JP2000208064A - 内部磁気シ―ルド構体およびそれを備えた陰極線管 - Google Patents

内部磁気シ―ルド構体およびそれを備えた陰極線管

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JP2000208064A
JP2000208064A JP11009436A JP943699A JP2000208064A JP 2000208064 A JP2000208064 A JP 2000208064A JP 11009436 A JP11009436 A JP 11009436A JP 943699 A JP943699 A JP 943699A JP 2000208064 A JP2000208064 A JP 2000208064A
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Tsutomu Suehiro
勉 末広
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強板を別途用意することなく、強度を増す
ことができる安価な内部磁気シールド構体を提供する。 【解決手段】 シールド本体100Aの壁面部101,
102間には、折り曲げ加工された一対の架橋部106
a,106bが設けられている。一方の架橋部106a
は、角部105aを介して壁面部101,102の一方
の端部間を連結する。他方の架橋部106bは、角部1
05bを介して壁面部101,102の他方の端部間を
連結する。これら壁面部101,102および架橋部1
06a,106b等は1枚の薄板鋼材を打ち抜き加工し
て形成される。壁面部101,102の上辺部間が2つ
の架橋部106a,106bにより連結されていること
により、壁面部101,102の強度、ひいては内部磁
気シールド構体100の強度が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管(ブラウ
ン管)において地磁気等の外部環境磁場による電子ビー
ムのミスランディング量を少なくするための内部磁気シ
ールド構体およびそれを備えた陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】地上においては地磁気が存在し、その向
きや強さは地域や状況によって異なることはよく知られ
ている。陰極線管がこれらの磁気から遮蔽されないまま
に磁場内にそのまま置かれると、電子銃から放射される
電子ビームは地磁気により軌道を曲げられて設計上正し
い蛍光面に衝突せずに他の蛍光面に衝突してしまう。こ
れはいわゆる電子ビームのミスランディングといわれる
現象で、このような電子ビームのミスランディングを防
止するために様々な磁気遮蔽の試みがなされてきた。
【0003】その代表的なものには、陰極線管の内部に
内部磁気シールド構体を設け、電子ビームの軌道から外
部の磁気を遮蔽する方法がある。
【0004】図7は、このような方法を用いた従来の内
部磁気シールド構体10の構成を、また、図8はこの内
部磁気シールド構体10の折り曲げ組み立て前の展開
図、すなわち、一枚の薄板を打ち抜き加工した直後の状
態を示している。内部磁気シールド構体10は、対向す
る長辺部に沿って壁面部11,12を有するシールド本
体10Aを備えており、このシールド本体10Aの中央
位置には開口部10aが設けられている。シールド本体
10Aは薄鋼板材等により形成されている。図示しない
陰極線管の電子銃から出射された電子ビームは、シール
ド本体10A内を通過した後、この開口部10aを通過
し、更に図示しない色識別構体を通過して、パネル部側
の蛍光体に衝突するようになっている。なお、壁面部1
1,12の下方向の延長部分には、色識別構体に取り付
けるためのスカート部13,14がそれぞれ設けられて
いる。
【0005】この内部磁気シールド構体10では、図8
に示した打ち抜き加工後の状態から、二点鎖線で示した
折り曲げ部15に沿ってプレス等により折り曲げ加工が
なされる。すなわち、スカート部13,14を下方向に
直角に折り曲げると共に、壁面部11,12をそれぞれ
上方に持ち上げて傾斜させ、更に、これら壁面部11,
12の各角部11a,12aをそれぞれ略直角に内側に
折り曲げることにより、図7に示した略台形筒状の内部
磁気シールド構体10を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内部磁気シールド構体10では、折り曲げ加工後におい
て、図7に示したように、長辺側の2つの壁面部11,
12は互いに独立している。そのため、2つの壁面部1
1,12の強度はそれぞれ十分ではなく、また、地磁気
ドリフト特性も十分ではないという問題があった。
【0007】これに対して、例えば特開平8−1156
83号公報には、上記従来例と同様に、プレス抜きした
一枚板により対向する2辺の斜辺部を形成し、折り曲げ
加工後に2つの短辺側に生じた間隔を補強板により連結
することによって強度を増す技術が開示されている。し
かしながら、この技術では、本体とは別に2枚の補強板
を用意する必要があり、強度は増すものの部品点数が多
くなるという問題があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、補強板を別途用意することなく、強
度を増すことができ、更には地磁気ドリフト特性を向上
させることができる安価な内部磁気シールド構体および
それを備えた陰極線管を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による内部磁気シ
ールド構体は、シールド本体を、対向する2辺にそれぞ
れ対応して設けられた一対の壁面部と、対向する他の2
辺にそれぞれ対応して設けられ、2つの壁面部間を連結
する帯状の一対の架橋部とを備える構成としたものであ
る。
【0010】本発明による他の内部磁気シールド構体
は、シールド本体を、対向する2辺にそれぞれ対応して
設けられると共に、各々の角部に接合部を有する一対の
第1の壁面部と、対向する他の2辺にそれぞれ対応して
設けられ、折り曲げ加工後に前記接合部に部分的に接合
されることにより、第1の壁面部間を連結する一対の第
2の壁面部とを備える構成としたものである。
【0011】本発明による陰極線管は、蛍光面が形成さ
れたパネル部と、このパネル部に固定される色識別構体
と、一枚の薄板により形成されたシールド本体を略台形
筒状に折り曲げ加工してなり、色識別構体に入射される
電子ビームの磁気遮蔽を行う内部磁気シールド構体とを
備え、内部磁気シールド構体のシールド本体が、対向す
る2辺にそれぞれ対応して設けられた一対の壁面部と、
対向する他の2辺にそれぞれ対応して設けられ、2つの
壁面部間を連結する帯状の一対の架橋部とを含むように
構成したものである。
【0012】本発明による他の陰極線管は、蛍光面が形
成されたパネル部と、このパネル部に固定される色識別
構体と、一枚の薄板により形成されたシールド本体を略
台形筒状に折り曲げ加工してなり、色識別構体に入射さ
れる電子ビームの磁気遮蔽を行う内部磁気シールド構体
とを備え、内部磁気シールド構体のシールド本体が、対
向する2辺にそれぞれ対応して設けられると共に、各々
の角部に接合部を有する一対の第1の壁面部と、対向す
る他の2辺にそれぞれ対応して設けられ、折り曲げ加工
後に接合部に部分的に接合されることにより、第1の壁
面部間を連結する一対の第2の壁面部とを含むように構
成したものである。
【0013】本発明による内部磁気シールド構体および
それを用いた陰極線管では、2つの壁面部間が、これら
と一体的に形成された架橋部により連結される。従っ
て、従来の裁断工程とプレス加工工程のみを変更するだ
けで、別途、補強部材を追加しなくても、2つの壁面部
の強度が増す。
【0014】また、本発明による他の内部磁気シールド
構体およびそれを用いた他の陰極線管では、シールド本
体の折り曲げおよび接合工程の後において、第1の壁面
部間が、これらと一体的に形成された第2の壁面部によ
り連結される。従って、従来の裁断工程とプレス加工工
程に、接合工程を追加するだけで、別途、補強部材を追
加しなくても、2つの壁面部の強度が増すと共に地磁気
ドリフト特性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態に係る内
部磁気シールド構体が組み込まれる陰極線管を分解して
表すものである。この陰極線管150は、内部磁気シー
ルド構体(IMS)100を組み込んだ色識別構体11
0を蛍光面が形成されたパネル部120に取り付けた
後、このパネル部120と電子銃140が内蔵されたフ
ァンネル部130とを互いに融着させるものである。
【0017】図2は、陰極線管150の構成を一部断面
して表している。この陰極線管150では、パネル部1
20とファンネル部130とは互いに融着されて内部が
高真空状態に維持される。パネル部120の内側には、
蛍光面121が設けられており、その背面にはアパーチ
ャーグリル122が配置されている。アパーチャーグリ
ル122は、フレーム枠123と腕部材(図示せず)に
固定されて併せて色識別構体(アパーチャーグリル構
体)110を構成し、この色識別構体110がパネル部
120に固定されている。内部磁気シールド構体100
は色識別構体110のフレーム枠123と腕部材(図示
せず)に取り付けられており、ファンネル部130のネ
ック部131に配置された電子銃140より蛍光面12
1に向けて放射された電子ビーム141の軌道を地磁気
から遮蔽する。陰極線管150の外側面には消磁コイル
132が数カ所に渡って設けられ、陰極線管150内の
磁性材の消磁を行うとともに反磁場を形成して電子ビー
ムの地磁気によるミスランディングを逓減するようにな
っている。
【0018】図3は内部磁気シールド構体100を取り
出して表したものである。また、図4は、この内部磁気
シールド構体100の折り曲げ組み立て前の展開図を示
している。内部磁気シールド構体100は、対向する長
辺部に沿って壁面部101,102が形成されたシール
ド本体100Aを有している。シールド本体100Aは
例えば薄板鋼材等により形成されており、その中央部に
略矩形状の開口部100aが設けられている。図1に示
したファンネル部130の電子銃140から出射された
電子ビームは、このシールド本体100Aの開口部10
0aを通過し、更に色識別構体110(図1,図2)を
通過してパネル部120側の蛍光体121に衝突する。
壁面部101,102の延長部分には、色識別構体11
0に取り付けるためのスカート部103,104が連続
してそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態で
は、壁面部101,102が本発明の壁面部に対応して
いる。
【0019】本実施の形態では、折り曲げ加工前の図4
に示したように、壁面部101,102間には、U字形
状の一対の架橋部106a,106bが設けられてい
る。一方の架橋部106aは、角部105aを介して壁
面部101,102間の一方の端部を連結している。他
方の架橋部106bは、角部105bを介して壁面部1
01,102間の他方の端部を連結している。図4の二
点鎖線で示した折り曲げ部107をプレス加工等により
折り曲げ加工することにより、図3に示した略台形筒状
の内部磁気シールド構体100が得られる。すなわち、
スカート部103,104を下方向に直角に折り曲げる
と共に、壁面部101,102をそれぞれ上方に持ち上
げて傾斜させ、更に連結部105a,105bを内側に
折り曲げる。更に、本実施の形態では、架橋部106
a,106bをそれぞれ一旦、開口部100aから外側
に折り曲げ、その後開口部100a側に折り曲げる。
【0020】このように本実施の形態では、折り曲げ加
工後においても、壁面部101,102の上辺部間が、
その両端部において架橋部106a,106bにより連
結されている。従って、壁面部101,102の強度、
ひいては内部磁気シールド構体100の強度が増加す
る。
【0021】また、本実施の形態は、従来の内部磁気シ
ールド構体の製造工程において裁断工程とプレス加工工
程のみを変えることで容易に実現することができるた
め、経済的にも非常に有効である。
【0022】〔第2の実施の形態〕図5は本発明の第2
の実施の形態に係る内部磁気シールド構体200を表す
ものである。また、図6は、この内部磁気シールド構体
200の折り曲げ組み立て前の展開図を示している。内
部磁気シールド構体200は、対向する長辺部に沿って
壁面部201,202が形成されたシールド本体200
Aを有している。このシールド本体200Aには電子ビ
ーム通過用の開口部200aが設けられている。壁面部
201の上端側(開口部200a側)には、その角部
に、折り部201aから折り曲げ可能な接合部201b
が設けられている。同様に、壁面部202の上端側(開
口部200a側)においても、その角部に折り部202
aから折り曲げ可能な接合部202bが設けられてい
る。また、壁面部201,202の下端面の延長部分に
は、前述の色識別構体110に取り付けるためのスカー
ト部203,204が連続してそれぞれ設けられてい
る。なお、本実施の形態では、壁面部201,202が
本発明の第1の壁面部に対応している。
【0023】本実施の形態では、更に、対向する短辺に
対応して壁面部205,206が形成されている。壁面
部205には内側(開口部側)から順に、3つの折り部
205a,205b,205cが形成されている。同様
に、壁面部206においても、内側(開口部側)から順
に、3つの折り部206a,206b,206cが形成
されている。その他の二点鎖線で示した折り部について
は第1の実施の形態と同様である。
【0024】図6の二点鎖線で示した折り部をプレス加
工等により折り曲げ加工することにより、図5に示した
内部磁気シールド構体200が得られる。すなわち、ス
カート部203,204を折り曲げると共に、壁面部2
01,202をそれぞれ上方に持ち上げて傾斜させる。
更に、壁面部201の接合部201bおよび壁面部20
2の接合部202bをそれぞれ直角に折り曲げる。ま
た。壁面部205を、2つの折り部205a,205b
において順次直角に折り曲げ、最後の折り部205cに
おいて、その両端部が壁面部201,202の接合部2
01b,202bに重なるように斜めに持ち上げる。同
様に、壁面部206も、2つの折り部206a,206
bにおいて順次直角に折り曲げ、最後の折り部206c
において、その両端部が壁面部201,202の接合部
201b,202bに重なるように斜めに持ち上げる。
その後、壁面部205,206の各両端部と、壁面部2
01,202の接合部201b,202bとを、例えば
2〜9箇所において抵抗溶接することにより接合させ
る。なお、本実施の形態では、壁面部205,206が
本発明の第2の壁面部に対応している。
【0025】このように本実施の形態では、折り曲げ加
工後において、長辺側の壁面部201,202間は、短
辺側の壁面部205,206によって連結されているた
め、内部磁気シールド構体200全体の強度が増す。ま
た、第1の実施の形態に比べて、4面が壁面部201,
202,205,206によって覆われているため、従
来に比べて地磁気ドリフト特性が向上する。
【0026】また、本実施の形態においても、溶接工程
を追加するだけで、一枚の薄板により内部磁気シールド
構体200を形成することができるため、従来の内部磁
気シールド構体の製造工程において裁断工程とプレス加
工工程のみを変えることで、容易に実現することができ
る。
【0027】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく
種々変形可能である。例えば、第1の実施の形態におけ
る架橋部106a,106bの折り曲げ回数や形状、第
2の実施の形態における壁面部205,206の形状等
は任意であり、種々変更可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項2に記載の内部磁気シールド構体、若しくは請求項4
に記載の陰極線管によれば、シールド本体の対向する2
辺にそれぞれ対応して設けられた一対の壁面部間を、シ
ールド本体の対向する他の2辺に対応して設けられた帯
状の架橋部により連結させるようにしたので、従来の裁
断工程とプレス加工工程のみを変更するだけで、別途、
補強部材を追加しなくても、強度が増すと共に安価に実
現できるという効果を奏する。
【0029】また、請求項3に記載の内部磁気シールド
構体、または請求項5に記載の陰極線管によれば、シー
ルド本体の対向する2辺にそれぞれ対応して第1の壁面
部を設けると共に、これら第1の壁面部の角部に接合部
を設け、且つシールド本体の対向する他の2辺にそれぞ
れ対応して第2の壁面部を設け、折り曲げ加工後に接合
部に部分的に接合させることにより第1の壁面部間を連
結するようにしたので、接合工程を追加するだけで、別
途、補強部材を追加しなくても、強度が増すと共に安価
に実現でき、しかも地磁気ドリフト特性が向上するとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部磁気シールド構体が組み込まれる
陰極線管の分解斜視図である。
【図2】図1に示した陰極線管の構成を一部断面して表
す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る内部磁気シー
ルド構体の構成を表す斜視図である。
【図4】図3に示した内部磁気シールド構体の展開図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る内部磁気シー
ルド構体の構成を表す斜視図である。
【図6】図5に示した内部磁気シールド構体の展開図で
ある。
【図7】従来の内部磁気シールド構体の構成を表す斜視
図である。
【図8】図7に示した内部磁気シールド構体の展開図で
ある。
【符号の説明】
100,200…内部磁気シールド構体、100a,2
00a…開口部、101,102、201,202、2
05,206…壁面部、106a,106b…架橋部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の薄板により形成されたシールド本
    体を略台形筒状に折り曲げ加工してなり、陰極線管の色
    識別構体に入射される電子ビームの磁気遮蔽を行う内部
    磁気シールド構体であって、 前記シールド本体は、対向する2辺にそれぞれ対応して
    設けられた一対の壁面部と、対向する他の2辺にそれぞ
    れ対応して設けられ、前記2つの壁面部間を連結する帯
    状の一対の架橋部とを備えたことを特徴とする内部磁気
    シールド構体。
  2. 【請求項2】 前記架橋部は,前記シールド本体の対向
    する他の2辺側からそれぞれ開口部に臨むようにU字形
    状に打ち抜き形成されたものを折り曲げ加工したもので
    あることを特徴とする請求項1記載の内部磁気シールド
    構体。
  3. 【請求項3】 一枚の薄板により形成されたシールド本
    体を略台形筒状に折り曲げ加工してなり、陰極線管の色
    識別構体に入射される電子ビームの磁気遮蔽を行う内部
    磁気シールド構体であって、 前記シールド本体は、対向する2辺にそれぞれ対応して
    設けられると共に、各々の角部に接合部を有する一対の
    第1の壁面部と、対向する他の2辺にそれぞれ対応して
    設けられ、折り曲げ加工後に前記接合部に部分的に接合
    されることにより、前記第1の壁面部間を連結する一対
    の第2の壁面部とを備えたことを特徴とする内部磁気シ
    ールド構体。
  4. 【請求項4】 蛍光面が形成されたパネル部と、 このパネル部に固定される色識別構体と、 一枚の薄板により形成されたシールド本体を略台形筒状
    に折り曲げ加工してなり、前記色識別構体に入射される
    電子ビームの磁気遮蔽を行う内部磁気シールド構体とを
    備え、 前記内部磁気シールド構体のシールド本体は、対向する
    2辺にそれぞれ対応して設けられた一対の壁面部と、対
    向する他の2辺にそれぞれ対応して設けられ、前記2つ
    の壁面部間を連結する帯状の一対の架橋部とを含むこと
    を特徴とする陰極線管。
  5. 【請求項5】 蛍光面が形成されたパネル部と、 このパネル部に固定される色識別構体と、 一枚の薄板により形成されたシールド本体を略台形筒状
    に折り曲げ加工してなり、前記色識別構体に入射される
    電子ビームの磁気遮蔽を行う内部磁気シールド構体とを
    備え、 前記内部磁気シールド構体のシールド本体は、対向する
    2辺にそれぞれ対応して設けられると共に、各々の角部
    に接合部を有する一対の第1の壁面部と、対向する他の
    2辺にそれぞれ対応して設けられ、折り曲げ加工後に前
    記接合部に部分的に接合されることにより、前記第1の
    壁面部間を連結する一対の第2の壁面部とを含むことを
    特徴とする陰極線管。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778494B1 (ko) * 2001-05-09 2007-11-22 삼성에스디아이 주식회사 음극선관용 인너 실드

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KR100778494B1 (ko) * 2001-05-09 2007-11-22 삼성에스디아이 주식회사 음극선관용 인너 실드

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