、1枚目のシリ
コンウエハWの平坦化処理作業時においては、0分時に
プラズマ発生過程を実行して、プラズマ放電させたとこ
ろ、アルミナ放電管2の温度が温度T0に達するまでに
15分を要した。そして、20分時まで5分間局部エッ
チング過程を実行した後、プラズマ放電を停止して、搬
送過程を実行したところ、シリコンウエハWの搬送に約
2分間かかった。しかる後、22分時に2枚目のシリコ
ンウエハWの平坦化処理作業を開始した。この作業時に
は、1枚目のシリコンウエハWの平坦化処理作業時にお
けるプラズマ放電による余熱が残っており、アルミナ放
電管2の温度が温度T0に達するまでに10分間であっ
た。そして、37分時まで5分間局部エッチング過程を
実行した後、プラズマ放電を停止して、39分時まで2
分間の搬送過程を実行した。そして、3枚目以降のシリ
コンウエハWの平坦化処理作業においても2枚目のシリ
コンウエハWの平坦化処理作業と同様の時間を要した。
すなわち、図5に示すように、85分間の間に平坦化処
理作業を完了し得るシリコンウエハWの枚数は5枚であ
った。
【0029】これに対して、アルミナ放電管2を予熱し
て平坦化作業を行った場合には、図6に示すように、ア
ルミナ放電管2が予熱されているので、1枚目のシリコ
ンウエハWの平坦化処理作業時において、0分時のプラ
ズマ発生過程の実行時には、アルミナ放電管2の温度が
温度T0に達しており、直ちに5分時まで5分間の局部
エッチング過程を実行することができた。そして、プラ
ズマ放電を停止して、加熱過程を実行すると共に2枚目
のシリコンウエハWに対する搬送過程を7分時まで2分
間実行したところ、加熱過程の効果によりアルミナ放電
管2の温度が温度T0を維持しており、2枚目のシリコ
ンウエハWに対して直ちに12分時まで5分間の局部エ
ッチング過程を実行することができた。そして、3枚目
以降のシリコンウエハWの平坦化処理作業においても2
枚目のシリコンウエハWの平坦化処理作業と同様の時間
を要した。すなわち、この実施形態の局部エッチング装
置によれば、図6に示すように、5枚のシリコンウエハ
Wに対して平坦化処理作業を完了し得る時間はたった3
3分間であり、スループットが、予熱を行わない場合に
比べて約2.6倍にも達した。
【0030】(第2の実施形態)図7は、この発明の第
2の実施形態に係る局部エッチング装置の要部を示す断
面図である。なお、図1〜図6に示した要素と同一要素
については同一符号を付して説明する。。この実施形態
は、加熱器として、赤外線をアルミナ放電管2に照射し
てアルミナ放電管2を加熱する光学的加熱器を用いた点
が、上記第1の実施形態と異なる。
【0031】光学的加熱器80は、図7に示すように、
周知のハロゲンヒータ81と電源82とを有しており、
その動作時に、請求項13の発明に係る局部エッチング
方法を具体的に実行し得るものでもある。具体的には、
導波管11とアルミナ放電管2とが交差する放電部位よ
り下側の部位に前面を向けた状態で、ハロゲンヒータ8
1が配置されており、このハロゲンヒータ81の図示し
ないランプから赤外線Sをアルミナ放電管2の上記部位
に向けて照射することにより、アルミナ放電管2を上記
温度T0まで加熱するようになっている。その他の構
成,作用効果は上記第1の実施形態と同様であるので、
その記載は省略する。
【0032】(第3の実施形態)図8は、この発明の第
3の実施形態に係る局部エッチング装置の要部を示す断
面図である。なお、図1〜図6に示した要素と同一要素
については同一符号を付して説明する。。この実施形態
は、加熱器として、アルミナ放電管2に巻き付けた細管
内に所定温度の流体を供給して、アルミナ放電管2を加
熱する構成とした点が、上記第1及び第2のの実施形態
と異なる。加熱器83は、加熱ブロックとしての細管8
4と温度コントロールユニット85と流体循環用のポン
プ86とを有しており、その動作時に、請求項14の発
明に係る局部エッチング方法を具体的に実行し得るもの
でもある。細管84は、アルミナ放電管2の外側に接触
した状態で巻き付けられており、その内部を流体収納部
としている。細管84は、温度コントロールユニット8
5の内部を通ってポンプ86側に至り、細管84の流体
供給口と流体排出口とが、ポンプ86の排出側と吸入側
とに接続されている。かかる構成により、ポンプ86で
細管84内の流体Rを循環させ、温度コントロールユニ
ット85で加熱して、アルミナ放電管2を上記温度T0
まで加熱するようになっている。その他の構成,作用効
果は上記第1及び第2の実施形態と同様であるので、そ
の記載は省略する。
【0033】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の
変形や変更が可能である。上記第1の実施形態では、加
熱器6をプラズマ放電実行とほぼ同時にオフとし、局部
エッチング過程終了とほぼ同時にオンとする方法を採っ
たが、加熱器6を常時オン状態にしておき、アルミナ放
電管の温度を常に温度T0以上に保つようにしても良
い。また、上記第1の実施形態では、電熱部材として電
熱線60を用いたが、電熱線60の代わりに電熱板を用
い、この電熱板をアルミナ放電管2の外側に当接する構
成としても良い。
【0034】上記第2の実施形態では、赤外線Sを用い
てアルミナ放電管2を加熱する構成としたが、レーザ光
等を用いて加熱する構成とすることもできる。
【0035】上記第3の実施形態では、加熱ブロックと
して、細管84を用いたが、図9に示すように、内部に
流体収納部87aを有した中空体87をアルミナ放電管
2の外側に接触させ、細管84をこの中空体87の流体
供給口87bと流体排出口87cとに接続して、細管8
4を流体収納部87aに連通させた構成とすることもで
きる。
【0036】上記各実施形態では、放電管として、アル
ミナ放電管2を用いたが、アルミナ放電管2の代わり
に、窒化アルミニウム放電管,サファイア放電管及び石
英放電管のうちのいずれかを用いても良い。また、上記
各実施形態では、ラジカルR生成用ガスとして、SF6
ガスを用いたが、CF4(四フッ化炭素)ガスやNF3
(三フッ化窒素)ガスを用いることもできる。さらに、
単体のSF6ガスでなく、SF6ガスとO2ガス等、他の
ガスとの混合ガスをアルミナ放電管2に供給する構成と
することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明に
よれば、被エッチング物のエッチング深さがほぼ一定に
なる温度以上に放電管を予め加熱することができるの
で、従来の局部エッチング装置のように、放電管がプラ
ズマ放電による熱によって当該温度まで昇温するまで局
部エッチング処理作業を待つ必要がなく、直ちに、局部
エッチング処理作業を行うことができる。この結果、被
エッチング物の平坦化処理のスループットの向上を図る
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る局部エッチン
グ装置を一部破断して示す概略構成図である。
【図2】加熱器を示すための部分拡大断面図である。
【図3】ノズル部のシリコンウエハに対する走査状態を
示す平面図である。
【図4】局部エッチング工程を示す断面図である。
【図5】アルミナ放電管を予熱せずに平坦化処理作業を
行った場合の時間とアルミナ放電管の温度との相関関係
を示す線図である。
【図6】アルミナ放電管を予熱して平坦化処理作業を行
った場合の時間とアルミナ放電管の温度との相関関係を
示す線図である。
【図7】この発明の第2の実施形態に係る局部エッチン
グ装置の要部を示す断面図である。
【図8】この発明の第3の実施形態に係る局部エッチン
グ装置の要部を示す断面図である。
【図9】局部エッチング装置の変形例を示す断面図であ
る。
【図10】従来の局部エッチング装置の一例を示す概略
断面図である。
【図11】放電管の表面温度とエッチング深さとの相関
関係図である。
【符号の説明】
1…プラズマ発生器、 2…アルミナ放電管、 3…ガ
ス供給装置、 4…X−Y駆動機構、 5…Z駆動機
構、 6…加熱器、 20…ノズル部、 60…電熱
線、 61…電源、 62…電圧昇降器、 G…ラジカ
ル、 W…シリコンウエハ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル部の噴射口を被エッチング物に向
    ける放電管と、 上記放電管内の所定のガスをプラズマ放電させて、上記
    被エッチング物の表面に存在する相対厚部を局部エッチ
    ングするためのラジカルを生成するプラズマ発生器と、 上記放電管を所定温度に加熱する加熱器とを具備するこ
    とを特徴とする局部エッチング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の局部エッチング装置に
    おいて、 上記加熱器は、 上記放電管を囲むように配設され且つ印加電圧に対応し
    て昇温可能な電熱部材と、 上記電熱部材に印加する電圧を制御する電圧制御部とを
    有することを特徴とする局部エッチング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の局部エッチング装置に
    おいて、 上記加熱器の電熱部材は、上記放電管に巻き付けられた
    電熱線である、 ことを特徴とする局部エッチング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の局部エッチング装置に
    おいて、 上記加熱器は、赤外線又はレーザ光を上記放電管に照射
    して放電管を加熱する光学的加熱器である、 ことを特徴とする局部エッチング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の局部エッチング装置に
    おいて、 上記加熱器は、 上記放電管の外側に接触した状態で放電管を囲むように
    配設され且つ内部の流体収納部に連通する流体供給口と
    流体排出口とを有した加熱ブロックと、 上記流体を所定温度に加熱して上記加熱ブロックの流体
    収納部に供給する流体供給器とを具備することを特徴と
    する局部エッチング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の局部エッチング装置に
    おいて、 上記加熱器の加熱ブロックは、細管を上記放電管に巻き
    付けたものである、ことを特徴とする局部エッチング装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の局部エッチング装置において、 上記放電管として、アルミナ放電管,窒化アルミニウム
    放電管,サファイア放電管及び石英放電管のうちのいず
    れかを用いた、 ことを特徴とする局部エッチング装置。
  8. 【請求項8】 放電管内の所定のガスをプラズマ放電さ
    せてラジカルを生成し、このラジカルを放電管のノズル
    部から噴射するプラズマ発生過程と、 上記放電管のノズル部を上記被エッチング物の表面に沿
    って相対的に移動させながら、被エッチング物の表面に
    存在する相対厚部を、ノズル部から噴射するラジカルに
    よって局部的にエッチングする局部エッチング過程と、 上記局部エッチング過程における被エッチング物のエッ
    チング深さがほぼ一定になる温度以上に、上記放電管を
    少なくとも上記プラズマ発生過程のプラズマ放電開始時
    まで加熱しておく加熱過程とを具備することを特徴とす
    る局部エッチング方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の局部エッチング方法に
    おいて、 上記加熱過程は、上記放電管を常時上記温度に加熱する
    ものである、 ことを特徴とする局部エッチング方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の局部エッチング方法
    において、 上記加熱過程は、上記プラズマ発生過程のプラズマ放電
    開始時まで上記放電管を上記温度に加熱するものであ
    る、 ことを特徴とする局部エッチング方法。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし請求項10のいずれか
    に記載の局部エッチング方法において、 上記加熱過程は、上記放電管の部位であって、プラズマ
    放電部位と放電管の噴射口との間の部位を上記温度に加
    熱するものである、 ことを特徴とする局部エッチング方法。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の局部エッチング方法において、 上記加熱過程は、上記放電管を囲む電熱部材を印加電圧
    により昇温させることで、上記放電管を上記温度に加熱
    するものである、 ことを特徴とする局部エッチング方法。
  13. 【請求項13】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の局部エッチング方法において、 上記加熱過程は、上記放電管に赤外線又はレーザ光をに
    照射して、上記放電管を上記温度に加熱するものであ
    る、 ことを特徴とする局部エッチング方法。
  14. 【請求項14】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の局部エッチング方法において、 上記加熱過程は、 上記放電管の外側に接触した状態で放電管を囲むように
    配設された加熱ブロック内に加熱流体を供給して、上記
    放電管を上記温度に加熱するものである、 ことを特徴とする局部エッチング方法。
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