JP2000207391A - 補間装置、補間方法及び画像表示装置 - Google Patents

補間装置、補間方法及び画像表示装置

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JP2000207391A
JP2000207391A JP11313567A JP31356799A JP2000207391A JP 2000207391 A JP2000207391 A JP 2000207391A JP 11313567 A JP11313567 A JP 11313567A JP 31356799 A JP31356799 A JP 31356799A JP 2000207391 A JP2000207391 A JP 2000207391A
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Hidehiko Okada
英彦 岡田
Koji Aoyama
幸治 青山
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、補間装置、補間方法及び画像表示
装置に関し、例えばパーソナルコンピュータに適用で
き、例えば画像処理に適用して、変換比率による画質劣
化を防止することができるようにする。 【解決手段】 入力データDV1に対する出力データの
位相情報xと、入力データDV1を構成する入力サンプ
リング数と対応する出力データの出力サンプリング数と
の比率rとに基づいて、重み付け係数を可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補間装置、補間方
法及び画像表示装置に関し、例えばパーソナルコンピュ
ータや画像表示装置において、入力データとサンプリン
グ数の異なる出力データを補間により生成する場合に適
用することができる。本発明は、入力データに対する出
力データの位相と、入力データの入力サンプリング数と
出力データの出力サンプリング数の比率とに基づいて、
重み付け係数を可変することにより、例えば画像処理に
適用して、変換比率による画質劣化を防止することがで
きるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、映像機器においては、補間装置に
よる演算処理により、ビデオ信号、画像データのフォー
マットを変換し、さらには画像の拡大、縮小等の処理を
実行するようになされている。
【0003】すなわちNTSC(National Televison S
ystem Committee )方式のビデオ信号は、1フレームの
走査線数が525本であり、PAL(Phase Alternatio
n byLine )方式のビデオ信号は、1フレームの走査線
数が625本である。またHDTV(High Definition
Television)方式のビデオ信号は、1フレームの走査線
数が1125本とされている。
【0004】これにより異なる方式のビデオ信号を各方
式により処理する場合には、補間演算処理により、事前
にビデオ信号のライン数を変換してビデオ信号をフォー
マット変換するようになされている。
【0005】また、コンピュータにおいて処理する画像
データにおいても、例えば画素数640×480ドット
であるVGA(Video Graphics Array)、画素数800
×600ドットであるSVGA(Super VGA)等、種
々の解像度によるフォーマットが存在する。これにより
例えばSVGA用の液晶表示パネルを用いて、この液晶
表示パネルの全面にVGAによる画像を表示する場合、
水平方向及び垂直方向の補間演算処理により、このVG
Aによる画像データをSVGAによる画像データにフォ
ーマット変換することが必要になる。
【0006】また画像を拡大、縮小して表示する場合に
も、同様に拡大、縮小する方向に対応する補間演算処理
が必要になる。
【0007】このような補間演算処理は、変換前の元画
像を構成する画素(以下、元画素と呼ぶ)の画像データ
を用いて、変換後の画像を構成する画素(以下、変換画
素と呼ぶ)の画像データを生成する処理であり、元画素
に対する変換画素の位置関係に従った補間フィルタによ
る畳み込み演算処理により変換画素の画像データを生成
するようになされている。
【0008】すなわち水平方向の補間演算処理を例にと
って図17に示すように、水平方向に元画素Ra、R
b、Rc、Rdが標本間隔Sで並ん配列されている場合
に、元画素Rbより元画素Rc側に距離xだけ離間した
位置Qの画像データにおいては、フィルタ係数をHa、
Hb、Hc、Hdとして、次式より求めることができ
る。
【0009】
【数1】
【0010】ここで理論的理想的な補間処理は、図18
に示すようなsinc関数を補間関数として、無限時間過去
から無限時間将来まで畳み込み演算することである。な
お図18において、xは、元画素の標本間隔Sで正規化
した変換画素の位置(図17について上述した距離x)
であり、sinc関数は、次式により表される。
【0011】
【数2】
【0012】しかしながら、無限時間過去から無限時間
将来までの畳み込み演算は、困難であることから、実際
の補間演算処理においては、近似演算処理により変換画
素の画像データを生成するようになされている。
【0013】このような近似法としては、最近傍近似
法、双一次近似法、Cubic近似法が知られている。
このうち最近傍近似法は、最近傍の元画素の画像データ
を変換画素の画像データに割り当てるものであり、図1
9に示すような補間関数f(x)により元画素と変換画
素との関係が表される。なおここでこの最近傍近似法に
おいては、次式により補間関数f(x)を示すことがで
きる。
【0014】
【数3】
【0015】これに対して双一次近似法は、1の方向に
ついて、最近傍の2画素の画像データを用いた重み付け
演算処理(加重平均処理)により変換画素の画像データ
を生成するものであり、図20に示すような補間関数f
(x)により元画素と変換画素との関係が表される。な
おここでこの双一次近似法においては、次式により補間
関数f(x)を示すことができる。
【0016】
【数4】
【0017】またCubic近似法は、1の方向につい
て、最近傍の4画素の画像データを用いた重み付け演算
処理により変換画素の画像データを生成するものであ
り、図21に示すような補間関数f(x)により元画素
と変換画素との関係が表される。なおここでこのCub
ic近似法においては、次式により補間関数f(x)を
示すことができる。
【0018】
【数5】
【0019】なおこれら図19〜図21においても、x
は、元画素の標本間隔Sで正規化した変換画素の位置
(図17について上述した距離x)である。
【0020】具体的に、このような補間フィルタは、F
IRディジタルフィルタにより構成され、例えば双一次
近似法で変換画素の画像データを生成する場合にあっ
て、X=0.0の場合(すなわち元画素と変換画素とが
重なり合う場合)、重なり合う元画素の画像データを値
1.0により重み付けし、またこの元画素の画像データ
に隣接する画像データを値0.0のにより重み付けし、
これらの重み付け結果を加算することにより求められ
る。
【0021】また同様にして変換画素の画像データを生
成する場合にあって、X=0.5の場合(すなわち隣接
する元画素の中間地点に変換画素が位置する場合)、こ
れら隣接する元画素の画像データを値0.5によりそれ
ぞれ重み付けして加算することにより求められる。
【0022】さらに、X=0.3の場合は、最近傍であ
る元画素の画像データを値0.7により重み付けし、ま
た続く最近傍である元画素の画像データを値0.3によ
り重み付けし、これらの重み付け結果を加算することに
より求められる。
【0023】これに対してCubic近似法による場合
には、同様のFIRディジタルフィルタにおいて、X=
0.0の場合は、値0.0、1.0、0.0、0.0に
より連続する元画素の画像データを重み付け加算するこ
とにより、変換画素と重なり合う元画素の画像データを
そのまま出力する。
【0024】さらにX=0.5の場合は、値−0.12
5、0.625、0.625、−0.125により連続
する元画素の画像データを重み付け加算して変換画素の
画像データを生成し、X=0.3の場合は、値−0.0
63、0.847、0.363、−0.147により連
続する元画素の画像データを重み付け加算して変換画素
の画像データを生成するようになされている。
【0025】図22は、このCubic近似法による補
間演算処理に使用される補間装置を示すブロック図であ
り、この補間装置1において、補間回路1A及び1B
は、それそれ水平方向及び垂直方向について、画素数を
変換する。すなわち補間回路1は、画像データDV1に
同期したクロックCK1を基準にして動作する遅延回路
(D)2A〜2Dを直列接続してシフトレジスタを構成
し、これら遅延回路2A〜2Dにより元画像の画像デー
タDV1を順次転送することにより、水平方向に隣接す
る4サンプリングの元画素の画像データDV1A〜DV
1Dを各遅延回路2A〜2Dより出力する。
【0026】係数発生回路3は、元画素に同期したクロ
ックCK1と、所定のクロックとの位相比較結果である
位相情報x(図18〜図21について上述した値xに対
応する)に基づいて、これら4サンプリングの画像デー
タDV1A〜DV1Dを重み付けする重み付け係数を順
次生成して出力し、乗算回路4A〜4Dは、これらの重
み付け係数によりそれぞれ画像データDV1A〜DV1
Dを重み付けする。
【0027】加算回路5は、これら乗算回路4A〜4D
の重み付け結果を加算し、これにより水平方向について
所望の画素数による変換画素の画像データを出力する。
続く補間回路1Bは、上述した1クロックの遅延回路2
A〜2Dに代えて、1ライン分の遅延回路が配置されて
同様に構成され、これにより垂直方向に連続する4サン
プリングの画像データより、垂直方向の画素数を変換し
てなる変換後の画像データを生成する。メモリ6は、こ
の補間回路1Bより出力される画像データを所定のクロ
ックを基準にして出力する。これにより補間装置1は、
水平方向及び垂直方向に画素数を変換するようになされ
ている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところでCubic近
似法による補間演算処理においては、画素数を変換する
比率(以下変換比率と呼ぶ)が増大して元画像を拡大す
るにつれ、変換後の画像でぼけが目立つようになり、そ
の分画質劣化が目立つ問題がある。また変換比率を低下
させて元画像を縮小する場合には、折り返し歪みにより
画質が劣化し、これにより補間処理する前に、事前に、
ローパスフィルタにより元画像の画像データを帯域制限
することが必要になる。
【0029】これに対して双一次近似法においても、同
様の問題が発生する。
【0030】また最近傍近似法においては、変換比率に
よって、例えば斜め線の太さが種々に変化したり、線自
体が失われたりし、これにより同様に画質が劣化する問
題がある。
【0031】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、例えば画像処理に適用して変換比率による画質劣化
を防止することができる補間装置、補間方法及び画像表
示装置を提案しようとするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1又は請求項8の発明においては、補間装置又
は補間方法に適用して、入力データを所望の重み付け係
数により重み付け加算することにより、この入力データ
のサンプリング数を変換して出力データを出力する処理
において、入力データに対する出力データの位相と、入
力データの入力サンプリング数と出力データの出力サン
プリング数との比率とに基づいて重み付け係数を可変す
る。
【0033】また請求項14の発明においては、画像表
示装置に適用して、入力画像データサンプリング数を変
換して出力画像データを生成する処理において、入力画
像データに対する出力画像データの位相と、入力画像デ
ータの入力サンプリング数に対する出力画像データの出
力サンプリング数の比率とに基づいて、重み付け係数を
可変する。
【0034】請求項1又は請求項8の構成によれば、入
力データに対する出力データの位相だけでなく、入力デ
ータの入力サンプリング数と出力データの出力サンプリ
ング数との比率に基づいて、重み付け係数を可変して重
み付け加算することにより、変換比率に応じて、適宜係
数を変化させ、またタップを切り換えることができ、こ
れにより例えば画像処理に適用して変換比率による特性
劣化を防止することができる。
【0035】請求項14の構成によれば、入力画像デー
タに対する出力画像データの位相と、入力画像データの
入力サンプリング数に対する出力画像データの出力サン
プリング数の比率とに基づいて、重み付け係数を可変す
れば、変換比率に応じて、適宜係数を変化させ、またタ
ップを切り換えることができ、これにより変換比率によ
る画質劣化を防止することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0037】(1)補間処理の基本原理 図2及び図3は、この実施の形態に係る補間処理の基本
原理の説明に供する略線図である。この図2及び図3に
おいて、矩形形状の領域ARは、表示画面における一定
の領域を示し、例えば画素数640×480によるVG
Aの表示画面において、この領域ARが5×5画素の画
素x11〜x55により形成される場合(図2)、この
画素数640×480に対して画素数が5:8の整数比
である画素数1024×768によるXGAにおいて
は、この領域ARを8×8画素y11〜y88により形
成することになる。
【0038】これによりVGAによる画像データをXG
Aによる画像データに変換する場合、補間処理は、5×
5画素x11〜x55による部分的な画像を8×8画素
y11〜y88による部分的な画像に変換することにな
る。また画素数640×480によるVGA、画素数1
024×768によるXGAにおいては、それぞれ5×
5画素x11〜x55による部分的な画像、8×8画素
y11〜y88による部分的な画像を水平方向に128
個、垂直方向に96個配置して1の画面が形成されるこ
とにより、この5×5画素x11〜x55による部分的
な画像を8×8画素y11〜y88による部分的な画像
に変換する処理を繰り返して、VGAによる1画面をX
GAの1画面に変換することができる。またこの逆の処
理を繰り返して、XGAによる1画面をVGAの1画面
に変換することができる。
【0039】これによりこのようにVGAによる画像デ
ータとXGAの画像データとの間でフォーマット変換す
る場合、補間処理においては、画素数の整数比に対応す
る所定の配列関係に応じた処理を繰り返して、フォーマ
ット変換できることが判る。
【0040】因みに、図4は、コンピュータにおける画
像データの主だったフォーマットにおける画素数の整数
比を示すものであり、この図表より、これらフォーマッ
ト間においても、上述した関係が成立することが判る。
【0041】図5は、この図2及び図3の領域ARを重
ね合わせた状態を示すものである。これらの重なり合う
領域ARにおいて、XGAの各画素y11〜y88より
VGAの画素x11〜x55の重なり合いを見ると、図
6に示すように、6種類のパターンA〜Fによりこれら
の重なり合いを分類することができる。
【0042】このうち図7に示すように、第1のパター
ンAは、画素y11、y13、……、y31、……のよ
うに、対応する元画素x11にそっくり含まれるように
重なり合う場合である。
【0043】また第2のパターンBは、画素y12、y
17、……、y21、……のように、隣接する2つの元
画素x11、x12に跨がるように重なり合い、この隣
接する2つの元画素x11、x12により画素の占める
面積が面積比0.6:0.4で分割される場合である。
【0044】また第3のパターンCは、画素y14、y
15、……、y41、……のように、隣接する2つの元
画素に跨がるように重なり合い、この隣接する2つの元
画素により1画素の占める面積が面積比0.8:0.2
で分割される場合である。
【0045】これに対して第4のパターンDは、画素y
22、y27、……、y72、……のように、隣接する
4つの元画素に跨がるように重なり合い、この隣接する
4つの元画素により1画素の占める面積が面積比0.3
6:0.24:0:24:0.16で分割される場合で
ある。
【0046】また第5のパターンEは、画素y24、y
25、……、y42、……のように、隣接する4つの元
画素に跨がるように重なり合い、この隣接する4つの元
画素により1画素の占める面積が面積比0.48:0.
12:0:32:0.08で分割される場合である。
【0047】また第6のパターンFは、画素y44、y
45、y54、y55のように、隣接する4つの元画素
に跨がるように重なり合い、この隣接する4つの元画素
により1画素の占める面積が面積比0.64:0.1
6:0:16:0.04で分割される場合である。
【0048】このようにして表される面積比は、変換画
素に対する元画素の影響の程度を示し、これによりパタ
ーンA〜Fにそれぞれ該当する変換画素yll、y1
2、y14、y22、y24、y44について、それぞ
れ次式により示すように、この面積比より対応する元画
素の画像データを重み付け加算すれば、変換画像の画像
データを生成することが可能となる。
【0049】
【数6】
【0050】
【数7】
【0051】
【数8】
【0052】
【数9】
【0053】
【数10】
【0054】
【数11】
【0055】これとは逆に、図5の重なり合いについ
て、VGAの画素x11〜x55よりXGAの各画素y
11〜y88の重なり合いを見ると、図8に示すよう
に、同様に6種類のパターンA〜Fによりこれらの重な
り合いを分類することができる。
【0056】このうち図9に示すように、第1のパター
ンAは、画素x11、x15、x51、x55のよう
に、2×2画素による隣接する4つの元画素y11、y
12、y21、y22に跨がるように重なり合い、この
隣接する元画素y11、y12、y21、y22により
1画素の占める面積が面積比0.391:0.234:
0.234:0.141で分割される場合である。
【0057】また第2のパターンBは、画素x12、x
14、x21、x25のように、3×2画素又は2×3
画素による隣接する6つの元画素に跨がるように重なり
合い、この隣接する6つの元画素により1画素の占める
面積が面積比0.234:0.391:0.156:
0.078:0.094:0.047で分割される場合
である。
【0058】また第3のパターンCは、画素x13、x
31、x35、x53のように、2×2画素による隣接
する4つの元画素に跨がるように重なり合い、この隣接
する4つの元画素により1画素の占める面積が面積比
0.312:0.312:0.188:0.188で分
割される場合である。
【0059】また第4のパターンDは、画素x22、x
24、x42、x44のように、3×3画素による隣接
する9つの元画素に跨がるように重なり合い、この隣接
する9つの元画素により1画素の占める面積が面積比
0.063:0.156:0.031:0.156:
0.391:0.078:0.031:0.078:
0.016で分割される場合である。
【0060】また第5のパターンEは、画素x23、x
32、x34、x43のように、3×2画素又は2×3
画素による隣接する6つの元画素に跨がるように重なり
合い、この隣接する6つの元画素により1画素の占める
面積が面積比0.125:0.125:0.313:
0.313:0.062:0.062で分割される場合
である。
【0061】また第6のパターンFは、画素x33のよ
うに、2×2画素による隣接する4つの元画素に跨がる
ように重なり合い、この隣接する4つの元画素により1
画素の占める面積が面積比0.25:0.25:0.2
5:0.25で分割される場合である。
【0062】この場合にも各面積比は、変換画素に対す
る元画素の影響の程度を示し、これによりパターンA〜
Fにそれぞれ該当する変換画素xll、x12、x1
3、x22、x23、x33について、それぞれ次式に
より示すように、この面積比より対応する元画素の画像
データを重み付け加算すれば、変換画像の画像データを
生成することが可能となる。
【0063】
【数12】
【0064】
【数13】
【0065】
【数14】
【0066】
【数15】
【0067】
【数16】
【0068】
【数17】
【0069】ところで、このように水平方向及び垂直方
向で近接する画素との間で重なり合う面積比により元画
素の画像データを重み付け加算して変換画素の画像デー
タを生成する処理においては、水平方向についての重み
付け加算の処理と、垂直方向についての重み付け加算の
処理とを順次実行しても、上述したと同様の結果を得る
ことができる。このため以下においては、一次元的な処
理により補間演算の処理を説明する。
【0070】この実施の形態においては、このような面
積比を基準にした重み付け加算を拡張して、面積比率に
よる重み付け係数を変換比率rで補正して次式により補
間関数h(x)を定義する。
【0071】
【数18】
【0072】なおここでt1 、t2、Tは、変換比率
rを用いて次式により表される。
【0073】
【数19】
【0074】
【数20】
【0075】
【数21】
【0076】なおここでint〔a〕は、aより大きい
最小の整数であり、Tは補間関数の値が存在する範囲を
示す変数である。ここで例えば水平方向1024画素に
よるXGAの画像を水平方向640画素によるXGAの
画像に変換する場合、(19)式よりt1=13/16
となることにより、T=1が得られ、この場合は補間関
数の値域が−1≦x<1となることからタップ数は2と
なる。また変換比率rは、元画素の画素数M、変換画素
の画素数Lを用いて、r=L/Mにより表される。これ
によりr>1の場合は、画素数を増大させる拡大の処理
であり、r<1の場合は、画素数を減少させる縮小の処
理であり、r=1の場合、画素数が変化しない等倍の処
理である。
【0077】このように変換比率rにより面積比率によ
る重み付け係数を補正するようにして補間関数h(x)
を定義することにより、この実施の形態においては、拡
大、縮小の程度に応じてタップ係数を補正し、これによ
り変換比率による画質劣化を防止する。
【0078】図10は、r>1である拡大の処理におけ
るこの補間関数h(x)を示す特性曲線図である。この
場合変換比率rによりフィルタの形状が変化することが
判る。因みに、r=1の場合は、双一次近似補間と同じ
特性となり、r=∞の場合は、最近傍近似補問と同じ特
性となる。なお補間フィルタのタップ数は、この場合最
大2である。
【0079】図11は、この図10との対比により各変
換比率における周波数特性を示す特性曲線図である。こ
の図11においては、参考のため、最近傍近似方法、双
一次近似法、Cubic近似法による周波数特性を併せ
て示した。
【0080】この場合、最近傍近似方法による周波数特
性が変換比率に応じて変化した特性となっていることが
判る。これによりこのように面積比に従って生成する重
み付け係数を変換比率により補正して、近傍画素の画像
情報を失うことなく、画素数を変換できることが判る。
これにより最近傍近似におけるような、変換比率によっ
て、例えば斜め線の太さが種々に変化したり、線自体が
失われたりするような画質劣化を防止することができ、
特にこのような線画の多く含まれるコンピュータ画像の
処理に適用して、画質劣化を有効に回避することができ
る。
【0081】またCubic近似法、双一次近似法によ
る場合のような、変換比率を増大して顕著となるぼけを
低減することができ、その分画質劣化を防止することが
可能となる。
【0082】図12は、これとは逆に、r<1である縮
小の処理におけるこの補間関数h(x)を示す特性曲線
図である。この場合、変換比率rによりフィルタの形状
が変化すると共に、タップ数も変化することになり、こ
れにより近傍画素の画像情報を失うことなく、画素数を
変換できることが判る。
【0083】図13は、この図12との対比により各変
換比率における周波数特性を示す特性曲線図である。こ
の場合、変換比率rに応じて周波数特性が変化し、特に
変換比率rが小さくなると、その分高域の通過特性が抑
圧され、これにより折り返し歪みを除去する特性を持つ
ことがわかる。従ってこの実施の形態によれば、従来の
補間フィルタで必要とされる前置低域通過フィルタを省
略できることが判る。
【0084】(2)第1の実施の形態 (2−1)第1の実施の形態の構成 図14は、本発明の第1の実施の形態に係るパーソナル
コンピュータの一部の構成を示すブロック図である。こ
の実施のパーソナルコンピュータにおいては、例えばイ
ンターネット等でダウンロードした画像を液晶表示装置
11により表示する。このときパーソナルコンピュータ
10においては、ユーザーの操作に応動して、所定の画
素数による画像データを拡大縮小してユーザーの所望す
る大きさにより液晶表示装置11に表示する。
【0085】このためパーソナルコンピュータ10にお
いて、メモリ12は、この表示に供する画像データDV
1を蓄積して保持し、水平方向補間回路13は、水平方
向について、メモリ12に保持した画像データの画素数
を変換して出力する。垂直方向補間回路14は、垂直方
向について、この水平方向補間回路13より出力される
画像データの画素数を変換して出力する。
【0086】図1は、この水平方向補間回路13の構成
を示すブロック図である。なお垂直方向補間回路14に
おいては、遅延回路における遅延時間、この遅延時間に
対応する処理タイミングが異なる点を除いて、この水平
方向補間回路13と同一の構成であることから、ここで
は説明を省略する。
【0087】ここで遅延回路16A〜16Dは、画像デ
ータDV1に同期したクロックCK1を基準にして動作
し、直列接続されてシフトレジスタを構成する。これら
遅延回路16A〜16Dは、これにより元画像の画像デ
ータDV1を順次転送し、水平方向に隣接する4サンプ
リングの元画素の画像データDV1A〜DV1Dを出力
する。
【0088】係数発生回路17は、元画素に同期したク
ロックCK1と、所定のクロックとの位相比較結果であ
る位相情報p、変換比率情報rに基づいて、これら4サ
ンプリングの画像データDV1A〜DV1Dを重み付け
する重み付け係数を順次生成して乗算回路18A〜18
Dに出力する。この重み付け係数の生成処理において、
係数発生回路17は、変換比率情報rに基づいて、拡大
の場合と、縮小の場合とで係数生成の処理を切り換え
る。
【0089】なお以下の説明において、M及びLは、上
述した元画素の画素数及び変換画素の画素数に代えて、
元画素の画素数及び変換画素の画素数を最大公約数によ
り除算して得られる整数値を適用することが好ましい。
従って例えば640×480画素によるVGAを102
4×768画素によるXGAに拡大する場合は、M=
5、L=8となり、変換比率rは8/5となる。さらに
実際の演算処理においては処理スピードの効率化等の理
由により、整数演算で、かつ極力簡易な演算式であるこ
とが求められることにより、上述の説明で用いた画素間
隔で正規化された位相xに代えて、この位相xに対して
次式で示す対応関係を有する位相pを使用して重み付け
係数を生成する。
【0090】
【数22】
【0091】この(22)式に対応するように、係数発
生回路17は、拡大の場合、(18)式に(22)式を
代入して得られる次式の補間関数により重み付け係数を
生成する。
【0092】
【数23】
【0093】
【数24】
【0094】なおここで(23)式の第1の関係式に適
用される範囲の下限は、拡大の場合、L−M>0である
ことから、(18)式の第1の関係式について示した下
限値−Tに代えて値0とし、これにより演算の効率化を
図る。また拡大の場合、タップ数が最大2タップである
ことから、(18)式の第5の関係式は、取り得ない位
相pについての関係式となり、適用範囲外となる。
【0095】これにより係数発生回路17は、整数値に
より位相情報pを受けて係数を生成する。なお(24)
式におけるTは、補間関数全体のサンプリング数であ
り、各位相におけるタップ数は、T/Lで表される。タ
ップ数は、拡大の場合、最大2タップであることから、
係数発生回路17は、乗算回路18A及び18Dに対し
ては、値0により係数を出力する。
【0096】これに対して縮小の場合、上述の場合と同
様に、演算処理の便宜上、位相xに対して次式で示す対
応関係を有する位相pを用いて重み付け係数を生成す
る。
【0097】
【数25】
【0098】係数発生回路17は、拡大の場合と同様
に、(18)式に(25)式を代入して得られる次式の
補間関数により重み付け係数を生成する。
【0099】
【数26】
【0100】
【数27】
【0101】なおこの(26)式より、タップ数は、変
換倍率rが1倍から1/2倍までは3タップ、1/2倍
から1/3倍までは4タップ、1/3倍から1/4倍ま
では5タップであることから、この実施の形態では、変
換比率rが最大で1/3までの縮小処理を実行すること
になる。
【0102】乗算回路18A〜18Dは、これら重み付
け係数と対応する画像データとを乗算して出力し、加算
回路19は、これら乗算回路18A〜18Dの重み付け
結果を加算して出力する。
【0103】(2−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、パーソナルコンピュータ10にお
いて(図14)、種々のソースより得られる画像データ
DV1は、メモリ12に一旦保持された後、水平方向補
間回路13、垂直方向補間回路14を介して液晶表示装
置11に供給され、これによりこの画像データDV1に
よる画像がユーザーに提供される。
【0104】このとき、ユーザーの操作により、例えば
表示画面の一部に表示していたこの画像データDV1に
よる画像を拡大表示する指示が入力された場合、またこ
れとは逆に、それまで表示画面の全面に表示していた画
像データDV1による画像を縮小表示する指示が入力さ
れた場合、さらにはメモリ12より提供される画像デー
タDV1のフォーマットが液晶表示装置11の表示に対
応するフォーマットと異なる場合、水平方向補間回路1
3において、水平方向の画素数が変換された後、続く垂
直方向補間回路14において、垂直方向の画素数が変換
され、これによりユーザーの所望する大きさの画像によ
る画像データ、さらには液晶表示装置11のフォーマッ
トによる画像データが液晶表示装置11に入力される。
【0105】この水平方向の画素数の変換処理において
(図1)、画像データDV1は、遅延回路16A〜16
Dにおいて、水平方向に連続した4画素の画像データが
順次選択され、この4画素の画像データが水平方向の拡
大/縮小、又は画素数変換の比率に基づいて係数発生回
路17より出力される重み付け係数により重み付け加算
され、これにより画像データDV1に対して水平方向に
目的とする画素数による画像データが順次生成される。
【0106】また垂直方向の画素数の変換処理におい
て、水平方向に画素数が変換されてなる画像データよ
り、垂直方向に連続した4画素の画像データが順次選択
され、この4画素の画像データが同様に垂直方向の拡大
/縮小、又は画素数変換の比率に基づいて係数発生回路
17より出力される重み付け係数により重み付け加算さ
れて目的とする画素数による画像データが生成される。
【0107】これらの処理において、重み付け係数は、
(23)及び(26)式の演算式に従って、入力画像デ
ータによる画像を出力画像データによる画像に重ね合わ
せて出力画像データの1画素が占める領域を見たとき、
この1画素に対応する入力画像データの水平方向及び垂
直方向の各画素がこの領域を分割する面積比率に対応す
るように生成される。
【0108】これらの処理の結果、パーソナルコンピュ
ータ10では、画像データDV1に対する目的とする画
像データの水平方向及び垂直方向の位相に基づいて、目
的とする画像データが占める領域を、対応する画像デー
タDV1が2次元的に分割する面積比率に対応するよう
に(図6〜図9)、重み付け加算すると同じ結果を得る
ことができる。
【0109】これにより画素数を増大させる拡大の処理
においては、水平方向及び垂直方向について、連続する
4画素の画像データを重み付け加算して、最近傍近似方
法による周波数特性を変換比率に応じて変化した特性に
より順次画像データを生成することができ(図10及び
図11)、近傍画素の画像情報を失うことなく、画素数
を変換することが可能となる。
【0110】これによりこの実施の形態では、最近傍近
似におけるような、変換比率によって、例えば斜め線の
太さが種々に変化したり、線自体が失われたりするよう
な画質劣化を防止することができ、特にこのような線画
の多く含まれるコンピュータ画像の処理に適用して、画
質劣化を有効に回避することが可能となる。
【0111】またCubic近似法、双一次近似法によ
る場合のような、変換比率を増大して顕著となるぼけを
低減することができ、その分画質劣化を防止することが
可能となる。
【0112】これに対して画素数を減少させる縮小の処
理においては、水平方向及び垂直方向について、変換比
率に応じた画素数の画像データを重み付け加算して、変
換比率に応じた周波数特性により順次画像データを生成
することができ(図12及び図13)、この場合も近傍
画素の画像情報を失うことなく、画素数を変換すること
が可能となる。
【0113】この場合、この実施の形態においては、変
換比率rが小さくなると、その分高域の通過特性が抑圧
され、これにより前置低域通過フィルタを省略しても折
り返し歪みの発生を防止することが可能となり、前置低
域通過フィルタを省略してその分全体構成を簡略化する
ことが可能となる。
【0114】また位相情報及び変換比率情報に応じて
(23)及び(26)式の補間演算式に従って順次重み
付け係数を生成すると共に、この重み付け係数により重
み付け加算して順次画素数を変換できることにより、簡
易な構成により変換比率に一般性を持たせることがで
き、これらによりリアルタイムで画素数を変換して、変
換比率を種々に変更しても、画質劣化を防止することが
可能となる。
【0115】(2−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、位相情報に基づいて、目的とする
画像データが占める領域を対応する画像データDV1が
分割する面積比率に対応するように、またこのように面
積比率に対応する重み付け係数を画素数の比率である変
換比率で補正してなるように、順次重み付け係数を生成
して補間演算処理することにより、種々の変換比率によ
り画素数を変換して変換比率による画質劣化を防止する
ことができる。
【0116】(3)第2の実施の形態 図15及び図16は、画像処理装置における処理手順を
示すフローチャートである。この画像処理装置において
は、内蔵のメモリに順次入力される画像データを一時保
持すると共に、目的とする画像データのサンプリング周
期によりこの処理手順を繰り返すことにより、順次重み
付け係数を生成し、この重み付け係数により順次入力さ
れる画像データの画素数を変換して出力する。
【0117】すなわち画像処理装置においては、ステッ
プSP1からステップSP2に移り、位相情報pを取得
する。さらに画像処理装置は、ステップSP3に移り、
変換比率情報r=L/Mを取得する。なおここでこれら
の情報は、この処理手順の上位を占めるアプリケーショ
ンプログラムにおいてユーザーの設定により計算され、
この処理手順に渡される。
【0118】続いて画像処理装置は、ステップSP4に
移り、変換比率r(L/M)が値1より大きいか否か判
断することにより、画素数の変換処理が拡大の処理か、
縮小の処理か判定する。ここで画素数の変換処理が拡大
の処理の場合、画像処理装置は、ステップSP5に移
り、第1のタップに出力する重み付け係数f0を値0に
セットする。
【0119】続いて画像処理装置は、ステップSP6に
移り、第4のタップに出力する重み付け係数f3を値0
にセットした後、ステップSP7に移る。ここで画像処
理装置は、位相情報pが値0から値L−Mの範囲か否か
判断する。ここで肯定結果が得られると、ステップSP
8に移り、第2のタップに出力する重み付け係数f1を
値0にセットする。さらに続いて、画像処理装置は、ス
テップSP9に移り、第2のタップに出力する重み付け
係数f1を値1より減じた値1−f1を第3のタップに
出力する重み付け係数f2にセットし、ステップSP1
0に移ってこの処理手順を終了する。
【0120】これにより画像処理装置は、位相情報pが
値0から値L−Mの範囲のとき、各タップの係数を値
0.0、0.0、1.0、0.0にセットし、これによ
りこの場合最近傍近似法に対応するように重み付け係数
を生成する。
【0121】これに対して位相情報pが値0から値L−
Mの範囲に存在しない場合、画像処理装置は、ステップ
SP7において否定結果が得られることにより、ステッ
プSP7からステップSP11に移る。ここで画像処理
装置は、第2のタップに出力する重み付け係数f1を値
(p−(L−M))/Mにセットする。さらに続いて画
像処理装置は、ステップSP9に移り、このようにセッ
トしたみ付け係数f1を値1より減じた値1−f1を第
3のタップに出力する重み付け係数f2にセットし、ス
テップSP10に移ってこの処理手順を終了する。
【0122】これにより画像処理装置は、位相情報pが
値0から値L−Mの範囲に存在しないとき、各タップの
係数を値0.0、(p−(L−M))/M、1−(p−
(L−M))/M、0.0にセットし、これにより最近
傍近似法より双一次近似法に似通った補間演算による重
み付け係数を生成する。
【0123】これに対して画素数の変換処理が縮小の処
理の場合、画像処理装置は、ステップSP4からステッ
プSP12に移る(図16)。ここで画像処理装置は、
タップ数Tを規定する変数Sを計算することにより、タ
ップ数を計算する。なおタップ数Tは、この変数Sより
S+2で計算される。
【0124】続いて画像処理装置は、ステップSP13
に移り、第1のタップに出力する重み付け係数f0を値
p/Mにセットした後、続くステップSP14でタップ
の番号を示す変数iを値1にセットする。
【0125】続いて画像処理装置は、ステップSP15
に移り、この変数iが変数Sの値より大きいか否か判断
することにより、ステップSP12で計算したタップ数
より値1だけ少ない分、各タップの重み付け係数の計算
が完了したか否か判断し、この場合否定結果が得られる
ことにより、ステップSP16に移る。
【0126】ここで画像処理装置は、元画像の画素数M
を変換画像の画素数Lで割り算して得られる剰余Mmo
dLが、変数iにより指定されるタップに関する位相情
報pより大きいか否か判断する。ここで肯定結果が得ら
れると、画像処理装置は、ステップSP17に移り、変
数iにより指定されるタップに出力する重み付け係数f
iを値L/Mにセットした後、続くステップSP18で
変数iを値1だけインクリメントする。
【0127】これに対してステップSP16において否
定結果が得られると、画像処理装置は、ステップSP1
9に移り、変数iにより指定されるタップに出力する重
み付け係数fiを値(L+(MmodL)−p)/Mに
セットする。さらに画像処理装置は、続くステップSP
18で変数iを値1だけインクリメントした後、ステッ
プSP15に戻る。
【0128】これにより画像処理装置は、当初計算した
タップ数の分だけステップSP15−SP16−SP1
7−SP18−SP15の処理手順、又はステップSP
15−SP16−SP19−SP18−SP15の処理
手順を繰り返し、最後のタップになると、ステップSP
15で肯定結果が得られることにより、ステップSP1
5からステップSP20に移る。
【0129】ここで画像処理装置は、元画像の画素数M
を変換画像の画素数Lで割り算して得られる剰余Mmo
dLが、変数iにより指定されるタップに関する位相情
報pより大きいか否か判断する。ここで肯定結果が得ら
れると、画像処理装置は、ステップSP21に移り、変
数iにより指定される最後のタップに出力する重み付け
係数fiを値((MmodL)−p)/Mにセットした
後、ステップSP10に移ってこの処理手順を終了す
る。
【0130】これに対してステップSP20において否
定結果が得られると、画像処理装置は、ステップSP2
2に移り、変数iにより指定される最後のタップに出力
する重み付け係数fiを値0にセットした後、ステップ
SP10に移って、この処理手順を終了する。
【0131】この実施の形態のように、演算処理による
補間演算処理によっても、元画素の画像データに対する
位相情報pと変換比率とに基づいて、重み付け係数を可
変することにより、第1の実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0132】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、液晶表示装置に画像
を表示するパーソナルコンピュータに本発明を適用する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
補間手段を有する画像表示装置に適用して、入力画像デ
ータに対する出力画像データの位相と、入力画像データ
の画素数に対する出力画像データの画素数の比率とに基
づいて、重み付け加算における重み付け係数を可変する
ことで入力画像データの画素数を変換して出力画像デー
タを表示画面に出力するようにしてもよい。
【0133】さらにフォーマットにおける画素数変換だ
けに限らず、表示画面の所定領域に割り当てられた画像
データを入力画像データとして補間手段で処理すること
により、この所定領域の画像を拡大、縮小して表示する
ようにしてもよい。
【0134】また上述の実施の形態においては、液晶表
示装置に画像を表示する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、プラズマディスプレイ(PDP)、発
光ダイオード(LED)ディスプレイにより代表される
直視型表示装置、空間変調素子として液晶(LCD)、
ディジタルマイクロミラーディバイス(DMD)等を用
いた投射型表示装置等、固定画素の表示装置に広く適用
することができる。
【0135】また上述の実施の形態においては、水平方
向と垂直方向とで入力画素数と出力画素数の比率が等し
い場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ば図4で示されるSXGAからXGAへの変換のよう
に、水平方向と垂直方向とで画素数の比率が異なる場合
にも広く適用することができる。
【0136】なお上述の実施の形態においては、位相情
報による面積比と、変換比率とに基づいて、1の演算処
理により重み付け係数を計算する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、位相情報による面積比に基
づいて重み付け係数を計算した後、変換比率に基づいて
これを補正して重み付け計算するようにしてもよい。
【0137】さらに上述の実施の形態においては、画素
数の変換により画像を拡大縮小する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、サンプリング周波数を変換
する場合、さらにはフレーム周波数を変換する場合等に
も広く適用することができる。
【0138】また上述の実施の形態においては、面積比
を基準として画像データを補間演算処理する場合に、変
換比率で補正する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えばCubic近似法により算出した重み
付け係数を変換比率で補正する場合等にも広く適用する
ことができる。
【0139】また上述の実施の形態においては、画像デ
ータを処理する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、オーディオデータを処理する場合等にも広く適
用することができる。
【0140】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力デー
タに対する出力データの位相情報と、入力データを構成
する入力サンプリング数と対応する出力データの出力サ
ンプリング数との比率とに基づいて、重み付け係数を可
変することにより、例えば画像処理に適用して、変換比
率による画質劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るパーソナルコ
ンピュータに適用される水平方向補間回路を示すブロッ
ク図である。
【図2】5×5画素による領域を示す略線図である。
【図3】8×8画素による領域を示す略線図である。
【図4】画像データのフォーマットにおける画素数の整
数比を示す図表である。
【図5】図2及び図3の領域を重ね合わせた状態を示す
略線図である。
【図6】図5の重なり合いを8×8画素の画像データ側
より見た重なり合いのパターンを示す略線図である。
【図7】図6の重なり合いの6種類のパターンを示す略
線図である。
【図8】図5の重なり合いを5×5画素の画像データ側
より見た重なり合いのパターンを示す略線図である。
【図9】図8の重なり合いの6種類のパターンを示す略
線図である。
【図10】拡大の場合の補間関数を示す特性曲線図であ
る。
【図11】図10の補間関数によるフィルタの周波数特
性を示す特性曲線図である。
【図12】縮小の場合の補間関数を示す特性曲線図であ
る。
【図13】図12の補間関数によるフィルタの周波数特
性を示す特性曲線図である。
【図14】第1の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータを示すブロック図である。
【図15】第2の実施の形態に係る画像処理装置の処理
手順を示すフローチャートである。
【図16】図15の続きを示すフローチャートである。
【図17】補間演算処理による画像データの処理の説明
に供する略線図である。
【図18】sinc関数を示す特性曲線図である。
【図19】最近傍近似法の説明に供する特性曲線図であ
る。
【図20】双一次近似法の説明に供する特性曲線図であ
る。
【図21】Cubic近似法の説明に供する特性曲線図
である。
【図22】Cubic近似法による補間装置を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1……補間装置、1A、1B、13、14……補間回
路、2A〜2D、16A〜16D……遅延回路、3、1
7……係数発生回路、4A〜4D、18A〜18D……
乗算回路、5、19……加算回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データを所望の重み付け係数により重
    み付け加算することにより、前記入力データのサンプリ
    ング数を変換して出力データを出力する補間装置におい
    て、 前記入力データに対する前記出力データの位相と、前記
    入力データの入力サンプリング数に対する前記出力デー
    タの出力サンプリング数の比率とに基づいて、前記重み
    付け係数を可変することを特徴とする補間装置。
  2. 【請求項2】前記入力サンプリング数に対する前記出力
    サンプリング数の比率に基づいて、前記重み付け係数を
    求める演算処理を切り換えることを特徴とする請求項1
    に記載の補間装置。
  3. 【請求項3】前記入力サンプリング数に対する前記出力
    サンプリング数の比率に基づいて、前記重み付け加算に
    使用する前記入力データのデータ数を切り換えることを
    特徴とする請求項1に記載の補間装置。
  4. 【請求項4】前記入力サンプリング数に対する前記出力
    サンプリング数の比率に応じて決定される範囲による前
    記位相の判定に基づいて、前記重み付け係数を補正する
    所定の演算処理方法を切り換えることを特徴とする請求
    項1に記載の補間装置。
  5. 【請求項5】前記入力データ及び出力データは、 水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定の画素数を有する
    画像データであり、 前記入力サンプリング数及び出力サンプリング数は、 前記水平方向及び又は垂直方向の前記画素数であり、 前記比率は、 前記入力データにおける前記水平方向及び又は垂直方向
    の前記画素数に対する前記出力データの前記水平方向及
    び又は垂直方向の前記画素数の画素数比率であることを
    特徴とする請求項1に記載の補間装置。
  6. 【請求項6】水平方向の前記画素数比率に基づいて前記
    水平方向に前記重み付け加算の処理を実行すると共に、
    垂直方向の前記画素数比率に基づいて前記垂直方向に前
    記重み付け加算の処理を実行することにより、前記画像
    データを水平方向及び垂直方向に補間することを特徴と
    する請求項5に記載の補間装置。
  7. 【請求項7】前記重み付け係数は、 前記出力データによる画像と前記入力データによる画像
    とを重ね合わせて前記出力データの1画素の占める領域
    を見たとき、この1画素に対応する前記入力データの水
    平方向及び垂直方向の各画素が前記領域を分割する面積
    比率に基づいて決定されることを特徴とする請求項5に
    記載の補間装置。
  8. 【請求項8】入力データを所望の重み付け係数により重
    み付け加算することにより、前記入力データのサンプリ
    ング数を変換して出力データを出力する補間装置におい
    て、 前記入力データに対する前記出力データの位相と、前記
    入力データの入力サンプリング数に対する前記出力デー
    タの出力サンプリング数の比率とに基づいて、前記重み
    付け係数を可変することを特徴とする補間方法。
  9. 【請求項9】前記入力サンプリング数に対する前記出力
    サンプリング数の比率に基づいて、前記重み付け係数を
    求める演算処理を切り換えることを特徴とする請求項8
    に記載の補間方法。
  10. 【請求項10】前記入力サンプリング数に対する前記出
    力サンプリング数の比率に基づいて、前記重み付け加算
    に使用する前記入力データのデータ数を切り換えること
    を特徴とする請求項8に記載の補間方法。
  11. 【請求項11】前記入力サンプリング数に対する前記出
    力サンプリング数の比率に応じて決定される範囲による
    前記位相の判定に基づいて、前記重み付け係数を補正す
    る所定の演算処理方法を切り換えることを特徴とする請
    求項8に記載の補間方法。
  12. 【請求項12】前記入力データ及び出力データは、 水平方向及び垂直方向にそれぞれ所定の画素数を有する
    画像データであり、 前記入力サンプリング数及び出力サンプリング数は、 前記水平方向及び又は垂直方向の前記画素数であり、 前記比率は、 前記入力データにおける前記水平方向及び又は垂直方向
    の前記画素数に対する前記出力データの前記水平方向及
    び又は垂直方向の前記画素数の画素数比率であり、 前記補間方法は、 水平方向の前記画素数比率に基づいて前記水平方向に前
    記重み付け加算の処理を実行すると共に、垂直方向の前
    記画素数比率に基づいて前記垂直方向に前記重み付け加
    算の処理を実行することにより、前記画像データを水平
    方向及び垂直方向に補間することを特徴とする請求項8
    に記載の補間方法。
  13. 【請求項13】前記重み付け係数は、 前記出力データによる画像と前記入力データによる画像
    とを重ね合わせて前記出力データの1画素の占める領域
    を見たとき、この1画素に対応する前記入力データの水
    平方向及び垂直方向の各画素が前記領域を分割する面積
    比率に基づいて決定されることを特徴とする請求項12
    に記載の補間方法。
  14. 【請求項14】入力画像データを所望の重み付け係数に
    より重み付け加算することにより、前記入力画像データ
    のサンプリング数を変換して出力画像データを生成する
    補間手段を有し、この出力画像データを表示画面に出力
    する画像表示装置において、 前記補間手段は、 前記入力画像データに対する前記出力画像データの位相
    と、前記入力画像データの入力サンプリング数に対する
    前記出力画像データの出力サンプリング数の比率とに基
    づいて、前記重み付け係数を可変することを特徴とする
    画像表示装置。
  15. 【請求項15】前記補間手段は、 前記表示画面の所定領域に割り当てられた画像データを
    前記入力画像データとして重み付け加算することによ
    り、前記所定領域の画像を拡大又は縮小することを特徴
    とする請求項14に記載の画像表示装置。
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