JP2000207110A - マトリックス回路装置 - Google Patents

マトリックス回路装置

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JP2000207110A
JP2000207110A JP11005974A JP597499A JP2000207110A JP 2000207110 A JP2000207110 A JP 2000207110A JP 11005974 A JP11005974 A JP 11005974A JP 597499 A JP597499 A JP 597499A JP 2000207110 A JP2000207110 A JP 2000207110A
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Sunao Fujishiro
直 藤城
Aiichiro Kato
愛一郎 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模なマトリックス回路装置について、そ
の接続のための信号線を少なくする。 【解決手段】 二行以上で七行未満の行数の行線4,5
と二列の列線8,9によりLED1,2等の制御素子を
マトリックス状に配置し、その第1の行線4と第1の列
線8との間と、第1の行線4と第2の列線9との間とに
極性を逆にしてそれぞれダイオード10,11を設け、
行線4,5の一端の制御端子6,7を、マイクロコンピ
ューター等の制御体14のハイレベル、ロウレベルの二
値の信号を出力できるポート15,16に接続し、各行
線4,5に印加される二値の信号によって第1の列線8
と第2の列線9の有効/無効が選択されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御素子等をマト
リックス状に配設したマトリックス回路装置に関するも
のであり、特に、制御素子等の数が少ない電気機器のリ
モコン装置等、小規模な表示部や操作部によるリモコン
装置を構成するのに適したマトリックス回路装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード等の表示手段をマトリッ
クス状に構成した表示装置や、表示手段と機械スイッチ
とをマトリックス状に構成した表示操作装置は、従来に
おいては例えば、特開平5―66884号公報に示され
ているようなマトリックス回路によって構成されてい
る。複数の行構成と複数の列構成により制御素子として
の発光ダイオード(以降LEDと称す)や機械スイッチ
をマトリックス状に配置し、各行構成の制御端子にマイ
クロコンピューターにより制御信号を印加することによ
り行制御手段及び列制御手段によって、複数行の行構成
の有効/無効が決定され、同時に各行のLEDの駆動が
制御される。LEDの点燈制御とともに、機械スイッチ
の情報をマイクロコンピューターに出力できるようにし
たダイナミックスキャン回路を構成するマトリックス回
路装置では、入力モードに切換えうるマイクロコンピュ
ーターのポートに機械スイッチを含む列構成の制御端子
が接続され、機械スイッチのON/OFFにより当該制
御端子にハイレベル/ロウレベルの二値の出力が現われ
るように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマトリ
ックス回路においては、組込みうる最大素子数は行数と
列数の積で決まり、行数と列数を変えることなく組込む
素子数を増加させることはできない。例えば、ボイラー
等のリモコン装置などのように、機械スイッチが二個程
度で表示用のLEDが四個程度の小規模のマトリックス
回路であっても、三行二列のマトリックス回路を構成し
なくてはならず、この場合、制御端子数は五個必要にな
り、信号線も汎用の多芯線を使うことができなくなるこ
ともあり、コスト及び施工性の面で問題点となることが
ある。
【0004】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、素子
数が二個〜十個程度の小規模なマトリックス回路装置に
ついて、その接続のための信号線数を少なくすることで
あり、汎用の多芯線等を信号線として使うことの可能な
小規模なマトリックス回路装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、二行以上で七行未満の行数の行構
成と二列の列構成により制御素子をマトリックス状に配
置し、第1の行構成と第1の列構成との間と、第1の行
構成と第2の列構成との間とに極性を逆にしてそれぞれ
ダイオードを設け、行構成の一端の制御端子を、マイク
ロコンピューター等の制御体のハイレベル、ロウレベル
の二値の信号を出力できるポートに接続し、各行構成に
印加される二値の信号によって第1の列構成と第2の列
構成の有効/無効が選択されるように構成する手段を採
用する。
【0006】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、二行以上で七行未満の行数の行構成と二列の列構成
により機械スイッチをマトリックス状に配置し、第1の
行構成と第1の列構成との間と、第1の行構成と第2の
列構成との間とに極性を逆にしてそれぞれダイオードを
設け、第1の行構成の一端の制御端子を、マイクロコン
ピューター等の制御体のハイレベル、ロウレベルの二値
の信号を出力できるポートに接続し、第1の行構成に印
加される二値の信号によって第1の列構成と第2の列構
成の有効/無効が選択されるようにするとともに、他の
行構成の一端の制御端子を制御体の入力モードに設定で
きるポートに接続し、第1の行構成の一端の制御端子の
ハイレベル、ロウレベルの二値の反転信号を出力できる
制御体のポートに接続したバイアス手段又は分圧手段に
より機械スイッチの情報出力を可能にする手段を採用す
る。
【0007】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、二行以上で七行未満の行数の行構成と二列の列構成
により少なくとも一個の制御素子及び機械スイッチをマ
トリックス状に配置し、第1の行構成と第1の列構成と
の間と、第1の行構成と第2の列構成との間とに極性を
逆にしてそれぞれダイオードを設け、行構成の一端の制
御端子を、マイクロコンピューター等の制御体のハイレ
ベル、ロウレベルの二値の信号を出力できるポートに接
続し、行構成に印加される二値の信号によって第1の列
構成と第2の列構成の有効/無効が選択されるようにす
るとともに、機械スイッチを含む行構成の制御端子を制
御体の入力モードにも設定できるポートに接続し、バイ
アス手段又は分圧手段により機械スイッチの情報出力も
可能に構成する手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項3に係る前記手段における制御素子を表示手
段で構成し、ボイラーや換気扇等に接続して当該機器の
状態表示を前記表示手段により行ない、機械スイッチに
より設定操作等を行なうリモコン装置として構成する手
段を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1と図2によって示すこの実施の形態
1は、第1と第2の二行の行構成と、第1と第2の二列
の列構成によって制御素子としての二個のLED1,2
を駆動制御する小規模のマトリックス回路装置3に関す
るものである。第1の行構成も第2の行構成も共に第1
と第2の行通信線4,5により構成され、第1と第2の
行通信線4,5の一端には制御端子6,7がそれぞれ設
けられている。また、第1と第2の列構成は列通信線
8,9により構成され、第1と第2の行通信線4,5間
を並列に橋絡し、二個のLED1,2がマトリックス状
に配置されている。
【0010】図1においては、第1の行通信線4と第1
の列通信線8との間には、第1の行通信線4側をカソー
ド側とし、第1の列通信線8側をアノード側にしてダイ
オード10が設けられている。また、第1の行通信線4
と第2の列通信線9との間には、第1の行通信線4側を
アノード側とし、第2の列通信線9側をカソード側にし
てダイオード11が設けられている。LED1はダイオ
ード10のアノード側をカソード側にし、第2の行通信
線5側をアノード側にして電流制限用の抵抗器12を介
して第1の列通信線8上に設けられている。もう一つの
LED2はダイオード11のカソード側をアノード側に
し、第2の行通信線5側をカソード側にして電流制限用
の抵抗器13を介して第2の列通信線9上に設けられて
いる。
【0011】この小規模なマトリックス回路装置3は、
第1と第2の行通信線4,5の各制御端子6,7が、マ
イクロコンピューター等、電気機器の制御体14のハイ
レベル(以降Hという)、ロウレベル(以降Lという)
の二値の信号を出力できるポート15,16に接続さ
れ、電気機器のリモコン装置の表示部等を構成する。第
1の行通信線4の制御端子6には、H/Lの信号が繰り
返して印加される。第1の行通信線4がHの時には、第
2の列通信線9が有効となり、第1の列通信線8が無効
となる。また、第1の行通信線4がLの時には、第1の
列通信線8が有効となり、第2の列通信線9が無効とな
る。第1の行通信線4がLのタイミングで、第2の行通
信線5をHにすれば、制御端子7から第2の行通信線
5、LED1、抵抗器12、ダイオード10、第1の行
通信線4、制御端子6と電流が流れ、LED1が点燈す
る。このLED1は第1の行通信線4がLのタイミング
で、第2の行通信線5をLにすれば消燈する。
【0012】第1の行通信線4がHのタイミングで、第
2の行通信線5をLにすれば、制御端子6から第1の行
通信線4、ダイオード11、抵抗器13、LED2、第
2の行通信線5、制御端子7と電流が流れ、LED2が
点燈する。このLED2は第1の行通信線4がHのタイ
ミングで、第2の行通信線5をHにすれば消燈する。例
えば、従来のマトリックス回路で二個のLEDの点燈/
消燈による表示を行なうようにするには、二本の行信号
線と一本の列信号線が必要であり、制御端子数も三個と
なる。しかしながら、この実施の形態1のマトリックス
回路装置3によれば、第1と第2の行通信線4,5です
み、制御端子6,7も二個ですみ、二芯のモジュラージ
ャックで電気機器側との配線が可能になり施工性も改善
される。別の言い方をすれば、従来のものと同じ制御端
子6,7の数であれば、制御素子を増やすことができる
ことになる。
【0013】なお、抵抗器12,13については、図2
に示すように一つの抵抗器17として第1の行通信線4
又は第2の行通信線5のいずれかに入れても良い。二個
のLED1,2に流す電流値が同じであるならば、回路
素子を図1のものより一つ少なくすることができる。ま
た、あえて電流値を変化させるようなときは、二値の信
号の信号幅を変化させることで電流値をアンバランスに
することが可能である。LED1,2の輝度を意図的に
変えるとか、赤、緑のLED1,2を使った場合のそれ
らの発光効率の違いを補正するのに利用することができ
る。また、制御素子としてのLED1,2を例えば音質
又は反復音の回数の異なる二個の発音器にすることによ
り、目の不自由な人に対する表示装置等にも利用するこ
とが可能である。
【0014】実施の形態2.図3と図4によって示すこ
の実施の形態2は、実施の形態1で示したマトリックス
回路装置3の一方の列をLEDに換えて機械スイッチ1
8とし、機械スイッチ18の情報出力も可能にしたもの
であり、これに係る構成以外は実施の形態1のものと同
じである。従って、実施の形態1のものと同じ部分につ
いては、実施の形態1のものと同じ符号を用いそれらに
ついての説明は省略する。
【0015】図3に示すマトリックス回路装置19は、
第2の列通信線9に機械スイッチ18が設けられてい
る。第1の行通信線4の制御端子6と第2の列通信線9
間には電流制限用の抵抗器17が設けられている。この
小規模なマトリックス回路装置19も、第1の行通信線
4の制御端子6は、H,Lの二値の信号を出力できる制
御体14のポート15に接続される。第2の行通信線5
の制御端子7については、制御体14のH,Lの二値の
信号を出力でき、しかも入力モードに切換えうるポート
20に接続される。そして、第2の行通信線5はその制
御端子7側において、前記抵抗器17より数倍抵抗値の
大きいバイアス抵抗器21を介して制御体14のグラン
ドに接続される。
【0016】第1の行通信線4の制御端子6には、H/
Lの信号が制御体14により繰り返して印加される。第
1の行通信線4がHの時には、第2の列通信線9が有効
となり、第1の列通信線8が無効となる。また、第1の
行通信線4がLの時には、第1の列通信線8が有効とな
り、第2の列通信線9が無効となる。第1の行通信線4
がLのタイミングで、第2の行通信線5をHにすれば、
制御端子7から第2の行通信線5、LED1、ダイオー
ド10、第1の行通信線4、制御端子6と電流が流れ、
LED1が点燈する。このLED1は第1の行通信線4
がLのタイミングで、第2の行通信線5をLにすれば消
燈する。
【0017】第1の行通信線4がHのタイミングで、第
2の行通信線5の制御端子7の接続されたポート20を
入力モード(ハイインピーダンス)に切換えることによ
り、制御体14に機械スイッチ18の情報出力が可能に
なる。即ち、第1の行通信線4がHのタイミングで機械
スイッチ18がONしていれば、第1の行通信線4の抵
抗器17とバイアス抵抗器21で分圧された電圧が制御
体14のポート20にかかり、ポート20はH状態にな
る。機械スイッチ18がOFFしていれば、制御体14
のポート20はバイアス抵抗器21によりプルダウンさ
れL状態になる。これにより、制御体14は機械スイッ
チ18のON/OFF状態を認識することができる。
【0018】図4に示すように第1の列通信線8上に機
械スイッチ22を設ける場合には、第2の行通信線5の
制御端子7側を、抵抗器17より数倍抵抗値の大きいバ
イアス抵抗器23を介して制御体14の電源24に接続
する。このマトリックス構成では、第1の行通信線4が
Hのタイミングで、第2の行通信線5をLにすれば、制
御端子6、第1の行通信線4、ダイオード10、LED
2、第2の行通信線5、制御端子7と電流が流れ、LE
D2が点燈する。このLED2は第1の行通信線4がH
のタイミングで、第2の行通信線5をHにすれば消燈す
る。
【0019】第1の行通信線4がLのタイミングで、第
2の行通信線5の制御端子7の接続されたポート20を
入力モード(ハイインピーダンス)に切換えることによ
り、制御体14に機械スイッチ22の情報出力が可能に
なる。即ち、第1の行通信線4がLのタイミングで機械
スイッチ22がONしていれば、抵抗器17とバイアス
抵抗器23で分圧された電圧が、制御体14のポート2
0にかかり、ポート20はL状態になる。機械スイッチ
22がOFFしていれば、制御体14のポート20はバ
イアス抵抗器23でプルアップされ、H状態になる。こ
れにより、制御体14は機械スイッチ22のON/OF
F状態を認識することができる。
【0020】実施の形態3.図5によって示すこの実施
の形態3は、実施の形態1で示したマトリックス回路装
置3の双方の列をLED1,2に換えて機械スイッチ1
8,22とし、機械スイッチ18,22の情報入力を可
能にしたものである。本構成では、バイアス抵抗器23
を第2の行通信線5と制御体14のポート44に接続す
る。ポート44は電気機器の制御体14のH,Lの二値
を出力できるポートであり、ポート15の反転出力を出
力する仕様である。なお、実施の形態1,2のものと同
じ部分については、実施の形態1,2のものと同じ符号
を用いそれらについての説明は省略する。
【0021】図5に示すように第1と第2の列通信線
8,9上に機械スイッチ22,18を設けたマトリック
ス回路装置25は、第1の行通信線4の制御端子6は制
御体14のH,Lの二値の信号を出力できるポート15
に接続され、第2の行通信線5の制御端子7は制御体1
4の入力モード(ハイインピーダンス)のポート20に
接続され、バイアス抵抗器23は第2の行通信線5と制
御体14のH,Lの二値の信号を出力できるポート44
に接続される。このマトリックス回路装置25では、第
1の行通信線4がLのタイミングでは、第1の列通信線
8が有効となり、第2の列通信線9は無効となる。この
ときポート44はHとなる。また、第1の行通信線4が
Hのタイミングでは、第2の列通信線9が有効となり、
第1の列通信線8は無効となる。このときポート44は
Lとなる。
【0022】第1の行通信線4がLのタイミングで第1
の列通信線8上の機械スイッチ22がONしていれば、
ポート20はバイアス抵抗器23と抵抗器17によって
分圧された電圧となり、制御体14のポート20はL状
態になる。機械スイッチ22がOFFしていれば、制御
体14のポート20にはバイアス抵抗器23を介してH
の電圧が印加され、H状態になる。これにより、制御体
14は機械スイッチ22のON/OFF状態を認識する
ことができる。第1の行通信線4がHのタイミングで第
2の列通信線9上の機械スイッチ18がONしていれ
ば、ポート20はバイアス抵抗器23と抵抗器17によ
って分圧された電圧となり、制御体14のポート20は
H状態となる。機械スイッチ18がOFFしていれば、
制御体14のポート20にはバイアス抵抗器23を介し
てLの電圧が印加され、L状態になる。これにより、制
御体14は機械スイッチ18のON/OFF状態を認識
することができる。この実施の形態3のマトリックス回
路装置25によれば、二個の機械スイッチ18,22の
ON/OFF状態を、第1と第2の行通信線4,5と第
1と第2の列通信線8,9だけの構成で出力でき、二芯
のモジュラージャックで電気機器側との配線が可能にな
り施工性も改善される。別の言い方をすれば、従来のも
のと同じ制御端子6,7の数であれば、機械スイッチ1
8,22を増やすことができることになる。
【0023】実施の形態4.図6〜図8によって示すこ
の実施の形態4は、実施の形態2で示したマトリックス
回路装置を四行二列のマトリックス構成としたものであ
り、基本的には実施の形態2のものと同じである。従っ
て、実施の形態2のものと同じ部分については、実施の
形態2のものと同じ符号を用いそれらについての説明は
省略する。
【0024】このマトリックス回路装置26は、四個の
LED1,2,27,28と二個の機械スイッチ18,
22により構成される例えば図8に示すようなボイラー
のリモコン装置29として構成したものである。ダイオ
ード30は、例えば第1の行通信線4がH(第1の列通
信線8が無効時)で、第2の行通信線5がLでLED2
が点燈しているときに機械スイッチ18がONしている
と、電圧が制御端子6、ダイオード11、抵抗器31、
機械スイッチ18、ダイオード32、第3の行通信線3
3、ダイオード34、LED27、抵抗器35、第1の
列通信線8、抵抗器12、LED1、ダイオード30、
第2の行通信線5、制御端子7と掛かり、LED1に定
格以上の逆電圧がかかることを阻止するためのものであ
り、ダイオード34もこれと同様の機能を果たす。
【0025】ダイオード36は、例えば第1の行通信線
4がH(第1の列通信線8が無効時)で、第2と第4の
行通信線5,38がそれぞれH、Lのとき機械スイッチ
22がONしていると、電流が第2の行通信線5、ダイ
オード30、LED1、抵抗器12、第1の列通信線
8、抵抗器37、機械スイッチ22、ダイオード36、
第4の行通信線38、制御端子39へと流れ、LED1
が点燈するのを阻止する。また、第1の行通信線4がH
(第1の列通信線8が無効時)で、第2と第4の行通信
線5,38がLのとき、機械スイッチ18がONとなっ
た場合、電流が制御端子15、第1の行通信線4、ダイ
オード11、第2の列通信線9、抵抗器31、機械スイ
ッチ18、ダイオード32、第3の行通信線33、ダイ
オード34、LED27、抵抗器35、第1の列通信線
8、抵抗器37、機械スイッチ22、ダイオード36、
第4の行通信線38、制御端子39へ流れ、LED27
が点燈するのも阻止する。
【0026】ダイオード41は、例えば第1の行通信線
4がL(第2の列通信線9が無効時)で、第2の行通信
線5がHで、第3の行通信線33がLのときに、機械ス
イッチ18がONしていると、電圧が制御端子7、ダイ
オード41、LED2、抵抗器13、第2の列通信線
9、抵抗器31、機械スイッチ18、ダイオード32、
第3の行通信線33、制御端子40へと掛かり、LED
2に定格以上の逆電圧が掛かることを阻止する。なお、
ダイオード42はダイオード41と同様の機能を果た
す。
【0027】ダイオード32は、例えば第1の行通信線
4がLで、第2の行通信線5がLで、第3の行通信線3
3がHのとき機械スイッチ18がONしていると、電流
が第3の行通信線33、ダイオード32、機械スイッチ
18、抵抗器31、第2の列通信線9、抵抗器13、L
ED2、ダイオード41、第2の行通信線5、制御端子
7へ流れ、LED2が点燈するのを阻止する。また、第
1の行通信線4がL(第2の列通信線9が無効時)で、
第2と第3の行通信線5,33がHのとき、機械スイッ
チ22がONとなった場合、電流が制御端子40、第3
の行通信線33、ダイオード32、機械スイッチ18、
抵抗器31、第2の列通信線9、抵抗器43、LED2
8、ダイオード42、第4の行通信線38、ダイオード
36、機械スイッチ22、抵抗器37、第1の列通信線
8、ダイオード10、第1の行通信線4、制御端子15
へ流れ、LED28が点燈するのも阻止する。
【0028】バイアス抵抗器21,23は機械スイッチ
18,22のON/OFF状態の読み込み時、機械スイ
ッチ18,22がOFFしていないと第3と第4の行通
信線33,38がハイインピーダンス状態となるため、
電圧レベルを制御体14のグランドレベル又は電源レベ
ルに固定するために接続する。このバイアス抵抗器21
の抵抗値は抵抗器31より数倍大きく設定し、バイアス
抵抗器23の抵抗値は抵抗器37より数倍大きく設定す
る。
【0029】このマトリックス回路装置26の四個のL
ED1,2,27,28は、図8に示すボイラーのリモ
コン装置29における、点検、水切れ、高温、低温の表
示部として構成され、二個の機械スイッチ18,22は
運転スイッチと運転切換スイッチとして構成され、四芯
のモジュラージャックでボイラーに接続される。動作
は、図7に示すように実施の形態2のものと基本的に同
じである。即ち、第1の行通信線4がLの図7に示すT
201のタイミングで、第2の行通信線5がHでLED
1が点燈、Lで消燈する。第1の行通信線4がLのT2
01のタイミングで、第3の行通信線33がHでLED
27が点燈、Lで消燈する。第1の行通信線4がLのT
201のタイミングで、第4の行通信線38がHで機械
スイッチ22のOFFが認識され、LでONが認識され
る。
【0030】そして、第1の行通信線4がHのT202
のタイミングで、第2の行通信線5がLでLED2が点
燈、Hで消燈する。第1の行通信線4がHのT202の
タイミングで、第3の行通信線33がLで機械スイッチ
18のOFFが認識され、HでONが認識される。第1
の行通信線4がHのT202のタイミングで、第4の行
通信線38がLでLED28が点燈し、HでLED28
が消燈する。なお、図7に示すT203のタイミングで
は、第1から第4の行通信線4,5,33,38の入力
反転時には過渡的な電圧変化により、消燈しているLE
Dが点燈しないように一旦全ての行を数μsの間ハイイ
ンピーダンス又はロウインピーダンスにしてから反転さ
せるようにする。
【0031】このマトリックス回路装置は、二行構成で
二個の素子を、三行構成で四個の素子を、四行構成で六
個の素子を、五行構成で八個の素子を、六行構成で十個
の素子を組込むことができる。即ち、少ない制御端子数
で従来のマトリックス構成の回路より少し多くの素子を
組込むことができ、小規模なマトリックス回路装置26
として有効性が高い。また、信号線も汎用の多芯線を使
って電気機器と接続でき、コスト及び施工性を改善でき
る。なお、マイクロコンピューター等の制御体14に直
接接続しても、ロジックで構成したモジュールを介して
制御体14に接続しても同様に機能する。また、大規模
な表示部や操作部の装置でもこのマトリックス回路装置
の構造を複数組合わせれば、即ち、図6における一つの
制御体14から複数組の列通信線を設けることにより可
能となる。この場合、必要数に応じてモジューラジャッ
クを使えば良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、素子数が二個
〜十個程度の小規模なマトリックス回路装置について、
その接続のための信号線が少なくできる。
【0033】請求項2の発明によれば、素子数が二個〜
十個程度の小規模な機械スイッチの情報出力の可能なマ
トリックス回路装置が得られ、その接続のための信号線
も少なくすることができる。
【0034】請求項3の発明によれば、素子数が二個〜
十個程度の機械スイッチの情報出力も可能な小規模なマ
トリックス回路装置が得られ、その接続のための信号線
も少なくすることができる。
【0035】請求項4の発明によれば、請求項3に係る
前記効果とともに、汎用の多芯線等を信号線で機器と接
続でき、施工性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のマトリックス回路装置を示す
回路構成図である。
【図2】 実施の形態1の他のマトリックス回路装置を
示す回路構成図である。
【図3】 実施の形態2のマトリックス回路装置を示す
回路構成図である。
【図4】 実施の形態2の他のマトリックス回路装置を
示す回路構成図である。
【図5】 実施の形態3のマトリックス回路装置を示す
回路構成図である。
【図6】 実施の形態4のマトリックス回路装置を示す
回路構成図である。
【図7】 実施の形態4のマトリックス回路装置の動作
説明図である。
【図8】 実施の形態4のマトリックス回路装置による
リモコン装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 LED、 2 LED、 3 マトリックス回路装
置、 4 第1の行通信線、 5 第2の行通信線、
6 制御端子、 7 制御端子、 8 第1の列通信
線、 9 第2の列通信線、 10,11 ダイオー
ド、 12,13抵抗器、 14 制御体、 15,1
6 ポート、 18 機械スイッチ、 19 マトリッ
クス回路装置、 20 ポート、 21 バイアス抵抗
器、 22機械スイッチ、 23 バイアス抵抗器、
25 マトリックス回路装置、26 マトリックス回路
装置、 27,28 LED、 29 リモコン装置、
31 抵抗器、 33 第3の行通信線、 38 第4
の行通信線、 39制御端子、 40 制御端子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二行以上で七行未満の行数の行構成と二
    列の列構成により制御素子をマトリックス状に配置し、
    その第1の行構成と第1の列構成との間と、同第1の行
    構成と第2の列構成との間とに極性を逆にしてそれぞれ
    ダイオードを設け、前記行構成の一端の制御端子を、マ
    イクロコンピューター等の制御体のハイレベル、ロウレ
    ベルの二値の信号を出力できるポートに接続し、前記各
    行構成に印加される二値の信号によって前記第1の列構
    成と前記第2の列構成の有効/無効が選択されるように
    したマトリックス回路装置。
  2. 【請求項2】 二行以上で七行未満の行数の行構成と二
    列の列構成により機械スイッチをマトリックス状に配置
    し、その第1の行構成と第1の列構成との間と、同第1
    の行構成と第2の列構成との間とに極性を逆にしてそれ
    ぞれダイオードを設け、前記第1の行構成の一端の制御
    端子を、マイクロコンピューター等の制御体のハイレベ
    ル、ロウレベルの二値の信号を出力できるポートに接続
    し、前記第1の行構成に印加される二値の信号によって
    前記第1の列構成と前記第2の列構成の有効/無効が選
    択されるようにするとともに、他の前記行構成の一端の
    制御端子を前記制御体の入力モードに設定できるポート
    に接続し、前記第1の行構成の一端の制御端子のハイレ
    ベル、ロウレベルの二値の反転信号を出力できる前記制
    御体のポートに接続したバイアス手段又は分圧手段によ
    り前記機械スイッチの情報出力を可能にしたマトリック
    ス回路装置。
  3. 【請求項3】 二行以上で七行未満の行数の行構成と二
    列の列構成により少なくとも一個の制御素子及び機械ス
    イッチをマトリックス状に配置し、その第1の行構成と
    第1の列構成との間と、同第1の行構成と第2の列構成
    との間とに極性を逆にしてそれぞれダイオードを設け、
    前記行構成の一端の制御端子を、マイクロコンピュータ
    ー等の制御体のハイレベル、ロウレベルの二値の信号を
    出力できるポートに接続し、前記行構成に印加される二
    値の信号によって前記第1の列構成と前記第2の列構成
    の有効/無効が選択されるようにするとともに、前記機
    械スイッチを含む前記行構成の制御端子を前記制御体の
    入力モードにも設定できるポートに接続し、バイアス手
    段又は分圧手段により前記機械スイッチの情報出力も可
    能にしたマトリックス回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のマトリックス回路装置
    であって、制御素子を表示手段で構成し、ボイラーや換
    気扇等に接続して当該機器の状態表示を前記表示手段に
    より行ない、機械スイッチにより設定操作等を行なうリ
    モコン装置として構成したマトリックス回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9216601B2 (en) 2012-06-29 2015-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Electric device and printing apparatus using the same

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