JP2000205527A - バ―ナ―式灰溶融炉への灰供給方法およびバ―ナ―式灰溶融設備 - Google Patents

バ―ナ―式灰溶融炉への灰供給方法およびバ―ナ―式灰溶融設備

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JP2000205527A
JP2000205527A JP11008595A JP859599A JP2000205527A JP 2000205527 A JP2000205527 A JP 2000205527A JP 11008595 A JP11008595 A JP 11008595A JP 859599 A JP859599 A JP 859599A JP 2000205527 A JP2000205527 A JP 2000205527A
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ash
waste plastic
hopper
melting furnace
pusher
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Yoshitoshi Sekiguchi
善利 関口
Kunio Sasaki
邦夫 佐々木
Hide Momota
秀 百田
Satoshi Kawaguchi
敏 川口
Tadashi Kono
正 河野
Morio Sugiura
守男 杉浦
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定した燃焼と低燃費を実現することができ
る。 【解決手段】溶融する灰に、粉砕した後に加圧減容化し
て見かけ比重を0.35以上とした廃プラスチックを添
加混合する。これにより発熱量を上げて燃費を向上さ
せ、また廃プラスチックの燃焼速度を低下させて灰の供
給量の変動に伴う燃焼変動を小さくして、安定した低空
気比燃焼を実現できる。さらに、廃プラスチックの混合
率が重量比16%程度でも効率的で安定した低空気比燃
焼が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却灰や飛灰を減
容化、無害化するバーナー式灰溶融炉への灰供給方法お
よびバーナー式灰溶融設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却炉から排出される焼却灰および
飛灰は、その容量が多くまた有害物質を含むため、減容
化および無害化を目的として、加熱溶融して溶融スラグ
を生成し水砕スラグとしてアスファルトの骨材として再
利用したり、埋立てに供することが行われている。この
灰溶融炉の熱源としてバーナーやプラズマなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶融熱源にバーナーを
使用するバーナー式灰溶融炉では、灰の発熱量が低いた
め、バーナーに多量の燃量を要するという問題があり、
燃費の改善が求められていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決して、低燃費を
実現することができるバーナー式灰溶融炉への灰供給方
法およびバーナー式灰溶融設備を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のバーナー式灰溶融炉への灰供給方法は、溶融
する灰に所定量の廃プラスチックを混合して灰溶融炉に
供給するものである。
【0006】上記構成によれば、廃プラスチックにより
灰の発熱量を上げることができるので、溶融バーナーの
燃費を削減することができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記構成にお
いて、廃プラスチックは、粉砕した後に加圧減容化して
見かけ比重を0.35以上とし、灰に混合するものであ
る。
【0008】さらに請求項3記載のバーナー式灰溶融設
備は、灰を灰溶融炉に供給する灰供給ラインに、廃プラ
スチックを混合する廃プラスチック供給ラインを接続
し、この廃プラスチック供給ラインに、廃プラスチック
を粉砕する粉砕機と、粉砕された廃プラスチックを見か
け比重が0.35以上となるように加圧減容化する加圧
減容機とを介在させたものである。
【0009】上記請求項2または3記載の発明によれ
ば、圧縮した廃プラスチックを灰に混合することによ
り、廃プラスチックの燃焼速度を低下させて均一化する
ことができて、灰の供給量の変動に伴う燃焼変動を小さ
くすることができ、廃プラスチックを重量比16%の混
合率で灰に混合しても効率的で安定した低空気比燃焼が
可能となり、バーナーの燃費を向上させることができ
る。
【0010】さらにまた請求項4の発明は、灰投入シュ
ートから廃プラスチックが混合された灰を灰ホッパーに
投入し、この灰ホッパーの底部開口からプッシャーによ
り灰溶融炉に供給するに際し、灰投入シュートから灰ホ
ッパーにプッシャーの送り出し方向の両側部にそれぞれ
廃プラスチック混合の灰を投入することにより、廃プラ
スチックの分布を灰ホッパーの中央部に集中させるもの
である。
【0011】また請求項5記載のバーナー式灰溶融設備
は、灰投入シュートから廃プラスチックが混合された灰
を灰ホッパーに投入し、この灰ホッパーの底部開口から
プッシャーにより灰溶融炉に供給するバーナー式灰溶融
設備において、前記灰投入シュートを、灰ホッパーの上
方でプッシャーの送り出し方向の左右両側部に向って投
入するように開口したものである。
【0012】上記請求項4または5記載の発明によれ
ば、灰と廃プラスチックの粒度と安息角の相違から、灰
は投入方向中心部の灰ホッパー両側部に堆積し、廃プラ
スチックは灰ホッパーの中央の凹部に転がり落ちて分布
が集中する。このため、プッシャーによる押出し時に廃
プラスチックが中央部に集まり、供給通路の側壁に接触
する廃プラスチックが極めて少なくできる。したがっ
て、廃プラスチックが側壁の熱により溶けて付着し、固
化または炭化して供給不能に陥ることもなく、さらに廃
プラスチックは、炉内の中央部で良好に空気と接触され
るので、不完全燃焼してCOやDXNを発生することも
ない。
【0013】さらに請求項6記載のバーナー式灰溶融設
備は、灰投入シュートから廃プラスチックが混合された
灰を灰ホッパーに投入し、この灰ホッパーの底部開口か
らプッシャーにより灰溶融炉に供給するバーナー式灰溶
融設備において、灰を灰投入シュートに供給する灰供給
ラインに、廃プラスチックを混合する廃プラスチック供
給ラインを接続し、この廃プラスチック供給ラインに、
廃プラスチックを粉砕する粉砕機と、粉砕された廃プラ
スチックを見かけ比重が0.35以上となるように加圧
減容化する加圧減容機とを介在させ、前記灰投入シュー
トを、灰ホッパーの上方でプッシャーの送り出し方向の
左右両側部に向って投入するように開口したものであ
る。
【0014】上記構成によれば、廃プラスチックにより
発熱量を上げることができるので、バーナーの燃費を低
減できるとともに、粉砕後、加圧減容化された廃プラス
チックにより、その燃焼速度を低下させて灰の供給量の
変動に伴う燃焼変動を小さくでき、重量比で16%の混
合率であっても効率的で安定した低空気比燃焼が可能と
なる。また灰と廃プラスチックの安息角の相違から、灰
は両側部に堆積し、廃プラスチックは中央の凹部に転が
り落ちて集中して分布される。このため、プッシャーに
よる押出し時に廃プラスチックが中央部に集まり、供給
通路の側壁に接触する廃プラスチックが極めて少なくで
きる。したがって、廃プラスチックが供給通路の側壁の
熱により溶けて付着し、固化または炭化して供給不能に
陥ることもなく、さらに廃プラスチックは炉内の中央部
で良好に空気と接触されるので、不完全燃焼してCOや
DXNを発生することもない。
【0015】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るバーナー式
灰溶融設備の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明す
る。
【0016】このバーナー式灰溶融設備は、図1に示す
ように、バーナー式灰溶融炉1と灰供給装置2と、灰供
給装置2に焼却灰および飛灰からなる灰Aを供給する灰
供給ライン3と、この灰供給ライン3に廃プラスチック
Pを混合する廃プラスチック供給ライン4とが具備され
ている。
【0017】灰溶融炉1は、傾斜底壁5の上流側に予熱
室6が設けられるとともに下流側に溶融室7が設けられ
ており、溶融室7の天部に設けられた溶融バーナー8の
排ガスを予熱室6に導入して排気ダクト9に排出し、予
熱室6から供給された灰Aを予熱するように構成され
る。
【0018】また灰供給装置2は、廃プラスチックP混
合の灰Aを灰投入シュート12から灰ホッパー13に投
入し、この灰ホッパー13の底部開口からプッシャー装
置14により予熱室6に供給するものである。このプッ
シャー装置14は、灰ホッパー13の底部開口から予熱
室6側に接続された供給通路15に出退自在に配置され
たプッシャー本体14aと、このプッシャー本体14a
を出退駆動するプッシュシリンダ14bとで構成されて
いる。前記灰投入シュート12は、図2に示すように、
中央部から逆V形状に分岐されて灰ホッパー13の左右
の側壁13aに向って開口部12a,12aが形成さ
れ、廃プラスチックP混合の灰Aを灰ホッパー13の左
右両側壁13a,13aに向って投入し堆積するように
構成されており、これにより安息角が小さく廃プラスチ
ックPが、投入時に側壁13a付近の灰Aの頂部近傍か
ら転がり落ちて、凹部状となる灰ホッパー13の中央部
に集めることができる。なお、ここで逆V形状に分岐さ
れた灰投入シュート12に代えて、両側にシュートをそ
れぞれ配置してもよい。
【0019】ここで、廃プラスチックPを混合した灰A
の投入実験を説明する。すなわち、図4(a)に示すよ
うに、350mm×300mmの角ダクト31から廃プ
ラスチックPを混合した灰Aを投下し、500mm下方
のトレイ32に落下させた。この結果、図4(b)に示
すように、灰Aは中央部で山形に堆積されるのに対し
て、廃プラスチックPはその裾野部分に転がり落ちて集
中して分布された。これは、灰Aと廃プラスチックPの
粒度と安息角の相違から、廃プラスチックPが滑落やす
くその分布がトレイ32の周辺部に集中するためであ
る。灰ホッパー13の周辺部に廃プラスチックPが集中
した場合、これが底部からプッシャー本体14aにより
側壁15aに沿って予熱室6に押し出されることにな
り、加熱された側壁15aの熱により廃プラスチックP
が溶けて付着し、固化または炭化して供給不能に陥るお
それがあった。さらに、側壁15aに沿って溶融室6の
コーナー部に供給された廃プラスチックPは炉内の空気
との接触が悪く、不完全燃焼してCOやDXNの発生原
因となるおそれがあった。
【0020】次に図4(a)に示すように、トレイ32
の一側部に板33を立設配置し、角ダクト31の下部に
板33側に傾斜するガイド筒31aを設け、角ダクト3
1からガイド筒31aを介して板33に向って廃プラス
チックPを混合した灰Aを投下し、板33に沿わせて5
50mm下方のトレイ32に落下させた。この場合に
は、図4(b)に示すように、板33側に灰Aが山形に
堆積し、廃プラスチックPは板33の反対側の裾野側に
多く分布された。
【0021】以上の実験結果から廃プラスチックPを混
合した灰Aの投下状態における廃プラスチックPの分布
は、投下位置の周辺部に集中して分布することが判明し
た。したがって、この実施の形態では、廃プラスチック
Pを混合した灰Aを灰ホッパー13の左右の側壁13a
に向ってそれぞれ投下すると、灰Aは灰ホッパー13の
左右両側壁13a側に堆積し、その裾野となる中央部に
廃プラスチックPが集中して分布される。これにより、
プッシャー本体14aにより押し出される廃プラスチッ
クPが混合された灰Aは、中心部に廃プラスチックPが
集中して分布されることになり、加熱される供給通路1
5の側壁15aに接触する廃プラスチックPは極めて少
なくなる。そして、側壁15aや溶融炉1の側壁に付着
固化することがない。また廃プラスチックPは予熱室6
の中央部で十分な空気と接触して燃焼されることから、
不完全燃焼することもなく、COやDXNの発生も防止
できる。
【0022】前記灰供給ライン3は、焼却炉から排出さ
れた灰Aを乾燥して定量ずつ供給するもので、下流側に
廃プラスチック供給ライン4が接続されて所定量の廃プ
ラスチックPが混合される。この廃プラスチック供給ラ
イン4は、上流側に廃プラスチックPを粉砕する粉砕機
21が介在されるとともに、下流側に加圧減容機22が
介在されている。
【0023】ところで、この廃プラスチックが粉砕機2
1で粉砕された場合、廃プラスチックの見掛け比重が
0.1で、灰の見掛け比重(嵩比重)が1.0に対して
低く、体積比率で廃プラスチック量が多くなる。また粉
砕物は形状や重量が不均一で燃焼速度が一定でなく、灰
供給量の変動により燃焼変動が起こりやすく、安定した
低空気比燃焼が困難となる。このため重量比が10%以
上の廃プラスチックの混合率では、安定した運転ができ
ないという問題がある。
【0024】しかし、粉砕後の廃プラスチックPを加圧
減容機22で廃プラスチックを加圧圧縮して、粒径15
mmφ程度で見掛け比重を0.35以上とすることがで
きる。また、通常の粉砕のみの廃プラスチックPでは、
混合率が重量比で10%を越えると燃焼が不安定となる
ため、10%以上の混合ができないが、この圧縮減容化
により粒径を増大し、また見かけ比重を0.35以上に
上昇させることにより、廃プラスチックPの燃焼速度を
減速して平均化できることから混合率を重量比で16%
程度に上昇させても、安定した効率のよい低空気比燃焼
が可能となり、また発熱量を増加させて溶融バーナー8
の燃費を向上させることができて、安定した溶融が可能
となる。
【0025】下記の表1に灰溶融量を200kg/hと
した場合の実験における廃プラスチック混合率と排ガス
中のO2濃度を示す。表1によれば、本発明による廃プ
ラスチックPの混合率を16%とした場合であっても、
排ガス中のO2濃度が低く、十分に燃焼していることが
わかる。
【0026】
【表1】 上記実施の形態によれば、廃プラスチックPを灰Aに混
合することにより、発熱量を上げて溶融バーナー8の燃
料の消費を低減することができる。また廃プラスチック
Pが粉砕機21により粉砕された後、加圧減容機22に
より見掛け比重が0.1から0.35以上に圧縮される
ことから、粒径の均一化と燃焼速度の減速が図れ、混合
率を重量比で16%程度に上げても安定した低空気比燃
焼が可能となる。
【0027】さらに、投入シュート12を分岐して廃プ
ラスチックP混合の灰Aを灰ホッパー13の左右の側壁
13aに向って投入するように構成したので、廃プラス
チックPを灰ホッパー13の中央部に集中して分布させ
ることができる。これにより、プッシャー本体14aに
よる押込み時に、供給通路15の側壁15aに廃プラス
チックPが接触することが殆ど無くなり、廃プラスチッ
クPの付着固化による閉塞などの故障を未然に防止する
ことができる。またほとんどの廃プラスチックPが予熱
室6の中央部に送り出されるので、十分に空気と接触さ
せることができて完全燃焼させることができ、不完全燃
焼によるCOやDXNの発生を防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、廃プラスチックにより灰の発熱量を上げるこ
とができるので、溶融バーナーの燃費を削減することが
できる。
【0029】また請求項2または3記載の発明によれ
ば、圧縮した廃プラスチックを灰に混合することによ
り、廃プラスチックの燃焼速度を低下させて均一化する
ことができて、灰の供給量の変動に伴う燃焼変動を小さ
くすることができ、廃プラスチックを重量比16%の混
合率で灰に混合しても効率的で安定した低空気比燃焼が
可能となり、バーナーの燃費を向上させることができ
る。
【0030】さらに請求項4または5記載の発明によれ
ば、灰と廃プラスチックの粒径と安息角の相違から、灰
は投入方向中心部の灰ホッパー両側部に堆積し、廃プラ
スチックは灰ホッパーの中央の凹部に転がり落ちて分布
が集中する。このため、プッシャーによる押出し時に廃
プラスチックが中央部に集まり、供給通路の側壁に接触
する廃プラスチックが極めて少なくできる。したがっ
て、廃プラスチックが側壁の熱により溶けて付着し、固
化または炭化して供給不能に陥ることもなく、さらに廃
プラスチックは、炉内の中央部で良好に空気と接触され
るので、不完全燃焼してCOやDXNを発生することも
ない。
【0031】さらに請求項6記載の発明によれば、廃プ
ラスチックにより発熱量を上げることができるので、バ
ーナーの燃費を低減できるとともに、粉砕後、加圧減容
化された廃プラスチックにより、その燃焼速度を低下さ
せて灰の供給量の変動に伴う燃焼変動を小さくでき、重
量比で16%の混合率であっても効率的で安定した低空
気比燃焼が可能となる。また灰と廃プラスチックの安息
角の相違から、灰は両側部に堆積し、廃プラスチックは
中央の凹部に転がり落ちて集中して分布される。このた
め、プッシャーによる押出し時に廃プラスチックが中央
部に集まり、供給通路の側壁に接触する廃プラスチック
が極めて少なくできる。したがって、廃プラスチックが
供給通路の側壁の熱により溶けて付着し、固化または炭
化して供給不能に陥ることもなく、さらに廃プラスチッ
クは炉内の中央部で良好に空気と接触されるので、不完
全燃焼してCOやDXNを発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバーナー式灰溶融炉の実施の形態
を示す構成図である。
【図2】図1に示すI−I断面図である。
【図3】(a)および(b)は、廃プラスチックの混合
灰の投下分布実験を示し、(a)は配置図、(b)は分
布状態を示す斜視図である。
【図4】(a)および(b)は、廃プラスチックの混合
灰の投下分布実験を示し、(a)は配置図、(b)は分
布状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 灰(焼却灰+飛灰) P 廃プラスチック 1 灰溶融炉 2 灰供給装置 3 灰供給ライン 4 廃プラスチック供給ライン 6 予熱室 7 溶融室 8 溶融バーナー 12 灰投入シュート 12a 開口 13 灰ホッパー 13a 側壁 14 プッシャー装置 14a プッシャー本体 15 供給通路 21 粉砕機 22 加圧減容機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 百田 秀 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 川口 敏 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 河野 正 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 杉浦 守男 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 3K061 AA01 AB03 AC03 AC13 BA01 BA07 CA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融する灰に所定量の廃プラスチックを混
    合して灰溶融炉に供給することを特徴とするバーナー式
    灰溶融炉への灰供給方法。
  2. 【請求項2】廃プラスチックは、粉砕した後に加圧減容
    化して見かけ比重を0.35以上とし、灰に混合するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバーナー式灰溶融炉への
    灰供給方法。
  3. 【請求項3】灰を灰溶融炉に供給する灰供給ラインに、
    廃プラスチックを混合する廃プラスチック供給ラインを
    接続し、 この廃プラスチック供給ラインに、廃プラスチックを粉
    砕する粉砕機と、粉砕された廃プラスチックを見かけ比
    重が0.35以上となるように加圧減容化する加圧減容
    機とを介在させたことを特徴とするバーナー式灰溶融設
    備。
  4. 【請求項4】灰投入シュートから廃プラスチックが混合
    された灰を灰ホッパーに投入し、この灰ホッパーの底部
    開口から供給通路を出退するプッシャーにより灰溶融炉
    に供給するに際し、 灰投入シュートから灰ホッパーにプッシャーの送り出し
    方向の両側部にそれぞれ廃プラスチック混合の灰を投入
    することにより、廃プラスチックの分布を灰ホッパーの
    中央部に集中させることを特徴とするバーナー式灰溶融
    炉への灰供給方法。
  5. 【請求項5】灰投入シュートから廃プラスチックが混合
    された灰を灰ホッパーに投入し、この灰ホッパーの底部
    開口から供給通路を出退するプッシャーにより灰溶融炉
    に供給するバーナー式灰溶融設備において、 前記灰投入シュートを、灰ホッパーの上方でプッシャー
    の送り出し方向の左右両側壁に向って投入するように開
    口したことを特徴とするバーナー式灰溶融設備。
  6. 【請求項6】灰投入シュートから廃プラスチックが混合
    された灰を灰ホッパーに投入し、この灰ホッパーの底部
    開口から供給通路を出退するプッシャーにより灰溶融炉
    に供給するバーナー式灰溶融設備において、 灰を灰投入シュートに供給する灰供給ラインに、廃プラ
    スチックを混合する廃プラスチック供給ラインを接続
    し、 この廃プラスチック供給ラインに、廃プラスチックを粉
    砕する粉砕機と、粉砕された廃プラスチックを見かけ比
    重が0.35以上となるように加圧減容化する加圧減容
    機とを介在させ、 前記灰投入シュートを、灰ホッパーの上方でプッシャー
    の送り出し方向の左右両側壁に向って投入するように開
    口したことを特徴とするバーナー式灰溶融設備。
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JP2010236842A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp 焼却灰の溶融処理方法と溶融処理設備
CN109140472A (zh) * 2018-11-02 2019-01-04 江苏龙安电力设备有限公司 一种冷灰斗检修平台

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