JP2000207813A - ディスク記録装置、ディスク再生装置、及びディスク状記録媒体 - Google Patents

ディスク記録装置、ディスク再生装置、及びディスク状記録媒体

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JP2000207813A
JP2000207813A JP11008278A JP827899A JP2000207813A JP 2000207813 A JP2000207813 A JP 2000207813A JP 11008278 A JP11008278 A JP 11008278A JP 827899 A JP827899 A JP 827899A JP 2000207813 A JP2000207813 A JP 2000207813A
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Yasuo Nagai
康雄 永井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチスパイラルのトラックから成るディス
ク状記録媒体に記録または再生する場合、記録手段また
は再生手段がどのような配置であっても、正しくタイミ
ングをとって記録または再生可能なディスク装置を実現
する。 【解決手段】 記録時に、ディスク記録装置の記録手段
の配置角度情報をディスク状記録媒体に記録する。これ
が、各トラックに分配して記録されたデータの配置角度
情報となる。再生時に、この配置角度情報と再生手段の
配置角度情報により、どのトラックをどの再生手段で再
生するか選択し、遅延手段15、16、17、18の遅
延量を設定する。その結果、タイミングが一致したデー
タをデータ統合部20で統合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク記録装置、
ディスク再生装置、及びディスク状記録媒体に関し、さ
らに詳しくは、複数の記録手段または再生手段でマルチ
スパイラルのトラックから成るディスク状記録媒体にデ
ータを記録または再生するディスク記録装置、ディスク
再生装置、及びディスク状記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアの発達でテープの
みならず光ディスクなどのディスク状記録媒体に動画の
映像データを記録することが行われるようになってき
た。文字情報などの通常のデータと比べて映像データの
特徴は、データ量が多いことに加え、転送レートが非常
に高いことである。たとえば、MPEG(Moving Pictu
reExperts Group)1で1.5Mbps(bit per secon
d)、DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)で4.7
Mbps、MPEG2で15Mbpsの転送レートで情
報の伝達がされている。今後ハイビジョン信号など、映
像データはさらに高転送レートになることが予想され
る。
【0003】高転送レートのデータを記録するために、
複数の光ピックアップを使い、複数のスパイラル状のト
ラックに同時に記録する方法が提案されている。図1に
スパイラル状のトラック4本のトラックから成るマルチ
スパイラルのディスクを示す。4本のスパイラル状のト
ラックSP1、SP2、SP3、SP4が一組としてト
ラックを構成している。このようなマルチスパイラルの
ディスクに高転送レートのデータを記録するため、高転
送レートのデータを各光ピックアップに分配し、1つの
スパイラルに1つの光ピックアップでデータを同時に記
録することが提案されている。
【0004】ところで、1枚のディスクに複数の記録手
段で記録する場合、各記録手段は物理的に重ねて配置す
ることは困難である。一つの移動体に複数の記録手段を
搭載し、ディスクに対して同一角度で一列に並べて記録
する方法があるが、複数の記録手段を直線上に等間隔に
配置するのは製造する上できわめて微細な調整を必要と
し、記録手段が増えるに従って実現が飛躍的に困難とな
る。
【0005】そこで、図2のようにディスクに対して所
定の角度をもって配置する構成となる。このように配置
された複数の記録手段で記録されたディスクを、再生装
置で再生する場合、再生手段が記録装置と同じ角度配置
であれば問題ないが、再生装置の再生手段が図4のよう
に記録装置の記録手段の配置と異なるとき、そのままで
は各再生手段で再生されたデータのタイミングが合わ
ず、元のデータが復元できなくなるという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、マ
ルチスパイラルのトラックから成るディスク状記録媒体
に複数の記録手段で記録し、または複数の再生手段で再
生する場合に、記録手段または再生手段がどのような配
置であっても、正しくタイミングをとって再生可能なデ
ィスク記録装置、ディスク再生装置、及びディスク状記
録媒体を実現することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1のディスク記録装置は、複数のスパイラル
状のトラックを有する一枚のディスク状記録媒体の各ト
ラックへ、一組となるデータを分配して複数の記録手段
を用いて記録を行うディスク記録装置であって、一組と
なるデータの各トラック上の配置を示す角度情報を、デ
ィスク状記録媒体に記録することを特徴とする。なお、
ディスク記録装置は、再生も可能なディスク記録再生装
置を含むものである。
【0008】請求項2のディスク記録装置は、この角度
情報は、ゾーン別の角度情報であることを特徴とする。
【0009】請求項3のディスク記録装置は、ディスク
状記録媒体は光ディスクであり、記録手段は光ピックア
ップであることを特徴とする。
【0010】請求項4のディスク記録装置は、複数のス
パイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記録媒
体の各トラックへ、一組となるデータを分配して複数の
記録手段を用いて記録を行うディスク記録装置であっ
て、一組となるデータの各トラック上の配置を示すアド
レス差情報を、ディスク状記録媒体に記録することを特
徴とする。なお、アドレス差情報には、セクタ差情報も
含まれる。
【0011】請求項5のディスク記録装置は、アドレス
差情報はゾーン別のアドレス差情報であることを特徴と
する。
【0012】請求項6のディスク記録装置は、複数のス
パイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記録媒
体へ複数の記録手段でデータの記録を行うディスク記録
装置であって、入力データを記録手段の数に分配するデ
ータ分配部と、時間情報を発生する時間情報発生部と、
データ分配部から分配されたデータに、この分配された
データ相互に関連ある時間情報を付加する時間情報付加
部と、時間情報付加部の出力データを記録手段で記録す
る記録回路とを有することを特徴とする。
【0013】請求項7のディスク記録装置は、この関連
ある時間情報は同一の時間情報であることを特徴とす
る。
【0014】請求項8のディスク再生装置は、複数のス
パイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記録媒
体に記録されているデータを複数の再生手段で再生を行
うディスク再生装置であって、再生手段のディスク状記
録媒体上の配置角度情報と、ディスク状記録媒体に記録
されているトラックの一組となるデータの配置を示す角
度情報とにより、再生手段が再生するトラックを選択す
ることを特徴とする。なお、ディスク再生装置は、記録
も可能なディスク記録再生装置を含むものである。
【0015】請求項9のディスク再生装置は、複数のス
パイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記録媒
体に記録されているデータを複数の再生手段で再生を行
うディスク再生装置であって、再生手段のディスク状記
録媒体上の配置角度情報と、ディスク状記録媒体に記録
されているトラックの一組となるデータの配置を示す角
度情報とにより、基準再生手段を決定する基準決定手段
と、基準再生手段以外の再生手段から出力されるデータ
を遅延させる遅延手段とを有することを特徴とする。
【0016】請求項10のディスク再生装置は、遅延手
段の遅延量は、配置角度情報と角度情報とにより決定さ
れることを特徴とする。
【0017】請求項11のディスク再生装置は、複数の
スパイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記録
媒体に記録されているデータを複数の再生手段で再生を
行うディスク再生装置であって、再生手段のディスク状
記録媒体上のアドレス差情報と、ディスク状記録媒体に
記録されているトラックの一組となるデータの配置を示
すアドレス差情報とにより、基準再生手段を決定する基
準決定手段と、基準再生手段以外の再生手段から出力さ
れるデータを遅延させる遅延手段とを有することを特徴
とする。
【0018】請求項12のディスク再生装置は、複数の
スパイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記録
媒体に記録されているデータを複数の再生手段で再生を
行うディスク再生装置であって、ディスク状記録媒体に
記録されている各トラックの時間情報により基準再生手
段を決定する基準決定手段と、基準再生手段以外の再生
手段から出力されるデータを遅延させる遅延手段とを有
することを特徴とする。
【0019】請求項13のディスク状記録媒体は、一組
となるデータが複数のスパイラル状のトラックに分配し
て記録されている一枚のディスク状記録媒体であって、
一組となるデータの各トラック上の配置を示す角度情報
が記録されていることを特徴とする。
【0020】請求項14のディスク状記録媒体は、一組
となるデータが複数のスパイラル状のトラックに分配し
て記録されている一枚のディスク状記録媒体であって、
一組となるデータの各トラック上の配置を示すアドレス
差情報が記録されていることを特徴とする。
【0021】請求項15のディスク状記録媒体は、一組
となるデータが複数のスパイラル状のトラックに分配し
て記録されている一枚のディスク状記録媒体であって、
各トラックに記録されている一組となるデータに同一の
時間情報が記録されていることを特徴とする。
【0022】上述した手段による作用を説明する。複数
のスパイラル状のトラックを有する一枚のディスク状記
録媒体へ複数の記録手段で記録する場合、それらの記録
手段を物理的に同一の場所に配置することは困難である
ので、ディスク状記録媒体上に所定の角度をもって配置
される。
【0023】そのため、一組となるデータを各スパイラ
ル状のトラックへ分配して記録するとき、各スパイラル
状のトラックにはその角度位置だけ角度差をもって記録
することになる。すなわち、分配されて記録されたデー
タは各スパイラル状のトラックで所定の角度差をもつ位
置に配置されることになる。その角度情報をディスク状
記録媒体に記録する。
【0024】このディスク状記録媒体を再生するとき、
この角度情報を再生しこの角度情報を基に各データのタ
イミングを整えることにより、ディスク再生装置の再生
手段がディスク記録装置の記録手段と異なる配置であっ
ても、記録前の元のデータを正しく復元することができ
る。
【0025】また、ディスク状記録媒体の記録領域がゾ
ーンで区切られているとき、この角度情報をゾーン別に
することにより、各ゾーンで同時に記録する記録手段を
変えることが可能になる。
【0026】また、このディスク記録装置は、光ディス
クに対して光ピックアップで記録する装置であれば、通
常の光ピックアップは光ディスクの内周から外周まで半
径方向に直線的に移動するので、どの位置でも各光ピッ
クアップの位置角度が変わらない。そのため一度角度情
報を記録すれば、光ディスクの全領域のデータに対して
その角度情報が有効になる。
【0027】また、このような角度情報の代わりに、デ
ィスク状記録媒体上のアドレス差情報を記録することに
より再生時に同様の作用がなされる。
【0028】また、角度情報またはアドレス差情報の代
わりに、同時に記録するデータに関連ある時間情報を付
加して記録することによっても再生時に同様の作用がな
される。この関連ある時間情報を同一の時間情報とする
と、再生するときの処理が簡単になる。
【0029】このように複数のスパイラル状のトラック
に同時に記録されたデータを複数の再生手段で再生を行
うとき、再生手段のディスク状記録媒体上の配置角度情
報と、ディスク状記録媒体に記録されているトラックの
角度情報とにより、再生手段が再生する前記トラックを
選択することで、再生手段の数、配置がどうであっても
ディスク再生装置にとってアプリケーションに適した再
生方法を、遅延量が少ない形態ですることができる。
【0030】また、再生手段のディスク状記録媒体上の
配置角度情報と、ディスク状記録媒体に記録されている
トラックの角度情報とにより、基準再生手段を決定し、
基準再生手段以外の再生手段から出力されるデータを遅
延させることにより、基準再生手段から再生されるデー
タの遅延量を零、他の再生手段から再生されるデータの
遅延量を基準再生手段から再生されるデータの差だけに
できるので、必要な遅延量を小さくできる。
【0031】また、この遅延量を、配置角度情報と角度
情報とにより決定することによって、各トラックに分配
されて記録されているデータを正しく統合して復元する
ことができる。
【0032】このようなディスク再生装置の作用は、再
生手段のディスク状記録媒体上の配置角度情報の代わり
に再生手段のディスク状記録媒体上のアドレス差情報、
ディスク状記録媒体に記録されているトラックの角度情
報の代わりにディスク状記録媒体に記録されているトラ
ックのアドレス差情報を利用することでも同様に得られ
る。
【0033】また、ディスク状記録媒体の各トラック
に、データと共に時間情報が記録されている場合、その
時間情報によりディスク再生装置の再生手段の内、基準
再生手段を決定し、基準再生手段以外の再生手段から出
力されるデータを遅延させることにより、基準再生手段
から再生されるデータの遅延量を零、他の再生手段から
再生されるデータの遅延量を基準再生手段から再生され
るデータの差だけにできるので、各トラックに分配され
て記録されているデータを正しく統合して復元すること
ができる。そのため、必要な遅延量を小さくできる。
【0034】また、上記のそれぞれのディスク記録装置
で記録されたディスク状記録媒体と同様な構造をもつデ
ィスク状記録媒体、すなわち、一組となるデータが複数
のスパイラル状のトラックに分配して記録されている一
枚のディスク状記録媒体であって、一組となるデータの
各トラック上の配置を示す角度情報が記録されているも
の、角度情報の代わりにアドレス差情報が記録されてい
るもの、各トラックに記録されている一組となるデータ
に同一の時間情報が記録されているものであれば、再生
専用に成形されたものであっても再生時にそれらの情報
を基にすることによって、所望のデータを正しく合体し
て復元することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明は2以上のスパイラル、す
なわちマルチスパイラルのディスク状記録媒体を汎用に
利用するものである。本発明の実施の形態例について、
ディスク状記録媒体として光ディスク、ディスク状記録
媒体の記録装置として光ディスク記録装置、ディスク状
記録媒体の再生装置として光ディスク再生装置を例に説
明するが、それに限定するものではない。なお、図中の
構成要素で従来の技術と同様の構造を成しているものに
ついては、同一の参照符号を付すものとする。
【0036】図1に4本のスパイラル状のトラック(以
下、単に「スパイラル」という。)から成る光ディスク
の概略構成図を示す。図1(a)は全体図、図1(b)
は図1(a)のA部の詳細図である。光ディスク1は内
周側からリードイン領域2、データ領域3、リードアウ
ト領域4がある。各領域はスパイラルSP1からスパイ
ラルSP4までの4本により図1(b)のように構成さ
れている。
【0037】リードイン領域2にはTOC(Table Of C
ontents )情報として、データ領域3に記録されたデー
タ別に、使用したスパイラル番号、開始アドレス、終了
アドレス、各スパイラル別のデータの内容、記録したと
きのディスク回転数が記録されている。
【0038】それぞれのスパイラルには、セクタ毎に固
有のアドレスが付けられている。たとえばスパイラルS
P1にアドレス10000〜19999が、スパイラル
SP2にアドレス20000〜29999が、スパイラ
ルSP3にアドレス30000〜39999が、スパイ
ラルSP4にアドレス40000〜49999が付けら
れている。
【0039】この5桁のアドレスは、アドレスを構成す
る数字の4桁までが全スパイラル共通の相対アドレス
で、アドレスを構成する数字の5桁めがスパイラル番号
を表す識別子となる。このため各光ピックアップは、ア
ドレスを検出することによって、どのスパイラルをトレ
ースしているかわかり、トレースすべきスパイラルを間
違うことはない。
【0040】また、同じ角度位置にある各スパイラルの
相対アドレスは一致している。たとえば図1のB部のセ
クタのアドレスは、スパイラルSP1が12000とす
ると、スパイラルSP2は22000、スパイラルSP
3は32000、スパイラルSP4は42000であ
る。この光ディスク1は内周側から記録し、反時計回転
方向に回転して記録され、アドレスは内周側から順に付
されている。
【0041】この光ディスク1に記録する、本実施の形
態例の光ディスク記録装置の4つの光ピックアップの配
置例を図2示す。光ピックアップは光ディスク1の回転
角に対して90゜ずつ角度差がある4箇所に配置されて
いる。光ピックアップOP1を基準にすると光ディスク
1に対して、光ピックアップOP2は90゜、光ピック
アップOP3は180゜、光ピックアップOP4は27
0゜遅れた位置にある。
【0042】それぞれの光ピックアップOP1、OP
2、OP3、OP4は光ディスク1の内周から外周まで
リードイン領域2、データ領域3、リードアウト領域4
の全範囲をアクセスすることができる。
【0043】このような配置の光ピックアップを備える
本実施の形態例の光ディスク記録装置のブロック図を図
3に示す。外部から入力されたデータはデータ分配部5
で4つに分割され、記録回路6、7、8、9に送られ
る。記録回路6、7、8、9は分配されたデータを各光
ピックアップを介して光ディスク1に記録する。光ピッ
クアップOP1で4つのスパイラルの内、最内周のスパ
イラルであるスパイラルSP1に、光ピックアップOP
2でスパイラルSP2に、光ピックアップOP3でスパ
イラルSP3に、光ピックアップOP4でスパイラルS
P4に分割されたデータを記録する。
【0044】さらに、この光ピックアップOP2、光ピ
ックアップOP3、光ピックアップOP4の光ピックア
ップOP1に対する角度情報が、コントローラ10から
記録回路6へ送られ、光ディスク1のスパイラルSP1
のリードイン領域2に記録する。この角度情報は、同時
に記録される一組のデータの各スパイラルの対応関係を
示す位置情報であるから、表1で示すように各スパイラ
ル別の角度情報となる。
【0045】
【表1】
【0046】なお、表1ではスパイラルSP1を基準と
しているが、基準とするスパイラルはどれでもよい。ま
た、各スパイラルの角度情報がわかればよいので基準を
0゜としなくてもよい。
【0047】また、この角度情報の記録は入力されるデ
ータを記録する前で行ってもよいし、記録後に行っても
よい。また、各光ピックアップそれぞれで、対応する光
ディスクのスパイラルのリードイン領域2に記録する構
成にしてもよい。また、データ領域3に、入力されるデ
ータと共に記録してもよい。
【0048】次に、このように記録された光ディスクを
光ディスク再生装置で再生する場合を説明する。光ディ
スク再生装置が図2に示す光ディスク記録装置と同一の
光ピックアップの構成であってもよいが、異なる構成で
あっても再生可能である。光ピックアップの数は同じで
あるが配置が異なる形態と、光ピックアップの数が異な
る形態について、それぞれ順に説明する。
【0049】図4に、本実施の形態例の光ディスク再生
装置の4つの光ピックアップの配置例を示す。光ディス
ク記録装置と同様に光ピックアップ4つで再生するのだ
が、その配置角度は図2で示した光ディスク記録装置と
異なる。光ピックアップOP5を基準にすると光ディス
クの回転角に対して、光ピックアップOP6は45゜、
光ピックアップOP7は180゜、光ピックアップOP
8は225゜遅れた位置にある。そのため、光ピックア
ップの配置角度情報は表2に示すようになる。
【0050】
【表2】
【0051】光ピックアップOP5が光ディスク1のス
パイラルSP1、光ピックアップOP6がスパイラルS
P2、光ピックアップOP6がスパイラルSP3、光ピ
ックアップOP8がスパイラルSP4を再生するものと
すると、光ピックアップOP5が図2で示す記録装置の
光ピックアップOP1に対応し、光ピックアップOP6
が光ピックアップOP2に対応し、光ピックアップOP
7が光ピックアップOP3に対応し、光ピックアップO
P8が光ピックアップOP4に対応する。
【0052】この構成では、光ピックアップOP6と光
ピックアップOP8の位置が図2で示す記録装置の対応
する光ピックアップの位置と異なる。図2で示す記録装
置との角度差は90゜−45゜=45゜、270゜−2
25゜=45゜となり、光ピックアップOP6と光ピッ
クアップOP8はともに記録より45゜進んだ位相で再
生されることになる。そのため、位相を調整する手段が
必要となる。
【0053】その問題を解決するための本実施の形態例
の光ディスク再生装置のブロック図を図5に示す。光デ
ィスク1に記録されているデータは、光ピックアップO
P5、OP6、OP7、OP8から再生回路11、1
2、13、14に送られ再生される。再生されたデータ
は、遅延手段15、16、17、18へ送られる。
【0054】遅延手段15、16、17、18ではコン
トローラ19により指定された量だけ入力データを遅延
させる。すなわち、遅延手段15、16、17、18に
より、光ピックアップの配置による位相差を調整する。
この遅延手段15、16、17、18の遅延量は零から
設定できるもので、遅延なしという設定も可能である。
遅延手段15、16、17、18により時間調整された
データはデータ統合部20に集められ、記録前の元のデ
ータに復元される。
【0055】コントローラ19が各遅延手段15、1
6、17、18の遅延量をどのように決定するかを以下
に詳細に説明する。まず光ディスク1のTOCを光ピッ
クアップOP5、再生回路11を介して取り込み、記録
されたときのスパイラル情報と光ピックアップの角度情
報を検出する。
【0056】次に、光ディスク再生装置の光ピックアッ
プをどの各スパイラルに割り当てるかを選択し決定す
る。この選択は、できるだけ各遅延手段15、16、1
7、18の遅延量が少なくなるように選択する。前述の
ように、光ピックアップOP5が光ディスク1のスパイ
ラルSP1、光ピックアップOP6がスパイラルSP
2、光ピックアップOP7がスパイラルSP3、光ピッ
クアップOP8がスパイラルSP4を再生するように選
択する。
【0057】次に、この光ディスク再生装置の光ピック
アップ毎に、光ディスク再生装置の光ピックアップの角
度と、記録された角度情報を比較する。すなわち、表1
と表2を比較する。同じであれば何もする必要がない
が、異なっていれば、その角度の差を調整する必要があ
る。
【0058】光ディスクが1回転で24のセクタで構成
されているとすると、45゜進んでいる状況は、 24×45゜/360゜=3 となって、3セクタ分、記録より先行していることにな
る。そのため、光ピックアップOP6、光ピックアップ
OP8で再生されたデータに3セクタ分の遅延を加えた
後、他の光ピックアップで再生されたデータと共に復元
する。
【0059】遅延手段15、16、17、18は、図6
に示すように1セクタ分のデータを記憶する多数のFI
FO(First In First Out)メモリ21、22、23と
多数のスイッチ24、25、26とスイッチ制御部27
により構成されていて、スイッチの接続により遅延量を
自由に設定することができる。従って、コントローラ1
9はこのFIFOメモリが3つ縦列接続されるように遅
延手段16、18へ指令を出す。遅延手段16、18の
スイッチ制御部27はFIFOメモリ21、22、23
が3つ縦列接続されるようにスイッチ24、25、26
を制御する。
【0060】遅延手段15、16、17、18の構成は
これに限定するものではなく、光ディスクの回転数と角
度差情報により遅延時間を計算し、その遅延時間の分を
単なる遅延手段で遅延させてもよい。たとえば、光ディ
スクの回転数が3000rpmであれば、45゜進んで
いる状況は、 1/(3000/60)×45゜/360゜=2.5m
s と計算され、2.5ms分の遅延手段で遅延させてもよ
い。
【0061】次に、光ディスク再生装置の光ピックアッ
プの数が記録時と異なる数の場合を説明する。図7は、
2つの光ピックアップで再生する光ディスク再生装置の
光ピックアップの配置例を示す概略図である。光ピック
アップOP9と光ピックアップOP10は180゜の角
度がある。光ピックアップOP9でスパイラルSP1
を、光ピックアップOP10でスパイラルSP2を再生
するものとする。当然、スパイラルSP3とスパイラル
SP4は再生されない。
【0062】このような形態での再生は、たとえば、ス
パイラルSP1とスパイラルSP2がペアとなって映像
データの画素の半分が記録されており、スパイラルSP
3とスパイラルSP4がペアとなって映像データの残り
の画素半分が記録されているとき、どちらかのペアを再
生すれば画素が半分の粗い映像が再現できる、という場
合に可能な形態である。この再生映像をパーソナルコン
ピュータの画面の小さなウインドウに表示させる場合に
は多少の画素の粗さは実用上問題ないからである。
【0063】光ピックアップOP10でスパイラルSP
2を再生すると、記録時より 180゜−90゜=90゜ 遅れることになる。そのため、光ピックアップOP9の
再生より進ませる必要がある。このような場合は、最も
遅くデータを再生する光ピックアップを基準に、その他
の光ピックアップで再生するデータを遅らせる方法を採
る。
【0064】従って、光ピックアップOP10で再生す
るデータをそのままに、光ピックアップOP9で再生す
るデータを遅らせる。光ディスクが1回転で24のセク
タで構成されているとすると、90゜進んでいる状況
は、 24×90゜/360゜=6 と計算され、6セクタ分、記録より先行していることに
なる。
【0065】そのため、光ピックアップOP1で再生さ
れたデータに6セクタ分の遅延を加えた後、他の光ピッ
クアップで再生されたデータと共に復元する。遅延させ
る手段は、図6で示す1セクタ分のデータを記憶するF
IFOメモリを6つ縦列接続することによって行うが、
これに限定するものではない。
【0066】また、光ディスクの回転数と角度差情報に
より遅延時間を計算し、その遅延時間の分を単なる遅延
手段で遅延させてもよい。たとえば、光ディスクの回転
数が3000rpmであれば、90゜進んでいる状況
は、 1/(3000/60)×90゜/360゜=5ms と計算され、5ms分の遅延手段で遅延させてもよい。
【0067】このように、記録するときの光ピックアッ
プの角度差情報を記録し、それを再生することによっ
て、任意の光ピックアップの配置で正しく元のデータを
復元できる。これは、ポータブル用途の装置など、用途
によって光ピックアップの数が制約を受ける再生装置に
特に有用である。
【0068】このような角度差の代わりに、各セクタの
アドレス差であっても同様の効果が実現できる。たとえ
ば図2の光ディスク記録装置で、光ディスクが1回転で
24のセクタで構成されているとすると、90゜の角度
差は、1回転で24のセクタで構成されている光ディス
クでは 24×90゜/360゜=6 となって、6セクタ遅れた位置にあるといえる。
【0069】従って、光ピックアップOP1を基準にし
て光ピックアップOP2は6セクタ、光ピックアップO
P3は12セクタ、光ピックアップOP4は18セクタ
遅れた相対アドレスから記録されることになる。この情
報を表3で示すような形式にして光ディスクに記録すれ
ばよい。
【0070】
【表3】
【0071】光ディスク再生装置で再生するときに、こ
のアドレス差情報と光ディスク再生装置での光ピックア
ップの位置角度とを比較して、再生装置の遅延手段の光
ピックアップごとの遅延量を決定すればよい。この場
合、光ディスク再生装置の光ピックアップの位置角度を
まず光ディスクのアドレス差に換算し、それから記録さ
れているスパイラル別のアドレス差と計算をして求め
る。
【0072】たとえば、図4の形態であれば、光ピック
アップOP5を基準に光ピックアップの位置角度を光デ
ィスクのアドレス差に換算すると、光ピックアップOP
6は3セクタ、光ピックアップOP7は12セクタ、光
ピックアップOP8は15セクタのアドレス差となり、
表4に示すようになる。これを、記録されているスパイ
ラル別のアドレス差である6セクタ、12セクタ、18
セクタとそれぞれ比較する。
【0073】
【表4】
【0074】たとえば、スパイラルSP2を再生する光
ピックアップOP6は、(6セクタ)−(3セクタ)=
(3セクタ)となり、3セクタ遅延させればよいことが
求まる。光ディスクのアドレス差情報を記録する方法
は、アドレス差がちょうど整数となるときにはディスク
回転数によらないので効果が大きい。
【0075】セクタの整数倍にならないときは時間差の
遅延にしなければならない。このときは記録時のディス
ク回転数と再生時のディスク回転数が必要となる。たと
えば、光ディスクを3000rpmで回転させて記録及
び再生をさせる場合、記録時と再生時で光ピックアップ
が90゜の角度差であれば 1/(3000/60)×90゜/360゜=5ms となって、5ms分の遅延手段が必要となる。
【0076】この遅延手段は、たとえば前述したFIF
Oメモリを5ms分のデータを格納する容量だけ持てば
よい。また、5msが2.5セクタであるときは、2セ
クタ分のセクタ単位のメモリと0.5セクタ分の時間で
ある1ms分のメモリを縦続させてもよい。
【0077】これらの角度情報、アドレス差情報の記録
は、ZCAV(Zone Constant Angular Velocity)な
ど、光ディスクの半径方向にいくつかのゾーンを区切っ
て記録する方式にも利用できる。この場合、各ゾーンご
とに記録レートを変え、各ゾーンに固定したスパイラル
の使用方法が採用される場合がある。
【0078】たとえば最外周のゾーンは記録レートが高
いので、最も高い転送レートのデータを記録するために
スパイラル4本を使用し、内周側のゾーンは比較的低い
転送レートのデータを記録するためにスパイラル2本を
使用することが考えられる。そのような場合、ゾーン毎
に、使用する光ピックアップの角度情報またはアドレス
差情報を記録することが有用である。
【0079】また、記録するデータによってスパイラル
本数の使い方が異なることも考えられる。そのような場
合、記録される内容別にスパイラル本数と共に角度情報
またはアドレス差情報を記録することによって、各ゾー
ンを有効に利用することができる。
【0080】以上のように角度情報を記録する効果は、
スパイラルに記録するときに各セクタに時間情報などの
タイミング情報を入れることによっても実現できる。各
セクタには先頭にアドレスが記録されているが、アドレ
スとは別にタイムコードなどの時間情報を記録する。
【0081】図8に、本実施の形態例の光ディスク記録
装置の時間情報を付加する場合のブロック図を示す。デ
ータ分配部5で各スパイラルへ記録されるために分配さ
れたデータは、記録回路6、7、8、9に入力される前
に時間情報付加部28、29、30、31へ供給され
る。
【0082】時間情報付加部28、29、30、31で
は、データ分配部5から供給されたデータに、時間情報
発生部32からの時間情報を付加する。時間情報発生部
32で発生される時間情報は、たとえば時刻あるいはタ
イムコードである。時間情報発生部32からは時間情報
付加部28、29、30、31へ共通の時間情報が供給
される。そのため、各スパイラルに同時に記録されるデ
ータには、同じ時間情報が記録される。
【0083】図1の光ディスクに記録する場合、たとえ
ば、スパイラルSP1のアドレス1000への記録と、
スパイラルSP2のアドレス1006への記録と、スパ
イラルSP3のアドレス1012への記録と、スパイラ
ルSP4のアドレス1018への記録とは同時に行われ
る。そのためスパイラルSP1のアドレス1000とス
パイラルSP2のアドレス1006とスパイラルSP3
のアドレス1012とスパイラルSP4のアドレス10
18に同じ時間情報が記録される。
【0084】このように時間情報が記録されると、再生
時にその時間情報を基にデータを合成するタイミングを
一致させることができるので、正しく元のデータを復元
することができる。光ピックアップの角度情報の他に時
間情報を入れるのはそれだけデータ記憶領域を使用する
ので記憶容量を損することになるが、計算が不要な直接
的な方法である、という点で効果がある。
【0085】以上、光ディスクはスパイラルが4本の形
態例で説明したが、2本以上であれば何本でもよい。こ
のスパイラルは、一連のデータを連続して記録または再
生するものであればよく、連続溝方式、ランドとグルー
ブが1回転毎に反転するランド・グルーブ方式、あるい
はピット方式の別を問わない。従って、光ディスクは成
形されたピットによる再生専用の光ディスクであっても
よい。
【0086】また、スパイラルがディスクの片面にある
場合を例にしてきたが、ディスクの両面にある形態も可
能である。また、角度情報または時間情報であれば、ア
ドレスが付されていないディスクであってもよいし、C
AV(Constant Angular Velocity)方式、CLV(Con
stant Linear Velocity)方式の別を問わず実現でき
る。
【0087】光ディスクとその記録装置及び再生装置を
形態例にして説明してきたが、マルチスパイラルのトラ
ックで構成されるディスク状記録媒体であれば、磁気デ
ィスクなど他の記録方式のものであっても実施できるこ
とは明らかである。
【0088】
【発明の効果】本発明のディスク記録装置によれば、各
記録手段の位置関係がどうであってもその位置関係の情
報または同時に記録する時間情報をディスク状記録媒体
に記録するので、再生するときに正しいタイミングで各
再生データを統合し元のデータを復元することができ
る。
【0089】また、本発明のディスク再生装置によれ
ば、各再生手段の位置関係がどうであっても、ディスク
状記録媒体に記録されている位置関係の情報または時間
情報と各再生手段の位置関係の角度情報とにより、遅延
手段を制御して正しいタイミングで各再生データを統合
し、元のデータを復元することができる。また、記録し
たときの各記録手段と同じ数の再生手段がなくても、元
のデータの中の必要な一部のデータを再生し復元するこ
とができる。
【0090】また、本発明のディスク状記録媒体によれ
ば、各スパイラルに記録されているデータの位置関係の
情報または時間情報が記録されているので、再生装置は
その情報を取り出すことによって各スパイラルに記録さ
れているデータを統合し、目的の再生をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 4本のスパイラル状のトラックから成る光デ
ィスクの概略構成図である。
【図2】 本実施の形態例の光ディスク記録装置の4つ
の光ピックアップの配置例を示す概略図である。
【図3】 本実施の形態例の光ディスク記録装置のブロ
ック図である。
【図4】 本実施の形態例の光ディスク再生装置の4つ
の光ピックアップの配置例を示す概略図である。
【図5】 本実施の形態例の光ディスク再生装置のブロ
ック図である。
【図6】 遅延手段のブロック図である。
【図7】 本実施の形態例の光ディスク再生装置の2つ
の光ピックアップの配置例を示す概略図である。
【図8】 本実施の形態例の光ディスク記録装置の時間
情報を付加する場合のブロック図である。
【符号の説明】
1…光ディスク、2…リードイン領域、3…データ領
域、4…リードアウト領域、5…データ分配部、6,
7,8,9…記録回路、10…コントローラ、11,1
2,13,14…再生回路、15,16,17,18…
遅延手段、19…コントローラ、20…データ統合部、
21,22,23…FIFOメモリ、24,25,26
…スイッチ、27…スイッチ制御部、28,29,3
0,31…時間情報付加部、32…時間情報発生部、O
P1,OP2,OP3,OP4,OP5,OP6,OP
7,OP8,OP9,OP10…光ピックアップ、SP
1,SP2,SP3,SP4…スパイラル状のトラック

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスパイラル状のトラックを有する
    一枚のディスク状記録媒体の各前記トラックへ、一組と
    なるデータを分配して複数の記録手段を用いて記録を行
    うディスク記録装置において、 前記一組となるデータの各前記トラック上の配置を示す
    角度情報を前記ディスク状記録媒体に記録することを特
    徴とするディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 前記角度情報はゾーン別の角度情報であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のディスク記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク状記録媒体は光ディスクで
    あり、 前記記録手段は光ピックアップであることを特徴とする
    請求項1に記載のディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 複数のスパイラル状のトラックを有する
    一枚のディスク状記録媒体の各前記トラックへ、一組と
    なるデータを分配して複数の記録手段を用いて記録を行
    うディスク記録装置において、 前記一組となるデータの各前記トラック上の配置を示す
    アドレス差情報を前記ディスク状記録媒体に記録するこ
    とを特徴とするディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス差情報はゾーン別のアドレ
    ス差情報であることを特徴とする請求項4に記載のディ
    スク記録装置。
  6. 【請求項6】 複数のスパイラル状のトラックを有する
    一枚のディスク状記録媒体へ複数の記録手段でデータの
    記録を行うディスク記録装置において、 入力データを前記記録手段の数に分配するデータ分配部
    と、 時間情報を発生する時間情報発生部と、 前記データ分配部から分配されたデータに、前記分配さ
    れたデータ相互に関連ある前記時間情報を付加する時間
    情報付加部と、 前記時間情報付加部の出力データを前記記録手段で記録
    する記録回路とを有することを特徴とするディスク記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記関連ある前記時間情報は、同一の前
    記時間情報であることを特徴とする請求項6に記載のデ
    ィスク記録装置。
  8. 【請求項8】 複数のスパイラル状のトラックを有する
    一枚のディスク状記録媒体に記録されているデータを複
    数の再生手段で再生を行うディスク再生装置において、 前記再生手段の前記ディスク状記録媒体上の配置角度情
    報と、前記ディスク状記録媒体に記録されている前記ト
    ラックの一組となるデータの配置を示す角度情報とによ
    り、 前記再生手段が再生する前記トラックを選択することを
    特徴とするディスク再生装置。
  9. 【請求項9】 複数のスパイラル状のトラックを有する
    一枚のディスク状記録媒体に記録されているデータを複
    数の再生手段で再生を行うディスク再生装置において、 前記再生手段の前記ディスク状記録媒体上の配置角度情
    報と、前記ディスク状記録媒体に記録されている前記ト
    ラックの一組となるデータの配置を示す角度情報とによ
    り、基準再生手段を決定する基準決定手段と、 前記基準再生手段以外の前記再生手段から出力されるデ
    ータを遅延させる遅延手段とを有することを特徴とする
    ディスク再生装置。
  10. 【請求項10】 前記遅延手段の遅延量は、前記配置角
    度情報と前記角度情報とにより決定されることを特徴と
    する請求項9に記載のディスク再生装置。
  11. 【請求項11】 複数のスパイラル状のトラックを有す
    る一枚のディスク状記録媒体に記録されているデータを
    複数の再生手段で再生を行うディスク再生装置におい
    て、 前記再生手段の前記ディスク状記録媒体上のアドレス差
    情報と、前記ディスク状記録媒体に記録されている前記
    トラックの一組となるデータの配置を示すアドレス差情
    報とにより、基準再生手段を決定する基準決定手段と、 前記基準再生手段以外の前記再生手段から出力されるデ
    ータを遅延させる遅延手段とを有することを特徴とする
    ディスク再生装置。
  12. 【請求項12】 複数のスパイラル状のトラックを有す
    る一枚のディスク状記録媒体に記録されているデータを
    複数の再生手段で再生を行うディスク再生装置におい
    て、 前記ディスク状記録媒体に記録されている各前記トラッ
    クの時間情報により基準再生手段を決定する基準決定手
    段と、 前記基準再生手段以外の前記再生手段から出力されるデ
    ータを遅延させる遅延手段とを有することを特徴とする
    ディスク再生装置。
  13. 【請求項13】 一組となるデータが複数のスパイラル
    状のトラックに分配して記録されている一枚のディスク
    状記録媒体であって、 前記一組となるデータの各前記トラック上の配置を示す
    角度情報が記録されていることを特徴とするディスク状
    記録媒体。
  14. 【請求項14】 一組となるデータが複数のスパイラル
    状のトラックに分配して記録されている一枚のディスク
    状記録媒体であって、 前記一組となるデータの各前記トラック上の配置を示す
    アドレス差情報が記録されていることを特徴とするディ
    スク状記録媒体。
  15. 【請求項15】 一組となるデータが複数のスパイラル
    状のトラックに分配して記録されている一枚のディスク
    状記録媒体であって、 各前記トラックに記録されている前記一組となるデータ
    に同一の時間情報が記録されていることを特徴とするデ
    ィスク状記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011216180A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 General Electric Co <Ge> ホログラフィック記憶媒体に記憶されたデータを転送するためのシステムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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