JP2000206020A - ル―スコンタクト試験器 - Google Patents

ル―スコンタクト試験器

Info

Publication number
JP2000206020A
JP2000206020A JP11002349A JP234999A JP2000206020A JP 2000206020 A JP2000206020 A JP 2000206020A JP 11002349 A JP11002349 A JP 11002349A JP 234999 A JP234999 A JP 234999A JP 2000206020 A JP2000206020 A JP 2000206020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shock
impact
loose contact
test
collision member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11002349A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ono
浩 大野
Akiyoshi Kuroda
明義 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP11002349A priority Critical patent/JP2000206020A/ja
Publication of JP2000206020A publication Critical patent/JP2000206020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な試験状態を容易に提供することがで
き、しかも、安全な試験環境を実現するルースコンタク
ト試験器を提供すること。 【解決手段】 試験対象物3に自動的に衝撃を印加する
可動部6を有するルースコンタクト試験器において、可
動部6には、試験対象物3に衝突する衝突部材10と、
衝突部材10を駆動するプッシュプルアクチュエータ7
が設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品相互間の混触
や部品内部のルーズ等、潜在的な欠陥の検出を行う際に
用いられるルースコンタクト試験器に関する。
【0002】
【従来の技術】ルースコンタクト試験とは、試験対象物
が静止状態において、部品相互間の混触や部品内部のル
ーズ等、実用上一時的な瞬断状態を招く原因となるよう
な潜在的な欠陥の検出を行う事を目的としており、製品
の品質を保証するために必要不可欠試験である。
【0003】その方法はいくつかあるが、最も多く用い
られている方法は、叩き試験棒を用い、手動にて製品に
衝撃を与え、製品の異常・変動を確認する、というもの
である。図2に示したものは従来用いられているこの種
叩き試験棒20である。この叩き試験棒20において
は、試験者がハンドル部を把持し、先端部を試験対象物
に叩打して衝撃を印加する。
【0004】ところで、一般的に、正確な試験を行うた
めには、試験対象物に与える衝撃の強さは150g程度が望
ましい。しかし、従来の叩き試験棒を用いたのでは、衝
撃の強さを人の感覚に頼らざるを得ず、モニタがあった
としても、正確に衝撃を加える事は困難である為、試験
結果に疑義を生じやすく、しかも、誤って過剰な衝撃を
加え、衝撃に弱い部品を破損させる等の危険性がある。
従って、より適正な試験器を使用して行う必要性があ
る。
【0005】すなわち、試験対象物に定められている衝
撃を確実に印加することは重要な課題であり、従来にお
いてもこの課題を解決するために種々の方法が取られて
いる。例えば、センサパッドによる強さの確認や、LE
Dランプや信号音による確認を行いながら試験を行うと
いう手法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の手法においても、最終的に衝撃を加えるのは人力(手
動)となっているため、与える衝撃の大きさは依然不安
定である。このため、試験の確実性、安全性に関し、十
分とは言えないという問題がある。そこで、例えば軽量
な製品には、振動作によるルースコンタクト試験も行わ
れている。この技術は不純物の混入や接合部の不完全箇
所の検出において一応の効果を奏している。しかしなが
ら、これも、人力で容易に動かせる程の軽量なものに限
られる上、試験精度の点において不確実という問題をも
たらしている。
【0007】上記事情に鑑み、本発明においては、正確
な試験状態を容易に提供することができ、しかも、安全
な試験環境を実現するルースコンタクト試験器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のルースコ
ンタクト試験器は、試験対象物に自動的に衝撃を印加す
る可動部を有するルースコンタクト試験器において、前
記可動部には、試験対象物に衝突する衝突部材と、該衝
突部材を駆動するプッシュプルアクチュエータが設けら
れていることを特徴とする。
【0009】このルースコンタクト試験器においては、
衝撃の印加を手動ではなく自動的に行うので、正確かつ
安全に試験対象物に衝撃が印加される。自動的とは、手
動以外の動力源によって衝撃を加えることをいい、例え
ば、AC電源、バッテリなどの電力によって可動部を駆
動することをいう。すなわち、動力源の出力をあらかじ
め設定して衝突部材を駆動するプッシュプルアクチュエ
ータの出力を調整することで、正確かつ安全に試験対象
物に衝撃が印加される。
【0010】請求項2記載のルースコンタクト試験器
は、請求項1記載のルースコンタクト試験器において、
前記衝突部材によって試験対象物に印加された衝撃を感
知する衝撃センサが設けられていることを特徴とする。
【0011】このルースコンタクト試験器においては、
試験対象物に印加した衝撃の強さを試験者が確認しつつ
試験を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係るルース
コンタクト試験器について図面を参照して説明する。図
1において示したものは、衝撃センサを内蔵したルース
コンタクト試験器である。ルースコンタクト試験器に
は、試験者が手に持って使用するためのハンドル部1、
印加衝撃の強弱を調整するための操作部2、試験対象物
3へ印加されている衝撃の強さを検出する衝撃センサ
4、衝撃センサ4が検出した衝撃の強さを目視にて確認
できるモニタ部5、及び、実際に試験対象物3へ電気的
に制御された衝撃を加える可動部6を備えている。動力
には電力で動作するプッシュプルアクチュエータ7を用
い、操作部2により試験対象物3へ印加する衝撃を調整
する。操作部2は、印加する衝撃を調節するボリューム
8と、プッシュプルアクチュエータ7を動作させる可動
スイッチ9が設けられている。アクチュエータ7先端に
は、直接試験対象物3へ衝撃を与える衝突部材10が設
けられている。なお、アクチュエータ7の電源11とし
ては、AC、ハンドル部1内部に収納されたバッテリな
どが用いられる。
【0013】次に、上記ルースコンタクト試験器の動作
を説明する。まず、試験者はハンドル部1を把持し、操
作部2を操作して印加衝撃の強さを調整する。その後、
試験対象物3に可動部先端を近づけ、操作部2を操作し
て衝突部材10により試験対象物3に衝撃を与える。詳
細には、まずボリュウム8を操作してプッシュプルアク
チュエータ7の出力を設定し、印加する衝撃を調整す
る。そして、可動スイッチ9を操作するとアクチュエー
タ7が駆動され、衝突部材10を押し出し、試験対象物
3に衝撃が印加される。その後アクチュエータ7の駆動
により衝突部材10が引き戻される。衝突部材10が試
験対象物3に衝撃を与えた際、この衝撃が衝突部材10
を介して衝撃センサ4に伝達される。衝撃センサ4が感
知した衝撃は、モニタ部5に表示される。操作者がこの
情報を参照することで、実際に試験対象物3に与えた衝
撃を確認することができ、また、この値を参照して適宜
印加衝撃を変更することができる。
【0014】以上、本実施形態に係るルースコンタクト
試験器においては、従来の叩き試験棒に比べ、試験の作
業性が格段に向上する。すなわち、本実施形態に係るル
ースコンタクト試験器においては、電力を用いた機械的
な制御により安定した動力を生み出しているので、容易
で確実な試験を実現することができる。また、試験対象
物へ印加する衝撃をあらかじめ設定でき、また、実際に
与えた衝撃の強さを目視により容易に確認することがで
きるので、試験を容易かつ安全に行うことができる。さ
らに、従来の人力に頼った方法では、試験対象物に必要
以上の衝撃が加わり製品が破損したり、不必要な誤動作
の検出という二次的な障害を起こす危険性もあったが、
上記ルースコンタクト試験器においてはその危険性も容
易に回避する事が可能である。
【0015】
【発明の効果】前述の様に本発明にかかるルースコンタ
クト試験器においては、機械的な制御により安定した動
力を生み出しているので、容易で確実な試験の実現とい
う効果が得られる。また、試験対象物へ印加する衝撃を
あらかじめ設定でき、また、実際に与えた衝撃の強さを
目視により容易に確認することができるので、試験を容
易かつ安全に行うことができる。さらに、従来の人力に
頼った方法では、試験対象物に必要以上の衝撃が加わり
製品が破損したり、不必要な誤動作の検出という二次的
な障害を起こす危険性もあったが、本発明により、その
危険性も容易に回避する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態として示したルースコン
タクト試験器を示す概略図である。
【図2】 従来の叩き試験棒を示す概略図である。
【符号の説明】
3 試験対象物 4 衝撃センサ 6 可動部 7 プッシュプルアクチュエータ 10 衝突部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 明義 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮 城日本電気株式会社内 Fターム(参考) 2G047 AC10 EA11 EA19 2G061 AA13 AB04 DA01 EA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験対象物に自動的に衝撃を印加する可
    動部を有するルースコンタクト試験器において、 前記可動部には、試験対象物に衝突する衝突部材と、該
    衝突部材を駆動するプッシュプルアクチュエータが設け
    られていることを特徴とするルースコンタクト試験器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のルースコンタクト試験器
    において、 前記衝突部材によって試験対象物に印加された衝撃を感
    知する衝撃センサが設けられていることを特徴とするル
    ースコンタクト試験器。
JP11002349A 1999-01-07 1999-01-07 ル―スコンタクト試験器 Pending JP2000206020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11002349A JP2000206020A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 ル―スコンタクト試験器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11002349A JP2000206020A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 ル―スコンタクト試験器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000206020A true JP2000206020A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11526811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11002349A Pending JP2000206020A (ja) 1999-01-07 1999-01-07 ル―スコンタクト試験器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000206020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013215932B3 (de) * 2013-08-12 2015-02-19 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Messvorrichtung mit Fernsteuerung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013215932B3 (de) * 2013-08-12 2015-02-19 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Messvorrichtung mit Fernsteuerung
US10302538B2 (en) 2013-08-12 2019-05-28 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Measuring apparatus with remote control

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2397315A1 (en) Method and apparatus for repair of defects in materials with short laser pulses
CA2415030A1 (en) Illuminated components for guiding maintenance and repair sequence
JP2011224368A (ja) 手持ちの外科用デバイス
JP2000206020A (ja) ル―スコンタクト試験器
JPH07299789A (ja) スピンドル駆動装置を備えた平行つかみ
KR20000011542A (ko) 용접상황상태기록방법및용접상황상태기록장치
CN108136537B (zh) 摩擦搅拌点接合装置及摩擦搅拌点接合方法
JP2007271607A (ja) 異常検出装置
US20110173819A1 (en) Operating method for a power tool, especially a hand-held power tool
US8925215B2 (en) Vehicle steering shaft checking tool
JPS63228948A (ja) 発電機検査装置
JP4369316B2 (ja) 非破壊検査装置
CN209323009U (zh) 一种自动调高激光熔覆装置
KR200279817Y1 (ko) 청음봉
CN109490762B (zh) 检测接触器镜像触头的方法和装置
CN212163711U (zh) 一种方向盘喇叭按压测试装置
JP4655911B2 (ja) 材料試験機
JPS62261978A (ja) 開閉機器動作特性監視装置
EP1418633A4 (en) COAXIAL, FLEXIBLE, PIEZOELECTRIC CABLE POLARIZER, POLARIZATION PROCEDURE, DEFECT DETECTOR AND DEFECT DETECTION METHOD
JPH0372388B2 (ja)
KR100808566B1 (ko) 전기 용접장치
KR101743922B1 (ko) 이어잭 어셈블리 검사장치
CN214277192U (zh) 一种测量超声变幅杆振幅的装置
CN206185360U (zh) 一种座点焊防手指压伤装置
JP2004333382A (ja) 材料試験機用変位測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011002